JP2014090282A - 携帯電子機器およびプログラム - Google Patents

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彰 平尾
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Abstract

【課題】 液晶の大きさが大きい機器の代わりをすることができる携帯電子機器およびそのプログラムを提供する。
【解決手段】 本発明の構成は、複数の携帯電子機器100、100A、100B、100Cの表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させる携帯電子機器100であって、他の携帯電子機器が隣接したことを検出する隣接検出部126と、隣接した携帯電子機器と通信可能な近圏通信部136と、当該携帯電子機器100がマスターの場合には当該携帯電子機器100のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の携帯電子機器100A、100B、100Cに転送し、当該携帯電子機器100がスレーブの場合にはマスターとなる携帯電子機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御部102とをさらに備え、制御部102は当該携帯電子機器100の表示部にアプリケーションの動作画面の一部を表示させることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、スマートフォン等の携帯電子機器およびプログラムに関する。
従来から、書類作成やプレゼンテーション等にノートパソコンが利用されており、業務(仕事)の必需品となりつつある。一方、情報化技術の発展に伴い、昨今では、スマートフォン、ネットブック等も普及している。そのため、出張等の際には、ノートパソコン、スマートフォン、ネットブック等のガジェットを複数持ち運ぶことも珍しく無くなってきている。
これらのガジェットの最も大きな違いは、液晶(表示部)の大きさである。一般に、ノートパソコンの液晶は13インチ以上のものが主流であるのに対し、ネットブックの液晶の大きさは7〜10インチ程度、スマートフォンの液晶の大きさは4インチ程度である。したがって、液晶の大きさの違いを補うことができれば、液晶の大きさが小さい機器で液晶の大きさが大きい機器を代用することができ、複数のガジェットを持ち運ばなくても済むようになると考えられる。
特許文献1には、第1のモジュールと第2のモジュールとを連結して、第1のモジュールの表示部に表示されたキャラクターを第2のモジュールの表示部に移動させる技術が開示されている。
米国特許第7,371,177号明細書
上記特許文献1の技術によれば、複数のモジュールを連結することで、キャラクターが移動可能な表示部の総領域が拡大する。しかしながら、特許文献1の技術では1つのアプリケーションの動作画面が拡大するわけではない。したがって、液晶の大きさが大きい機器の代わりにはならない。
また特許文献1の技術では、第1のモジュールと第2のモジュールとを機械的に連結しているが、このような構成は同種のモジュール同士でないと難しい。同種のモジュール同士でしか利用できない構成とすると適用の幅が極めて制限されることとなるため(結局、同種のモジュールを複数入手しなければならないため)、他機種も利用することができる技術が望まれる。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、液晶の大きさが大きい機器の代わりをすることができる携帯電子機器およびそのプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の代表的な構成は、複数の携帯電子機器の表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させる携帯電子機器であって、他の携帯電子機器が隣接したことを検出する隣接検出部と、隣接した携帯電子機器と通信可能な近圏通信部と、当該携帯電子機器がマスターの場合には近圏通信部を通じて当該携帯電子機器のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の携帯電子機器に転送し、当該携帯電子機器がスレーブの場合には近圏通信部を通じてマスターとなる携帯電子機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御部とをさらに備え、制御部は、当該携帯電子機器の表示部に上記アプリケーションの動作画面の一部を表示させることを特徴とする。
上記近圏通信部は、隣接した携帯電子機器と赤外線によって通信するとよい。
