JP2013191019A - 映像表示システム及び端末装置 - Google Patents

映像表示システム及び端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013191019A
JP2013191019A JP2012056936A JP2012056936A JP2013191019A JP 2013191019 A JP2013191019 A JP 2013191019A JP 2012056936 A JP2012056936 A JP 2012056936A JP 2012056936 A JP2012056936 A JP 2012056936A JP 2013191019 A JP2013191019 A JP 2013191019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master
audio
battery
video
remaining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012056936A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5934529B2 (ja
Inventor
Keisuke Hihara
圭祐 日原
Takeshi Hirose
岳史 廣瀬
So Takezawa
創 竹澤
Takayuki Fujii
隆之 藤井
No Sato
農 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2012056936A priority Critical patent/JP5934529B2/ja
Publication of JP2013191019A publication Critical patent/JP2013191019A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5934529B2 publication Critical patent/JP5934529B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】 連続して視聴することができる時間を長くすることができる映像表示システムを提供する。
【解決手段】 内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカを有する2以上の端末装置と、映像及び音声からなるコンテンツ情報を提供するサーバー装置とを含み、各端末装置がコンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分であって、互いに異なる画像をディスプレイ上に表示する映像表示システムであって、端末装置において内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、各端末装置から電池残量を取得する電池残量取得手段と、電池残量に基づいて、各端末装置のいずれかを音声マスターに指定する音声マスター指定手段とを備えて構成される。音声マスターに指定された端末装置は、コンテンツ情報に基づいて、スピーカから音声出力を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、映像表示システム及び端末装置に係り、さらに詳しくは、2以上の映像出力ユニットがそれぞれ共通の映像の一部分であって、互いに異なる画像を表示する映像表示システムの改良に関する。
複数の端末装置を用いてマルチスクリーン画面を形成し、映像を大画面で視聴させる映像表示システムが提案されている(例えば、特許文献1)。各端末装置は、インターネットやLAN(ローカルエリアネットワーク)といった通信ネットワーク上のサーバー装置から映像及び音声からなるコンテンツ情報をダウンロードして、共通の映像の一部分であって、互いに異なる画像を表示する。例えば、端末装置は、映像を構成する画像フレームから、マルチスクリーン画面内における自端末の位置に応じた画像領域を切り出して表示する。この様な映像表示システムによれば、1つの端末装置に表示させる場合に比べて大きな画面によって映像を視聴することができる。
しかしながら、上述した様な従来の映像表示システムでは、携帯電話機やタブレット端末といった携帯情報端末を上記端末装置として用いる場合、内蔵電池が早く消耗してしまうという課題があった。特に、音声出力を行う端末装置は、消費電力が大きいことから、内蔵電池が早く消耗する。従って、映像表示システムとしての視聴可能な時間は、音声出力を行う端末装置の内蔵電池の電池残量によって決まり、長時間の視聴を行うことができないという問題があった。
特開2008−11475号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、連続視聴可能な時間を長くすることができる映像表示システムを提供することを目的とする。特に、システム内の内蔵電池を効率的に使用することにより、連続して視聴することができる時間を長くすることができる映像表示システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる映像表示システムを提供することを目的とする。また、内蔵電池の電池残量が少なくなるまでの間に特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池が早く消耗するのを抑制することができる映像表示システムを提供することを目的とする。
また、本発明は、上述した様な映像表示システムに用いることができる端末装置を提供することを目的とする。特に、音声出力が割り当てられた後に内蔵電池が消耗してもシステムとして音声出力を継続することができる端末装置を提供することを目的とする。また、特定の端末装置に音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる端末装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による映像表示システムは、内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカを有する2以上の視聴ユニットと、映像及び音声からなるコンテンツ情報を提供するコンテンツ提供装置とを含み、各視聴ユニットが上記コンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分であって、互いに異なる画像を上記ディスプレイ上に表示する映像表示システムであって、上記視聴ユニットにおいて上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、上記2以上の視聴ユニットから上記電池残量を取得する電池残量取得手段と、上記電池残量に基づいて、上記2以上の視聴ユニットのいずれかを音声マスターに指定する音声マスター指定手段とを備え、上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットが、上記コンテンツ情報に基づいて、上記スピーカから音声出力を行うように構成される。
この映像表示システムでは、各視聴ユニットから内蔵電池の電池残量を取得し、各視聴ユニットの電池残量に基づいて音声マスターが指定される。このため、電池残量が最も多い視聴ユニットを音声マスターに指定して音声出力を行わせることにより、連続して視聴することができる時間を長くすることができる。また、各視聴ユニットの電池残量に基づいて音声マスターを指定するので、特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる。
第2の本発明による映像表示システムは、上記構成に加え、上記電池残量を予め定められた判定閾値と比較する電池残量比較手段を備え、上記電池残量取得手段が、上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットの上記電池残量が上記判定閾値を下回った場合に、上記電池残量を再度取得し、上記音声マスター指定手段が、再度取得された上記電池残量に基づいて、上記音声マスターの指定を行うように構成される。
