JP2009295012A - 情報表示の制御方法、表示制御プログラムおよび情報表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】文字および/または画像を表示し得る画面に時間の経過に伴って連続的または間欠的に異なる内容を表示させる表示制御工程と、前記画面への接触または近接を検出する検出部からの信号に基づき、画面に対する指示がなされていると判断する工程とを備え、コンピュータが各工程を実行し、前記表示制御工程は、前記指示なされている間前記指示に応答して画面の表示を静止させるように制御することを特徴とする情報表示の制御方法。
【選択図】図12
Description
この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであって、不特定多数の人が同時に視聴可能な大型ティスプレイを用いた情報表示装置において、一人の視聴者が、他の視聴者に迷惑や違和感を与えることなく画面表示の再生制御を行うことのできる手法を提供するものである。
制御部は、コンピュータによって実現される。前記コンピュータは、例えば、汎用のパーソナルコンピュータが適用されてもよいが、それに限定されず、画面を表示する表示装置等にマイクロコンピュータが組み込まれて実現されてもよい。
前記表示制御工程は、前記指示がなされなくなったことに応答し、即時にまたは所定時間後に表示の静止を解除するよう制御してもよい。このようにすれば、例えば、ユーザが画面から手を離すと即時にまたは所定時間後に再生が再開されるので、指示者により表示が静止したまま放置されることがない。
ここで示した種々の好ましい態様は、それら複数を組み合わせることもできる。
≪情報表示装置の構成≫
最初に、この発明に係る文字および画像の表示が行われる情報表示装置の構成例を説明する。
ディスプレイ部12は、ディスプレイ装置である。この実施形態では、公共の場所に広告・情報表示用に設置される大型のディスプレイ装置である。この実施形態において、ディスプレイ装置の具体的な態様は、ドットマトリックス型TFT液晶ディスプレイである。
CPU14は、プログラム格納用メモリ16に格納されたプログラムを実行することで、情報表示装置1内の各部の制御を行う。
入力部15は、センサー部11からの入力を受け付けるインターフェイス部である。センサー部11との間で、RS232Cでシリアル通信を行う。また、RS232Cに代えてUSBなどの通信方式を適用してもよい。
ワークメモリ17は、CPU14がプログラム格納用メモリ16に格納されたプログラムを実行する際にワークエリアとして使用される一時メモリである。その具体的な態様は、SDRAMである。そのほかにも、SRAMやDRAM等公知のRAMを単独であるいは組み合わせて構成することができる。
ログ情報格納部20は、プログラム格納用メモリ16に格納された再生制御プログラム16aやその他プログラム(16b〜16f)などの動作ログを格納する記憶領域である。その具体的な態様は、フラッシュメモリあるいはHDDなどの不揮発性の記憶装置である。
再生制御プログラム16aは、コンテンツの再生スケジュールや、前記コンテンツとしての動画、静止画、テロップなどの再生の制御をCPU14に実行させる制御プログラムである。
静止画再生プログラム16cは、静止画のコンテンツであるJPEGファイルなどを表示可能なデータにデコードし、画面内の所定の領域に再生表示させる処理をCPU14に実行させる静止画再生プログラムである。
要約情報作成プログラム16eは、指定されたコンテンツに関する要約情報を生成する処理をCPU14に実行させるプログラムである。前記要約情報の一例は、現在ディスプレイ部12に再生されているコンテンツに関連付けられかつ前記コンテンツの再生時刻に関連付けられたテキスト情報である。他の一例は、そのテキスト情報を2次元バーコードに符号化した画像情報である。あるいは、現在再生表示されている画面の縮小画像であってもよい。
2次元バーコードに符号化した画像については、生成された前記テキスト情報をもとに2次元バーコードの規格に従ったアルゴリズムで生成することができる。
