JP5527813B2 - 端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、各々に表示部を備えた二つの筐体を、ヒンジ部を介して接続して成る端末装置及びプログラムに関する。
近年、携帯電話機などの端末装置にあっては、その高機能化に伴って画面サイズの大型化が進んでいるが、持ち運ぶという特質上、画面サイズが制限されてしまうため、複数の表示部を備えることで大画面化を実現化するようにしている。例えば、二つの筐体を、ヒンジ部を介して折り畳み可能に連結した端末装置にあっては、各筐体に表示部をそれぞれ配設することにより、見開き本のように二つの表示部を開くようにすることで大画面化を実現化するようにしている。
このように二つの表示部を備えた見開き型の端末装置にあっては、今後増えることが予想され、二人で各々の表示部を見ることも考えられる。例えば、従来にあっては、電子表示装置を一緒に見ている相手が自分と向かい合っている(対面している)場合に、自分及び相手が最も表示が閲覧し易くなるように、表示を180°回転させるようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特開2003−280622号公報
しかしながら、上述した先行技術にあっては、相手が自分と向かい合っている場合に、表示を180°回転させるだけであり、例えば、二つの表示部を備えることを活かしたものとは言えず、また、ユーザ自身が表示を見ている場合か、相手に表示を見せている場合かのいずれしか対応することができなかった。
本発明の課題は、特別なキー操作を行うことなく、同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧できるようにすることである。
上述した課題を解決するために請求項1記載の発明は、
各々に表示部を備えられた二つの筐体を、ヒンジ部を介して接続して成る端末装置であって、
前記二つの表示部が同一の表示を行っているか否かを判別する表示判別手段と、
前記二つの筐体を接続する前記ヒンジ部の状態を検出し、そのヒンジ部の状態が所定の状態であるか否かを判別するヒンジ部状態判別手段と、
前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記ヒンジ部の状態が所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1に従属する発明として、
前記ヒンジ部は、前記二つの筐体を開閉可能に接続する一軸ヒンジであり、
前記ヒンジ部状態判別手段は、前記ヒンジ部の開閉状態に応じて前記二つの筐体の見開き角度を検出し、この見開き角度が所定の角度より大きいか否かにより前記所定の状態であるか否かを判別し、
前記表示制御手段は、前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記二つの筐体の見開き角度が所定の角度より大きく所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項2記載の発明であってもよい。
請求項1に従属する発明として、
前記ヒンジ部は、前記二つの筐体を開閉可能に接続するとともに回動可能に接続する二軸ヒンジであり、
前記ヒンジ部状態判別手段は、前記ヒンジ部の回動状態に応じて前記二つの筐体の一方が略反対側を向いているか否かにより所定の状態であるか否かを判別し、
前記表示制御手段は、前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記二つの表示部の一方が略反対側を向いて所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う、
ようにしたことを特徴とする、請求項3記載の発明であってもよい。
請求項3に従属する発明として、
前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、回動させていない筐体に備えられた表示部の表示を回動させた筐体に備えられた表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
ようにしたことを特徴とする、請求項4記載の発明であってもよい。
請求項1〜3のいずれかに従属する発明として、
当該端末装置の傾きを検出し、前記二つの表示部のうちどちら側に傾いているかを判別する傾き判別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記傾き判別手段により判別された、傾いている側の表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
ようにしたことを特徴とする、請求項5記載の発明であってもよい。
請求項1〜3のいずれかに従属する発明として、
撮像部と、
ユーザが前記二つの表示部のうちどちらの表示部に注目しているかを前記撮像部による撮影画像を解析することで判別する注目判別手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記注目判別手段により注目していると判別された表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