上記制御部は、初期状態において当該携帯電子機器がマスターとなるか否かを他の携帯電子機器との相対的な位置関係に応じて判定するとよい。
上記マスターおよびスレーブの設定は、当該携帯電子機器または他の携帯電子機器の表示部に表示されるアイコンによって変更可能であるとよい。
当該携帯電子機器は、基地局と無線通信する無線通信部をさらに備え、制御部は当該携帯電子機器への着呼を検知すると、当該携帯電子機器の表示部に上記動作画面の一部を表示させることを中止するとよい。
上記課題を解決するために本発明の代表的な他の構成は、複数の機器の表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させるためのプログラムであって、コンピュータに、他の機器が隣接したことを検出する隣接検出機能、隣接した機器と通信可能な近圏通信機能、当該機器がマスターの場合には近圏通信機能を通じて当該機器のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の機器に転送し、当該機器がスレーブの場合には近圏通信機能を通じてマスターとなる機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御機能、当該機器の表示部にアプリケーションの動作画面の一部を表示させる表示機能を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、液晶の大きさが大きい機器の代わりをすることができる携帯電子機器およびそのプログラムを提供することができる。
本実施形態にかかる携帯電子機器の概略構成を示すブロック図である。 図1の携帯電子機器のネゴシエーションについて説明する図である。 図1の携帯電子機器のネゴシエーションの手順を示すフローチャートである。 図2の携帯電子機器によるアプリケーションの動作画面の一体的な表示を例示する図である。 図2の携帯電子機器及び他の携帯電子機器の配置例を示す図である。 図1の携帯電子機器の他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[装置構成]
図1は、本実施形態にかかる携帯電子機器100の概略構成を示すブロック図である。携帯電子機器100は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)を含んで構成される制御部102と、ROMやRAM、フラッシュメモリ等を含んで構成される記憶部104とを備える。制御部102は、記憶部104に記憶されたプログラムを実行し、当該携帯電子機器100を制御、管理する。記憶部104は、プログラムや各種データ等を記憶する。
携帯電子機器100は、表示部および操作部としてのタッチパネルディスプレイ106を備える。なおタッチパネルディスプレイ106に換えて、表示部としてディスプレイとそのコントローラとを備えたり、操作部としてキーやポインティングデバイスを備えたりしてもよい。
携帯電子機器100は、LTEやCDMA、WiMAX[登録商標(Worldwide Interoperability for Microwave Access)]等の所定の無線通信方式により基地局108と無線通信する無線通信部110を備える。無線通信部110により、通信相手との音声通信(通話)やWebサーバとのデータ通信が実行される。また携帯電子機器100は、放送局112からの地上デジタルテレビジョン放送を受信し、テレビ番組を視聴可能にする放送受信部114を備える。
携帯電子機器100は、マイク等の音声認識手段で構成される音声入力部116とスピーカ等の音声出力手段で構成される音声出力部118とを備える。音声入力部116は、通話時に入力されたユーザの音声を携帯電子機器100内で処理可能な電気信号に変換する。音声出力部118は、受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力したり、アプリケーション使用時に出力すべき音、テレビの音、着信音等を出力したりする。
携帯電子機器100は、被写体を撮像可能なカメラモジュール120を備える。カメラモジュール120は、レンズや撮像素子等で構成される。
携帯電子機器100は、加速度を検知することで当該機器の姿勢を検知する加速度センサ122を備える。かかる加速度センサ122が検知する当該機器の姿勢に応じて、制御部102はタッチパネルディスプレイ106の表示を縦表示または横表示に切り替える。
携帯電子機器100は、当該機器の位置を測定する位置測定部124を備える。位置測定部124は、例えばGPS衛星からの信号を受けて当該機器の位置を測定する。位置測定部124は、これに限らず基地局108の位置情報を取得し三点測量により当該機器の位置を測定したり、電子タグ、超音波等により当該機器の位置を測定したりしてよい。