要約情報表示プログラム16fは、前述のようにしてCPU14が要約情報作成プログラム16eを実行することによって生成された要約情報を、ディスプレイ部12の画面内の所定の領域に表示させるための処理プログラムである。
次に、再生コンテンツ格納部18に格納されるコンテンツの種類と形態について説明する。図2は、この実施形態において、再生コンテンツ格納部18に格納されるコンテンツ情報の一例を示す説明図である。コンテンツ格納部18は、再生すべきコンテンツの情報をファイルとして格納する。図2の例では、動画コンテンツとして、鎖線枠18bで囲まれた領域内に「商品ファイル1.mpg」、「商品ファイル2.mpg」〜「商品ファイルN.mpg」、のN個のファイルを格納する。また、静止画コンテンツとして、鎖線枠18cで囲まれた領域内に「商品画像1.jpg」や「地図画像i.jpg」などのファイルを格納する。さらに、テロップ表示するテキストとして、鎖線枠18dで囲まれた領域内に「4Fセールス情報.txt」や「6Fセールス情報.txt」などのファイルを格納する。
これら、再生コンテンツ格納部18に格納されるファイルは、例えば、FATやNTFSなど、ファイルシステムとして一般的な形式のデータである。
第1のテキストファイル「動画再生スケジュール.txt」には、動画ファイルの再生スケジュールが記録されている。そのスケジュールは、例えば、時刻8時(8:00)から商品1.mpg、商品2.mpg、商品3.mpgのそれぞれの動画を画面上の表示座標(0,0)-(1919,1079)の領域に30秒ずつ繰り返し再生することを示している。さらに、時刻9時(9:00)からは商品4.mpg、商品5.mpg、商品6.mpgを繰り返し再生する。
この例が示すとおり、この情報表示装置1は、同時に再生されるのは動画、静止画、テロップそれぞれ一つずつとは限らず、設定により静止画を2つ同時に再生処理することもできる。
第5のテキストファイル「コンテンツ表示優先度設定.txt」は、前述の第1から第4のテキストファイルとは内容の種類が異なる。このテキストファイルは、再生領域が重なっているコンテンツの表示優先順位を規定している。例えば、テロップ表示を常に最前面に表示し、動画は常に最背面に表示するように規定している。
この発明によれば、表示制御工程は、指示に応答して画面の表示を制御する。この処理を実現するための具体的な実施形態について説明する。
図1において、ディスプレイ部12へは、コントローラ21の映像出力部13から映像信号および制御信号が入力される。制御信号は、ディスプレイ部12を制御するためCPU14によって生成される信号である。
図4で、コントローラ21の前段で生成された映像信号は、映像入力信号に相当する。前記映像入力信号は、ディスプレイ部12へ出力するために映像出力部13へ導かれる。映像出力部13が出力するのは、画面に表示させるべき内容の映像信号(走査信号)である。映像出力部13は、映像入力信号として入力された映像を一時的にキャプチャして記録するフレームメモリ42と、現在の入力映像とフレームメモリの指定された領域とを重畳して表示出力するOSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)回路41を備える。
フレームメモリ42は、OSD回路41によってキャプチャされた映像を、その後の重畳出力のために記憶する。
図5で、制御信号入力部53は、タッチパネルからの入力に基づいてOSD回路53に制御信号を送る入力インターフェイスである。映像信号入力部54は、コントローラ51の映像出力部13からの映像信号を受領する映像入力インターフェイスである。表示部55は、OSD回路41からの映像信号に基づいて映像を表示する液晶表示パネルである。
これまでの説明では、ディスプレイ部12が一つの表示装置で構成されることを前提に説明を行ってきた。しかし、ディスプレイ部12は、複数のディスプレイを格子状に配置して一つの大きな画面として利用する態様、いわゆるマルチディスプレイの方式を用いて実現されてもよい。
ディスプレイ部A〜D(それぞれの符号は12A〜12D)は、マルチディスプレイとして、2×2の縦横格子状に配置されたディスプレイ装置である。
