JP2011238851A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CMP法による平坦化工程を行う際に、層間絶縁膜上に導電部材が残存することを抑制することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】終点検出材5を配置する工程では、終点検出材5として層間絶縁膜3より反射率が低いものを用い、導電部材6を配置する工程では、導電部材6として絶縁膜3より反射率が高いものを用い、平坦化する工程では、研磨面に光を照射すると共に研磨面からの反射光を検出しながら行い、検出した反射光の反射強度が減少して増加した後にCMP法を終了する。
【選択図】図2

Description

本発明は、化学機械研磨(以下、単にCMPという)法による平坦化工程を行う半導体装置の製造方法に関するものである。
従来より、基板上に下地配線が備えられると共に当該下地配線を覆う層間絶縁膜が備えられ、層間絶縁膜に下地配線を露出させるヴィアホールが形成されていると共に当該ヴィアホール内に下地配線と電気的に接続される導電部材が埋め込まれた半導体装置が知られている。
このような半導体装置は、例えば、次のように製造される(例えば、特許文献1参照)。すなわち、まず、基板上に下地配線を形成すると共に当該下地配線を覆う層間絶縁膜を配置する。続いて、層間絶縁膜にヴィアホールを形成した後、CVD(Chemical Vapor Deposition)法等によりヴィアホール内および層間絶縁膜上に導電部材を配置する。その後、CMP法により、層間絶縁膜上に堆積された導電部材を除去しつつ、層間絶縁膜を平坦化する。
なお、CMP法では、例えば、研磨面に光を照射すると共に研磨面からの反射光を検出し、検出した反射光の強度の経時変化に基づいて層間絶縁膜の平坦化工程を終了することが知られている。具体的には、導電部材と層間絶縁膜とは反射率が異なり、研磨面が導電部材から層間絶縁膜に変化すると反射強度が変化することになるため、反射強度が変化したときに平坦化工程を終了している。
特開平8−8218号公報
しかしながら、このような半導体装置の製造方法では、次のような問題がある。すなわち、平坦化工程が進むと、研磨面が導電部材、層間絶縁膜上に導電部材が部分的に残存している状態、層間絶縁膜と変化することになる。このとき、反射強度は、研磨面が層間絶縁膜上に導電部材が部分的に残存している状態から層間絶縁膜のみの状態に変化したときに明確に変化するわけではなく、序々に変化することになる。すなわち、このような半導体装置の製造方法では、平坦化工程の終点を明確に判断することが困難であり、研磨が不足している場合には層間絶縁膜上に導電部材が残存してしまうという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、CMP法による平坦化工程を行う際に、層間絶縁膜上に導電部材が残存することを抑制することができる半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、基板(1)上に下地段差(2a〜2f)を形成する工程と、基板(1)上に下地段差(2a〜2f)を覆う層間絶縁膜(3)を形成する工程と、層間絶縁膜(3)上に終点検出材(5)を配置する工程と、層間絶縁膜(3)に下地段差(2a〜2f)を露出させるヴィアホール(4)を形成する工程と、ヴィアホール(4)内および層間絶縁膜(3)上に導電部材(6)を配置する工程と、CMP法により、層間絶縁膜(3)上の導電部材(6)を除去しつつ、層間絶縁膜(3)を平坦化する工程と、を含み、終点検出材(5)を配置する工程では、終点検出材(5)として層間絶縁膜(3)より反射率が低いものを用い、導電部材(6)を配置する工程では、導電部材(6)として層間絶縁膜(3)より反射率が高いものを用い、平坦化する工程では、研磨面に光を照射すると共に研磨面からの反射光を検出しながら行い、検出した反射光の反射強度が減少して増加した後にCMP法を終了することを特徴としている。
このような半導体装置の製造方法では、基板(1)上に、層間絶縁膜(3)、終点検出材(5)、導電部材(6)を順に積層している。そして、終点検出材(5)として反射率が層間絶縁膜(3)より低いものを用いると共に、導電部材(6)として反射率が層間絶縁膜(3)より高いものを用いている。つまり、反射率が導電部材(6)、層間絶縁膜(3)、終点検出材(5)の順に低くなるようにしている。このため、平坦化工程が進むと、反射強度は減少した後増加することになる。すなわち、研磨面が終点検出材(5)であるときに反射強度が最も小さくなり、その後に、研磨面が層間絶縁膜(3)上に終点検出材(5)が部分的に残存している状態になったときに反射強度が増加することになる。したがって、反射強度が減少して増加した後に平坦化工程を終了することにより、層間絶縁膜(3)上に導電部材(6)が残存することを抑制することができる。