ようにしたことを特徴とする、請求項6記載の発明であってもよい。
請求項1〜3のいずれかに従属する発明として、
前記表示制御手段が前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、どちらの表示部の表示を他の表示部にも表示させるかをユーザ操作により任意に設定する設定手段を更に備え、
前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記設定手段による設定内容に基づいて、いずれかの表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
ようにしたことを特徴とする、請求項7記載の発明であってもよい。
請求項1〜3のいずれかに従属する発明として、
前記表示判別手段は、一つの表示を分割して前記二つの表示部に表示している場合に前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別し、
前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記分割する前の一つの表示を前記表示部の各々に収まるような表示サイズに変更して前記二つの表示部に表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
ようにしたことを特徴とする、請求項8記載の発明であってもよい。
また、上述した課題を解決するために請求項9記載の発明は、
コンピュータに対して、
ヒンジ部を介して接続された二つの筐体に各々に備えられた表示部が同一の表示を行っているか否かを判別する機能と、
前記二つの筐体を接続する前記ヒンジ部の状態を検出し、その状態が所定の状態であるか否かを判別する機能と、
前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部の状態が所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラム、であることを特徴とする。
本発明によれば、特別なキー操作を行うことなく、同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧することができ、利便性に富んだものとなる。
(1)、(2)は、端末装置として適用した携帯電話機においてそのスタイルの変更に応じた表示状態を説明するための図。 携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図。 携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要(アプリケーション処理)を示したフローチャート。 (1)、(2)は、携帯電話機のスタイルの変更に応じた他の表示状態(図1とは異なる他の表示状態)を説明するための図。 第1実施形態の変形例を示した図で、(1)〜(3)は、二軸ヒンジタイプの携帯電話機においてそのスタイルの変更に応じた表示状態を説明するための図。 第2実施形態において、どちらの表示部をユーザが見ているのか(注目しているか)を判断する場合を説明するための図。 第2実施形態の変形例を説明するための図。
(第1実施形態)
図1〜図4を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
本実施形態は、端末装置として携帯電話機に適用した場合を例示したもので、図1は、この携帯電話機の外観図を示すとともに、そのスタイルの変更に応じた表示状態を説明するための図である。
携帯電話機は、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)のほか、テレビ受信機能、電子ブック閲覧機能などを備えたもので、図1に示すように、各々に表示部を備えた二つの筐体、つまり、表示部筐体1、2を、ヒンジ部3を介して折り畳み自在(開閉自在)に取り付けた折り畳みタイプ(開閉式)の携帯電話機である。なお、電子ブック閲覧機能は、複数頁分のデータを表示部筐体1、2の表示部に頁順にそれぞれ割り当て表示させる機能である。
表示部筐体1は、表示部4を備えた筐体であり、表示部筐体2は、表示部5を備えた筐体で、この表示部筐体1、2は、同形同大の長方体を成している。図1(1)は、縦長の表示部筐体1、2が横並びとなるように見開いた状態(横開き状態)、つまり、端末筐体全体が横長となるような縦向きにした状態を示し、この縦向き状態(横開き状態)では、表示部筐体1が図中、左側に位置し、表示部筐体2が右側に位置するようになる。ヒンジ部3は、表示部筐体1、2を重ね合わせた状態から見開き状態(略180°見開いた状態)に開閉可能に接続する一軸ヒンジ(連結部)であり、以下、図1(1)に示すような見開き状態をブックスタイルと呼称する。このブックスタイルでは、表示部筐体1に備えられた表示部4と表示部筐体2に備えられた表示部5とは横並びの近接状態となっている。
