JP2011237532A - 端末装置及び端末通信システム並びにプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザにあっては複数台の端末装置を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各端末装置を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各端末装置の配置状態を容易に特定できるようにする。
【解決手段】端末通信システムを構成するマスタ装置Mは、スレーブ装置Sが並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、自己及びスレーブ装置S側に設けられた撮像部により一斉に撮像された各画像を取得して各画像内に含まれている特徴点を検出すると共に、画像毎に検出した特徴点の比較結果に基づいて、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係を特定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各々に表示部を備えた端末装置及び複数台の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続された端末通信システム並びにプログラムに関する。
近年、携帯電話機などのように表示部を備えた端末装置にあっては、その高機能化に伴って画面サイズの拡大化が進み、筐体の表面略全域に相当する大きさの表示部を有している。ところで、このような端末装置を任意の状態で複数台を並列配置することにより、全体としてマルチ画面(大画面)化して使用する場合がある。例えば、2台の携帯電話機を横方向に並べて2つの表示部が左右に隣接する横並び状態とすることで、2ページ分のデータを左右に表示して見開き本のように使用する場合がある。
また、2台の携帯電話機を縦方向に並べて2つの表示部が上下に隣接する縦並び状態とすると共に、下側の表示部にソフトキーボード(タッチ式キーボード)を表示させて入力画面とし、上側の表示部にキーボードからの入力情報を表示するテキスト画面とすることで、ノートPCのように使用する場合がある。更に4台の携帯電話機を2行×2列に並べて4つの表示部が左右上下に隣接するマトリックス並びの状態として地図データを4分割表示させることで、折り畳んだ広域地図を展開させた展開地図のように使用する場合がある。このように複数台の端末装置を並列配置して使用する場合、従来では、複数台の端末装置を、それぞれ情報伝送媒体を介して互いに接続するようにした技術が開発されている(特許文献1参照)。
特開2009−109671号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、複数台の端末装置を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各端末装置を配置したり、それらの配置状態示す位置関係をユーザ操作により入力したりする必要がなくなるが、複数台の端末装置を、それぞれ情報伝送媒体を介して互いに接続する必要があった。
本発明の課題は、ユーザにあっては複数台の端末装置を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各端末装置を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各端末装置の配置状態を容易に特定できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
表示部を備えた端末装置であって、
前記表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された各画像をそれぞれ取得する画像取得手段と、
前記画像取得手段により該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した画像内に含まれている特徴点を該画像毎に検出する検出手段と、
前記検出手段により画像毎に検出された特徴点を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする。
上述した課題を解決するために請求項2記載の発明は、
表示部を備えた端末装置であって、
前記表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する検出手段と、
該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された各特徴点をそれぞれ取得する特徴点取得手段と、
前記特徴点取得手段により該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した各特徴点を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1あるいは請求項2に従属する発明として、
該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段の撮影タイミングと撮影条件をそれぞれ揃える撮影制御手段を更に備える、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項1あるいは請求項2に従属する発明として、
前記検出手段は、前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている複数の被写体位置に基づいて複数の特徴点を検出し、
前記比較手段は、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された複数の特徴点を比較してそれらの視差を算出し、
前記特定手段は、前記比較手段による比較結果である視差に基づいて該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1あるいは請求項2に従属する発明として、
前記検出手段により検出された特徴点に対応して特徴点までの距離を測定する測定手段を更に備え、
前記特定手段は、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された特徴点と、該特徴点毎に前記測定手段により測定された距離に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
上述した課題を解決するために請求項6記載の発明は、
各々に表示部を備えた複数台の端末装置を有し、該複数台の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続された端末通信システムであって、
前記複数台の端末装置の個々に対応して設けられていてその表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する検出手段と、
前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された特徴点を比較する比較手段と、