例えば、請求項2に記載の発明のように、終点検出材(5)として導電材料を用い、終点検出材(5)を配置する工程は、ヴィアホール(4)を形成する工程の後に行い、ヴィアホール(4)および層間絶縁膜(3)上に終点検出材(5)を配置することができる。
また、請求項3に記載の発明のように、終点検出材(5)として絶縁材料を用い、終点検出材(5)を配置する工程は、ヴィアホール(4)を形成する工程の前に行い、ヴィアホール(4)を形成する工程では、層間絶縁膜(3)および終点検出材(5)に下地段差(2a〜2f)を露出させるヴィアホール(4)を形成することができる。
そして、請求項4に記載の発明のように、層間絶縁膜(3)を形成する工程の後、層間絶縁膜(3)上に層間絶縁膜(3)より粘性の低い膜(7)を配置することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図である。 図1に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 平坦化工程の時間と反射強度との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図である。 図6に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。 本発明の他の実施形態における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態の半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図であり、この図に基づいて説明する。
図1に示されるように、本実施形態の半導体装置は、シリコン等の半導体基板1の一面上に本発明の下地段差に相当する下地配線2aが備えられていると共に当該下地配線2aを覆う層間絶縁膜3が備えられている。下地配線2aは、例えば、Al等を用いて構成され、層間絶縁膜3は、例えば、シリコン酸化膜、BPSG(Boron-doped Phosphorus-Silicate Glass)、PSG(Phosphorus-Silicate Glass)、BSG(Boron-doped Silicate Glass)等を用いて構成されている。
そして、層間絶縁膜3には、下地配線2aを露出させるヴィアホール4が形成されている。また、ヴィアホール4には、壁面に導電材料で構成された終点検出材5が備えられていると共に、下地配線2aと電気的に接続される導電部材6が埋め込まれている。すなわち、本実施形態では、導電部材6は、終点検出材5を介して下地配線2aと電気的に接続されている。
終点検出材5は、具体的には後述するが、平坦化工程の終点を検出するのに用いられるものであり、Ti、TiN、TaN等の層間絶縁膜3より反射率が低いものが用いられる。また、導電部材6は、タングステンや銅等の層間絶縁膜3より反射率が高いものが用いられる。
次に、このような半導体装置の製造方法について説明する。図2は本実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。
図2(a)に示されるように、まず、半導体基板1の一面上に下地配線2aを形成する。下地配線2aは、特に限定されるものではいが、例えば、CVD法やスパッタリング等により半導体基板1の一面上に導電膜を配置した後、フォトリソグラフィ等により導電膜をパターニングすることで形成される。その後、図2(b)に示されるように、半導体基板1の一面上に下地配線2aを覆う層間絶縁膜3をCVD(Chemical Vapor Deposition)法等により形成する。このとき、層間絶縁膜3の表面では、下地配線2a上に位置する部分と、下地配線2a上でない部分との間に段差が構成され、下地配線2a上に位置する部分が下地配線2a上でない部分に対して凸形状となる。続いて、図2(c)に示されるように、層間絶縁膜3に対してエッチング等を行い、下地配線2aを露出させるヴィアホール4を形成する。