この映像表示システムでは、音声マスターに指定された視聴ユニットの電池残量が判定閾値を下回れば、電池残量を再度取得して音声マスターの指定が行われる。このため、音声マスターに指定された視聴ユニットの電池残量が少なくなったからといって、システム全体で音声出力が停止するのを防ぐことができる。従って、システム内の内蔵電池を効率的に使用することにより、連続して視聴することができる時間を長くすることができる。
第3の本発明による映像表示システムは、上記構成に加え、上記音声マスターの指定回数を計数するマスター指定計数手段を備え、上記電池残量比較手段が、上記指定回数に応じて異なる上記判定閾値を用いて、上記電池残量の比較を行うように構成される。
この映像表示システムでは、音声マスターの指定回数に応じて異なる判定閾値と電池残量を比較して、音声マスターの再度の指定が行われる。このため、同じ判定閾値を用いる場合に比べて、音声マスターの変更が頻繁に生じるのを抑制することができる。また、この様に判定閾値を多段階化して音声マスターの再度の指定を行うことにより、内蔵電池の電池残量が一定レベル以下にまで少なくなるよりも前に、音声出力の割当をシステム内の視聴ユニットに分散させることができる。このため、内蔵電池の電池残量が少なくなるまでの間に特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池が早く消耗するのを抑制することができる。
第4の本発明による映像表示システムは、上記構成に加え、再度取得された上記電池残量に基づく上記音声マスターの指定後、元の音声マスターにマスター解除の通知を行うマスター解除通知手段を備え、上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットが、上記マスター解除の通知に基づいて、上記コンテンツ情報に基づく音声出力を停止するように構成される。
この映像表示システムでは、音声マスターに指定された視聴ユニットの電池残量が判定閾値を下回れば、音声マスターの再度の指定を行ってから、元の音声マスターにマスター解除の通知が行われる。音声マスターに指定された視聴ユニットでは、マスター解除の通知があるまで音声出力を継続することにより、音声マスターの変更ごとに音声出力が寸断されるのを抑制することができる。
第5の本発明による端末装置は、内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカが設けられ、コンテンツ提供装置から映像及び音声からなるコンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分を表示する端末装置であって、上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、上記コンテンツ提供装置から上記コンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と、受信した上記コンテンツ情報に基づいて、上記映像の一部分を上記ディスプレイ上に表示するとともに、上記コンテンツ提供装置により音声マスターに指定されれば、上記スピーカから音声出力を行う映像出力手段と、上記電池残量を予め定められた判定閾値と比較する電池残量比較手段と、上記音声マスターに指定された後、上記電池残量が上記判定閾値を下回った場合に、上記コンテンツ提供装置にマスター解除の要求を行うマスター解除要求手段とを備え、上記映像出力手段が、上記マスター解除の要求後に、上記コンテンツ情報に基づく音声出力を停止するように構成される。
この端末装置では、コンテンツ提供装置からコンテンツ情報を受信して映像の一部分を表示するとともに、コンテンツ提供装置により音声マスターに指定されれば、音声出力を行うので、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させることができる。特に、音声マスターに指定された後、内蔵電池の電池残量が判定閾値を下回れば、コンテンツ提供装置にマスター解除の要求が行われる。このため、コンテンツ提供装置では、内蔵電池の電池残量が少なくなった端末装置について音声マスターを解除し、電池残量に余裕のある他の端末装置を音声マスターに指定することができる。つまり、コンテンツ提供装置がマスター解除の要求に基づいて電池残量を再度取得し、音声マスターの指定を行うことにより、音声マスターに指定された端末装置の電池残量が少なくなったからといって、システム全体で音声出力が停止するのを防ぐことができる。従って、音声出力が割り当てられた後に内蔵電池が消耗してもシステムとして音声出力を継続することができる。
第6の本発明による端末装置は、内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカが設けられ、コンテンツ提供装置から映像及び音声からなるコンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分を表示する端末装置であって、上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、上記コンテンツ提供装置から上記コンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と、受信した上記コンテンツ情報に基づいて、上記映像の一部分を上記ディスプレイ上に表示する映像出力手段と、他の端末装置から上記電池残量を取得する電池残量取得手段と、上記他の端末装置から取得した上記電池残量及び自端末の上記電池残量に基づいて、上記他の端末装置及び自端末のいずれかを音声マスターに指定する音声マスター指定手段とを備え、上記映像出力手段が、上記音声マスターに指定されれば、上記コンテンツ情報に基づいて、上記スピーカから音声出力を行うように構成される。
この端末装置では、コンテンツ提供装置からコンテンツ情報を受信して映像の一部分を表示するとともに、音声マスターに指定されれば、音声出力を行うので、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させることができる。特に、他の端末装置から取得した電池残量と自端末の電池残量とに基づいて、これらの端末装置のいずれかを音声マスターに指定するので、特定の端末装置に音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる。
本発明による映像表示システムでは、連続して視聴することができる時間を長くすることができる。特に、音声マスターに指定された視聴ユニットの電池残量が少なくなったからといって、システム全体で音声出力が停止するのを防ぐことができる。従って、システム内の内蔵電池を効率的に使用することにより、連続視聴可能な時間を長くすることができる。
また、本発明の映像表示システムによれば、各視聴ユニットの電池残量に基づいて音声マスターを指定するので、特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる。さらに、内蔵電池の電池残量が少なくなるまでの間に特定の視聴ユニットに音声出力が集中して内蔵電池が早く消耗するのを抑制することができる。
また、本発明によれば、上述した様な映像表示システムに用いることができる端末装置を提供することができる。特に、音声出力が割り当てられた後に内蔵電池が消耗してもシステムとして音声出力を継続することができる端末装置を提供することができる。また、特定の端末装置に音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる端末装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1による映像表示システム1の概略構成の一例を示したシステム図である。 図1の映像表示システム1におけるマルチスクリーン画面形成時の動作の一例を模式的に示した説明図である。 図1のクライアント端末20の一構成例を示したブロック図である。 図3のCPU25内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図1の映像出力制御部12の構成例を示したブロック図である。 サーバー装置10における映像出力制御部12の動作の一例を示したフローチャートである。 クライアント端末20におけるCPU25の動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2によるクライアント端末20の一構成例を示したブロック図であり、CPU25内の機能構成の一例が示されている。
実施の形態1.