前記比較手段による比較結果に基づいて、前記複数台の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項6に従属する発明として、
前記複数台の端末装置の主従関係としてマスタ側の端末装置とスレーブ側の端末装置を特定する特定手段を更に備え、
前記特定手段により特定されたマスタ側の端末装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
前記検出手段は、該端末装置及び前記スレーブ側の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像をそれぞれ取得して各画像内に含まれている特徴点を画像毎に検出する、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記複数台の端末装置の主従関係としてマスタ側の端末装置とスレーブ側の端末装置を特定する特定手段を更に備え、
前記特定手段により特定されたマスタ側の端末装置は、前記比較手段、前記特定手段を有し、
前記比較手段は、該端末装置及び前記スレーブ側の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された特徴点をそれぞれ取得して各特徴点を比較する、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記複数台の端末装置に通信ネットワークを介して接続されていて各端末装置を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
前記検出手段は、前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により一斉に撮像された画像をそれぞれ取得して各画像内に含まれている特徴点を検出する、
ようにしたことを特徴とする、請求項9記載の発明であってもよい。
請求項6に従属する発明として、
前記複数台の端末装置に通信ネットワークを介して接続されていて各端末装置を制御する制御装置を有し、
前記制御装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
前記比較手段は、前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された特徴点をそれぞれ取得して各特徴点を比較する、
ようにしたことを特徴とする、請求項10記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項11記載の発明は、
コンピュータに対して、
表示部を備えた該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた撮像手段によりその表示部に対面する側が一斉に撮像された画像をそれぞれ取得する機能と、
該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した画像内に含まれている特徴点を該画像毎に検出する機能と、
前記画像毎に検出された特徴点を比較する機能と、
前記比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項12記載の発明は、
コンピュータに対して、
表示部に対面する側を撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する機能と、
前記表示部を備えた該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に対応して検出された各特徴点をそれぞれ取得する機能と、
該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した各特徴点を比較する機能と、
前記比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
また、上述した課題を解決するために請求項13記載の発明は、
コンピュータに対して、
各々に表示部を備えた複数台の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該複数台の端末装置の個々に設けられた撮像手段によりその表示部に対面する側が撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する機能と、
前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出された特徴点を比較する機能と、
前記比較結果に基づいて、前記複数台の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザにあっては複数台の端末装置を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各端末装置を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各端末装置の配置状態を容易に特定することができ、利便性に富んだものとなる。
端末装置として複数台の携帯電話機を並列配置して通信可能とした端末通信システムを例示した図。 携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 複数台の携帯電話機の表示部を並列配置したマルチ画面配置の状態において、複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を特定する処理を示しフローチャート。 通信ネゴシエーション処理(図3のステップA1、ステップB1)を詳述するためのフローチャート。 マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの間で近距離通信部10を介して実行されるカメラ撮影処理(図3のステップA2、ステップB2)を詳述するためのフローチャート。 マスタ装置M側におけるエリア毎の被写体距離検出処理(図5のステップA25)を詳述するためのフローチャート。 マスタ装置Mが実行する特徴点検出処理(図3のステップA4)を詳述するためのフローチャート。 マスタ装置M側の視差解析処理(図3のステップA5)を詳述するためのフローチャート。 (1)〜(3)は、画像内の特徴物やその特徴点を説明するための図。 第2実施形態において、複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を特定する処理を示しフローチャート。 第3実施形態における端末通信システムを示したブロック図。
(第1実施形態)
図1〜図9を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として複数台の携帯電話機を並列配置して通信可能とした端末通信システムを例示したもので、図1は、例えば、2台の携帯電話機を横方向に並べて2つの表示部が左右に隣接する横並び状態とすることで、2ページ分のデータを左右に表示して見開き本のように使用する場合を例示した図である。
