JP2015079291A - 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理システム及びプログラム Download PDF

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勝 木島
宏 有澤
Hiroshi Arisawa
宏 有澤
和廣 林
Kazuhiro Hayashi
和廣 林
小関 忍
Shinobu Koseki
忍 小関
彰 立石
Akira Tateishi
彰 立石
元樹 谷口
Motoki Taniguchi
元樹 谷口
茂之 榊
Shigeyuki Sakaki
茂之 榊
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Abstract

【課題】複数の情報処理装置の表示部に跨って表示対象が表示される場合に、複数の表示部に跨る位置の指示がなされたときであっても操作内容を特定することができる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置4は、表示部10と、表示部10と他の情報処理装置4に設けられた表示部10とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御部52と、表示に対する指示位置を検出する指示位置検出部54と、他の情報処理装置4から、他の情報処理装置4に設けられた表示部10の表示に対する指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信部56と、複数の表示部10に跨る位置の指示について、指示位置検出部54による検出結果又は指示位置情報受信部56が受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定部60とを有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
特許文献1は、文字情報、図形情報、画像情報のうち少なくとも1つからなる情報ファイルを表示する手段、または前記情報ファイルを入力および編集する手段のうち少なくとも1つを有する情報端末装置において、該情報ファイルおよび制御情報を送受信する通信手段と、この通信端末を用いて他の情報端末装置との間で互いに連携するための手段とを具備し、少なくとも1つの前記情報ファイルを、連携した他の情報端末装置との間で分割して表示することを特徴とする情報端末装置について開示している。
特開平9−081475号公報
本発明の目的は、複数の情報処理装置の表示部に跨って表示対象が表示される場合に、複数の表示部に跨る位置の指示がなされたときであっても操作内容を特定することができる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することである。
請求項1に係る本発明は、表示部と、前記表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出手段と、前記他の情報処理装置から、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信手段と、複数の表示部に跨る位置の指示について、前記指示位置検出手段による検出結果又は前記指示位置情報受信手段が受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定手段とを有する情報処理装置である。
請求項2に係る本発明は、前記指示位置検出手段は、前記表示部に対する接触により指示された位置を検出し、前記指示位置情報受信手段は、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部に対する接触により指示された位置についての情報を受信する請求項1記載の情報処理装置である。
請求項3に係る本発明は、前記操作内容特定手段は、複数の表示部に跨って複数の位置の指示がなされている状態について、表示対象に対する操作内容を特定する請求項1又は2記載の情報処理装置である。
請求項4に係る本発明は、前記操作内容特定手段は、指示された位置が接触したまま複数の表示部に跨って引きずられる一連の位置の指示について、表示対象に対する操作内容を特定する請求項1又は2記載の情報処理装置である。
請求項5に係る本発明は、前記操作内容特定手段により特定された操作内容についての履歴情報を生成する履歴情報生成手段をさらに有する請求項1乃至4いずれか記載の情報処理装置である。
請求項6に係る本発明は、前記履歴情報生成手段により生成された履歴情報と、前記他の情報処理装置の履歴情報とを合わせて予め定められた送信先へ送信する送信手段
をさらに有する請求項5記載の情報処理装置である。
請求項7に係る本発明は、表示部と、前記表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出手段とを有する複数の情報処理装置から構成され、前記複数の情報処理装置のうち主装置を決定する主装置決定手段と、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置から、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置に対して、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置で検出された表示部の表示に対する指示位置についての情報を送信する指示位置情報送信手段とを有し、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置は、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置から指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信手段と、複数の表示部に跨る位置の指示について、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置の前記指示位置検出手段による検出結果又は前記指示位置情報送信手段により送信された情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定手段とを有する情報処理システムである。
請求項8に係る本発明は、前記主装置決定手段は、前記複数の情報処理装置の性能又は状態を相互に比較して、前記複数の情報処理装置のうち主装置を決定する請求項7記載の情報処理システムである。
請求項9に係る本発明は、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置は、前記操作内容特定手段により特定された操作内容についての履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、前記履歴情報生成手段により生成された履歴情報を、予め定められた送信先へ送信する送信手段とをさらに有する請求項7又は8記載の情報処理システムである。
請求項10に係る本発明は、前記履歴情報生成手段は、履歴情報の生成に関して許可する指示があった場合に、履歴情報を生成する請求項9記載の情報処理システムである。
請求項11に係る本発明は、前記情報処理装置の移動を検知する移動検知手段と、前記移動検知手段により移動が検知された場合に、前記履歴情報生成手段による履歴情報の生成を中止する中止手段とをさらに有する請求項9又は10記載の情報処理システムである。
請求項12に係る本発明は、履歴情報の生成についての中止指示があった場合に、前記履歴情報生成手段による履歴情報の生成を中止する副中止手段をさらに有する請求項9乃至11いずれか記載の情報処理システムである。
請求項13に係る本発明は、前記表示制御手段は、さらに、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置の表示部に主装置である旨を示す表示を行うよう制御する請求項7乃至12いずれか記載の情報処理システムである。