図6(b)は、各コントローラA〜Dに割り当てられた表示領域と、同期再生時のコントローラ間の通信のために割り当てられたネットワークアドレスが記録されたファイルデータを示す説明図である。この設定ファイルは、コントローラPCそれぞれの記憶装置に設定情報としてあらかじめ格納されている。
図7は、図6のマルチディスプレイ構成での、再生スケジュール情報の例である。図7(b)は、再生スケジュール情報に従って、ディスプレイ部12A〜12Dに、テロップ表示を行う様子を示す説明図である。図7(b)で示す画面下部の領域にテロップを表示する場合、コントローラA〜コントローラDのそれぞれの図示しない再生コンテンツ格納部に格納されるテロップ再生スケジュール設定ファイルは図7に示すようになる。
マルチディスプレイの第2の構成例は、一つのコントローラで各ディスプレイ部の表示を制御する方式である。図8は、この構成によるマルチディスプレイ方式の情報表示装置の第2の構成を示す説明図である。図8(a)は、センサー部としてのタッチパネル、ディスプレイ部およびコントローラ部の構成を示すブロック図である。
コントローラ21は、再生制御プログラムがインストールされたPCや、専用の機器として構成される。
ディスプレイA〜D(符号12A〜12D)は、信号分配装置からの映像信号をそれぞれ受けて表示を行うディスプレイ装置である。各ディスプレイA〜Dは、入力映像のあらかじめ定められた映像領域を拡大表示するための表示拡大部A〜Dと、その設定情報を記録する設定記憶部A〜Dをそれぞれ一つずつ備えている。
図8(b)は、タッチパネルA〜Dがそれぞれ接続された入力ポート、ディスプレイIDおよびそれぞれのディスプレイの表示位置(設置位置)との対応関係を記録したデータファイルを示す説明図である。このファイルは、コントローラPCの記憶装置内に設定情報として格納される。前記設定情報は、ディスプレイの配置と、タッチパネルの配線状況に基づいて設置者が設定を行う。
コントローラ21は、この対応情報をもとにそれぞれのディスプレイに対して個別に制御信号を送信する。
図8(d)は、設定記憶部に記録されている、ディスプレイの拡大設定情報である。この例では、2×2の格子状に配置されたディスプレイのうち左上に設置されたディスプレイの設定情報であり、入力映像の左上1/4の部分がそれぞれ横2倍、縦2倍に拡大されて表示されることを示している。
図9のOSD回路41は、図5のOSD回路41に対応し、制御信号に応じて、フレームメモリの映像と映像信号入力部からの現在の映像を切り換えて映像出力する。また制御信号に応じて現在の入力映像をキャプチャし、フレームメモリ42にその内容を一時的に記録する機能を持つ。
制御信号入力部53は、図5の制御信号入力部53に対応し、コントローラからの制御信号に基づいてOSD回路に制御信号を送る、あるいは表示拡大部に拡大設定情報を送る入力インターフェイスである。
映像信号入力部54は、図5の映像信号入力部54に対応する映像入力インターフェイスである。
表示拡大部86は、入力映像の指定部分を拡大出力する映像表示制御装置である。制御信号により表示を横方向、縦方向、それぞれ独立に拡大して最終的な表示を行う。指定部分は、基本的に前述の拡大設定情報に基づいて決定される。
図10および図11は、マルチディスプレイ構成の変形例を示す説明図である。図10の変形例は、図6の構成例1に基づく変形例である。図6で、縦横2×2のマルチディスプレイを構成する4つのディスプレイA〜Dのうち、下方の2つのディスプレイCおよびDの画面上のみにタッチパネルが配置され、ディスプレイAおよびBにはタッチパネルが配置されない。ユーザは、下方のディスプレイCおよびDのみ手で触れることができ、上方のディスプレイAおよびBには手が届かないからである。図10(a)は、センサー部としてのタッチパネル、ディスプレイ部およびコントローラ部の構成を示すブロック図である。図10(b)は、各コントローラA〜Dに割り当てられた表示領域と、同期再生時のコントローラ間の通信のために割り当てられたネットワークアドレスが記録されたファイルデータを示す説明図である。また、図10(c)は、ディスプレイ部12A〜12Dを格子状に配置した際の、映像の出力座標の例である。