携帯電話機は、例えば、一つの筐体から成るストレートタイプの携帯電話機で、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、カメラ機能、近距離通信機能、電子ブック閲覧機能などを備えている。近距離通信機能は、複数台の携帯電話機の表示部を並列配置した状態(マルチ画面配置の状態)において、他の携帯電話機との間で通信を行う機能である。電子ブック閲覧機能は、複数頁分のデータを表示部に頁順に割り当て表示させる機能である。
携帯電話機は、筐体の表面略全域を表示面DPとするもので、筐体の中央部分にはカメラ機能を構成する撮影レンズFRが取り付けられている。このカメラ機能は、カメラ切り替え操作により表示面DP側(ユーザ側)を撮像するインカメラとして使用したり、表示面DPの反対側を撮像するアウトカメラとして使用したりすることが可能なものである。なお、複数台の携帯電話機の表示部を並列配置したマルチ画面配置の状態として、図1に示すように2台の携帯電話機を横方向に並べた状態においては、専用ケース(図示省略)内に2台の携帯電話機を収容するようにしてもよい。なお、後述するが、2台の携帯電話機の主従関係として、図中、左側の携帯電話機は、マスタとして機能する携帯電話機(マスタ装置M)、右側の携帯電話機は、スレーブとして機能する携帯電話機(スレーブ装置S)を示している。
図2は、携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部1は、二次電池を備えた電源部2からの電力供給によって動作し、記憶部3内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御するもので、この制御部1には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部3は、ROM、RAMなどの内部メモリで、図示しないプログラム領域とデータ領域とを有し、この記憶部3内のプログラム領域には、後述する図3〜図8に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部3内のデータ領域には、各種のフラグ情報、携帯電話機の動作に必要な各種の情報が記憶されている。なお、記憶部3は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、あるいは図示しない所定の外部サーバ上に記憶部3を有する構成であってもよい。
表示部4は、上述した表示面DPを構成するもので、筐体の正面略全域に配置された液晶表示部や有機EL(エレクトロルミネッセンス)部などであり、表示部4の表面に対応する指の接触を検出する接触操作部(透明なタッチパネル)5を積層配設することによってタッチ画面TDを構成している。なお、接触操作部5は、静電容量方式でも抵抗膜方式でもよく、また、接触のほかに操作器具や指の押し込み(押圧)を検出可能する圧電方式であってもよい。表示部4(タッチ画面TD)は、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページ、電子ブックデータなどを表示する。
無線通信部6は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して制御部1に与え、制御部1は、電話部7を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部7から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から発信出力させる。
撮像部8は、カメラ機能を構成する構成要素で、撮像素子(例えば、CCDあるいはCMOS)を有し、静止画撮影のほかに動画撮影も可能となっている。そして、撮像部8は、上述の撮影レンズFRのほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路、圧縮伸張回路などを備え、光学ズームを調整制御したり、オートフォーカス時の駆動制御、シャッタ駆動制御、露出、ホワイトバランスなどを制御したりする。また、撮像部8は、被写体に応じて望遠/広角の切り替えができる2焦点式レンズやズームレンズを備え、焦点距離を可変する画角変更機構を作動させて望遠/広角やズーム撮影を行うようにしている。操作部9は、筐体の側面部に配設されたサイドキーなどの押しボタン式のキーを有し、制御部1は、この操作部9からの入力操作信号に応じた処理を実行する。
近距離通信部10は、上述した近距離通信機能を構成する構成要素で、複数台の携帯電話機の表示部を並列配置したマルチ画面配置の状態において、他の携帯電話機との間でアンテナAT2を介して非接触タイプのBluetooth(登録商標)による近距離通信を行うもので、その通信可能エリア内(例えば、半径5m以内)で交信が行われる。また、携帯電話機と他の携帯電話機との間での交信時には互いの装置識別情報を送受信することにより通信相手を連携対象として特定するようにしている。なお、近距離通信部10は、Bluetooth(登録商標)通信に限らず、例えば、赤外線通信などを行う構成であってもよい。ここで、複数台の携帯電話機との間で近距離通信を行うことによりそれらの主従関係として、図1に示したようにマスタ側の携帯電話機(マスタ装置M)とスレーブ側の携帯電話機(スレーブ装置S)を特定するようにしている。
マスタ装置Mは、複数台の携帯電話機の表示部を並列配置したマルチ画面配置の状態において、複数台の携帯電話機の個々に設けられた撮像部8によりその表示部4に対面する側が一斉に撮像された各画像を、近距離通信部10を介してそれぞれ受信取得して、各画像内に含まれている2以上の特徴点を検出すると共に、画像毎に検出された特徴点を比較した比較結果に基づいて、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係を特定するようにしている。
例えば、2台の携帯電話機を横方向に並べて2つの表示部が左右に隣接する横並び状態とすることで、2ページ分のデータを左右に表示して見開き本のように使用する場合には、上述のようにして特定した位置関係に基づいて左右2ページ分のデータを対応する左右の携帯電話機に割り当てるようにしている。この場合、マスタ装置Mの制御下でスレーブ装置S側にデータを割り当てるようにしてもよいが、マスタ装置M、スレーブ装置Sを問わず、各携帯電話機が外部供給のデータ群の中から自己に割り当てるデータを抽出して表示させるようにしてもよい。すなわち、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係が特定されていれば、どのようにしてデータを割り当てるかは任意である。なお、マスタ装置Mの制御下でスレーブ装置Sにデータを割り当てる場合には、マスタ装置M側で相対的な位置情報を記憶管理しておけば、スレーブ装置Sに相対的な位置情報を送信する必要もない。
次に、第1実施形態における携帯電話機の動作概念を図3〜図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