表示部4、5は、同形同大の長方形で、筐体の正面略全域に配置された液晶表示部や有機EL(エレクトロルミネッセンス)部などであり、図1(1)の例は、二つの表示部4、5に対応して二つの機能(アプリケーション)を同時に起動させている場合(ユーザが二つの機能を起動して別々の表示部で視聴する場合)を示している。すなわち、図中、左側に位置する表示部筐体1に備えられた表示部4に対応して、閲覧視聴系の機能としてテレビ機能を起動した場合を示し、また、図中、右側に位置する表示部筐体2に備えられた表示部5に対応して、閲覧視聴系の機能としてWebブラウザ機能を起動した場合を示し、これによって左側の表示部4にはテレビ画面が表示され、右側の表示部5にはWebブラウザ画面が表示されている状態を示している。
図2は、携帯電話機の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部11は、二次電池を備えた電源部12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話機の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、ROM、RAMなどの内部メモリで、図示しないプログラム領域とデータ領域とを有し、この記憶部13内のプログラム領域には、後述する図3に示す動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムが格納されている。また、記憶部13内のデータ領域には、各種のフラグ情報、携帯電話機の動作に必要な各種の情報が記憶されている。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、あるいは図示しない所定の外部サーバ上に記憶部13を有する構成であってもよい。
表示部4、5は、タッチスクリーン(タッチ画面)TA、TBを構成するもので、表示部4、5の表面に対応する指の接触を検出する接触操作部(透明なタッチパネル)6、7を積層配設することによってタッチ画面TA、TBが構成されている。ここで、接触操作部6、7は、静電容量方式でも抵抗膜方式でもよく、また、接触の他に操作器具や指の押し込み(押圧)を検出可能とする圧電方式であってもよいが、本実施形態では、操作器具(ペン)や指の押圧を検出可能とする圧電方式を使用している。
そして、表示部4、5(タッチ画面TA、TB)は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを入力可能なもので、ソフトウェアキーボード(タッチパネル式のキーボード)やソフトウェア手書き入力パッド(touchpad:タッチパネル式の手書き入力パッド)が表示される。制御部11は、タッチ画面TA、TBからの操作信号に応じた処理として、例えば、発信処理、電子メール受信処理など、各種の処理を行う。また、タッチ画面TA、TBは、待受画像、アイコン、日時情報のほか、テキストデータ、メール、Webページなどを表示する。
無線通信部14は、図示しない無線部、ベースバンド部、多重分離部などを備え、例えば、音声通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能の動作時に最寄りの基地局との間でデータの送受信を行うもので、通話機能の動作時にはベースバンド部の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調して制御部11に与え、制御部11は、電話部15を介して通話用スピーカSPから音声出力させ、また、通話用マイクMCからの入力音声データを電話部15から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化した後、ベースバンド部の送信側に与えてアンテナAT1から発信出力させる。テレビ放送受信部16は、地上波デジタルテレビ放送を受信するもので、アンテナAT2から放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データ(文字データ)に分離して復号化したり、圧縮データを解凍したりするなどを行うデジタル回路部を有している。
見開き角度検出部17は、ヒンジ部3に内蔵されていて、表示部筐体1、2が見開いたときの角度(見開き角度)を検出するもので、ヒンジ部3の回転に応じて回転する可動接点が固定接点に接触することにより見開き角(0°〜略360°)を検出するロータリタイプのスイッチ構造となっているが、その構成は任意であり、光学的、磁気的に検出する構成であってもよい。この見開き角度検出部17による検出結果に基づいて制御部11は、ヒンジ部3の状態が所定の状態であるか否か、つまり、見開き角度が所定の角度(本実施形態では略270°)であるか否かを判別するようにしている。なお、略270°とは、例えば、240°〜300°であるが、それに限らず、250°〜290°などであってもよい。ここで、制御部11は、二つの表示部4、5が同一の表示を行っていない場合に、見開き角度が略270°であれば、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしている。