<映像表示システム1>
図1は、本発明の実施の形態1による映像表示システム1の概略構成の一例を示したシステム図である。この図では、4つのクライアント端末20を用いてマルチスクリーン画面を形成する場合が示されている。
映像表示システム1は、映像及び音声からなるコンテンツ情報2を提供するサーバー装置10と、2以上のクライアント端末20により構成され、各クライアント端末20がコンテンツ情報2を受信して共通の映像の一部分を表示する。
サーバー装置10は、コンテンツ情報2を提供するコンテンツ提供装置であり、コンテンツ記憶部11、映像出力制御部12及びネットワーク通信部13により構成される。ここでいう映像は動画像であり、コンテンツ情報2は、動画像を構成する多数の画像フレームと、動画像に対応づけられた音声データにより構成される。
例えば、ライブ映像をマルチキャスト方式により配信する場合、動画像の撮影と同期させて取得された音声データがコンテンツ情報2として提供される。この例では、サッカー競技を競技場から実況中継する映像及び音声がコンテンツ情報2として提供され、その映像が4つのクライアント端末20によって形成されたマルチスクリーン画面に表示されている。
映像出力制御部12は、クライアント端末20からコンテンツ情報2の視聴要求があれば、当該視聴要求に基づいて、コンテンツ記憶部11からコンテンツ情報2を読み出し、ネットワーク通信部13へ出力する。例えば、映像出力制御部12は、2以上のクライアント端末20を用いてマルチスクリーン画面を形成する場合、まず、隣接するクライアント端末20に関する隣接情報を各クライアント端末20から取得する。
隣接情報には、自端末の識別情報、上下又は左右方向に隣接するクライアント端末20の有無、隣接するクライアント端末20の識別情報が含まれる。映像出力制御部12は、取得した隣接情報に基づいて、クライアント端末20の構成と各クライアント端末20のマルチスクリーン画面内における配置位置を判別し、各クライアント端末20へ通知する。
ネットワーク通信部13は、インターネットやLANといった通信ネットワーク3に接続し、通信ネットワーク3を介してコンテンツ情報2を要求元のクライアント端末20へ送信する。コンテンツ情報2は、無線AP(アクセスポイント)4を介して各クライアント端末20へ無線送信される。無線AP4は、通信ネットワーク3を経由したサーバー装置10とクライアント端末20との間の通信や、クライアント端末20間の通信を中継する中継装置である。
クライアント端末20は、内蔵電池を電源として使用する薄型筐体からなる端末装置であり、マルチスクリーン画面を構成する視聴ユニットとして機能する。このクライアント端末20は、薄型筐体の操作面側に、タッチパネル21、マイクロホン22、スピーカ23R及び23Lを備え、薄型筐体内に上記内蔵電池として二次電池を搭載している。例えば、クライアント端末20は、通話機能を有する携帯電話機、或いは、タブレット端末といった携帯可能な情報端末である。
タッチパネル21は、映像の一部分を画面表示するとともに、タッチ操作を検出する。タッチパネル21は、薄型筐体の操作面を表示画面とするディスプレイと、表示画面に対するタッチ操作を検出するタッチセンサにより構成される。
この例では、各クライアント端末20について、タッチパネル21の表示画面が縦長の矩形形状からなり、各クライアント端末20は、表示画面を概ね同じ方向に向け、隣り合う端末同士を近接させた状態で、横方向に配列されている。
このため、これらのクライアント端末20によって形成されるマルチスクリーン画面は、横方向、すなわち、クライアント端末20の操作者から見て左右方向に広い。つまり、1つのクライアント端末20に映像全体を表示させる場合に比べ、画像を拡大して表示することができる。また、同じ縮尺であれば、左右方向に広いワイド画面にて映像を閲覧することができる。クライアント端末20の配置態様は、上述した様な直線状の1次元配列パターンの他、2行2列、3行3列といったマトリクス状の2次元配列パターンがある。
マイクロホン22は、通話時などに用いられる音声入力素子である。スピーカ23R及び23Lは、通話時や映像の表示時に用いられる音声出力素子である。スピーカ23Rは、ステレオ音の出力時にステレオ音の右成分を出力するためのスピーカであり、薄型筐体の右端部に配設されている。スピーカ23Lは、ステレオ音の出力時にステレオ音の左成分を出力するためのスピーカであり、薄型筐体の左端部に配設されている。この例では、マイクロホン22が薄型筐体の上端部に配置され、スピーカ23R,23Lが薄型筐体の下端部に配置されている。
例えば、クライアント端末20は、マルチスクリーン画面を形成する場合、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2と、サーバー装置10から通知された配置位置に基づいて、動画像を構成する画像フレームから、マルチスクリーン画面内における自端末の位置に応じた画像領域を切り出し、タッチパネル21上に表示する。
この映像表示システム1では、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させるために、サーバー装置10が、各クライアント端末20から内蔵電池の電池残量を取得し、音声出力を担うべき端末装置を音声マスターとして指定する。電池残量は、内蔵電池における蓄積電荷量であり、クライアント端末20において検出される。音声マスターは、この様な電池残量に基づいて指定され、音声マスターに指定されたクライアント端末20は、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2に基づいて、スピーカ23R,23Lから音声出力を行う。
<音声マスター>
図2は、図1の映像表示システム1におけるマルチスクリーン画面形成時の動作の一例を模式的に示した説明図である。図中の(a)には、映像の表示中の時刻tにおける電池残量がクライアント端末20ごとに示され、(b)には、時刻tよりも後の時刻tにおける電池残量が示されている。
各クライアント端末20は、共通の映像を含むコンテンツ情報2をサーバー装置10からダウンロードし、映像から自端末の位置に応じた画像領域を切り出してタッチパネル21上に表示する。例えば、最も左側に配置された端末Aは、映像を、矩形の画像領域であって、左右方向に互いに隣接する4つの画像領域に分割し、最も左側の画像領域をタッチパネル21上に表示する。