なお、図3は、携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、この図3のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。
図3は、複数台の携帯電話機の表示面DPを並列配置したマルチ画面配置の状態において、複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を特定する処理を示しフローチャートで、複数台の携帯電話機の表示面DPを並列配置する際に各携帯電話機側でマルチ画面配置を指示するキー操作が行われた際にそのキー操作に応じて実行開始される。そして、図3は、マスタ側の携帯電話機(マスタ装置M)とスレーブ側の携帯電話機(スレーブ装置S)の動作を示したもので、図中、左側のフローチャートは、マスタ装置M側の動作を示し、右側のフローチャートは、スレーブ装置S側の動作を示している。
いま、例えば、2台の携帯電話機を横方向に並べて2つの表示部が左右に隣接する横並び状態とすることで、2ページ分のデータを左右に表示して見開き本のように使用するために、携帯電話機が机面などの任意の場所に配置された後、マルチ画面配置を指示するキー操作が行われると、その制御部1は、既に配置されている他の携帯電話機との間で通信ネゴシエーション処理を行うことにより、マスタ側の携帯電話機(マスタ装置M)とスレーブ側の携帯電話機(スレーブ装置S)との主従関係を特定する(ステップA1、ステップB1)。
図4は、通信ネゴシエーション処理(図3のステップA1、ステップB1)を詳述するためのフローチャートである。なお、マスタ装置M側での通信ネゴシエーション処理とスレーブ装置S側での通信ネゴシエーション処理とは同一であるため、以下、マスタ装置M側での通信ネゴシエーション処理について説明する。
先ず、制御部1は、近距離通信部10による通信時に接続相手を特定するために他の端末(携帯電話機)の探索(発見)可能状態となる(ステップA11)。
ここで、他の端末の探索有無を調べ(ステップA12)、他の端末を探索することができなければ(ステップA12でNO)、最初にマルチ画面配置を指示するキー操作が行われた端末であると判断して、以降、自己の端末がマスタ装置Mとして動作すべきことを設定した後(ステップA13)、他の端末からのネゴシエーションをタイムアウトになるまで待ち(ステップA14)、タイムアウトになるとマスタ装置Mとしての動作を開始するために、図4のフローの終了となる。また、他の端末を探索することができたときには(ステップA12でYES)、以降、自己の端末がスレーブ装置Sとして動作すべきことを設定した後(ステップA15)、図4のフローの終了となる。
このような通信ネゴシエーション処理(図3のステップA1、ステップB1)の実行によりマスタ装置Mとスレーブ装置Sとの主従関係が特定されると、マスタ装置M及びスレーブ装置S側では、マスタ装置Mの主導の下、カメラ基本設定値、画角、露出、ホワイトバランス、フォーカス距離の各撮影条件を揃えると共に、この状態において一斉に撮影を開始させるためのカメラ撮影処理の実行に移る(ステップA2、ステップB2)。
図5は、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの間で近距離通信部10を介して実行されるカメラ撮影処理(図3のステップA2、ステップB2)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、マスタ装置Mは、スレーブ装置S側との間で各種の撮影条件を揃えるために、カメラ基本設定値(例えば、撮影モード、画像サイズなど)をスレーブ装置Sに送信すると(ステップA21)、スレーブ装置Sは、このカメラ基本設定値を受信して設定する(ステップB21)。次に、マスタ装置Mは、画角(ズーム値)をスレーブ装置Sに送信すると(ステップA22)、スレーブ装置Sは、この画角(ズーム値)を受信して設定する(ステップB22)。同様に、マスタ装置Mは、露出(AE値)をスレーブ装置Sに送信すると(ステップA23)、スレーブ装置Sは、この露出(AE値)を受信して設定する(ステップB23)。更に、マスタ装置Mは、WB(ホワイトバランス)をスレーブ装置Sに送信すると(ステップA24)、スレーブ装置Sは、このWB(ホワイトバランス)を受信して設定する(ステップB24)。
そして、マスタ装置Mは、後述するエリア毎の被写体距離検出処理(ステップA25)を実行することによって検出したフォーカス距離をスレーブ装置Sに送信すると、スレーブ装置Sは、このフォーカス距離を受信して設定する(ステップB25)。このようにしてマスタ装置Mとスレーブ装置Sとの間において各種の撮影条件を揃える処理を実行した後、マスタ装置Mは、撮像部8を駆動して撮影を開始すると共に、スレーブ装置Sに対して撮影開始を指示する撮影タイミングを送信する(ステップA26)。スレーブ装置Sは、マスタ装置Mから撮影タイミングを受信すると、撮像部8を駆動して撮影を開始する(ステップB26)。そして、マスタ装置M及びスレーブ装置Sは、自己の撮像部8により撮影した画像を適切なフォーマット(例えば、JPEG)に圧縮した画像ファイルとして記憶部3に格納する(ステップA27、ステップB27)。
図6は、マスタ装置M側におけるエリア毎の被写体距離検出処理(図5のステップA25)を詳述するためのフローチャートである。
この被写体距離検出処理は、コントラスト検出方式のオートフォカス(コントラストAF)と同様の原理で被写体距離を検出する処理であり、先ず、自己の撮像部8により撮像された画像(マスタ画像)をマトリック状に分割すると共に、レンズフォーカス距離を変えながら分割エリア(フォーカスエリア)毎のコントラスト変化(曲線)を取得する(ステップA251)。そして、このコントラスト曲線から分割エリア毎に被写体までの距離を取得して記憶部3内に一時記憶しておく(ステップA252)。その後、フォーカスを任意の距離に固定した後(ステップA253)、この固定したフォーカス距離をスレーブ装置Sに送信する(ステップA254)。なお、フォーカスを任意の距離に固定するのは、処理の迅速化を優先するためである。
マスタ装置M及びスレーブ装置Sにおいて、上述のようなカメラ撮影処理が終了すると(図3のステップA2、ステップB2)、マスタ装置Mは、スレーブ装置Sから画像が送信されるまで待ち状態となる(ステップA3)。スレーブ装置Sは、マスタ装置Mからの撮影タイミングに応じて撮像した画像データをマスタ装置M側に送信する(ステップB3)。マスタ装置Mは、スレーブ装置Sからの画像データを受信すると、特徴点検出処理に移る(ステップA4)。この特徴点検出処理は、自己の撮像部8により撮像した画像(マスタ画像)を解析することにより所定の被写体(特徴物)の所定位置を特徴点として検出するための処理である。なお、所定の被写体としては、その種別(例えば、人の顔、太陽、蛍光管などの高輝度物)、形、色、大きさなどから特徴的な被写体であると判断したもので、この特徴的な被写体(特徴物)内の所定の位置(例えば、人の顔であれば、その鼻先、太陽であれば、その中心部)を特徴点として検出する。