請求項14に係る本発明は、情報処理装置のコンピュータに、自装置に設けられた表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御ステップと、自装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出ステップと、前記他の情報処理装置から、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信ステップと、複数の表示部に跨る位置の指示について、前記指示位置検出ステップでの検出結果又は前記指示位置情報受信ステップで受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定ステップとを実行させるプログラムである。
請求項1に係る本発明によれば、複数の情報処理装置の表示部に跨って表示対象が表示される場合に、複数の表示部に跨る位置の指示がなされたときであっても操作内容を特定することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加え、表示部への接触により位置が指示される場合であっても操作内容を特定することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、複数の位置を指示する操作が複数の表示部に跨って行なわれる場合であっても操作内容を特定することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、一連の引きずる操作が複数の表示部に跨って行なわれる場合であっても操作内容を特定することができる情報処理装置を提供することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1乃至4いずれかに係る本発明の効果に加え、複数の表示部に跨る位置の指示がなされた場合の操作内容の履歴情報をとることができる情報処理装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項5に係る本発明の効果に加え、各情報処理装置がそれぞれ履歴情報を送信する場合に比べて効率的に履歴情報の送信を行うことができる情報処理装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、複数の情報処理装置の表示部に跨って表示対象が表示される場合に、複数の表示部に跨る位置の指示がなされたときであっても操作内容を特定することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項7に係る本発明の効果に加え、本構成を有しない場合に比較して適切な情報処理装置を主装置として処理することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項9に係る本発明によれば、請求項7又は8に係る本発明の効果に加え、各情報処理装置がそれぞれログを送信する場合に比べて効率的に操作内容のログの送信を行うことができる情報処理システムを提供することができる。
請求項10に係る本発明によれば、請求項9に係る本発明の効果に加え、操作内容のログの生成の有無についてユーザの意思を反映することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項11に係る本発明によれば、請求項9又は10に係る本発明の効果に加え、いずれかの情報処理装置が移動された場合に複数の表示部に跨る位置の指示に基づく操作内容のログが生成されるのを防止することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項12に係る本発明によれば、請求項9乃至11いずれかに係る本発明の効果に加え、操作内容のログの生成の継続についてユーザの意思を反映することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項13に係る本発明によれば、請求項7乃至12いずれかに係る本発明の効果に加え、いずれの情報処理装置が主装置として機能しているかを把握することができる情報処理システムを提供することができる。
請求項14に係る本発明によれば、複数の情報処理装置の表示部に跨って表示対象が表示される場合に、複数の表示部に跨る位置の指示がなされたときであっても操作内容を特定することができるプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る情報処理システム2を示す模式図である。 情報処理装置4による表示対象の表示の一例を示す模式図であり、(a)は、単一の情報処理装置4による表示を示し、(b)は4台の情報処理装置4による表示を示している。 情報処理装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。 複数の情報処理装置4においてマスターとスレーブを決定する際の情報処理装置4の機能構成を示すブロック図である。 情報処理システム2において情報処理装置4のマスター及びスレーブが決定後の情報処理装置4の機能構成を示すブロック図である。 履歴情報をサーバ装置6へ送信する様子の模式図である。 情報処理装置4が、呼びかけ側装置又は応答側装置として機能する際の流れの一例を示すフローチャートである。 呼びかけ側装置としての情報処理装置4及び応答側装置としての情報処理装置4の動作の一例をそれぞれ示したフローチャートである。 マスターである情報処理装置4及びスレーブである情報処理装置4についての動作の一例を示すフローチャートである。 マスターである情報処理装置4についての動作の一例を示すフローチャートである。 図9Bに示したステップ420の動作の一例を示すフローチャートである。 複数画面表示モードにおいて、2点の位置の指示が行われた場合の様子の一例を示す模式図である。 図9Bに示したステップ424の動作の一例を示すフローチャートである。 複数画面表示モードを構成する情報処理装置4のいずれかが移動された様子を示す模式図である。 情報処理装置4がマスターである旨を表示する一例を示す模式図である。
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理システム2を示す模式図である。図1に示すように、情報処理システム2は、n台の情報処理装置4−1〜4−n(ただし、nは、2以上の整数である。)と、サーバ装置6とを備えており、それぞれLAN、WAN、インターネットなどのネットワーク8に接続されている。なお、図1に示した例では、4台の情報処理装置4−1〜4−4から構成される例を示している。以下の説明では、情報処理装置4−1〜4−nのうちいずれかを特定せずに示す場合には、単に「情報処理装置4」のように略記する。
なお、本実施形態では、情報処理装置4−1〜4−nは、無線通信によりネットワーク8に接続する構成を例に説明するが、有線により接続してもよい。また、サーバ装置6が無線によりネットワーク8に接続してもよいし、ネットワーク8を介さず、情報処理装置4−1〜4−nとサーバ装置6とが直接通信してもよい。
サーバ装置6は、情報処理装置4から送信される履歴情報であるログデータを取得するサーバである。サーバ装置6は、取得したログを解析する処理を行ってもよし、解析結果に基づいて新たな情報を生成する処理を行ってもよい。なお、本実施形態では、情報処理システム2にサーバ装置6を含む構成について説明するが、情報処理システム2がサーバ装置6を含まなくてもよい。