また、左から2番目に配置された端末Bは、上記4つの画像領域のうち、左から2番目の画像領域を表示する。また、左から3番目に配置された端末Cは、上記4つの画像領域のうち、左から3番目の画像領域を表示する。また、左から4番目に配置された端末Dは、上記4つの画像領域のうち、左から4番目の画像領域を表示する。
この様に共通の映像を分割して各クライアント端末20に表示させることにより、クライアント端末20の表示画面に比べて画面サイズが大型化したマルチスクリーン画面を形成することができる。
一方、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2に含まれる音声データは、映像から切り出される各画像領域に共通の音響情報である。このため、いずれのクライアント端末20において音声出力を行っても、操作者がクライアント端末20からある程度離れていれば、違和感なく音声を聴取することができる。
そこで、この映像表示システム1では、サーバー装置10が、各クライアント端末20の電池残量を比較し、その比較結果に基づいていずれかのクライアント端末20を音声マスターに指定する。例えば、電池残量が最も多いクライアント端末20が音声マスターに指定される。
ここでは、電池残量が最も多いクライアント端末20として、複数の端末装置が抽出された場合、予め定められたルールに従って、いずれか1つの端末装置が音声マスターに指定され、2以上のクライアント端末20が同時に音声マスターに指定されることはないものとする。
この様な音声マスターに指定されたクライアント端末20だけがスピーカ23R,23Lを用いて音声出力を行い、他のクライアント端末20は、音声出力を遮断したいわゆるミュート状態を維持する。この様に構成することにより、特定のクライアント端末20に音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを抑制することができる。
時刻tでは、端末A〜Dについて、満充電時に対する電池残量の割合が、それぞれ100%、90%、80%、70%であり、この状態では、端末Aが音声マスターに指定される。音声マスターに指定された端末Aは、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2に基づいて、スピーカ23R,23Lを用いた音声出力を開始するとともに、内蔵電池の電池残量を監視する。そして、端末Aは、電池残量が所定の判定閾値Th1を下回れば、サーバー装置10に対し、電池残量が判定閾値Th1を下回ったことを通知し、音声マスターの指定解除を要求する。
サーバー装置10は、端末Aから電池残量が判定閾値Th1を下回ったことが通知されれば、端末A〜Dから電池残量を再度取得し、音声マスターの指定を行う。この音声マスターの再度の指定により、音声マスターに指定された端末装置の電池残量が少なくなったからといって、システム全体で音声出力が停止するのを防ぐことができる。
新たに音声マスターに指定されたクライアント端末20には、音声マスターの指定回数に応じて異なる判定閾値Thkがサーバー装置10から通知される。例えば、指定回数が増えるほど、段階的に小さくなる判定閾値Thkが通知される。この例では、1回目の音声マスターの指定時に判定閾値Th1=80%が端末Aに通知され、2回目の音声マスターの指定時には、判定閾値Th2=60%が端末Bに通知される。
この様に音声マスターの指定回数に応じて判定閾値Thkを異ならせることにより、同じ判定閾値を用いる場合に比べて、音声マスターの変更が頻繁に生じるのを防止することができる。また、この様に判定閾値Thkを多段階化して音声マスターの再度の指定を行うことにより、内蔵電池の電池残量が一定レベル以下にまで少なくなるよりも前に、音声出力の割当をシステム内の端末装置に分散させることができる。
サーバー装置10は、新たな音声マスターを指定した後、元の音声マスターに対し、音声マスターの指定解除を通知する。端末Aは、このマスター解除の通知に基づいて、音声出力を停止する。つまり、端末Aでは、音声マスターの指定が解除されるまで、音声出力が継続されることから、音声マスターの変更ごとに音声出力が寸断されるのを防止することができる。
時刻tでは、端末A〜Dについて、満充電時に対する電池残量の割合が、それぞれ79%、85%、75%、65%であり、この状態では、端末Bが新たに音声マスターに指定され、端末Aには、マスター解除が通知される。
新たに音声マスターに指定された端末Bは、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2に基づいて、スピーカ23R,23Lを用いた音声出力を開始するとともに、内蔵電池の電池残量を監視する。そして、端末Bは、電池残量が判定閾値Th2を下回れば、サーバー装置10に対し、電池残量が判定閾値Th2を下回ったことを通知し、音声マスターの指定解除を要求する。
この様に、サーバー装置10からコンテンツ情報2をダウンロードして映像の一部分を表示するとともに、サーバー装置10により音声マスターに指定されれば、音声出力を行うので、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させることができる。
<クライアント端末20>
図3は、図1のクライアント端末20の一構成例を示したブロック図である。このクライアント端末20は、タッチセンサ21a、ディスプレイ21b、スピーカ23R,23L、無線通信部24、CPU25、コンテンツ記憶部26、二次電池27、電池残量検出部28、タッチ操作検出部29、表示制御部30及び音声処理部31により構成される。
タッチセンサ21aは、ディスプレイ21bの表示画面上に形成される検出面に対するタッチ操作を検出する検出素子である。例えば、タッチセンサ21aは、静電容量式の面状接触検出素子により構成され、指によるタッチ操作が検出される。タッチ操作検出部29は、タッチセンサ21aの出力に基づいて、タッチ操作の検出面上の位置を検出し、その検出結果をCPU25へ出力する。
ディスプレイ21bは、複数のメニューアイコンからなるメニュー画面などを表示する表示素子である。例えば、ディスプレイ21bは、透過型のLCD(液晶ディスプレイ)により構成される。表示制御部30は、CPU25から入力される画像データに基づいてディスプレイ21bを駆動する。例えば、メニューアイコンのタッチ操作が行われれば、タッチ操作の操作位置に応じた入力処理が行われる。
