JP2011233798A - 太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールの薄型化を図る。
【解決手段】基板15上に正負1対の電極31a、31bが形成されてなる太陽電池部30を備えた太陽電池サブモジュール10および端子ケース20を備えた太陽電池モジュール1において、端子ケース20を、電極31a、31bのそれぞれと接続される接続端子23a、23bと、外部接続ケーブルが接続されるコネクタ部24a、24bと、これらを覆う上蓋体21および下蓋体22からなる端子ケース本体26とから構成する。端子ケース20は、上蓋体21と下蓋体22との間に基板15を挟持し、かつ、基板15の一端から端子ケース20の端部を突出させ、コネクタ部24a、24bを基板15の一端15aの側面15cに対向させて、基板15固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、薄膜型太陽電池モジュールに関し、特に、外部ケーブルが接続される端子部の配置形状に特徴を有する太陽電池モジュールに関するものである。
現在、太陽電池の研究が盛んに行われている。太陽電池モジュールは、一般に光吸収により電荷を生じる半導体からなる光電変換層を裏面電極(下部電極)と透明電極(上部電極)とで挟んだ積層構造の光電変換素子を基板上に多数直列に接続してなる太陽電池サブモジュールを有する。
太陽電池モジュールとしては、この太陽電池サブモジュールの表裏両面に、接着封止材および保護材をラミネートした上で、その裏面側に外部配線用の端子ボックス(接電箱)を組付け、太陽電池サブモジュールの両端域に振り分けて形成した電力取り出し用の正極、負極と端子ボックスの接続導体(接続端子)との間に内部リード線を配線した構成のものが知られている(特許文献1等)。
また、特許文献2には、太陽電池モジュールの軽量化、低コスト化を目的として、端子ボックスに代えて、外部ケーブルを太陽電池モジュールの裏面補強板上の接続部で半田付けにより接続し、円筒状に成型された樹脂で固定したものを端子部として機能させる方法が提案されている。
特許第3972245号公報 特開2006−210446号公報
太陽電池サブモジュール自体は数百μm厚程度と非常に薄いものであり、本来、太陽電池モジュールも薄型化が図れるはずである。しかしながら、特許文献1および2を含め従来の太陽電池モジュールにおいては、バックシート等の保護材の裏面に端子ボックスや端子部が設けられており、太陽電池モジュールとしての最大厚みは、ラミネートされたサブモジュールの厚みに端子ボックスあるいは端子部の厚みが加算されたものとなるため、太陽電池モジュールとしての厚みは厚くなっている。従来の一般的な端子ボックスの厚みは1cm〜2cm程度である。
また、太陽電池モジュールとしては、端子ボックスや端子部が出っ張っているために、設置時に邪魔になり、取り扱いにくく、設置コストが嵩むという問題点がある。さらには、取り扱い時あるいは輸送時に端子ボックス等がぶつかって破損する恐れもあり、太陽電池モジュールの信頼性を低下させる恐れもある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、従来の太陽電池モジュールよりも厚みが薄く、取り扱い性の良い、信頼性の高い太陽電池モジュールを提供することを目的とするものである。
本発明の太陽電池モジュールは、基板上に正負1対の電極が形成されてなる太陽電池部を備えた太陽電池サブモジュール、および
前記1対の電極のそれぞれと接続される1対の接続端子と、該1対の接続端子のそれぞれ接続された、外部接続ケーブルが接続される1対のコネクタ部と、前記1対の接続端子および前記1対のコネクタ部を内包する端子ケース本体とを有する端子ケースを備えてなる太陽電池モジュールであって、
前記1対のコネクタ部は、前記端子ケースの端部に配置されており、
前記端子ケース本体は、上蓋体と下蓋体とからなるものであり、前記上蓋体と前記下蓋体との間に前記基板を挟持し、かつ、該基板の一端から前記端部を突出させ、前記1対のコネクタ部を前記基板の一端の側面に対向させて、前記基板に固定されていることを特徴とするものである。