情報処理装置4は、ディスプレイなどの表示部10を備えた端末装置であり、例えば、タブレットPC(personal computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、携帯電話、ノート型PC、電子ペーパーなどとして構成されている。なお、情報処理装置4は、ユーザが携帯可能な端末装置に限定されない。情報処理システム2において、情報処理装置4は、複数あり、これら複数の情報処理装置4は、相互に画面表示についての制御情報を通信し、マルチディスプレイを実現するよう構成されている。ここで、複数の情報処理装置4間の通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。複数の情報処理装置4の表示部10によるマルチディスプレイでの表示により、例えば、単一の情報処理装置4の表示部10による表示に比べて、大画面の表示となり、表示対象は拡大した表示がなされることとなる。
図2は、情報処理装置4による表示対象の表示の一例を示す模式図であり、図2(a)は、単一の情報処理装置4による表示を示し、図2(b)は4台の情報処理装置4による表示を示している。なお、以下の説明において、単一の情報処理装置4による表示を「単一画面表示モード」と呼び、複数の情報処理装置4による表示を「複数画面表示モード」と呼ぶことがある。
図3は、情報処理装置4のハードウェア構成の一例を示す図である。
情報処理装置4、図3に示されるように、CPU12、メモリ14、ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶部16、他の情報処理装置4との間、又はネットワーク8を介してサーバ装置6等との間でデータの送信及び受信を無線又は有線で行う通信インタフェース(IF)18、操作者によってなされる入力を受付ける入力受付部20、表示対象の情報を表示する表示部10を有し、これらの構成要素は、制御バス24を介して互いに接続されている。
本実施形態では、入力受付部20及び表示部10は、タッチパネルからなるユーザインタフェース(UI)部22として構成されているが、ポインティングデバイスとディスプレイとを別に設けて入力受付部20及び表示部10が構成されていてもよい。入力受付部20は、表示部10の画面上の座標位置を指示する入力を受付ける。また、入力受付部20は、画面上の1点の座標位置の指示の受付けのみならず、複数点の座標位置の指示(マルチタッチ)についても受付ける。
CPU12は、メモリ14または記憶部16に格納されたプログラムに基づいて処理を実行して、情報処理装置4の動作を制御する。なお、本実施形態では、CPU12は、メモリ14または記憶部16内に格納されたプログラムを読み出して実行するものとして説明したが、当該プログラムをCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU12に提供することも可能であるし、通信IF18を介してCPU12に提供することも可能である。
次に、情報処理装置4の詳細について説明する。図4及び図5は、上記のプログラムが実行されることにより実現される情報処理装置4の機能構成を示すブロック図である。情報処理システム2において、複数の情報処理装置4のうちいずれかの情報処理装置4が主装置(マスター)として決定され、他の情報処理装置4が従装置(スレーブ)として決定される。図4は、複数の情報処理装置4においてマスターとスレーブを決定する際の情報処理装置4の機能構成を示すブロック図であり、図5は、情報処理システム2において情報処理装置4のマスター及びスレーブが決定後の情報処理装置4の機能構成を示すブロック図である。
まず、図4で示した機能構成について説明する。図4では、マスター及びスレーブを決定する処理の契機となる調整信号を発信する側の情報処理装置4(以下、「呼びかけ側装置」と呼ぶ。)の機能構成と、この調整信号を受信する側の情報処理装置4(以下、「応答側装置」と呼ぶ。)の機能構成とを示している。情報処理システム2の複数の情報処理装置4のうち、例えばユーザから複数画面表示モードでの表示を起動する指示がなされた情報処理装置4が呼びかけ側装置となる。また、応答側装置とは、情報処理システム2の複数の情報処理装置4のうち、呼びかけ側装置以外の情報処理装置4である。
図4に示されるように呼びかけ側装置としての情報処理装置4は、表示方法指示受付部30と、調整信号送信部32と、応答信号受信部34と、応答内容記憶部36と、主装置決定部38と、主/従決定情報送信部40とを備えている。
表示方法指示受付部30は、複数画面表示モードでの表示を起動する指示を受付ける。表示方法指示受付部30は、複数画面表示モードでの表示を起動する旨の指示をユーザから受け付けると、調整信号送信部32へ通知する。
調整信号送信部32は、周囲の情報処理装置4に、複数画面表示モードでの表示を呼びかけるための信号である調整信号を送信する。なお、周囲の情報処理装置4は、呼びかけ側装置との有線又は無線による通信が可能な情報処理装置4をいい、通信が可能な情報処理装置4のうち、予め定められた範囲内に存在する情報処理装置4に限定されてもよい。
応答信号受信部34は、調整信号に対する応答信号を応答側装置である情報処理装置4から受信する。ここで、応答信号には、応答元の情報処理装置4の識別情報及び応答元の情報処理装置4の内部状況に関する情報が含まれる。ここで、内部状況に関する情報としては、例えば、情報処理装置4の状態又はハードウェアの性能についての情報をいう。情報処理装置4の状態としては、例えば、無線通信の電波強度、情報処理装置4の動作用のバッテリの残量、記憶部16の空き容量などの情報が含まれる。また、情報処理装置4のハードウェアの性能としては、CPU12、メモリ14などの性能情報が含まれる。
応答内容記憶部36は、応答信号受信部34が受信した各応答元からの応答信号を記憶する。
主装置決定部38は、各応答元からの応答信号を相互に比較して、呼びかけ装置である自装置及び応答側装置である応答元の装置の中からマスターを決定し、マスターと決定された装置以外についてスレーブと決定する。なお、自装置の内部状況に関する情報については、予め応答内容記憶部36に記憶されていてもよいし、主装置決定部38による決定処理の際に、自装置の各部に問い合わせて情報を取得してもよい。
本実施形態では、主装置決定部38は、応答内容記憶部36に記憶された各応答元からの応答信号を参照し、自装置及び各応答元の内部状況について比較し、マスターとして最適な情報処理装置4を決定する。例えば、主装置決定部38は、電波強度が最も強い情報処理装置4をマスターとして決定してもよいし、バッテリの残量又は記憶部16の空き容量が最大の情報処理装置4をマスターとして決定してもよい。また、ハードウェアの性能が最も高い情報処理装置4をマスターとして決定してもよいし、内部状況に関する情報を総合的に評価してマスターを決定してもよい。主装置決定部38は、各情報処理装置4についてマスター又はスレーブのいずれであるかを決定すると、主/従決定情報送信部40に通知する。
主/従決定情報送信部40は、応答元の各情報処理装置4に対し、当該情報処理装置4がマスター又はスレーブのいずれと決定されたかを通知する。
また、図4に示されるように応答側装置としての情報処理装置4は、調整信号受信部42と、表示方法決定部44と、内部状況確認部46と、応答信号送信部48と、主/従決定情報受信部50とを備えている。
調整信号受信部42は、呼びかけ側装置から送信された調整信号を受信する。調整信号受信部42は、調整信号を受信すると、表示方法決定部44に通知する。
表示方法決定部44は、単一画面表示モードでの表示を行なうか複数画面表示モードでの表示を行なうかを決定する。本実施形態では、表示方法決定部44は、調整信号受信部42が調整信号を受信すると、UI部22に複数画面表示モードへの切り替えを承認するか否かをユーザに確認するための画面表示を行ない、承認する旨の入力をUI部22がユーザから受け付けた場合、表示方法決定部44は複数画面表示モードへ切り替えることを決定し、承認しない旨の入力をUI部22がユーザから受け付けた場合、表示方法決定部44は単一画面表示モードを継続するよう決定する。本実施形態では、表示方法決定部44により複数画面表示モードでの表示が決定された場合に後述する各機能構成による処理が行われる。