図7は、マスタ装置Mが実行する特徴点検出処理(図3のステップA4)を詳述するためのフローチャートである。
マスタ装置Mは、先ず、自己の撮像部8により撮像された画像(マスタ画像)を解析することにより2以上の所定の被写体を特徴物として検出する(ステップA41)。図9(1)は、所定の被写体として、人の顔を特徴物(1)、太陽を特徴物(2)として検出した場合である。そして、この所定の被写体(特徴物)毎にその所定の位置を特徴点として検出して記憶部3内に一時記憶しておく(ステップA42)。例えば、図9(2)に示すように、特徴物が“人の顔”の場合には鼻先を特徴点として、また、“太陽”の場合にはその中心部を特徴点として検出してその平面座標値(XY座標値)を一時記憶しておく。
なお、図9(2)の例では、人の顔の鼻先位置を特徴点(Xm1、Ym1)、太陽の中心位置を特徴点(Xm2、Ym2)として記憶した場合である。そして、上述のようにマスタ画像をマトリック状に分割した各分割エリア(フォーカスエリア)に対応して記憶されている被写体までの距離のうち、検出した特徴点毎にその特徴点を含むエリアを特定し、そのエリアに対応付けられている被写体までの距離を読み出して、該特徴点と共に記憶部3内に一時記憶しておく(ステップA43)。
このような特徴点検出処理が終了すると(図3のステップA4)、マスタ装置Mは、視差解析処理に移る(ステップA5)。
図8は、マスタ装置M側の視差解析処理(図3のステップA5)を詳述するためのフローチャートである。
先ず、マスタ装置Mは、マスタ画像を解析することにより検出した2以上の特徴物がスレーブ装置Sから受信した画像(スレーブ画像)内に含まれているか否かを、このスレーブ画像を解析することにより検出する(ステップA51)。この場合、スレーブ画像内に2以上の特徴物が含まれていなければ、図3のフローの終了(エラー終了)となるが、スレーブ画像内に2以上の特徴物が含まれていれば、スレーブ画像内の特徴物の所定位置を特徴点として検出して記憶部3内に一時記憶しておく(ステップA52)。
そして、マスタ画像及びスレーブ画像内に含まれている2以上の特徴点のうち、被写体への距離の差が所定値以上となる2つの特徴点を選択する(ステップA53)。そして、選択したマスタ画像内の2つの特徴点のうち、被写体への距離が近い方を特徴点(1)とし、被写体への距離が遠い方を特徴点(2)とすると共に、特徴点(1)の位置を(Xm1、Ym1)、特徴点(2)の位置を(Xm2、Ym2)とし、更に、選択したスレーブ画像内の2つの特徴点のうち、被写体への距離が近い方を特徴点(1)とし、被写体への距離が遠い方を特徴点(2)とすると共に、特徴点(1)の位置を(Xs1、Ys1)、特徴点(2)の位置を(Xs2、Ys2)とすると、両特徴点の視差から複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を判定する(ステップA54)。図9(3)の例では、人の顔の特徴点を(Xs1、Ys1)、太陽の特徴点を(Xs2、Ys2)とした場合である。
いま、両特徴点が(Xm2−Xm1)>(Xs2−Xs1)であれば、複数台の携帯電話機の相対的な位置関係として、マスタ装置Mが左側に位置し、スレーブ装置Sが右側に位置していると判定する。また、両特徴点が(Xm2−Xm1)<(Xs2−Xs1)であれば、マスタ装置Mが右側に位置し、スレーブ装置Sが左側に位置していると判定する。また、両特徴点が(Ym2−Ym1)>(Ys2−Ys1)であれば、マスタ装置Mが下側に位置し、スレーブ装置Sが上側に位置していると判定する。また、両特徴点が(Ym2−Ym1)<(Ys2−Ys1)であれば、マスタ装置Mが上側に位置し、スレーブ装置Sが下側に位置していると判定する。
このような視差解析処理(図3のステップA5)によりマスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係を判定すると、相対位置設定処理に移り、自己の相対位置を設定するほか、スレーブ装置Sに対してその相対位置を送信する(ステップA6)。ここで、スレーブ装置Sは、マスタ装置Mから送信された自己の相対位置を受信して設定する(ステップB4)。
以上のように、第1実施形態における端末通信システムを構成するマスタ装置Mは、スレーブ装置Sが並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、自己及びスレーブ装置S側に設けられた撮像部8により一斉に撮像された各画像を取得して各画像内に含まれている特徴点を検出すると共に、画像毎に検出した特徴点の比較結果に基づいて、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係を特定するようにしたので、ユーザにあっては複数台の携帯電話機を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各携帯電話機を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各携帯電話機の配置状態を容易に特定することができ、利便性に富んだものとなる。
マスタ装置Mは、自己及びスレーブ装置Sの個々に設けられた撮像部8に対してその撮影タイミングと撮影条件をそれぞれ揃えるようにしたので、各画像の比較(特徴点の比較)をより正確かつ容易に行うことができる。
マスタ装置Mは、画像内に含まれている複数の被写体位置に基づいて複数の特徴点を検出し、画像毎に検出された複数の特徴点を比較してそれらの視差を算出し、この視差に基づいて携帯電話機の相対的な位置関係を特定するようにしたので、複数台の携帯電話機が接近している状態であっても、携帯電話機の相対的な位置関係を的確に特定することができる。
マスタ装置Mは、複数の特徴点に対応して特徴点までの距離を測定すると共に、画像毎に検出した特徴点と、その特徴点毎に測定した距離に基づいて、携帯電話機の相対的な位置関係を特定するようにしたので、複数の特徴点の遠近により、携帯電話機の相対的な位置関係を的確に特定することができる。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図10を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態のマスタ装置Mは、スレーブ装置S側で撮影されたスレーブ画像を受信取得することによりスレーブ画像内に含まれている特徴点を検出するようにしたが、この第2実施形態のマスタ装置Mは、スレーブ画像内からその特徴点を検出する処理をスレーブ装置S側で行わせるようにすると共にスレーブ装置S側からその特徴点を受信取得するようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図10は、第2実施形態において、複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を特定する処理を示しフローチャートで、図3と同様に、各携帯電話機側でマルチ画面配置を指示するキー操作が行われた際にそのキー操作に応じて実行開始される。