本明細書において電気的な接続を意味する「接続」は、特に注釈しない限りは直接的および間接的な接続を含むものとする。
前記端子ケースは、前記基板の一端に固定されていればその一端のどこに固定されていてもよく、例えば該一端の中央部に固定されていてもよいが、特には、前記基板の角部に配置されていることが望ましい。
前記1対の接続端子とそれぞれに接続された前記1対のコネクタ部が、それぞれ一体的に形成されてなるものであることが望ましい。
前記端子ケースは、前記上蓋体と前記下蓋体との間に、前記一体的に形成された接続端子とコネクタ部とを、前記1対のコネクタ部を連結して支持する支持体を備え、
該支持体は、前記基板の一端から突出配置され、前記上蓋体と前記下蓋体との間に挟持されて固定されるものであることが望ましい。
前記太陽電池サブモジュールと、前記端子ケースと、該サブモジュールおよび該端子ケースの一面側に配置された接着充填層および保護層と、他面側に配置された接着充填層および保護層とがラミネートされていることが望ましい。
前記基板が、金属基板と、該金属基板の少なくとも一面に備えられた絶縁層とからなるものであり、前記太陽電池部が該一面に備えられた絶縁層の表面に設けられており、
前記1対の接続端子の一方は、前記金属基板を介して、すなわち基板内通電により前記1対の電極の一方に接続されており、
前記1対の接続端子の他方は、直接または導電性部材を介して前記1対の電極の他方に接続されているものとすることができる。
このとき、前記一方の電極は、該一方の電極から該一方の電極の直下の前記絶縁層を貫通して前記金属基板に至るマイクロクラックおよび該マイクロクラック内に埋め込まれた半田材により前記金属基板と導通されていることが望ましい。
このマイクロクラックは、前記一方の電極の上から超音波半田処理がなされて形成されたものであり、半田材は超音波半田処理の際にマイクロクラック中に浸透して埋め込まれたものである。超音波処理は、前記一方の電極の表面からなされてもよいし、該電極の表面に他の層が形成されている場合には、該他の層の表面からなされてもよい。
また、前記一方の接続端子は、前記太陽電池部が設けられていない前記絶縁層表面に半田材により固定され、該絶縁層表面から該絶縁層を貫通して前記金属基板に至るマイクロクラック中に埋め込まれた半田材を介して前記金属基板と導通されていることが望ましい。
このマイクロクラックは、該一方の接続端子が固定される、前記絶縁層表面から超音波半田処理がなされて形成されたものであり、半田材は超音波半田処理の際にマイクロクラック中に浸透して埋め込まれたものである。
ここで前記絶縁層表面とは、該絶縁層が前記金属基板の一面および他面に設けられている場合には、一面側の設けられた絶縁層の表面であってもよいし、他面側に設けられた絶縁層の表面であってもよい。
前記金属基板が、アルミニウム、ステンレス、鉄鋼材およびこれらのクラッド材のうちのいずれかにより構成され、
前記絶縁層が、アルミニウム、シリコン、チタンおよび鉄のいずれかの酸化膜、窒化膜または酸窒化膜により構成されているものであることが好ましい。
前記太陽電池部は、CuおよびAgからなる群より選択された少なくとも1種のIb族元素と、Al、GaおよびInからなる群より選択された少なくとも1種のIIIb族元素と、S、Se、およびTeからなる群から選択された少なくとも1種のVIb族元素とからなる少なくとも1種の化合物半導体からなる光電変換層を備えてなるものであることが好ましい。
本発明の太陽電池モジュールは、1対の接続端子と、その1対の接続端子のそれぞれ接続された、外部接続ケーブルが接続される1対のコネクタ部と、これらを内包する端子ケース本体とを有する端子ケースを備え、上蓋体と下蓋体とからなる端子ケースが、太陽電池サブモジュールの基板を挟持し、かつ、基板の一端から端部を突出させ、1対のコネクタ部を基板の一端の側面に対向させて、基板に固定されているので、太陽電池モジュールの最大厚みを、太陽電池サブモジュールの裏面に端子ボックス等が配置されていた従来の太陽電池モジュールと比較して格段に薄くすることができる。