内部状況確認部46は、自装置の内部状況を確認する。内部状況確認部46は、例えば、自装置の各部に問い合わせ、自装置の状態又はハードウェアの性能について確認してもよいし、予め記憶された自装置の内部状況に関する情報を読み出してもよい。
応答信号送信部48は、自装置を識別する識別情報とともに内部状況確認部46が確認した内部状況に関する情報を調整信号に対する応答信号として呼びかけ側装置に対して送信する。
主/従決定情報受信部50は、自装置がマスター又はスレーブのいずれと決定されたかを示す情報を呼びかけ側装置から受信する。
以上、マスターとスレーブを決定する際の情報処理装置4の機能構成について、説明のため、呼びかけ側装置と応答側装置とに分けて各構成を示したが、情報処理装置4は、呼びかけ側装置としての機能構成及び応答側装置を備えており、情報処理システム2に含まれる情報処理装置4のうちいずれも呼びかけ側装置又は応答側装置として機能するようにしてもよい。
次に、図5で示した機能構成について説明する。図5では、マスター(主装置)と決定された情報処理装置4の機能構成と、スレーブ(従装置)と決定された情報処理装置4の機能構成とを示している。
表示制御部52は、情報処理装置4における表示部10への表示を制御する。本実施形態では、複数画面表示モードの場合、自装置の表示部10と他の情報処理装置4に設けられた表示部10とに跨って表示対象を表示するよう制御する。本実施形態では、複数画面表示モードでの表示を行なう各情報処理装置4において、文書データなどの表示対象のデータを保持しており、各情報処理装置4の表示制御部52は、互いに通信し、自装置における表示対象の表示範囲を決定し、表示を行なうよう制御する。各情報処理装置4が、自装置が他の情報処理装置4に対して相対的にどの位置に配置されているかは(例えば、図2(b)において情報処理装置4−2は画面全体の右上部分の表示を担当するよう配置されている)、ユーザから指示されてもよいし、情報処理装置4自体が配置を検知してもよい。例えば、情報処理装置4の縁に他の情報処理装置4との接触を検知するセンサを設けて各情報処理装置4がどのように配置されているかを検知するよう構成してもよい。
ここで、表示対象である文書としては、文字に限らず、数式、表、写真、図、イラスト、動画、Webコンテンツなどにより構成されていてもよい。
これにより、各情報処理装置4の表示部10では、表示対象の全領域のうち自装置に割り当てられた表示範囲の領域が表示される。また、表示制御部52は、自装置及び他の情報処理装置4それぞれにおいて、表示対象のどの領域が表示範囲となっているかについて管理し、複数画面表示モードでの表示を制御する。具体的には、表示制御部52は、自装置及び他の情報処理装置4それぞれにおいて、表示対象のどの部分が、表示部10の画面上のどの位置に表示されているかを管理している。
また、情報処理装置4がマスターとして機能する場合、表示制御部52は、後述する操作内容特定部60により特定された操作内容に応じた表示を行なうよう制御し、情報処理装置4がスレーブとして機能する場合、マスターとして機能する情報処理装置4の操作内容特定部60により特定された操作内容に応じて、マスターとして機能する情報処理装置4から通知された表示を行なうよう制御する。なお、操作内容特定部60により特定された操作内容に応じた表示については、選択操作が行われた場合の着色表示を例に後述する。
指示位置検出部54は、自装置の表示部10の表示に対する指示位置を検出する。具体的には、入力受付部20が受付けた、表示部10の画面上の座標位置を指示する入力から、指示された座標位置を検出する。本実施形態では、タッチパネルからなるUI部22に対するユーザの接触(タッチ操作)により指示された位置を検出する。また、本実施形態では、指示位置検出部54は、指示位置とともに指示された時刻を検出する。
図5に示されるようにマスターとしての情報処理装置4は、表示制御部52及び指示位置検出部54以外に、指示位置情報受信部56と、位置情報記憶部58と、操作内容特定部60と、履歴情報生成部62と、履歴情報送信部64とを備えている。
指示位置情報受信部56は、スレーブとして機能する情報処理装置4から、スレーブとして機能する情報処理装置4で検出された、スレーブとして機能する情報処理装置4に設けられた表示部10の表示に対する指示位置についての情報を受信する。本実施形態では、スレーブとして機能する情報処理装置4の後述する指示位置情報送信部66から送信された指示位置についての情報を受信する。
位置情報記憶部58は、指示位置検出部54の検出結果及び指示位置情報受信部56が受信した情報を記憶する。
操作内容特定部60は、表示部10の表示に対する位置の指示について、この指示に対応する操作内容を特定する。操作内容特定部60は、複数画面表示モードでの表示を実現する複数の情報処理装置4の表示部10に跨る位置の指示については、指示位置検出部54の検出結果又は指示位置情報受信部56が受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する。本実施形態では、操作内容特定部60は、位置情報記憶部58に記憶された、指示位置検出部54又は指示位置情報受信部56からの情報に基づいて、表示対象への操作内容を特定する。操作内容特定部60は、複数の表示部10に跨るユーザによる位置の指示入力について、スレーブである情報処理装置4への指示入力については、当該情報処理装置4から送信され指示位置情報受信部56が受信した情報を取得し、マスターである情報処理装置4への指示入力については、指示位置検出部54が検出した情報を取得する。
また、操作内容特定部60は、特定した操作内容に基づく表示を行なうよう表示制御部52に指示する。例えば、特定した操作内容が文書内の領域を選択する操作である場合、操作内容特定部60は、当該領域を予め定められた色で着色した表示を行なうよう表示制御部52に指示する。
操作内容特定部60による操作内容の特定の具体例について説明する。ここでは、指示位置検出部54により検出される情報及び指示位置情報受信部56が受信する情報は、各表示部10における表示画面上の座標位置を特定する情報であるものとする。この場合、マスターの操作内容特定部60は、複数画面表示モードでの表示を実現する各情報処理装置4においての表示対象(文書)がそれぞれどのように表示されているかを管理する情報から、各情報処理装置4で指示された座標位置が、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかを特定する。操作内容特定部60は、複数の表示部10に跨る位置の指示それぞれについて、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかを特定し、操作内容特定部60は、複数の表示部10に跨る位置の各指示を表示対象に対する一つの操作と判断し、この一つの操作が、予め定められた操作種類うちのいずれに該当するかを特定する。
例えば、マルチタッチ(予め定めた期間以内に複数のタッチがあったこと)がそれらのタッチにより指示された位置を頂点とした形状内の領域に含まれる表示対象の表示内容を選択する操作として予め定められている場合、ユーザによりマルチタッチがなされると、操作内容特定部60は、それらのタッチにより指示された位置を頂点とした形状が、表示対象上のどの領域に対応するかを判定し、判定した表示対象上の領域に含まれる表示内容を選択する操作として特定する。例えば、この領域内に文字列が含まれる場合には、この文字列を選択する操作であるとして特定する。
このように、操作内容特定部60は、複数の表示部に跨って複数の位置の指示がなされている状態について、表示対象に対する操作内容を特定してもよい。また、複数の情報処理装置4の表示部10に跨る位置の指示として、他にも例えば、複数の表示部10に跨ってドラッグする(表示部10に接触したまま指示された位置が移動する)位置の指示のように、複数の表示部10に跨って引きずられる一連の位置の指示について、表示対象に対する操作内容を特定してもよい。