次に、図2(d)に示されるように、CVD法やスパッタリング等によりヴィアホール4の壁面および層間絶縁膜3上に終点検出材5を配置する。続いて、図2(e)に示されるように、CVD法やスパッタリング等により、ヴィアホール4内および層間絶縁膜3上に導電部材6を配置する。
その後、図2(f)に示されるように、CMP法により、層間絶縁膜3上に堆積された終点検出材5および導電部材6を除去しつつ、層間絶縁膜3を平坦化する平坦化工程を行う。具体的には、平坦化工程は、研磨面に光を照射すると共に研磨面からの反射光を検出し、検出した反射光の反射強度が減少して増加した後まで行う。
図3は、平坦化工程の時間(研磨時間)と反射強度との関係を示す図である。図3に示されるように、平坦化工程が進むと、研磨面が導電部材6、終点検出材5上に導電部材6が部分的に残存している状態、終点検出材5、層間絶縁膜3上に終点検出材5が部分的に残存している状態、層間絶縁膜3の順に変化する。そして、反射強度が導電部材6、層間絶縁膜3、終点検出材5の順に低くなるため、平坦化工程が進むと、反射強度は減少した後増加することになる。すなわち、研磨面が終点検出材5であるときに反射強度が最も小さくなり、その後に、研磨面が層間絶縁膜3上に終点検出材5が部分的に残存している状態になったときに反射強度が増加することになる。つまり、反射強度が減少して増加した後に平坦化工程を終了することにより、層間絶縁膜3上に導電部材6が残存することを抑制することができる。
なお、より好ましくは、反射強度が減少して増加した後、ほぼ一定となった際に平坦化工程を終了するのがよい。これにより、終点検出材5も層間絶縁膜3上から除去された状態の半導体装置を製造することができ、図2(f)はこの状態のものを示している。
以上説明したように、本実施形態の半導体装置では、半導体基板1上に層間絶縁膜3、終点検出材5、導電部材6が順に積層されており、反射率が導電部材6、層間絶縁膜3、終点検出材5の順に低くなっている。そして、平坦化工程では、研磨面が導電部材6、終点検出材5上に導電部材6が部分的に残存している状態、終点検出材5、層間絶縁膜3上に終点検出材5が部分的に残存している状態、層間絶縁膜3の順に変化するため、研磨面からの反射光の反射強度が減少して増加することになる。このため、反射光の反射強度が減少して増加した後に平坦化工程を終了すれば、層間絶縁膜3上に導電部材6が残存することを抑制することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、第1実施形態に対して、終点検出材5として絶縁材料を用いたものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。図4は、本実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。
まず、本実施形態では、図4(a)および(b)に示されるように、上記図2(a)および(b)と同様の工程を行った後、図4(c)に示されるように、層間絶縁膜3上にSiN等の絶縁材料を終点検出材5として配置する。その後、図4(d)に示されるように、層間絶縁膜3および終点検出材5にヴィアホール4を形成する。
続いて、図4(e)および(f)に示されるように、上記図2(e)および(f)と同様の工程を行い、ヴィアホール4内および層間絶縁膜3上に導電部材6を配置し、CMP法により導電部材6を除去しつつ、層間絶縁膜3を平坦化する。このような半導体装置の製造方法としても、層間絶縁膜3上に終点検出材5が配置されているため、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、第2実施形態に対して、終点検出材5と層間絶縁膜3との間に層間絶縁膜3より粘性の低い膜を配置したものであり、その他に関しては第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。図5は、本実施形態における半導体装置の製造工程を示す断面図である。
まず、本実施形態では、図5(a)および(b)に示されるように、上記図4(a)および(b)と同様の工程を行った後、図5(c)に示されるように、層間絶縁膜3上に、層間絶縁膜3より粘性の低い膜としてSOG膜7を配置し、層間絶縁膜3の表面の段差を小さくする。具体的には、層間絶縁膜3上に、粘性の低いSOG膜7を配置することにより、SOG膜7を層間絶縁膜3の表面のうち下地配線2a上でない部分に流れ込ませ、層間絶縁膜3の表面の段差を小さくする。続いて、図5(d)に示されるように、SOG膜7上に再び層間絶縁膜3を配置すると共に、当該層間絶縁膜3上に終点検出材5を配置する。