筐体傾き検出部18は、ヒンジ部3を介して表示部筐体1、2を見開いた状態においてその見開きと同方向における各筐体の傾き角度を検出する三軸タイプの加速度センサで、表示部筐体1又は2内の基板に実装されたもので、表示部筐体1、2の姿勢角(傾き角度)を検出する。傾き角度は、表示部筐体1、2の表示面側の中心を回転中心とした場合の表示部筐体1、2の回転角であり、制御部11は、筐体傾き検出部18からの検出結果に基づいて、表示部筐体1、2の表示面が重力方向に対してどちらに回転しているかを算出し、表示部筐体1側に傾けられた状態か、表示部筐体2側に傾けられた状態かを判別するようにしている。
ここで、表示部筐体1側に傾けられた場合には、この筐体1に備えられている表示部4の表示を他の表示部筐体2に備えられている表示部5にも表示させることにより二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしている。また、表示部筐体2側に傾けられた場合には、この筐体2に備えられている表示部5の表示を他の表示部筐体1に備えられている表示部4にも表示させることにより二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしている。
図1(2)は、図1(1)に示すようなブックスタイルにおいて、表示部筐体1、2の見開き角度を略270°とした状態(共用スタイル)の表示例を示した図である。この共用スタイルは、ユーザとその横に並んでいる第三者とが共用して閲覧可能なスタイル(同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧可能なスタイル)で、図示の例では、表示部筐体1側の表示部4の表示(テレビ画面)が表示部筐体2側の表示部5にも表示された場合を示している。ここで、二つの表示部4、5のうち、どちらの表示部の表示を優先して他の表示部に表示させるかは、優先フラグ(図示省略)を参照して決定するようにしている。すなわち、この優先フラグは、ユーザ操作により任意に設定されたもので、予め決められている表示部を優先するのか(固定優先)、筐体傾き検出部18の検出結果に応じた表示部を優先するのか(変動優先)を示すフラグである。
次に、第1実施形態における携帯電話機の動作概念を図3に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、このフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施形態においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図3は、携帯電話機の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要(アプリケーション処理)を示したフローチャートである。この図3のフローから抜けた際には、全体動作のメインフロー(図示省略)に戻る。以下、図3のフローチャートを図1、図4に示す具体例を参照しながら説明するものとする。
先ず、制御部11は、二つの機能を起動して別々の表示部4、5で視聴するか(2アプリ2表示)、1つの機能を起動して二つの表示部4、5で視聴するか(1アプリ2表示)のいずれかがユーザ操作により選択されると(ステップS1)、その選択操作に応じた処理を行う(ステップS2〜S5)。
上述の“2アプリ2表示”は、図1(1)に示したように、表示部4、5に別々の機能で得られた情報を表示させる場合であるが、“1アプリ2表示”は、1画面を分割して表示部4、5に表示させる場合である。図4(1)は、上述したブックスタイルにおける“1アプリ2表示”を例示したもので、一つの表示(図示の例ではテレビ画面)を二つに分割して表示部4、5の各々に表示させた状態を示している。この場合、1つテレビ画面の左半分を表示部4に表示させ、右半分を表示部5に表示させることにより、テレビ画面を二つの表示部4、5を使用した大画面で見ている状態、すなわち、図中、左側の表示と右側の表示とは互いに連続する一連表示となり、一つの表示を二つに分割して表示部4、5の各々に表示させた状態を示している。
いま、“2アプリ2表示”が選択された場合には(ステップS2でYES)、一方の機能を起動して一方の表示部に表示させるとともに(ステップS3)、他方の機能を起動して他方の表示部に表示させる(ステップS4)。例えば、図1(1)に示すように、表示部4に対応して指定された機能を起動させるとともに、その機能の起動によって得られた情報を表示部4に表示させる。また、表示部5に対応して指定された機能を起動させるとともに、その機能の起動によって得られた情報を表示部5に表示させる。一方、“1アプリ2表示”が選択された場合には(ステップS2でNO)、図4(1)に示すように、二つの表示部4、5を連続する一つの表示部として使用するような一連表示を行う(ステップS5)。
そして、制御部11は、見開き角度検出部17、筐体傾き検出部18の検出結果に基づいて、表示部筐体1、2の開閉状態として、図1(1)に示したようなブックスタイルであるかを調べる(ステップS6)。いま、ブックスタイル以外の開閉状態であれば(ステップS6でNO)、その開閉状態に応じた利用形態(スタイル)でのモードに応じた動作を実行した後(ステップS7)、終了指示の有無を調べる(ステップS8)。ここで、終了指示が行われなければ(ステップS8でNO)、ブックスタイルであるかをチェックする上述のステップS6に戻るが、終了指示が行われたときには(ステップS8でYES)、図3のフローから抜ける。