携帯電子機器100は、他の携帯電子機器が隣接したことを検出する隣接検出部126を備える。本実施形態では、隣接検出部126は、磁気センサ128、130、132、134により構成されるが、近接センサ等の他の構成を採用することも可能である。
携帯電子機器100は、隣接した携帯電子機器と通信可能な近圏通信部136を備える。本実施形態では、近圏通信部136は、赤外線通信部138、140、142、144により構成されるが、Bluetooth(登録商標)、超音波近距離通信、可視光通信等の他の構成を採用することも可能である。なお、赤外線通信による近圏通信部136があれば、隣接検出部126は不要という考え方もある。しかしながら赤外線モジュールは消費電力が大きく、常時オンにしておくことは好ましくない。このため、まず磁気センサ128、130、132、134による隣接検出部126によって隣接を検知した後に、赤外線通信部138、140、142、144を備えた近圏通信部136をオンにすることが好ましい。
携帯電子機器100は、当該機器に電力を供給するバッテリ146を備える。
[装置機能]
図2は、携帯電子機器100のネゴシエーションについて説明する図である。図2に示すように、携帯電子機器100はその筐体が矩形状かつ平板状をなし、その正面に上述したタッチパネルディスプレイ106を備える。携帯電子機器100は、当該携帯電子機器100のタッチパネルディスプレイ106と他の携帯電子機器100A、100B、100Cのタッチパネルディスプレイとに一体的にアプリケーションの動作画面を表示させる機能を有する。
本実施形態において携帯電子機器100は、上述の機能を活かすために、タッチパネルディスプレイ106が筐体の正面ほぼ全域を占有するように形成される。なお、他の携帯電子機器100A、100B、100Cは、当該携帯電子機器100と実質的に同一の構成を有するものとし、本実施形態ではその説明を省略する。
携帯電子機器100は、筐体の右側に磁気センサ128及び磁石148を、筐体の左側に磁気センサ130及び磁石150を、筐体の上側に磁気センサ132及び磁石152を、筐体の下側に磁気センサ134及び磁石154を備える。磁気センサ128、130、132、134と磁石148、150、152、154との位置関係は、同一の構成を有する他の携帯電子機器100A、100B、100Cが隣接すると、磁気センサ128、130、132、134がそれを検出するように設定される。
携帯電子機器100は、筐体の右側に赤外線通信部138を、その赤外線通信部138の反対側に赤外線通信部140を、筐体の上側に赤外線通信部142を、その赤外線通信部142の反対側に赤外線通信部144を備える。すなわち赤外線通信部138、140、142、144は、同一の構成を有する他の携帯電子機器100A、100B、100Cが隣接するとその携帯電子機器100A、100B、100Cの赤外線通信部と隣り合わせになるように配置される。
図3は、携帯電子機器100のネゴシエーションの手順を示すフローチャートである。以下、図3のフローチャートに則り、ネゴシエーション及びアプリケーションの動作画面の一体的表示の実行手順について説明する。
携帯電子機器100の隣接検出部126は、他の携帯電子機器100A、100Cが隣接するとこれを検出する(ステップS300Yes)。ここでは携帯電子機器100の筐体の右側の磁気センサ128及び筐体の下側の磁気センサ134が他の携帯電子機器100A、100Cの磁石の磁界によって隣接を検出する。
隣接検出部126が他の携帯電子機器100A、100Cの隣接を検出すると、制御部102は当該機器が赤外線による通信の巡回開始位置にいるか否かを判定する(ステップS302)。かかる巡回開始位置は、任意に設定することができる。本実施形態では、巡回開始位置を左上端に設定する場合について説明する。なお、巡回開始位置は、右上端、上端、左端などとしてもよい。
制御部102は、右側の磁気センサ128及び下側の磁気センサ134の反応により、当該機器が左上端にいることを検出すると(ステップS302Yes)、予め設定された規則に則り他の携帯電子機器へ自身の情報を送信する(ステップS304)。かかる自身の情報には、いずれの側の赤外線通信部138、140、142、144を通じて送信が行われているかを含める。
本実施形態では予め設定される規則は、次のようなものとする。すなわち、赤外線通信は巡回開始位置からまず右側へと行われる。右端に到達すると、そこから1つだけ下に赤外線通信が行われ、その後左側へと赤外線通信が行われる。そして左端に到達すると、そこからまた1つだけ下に赤外線通信が行われ、その後右側へと赤外線通信が行われる。かかる過程を巡回終了位置まで行う。なお巡回終了位置とは、隣接する全ての機器のスキャンが完了し、赤外線通信の新たな通信先が無くなる位置である。