従来の太陽電池モジュールと異なり、モジュール裏面に端子ボックス等による出っ張りがほとんどないため、輸送時や設置時における取り扱い性が非常に高く、作業性が向上する。したがって輸送コスト、設置コストを低減することできる。
また、取り扱い性がよいことから、従来問題であった端子ボックス等がぶつかって破損する恐れが少なく、太陽電池モジュールとしての信頼性を高めることができる。
また、特に、基板が、金属基板と、該金属基板の少なくとも一面に備えられた絶縁層とからなるものであり、太陽電池部が該一面に備えられた絶縁層の表面に設けられており、1対の接続端子の一方が、金属基板を介した基板内通電により1対の電極の一方に接続されているものである場合には、内部リード線長を非常に短いものとする、あるいは内部リード線を不要にする構成とすることも可能となり、より太陽電池モジュールとして構造を単純化することができると共に低コスト化が可能となる。
本発明の第1の実施形態の太陽電池モジュールの構成を模式的に示す斜視図 本発明の第1の実施形態の太陽電池モジュールの模式的平面図 図1に示す太陽電池モジュールの端子ケースの分解斜視図 図1に示す太陽電池モジュールの端子ケース取り付け部分の部分拡大図 一方の接続端子の金属基板への接続状態を示す、図2の5A−5A断面図 他方の接続端子の電極への接続状態を示す、図2の5B−5B断面図 一方の電極の金属基板への導通状態を示す、図2の5C−5C断面図 一方の接続端子の金属基板への接続状態の設計変更例を示す断面図 本発明の第2の実施形態の太陽電池モジュールの模式的平面図 一方の接続端子の金属基板への接続状態を示す、図7の8A−8A断面図 他方の接続端子の電極への接続状態を示す、図7の8B−8B断面図 一方の電極の金属基板への導通状態を示す、図7の8C−8C断面図 本発明の第3の実施形態の太陽電池モジュールの模式的平面図 本発明の第4の実施形態の太陽電池モジュールの模式的平面図
以下、本発明の太陽電池モジュールおよびその製造方法について図面を参照して説明する。なお、各図においては、視認しやすくするために各部の縮尺は適宜変更して示してある。
<第1の実施形態の太陽電池モジュール>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る太陽電池モジュール1の構成を模式的に示す斜視図である。図2は、本発明の第1の実施形態の太陽電池モジュール1の模式的平面図である。
図1および図2に示すように、本発明の第1の実施形態の太陽電池モジュール1は、基板15上に正負1対の電極31a、31bが形成されてなる太陽電池部30を備えた太陽電池サブモジュール10、および外部接続ケーブルが接続される端子ケース20を備えている。
さらに、太陽電池モジュール1は、太陽電池サブモジュール10および端子ケース20の一面側(図1において上面側)に配置された接着充填層61、水蒸気バリア層(保護層)62、接着充填層63および表面保護層(保護層)64と、この太陽電池サブモジュール10および端子ケース20の他面側(図1において下面側)に配置された接着充填層65およびバックシート(保護層)66とを備え、これらが、例えば、真空ラミネート法により、ラミネート加工されて積層体構造60が形成されている。ラミネート加工は、例えば、真空ラミネーターにより150℃、20分の条件で行う。なお、図2においては、視認容易のために接着充填層等は省いており、図中破線で積層体構造60の周縁を示している。
本実施形態においては、太陽電池サブモジュール10の一面側が、電力を得るための光を受ける面、すなわち太陽電池モジュールの表面である。
太陽電池サブモジュール10の一面側にサブモジュール10と水蒸気バリア層62との間、バリア層62と表面保護層64との間に配された接着充填層61、63、および、太陽電池サブモジュール10の他面側にサブモジュール10とバックシート66との間に配された接着充填層65は、いずれも表面保護層64、水蒸気バリア層62、太陽電池サブモジュール10、バックシート66を互いに接着させて、太陽電池サブモジュール10を封止して保護するためのものである。