その後、図5(e)〜(g)に示されるように、上記図4(d)〜(f)と同様の工程を行い、層間絶縁膜3および終点検出材5にヴィアホール4を形成し、ヴィアホール4内および層間絶縁膜3上に導電部材6を配置した後、CMP法により導電部材6を除去しつつ、層間絶縁膜3を平坦化する。このような半導体装置の製造方法としても、層間絶縁膜3上に終点検出材5が配置されているため、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態の半導体装置の製造方法は、第2実施形態に対して、下地段差を変更したものであり、その他に関しては第2実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。図6は、本実施形態における半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図である。
図6に示されるように、本実施形態では、半導体基板1の一面上に下地段差としての第1、第2電極2b、2cが備えられてキャパシタが構成されており、当該キャパシタが層間絶縁膜3にて覆われている。そして、第1、第2電極2b、2cはそれぞれ層間絶縁膜3に形成されたヴィアホール4内に配置された導電部材6と電気的に接続されている。
次に、このような半導体装置の製造方法について説明する。図7は、図6に示す半導体装置の製造工程を示す断面図である。まず、図7(a)に示されるように、半導体基板1の一面上にキャパシタの一方の電極を構成する第1電極2bを形成する。そして、図7(b)に示されるように、第1電極2bを覆う第1層間絶縁膜3aを形成し、図7(c)に示されるように、CMP法により第1層間絶縁膜3aの表面を平坦化する。
続いて、図7(d)に示されるように、平坦化した第1層間絶縁膜3a上に、キャパシタの他方の電極を構成する第2電極2cを形成する。その後、図7(e)に示されるように、第2電極2cを覆う第2層間絶縁膜3bを形成し、当該第2層間絶縁膜3b上に終点検出材5を配置する。そして、図7(f)に示されるように、第1、2層間絶縁膜3a、3bおよび終点検出材5に、第1、第2電極2b、2cをそれぞれ露出させるヴィアホール4を形成する。
次に、図7(g)および(h)に示されるように、上記図4(e)および(f)と同様の工程を行い、ヴィアホール4内および第2層間絶縁膜3b上に導電部材6を配置すると共に、CMP法により導電部材6を除去しつつ、第2層間絶縁膜3bを平坦化する。このような半導体装置の製造方法のように、下地段差を第1、第2電極2b、2cとしたような場合においても、平坦化工程にて、研磨面に光を照射すると共に研磨面からの反射光を検出し、反射光の反射強度が減少して増加した後に平坦化工程を終了することにより、上記第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(他の実施形態)
上記第1〜第3実施形態では、下地段差が下地配線2aであるものを例に挙げて説明し、上記第4実施形態では下地段差が第1、第2電極2b、2cであるものを例に挙げて説明したが、下地段差はこれに限定されるものではない。図8は、他の実施形態にかかる半導体装置の製造方法により製造された半導体装置の断面構成を示す図である。
図8(a)に示される半導体装置は、半導体基板1の一面上に下地配線2aが備えられていると共に当該下地配線2aを覆う第1層間絶縁膜3aが備えられている。そして、第1層間絶縁膜3a上に、下地段差としての第1、第2下地電極2d、2eおよび第1、第2下地電極2d、2eを電気的に接続する抵抗体2fが備えられていると共に、これら第1、第2下地電極2d、2eおよび抵抗体2fを覆う第2層間絶縁膜3bが備えられている。第1、第2層間絶縁膜3a、3bには下地配線2aを露出させるヴィアホール4が形成されており、第2層間絶縁膜3bには第1、第2下地電極2d、2eを露出させるヴィアホール4が形成されている。そして、これらヴィアホール4内には下地配線2aおよび第1、第2下地電極2d、2eと電気的に接続される導電部材6が配置されている。
また、図8(b)に示される半導体装置は、半導体基板1の一面上に下地配線2aが備えられていると共に下地配線2aを覆う第1層間絶縁膜3aが備えられている。そして、第1層間絶縁膜3a上に下地段差としての抵抗体2fが備えられていると共に抵抗体2fを覆う第2層間絶縁膜3bが備えられている。第1、第2層間絶縁膜3a、3bには、下地配線2aを露出させるヴィアホール4が形成されており、第2層間絶縁膜3bには、抵抗体2fを露出させるヴィアホール4が形成されている。そして、これらヴィアホール4内に下地配線2aおよび抵抗体2fと電気的に接続される導電部材6が配置されている。