図11(c)は、ディスプレイA〜Dの設置位置を示す図である。
続いて、表示制御の具体的な態様を、図を用いながら説明する。
図12は、この実施形態における表示制御の第1の態様を示す説明図である。第1の態様によれば、広告表示を行っているディスプレイの前面に設置されたタッチパネルにユーザ(広告の視聴者)が触れた際、手を触れている間のみ表示が静止する。この場合、OSD回路41はCPU14からの指示に基づき、ユーザが画面に触れたときの画像をフレームメモリ42にキャプチャし、画面に手が触れている間、フレームメモリ42にキャプチャされた画像が画面に表示されるように制御する。
図23は、センサー部としてのタッチパネルにユーザが触れたか否かを検出する処理についてのフローチャートである。図23で、CPU14は、ユーザがタッチパネルに触れたか否かを監視する(ステップS11)。ユーザがタッチパネル11に触れると(ステップS11のYes)、図1のセンサー部11から入力部15へ信号が出力される。前記信号を受けた入力部15は、割り込み信号を生成し、CPU14に対して操作が行われたことを通知する。それに応じてCPU14は入力部15を通じてセンサー部から触れられたパネル上の位置のX座標とY座標を示すデータを取得する(ステップS12)。
また、図25は、ユーザがタッチパネル11から手を離したときに再生を再開させるフローチャートである。ユーザがセンサー部11から手を離すと、それに対応して信号が変化する。入力部15は、信号の変化に応答して割り込み信号を生成し、CPU14に対して操作が行われなくなったことを通知する。通知を受けたCPU14は(ステップS31)、一定時間(図の例では3秒間)待機(ステップS32)した後、次のステップS32の処理に移る。ただし、待機時間の設定はこれより長くても短くてもよく、また、ゼロ秒、即ち、待機がなくてもよい。
ステップS32でタッチパネル11から手を離してから再生が再開するまで所定時間遅延させる場合、ユーザはその間に静止している広告再生画面をみながら情報を書き写したり、デジカメで画面撮影を行ったりすることができる。
図13は、この実施形態における表示制御の第2の態様を示す説明図である。第2の態様によれば、画面が複数領域に区切られ、各領域に独立したコンテンツ、例えば、動画広告、スライドショー(静止画)、テロップ、地図(静止画)、文字情報、QRコード(2次元バーコード)などがそれぞれ再生されている場合、ユーザがタッチパネルに手を触れた際、手を触れた領域のみ表示が静止する。この場合、OSD回路41はCPU14からの指示に基づき、ユーザが画面に触れたときの画像をフレームメモリ42にキャプチャし、画面に手が触れている間、手が触れている領域の表示座標にはフレームメモリ42にキャプチャされた画像が表示され、他の領域にはコントローラ21からの映像信号が表示されるように制御する。
ユーザがタッチパネル11に触れると、センサー部11からの信号が入力部15を経てCPU14に通知される。CPU14はそれに応答し(ステップS41のYes)、ユーザが触れた画面位置の座標を取得する(ステップS42)。そして、取得した座標をもとに、その座標を含む領域のコンテンツ再生・表示処理を行っているコンテンツを特定する(ステップS43)。コンテンツの特定は、再生スケジュール情報18a(図3参照)に含まれる情報(再生開始時刻・再生時間、および表示領域)を参照し、後述する図30の処理手順で行うことができる。そして、特定されたコンテンツを再生しているプログラムを停止させる(ステップS44)。この処理は、後述する図31の処理手順で行うことができる。以上の処理により、手を触れた領域のコンテンツの再生が停止される。
CPU14は、ユーザがセンサー部11から手を離したことが検出されると(ステップS51のNo)、それに応答して一定時間(図29では3秒間)待機動作(ステップS52)をした後、次の処理に移る。次の処理で、CPU14は、ワークメモリ17上で停止しているすべての再生プログラムの実行を再開させる(ステップS53)。
以上の処理により、表示されている広告の再生はすべて再開される。
ii) 再生されているファイルの表示領域を特定する