いま、ブックスタイルであれば(ステップS6でYES)、このブックスタイルのモードの動作を開始した後(ステップS9)、見開き角度検出部17の検出結果に基づいて、表示部筐体1、2の見開き角度は略270°であるかを調べ(ステップS10)、略270°でなければ(ステップS10でNO)、ブックスタイルであるかをチェックする上述のステップS6に戻る。また、見開き角度が略270°であれば(ステップS10でYES)、上述したステップS1で“2アプリ2表示”が選択されたのかを調べ(ステップS11)、“2アプリ2表示”が選択されていれば(ステップS11でYES)、上述の優先フラグ(図示省略)を参照し、優先フラグは、予め決められている表示部を優先する“固定優先”を指定しているかを調べる(ステップS12)。
ここで、筐体傾き検出部18の検出結果に応じた表示部を優先する“変動優先”が指定されている場合には(ステップS12でNO)、筐体傾き検出部18の検出結果に基づいて表示部筐体1側に傾けられたのかを判別し(ステップS13)、傾けられた方の表示部4の表示を優先させ、この表示部の表示を他の表示部にも同様に表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とする(ステップS14)。例えば、表示部筐体1側に傾けられたときには、表示部筐体1側の表示部4の表示を優先させ、この表示部4の表示を他の表示部5にも同様に表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とする。また、表示部筐体2側に傾けられたときには、表示部筐体2側の表示部5の表示を優先させ、この表示部5の表示を他の表示部4にも同様に表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とする。その後、ブックスタイルであるかをチェックする上述のステップS6に戻る。
また、上述した優先フラグを参照した結果、予め決められている表示部を優先する(固定優先)が指定されている場合には(ステップS12でYES)、予めユーザ操作により任意に設定されることにより固定的に決められた所定の表示部、例えば、表示部筐体1側の表示部4の表示を優先させ、この表示部4の表示を他の表示部5にも同様に表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とする(ステップS15)。なお、所定の表示部は、表示部筐体2側の表示部5であってもよい。その後、ブックスタイルであるかをチェックする上述のステップS6に戻る。
一方、一つの機能を起動して二つの表示部4、5で視聴する“1アプリ2表示”が選択されている場合には(ステップS11でNO)、図4(1)に示すように、一つの表示を二つに分割して表示部4、5の各々に表示させた状態において、分割する前の一つの表示を表示部4、5の各々に収まるような表示サイズ、つまり、表示部4、5の横幅(短辺方向の幅)に合った表示サイズに変更した後(ステップS16)、そのサイズの表示を表示部4、5に表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とする(ステップS17)。図4(2)は、図4(1)のブックスタイルから変更された共用スタイルでの表示例を示した図で、図4(1)で分割されていた二つのテレビ画面を本来の一つの画面に纏めて縮小したようなテレビ画面に変換して各表示部4、5に表示させる。その後、ブックスタイルであるかをチェックする上述のステップS6に戻る。
以上のように、この第1実施形態において制御部11は、表示部筐体1、2に備えられた二つの表示部4、5が同一の表示を行っていない場合で、かつヒンジ部3の状態が所定の状態である場合に、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしたので、特別なキー操作を行うことなく、同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧することができ、利便性に富んだものとなる。
ヒンジ部3は、二つの表示部筐体1、2を開閉可能に接続する一軸ヒンジであり、このヒンジ部3の開閉状態に応じて二つの表示部筐体1、2の見開き角度を検出し、この見開き角度が所定の角度(例えば、略270°)より大きいか否かによりヒンジ部3が所定の状態であるか否かを判別するようにしたので、複数人が見易い状態で同一の表示を見ることが可能となる。
筐体傾き検出部18の検出結果に基づいて、二つの表示部4、5のうちどちら側に傾いているかを判別し、傾いている側の表示部の表示を他の表示部にも表示させることで二つの表示部の表示を同一とするようにしたので、ユーザにあっては筐体を傾けるという簡単な操作により同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧する状態に変更することが可能となり、使い勝手の向上が可能となる。