したがって、ステップS304では、当該携帯電子機器100は自身の情報を右側の赤外線通信部138を通じて他の携帯電子機器100Aへ送信する。
一方、当該携帯電子機器100Aから情報を受信した他の携帯電子機器100Aは、自身が巡回終了位置にいるか否かを判定する。自身が巡回終了位置にいないと判定すると、受信した情報にさらに自身の情報(赤外線通信の方向を含む)を追加して、他の携帯電子機器100Bへ送信する。他の携帯電子機器100Bも同様の処理により、受信した情報にさらに自身の情報(赤外線通信の方向を含む)を追加して、他の携帯電子機器100Cへ送信する。当該携帯電子機器100から他の携帯電子機器100A、100B、100Cへの赤外線通信の方向を図2中矢印R1で図示する。
他の携帯電子機器100Cは、当該携帯電子機器100及び他の携帯電子機器100A、100Bの情報が累積的に追加された情報を受信し、自身が巡回終了位置にいると判定すると、かかる情報から自身を含む複数の携帯電子機器100、100A、100B、100Cの配置を特定する。これにより、他の携帯電子機器100Cは、図2に示す配置を特定する。
他の携帯電子機器100Cは、その後、それぞれの携帯電子機器100、100A、100Bに特定した配置を送信する。本実施形態では、図2中矢印R2で図示するように、矢印R1で示した方向とは逆方向に赤外線通信によってその配置位置の情報を送信する。これにより、それぞれの携帯電子機器100、100A、100B、100Cは、一体的にアプリケーションの動作画面を表示する際すなわち1つの仮想表示器として機能する際、自身がどの部分を表示(担当)すべきか認識することができる(ステップS306)。かかる配置位置の情報は、Bluetooth(登録商標)や超音波近距離通信等を利用して送信してもよい。
なお上記では当該携帯電子機器100が巡回開始位置にいる場合について説明したが、当該携帯電子機器100が巡回開始位置にいない場合には、上記説明した他の携帯電子機器100A、100B、100Cと実質的に同一の処理を行う。すなわち、他の携帯電子機器から情報を受信し(ステップS310)、巡回終了位置にいない場合には(ステップS312No)、受信した情報にさらに自身の情報(赤外線の通信方向を含む)を追加して他の携帯電子機器へ送信する(ステップS314)。そして、他の携帯電子機器から自身の配置位置を受信する(ステップS316)。ステップS312で巡回終了位置にいると判定した場合には(ステップS312Yes)、複数の携帯電子機器の配置を特定し(ステップS318)、特定した配置を他の携帯電子機器へ送信する(ステップS320)。
図4は、携帯電子機器100によるアプリケーションの動作画面の一体的な表示を例示する図である。図4に例示するように、本実施形態によれば、上述したネゴシエーションの結果、それぞれの携帯電子機器100、100A、100B、100Cにアプリケーションの動作画面の一部を表示させ(ステップS308)、一体的な表示を行わせることができる。すなわち、複数の携帯電子機器100、100A、100B、100Cを1つの仮想表示器として機能させることができる。したがって、液晶の大きさが小さい機器で液晶の大きさが大きい機器の代用をすることができる。
ここでは、アプリケーションの動作画面として、「A」という文字が表示された画面が一体的に表示されている。かかる画面はマスターとなる携帯電子機器の画面である。
当該携帯電子機器100はマスターの場合、制御部102が近圏通信部136を通じて自身のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる携帯電子機器100A、100B、100Cに転送する。一方、当該携帯電子機器100はスレーブの場合、制御部102が近圏通信部136を通じてマスターとなる携帯電子機器(携帯電子機器100A、100B、100Cのいずれか)からアプリケーションの動作画面を取得する。そして、制御部102が、タッチパネルディスプレイ106にアプリケーションの動作画面の一部を表示させる。なお、本実施形態では、近圏通信部136を赤外線通信部138、140、142、144としているが、Bluetooth(登録商標)や超音波近距離通信等を利用してアプリケーションの動作画面を送受信するようにしてもよい。
本実施形態において制御部102は、初期状態において、マスターとなるか否かを他の携帯電子機器100A、100B、100Cとの相対的な位置関係に応じて決定する。詳述すると、本実施形態では、当該機器が巡回終了位置にいる場合に、初期状態においてマスターとなる機器とする。したがって、この場合、他の携帯電子機器100Cがマスターとなる。巡回終了位置にいる機器を初期状態においてマスターとすることで、特定した配置の情報の送信(ステップS320)と併せて、そのアプリケーションの動作画面を送信することができ、処理の簡略化を図ることができる。