先ず、第1実施形態と同様に、携帯電話機が机面などの任意の場所に配置されると、その制御部1は、既に配置されている他の携帯電話機との間で通信ネゴシエーション処理を行うことによりマスタ装置Mとスレーブ装置Sとの主従関係を特定する(ステップA100、ステップB100)。そして、マスタ装置M及びスレーブ装置S側では、マスタ装置Mの主導の下、カメラ基本設定値、画角、露出、ホワイトバランス、フォーカス距離の各種撮影条件を揃えると共に一斉に撮影を開始させるためのカメラ撮影処理に移る(ステップA101、ステップB101)。
そして、マスタ装置Mは、第1実施形態と同様に、自己の撮像部8により撮像した画像(マスタ画像)を解析することにより所定の被写体(特徴物)の所定位置を特徴点として検出する特徴点検出処理を実行して、各特徴物(例えば、人の顔、太陽)を示す画像データをスレーブ装置Sに対して送信する(ステップA102)。スレーブ装置Sは、マスタ装置Mから各特徴物の画像データを受信すると、自己の撮像部8により撮像した画像(スレーブ画像)を解析することにより同一の特徴物を検出すると共に、その特徴物内の所定位置を特徴点として検出する特徴点検出処理を実行した後(ステップB102)、検出した各特徴点データ(座標値)をマスタ装置Mに対して送信する(ステップB103)。
マスタ装置Mは、スレーブ装置Sから各特徴点データを受信すると(ステップA103)、上述した第1実施形態と基本的に同様の視差解析処理を実行する(ステップA104)。この場合、マスタ画像及びスレーブ画像内に含まれている2つの特徴点の視差から複数台の携帯電話機の相対的な位置関係を判定する。すなわち、マスタ装置Mが右側に位置し、スレーブ装置Sが左側に位置しているか、マスタ装置Mが左側に位置し、スレーブ装置Sが右側に位置しているか、マスタ装置Mが下側に位置し、スレーブ装置Sが上側に位置しているか、マスタ装置Mが上側に位置し、スレーブ装置Sが下側に位置しているかの判定を行う。そして、マスタ装置Mは、自己の相対位置を設定するほか、スレーブ装置Sの相対位置を送信する(ステップA105)。ここで、スレーブ装置Sは、マスタ装置Mからの相対位置を受信して設定する(ステップB104)。
以上のように、第2実施形態における端末通信システムを構成するマスタ装置Mは、スレーブ装置Sが並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、自己及びスレーブ装置S側に対応して検出された各特徴点をそれぞれ取得すると共に、自己及びスレーブ装置Sに対応して検出した特徴点を比較し、その比較結果に基づいて、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの相対的な位置関係を特定するようにしたので、ユーザにあっては複数台の携帯電話機を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各携帯電話機を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各携帯電話機の配置状態を容易に特定することができ、利便性に富んだものとなるほか、スレーブ装置Sにあっては画像の送信に代わって特徴点を送信するだけで足り、送信データ量の削減が可能となる。
その他、マスタ装置Mは、撮影タイミングと撮影条件をそれぞれ揃えるようにしたので、各画像の比較(特徴点の比較)をより正確かつ容易に行うことができ、また、複数の特徴点を比較してそれらの視差を算出し、この視差に基づいて携帯電話機の相対的な位置関係を特定するようにしたので、複数台の携帯電話機が接近している状態であっても、携帯電話機の相対的な位置関係を的確に特定することができるなど、第2実施形態においても上述した第1実施形態と同様の効果を有する。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、カメラ撮影処理でエリア毎の被写体距離検出を行った後、特徴点検出処理を行うようにしたが、特徴点検出処理を行ってから被写体までの距離を検出するようにしてもよい。すなわち、マスタ装置Mは、撮像部8から撮り込んで表示部4に表示されるライブビュー画像を解析して所定の被写体を特徴物として検出すると共に、その特徴物の所定の位置を特徴点として検出する処理を行い、これによって2以上の特徴点を検出することができた場合には、スレーブ装置Sに対して撮影タイミングを送信する。
そして、マスタ装置Mは、検出した特徴点までの距離を検出して一時記憶すると共に、検出した特徴物をスレーブ装置Sに対して送信した後、スレーブ装置S側で検出された特徴点が送信されるまで待機状態となる。スレーブ装置Sは、ライブビュー画像を表示中にマスタ装置Mからの撮影タイミングを受信すると、そのタイミングで撮像した画像を解析し、マスタ装置M側で検出された同一の特徴物が含まれているかを検出する処理を行い、同一の特徴物が含まれている場合には、その特徴物の所定の位置を特徴点として検出してマスタ装置Mに対して送信する。マスタ装置Mは、自己が検出した特徴点とスレーブ装置S側で検出された特徴点に基づいて上述と同様の視差解析処理を実行した後、上述と同様の相対位置設定処理を実行するようにすればよい。このように特徴点検出処理を行ってから被写体までの距離を検出するようにすれば、マスタ画像をマトリック状に分割すると共に、分割エリア(フォーカスエリア)毎に被写体までの距離を測定する動作を不要とすることができ、処理の簡素化及び迅速化が可能となる。
また、上述した第1及び第2実施形態においては、特徴点までの距離を検出するようにしたが、例えば、特徴物が人の顔で、かつ画像内での顔のサイズが所定値以上であれば、ユーザ自身の顔である可能性が高いので、最も近距離の特徴物とみなすことができ、その特徴物(ユーザ自身の顔)までの距離の測定を省略するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態においては、2台の携帯電話機を横方向に並べて2つの表示部が左右に隣接する横並び状態とすることで左右に2ページ分のデータを表示する見開き本のように使用する場合を例示したが、これに限らず、2台の携帯電話機を縦方向に並べて2つの表示部4が上下に隣接する縦並び状態とすることで下側の表示部4にソフトキーボード(タッチ式キーボード)を表示させて入力画面とし、上側の表示部4にキーボードからの入力情報を表示するテキスト画面とするノートPCのように使用してもよい。また、4台の携帯電話機を2行×2列に並べて4つの表示部4が左右上下に隣接するマトリックス並びの状態として地図データを4分割表示することで、折り畳んだ広域地図を展開させた展開地図のように使用するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2実施形態においては、携帯電話機が机面などの任意の場所に配置された後、マルチ画面配置を指示するキー操作が行われると、既に配置されている他の携帯電話機との間で通信ネゴシエーション処理を行うことにより、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの主従関係を特定するようにしたが、各携帯電話機の電池残量を比較することによりマスタ装置Mとスレーブ装置Sとの主従関係を特定するようにしてもよい。また、複数台の携帯電話機のうち予めユーザ操作により任意の携帯電話機をマスタ装置Mとして固定的に指定しておくようにしてもよい。