音声処理部31は、音声信号の増幅、アナログ信号及びデジタル信号間の変換、音声信号の各種フィルター処理、ステレオ信号の信号成分への分離を行うための信号処理部である。音声処理部31は、CPU25から音声信号が入力されれば、アナログ信号に変換し、増幅してスピーカ23R,23Lへ出力する。
無線通信部24は、無線AP4と通信し、通信ネットワーク3を介して、サーバー装置10からコンテンツ情報2をダウンロードするコンテンツ受信部である。ダウンロードしたコンテンツ情報2は、コンテンツ記憶部26内に格納される。
二次電池27は、直流電源を無線通信部24やCPU25に供給する内蔵電池であり、充電及び放電を繰り返すことができる。電池残量検出部28は、二次電池27の電池残量を検出し、検出結果をCPU25へ出力する。なお、内蔵電池には、二次電池27に代えて、一次電池、燃料電池、生物電池などを用いても良い。
CPU25は、通信制御、映像及び音声の出力制御、各種入力処理を行う主制御部である。このCPU25は、サーバー装置10からダウンロードしたコンテンツ情報2に基づいて、映像の一部分をディスプレイ21b上に表示し、サーバー装置10から音声マスターの指定が通知されれば、音声をスピーカ23R,23Lから出力する。
また、CPU25は、音声マスターに指定された後、二次電池27の電池残量を監視し、電池残量が判定閾値Thk未満となれば、サーバー装置10に対し、電池残量が判定閾値Thkを下回ったことを通知するとともに、マスター解除の要求を送信する。
CPU25は、サーバー装置10から音声マスターの指定解除が通知されれば、コンテンツ情報2に基づく音声出力を停止する。例えば、音声出力の停止時には、音声処理部31に対する電源供給が遮断される。
図4は、図3のCPU25内の機能構成の一例を示したブロック図である。このCPU25は、映像出力部251、判定閾値記憶部252、電池残量比較部253及びマスター解除要求部254により構成される。
映像出力部251は、ダウンロードしたコンテンツ情報2に基づいて、映像の一部分をディスプレイ21b上に表示するための画像データを生成し、表示制御部30へ出力する。また、映像出力部251は、音声マスターの指定が通知されれば、コンテンツ情報2に基づいて、スピーカ23R,23Lから音声を出力するための音声データを生成し、音声処理部31へ出力する。映像出力部251では、音声マスターの指定解除が通知されれば、当該マスター解除の通知に基づいて、コンテンツ情報2に基づく音声出力を停止する動作が行われる。
判定閾値記憶部252には、音声マスターの指定解除を要求するか否かを判別するための判定閾値Thk(k=1〜N、Nは2以上の整数)が保持される。これらの判定閾値Thkは、二次電池27の電池残量に対する閾値であり、予め定められる。また、判定閾値Thkは、音声マスターの指定回数kに応じて異なる。
具体的には、Thk>Th(k+1)の関係式が成り立つ。例えば、満充電時の電池残量を100%として、Th1=80%、Th2=60%、Th3=40%、Th4=20%である。
電池残量比較部253は、電池残量検出部28により検出された電池残量を判定閾値Thkと比較し、その比較結果をマスター解除要求部254へ出力する。この電池残量比較部253は、音声マスターに指定された際に通知される指定回数kに応じた判定閾値Thkを用いて、電池残量の比較を行う。
マスター解除要求部254は、音声マスターに指定された後、電池残量が判定閾値Thkを下回った場合に、サーバー装置10に音声マスターの指定解除を求めるためのマスター解除要求を生成し、サーバー装置10へ送信する。
<映像出力制御部12>
図5は、図1の映像出力制御部12の構成例を示したブロック図である。この映像出力制御部12は、電池残量取得部121、音声マスター指定部122、マスター割当記憶部123、マスター指定計数部124、判定閾値通知部125及びマスター解除通知部126により構成される。
電池残量取得部121は、マルチスクリーン画面を構成する各クライアント端末20から電池残量を取得する。具体的には、クライアント端末20からコンテンツ情報2の視聴要求があれば、クライアント端末20に電池残量の送信を求めるための残量要求を生成し、各クライアント端末20へ送信する。
音声マスター指定部122は、各クライアント端末20から受信した電池残量に基づいて、各クライアント端末20のいずれかを音声マスターに指定するためのマスター指定を生成し、該当するクライアント端末20へ通知する。
マスター割当記憶部123には、いずれのクライアント端末20に音声マスターを割り当てたのかというマスター割当情報からなるマスター割当テーブルが保持される。このマスター割当テーブルは、クライアント端末20の識別情報、音声マスターを示すフラグ情報、通信ネットワーク3上で端末装置を特定するためのアドレス情報により構成される。また、マスター割当テーブルは、新たに音声マスターが指定され、或いは、音声マスターの指定が解除されるごとに、更新される。
電池残量取得部121では、音声マスターに指定されたクライアント端末20からマスター解除要求を受信した場合に、当該マスター解除要求に基づいて、電池残量を再度取得する動作が行われる。音声マスター指定部122は、再度取得された電池残量に基づいて、音声マスターの指定を行う。
マスター解除通知部126は、再度取得された電池残量に基づく音声マスターの指定後、元の音声マスターに対し、音声マスターの指定を解除するためのマスター解除の通知を行う。
マスター指定計数部124は、音声マスターの指定回数kを計数し、その計数結果を判定閾値通知部125へ出力する。判定閾値通知部125は、指定回数kに応じた判定閾値Thkを選択し、音声マスターに指定されたクライアント端末20へ通知する。
図6のステップS101〜S108は、サーバー装置10における映像出力制御部12の動作の一例を示したフローチャートである。まず、電池残量取得部121は、いずれかのクライアント端末20からコンテンツ情報2の視聴要求を受信すれば、コンテンツ情報2を各クライアント端末20へ送信し、各クライアント端末20から電池残量を取得する(ステップS101)。
音声マスター指定部122は、取得された電池残量を比較して、電池残量が最も多いクライアント端末20を判別し、音声マスターに指定するためのマスター指定を生成し、該当するクライアント端末20へ通知する(ステップS102,S103)。