複数の表示部に跨っている箇所の移動の場合は、個々の表示部10の縁を考慮して、表示部10のうち表示部分が跨っている縁に引きずられる位置が到達した後、所定時間以内に、対応する他の表示部10の表示部分に引きずられる位置の指示を検知したときに、一連の動作として判断する。
操作内容特定部60による操作内容の特定の他の具体例について説明する。ここでは、複数画面表示モードでの表示を実現する各情報処理装置4がそれぞれ、自装置においての表示対象(文書)がどのように表示されているかを管理する情報から、指示位置検出部54により検出された座標位置が、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかを特定するものとする。そして、マスターの情報処理装置4の指示位置情報受信部56は、スレーブの情報処理装置4から、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかを示す情報を受信する。さらに、マスターの情報処理装置4の操作内容特定部60は、受信内容から、複数の表示部10に跨る位置の指示それぞれが、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかについて取り纏め、複数の表示部10に跨る位置の各指示を表示対象に対する一つの操作と判断し、この一つの操作が、予め定められた操作種類うちのいずれに該当するかを特定する。
履歴情報生成部62は、操作内容特定部60が特定した操作内容の操作が行われたことを示す履歴情報(ログ情報)を生成する。本実施形態では、指示位置検出部54又は指示位置情報受信部56からの情報に付加されている指示がなされた時刻情報と、操作内容特定部60が特定した操作内容とを含むログ情報を生成する。
履歴情報送信部64は、履歴情報生成部62が生成した履歴情報を予め定められた送信先へ送信する。本実施形態では、履歴情報送信部64は、サーバ装置6へ履歴情報を送信する。
図6は、履歴情報をサーバ装置6へ送信する様子の模式図である。図6に示すように、本実施形態では、各情報処理装置4が個別に履歴情報又は履歴情報の生成に必要とされる指示位置についての情報をサーバ装置6に送信するのではなく、マスターとしての情報処理装置4に集約された指示位置についての情報(指示位置についての履歴情報)に基づいて、マスターとしての情報処理装置4が履歴情報を生成し、マスターとしての情報処理装置4がサーバ装置6へ送信する。
また、図5に示されるようにスレーブとしての情報処理装置4は、表示制御部52及び指示位置検出部54以外に、指示位置情報送信部66を備えている。指示位置情報送信部66は、マスターである情報処理装置4に対し、自装置の指示位置検出部54で検出された指示位置についての情報を送信する。本実施形態では、指示された時刻情報についても送信する。なお、指示位置情報送信部66は、上述の具体例のように、各表示部10における表示画面上の座標位置を特定する情報を送信してもよいし、表示対象上のいずれの位置を指示するものであるかを示す情報を送信してもよい。
以上、マスター(主装置)と決定された情報処理装置4の機能構成と、スレーブ(従装置)と決定された情報処理装置4の機能構成とに分けて各構成を示したが、情報処理装置4は、マスターとしての機能構成及びスレーブとしての機能構成の両方を備えてもよい
次に、情報処理システム2の動作についてフローチャートを用いて詳細に説明する。
図7は、情報処理装置4が、呼びかけ側装置又は応答側装置として機能する際の流れの一例を示すフローチャートである。
ステップ10(S10)において、例えば図2(b)に示したように、複数の情報処理装置4が並べて配置される。
ステップ12(S12)において、情報処理装置4のうちいずれかにおいて、複数画面表示モードでの表示を起動する指示がなされる。この際、複数画面表示モードでの表示を起動する指示を受けた情報処理装置4については、ステップ12でYesとなり、ステップ14へと移行し、呼びかけ側装置としての処理を行うこととなる。また、複数画面表示モードでの表示を起動する指示を受けていない情報処理装置4については、ステップ12でNoとなり、ステップ16へと移行し、応答側装置としての処理を行うこととなる。
図8は、呼びかけ側装置としての情報処理装置4及び応答側装置としての情報処理装置4の動作の一例をそれぞれ示したフローチャートである。
まず、呼びかけ側装置としての情報処理装置4の処理(ステップ14)について説明する。
呼びかけ側装置としての情報処理装置4では、まず、ステップ100(S100)において、調整信号送信部32が、周囲の情報処理装置4に、複数画面表示モードでの表示を呼びかけるための信号である調整信号を送信し、ステップ102(S102)において、指示位置情報受信部56は、送信した調整信号に対する応答を待機する期限を管理するための計時を開始する。
ステップ104(S104)において、応答信号を受信したか否かが判定され、応答信号受信部34が応答信号を受信した場合にはステップ106へ移行し、受信していない場合には待機する。
ステップ106(S106)において、応答信号受信部34は、応答内容記憶部36に、応答元の情報処理装置4の識別情報及び応答元の情報処理装置4の内部状況に関する情報を記憶し、ステップ108(S108)において応答元に対して応答信号を受信した旨の受信確認信号を送信する。
ステップ110(S110)において、ステップ102で計時を開始した時間が予め定められた時間を経過したか否かが判定され、予め定められた時間が経過した場合にはステップ112へ移行し、未だ経過していない場合にはステップ104へ戻る。
ステップ112(S112)において、主装置決定部38は、受信した応答信号の総数が0であったか否かを判定し、0でない場合にはステップ116へ移行する。受信した応答信号の総数が0である場合には、複数画面表示モードでの表示ができないと判断し、ステップ114(S114)へ移行して単一画面表示モードでの表示を行ない、単一画面表示モード用のログ取得アプリケーションを起動する。
ステップ116(S116)において、主装置決定部38は、自装置及び応答のあった情報処理装置4について、一つのマスターと残りのスレーブを決定する。
ステップ118(S118)において、主/従決定情報送信部40は、応答元の各情報処理装置4に対し、当該情報処理装置4がマスター又はスレーブのいずれと決定されたかを通知する。
ステップ120(S120)において、複数画面表示モード用のログ取得アプリケーションを起動し、複数画面表示モードにおける操作内容の特定及び操作ログの取得を行う。なお、複数画面表示モードにおける操作内容の特定及び操作ログの取得についての動作例については図9〜11を参照して説明する。
次に、応答側装置としての情報処理装置4の処理(ステップ16)について説明する。
ステップ200(S200)において、調整信号受信部42が、呼びかけ側装置から送信された調整信号を受信する。
ステップ202(S202)において、表示方法決定部44が、UI部22に複数画面表示モードへの切り替えを承認するか否かをユーザに確認するための画面表示を行ない、表示方法についての指示を受付ける。なお、この際、表示方法決定部44は、自装置が他の情報処理装置4と相対してどの位置に配置されるか示す入力をユーザから受け付けてもよい。例えば、図2(b)に示した例では、情報処理装置4−2について、ユーザは、右上に配置される旨を入力する。
ステップ204(S204)において、ステップ202において、複数画面表示モードでの表示の指示があったか否かが判定され、複数画面表示モードでの表示指示があった場合には、ステップ206へ移行し、複数画面表示モードでの表示指示がない場合にはステップ114へ移行する。