これらの半導体装置のように、下地段差として第1、第2下地電極2d、2eや抵抗体2fを備えるような場合においても、本発明の製造方法を適用することができる。すなわち、これらのような半導体装置の製造方法も、上記各実施形態と同様に、第2層間絶縁膜3b上に導電部材6を配置した後に平坦化工程を行うことになる。このため、第2層間絶縁膜3b上に終点検出材5を配置した後に導電部材6を配置し、平坦化工程を反射強度が減少して増加した後に終了すすることにより、第2層間絶縁膜3b上に導電部材6が残存することが抑制される。なお、図8は、上記第2〜第4実施形態と同様に、終点検出材5として絶縁材料を用いたときの図であり、ヴィアホール4の壁面に終点検出材5が配置されていない構成となっている。
また、上記第3、第4実施形態では、終点検出材5として絶縁材料であるものを用いた例に挙げて説明したが、終点検出材5として導電材料であるものを用いることもできる。例えば、上記第3実施形態では、図5(d)の工程にて終点検出材5を配置せず、図5(e)の工程の後、ヴィアホール4の壁面および層間絶縁膜3上に終点検出材5を配置することができる。また、上記第4実施形態では、図7(e)の工程にて終点検出材5を配置せず、図7(f)の工程の後、ヴィアホール4の壁面および層間絶縁膜3上に終点検出材5を配置することができる。
1 半導体基板
2a 下地配線
3 層間絶縁膜
4 ヴィアホール
5 終点検出材
6 導電部材

Claims (4)

  1. 基板(1)上に下地段差(2a〜2f)を備えると共に当該下地段差(2a〜2f)を覆う層間絶縁膜(3)を備え、前記層間絶縁膜(3)に前記下地段差(2a〜2f)を露出させるヴィアホール(4)が形成されており、当該ヴィアホール(4)に前記下地段差(2a〜2f)と電気的に接続される導電部材(6)が埋め込まれた半導体装置の製造方法において、
    前記基板(1)上に前記下地段差(2a〜2f)を形成する工程と、
    前記基板(1)上に前記下地段差(2a〜2f)を覆う前記層間絶縁膜(3)を形成する工程と、
    前記層間絶縁膜(3)上に終点検出材(5)を配置する工程と、
    前記層間絶縁膜(3)に前記下地段差(2a〜2f)を露出させる前記ヴィアホール(4)を形成する工程と、
    前記ヴィアホール(4)内および前記層間絶縁膜(3)上に前記導電部材(6)を配置する工程と、
    化学機械研磨法により、前記層間絶縁膜(3)上の前記導電部材(6)を除去しつつ、前記層間絶縁膜(3)を平坦化する工程と、を含み、
    前記終点検出材(5)を配置する工程では、前記終点検出材(5)として前記層間絶縁膜(3)より反射率が低いものを用い、
    前記導電部材(6)を配置する工程では、前記導電部材(6)として前記層間絶縁膜(3)より反射率が高いものを用い、
    前記平坦化する工程では、研磨面に光を照射すると共に前記研磨面からの反射光を検出しながら行い、検出した反射光の反射強度が減少して増加した後に化学機械研磨法を終了することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記終点検出材(5)として導電材料を用い、
    前記終点検出材(5)を配置する工程は、前記ヴィアホール(4)を形成する工程の後に行い、前記ヴィアホール(4)および前記層間絶縁膜(3)上に前記終点検出材(5)を配置することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記終点検出材(5)として絶縁材料を用い、
    前記終点検出材(5)を配置する工程は、前記ヴィアホール(4)を形成する工程の前に行い、
    前記ヴィアホール(4)を形成する工程では、前記層間絶縁膜(3)および前記終点検出材(5)に前記下地段差(2a〜2f)を露出させる前記ヴィアホール(4)を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記層間絶縁膜(3)を形成する工程の後、前記層間絶縁膜(3)上に前記層間絶縁膜(3)より粘性の低い膜(7)を配置することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
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