またマスターおよびスレーブの設定は、当該携帯電子機器100または他の携帯電子機器100A、100B、100Cのタッチパネルディスプレイに表示されるアイコン156によって変更可能とするとよい。ここでは、アイコン156は当該携帯電子機器100のタッチパネルディスプレイ106に表示されているが、いずれのタッチパネルディスプレイに表示されてもよい。これにより、一体的な表示を構成するいずれの携帯電子機器100、100A、100B、100Cのアプリケーションの動作画面も拡大表示することが可能になる。
上述した一体的な画面表示は、とりわけ当該画面を複数の人間に視認させるプレゼンテーション等に有効である。プレゼンテーション等では、静止画像を順次切替表示していくため、常に近圏通信部136による通信を維持しておく必要がない。したがって、バッテリ146の消耗を抑えることができる。なお、実用的観点からは、カメラモジュール120で撮像した画像を複数の機器に一体的に表示させて利用したり、放送受信部114が受信したテレビ画像を一体的に表示させて視聴したりすることを可能にするとよい。
アプリケーション動作画面の一体的表示中に、制御部102が当該携帯電子機器100への着呼を検知した場合には、制御部102は、当該携帯電子機器100のタッチパネルディスプレイ106にその動作画面の一部を表示させることを中止するとよい。これにより、ユーザに着呼を確実に通知することができる。なお、一体的表示を維持することを重視する設定とする場合には、制御部102は、着呼を検知した場合に一体的表示を中止せず、タッチパネルディスプレイ106の輝度や明るさを変更して着呼を通知するようにしたり、自身のタッチパネルディスプレイ106の端に着呼を検知した旨を表示したりするようにしてもよい。
なお一体的にアプリケーションの動作画面を表示する場合についても、マスターの機器の加速度センサが検出する姿勢に基いて縦表示、横表示を切替可能にするとよい。加速度センサ122が検出する機器の姿勢が、配置の特定(ステップS318)に役立つ場合には、ステップS304、314で加速度センサ122の情報も追加して送信するようにするとよい。
図5は、携帯電子機器及び他の携帯電子機器の配置例を示す図である。図5(a)に例示するように、携帯電子機器100及び他の携帯電子機器100A、100Bを縦に連結してもよい。また図5(b)に例示するように、1台の機器のサイズが縦横2:1の矩形状の場合、縦置きの機器と横置きの機器を並べることも可能である。この場合には、隣接を検出するための隣接検出部126を構成する磁気センサ128、130、132、134の位置や、近圏通信部136を構成する赤外線通信部138、140、142、144の位置を適宜設定するとよい。なお、図5の例に限らず、複数の携帯電子機器を様々に配置してよい。
図6は、携帯電子機器100の他の例(携帯電子機器200)を示す図である。図6に示すように、一体的にアプリケーションの動作画面を表示する機器を、当該携帯電子機器200と他の携帯電子機器200A(携帯電子機器200と実質的に同一の構成とする)との2台に限る場合、赤外線通信部138、140、142、144の換わりに、近圏通信部136としてBluetooth(登録商標)等を利用することができる。すなわち赤外線通信部138、140、142、144が不要となる。これは、指向性を有する赤外線通信によって上記のようにネゴシエーションして複数の機器の配置を特定せずとも、磁気センサ128、130、132、134が反応する方向に相手が存在することを特定できるためである。なお、他の例の携帯電子機器200は、赤外線通信部138、140、142、144以外は上記携帯電子機器100と実質的に同一の構成とする。
位置測定部124が複数の携帯電子機器の配置を区別可能な精度で当該携帯電子機器100の絶対位置を特定できる場合にも、同様に、赤外線通信部138、140、142、144に換えて近圏通信部136としてBluetooth(登録商標)等を利用することができる。上記のようなネゴシエーションをせずとも、位置測定部124により自身の絶対位置を特定できるため、互いにその絶対位置を交換することでそれぞれの配置位置を特定できるためである。なお、ユーザからの入力操作により、複数の携帯電子機器の配置位置を特定する構成とする場合も、同様である。