ステップ206(S206)において、内部状況確認部46が、自装置の内部状況を確認し、ステップ208(S208)において、応答信号送信部48が、自装置を識別する識別情報とともにステップ206で確認した内部状況に関する情報を応答信号として呼びかけ側装置に対して送信する。ステップ210(S210)において、呼びかけ側装置からの受信確認信号を受信したか否かが判定され、受信確認信号がない場合には、ステップ208へ戻り応答信号の再送が行われる。なお、予め定められた時間内に受信確認信号がない場合には、単一画面表示モードに切り替えるようにしてもよい。
ステップ212(S212)では、主/従決定情報受信部50がマスター又はスレーブのいずれと決定されたかを示す情報を呼びかけ側装置から受信したか否かが判定され、受信するまで待機する(ステップ212でNo)。なお、予め定められた時間内に情報の受信がない場合には、単一画面表示モードに切り替えるようにしてもよい。受信した場合(ステップ212でYes)、ステップ120へ移行し、複数画面表示モード用のログ取得アプリケーションを起動する。
次に、複数画面表示モードにおける操作内容の特定及び履歴情報の取得についての動作について説明する。
図9A及び図9Bは、複数画面表示モードにおける操作内容の特定及び履歴情報の取得についての情報処理装置4の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図9Aは、マスターである情報処理装置4及びスレーブである情報処理装置4についてのフローチャートを示し、図9Bは、マスターである情報処理装置4についてのフローチャートについて示している。まず、図9Aを参照して説明する。
ステップ300(S300)において、自装置の表示部10の表示に対する位置の指示の有無を判定し、位置の指示がある場合には(ステップ300でYes)、ステップ302(S302)へ移行し、指示位置検出部54が指示位置の座標及び指示された時刻を検出する。位置の指示がない場合には(ステップ300でNo)、ステップ314へ移行する。
ステップ302に続き、ステップ304では、自装置がマスターであるか否かが判定され、自装置がスレーブである場合にはステップ306へ移行し、自装置がマスターである場合にはステップ406へ移行する(図9B参照)。
ステップ306(S306)では、指示位置情報送信部66が、指示位置検出部54が検出した情報をマスターである情報処理装置4に対し送信する。ステップ308(S308)において、ステップ306における送信に対する受信確認信号をマスターから受信したか否かが判定され、受信した場合にはステップ310へ移行し、受信していない場合には待機する。なお、予め定められた時間内に受信がない場合には、単一画面表示モードに切り替えるようにしてもよい。
ステップ310(S310)において、マスターである情報処理装置4から表示についての指示を受信したか否かが判定され、指示を受信した場合にはステップ312へ移行し、指示を受信していない場合には待機する。なお、予め定められた時間内に受信がない場合には、単一画面表示モードに切り替えるようにしてもよい。本説明では、マスターである情報処理装置4において操作内容特定部60が、文書内の領域を選択する操作を特定するものと仮定して説明する。また、文書内の領域を選択する操作に対し、選択された領域を予め定められた色で着色して表示するよう予め定められているものとする。この場合、マスターである情報処理装置4からは、選択されたと判断された領域を表示範囲としているスレーブの情報処理装置4に対し、当該領域を予め定められた色で着色するよう指示する。
ステップ312(S312)において、表示制御部52は、マスターである情報処理装置4からの表示についての指示に従って表示を行なう。表示制御部52は、例えば、マスターである情報処理装置4から指示された領域又は形状の表示を行なう。本説明では、表示制御部52は、マスターである情報処理装置4に指示された、文書内の領域について、予め定められた色で着色して表示し、当該領域が選択された領域であることがわかるよう表示する。
一方、ステップ314(S314)では、自装置がマスターであるか否かが判定され、自装置がスレーブである場合にはステップ316へ移行し、自装置がマスターである場合にはステップ300へ戻る。
ステップ316(S316)において、ステップ310と同様、マスターである情報処理装置4から表示についての指示を受信したか否かが判定される。指示を受信した場合にはステップ318(S318)へ移行し、ステップ312と同様、表示制御部52は、マスターである情報処理装置4からの表示についての指示に従って表示を行なう。指示を受信していない場合にはステップ300へ戻る。
次に、図9Bに基づいて、マスターとしての情報処理装置4の動作について説明する。ここでは、マスターとしての情報処理装置4が、指示位置についての情報を検知又は受信した以降の動作について説明する。
ステップ400(S400)において、指示位置情報受信部56が、スレーブである情報処理装置4から指示位置についての情報を受信し、ステップ402(S402)において、受信確認信号を返信し、ステップ404(S404)において、位置情報記憶部58に指示位置についての情報を記憶する。
一方、ステップ406(S406)では、マスターである情報処理装置4自身の指示位置検出部54において検出した情報が位置情報記憶部58に記憶される。
マスターである情報処理装置4において、操作内容を判定する際、受信または検知により1点目の位置の指示を確認すると、ステップ408(S408)において、操作内容の判定対象に含める位置の指示の待ち受け期限を管理するための計時を開始する。
ステップ410(S410)において、ステップ408での計時の開始から予め定められた時間が経過したか否かを判定し、予め定められた時間が経過していない場合、ステップ412へ移行し、予め定められた時間が経過した場合にはステップ418以降の処理へ移行して操作内容が特定する。
ステップ412(S412)において、指示位置情報受信部56が、スレーブである情報処理装置4から指示位置についての情報を受信したか否かが判定され、受信していない場合にはステップ414へ移行し、受信した場合にはステップ416へ移行する。
ステップ414(S414)において、マスターである情報処理装置4の指示位置検出部54が指示位置についての情報を検出したか否かが判定され、検出していない場合にはステップ410へ戻り、検出した場合にはステップ416へ移行する。
ステップ416(S416)において、受信され、又は検出された指示位置についての情報が位置情報記憶部58に記憶される。
一方、ステップ418(S418)では、操作内容の判定対象に含める位置の指示の待ち受け期限内に受信又は検出された座標の総数が2であるか否かが判定される。総数が2の場合、ステップ420へ移行し、総数が2ではない場合、ステップ422へ移行する。
ステップ420(S420)では、2点の位置の指示として、表示対象に対する操作内容を特定し、履歴情報の生成を行う。なお、ステップ420の詳細については、図10を用いて説明する。
一方、ステップ422(S422)では、操作内容の判定対象に含める位置の指示の待ち受け期限内に受信又は検出された座標の総数が1であるか否かが判定される。総数が1の場合、ステップ424へ移行する。総数が1ではない場合には、本フローチャートでは説明を割愛するが、総数に応じた操作内容の特定を行う。例えば、操作内容の判定対象に含める位置の指示の待ち受け期限内に受信又は検出された座標の総数が3である場合には、3点の位置の指示として、表示対象に対する操作内容を特定し、履歴情報の生成を行う。
ステップ424(S424)では、1点の位置の指示として、表示対象に対する操作内容を特定し、履歴情報の生成を行う。なお、ステップ424の詳細については、図12を用いて説明する。
ステップ420又はステップ424に続いて、ステップ426(S426)では、マスターである情報処理装置4の履歴情報送信部64が、生成された履歴情報をサーバ装置6へ送信し、図9Aに示したフローチャートの最初に戻る。