二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、どちらの表示部の表示を他の表示部にも表示させるかをユーザ操作により任意に設定するようにしたので、他人に見せたい表示を予めユーザの要望に応じて選択することができ、使い勝手の向上が可能となる。
一つの表示を分割して二つの表示部4、5に表示させて閲覧している状態において、その表示を第三者に見せる際に、分割する前の一つの表示を表示部4,5の各々に収まるような表示サイズに変更して二つの表示部4、5に表示させるようにしたので、例えば、テレビ画面を二つの表示部4、5を使用した大画面で見ているような場合であっても、特別なキー操作を行うことなく、同一の表示(テレビ画面)を別の人にも見せることが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、折り畳みタイプ(開閉式)の携帯電話機に適用した場合を示したが、二軸ヒンジタイプの携帯電話機に適用してもよい。図5は、二軸ヒンジタイプの携帯電話機の概略外観図である。図5(1)は、ヒンジ部8を介して開閉可能に接続されているとともに回動可能に接続されている表示部筐体1、2を見開いた状態、つまり、縦長の表示部筐体1、2が横並びとなるように見開いた状態(横開き状態)のブックスタイルを示している。このヒンジ部8は、表示部筐体1、2を開閉可能に接続するとともに回動可能に接続する二軸ヒンジである。
そして、図5(1)は、二つの表示部4、5に対応して二つの機能(アプリケーション)を同時に起動させている場合を示している。すなわち、図中、左側に位置する表示部筐体1に備えられた表示部4に対応して、テレビ機能を起動し、また、図中、右側に位置する表示部筐体2に備えられた表示部5に対応して、Webブラウザ機能を起動することによって、左側の表示部4にはテレビ画面が表示され、右側の表示部5にはWebブラウザ画面が表示されている状態を示している。図5(2)は、表示部筐体1に対して表示部筐体2を回動させた回動途中の状態を示し、図5(3)は、表示部筐体1に対して表示部筐体2を略180°回動させて、表示部筐体2に備えられた表示部5を反対側に向けた状態を示している。なお、図示の例では、表示部筐体1に対して表示部筐体2を回動させた場合を例示したが、表示部筐体2に対して表示部筐体1を回動させた場合であってもよい。
そして、この携帯電話機には、上述した見開き角度検出部17のほか、表示部筐体1に対して表示部筐体2を回動させたのか、表示部筐体2に対して表示部筐体1を回動させたのかを検出するとともに、表示部筐体1、2のいずれを略180°回動させたかを検出する回動検出部(図示省略)が設けられている。この回動検出部は、回転検出を行うロータリタイプのスイッチ構造と、表示部筐体1及び2に配置された加速度センサから構成されており、制御部11は、ロータリータイプのスイッチの検出結果により表示部筐体1、2の回転角度差を判別し、表示部筐体1、2のそれぞれの加速度センサの重力方向を監視する事によって、表示部筐体1、2のいずれを回転させたかを判別している。ここで、表示面の長手方向に対し、重力方向が反転しない方の表示部筐体が回転していない方の表示部筐体であり、反転した方の表示部筐体が回転させられた方の表示部筐体である。回転検出部は、これに限らず、例えば、磁気的、光学的に検出するものであってもよい。制御部11は、回動検出部の検出結果に基づいて表示部筐体1、2のいずれが略180°回動された場合に、回動していない方の筐体に備えられた表示部をユーザが見続けている表示部であると判断し、この表示部の表示を略180°回動させた他の表示部にも表示させることで、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしている。
このように二軸ヒンジタイプの携帯電話機においては、二つの表示部4、5が同一の表示を行っていない場合で、かつ二つの表示部4、5の一方を略反対側に向けた場合に、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにすれば、特別なキー操作を行うことなく、同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧することができ、利便性に富んだものとなる。
回動検出部の検出結果に基づいて表示部筐体1、2のいずれが略180°回動された場合に、回動していない方の筐体に備えられた表示部をユーザが見続けている表示部であると判断し、この表示部の表示を略180°回動させた他の表示部にも表示させることで、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにすれば、ユーザにあっては表示部筐体1、2の一方を回動させるという簡単な操作により同一の表示をそれぞれ別の人が同時に閲覧する状態に変更することが可能となり、使い勝手の向上が可能となる。
(第2実施形態)
以下、この発明の第2実施形態について図6を参照して説明する。