(第3実施形態)
以下、この発明の第3実施形態について図11を参照して説明する。
なお、上述した第1及び第2実施形態においては、複数台の携帯電話機を並列配置して通信可能とした端末通信システムとして、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの主従関係を特定してマスタ装置Mの主導の下、マスタ装置Mとスレーブ装置Sとの間で近距離通信を行う場合を例示したが、この第3実施形態においては、並列配置されている複数台の携帯電話機が広域通信網又は構内通信網を介してサーバ装置(制御装置)に接続されて成る端末通信システムに適用した場合をしたものである。ここで、第1及び第3実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第3実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図11は、第3実施形態における端末通信システムを示したブロック図である。
複数台の携帯電話機11は、例えば、図示のように、2×2のマトリックス状に並列配置されており、上述した第1実施形態と同様に、制御部1、電源部2、記憶部3、表示部4(タッチ画面TD)、無線通信部6、撮像部8などを有する構成となっている。そして、複数台の携帯電話機11は、通信ネットワーク(広域通信網又は構内通信網)12を介してサーバ装置(制御装置)13に接続されている。サーバ装置(制御装置)13は、複数台の携帯電話機11に対して撮影条件及び撮影タイミングを送信することにより各携帯電話機11側で一斉に撮像させた画像を、通信ネットワーク12を介して受信取得するようにしている。
そして、サーバ装置13は、複数台の携帯電話機11から取得した画像内に含まれている特徴点を画像毎に検出する処理を行うようにしている。なお、この検出処理は、第1及び第2実施形態で示した特徴点検出処理と基本的には同様である。これによって検出した特徴点に基づいて視差解析処理を行うが、この視差解析処理も、第1及び第2実施形態で示した視差解析処理と基本的には同様である。このようにしてサーバ装置13は、携帯電話機11毎にそれらの相対的な位置関係を判定すると、相対位置設定処理に移り、各携帯電話機11に対してその相対位置を送信するようにしている。各携帯電話機11側では、サーバ装置13側から相対位置情報を受信して設定する。
以上のように、第3実施形態における端末通信システムを構成するサーバ装置(制御装置)13においては、複数台の携帯電話機11で撮像された画像を受信取得してその画像内に含まれている特徴点を検出すると共に、検出した特徴点に基づいて視差解析処理を行って携帯電話機11毎にその相対的な位置関係を判定するようにしたので、ユーザにあっては複数台の携帯電話機を並列配置する際に、予め決められた位置関係となるように各携帯電話機を配置したり、それらの位置関係をユーザ操作により入力したりすることなく、また、特別な接続手段を設けたりせずに、各携帯電話機の配置状態を容易に特定することができ、利便性に富んだものとなる。
なお、上述した第3実施形態においてサーバ装置13は、複数台の携帯電話機11で撮像された画像を受信取得してその画像内に含まれている特徴点を検出するようにしたが、この特徴点の検出を携帯電話機11側で行うようにしてもよい。この場合、携帯電話機11は、撮像した画像を解析して特徴点を検出する。サーバ装置13は、携帯電話機11側で検出された特徴点を帯電話機11毎に受信取得して視差解析処理を行い、携帯電話機11毎にその相対的な位置関係を判定して送信するようにすればよい。
このようにサーバ装置13は、携帯電話機11側で検出された特徴点を帯電話機11毎に受信取得して複数台の携帯電話機11の相対的な位置関係を特定するようにしても、第3実施形態と同様の効果を有し、各携帯電話機の配置状態を容易に特定することができ、利便性に富んだものとなる。
なお、上述した各実施形態においては、携帯電話機毎に撮像された画像内から検出した特徴点を比較してそれらの視差に基づいて各携帯電話機の相対的な位置関係を特定するようにしたが、視差から相対的な位置関係を特定する場合に限らず、例えば、ズーム機能により拡大した拡大画像内から特徴点を検出して、この特徴点の位置関係から各携帯電話機の相対的な位置関係を特定するようにしてもよい。
また、上述した各実施形態においては、ストレートタイプの携帯電話機に適用した場合を示したが、2軸ヒンジタイプ、折り畳みタイプ、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよく、その他、携帯電話機に限らず、カメラ機能付きパーソナルコンピュータ・PDA・デジタルカメラ・音楽プレイヤーなどであってもよく、勿論、デジタルカメラ自体であってもよい。
また、上述した各実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1 制御部
3 記憶部
4 表示部(タッチ画面)
6 無線通信部
8 撮像部
9 操作部
10 近距離通信部
11 携帯電話機
12 通信ネットワーク
13 サーバ装置
M マスタ装置
S スレーブ装置

Claims (13)

  1. 表示部を備えた端末装置であって、
    前記表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
    該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された各画像をそれぞれ取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段により該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した画像内に含まれている特徴点を該画像毎に検出する検出手段と、
    前記検出手段により画像毎に検出された特徴点を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 表示部を備えた端末装置であって、
    前記表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する検出手段と、
    該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された各特徴点をそれぞれ取得する特徴点取得手段と、
    前記特徴点取得手段により該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した各特徴点を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  3. 該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段の撮影タイミングと撮影条件をそれぞれ揃える撮影制御手段を更に備える、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の端末装置。