図10は、図9Bに示したステップ420の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図10を参照して、ステップ420の動作について説明する。なお、ここでは、2点の位置の指示が、この2点を対角線の頂点とした表示対象内の矩形の領域の選択操作を表すものとして予め定められているものとする。また、選択された領域については予め定められた色で着色することにより当該領域を囲む表示を行なうことが予め定められているものとする。
ステップ500(S500)において、操作内容特定部60は、位置を指示された2点の座標が示す表示対象内(文書内)の領域を特定する。例えば、指示された2点を左上(左下)及び右下(右上)の頂点とした表示対象上の四角形の領域を特定する。
ステップ502(S502)において、操作内容特定部60は、ステップ500で特定された領域を選択する操作である、と操作内容を特定する。
ステップ504(S504)において、操作内容特定部60は、表示対象上の着色する領域が、複数画面表示モードを構成する各情報処理装置4のうち、いずれの情報処理装置4が表示を担当する部分であるのかを特定する。これにより、情報処理装置4ごとに、情報処理装置4が表示している表示対象のうち着色すべき領域が特定される。
ステップ506(S506)において、ステップ504で、スレーブである情報処理装置4の表示範囲に着色すべき領域があるか否かを判定し、スレーブである情報処理装置4の表示範囲に着色すべき領域がある場合にはステップ508へ移行し、ない場合には、ステップ510へ移行する。
ステップ508(S508)において、操作内容特定部60は、スレーブである情報処理装置4の表示制御部52に、着色すべき領域について示すとともに着色して表示するよう指示する。
ステップ510(S510)において、ステップ504で、マスターである自装置の表示範囲に着色すべき領域があるか否かを判定し、着色すべき領域がある場合にはステップ512へ移行し、ない場合には、ステップ514へ移行する。
ステップ512(S512)において、操作内容特定部60は、自装置の表示制御部52に、着色すべき領域について示すとともに着色して表示するよう指示する。
ステップ514(S514)において、履歴情報生成部62は、ステップ502で特定された操作内容が行われた旨を示す履歴情報を生成する。
図11は、複数画面表示モードにおいて、2点の位置の指示が行われた場合の様子の一例を示す模式図である。図11では、情報処理装置4−1及び情報処理装置4−2に跨って位置の指示が行われており、一方の指示位置70は、情報処理装置4−1に対して行われており、他方の指示位置72は、情報処理装置4−2に対して行われている。なお、表示対象である文書において、指示位置70を左上の頂点とし指示位置72を右下の頂点とした四角形の領域には、文字列「ApeosPort-IV」と記載されているものとする。
図11に示した例では、上記ステップ502において、操作内容特定部60は、文書中の文字列「ApeosPort-IV」を選択する操作として操作内容を特定する。また、ステップ508では、操作内容特定部60は、スレーブである情報処理装置4−1及び4−2に対し、指示位置70を左上の頂点とし指示位置72を右下の頂点とした四角形の領域を着色して表示するよう指示する。これにより、図11に示されるように指示位置70を左上の頂点とし指示位置72を右下の頂点とした四角形の領域が着色して表示される。
なお、図11に示した例では、2点の位置の指示が行われた場合を例に説明したが、2点の位置の指示は同時になされてもよいし、1点ずつ連続して順に複数の情報処理装置4に跨って位置の指示がなされてもよい。また、例えば、指示位置70を起点とし、指示位置72を終点として両点間をドラッグするユーザの操作に対し、操作内容特定部60が例えば指示位置70を左上の頂点とし指示位置72を右下の頂点とした四角形の領域を選択する操作であると操作内容を特定してもよい。
なお、情報処理装置4において、タッチパネルとして構成されたUI部22の外側にタッチパネルではない縁部分が存在する場合には、情報処理装置4を並べて配置し、上記両点間をドラッグするとき、縁部分のドラッグについては位置の指示を検出できない。このときには、例えば、一方の情報処理装置4における一連の位置の指示の最後の指示位置と他方の情報処理装置4における一連の位置の指示の最初の指示位置との位置関係、一方の情報処理装置4における一連の位置の指示の最後の指示時刻と他方の情報処理装置4における一連の位置の指示の最初の指示時刻との時間間隔などに基づいて、両一連の位置の指示が一体の一連の指示であることを検知してもよい。
また、図11に示した例では、操作内容特定部60が、2つの情報処理装置4に跨る操作内容を特定する例を示したが、3つ以上の情報処理装置4に跨る操作内容を特定してもよい。
図12は、図9Bに示したステップ424の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図12を参照して、ステップ424の動作について説明する。
ステップ600(S600)において、操作内容特定部60は、位置を指示された1点の座標が示す表示対象内の座標位置を特定する。
ステップ602(S602)において、操作内容特定部60は、ステップ600で特定された表示対象内の位置を指定する操作である、と操作内容を特定する。例えば、表示対象である文書内の当該位置の部分を指定する操作として特定してもよいし、また、ステップ600で特定された表示対象内の位置が文書表示を行なうアプリケーションソフトなどの機能に対応したボタンの表示位置である場合、操作内容特定部60は、当該機能を指定する操作であると操作内容を特定してもよい。
ステップ604(S604)において、ステップ600で特定した位置が、マスターである自装置の表示範囲に属しているか否かを判定し、自装置の表示範囲である場合、ステップ606へ移行し、スレーブである情報処理装置4の表示範囲である場合、ステップ608へ移行する。
ステップ606(S606)において、操作内容特定部60は、ステップ600で特定した位置の指定操作に応じた表示を行なうよう自装置の表示制御部52に指示する。
一方、ステップ608(S608)では、操作内容特定部60は、ステップ600で特定した位置の指定操作に応じた表示を行なうようスレーブである情報処理装置4の表示制御部52に指示する。
ステップ610(S610)において、履歴情報生成部62は、ステップ602で特定された操作内容が行われた旨を示す履歴情報を生成する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、以下のように構成してもよい。
履歴情報生成部62は、履歴情報の生成に関して許可する指示があった場合に、履歴情報を生成するよう構成してもよい。例えば、履歴情報の生成の際に、ユーザに対し、履歴情報の生成について同意を求める画面表示をUI部22に行ない、同意する旨の指示があった場合に履歴情報を生成するよう構成してもよい。
また、履歴情報の生成についての中止指示があった場合に、履歴情報生成部62による履歴情報の生成を中止するよう構成してもよい。例えば、UI部22を通じて、ユーザから、履歴情報の生成を中止する旨の指示を受けた場合には、履歴情報の生成を中止するようにしてもよい。
また、図13に示されるように、複数画面表示モードを構成する情報処理装置4のいずれかが移動された場合には、履歴情報生成部62による履歴情報の生成を中止する構成してもよい。例えば、移動検知手段として情報処理装置4に図示しない加速度センサを設け、この移動検知手段により情報処理装置4の移動を検知された場合に、履歴情報の生成を中止するよう構成してもよい。また、移動が検知された場合、各情報処理装置4の表示を単一画面表示モードに切り替えるよう構成してもよい。
表示制御部52は、主装置決定部38によりマスターと決定された情報処理装置4の表示部10にマスターである旨を示す表示を行うよう制御してもよい。図14は、情報処理装置4がマスターである旨を表示する一例を示す模式図であり、マスターである旨を示すため、画面上に「M」と表された印を表示している。