上述した本実施形態の構成をプログラムとしてもよい。すなわち、複数の機器の表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させるために、コンピュータに、他の機器が隣接したことを検出する隣接検出機能、隣接した機器と通信可能な近圏通信機能、当該機器がマスターの場合には近圏通信機能を通じて当該機器のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の機器に転送し、当該機器がスレーブの場合には近圏通信機能を通じてマスターとなる機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御機能、当該機器の表示部に前記アプリケーションの動作画面の一部を表示させる表示機能を実現させるためのプログラムとしてもよい。
基本的な構成要件を備える携帯電子機器に対し、かかるプログラムをダウンロード形式等で配信することで、上述した一体的な表示機能の普及を図ることができる。本実施形態では、一体的な表示を行う各機器を機械的に接続するのではなく無線で接続するため、適用対象が広く、他機種同士であってもアプリケーションの動作画面の一体的な表示を実行することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、スマートフォン等の携帯電子機器およびプログラムに利用可能である。
100、100A、100B、100C…携帯電子機器、102…制御部、104…記憶部、106…タッチパネルディスプレイ、108…基地局、110…無線通信部、112…放送局、114…放送受信部、116…音声入力部、118…音声出力部、120…カメラモジュール、122…加速度センサ、124…位置測定部、126…隣接検出部、128、130、132、134…磁気センサ、136…近圏通信部、138、140、142、144…赤外線通信部、146…バッテリ、148、150、152、154…磁石、156…アイコン、200、200A…携帯電子機器

Claims (6)

  1. 複数の携帯電子機器の表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させる携帯電子機器であって、
    他の携帯電子機器が隣接したことを検出する隣接検出部と、
    隣接した携帯電子機器と通信可能な近圏通信部と、
    当該携帯電子機器がマスターの場合には前記近圏通信部を通じて当該携帯電子機器のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の携帯電子機器に転送し、当該携帯電子機器がスレーブの場合には前記近圏通信部を通じてマスターとなる携帯電子機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御部とをさらに備え、
    前記制御部は、当該携帯電子機器の表示部に前記アプリケーションの動作画面の一部を表示させることを特徴とする携帯電子機器。
  2. 前記近圏通信部は、隣接した携帯電子機器と赤外線によって通信することを特徴とする請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記制御部は、初期状態において当該携帯電子機器がマスターとなるか否かを前記他の携帯電子機器との相対的な位置関係に応じて判定することを特徴とする請求項2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記マスターおよびスレーブの設定は、当該携帯電子機器または前記他の携帯電子機器の表示部に表示されるアイコンによって変更可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  5. 基地局と無線通信する無線通信部をさらに備え、
    前記制御部は当該携帯電子機器への着呼を検知すると、当該携帯電子機器の表示部に前記動作画面の一部を表示させることを中止することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の携帯電子機器。
  6. 複数の機器の表示部に一体的にアプリケーションの動作画面を表示させるために、コンピュータに、
    他の機器が隣接したことを検出する隣接検出機能、
    隣接した機器と通信可能な近圏通信機能、
    当該機器がマスターの場合には前記近圏通信機能を通じて当該機器のアプリケーションの動作画面をスレーブとなる他の機器に転送し、当該機器がスレーブの場合には前記近圏通信機能を通じてマスターとなる機器からアプリケーションの動作画面を取得する制御機能、
    当該機器の表示部に前記アプリケーションの動作画面の一部を表示させる表示機能を実現させるためのプログラム。
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