  4. 前記検出手段は、前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている複数の被写体位置に基づいて複数の特徴点を検出し、
    前記比較手段は、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された複数の特徴点を比較してそれらの視差を算出し、
    前記特定手段は、前記比較手段による比較結果である視差に基づいて該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の端末装置。
  5. 前記検出手段により検出された特徴点に対応して特徴点までの距離を測定する測定手段を更に備え、
    前記特定手段は、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された特徴点と、該特徴点毎に前記測定手段により測定された距離に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1あるいは請求項2記載の端末装置。
  6. 各々に表示部を備えた複数台の端末装置を有し、該複数台の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続された端末通信システムであって、
    前記複数台の端末装置の個々に対応して設けられていてその表示部に対面する側を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する検出手段と、
    前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出手段により検出された特徴点を比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に基づいて、前記複数台の端末装置の相対的な位置関係を特定する特定手段と、
    を備えることを特徴とする端末通信システム。
  7. 前記複数台の端末装置の主従関係としてマスタ側の端末装置とスレーブ側の端末装置を特定する特定手段を更に備え、
    前記特定手段により特定されたマスタ側の端末装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
    前記検出手段は、該端末装置及び前記スレーブ側の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像をそれぞれ取得して各画像内に含まれている特徴点を画像毎に検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の端末通信システム。
  8. 前記複数台の端末装置の主従関係としてマスタ側の端末装置とスレーブ側の端末装置を特定する特定手段を更に備え、
    前記特定手段により特定されたマスタ側の端末装置は、前記比較手段、前記特定手段を有し、
    前記比較手段は、該端末装置及び前記スレーブ側の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された特徴点をそれぞれ取得して各特徴点を比較する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の端末通信システム。
  9. 前記複数台の端末装置に通信ネットワークを介して接続されていて各端末装置を制御する制御装置を有し、
    前記制御装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
    前記検出手段は、前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により一斉に撮像された画像をそれぞれ取得して各画像内に含まれている特徴点を検出する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の端末通信システム。
  10. 前記複数台の端末装置に通信ネットワークを介して接続されていて各端末装置を制御する制御装置を有し、
    前記制御装置は、前記検出手段、前記比較手段、前記特定手段を有し、
    前記比較手段は、前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記検出手段により検出された特徴点をそれぞれ取得して各特徴点を比較する、
    ようにしたことを特徴とする請求項6記載の端末通信システム。
  11. コンピュータに対して、
    表示部を備えた該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に設けられた撮像手段によりその表示部に対面する側が一斉に撮像された画像をそれぞれ取得する機能と、
    該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した画像内に含まれている特徴点を該画像毎に検出する機能と、
    前記画像毎に検出された特徴点を比較する機能と、
    前記比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  12. コンピュータに対して、
    表示部に対面する側を撮像手段により撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する機能と、
    前記表示部を備えた該端末装置と表示部を備えた他の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該端末装置及び前記他の端末装置の個々に対応して検出された各特徴点をそれぞれ取得する機能と、
    該端末装置及び前記他の端末装置に対応して取得した各特徴点を比較する機能と、
    前記比較結果に基づいて、該端末装置及び前記他の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  13. コンピュータに対して、
    各々に表示部を備えた複数台の端末装置が並列配置されていると共に通信可能に接続されている状態において、該複数台の端末装置の個々に設けられた撮像手段によりその表示部に対面する側が撮像された画像を解析することによりその画像内に含まれている所定の被写体位置を特徴点として検出する機能と、
    前記複数台の端末装置の個々に設けられた前記撮像手段により撮像された画像毎に前記検出された特徴点を比較する機能と、
    前記比較結果に基づいて、前記複数台の端末装置の相対的な位置関係を特定する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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