また、履歴情報生成部62は、操作履歴についての履歴情報を生成する例について説明したが、閲覧履歴について履歴情報を生成してもよい。例えば、表示部10における表示内容及び表示時間から、どの表示対象のどのページをどれだけの時間だけ閲覧(表示)していたかを履歴情報として取得してもよい。また、図示しないカメラなどにより、ユーザの視線などを捕らえ、実際にユーザが閲覧している部分がどこであるかを特定して履歴情報を生成してもよい。
また、文書を開く操作、文書を閉じる操作、ページを遷移する操作、タッチ操作、長押し操作、なぞり操作、囲い操作、拡大/縮小の操作及び倍率、パン操作及び移動量、方向、回転操作、文書内コンテンツの編集/削除/追加操作、視線の向き、顔認証データ、表情、指先の位置/移動速度などについての履歴を履歴情報として生成してもよい。
2 情報処理システム
4 情報処理装置
6 サーバ装置
8 ネットワーク
10 表示部
22 UI部
30 表示方法指示受付部
32 調整信号送信部
34 応答信号受信部
36 応答内容記憶部
38 主装置決定部
40 主/従決定情報送信部
42 調整信号受信部
44 表示方法決定部
46 内部状況確認部
48 応答信号送信部
50 主/従決定情報受信部
52 表示制御部
54 指示位置検出部
56 指示位置情報受信部
58 位置情報記憶部
60 操作内容特定部
62 履歴情報生成部
64 履歴情報送信部
66 指示位置情報送信部

Claims (14)

  1. 表示部と、
    前記表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御手段と、
    前記表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出手段と、
    前記他の情報処理装置から、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信手段と、
    複数の表示部に跨る位置の指示について、前記指示位置検出手段による検出結果又は前記指示位置情報受信手段が受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 前記指示位置検出手段は、前記表示部に対する接触により指示された位置を検出し、
    前記指示位置情報受信手段は、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部に対する接触により指示された位置についての情報を受信する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記操作内容特定手段は、複数の表示部に跨って複数の位置の指示がなされている状態について、表示対象に対する操作内容を特定する
    請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記操作内容特定手段は、指示された位置が接触したまま複数の表示部に跨って引きずられる一連の位置の指示について、表示対象に対する操作内容を特定する
    請求項1又は2記載の情報処理装置。
  5. 前記操作内容特定手段により特定された操作内容についての履歴情報を生成する履歴情報生成手段
    をさらに有する請求項1乃至4いずれか記載の情報処理装置。
  6. 前記履歴情報生成手段により生成された履歴情報と、前記他の情報処理装置の履歴情報とを合わせて予め定められた送信先へ送信する送信手段
    をさらに有する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 表示部と、前記表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御手段と、前記表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出手段とを有する複数の情報処理装置から構成され、
    前記複数の情報処理装置のうち主装置を決定する主装置決定手段と、
    前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置から、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置に対して、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置で検出された表示部の表示に対する指示位置についての情報を送信する指示位置情報送信手段と
    を有し、
    前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置は、
    前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置以外の情報処理装置から指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信手段と、
    複数の表示部に跨る位置の指示について、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置の前記指示位置検出手段による検出結果又は前記指示位置情報送信手段により送信された情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定手段と
    を有する情報処理システム。
  8. 前記主装置決定手段は、前記複数の情報処理装置の性能又は状態を相互に比較して、前記複数の情報処理装置のうち主装置を決定する
    請求項7記載の情報処理システム。
  9. 前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置は、
    前記操作内容特定手段により特定された操作内容についての履歴情報を生成する履歴情報生成手段と、
    前記履歴情報生成手段により生成された履歴情報を、予め定められた送信先へ送信する送信手段と
    をさらに有する請求項7又は8記載の情報処理システム。
  10. 前記履歴情報生成手段は、履歴情報の生成に関して許可する指示があった場合に、履歴情報を生成する
    請求項9記載の情報処理システム。
  11. 前記情報処理装置の移動を検知する移動検知手段と、
    前記移動検知手段により移動が検知された場合に、前記履歴情報生成手段による履歴情報の生成を中止する中止手段と
    をさらに有する請求項9又は10記載の情報処理システム。
  12. 履歴情報の生成についての中止指示があった場合に、前記履歴情報生成手段による履歴情報の生成を中止する副中止手段
    をさらに有する請求項9乃至11いずれか記載の情報処理システム。
  13. 前記表示制御手段は、さらに、前記主装置決定手段により主装置と決定された情報処理装置の表示部に主装置である旨を示す表示を行うよう制御する
    請求項7乃至12いずれか記載の情報処理システム。
  14. 情報処理装置のコンピュータに、
    自装置に設けられた表示部と他の情報処理装置に設けられた表示部とに跨って表示対象を表示するよう制御する表示制御ステップと、
    自装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置を検出する指示位置検出ステップと、
    前記他の情報処理装置から、前記他の情報処理装置で検出された前記他の情報処理装置に設けられた表示部の表示に対する指示位置についての情報を受信する指示位置情報受信ステップと、
    複数の表示部に跨る位置の指示について、前記指示位置検出ステップでの検出結果又は前記指示位置情報受信ステップで受信した情報に基づいて、表示対象に対する操作内容を特定する操作内容特定ステップと
    を実行させるプログラム。
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