そして、ユーザが触れた座標が表示領域内に含まれているか否かを判定し(ステップS62)、表示領域内に含まれていれば(ステップS62のYes)、そのコンテンツがユーザにより触れられたコンテンツであると判定し(ステップS64)処理を終了する。一方、ユーザが触れた座標が表示領域内に含まれていなければ(ステップS62のNo)、全てのコンテンツが走査されたか否かを判断する(ステップS63)、走査されていないコンテンツが残っている場合は(ステップS63のNo)、優先順位に従い次のコンテンツについて処理を繰り返す(ステップS65)。一方、全てのコンテンツが走査されたら(ステップS63のYes)、処理を終了する。
図14は、この実施形態における表示制御の第3の態様を示す説明図である。第3の態様によれば、手を触れた部分を基準とする所定範囲の領域のみ表示が静止する。即ち、図14(a)の時点でユーザが画面に触れると、手を触れた部分を中心とする正方形または円形の領域にはユーザが画面に触れたときの画像が表示される。この場合、OSD回路41はCPU14からの指示に基づき、ユーザが画面に触れたときの画像をフレームメモリ42にキャプチャし、画面に手が触れている間、手が触れている領域の表示座標にはフレームメモリ42にキャプチャされた画像が表示され、他の領域にはコントローラ21からの映像信号が表示されるように制御する。
OSD回路41に対し、現在のOSD回路への入力映像をキャプチャし、フレームメモリ42に一時的に格納するよう制御信号を送る(ステップS82)。図34は、この態様の表示例を示す説明図である。図34(a)は、OSD回路41にキャプチャされた入力映像を示す。図34(a)の映像がフレームメモリ42に格納される。
以上の処理の結果、手に触れられた周囲一定範囲内の映像のみ表示を静止し、それ以外の部分は通常通り表示処理が行われることになる。
図15は、この実施形態における表示制御の第4の態様を示す説明図である。第4の態様によれば、ユーザが手を触れている間、手を触れた時点の広告の要約情報が画面の一部にポップアップ表示される。前記要約情報としては、再生コンテンツの再生時間に関連付けられたテキスト情報や、画面に表示されている映像の縮小画像、テキスト情報を2次元コードに変換した画像、広告の詳細な説明を掲載したインターネットページのアドレス情報、などが挙げられる。
図36は、この態様において、タッチパネルから手を離したときに要約情報の表示を中断する処理のフローチャートである。図36で、ユーザの手がセンサー部11から離されたことを通知されたCPU14は、それに応答して(ステップS111)、一定時間(図36の例では3秒間)待機動作(ステップS112)をした後、次の処理に移る。
次の処理で、CPU14は、表示されている要約情報を画面から消去する(ステップS113)。
以上の処理により、表示されていた要約情報は消去され、通常の広告映像のみが表示されるようになる。
図16は、この実施形態における表示制御の第5の態様を示す説明図である。第5の態様によれば、複数のユーザが同時に画面に手を触れている間、それぞれの場所にそれぞれの情報が表示される。この場合、コントローラ21は、各ユーザが画面に触れた時点に応じて再生コンテンツ格納部18の中から表示すべき要約情報を抽出し、各ユーザの手が触れている表示座標に基づく所定の位置に抽出された要約情報がそれぞれ表示されるように表示データを生成する。
図17は、この実施形態における表示制御の第6の態様を示す説明図である。第6の態様によれば、情報表示装置1は、複数のサブ画面を組み合わせでひとつの画面(大画面)を構成するマルチディスプレイ方式が採用されており、ユーザが複数のサブ画面のうち一つのサブ画面に触れると、画面全体の表示が静止させる場合の動作例である。
〔方式1〕
図6(a)のように、映像出力を行うコントローラをディスプレイ毎に接続し、それぞれのコントローラに接続されたディスプレイの設置位置に相当する映像のコンテンツをコントローラから出力するように構成する方式(構成例1に対応する)である。