マスター解除通知部126は、新たに音声マスターが指定された場合に、元の音声マスターに対し、マスター解除の通知を行う(ステップS104)。音声マスター指定部122は、マスター解除の通知が行われれば、マスター割当テーブルを更新する(ステップS105)。
次に、クライアント端末20からマスター解除要求を受信すれば、ステップS101からステップS105までの処理手順が繰り返される(ステップS106)。また、ステップS101からステップS106までの処理手順は、コンテンツ情報2の視聴終了がいずれかのクライアント端末20から指示されるまで繰り返され(ステップS107)、視聴終了が指示されれば、各クライアント端末20に対し、視聴終了を通知してこの処理は終了する(ステップS108)。
図7のステップS201〜S211は、クライアント端末20におけるCPU25の動作の一例を示したフローチャートである。まず、CPU25は、コンテンツ情報2に基づく映像の表示中に、サーバー装置10から残量要求を受信すれば、電池残量検出部28に電池残量の検出を指示し、得られた電池残量を要求元のサーバー装置10へ送信する(ステップS201,S202)。
次に、映像出力部251は、サーバー装置10から音声マスターの指定が通知されれば(ステップS203)、コンテンツ情報2に基づいて、音声出力を開始する(ステップS204)。電池残量比較部253は、音声マスターに指定された後、電池残量を監視するために、電池残量検出部28に電池残量の検出を指示し、得られた電池残量を判定閾値Thkと比較する(ステップS205,S206)。
マスター解除要求部254は、電池残量が判定閾値Thkを下回れば、マスター解除要求を生成し、サーバー装置10へ送信する(ステップS207)。次に、映像出力部251は、サーバー装置10からマスター解除の通知があれば、コンテンツ情報2に基づく音声出力を停止する(ステップS208,S209)。
ステップS201からステップS209までの処理手順は、サーバー装置10から残量要求を受信するごとに繰り返される(ステップS210)。そして、サーバー装置10からコンテンツ情報2の視聴終了が通知されれば、この処理は終了する(ステップS211)。
本実施の形態によれば、各クライアント端末20から内蔵電池の電池残量を取得して音声マスターを指定し、音声マスターに指定されたクライアント端末20が音声出力を行うので、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させることができる。特に、各クライアント端末20の電池残量に基づいて音声マスターを指定するので、特定のクライアント端末20に音声出力が集中して内蔵電池の劣化が早くなるのを防止することができる。
また、音声マスターに指定されたクライアント端末20の電池残量が判定閾値Thkを下回れば、電池残量を再度取得して音声マスターの指定が行われる。このため、音声マスターに指定されたクライアント端末20の電池残量が少なくなったからといって、システム全体で音声出力が停止するのを防ぐことができる。従って、システム内の内蔵電池を効率的に使用することにより、連続して視聴することができる時間を長くすることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、サーバー装置10が各クライアント端末20から電池残量を取得して音声マスターを指定する場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、クライアント端末20が他の端末装置から電池残量を取得して音声マスターの指定を行う場合について説明する。
図8は、本発明の実施の形態2によるクライアント端末20の一構成例を示したブロック図であり、CPU25内の機能構成の一例が示されている。このCPU25は、図4のCPU25と比較すれば、マスター解除要求部254に代えて、電池残量取得部255及び音声マスター指定部256を備えている点で異なる。
電池残量取得部255は、マルチスクリーン画面を構成する他の1又は2以上のクライアント端末20から電池残量を取得する。具体的には、コンテンツ情報2の視聴開始が指示されれば、クライアント端末20に電池残量の送信を求めるための残量要求を生成し、他のクライアント端末20へ送信する。
音声マスター指定部256は、他のクライアント端末20から受信した電池残量と、自端末の電池残量とを比較し、その比較結果に基づいて、他のクライアント端末20と自端末とのいずれかを音声マスターに指定するためのマスター指定を生成し、該当するクライアント端末20へ通知する。
電池残量取得部255では、音声マスターに指定された後、自端末の電池残量が判定閾値Thkを下回れば、電池残量を再度取得する動作が行われる。音声マスター指定部256は、再度取得された電池残量に基づいて、音声マスターの指定を行う。
この様な構成によっても、システム内の内蔵電池を効率的に使用して映像を視聴させることができる。特に、音声マスターに指定されたクライアント端末20が、他のクライアント端末20から取得した電池残量と自端末の電池残量とに基づいて、新たに音声マスターに指定する。このため、サーバー装置10の構成が複雑化するのが抑制されるので、映像表示システム1を安価に実現することができる。
なお、実施の形態1では、音声マスターに指定されたクライアント端末10の電池残量が判定閾値Thkを下回れば、サーバー装置10が電池残量を再度取得して新たに音声マスターを指定する場合の例について説明した。しかし、本発明は、音声出力の再割当を行うためのトリガーを電池残量と判定閾値Thkとの比較結果に限定するものではない。例えば、サーバー装置10は、定期的に各クライアント端末20から電池残量を取得して音声マスターを指定するような構成であっても良い。
また、実施の形態1及び2では、クライアント端末20がサーバー装置10からコンテンツ情報2をダウンロードして映像を表示する場合の例について説明したが、本発明はコンテンツ情報2の供給方法をこれに限定するものではない。例えば、クライアント端末20がTV(テレビジョン)放送波を受信し、放送局が提供する番組映像を表示するようなものにも本発明は適用することができる。つまり、コンテンツ情報2には、この様なTV放送波が含まれる。
1 映像表示システム
2 コンテンツ情報
3 通信ネットワーク
4 無線AP(アクセスポイント)
10 サーバー装置
11 コンテンツ記憶部