なお、上述した第1実施形態においては、どちらの表示部の表示を他方の表示部にも表示させるかを、優先フラグを参照して決定し、予め決められている表示部を優先する“固定優先”に基づいて決定するか、傾けた側の筐体の表示部を優先する“変動優先”に基づいて決定するようにしたが、この第2実施形態においては、インカメラ(撮像部)で撮影したユーザの顔画像を解析することによりユーザの眼球から視線方向を検出し、この視線方向に基づいて、どちらの表示部をユーザが見ているのか(注目しているか)を判断し、ユーザが見ている方の表示部を他の表示部にも表示させるようにしたものである。ここで、両実施形態において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略するとともに、以下、第2実施形態の特徴部分を中心に説明するものとする。
図6(1)は、上述した図1(1)と同様に、表示部筐体1、2とを見開き可能(開閉可能)な一軸ヒンジタイプの携帯電話機において、表示部筐体1、2を見開いた状態(横開き状態)を示した図である。インカメラ19は、電話中に自己の顔などを撮影するテレビ電話用などとして利用される撮像部であり、筐体の内側のヒンジ部3、つまり、見開き状態において表示部4、5が露出する側のヒンジ部3の上端部に設けられたもので、撮影レンズ、撮像素子、その駆動系のほか、測距センサ、光量センサ、アナログ処理回路、信号処理回路などを備えている。
制御部11は、インカメラ19で撮影したユーザの顔画像を解析してユーザの両眼の黒目の位置から両眼の視線方向を検出することにより、どちらの表示部4、5をユーザが見ているのか(注目しているのか)を判断するようにしている。この場合、一方の表示部を見ている注目時間を計測し、この注目時間が所定時間(例えば、3秒以上)の場合には、一方の表示部を見ていると判断するようにしている。なお、図中、破線は、インカメラ19の撮影方向を示している。図示の例では、図中、左側の表示部筐体1の表示部4を見ている場合で、制御部11は、上述した第1実施形態と同様に、二つの表示部筐体1、2の見開き角度が所定の角度(例えば、略270°)になった際に、図6(2)のようにユーザが注目している表示部の表示を他の表示部にも表示させることで、二つの表示部4、5の表示が同一となるような表示制御を行うようにしている。
以上のように、第2実施形態において制御部11は、二つの表示部4、5のうち、ユーザが注目していた方の表示部の表示を他の表示部にも表示させることで二つの表示部4、5の表示を同一とするようにしたので、相手に見せたい表示を確実かつ容易に特定することができる。
なお、上述した第2実施形態においてインカメラ19は、ヒンジ部3の上端部に設けるようにしたが、例えば、図7に示すように、表示部筐体1、2の上端部中央部分に、それぞれ取り付けるようにしてもよい。このように表示部筐体1、2にインカメラ19A、19Bを取り付けることにより、各インカメラ19A、19Bの撮影方向は、図7(1)に示すようになり、ユーザがどちらの表示部を見ているかにより、それらの撮影方向がユーザから外れるようになる。図示の例において、表示部筐体1側のインカメラ19Aの撮影方向は、ユーザの顔に正対するようになるが、表示部筐体2側のインカメラ19Bの撮影方向は、顔から外れるようになる。これによってインカメラ19Bによって撮影された画像には、ユーザの顔は写っていないが、インカメラ19Aによって撮影された画像には、顔の全てが写っているため、ユーザは、表示部筐体1側の表示部を見ているものと判断することができる。
なお、上述した各実施形態においては、縦長の表示部筐体1、2が横並びとなるように見開いた状態(横開き状態)として使用する場合を例示したが、これに限らず、例えば、横長の表示部筐体1、2が縦並びとなるように見開いた状態(縦開き状態)として使用する場合であってもよい。また、上述した各実施形態においては、二つの筐体を見開いて使用する場合を例示したが、これに限らず、三つ以上の筐体を見開いて使用する構造であってもよい。
なお、上述した各実施形態においては、見開き角度の所定の角度として略270°の場合を例示したが、これに限らず、任意であるとともに、ユーザ操作により所定角度を任意に設定可能としてもよい。
また、携帯電話機のタイプは、一軸ヒンジタイプ、二軸ヒンジタイプに限らず、スライドタイプ、スピントップタイプなど任意の筐体構造であってもよい。その他、携帯電話機に限らず、パーソナルコンピュータ、PDA、デジタルカメラ、音楽プレイヤーなどであってもよい。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“機”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
1、2 表示部筐体
3、8 ヒンジ部
4、5、 表示部(タッチ画面TA、TB)
6、7 接触操作部
11 制御部
13 記憶部
17 見開き角度検出部
18 筐体傾き検出部
19、19A、19B インカメラ

Claims (9)

  1. 各々に表示部を備えられた二つの筐体を、ヒンジ部を介して接続して成る端末装置であって、
    前記二つの表示部が同一の表示を行っているか否かを判別する表示判別手段と、
    前記二つの筐体を接続する前記ヒンジ部の状態を検出し、そのヒンジ部の状態が所定の状態であるか否かを判別するヒンジ部状態判別手段と、