ブロック図8(a)のように、一つのコントローラ21で画面出力を行い、その出力映像信号を信号分配手段81で複数のディスプレイに分配、その分配された映像信号を受けたそれぞれのディスプレイが設置位置に該当する部分を拡大表示することで複数のディスプレイで一つの大画面として表示を行うように構成する方式(構成例2に対応する)である。
以上の方式1の処理に対し、方式2では、コントローラは一つのみであり、単に出力先のディスプレイで個別に拡大表示されているだけであるため、再生の停止処理は図23〜24と同様の処理でよい。
図18は、この実施形態における表示制御の第7の態様を示す説明図である。第7の態様によれば、マルチディスプレイ構成の画面で、ユーザが一つのサブ画面の一つの広告領域に触れている間、複数のディスプレイにまたがって該当する広告領域の表示が静止する。
図40および図41は、この態様で、方式1でマルチディスプレイ構成が行われている場合の、手で触れられた座標で再生されていたコンテンツのみ再生を停止する場合の処理フローである。
以上の処理により、該当するコンテンツの再生が停止される。
方式2では、コントローラは一つのみであり、単に出力先のディスプレイで個別に拡大表示されているだけであるため、再生の停止処理は動作図25〜29と同様の処理フローでよい。
図19は、この実施形態における表示制御の第8の態様を示す説明図である。第8の態様によれば、マルチディスプレイ構成の画面で、ユーザが一つのサブ画面に触れている間、画面全体の要約情報が、手が触れているサブ画面に表示される。
図44〜図45は、方式1でマルチディスプレイ構成が行われている場合、ユーザが一つの画面に触れた際に大画面の要約情報を手で触れた画面に表示する場合の処理フローである。
なお、要約情報を表示する画面位置はユーザにより手で触れられた座標の近傍位置とする。たとえば手で触れられた座標を左上頂点とする矩形領域に要約情報を表示してもよい。あるいは手で触れたディスプレイのサブ画面全体に要約情報を表示してもよい。
以上の処理により、手を触れたサブ画面に、現在大画面に再生されている広告の要約情報が表示される。
要約情報を表示するディスプレイは、ユーザが触れたディスプレイであり、図45に示す手順で表示画面を生成し、出力すればよい。
図20は、この実施形態における表示制御の第9の態様を示す説明図である。第9の態様によれば、マルチディスプレイ構成の画面で、ユーザが一つのサブ画面に触れている間、大画面の縮小画像が、手が触れているサブ画面に表示される。
図46、図47は、方式1でマルチディスプレイ構成が行われている場合、ユーザが一つのサブ画面に触れた際に大画面の縮小画像を手で触れた画面に表示する処理を示すフローチャートである。
次に、CPU14は、ワークメモリ17上に取得された映像データをサイズ縮小した映像データを作成し(ステップS213)、ワークメモリ17の別領域に格納する。縮小画像を作成するアルゴリズムとしては、単純には画素のデータを間引きすることで作成すればよい。あるいは縮小画像の画質を問題とするならばバイリニア法やバイキュービック法といった、よく知られたアルゴリズムで生成してもよいが、高画質であることは本質ではない。このようにして作成された縮小画像のデータを、表示静止の通知を送信したコントローラに対しネットワーク接続部19を通じて送信する(ステップS214)。
以上の処理により、ユーザが触れたサブ画面に大画面の縮小画像が表示される。
図21は、この実施形態における表示制御の第10の態様を示す説明図である。第10の態様によれば、マルチディスプレイ構成の画面で、複数のユーザが同時に異なるサブ画面に触れている間、各ユーザの手が触れたサブ画面に大画面の縮小画像がそれぞれ表示される。
図22は、この実施形態における表示制御の第11の態様を示す説明図である。第11の態様によれば、画面に対してなされたユーザの操作が、ログファイルとして記録され、格納される。
図23〜図48で説明したそれぞれのフローチャートと並行して、CPU14がユーザによって行われた操作に係る情報をログ情報格納部20に記録するタスクを実行することにより、ユーザがどのコンテンツにどの程度関心を持ったかを記録することができる。
CPU14は、一定時間毎にインターネットに設置したサーバー装置に対してログファイルの内容を送信し、サーバー装置がログファイルの情報を集積するようにしてもよい。