12 映像出力制御部
121 電池残量取得部
122 音声マスター指定部
123 マスター割当記憶部
124 マスター指定計数部
125 判定閾値通知部
126 マスター解除通知部
13 ネットワーク通信部
20 クライアント端末
21 タッチパネル
21a タッチセンサ
21b ディスプレイ
22 マイクロホン
23R,23L スピーカ
24 無線通信部
25 CPU
251 映像出力部
252 判定閾値記憶部
253 電池残量比較部
254 マスター解除要求部
255 電池残量取得部
256 音声マスター指定部
26 コンテンツ記憶部
27 二次電池
28 電池残量検出部
29 タッチ操作検出部
30 表示制御部
31 音声処理部

Claims (6)

  1. 内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカを有する2以上の視聴ユニットと、映像及び音声からなるコンテンツ情報を提供するコンテンツ提供装置とを含み、各視聴ユニットが上記コンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分であって、互いに異なる画像を上記ディスプレイ上に表示する映像表示システムにおいて、
    上記視聴ユニットにおいて上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、
    上記2以上の視聴ユニットから上記電池残量を取得する電池残量取得手段と、
    上記電池残量に基づいて、上記2以上の視聴ユニットのいずれかを音声マスターに指定する音声マスター指定手段とを備え、
    上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットは、上記コンテンツ情報に基づいて、上記スピーカから音声出力を行うことを特徴とする映像表示システム。
  2. 上記電池残量を予め定められた判定閾値と比較する電池残量比較手段を備え、
    上記電池残量取得手段は、上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットの上記電池残量が上記判定閾値を下回った場合に、上記電池残量を再度取得し、
    上記音声マスター指定手段は、再度取得された上記電池残量に基づいて、上記音声マスターの指定を行うことを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 上記音声マスターの指定回数を計数するマスター指定計数手段を備え、
    上記電池残量比較手段は、上記指定回数に応じて異なる上記判定閾値を用いて、上記電池残量の比較を行うことを特徴とする請求項2に記載の映像表示システム。
  4. 再度取得された上記電池残量に基づく上記音声マスターの指定後、元の音声マスターにマスター解除の通知を行うマスター解除通知手段を備え、
    上記音声マスターに指定された上記視聴ユニットは、上記マスター解除の通知に基づいて、上記コンテンツ情報に基づく音声出力を停止することを特徴とする請求項2又は3に記載の映像表示システム。
  5. 内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカが設けられ、コンテンツ提供装置から映像及び音声からなるコンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分を表示する端末装置において、
    上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、
    上記コンテンツ提供装置から上記コンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と、
    受信した上記コンテンツ情報に基づいて、上記映像の一部分を上記ディスプレイ上に表示するとともに、上記コンテンツ提供装置により音声マスターに指定されれば、上記スピーカから音声出力を行う映像出力手段と、
    上記電池残量を予め定められた判定閾値と比較する電池残量比較手段と、
    上記音声マスターに指定された後、上記電池残量が上記判定閾値を下回った場合に、上記コンテンツ提供装置にマスター解除の要求を行うマスター解除要求手段とを備え、
    上記映像出力手段は、上記マスター解除の要求後に、上記コンテンツ情報に基づく音声出力を停止することを特徴とする端末装置。
  6. 内蔵電池、ディスプレイ及びスピーカが設けられ、コンテンツ提供装置から映像及び音声からなるコンテンツ情報を受信して共通の映像の一部分を表示する端末装置において、
    上記内蔵電池の電池残量を検出する電池残量検出手段と、
    上記コンテンツ提供装置から上記コンテンツ情報を受信するコンテンツ受信手段と、
    受信した上記コンテンツ情報に基づいて、上記映像の一部分を上記ディスプレイ上に表示する映像出力手段と、
    他の端末装置から上記電池残量を取得する電池残量取得手段と、
    上記他の端末装置から取得した上記電池残量及び自端末の上記電池残量に基づいて、上記他の端末装置及び自端末のいずれかを音声マスターに指定する音声マスター指定手段とを備え、
    上記映像出力手段は、上記音声マスターに指定されれば、上記コンテンツ情報に基づいて、上記スピーカから音声出力を行うことを特徴とする端末装置。
JP2012056936A 2012-03-14 2012-03-14 映像表示システム及び端末装置 Expired - Fee Related JP5934529B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056936A JP5934529B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 映像表示システム及び端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012056936A JP5934529B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 映像表示システム及び端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191019A true JP2013191019A (ja) 2013-09-26