    前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記ヒンジ部の状態が所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記ヒンジ部は、前記二つの筐体を開閉可能に接続する一軸ヒンジであり、
    前記ヒンジ部状態判別手段は、前記ヒンジ部の開閉状態に応じて前記二つの筐体の見開き角度を検出し、この見開き角度が所定の角度より大きいか否かにより前記所定の状態であるか否かを判別し、
    前記表示制御手段は、前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記二つの筐体の見開き角度が所定の角度より大きく所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  3. 前記ヒンジ部は、前記二つの筐体を開閉可能に接続するとともに回動可能に接続する二軸ヒンジであり、
    前記ヒンジ部状態判別手段は、前記ヒンジ部の回動状態に応じて前記二つの筐体の一方が略反対側を向いているか否かにより所定の状態であるか否かを判別し、
    前記表示制御手段は、前記表示判別手段により前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部状態判別手段により前記二つの表示部の一方が略反対側を向いて所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の端末装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記二つの表示部のうち、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、回動させていない筐体に備えられた表示部の表示を回動させた筐体に備えられた表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項3記載の端末装置。
  5. 当該端末装置の傾きを検出し、前記二つの表示部のうちどちら側に傾いているかを判別する傾き判別手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記傾き判別手段により判別された、傾いている側の表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  6. 撮像部と、
    ユーザが前記二つの表示部のうちどちらの表示部に注目しているかを前記撮像部による撮影画像を解析することで判別する注目判別手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記注目判別手段により注目していると判別された表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  7. 前記表示制御手段が前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、どちらの表示部の表示を他の表示部にも表示させるかをユーザ操作により任意に設定する設定手段を更に備え、
    前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記設定手段による設定内容に基づいて、いずれかの表示部の表示を他の表示部にも表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  8. 前記表示判別手段は、一つの表示を分割して前記二つの表示部に表示している場合に前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別し、
    前記表示制御手段は、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う場合に、前記所定の優先順位に基づく側の表示部の表示として、前記分割する前の一つの表示を前記表示部の各々に収まるような表示サイズに変更して前記二つの表示部に表示させることで前記二つの表示部の表示を同一とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の端末装置。
  9. コンピュータに対して、
    ヒンジ部を介して接続された二つの筐体に各々に備えられた表示部が同一の表示を行っているか否かを判別する機能と、
    前記二つの筐体を接続する前記ヒンジ部の状態を検出し、その状態が所定の状態であるか否かを判別する機能と、
    前記二つの表示部が同一の表示を行っていないと判別され、かつ前記ヒンジ部の状態が所定の状態であると判別された場合に、前記二つの表示部のうち、所定の優先順位に基づく側の表示部の表示を、他の表示部に表示させることで、前記二つの表示部の表示が同一となるような表示制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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