11:センサー部
12:ディスプレイ部
13:映像出力部
14:CPU
15:入力部
16:プログラム格納用メモリ
16a:再生制御プログラム
16b:動画再生プログラム
16c:静止画再生プログラム
16d:テロップ再生プログラム
16e:要約情報作成プログラム
16f:要約情報表示プログラム
17:ワークメモリ
18:再生コンテンツ格納部
19:ネットワーク接続部
20:ログ情報格納部
21:コントローラ
31:実行中の動画再生プログラム
32:実行中の静止画再生プログラム1
33:実行中の静止画再生プログラム2
34:実行中のテロップ再生プログラム
40:映像信号生成部
41:OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)回路
42:フレームメモリ
53:制御信号入力部
54:映像信号入力部
55:表示部
81:信号分配手段
86:拡大表示部
Claims (9)
- 文字および/または画像を表示し得る画面に時間の経過に伴って連続的または間欠的に異なる内容を表示させる表示制御工程と、
前記画面への接触または近接を検出する検出部からの信号に基づき、画面に対する指示がなされていると判断する工程とを備え、
コンピュータが各工程を実行し、
前記表示制御工程は、前記指示がなされている間前記指示に応答して画面の表示を静止させるように制御することを特徴とする情報表示の制御方法。 - 前記表示制御工程は、前記指示がなされなくなったことに応答し、即時にまたは所定時間後に表示の静止を解除するよう制御する請求項1に記載の制御方法。
- 前記表示制御工程は、前記指示がなされたとき画面の一部の表示を静止させ他の部分は続けて連続的または間欠的に異なる内容を表示させる請求項1または2に記載の制御方法。
- 前記検出部からの信号に基づき、前記指示がなされた位置に対応する画面上の表示位置を決定する工程をさらに備え、
前記表示制御工程は、前記指示がなされたとき前記指示に対応する表示位置の近傍の表示を静止させ、他の部分は続けて連続的または間欠的に異なる内容を表示させる請求項3に記載の制御方法。 - 前記画面が、複数のサブ画面を並置することにより各サブ画面より大きな文字および画像を一つの全体画面として表示し得るよう構成されてなり、
前記表示制御工程は、一のサブ画面に対して指示がなされたとき各サブ画面の表示を静止させるように制御する請求項1〜4のいずれか一つに記載の制御方法。 - 前記画面が、複数のサブ画面を並置することにより各サブ画面より大きな文字および画像を一つの全体画面として表示し得るよう構成されてなり、
前記表示制御工程は、全体画面が各サブ画面と一致しない複数の領域に分割され各領域に異なる内容の表示がなされているとき、ある領域に対してなされた指示に応答してその指示がなされた領域の表示を静止させるように制御する請求項1〜4のいずれか一つに記載の制御方法。 - 前記表示制御工程は、前記指示がなされたときその指示がなされたときの画面の表示内容に係る情報を履歴として格納するようさらに制御する請求項1〜6のいずれか一つに記載の制御方法。
- 文字および/または画像を表示し得る画面に時間の経過に伴って連続的または間欠的に異なる内容を表示させる処理と、
前記画面への接触または近接を検出する検出部からの信号に基づき、画面に対する指示がなされていると判断する処理と、
前記指示がなされている間前記指示に応答して画面の表示を静止させるように制御する処理とをコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。 - 文字および/または画像を表示し得る表示部と、
時間の経過に伴って連続的または間欠的に異なる内容を前記表示部に表示させる表示制御部と、
前記画面への接触または近接を検出する検出部と、
検出部からの信号に基づき、画面に対する指示がなされたことを判断する判断部とを備え、
前記表示制御部は、前記指示がなされている間前記指示に応答して画面の表示を静止させるように制御することを特徴とする情報表示装置。
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