JP5934529B2 JP5934529B2 (ja) 2016-06-15

Family

ID=49391191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012056936A Expired - Fee Related JP5934529B2 (ja) 2012-03-14 2012-03-14 映像表示システム及び端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5934529B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021043A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Sharp Corp 表示装置、その音出力方法および表示システム
JP2009180846A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2011237532A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置及び端末通信システム並びにプログラム
JP2011250113A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Sharp Corp 表示システム、表示制御方法及びコンピュータプログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021043A (ja) * 2006-07-11 2008-01-31 Sharp Corp 表示装置、その音出力方法および表示システム
JP2009180846A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Toshiba Corp 情報処理装置
JP2011237532A (ja) * 2010-05-07 2011-11-24 Nec Casio Mobile Communications Ltd 端末装置及び端末通信システム並びにプログラム
JP2011250113A (ja) * 2010-05-26 2011-12-08 Sharp Corp 表示システム、表示制御方法及びコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5934529B2 (ja) 2016-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3046309B1 (en) Method, device and system for projection on screen
KR102006562B1 (ko) 메시지 프로세싱 방법 및 장치
RU2672173C2 (ru) Способ и устройство для обработки видеоинформации
US9591120B2 (en) Method and device for adding application badge
EP2985723A1 (en) Method for adding application superscript and device and device thereof
US20170164024A1 (en) Device and method for displaying a video over a network
EP2978234A1 (en) Method and apparatus for sharing video information
WO2018113648A1 (zh) 动画播放方法、装置、客户端、视频直播系统以及存储介质
US10379624B2 (en) Apparatus and method for arranging a keypad in wireless terminal
KR20160092482A (ko) 상태 알림 방법, 장치, 프로그램 및 기록매체
CN104113635A (zh) 在终端中显示未查看消息的装置和方法
US20160121246A1 (en) Method and device for reminding user about smart water purifier
CN110784844B (zh) 信号传输方法和通信设备
JP2017531977A (ja) メッセージ送信方法、装置、端末、ルータ、プログラム、及び記録媒体
JP2016535372A (ja) カーソルの位置決め方法、装置、プログラム、及び記録媒体
JP2014036410A (ja) 携帯端末装置、プログラムおよび携帯端末装置の制御方法
CN106452644B (zh) 播放控制方法、装置及终端
US20160154574A1 (en) Intelligent notification filtering method and handheld communication device
US10080000B2 (en) Intercom system
CN109104564B (zh) 一种拍摄提示方法及终端设备
JP5934529B2 (ja) 映像表示システム及び端末装置
CN104346042A (zh) 显示区域设置方法和显示区域设置装置
CN113543267A (zh) 边链路sl中继节点的确定方法、sl中继节点及终端
JP6062484B2 (ja) 電子機器、制御方法及び制御プログラム
US20140373051A1 (en) Method and apparatus for informing occurrence of event of communication terminal in digital tv

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160419

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160509

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5934529

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees