JP2011236966A - 浮動ブッシュ、すべり軸受構造及び過給機 - Google Patents

浮動ブッシュ、すべり軸受構造及び過給機 Download PDF

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Abstract

【課題】回転軸の回転安定性を向上させることのできる浮動ブッシュ、すべり軸受構造及び過給機を提供する。
【解決手段】浮動ブッシュ62は、すべり軸受構造に用いられるとともに、円筒状に成形され、外周面側に形成される流体膜を介して支持され且つ内周面側に形成される第2流体膜を介して回転軸を回転自在に支持し、回転規制部材が配置される切欠部62aが中心軸線L方向での一方の端面62cに形成された浮動ブッシュであって、外周面側に設けられるとともに流体膜が形成される流体膜形成面62dを備え、流体膜形成面62dは、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲Kの少なくとも一部に設けられている。
【選択図】図3

Description

本発明は、浮動ブッシュ、すべり軸受構造及び過給機に関するものである。
内燃機関から排出される排気ガスの流動エネルギーを回転駆動力に変換し、該回転駆動力を用いて空気を圧縮して内燃機関に供給することで、内燃機関の性能(出力や燃費等)を向上させる過給機が知られている。このような過給機では、空気を圧縮する圧縮部(コンプレッサ部)に対して回転駆動力を伝達するための回転軸が設けられている。回転軸は転がり軸受やすべり軸受といった軸受構造によって回転自在に支持される。
このような軸受構造のうち、すべり軸受構造は、浮動ブッシュと、該浮動ブッシュが設けられる孔部を有する支持部(いわゆる嵌め輪)とを備えている。浮動ブッシュは、円筒状に成形され、外周面側の外側油膜形成面(いわゆるダンパ部)に形成される潤滑油の油膜を介して支持部に支持されるとともに、内周面側の内側油膜形成面に形成される潤滑油の第2の油膜を介して回転軸を支持するものである。浮動ブッシュにおける外側油膜形成面及び内側油膜形成面の中心軸線方向での幅は、振動に対する減衰性能に関係しており、その幅が狭くなれば自励振動(例えばオイルホワール)が生じやすくなり回転安定性が低下する虞のあることが知られている。
すべり軸受構造には、浮動ブッシュが回転軸の回転に伴って回転するフルフロートタイプのものと、浮動ブッシュの中心軸線周りの回転が規制されているセミフロートタイプのものとが存在する。セミフロートタイプの浮動ブッシュは、その回転を規制する回り止めピンが配置される切欠部を、中心軸線方向での一方の端部に有している。回り止めピンは、支持部における孔部の内周面から内側に突出して設けられている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−48135号公報
ところで、セミフロートタイプのすべり軸受構造で用いられる浮動ブッシュの、中心軸線方向における切欠部が形成されている範囲には、外側油膜形成面よりも小さな外径で形成される縮径部と、内側油膜形成面よりも大きな内径で形成される拡径部とが設けられている。このような縮径部及び拡径部は、切欠部の近傍では油膜の挙動が把握しにくいため、回転軸の回転安定性が低下することを避ける目的で設けられている。
しかしながら、外周面側には縮径部、内周面側には拡径部が設けられていることから、外側油膜形成面及び内側油膜形成面の中心軸線方向での幅が狭くなってしまい、振動に対する減衰性能や回転軸の回転安定性を向上させることが難しいという課題があった。特に、過給機の小型化が要請される場合には、浮動ブッシュの中心軸線方向での長さが短くなり、外側油膜形成面及び内側油膜形成面の十分な幅が確保できずに、回転安定性が低下する虞があった。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、回転軸の回転安定性を向上させることのできる浮動ブッシュ、すべり軸受構造及び過給機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明に係る浮動ブッシュは、すべり軸受構造に用いられるとともに、円筒状に成形され、外周面側に形成される流体膜を介して支持され且つ内周面側に形成される第2流体膜を介して回転軸を回転自在に支持し、回転規制部材が配置される切欠部が中心軸線方向での一方の端面に形成された浮動ブッシュであって、外周面側に設けられるとともに流体膜が形成される流体膜形成面を備え、流体膜形成面は、中心軸線方向において切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられている、という構成を採用する。
本発明によれば、流体膜形成面が、中心軸線方向において切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられていることから、従来に比べて流体膜形成面の形成される範囲が拡大する。
また、本発明に係る浮動ブッシュは、流体膜形成面が、中心軸線方向において上記一方の端面の位置まで形成されている、という構成を採用する。
本発明によれば、流体膜形成面の範囲が、上記一方の端面側まで拡大する。
また、本発明に係る浮動ブッシュは、内周面側に設けられるとともに第2流体膜が形成される第2流体膜形成面を備え、第2流体膜形成面は、中心軸線方向において切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられている、という構成を採用する。
本発明によれば、第2流体膜形成面が、中心軸線方向において切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられていることから、従来に比べて第2流体膜形成面の形成される範囲が拡大する。
また、本発明に係る浮動ブッシュは、第2流体膜形成面が、中心軸線方向において一方の端面の位置まで形成されている、という構成を採用する。
本発明によれば、第2流体膜形成面の範囲が、上記一方の端面側まで拡大する。
また、本発明に係るすべり軸受構造は、円筒状に成形される浮動ブッシュと、孔部を有するとともに該孔部の内周面側に形成される流体膜を介して浮動ブッシュの外周面を回転規制した状態で支持する支持部とを備え、浮動ブッシュの内周面側に形成される第2流体膜を介して回転軸を回転自在に支持するすべり軸受構造であって、浮動ブッシュとして、請求項1から4のいずれか一項に記載の浮動ブッシュを備える、という構成を採用する。
また、本発明に係る過給機は、燃焼ガスの流動エネルギーを回転駆動力に変換するタービン部と、該タービン部の回転駆動力により駆動され気体を圧縮して内燃機関に供給する圧縮部と、タービン部の回転駆動力を圧縮部に伝達する回転軸とを備える過給機であって、回転軸を回転自在に支持する請求項5に記載のすべり軸受構造を備える、という構成を採用する。
本発明によれば、以下の効果を得ることができる。
本発明によれば、流体膜形成面の形成される範囲が拡大することから、すべり軸受構造における振動の減衰性能が向上し、回転軸の回転安定性を向上できるという効果がある。
本発明の第1の実施形態における過給機の概略構成を示す垂直断面図である。 図1における軸受部を拡大した垂直断面図である。 本発明の第1の実施形態における浮動ブッシュの構成を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における浮動ブッシュの構成を示す概略図である。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図4を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態における過給機1の概略構成を示す垂直断面図である。
過給機1は、不図示の内燃機関から排出される燃焼ガスの流動エネルギーを回転駆動力に変換し、この回転駆動力を用いて圧縮された空気を内燃機関に供給することで、内燃機関の性能(出力や燃費等)を向上させるものである。図1に示すように、過給機1は、タービン部2と、軸受部3と、コンプレッサ部4(圧縮部)とを備えている。タービン部2、軸受部3及びコンプレッサ部4は、一方向に並んで連結されている。
タービン部2は、内燃機関から排出される燃焼ガスの流動エネルギーを回転駆動力に変換するものである。タービン部2は、燃焼ガスの流動を受けて回転する回転翼であるタービンインペラ21と、タービンインペラ21をその回転軸線周りで囲んで設けられるタービンスクロール室22と、タービンインペラ21を挟んで軸受部3の逆側に設けられるとともに燃焼ガスが排出されるタービン部排出口23とを備えている。タービンスクロール室22及びタービン部排出口23は、タービンケーシング24に形成されている。
軸受部3は、タービンインペラ21に固定される回転軸31を回転自在に支持するものである。回転軸31は、タービン部2及び軸受部3の連結方向に延びる軸部材であって、スラスト軸受構造5及びラジアル軸受構造6(すべり軸受構造)を介して軸受ケーシング32に回転自在に支持されている。スラスト軸受構造5は、回転軸31をその軸線方向で保持しつつ、回転自在に支持するものである。ラジアル軸受構造6は、回転軸31を径方向で保持しつつ、回転自在に支持するものである。なお、スラスト軸受構造5及びラジアル軸受構造6の詳細は後述する。
軸受ケーシング32には、スラスト軸受構造5及びラジアル軸受構造6に潤滑油を供給するための流路である給油路33と、スラスト軸受構造5及びラジアル軸受構造6に供給された後の潤滑油が排出される流路である排油路34とが形成されている。給油路33は、回転軸31の鉛直方向上方に設けられ、排油路34は、回転軸31の鉛直方向下方に設けられている。
コンプレッサ部4は、回転軸31を介して伝達されるタービン部2の回転駆動力で駆動されて空気を圧縮し、圧縮した空気を不図示の内燃機関に供給するものである。コンプレッサ部4は、コンプレッサインペラ41と、コンプレッサ部吸入口42と、ディフューザ43と、コンプレッサスクロール室44とを備えている。
コンプレッサインペラ41は、回転軸31に固定される回転翼であって、その回転により外部から吸引した空気を径方向外側に送り出すものである。コンプレッサ部吸入口42は、コンプレッサインペラ41を挟んで軸受部3の逆側に設けられ、コンプレッサインペラ41に向けて空気が吸入される吸入口である。ディフューザ43は、コンプレッサインペラ41をその回転軸線周りで囲んで設けられる環状の流路であって、コンプレッサインペラ41の回転により送り出された空気を圧縮して昇圧させる流路である。コンプレッサスクロール室44は、コンプレッサインペラ41をその回転軸線周りで囲んで設けられる環状の流路であって、ディフューザ43と連通して設けられ、圧縮された空気が導入されるとともに不図示の内燃機関に向けて圧縮された空気を送り出すための流路である。
コンプレッサ部吸入口42及びコンプレッサスクロール室44は、コンプレッサケーシング45に形成され、ディフューザ43は、コンプレッサケーシング45とシールプレート46との間に形成されている。シールプレート46は、スラスト軸受構造5及びラジアル軸受構造6に供給される潤滑油のコンプレッサインペラ41側への流動を防止するための部材であるとともに、コンプレッサケーシング45と軸受ケーシング32とを互いに連結させるための円板状の部材である。
続いて、本実施形態における軸受部3について、より詳細に説明する。図2は、図1における軸受部3を拡大した垂直断面図である。なお、図2における符号Lは、回転軸31の中心軸線を表している。
図2に示すように、軸受部3に設けられるスラスト軸受構造5は、スラスト板51と、第1スラストカラー52と、第2スラストカラー53とを備えている。
スラスト板51は、略円板状の部材であって、その板厚方向が中心軸線Lと平行する向きで軸受ケーシング32に固定されている。スラスト板51は、その中央部に板厚方向で貫通する貫通孔を有しており、この貫通孔には回転軸31が隙間をあけて挿通されている。また、スラスト板51には、スラストカラー52,53との摺動部に潤滑油を供給するための不図示の給油路が形成されており、この給油路は、軸受ケーシング32の給油路33と連通している。
第1スラストカラー52及び第2スラストカラー53は、いずれも略円板状の部材であって、その中央部を板厚方向で貫通する貫通孔をそれぞれ有している。この貫通孔には回転軸31が嵌合しており、スラストカラー52,53は、回転軸31に固定されている。また、スラストカラー52,53は、中心軸線L方向でスラスト板51の両側に設けられている。第1スラストカラー52と第2スラストカラー53との間には、回転軸31を囲んで設けられる円筒状のスペーサ54が配置されている。スペーサ54を挟持することで、第1スラストカラー52と第2スラストカラー53との間隔は、スラスト板51の板厚よりも僅かに広くなっている。したがって、スラスト板51と、スラストカラー52,53との間には所定の隙間が形成され、この隙間内に潤滑油を供給することで、スラスト板51に対してスラストカラー52,53を円滑に回転させることが可能となる。
ラジアル軸受構造6は、セミフロートタイプのすべり軸受構造であって、回転軸31を径方向で支持するとともに、回転軸31の振動を防止・抑制する作用を有するものである。ラジアル軸受構造6は、嵌め輪61(支持部)と、一対の浮動ブッシュ62とを備えている。嵌め輪61及び浮動ブッシュ62は、いずれも円筒状に成形されている。
嵌め輪61は、軸受ケーシング32に形成されるとともに中心軸線L方向に貫通する嵌め輪用孔部35内に嵌入して固定されている。嵌め輪61の内周面61a(孔部)側には、回転軸31が間隔をあけて設けられている。そのため、内周面61aと回転軸31の外周面との間には、回転軸31周りに空間Sが形成されている。空間S内には浮動ブッシュ62が設置されており、嵌め輪61の内周面61a側は浮動ブッシュ62が配置される孔部となっている。
また、嵌め輪61には、嵌め輪給油路61bと、嵌め輪排油路61cとが形成されている。嵌め輪給油路61bは、軸受部3の給油路33に連通する位置に設けられており、空間S内に潤滑油を供給するための流路である。なお、嵌め輪給油路61bは、嵌め輪61の中心軸線L方向での両端側に向けてそれぞれ潤滑油を供給できる流路となっている。嵌め輪排油路61cは、軸受部3の排油路34と空間Sとを互いに連通させる流路であって、径方向に貫通して設けられ、空間S内に供給された潤滑油を排出するための流路である。
一対の浮動ブッシュ62は、空間S内に設置され、嵌め輪61の中心軸線L方向での両端側にそれぞれ設けられている。また、一対の浮動ブッシュ62は、互いに相対する向きで設けられている。浮動ブッシュ62の内周面側には、回転軸31が貫通して設けられている。浮動ブッシュ62の外周面と嵌め輪61の内周面61aとの間には僅かな隙間が形成され、浮動ブッシュ62の内周面と回転軸31の外周面との間にも僅かな隙間が形成されている。なお、浮動ブッシュ62は、その中心軸線が回転軸31の中心軸線Lと同一の方向となる姿勢で設けられている。
浮動ブッシュ62には、嵌め輪61の後述する回り止めピン64(回転規制部材)が配置される切欠部62aと、浮動ブッシュ62の外周面側と内周面側との間で潤滑油を流動させる貫通孔62bとが形成されている。貫通孔62bは、浮動ブッシュ62に径方向で貫通して複数形成されている(図2では一対の浮動ブッシュ62に1つずつ図示)。また、貫通孔62bは、嵌め輪給油路61bと対向する位置に設けられている。
嵌め輪61は、浮動ブッシュ62の中心軸線L方向での移動を規制するCリング63と、浮動ブッシュ62の中心軸線L方向での移動及び中心軸線L周りでの回転を規制する回り止めピン64とを有している。
Cリング63は、嵌め輪61の両開口部の近傍で内周面61aにそれぞれ形成された溝部内に設置され、浮動ブッシュ62と隣接して設けられている。回り止めピン64は、嵌め輪61に径方向で貫通し、内周面61aから径方向内側に突出して設けられている。回り止めピン64の先端部と、回転軸31との間には、回転軸31が径方向に変位しても互いの接触を防止するに十分な隙間が形成されている。なお、回り止めピン64は、1つの浮動ブッシュ62に対して2つずつ設けられ、図2では実際の設置位置から嵌め輪61の周方向に変位した位置(回転軸31の紙面下方側)に記載している。
続いて、本実施形態の特徴部分である浮動ブッシュ62について、より詳細に説明する。図3は、本実施形態における浮動ブッシュ62の概略図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)のA−A線視断面図である。なお、図3における符号Lは、浮動ブッシュ62の中心軸線を表している。
図3に示すように、浮動ブッシュ62は円筒状に成形された部材であり、切欠部62aは、中心軸線L方向での一方側の端面である第1端面62c(一方の端面)に2つ形成されている。なお、2つの切欠部62aは、中心軸線Lを挟んで互いに対向する位置から、周方向において互いに逆となる向きに僅かに変位して設けられている。切欠部62aが変位して設けられていることから、浮動ブッシュ62を所定の向きで空間S(図2参照)内に設置することが可能になり、嵌め輪給油路61b(図2参照)と対向する位置に貫通孔62bが常に配置される。
浮動ブッシュ62の外周面側には、いわゆるダンパ部と称される第1外側油膜形成面62d(流体膜形成面)と第2外側油膜形成面62eとが形成されている。第1外側油膜形成面62d及び第2外側油膜形成面62eと、嵌め輪61の内周面61a(図2参照)との間には、浮動ブッシュ62を支持する潤滑油の油膜(流体膜)が形成される構成となっている。第1外側油膜形成面62dは第1端面62c側に設けられ、第2外側油膜形成面62eは第1端面62cの逆側の端面である第2端面62f側に設けられている。第1外側油膜形成面62dは、中心軸線L方向において第1端面62cの位置まで形成されている。そのため、第1外側油膜形成面62dの一部は、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲K内に配置されている。従来の浮動ブッシュにおける第1外側油膜形成面は範囲K内に配置されないため、従来の浮動ブッシュに比べて本実施形態における第1外側油膜形成面62dの中心軸線L方向での幅は拡大している。
中心軸線L方向での第1外側油膜形成面62dと第2外側油膜形成面62eとの間には、周方向に亘る油溝部62gが形成されている。油溝部62gは、嵌め輪給油路61bから供給される潤滑油を浮動ブッシュ62の外周面側で周方向に行き渡らせるための溝部である。上述した貫通孔62bは、油溝部62gの位置に3つ、周方向に等間隔で形成されている。貫通孔62bが油溝部62gに形成されていることから、貫通孔62bを介して浮動ブッシュ62の外周面側と内周面側との間で潤滑油を流動させることができる。
浮動ブッシュ62の内周面側には、内側油膜形成面62h(第2流体膜形成面)が形成されている。内側油膜形成面62hと、回転軸31(図2参照)の外周面との間には、回転軸31を回転自在に支持する潤滑油の第2の油膜(第2流体膜)が形成される構成となっている。内側油膜形成面62hは、中心軸線L方向において第1端面62cと第2端面62fとに亘って設けられており、第1端面62cの位置まで形成されている。そのため、内側油膜形成面62hの一部は、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲K内に配置されている。従来の浮動ブッシュにおける内側油膜形成面は範囲K内に配置されないため、従来の浮動ブッシュに比べて本実施形態における内側油膜形成面62hの中心軸線L方向での幅は拡大している。
続いて、本実施形態における過給機1の動作を説明する。
不図示の内燃機関から排出される燃焼ガスがタービン部2のタービンスクロール室22に流入する。燃焼ガスはタービンスクロール室22内を回転軸31の軸線周りで回転しつつタービンインペラ21に流入する。燃焼ガスの流入によってタービンインペラ21は回転し、燃焼ガスはタービン部排出口23を介して過給機1の外部に排出される。
タービンインペラ21が回転することで、回転軸31を介して連結固定されるコンプレッサインペラ41は回転する。コンプレッサインペラ41が回転すると、コンプレッサ部吸入口42が負圧となる。そのため、コンプレッサ部4の外部の空気が吸引され、コンプレッサ部吸入口42を介してコンプレッサインペラ41に流入する。コンプレッサインペラ41が回転することで、空気は径方向外側に送り出され、ディフューザ43に流入する。ディフューザ43で空気は圧縮され、圧縮された空気がコンプレッサスクロール室44を介して、不図示の内燃機関に供給される。圧縮された空気を供給することで、内燃機関の性能(出力や燃費等)を向上させることができる。
以上で、過給機1の動作が完了する。
続いて、本実施形態におけるラジアル軸受構造6の回転軸31に対する支持作用について説明する。
軸受部3の給油路33及び嵌め輪61の嵌め輪給油路61bを介して、空間S内に潤滑油が流入する。潤滑油の流入により浮動ブッシュ62の外周面側及び内周面側にはそれぞれ潤滑油の油膜が形成される。浮動ブッシュ62は、第1外側油膜形成面62d及び第2外側油膜形成面62eと、嵌め輪61の内周面61aとの間に形成される油膜を介して支持される。回転軸31は、浮動ブッシュ62の内側油膜形成面62hと、回転軸31の外周面との間に形成される第2の油膜を介して回転自在に支持される。
浮動ブッシュ62は油膜を介して支持されるため、空間S内において径方向で僅かに浮動できる。このような構成を有するラジアル軸受構造6は、回転軸31の振動を減衰できる作用を有しており、自励振動(例えばオイルホワール)を防止・抑制できる。また、第1外側油膜形成面62d、第2外側油膜形成面62e及び内側油膜形成面62hが形成される範囲の広さ(特に中心軸線L方向での幅)は、振動の減衰性能に関係しており、それらの範囲が狭くなると自励振動が生じやすくなり回転軸31の回転安定性が低下する虞がある。
本実施形態における第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hは、いずれも第1端面62cの位置まで形成されており、従来の浮動ブッシュに比べて第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの形成されている範囲は拡大している。換言すれば、従来の浮動ブッシュに比べて第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの中心軸線L方向での幅が拡大している。そのため、ラジアル軸受構造6における振動の減衰性能が向上し、回転軸31の回転安定性を向上できる。また、過給機1が小型化され、浮動ブッシュ62の中心軸線L方向での長さが短縮された場合であっても、本実施形態における浮動ブッシュ62の構成を採用することで、十分な振動減衰性能及び回転軸31の回転安定性を確保することができる。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの形成される範囲が拡大することから、ラジアル軸受構造6における振動の減衰性能が向上し、回転軸31の回転安定性を向上できるという効果がある。
〔第2実施形態〕
本実施形態における浮動ブッシュ62Aを、図4を参照して説明する。
図4は、本実施形態における浮動ブッシュ62Aの概略図であって、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)のB−B線視断面図である。図4において、図3に示す第1の実施形態の構成要素と同一の要素については同一の符号を付し、その説明を省略する。また、図4における符号Lは、浮動ブッシュ62Aの中心軸線を表している。
本実施形態における浮動ブッシュ62Aは、第1の実施形態における浮動ブッシュ62と同様に、円筒状に成形され、過給機1におけるラジアル軸受構造6(図1及び図2参照)に設けられるものである。
浮動ブッシュ62Aにおける第1外側油膜形成面62dの第1端面62c側には、縮径部62iが形成されている。浮動ブッシュ62Aは、第1外側油膜形成面62dでの外径よりも、縮径部62iでの外径が小さく形成されている。第1外側油膜形成面62dと縮径部62iとの境界部は、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲K内に配置されている。すなわち、第1外側油膜形成面62dの一部は、範囲K内に配置されている。従来の浮動ブッシュにおける第1外側油膜形成面は範囲K内に配置されないため、従来の浮動ブッシュに比べて本実施形態における第1外側油膜形成面62dの中心軸線L方向での幅は拡大している。
浮動ブッシュ62Aにおける内側油膜形成面62hの第1端面62c側には、拡径部62jが形成されている。浮動ブッシュ62Aは、内側油膜形成面62hでの内径よりも、拡径部62jでの内径が大きく形成されている。内側油膜形成面62hと拡径部62jとの境界部は、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲K内に配置されている。すなわち、内側油膜形成面62hの一部は、範囲K内に配置されている。従来の浮動ブッシュにおける内側油膜形成面は範囲K内に配置されないため、従来の浮動ブッシュに比べて本実施形態における内側油膜形成面62hの中心軸線L方向での幅は拡大している。
本実施形態における浮動ブッシュ62Aでは、従来の浮動ブッシュに比べて第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの形成されている範囲が拡大している。換言すれば、従来の浮動ブッシュに比べて第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの中心軸線L方向での幅が拡大している。そのため、ラジアル軸受構造6における振動の減衰性能が向上し、回転軸31の回転安定性を向上できる。また、過給機1が小型化され、浮動ブッシュ62Aの中心軸線L方向での長さが短縮された場合であっても、本実施形態における浮動ブッシュ62Aの構成を採用することで、十分な振動減衰性能及び回転軸31の回転安定性を確保することができる。
なお、本実施形態における浮動ブッシュ62Aには縮径部62i及び拡径部62jのいずれもが形成されているが、これに限定されるものではなく、いずれか一方のみが形成される構成であってもよい。この場合には、第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hのいずれか一方が、第1端面62cの位置まで形成される。
また、本実施形態における第1外側油膜形成面62dの一部及び内側油膜形成面62hの一部は、中心軸線L方向において切欠部62aが形成されている範囲K内にいずれも配置されているが、これに限定されるものではなく、第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hのいずれか一方が範囲Kの非配置の範囲に形成される構成であってもよい。
また、第1外側油膜形成面62dと縮径部62iとの境界部は、周方向に延在して形成されているが、これに限定されるものではなく、例えば波形状に形成されていてもよい。これは、内側油膜形成面62hと縮径部62iとの境界部においても同様である。
したがって、本実施形態によれば以下の効果を得ることができる。
本実施形態によれば、第1外側油膜形成面62d及び内側油膜形成面62hの形成される範囲が拡大することから、ラジアル軸受構造6における振動の減衰性能が向上し、回転軸31の回転安定性を向上できるという効果がある。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、空間S内に潤滑油が供給されているが、これに限定されるものではなく、浮動ブッシュ62,62A及び回転軸31を支持できる流体(液体及び気体のいずれでもよい)が空間S内に供給される構成であってもよい。このような場合には、浮動ブッシュ62,62Aの外周面側及び内周面側には上記流体による流体膜が形成される。
1…過給機、2…タービン部、4…コンプレッサ部(圧縮部)、31…回転軸、6…ラジアル軸受構造(すべり軸受構造)、61…嵌め輪(支持部)、61a…内周面(孔部)、62,62A…浮動ブッシュ、62a…切欠部、62c…第1端面(一方の端面)、62d…第1外側油膜形成面(流体膜形成面)、62h…内側油膜形成面(第2流体膜形成面)、64…回り止めピン(回転規制部材)、L…中心軸線、K…範囲

Claims (6)

  1. すべり軸受構造に用いられるとともに、円筒状に成形され、外周面側に形成される流体膜を介して支持され且つ内周面側に形成される第2流体膜を介して回転軸を回転自在に支持し、回転規制部材が配置される切欠部が中心軸線方向での一方の端面に形成された浮動ブッシュであって、
    前記外周面側に設けられるとともに前記流体膜が形成される流体膜形成面を備え、
    前記流体膜形成面は、前記中心軸線方向において前記切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられていることを特徴とする浮動ブッシュ。
  2. 請求項1に記載の浮動ブッシュにおいて、
    前記流体膜形成面は、前記中心軸線方向において前記一方の端面の位置まで形成されていることを特徴とする浮動ブッシュ。
  3. 請求項1又は2に記載の浮動ブッシュにおいて、
    前記内周面側に設けられるとともに前記第2流体膜が形成される第2流体膜形成面を備え、
    前記第2流体膜形成面は、前記中心軸線方向において前記切欠部が形成されている範囲の少なくとも一部に設けられていることを特徴とする浮動ブッシュ。
  4. 請求項3に記載の浮動ブッシュにおいて、
    前記第2流体膜形成面は、前記中心軸線方向において前記一方の端面の位置まで形成されていることを特徴とする浮動ブッシュ。
  5. 円筒状に成形される浮動ブッシュと、孔部を有するとともに該孔部の内周面側に形成される流体膜を介して前記浮動ブッシュの外周面を回転規制した状態で支持する支持部とを備え、前記浮動ブッシュの内周面側に形成される第2流体膜を介して回転軸を回転自在に支持するすべり軸受構造であって、
    前記浮動ブッシュとして、請求項1から4のいずれか一項に記載の浮動ブッシュを備えることを特徴とするすべり軸受構造。
  6. 燃焼ガスの流動エネルギーを回転駆動力に変換するタービン部と、該タービン部の回転駆動力により駆動され気体を圧縮して前記内燃機関に供給する圧縮部と、前記タービン部の回転駆動力を前記圧縮部に伝達する回転軸とを備える過給機であって、
    前記回転軸を回転自在に支持する請求項5に記載のすべり軸受構造を備えることを特徴とする過給機。
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