この接着充填層61、63、65には、例えば、EVA(エチレンビニルアセテート)、またはPVB(ポリビニルブチラール)が用いられる。
水蒸気バリア層62は、太陽電池サブモジュール10を水分から保護するためのものである。
この水蒸気バリア層62としては、例えば、PETまたはPEN等の透明フィルム上にSiO、SiN、Al23等からなる無機層が形成されたもの、またはPETまたはPEN等の透明フィルム上にSiO、SiN等からなる無機層を形成し、さらにアクリル樹脂等を形成した、無機層が樹脂層に挟まれたサンドイッチ構造のものが用いられる。
なお、水蒸気バリア層62は、水蒸気透過率、酸素透過率等が所定の性能を満たすものであれば、その構成については特に限定されるものではない。
表面保護層64は、外部からの傷、汚れ等から太陽電池サブモジュール10を守るとともに、汚れ等による太陽電池サブモジュール10への入射光量の低下を抑制するものである。
この表面保護層64としては、例えば、フッ素系樹脂フィルムが用いられる。このフッ素系樹脂としては、例えば、ETFE(エチレンテトラフルオロエチレン)が用いられる。また、表面保護層64の厚さは、例えば、20〜200μmである。
バックシート66は、太陽電池サブモジュール10を裏側からの水分浸入を防ぐとともに、太陽電池サブモジュール10の絶縁性を確保し、かつ太陽電池モジュールとしての機械的強度を確保するためのものである。
このバックシート66には、PVF(ポリフッ化ビニル)、PETまたはPEN等の樹脂フィルムで、アルミニウム箔を挟んだ構造のものが用いられる。なお、バックシート66においても、その構成については特に限定されるものではない。
端子ケース20は、太陽電池モジュール1で得られた電力を、太陽電池モジュール1の外部に取り出すための給電ケーブル等の図示しない外部ケーブルが接続されるものである。
端子ケース20は、そのコネクタ部24a、24b開口を有する一端が積層体構造60の一端と一致するように、太陽電池サブモジュール10の基板15の端部に備えられている。特に、本実施形態においては、サブモジュール10の角部に固定されている。
図3は端子ケース20の分解斜視図を示すものであり、図4は図1の端子ケース20取り付け部分の部分拡大図である。
図3および図4に示すように、端子ケース20は、1対の接続端子23a、23bと、一方の接続端子23aと接続されているコネクタ部24a、および他方の接続端子23bと接続されているコネクタ部24bからなる1対のコネクタ部24a、24bと、これら1対の接続端子23a、23bおよび1対のコネクタ部24a、24bを内包する端子ケース本体26とを備えている。
端子ケース本体26は、上蓋体21と下蓋体22とからなり、これらはベークライト等のプラスチック等の絶縁性の樹脂材料により形成することができる。
また、一方の接続端子23aとコネクタ部24aおよび他方の接続端子23bとコネクタ部24bとはそれぞれ端子部材27a、27bとして一体的に形成されている。
さらに、端子ケース20は、この1対の端子部材27a、27bをコネクタ部24a、24bで連結して支持する端子部材支持体25を備えている。端子部材支持体25は、図3に示すように端子部材27a、27bのコネクタ部24a、24bを覆う形状を有し、図4に示すように基板15の一端15aから突出した位置で上蓋体21と下蓋体22に挟持されるものである。この支持体25を備えることにより、1対の端子部材27a、27bを一体的に取り扱うことでき、基板への端子ケース取り付け時の取り扱い性に優れたものとなる。
端子部材支持体25は、例えば、端子ケース本体26と同様に耐湿性、機械的強度に優れたベークライト等のプラスチック等の絶縁性の樹脂材料から形成することができる。
図3に示すように、上蓋体21と下蓋体22は、両者間に基板14および1対の端子部材27a、27bおよびその支持体25を挟持できるように構成されている。具体的には、下蓋体22は、支持体25を受容できるようにコネクタ部に応じた窪み22a、22bを一端部22cに備え、基板の一端(長辺)15bから突出して上下蓋体22の一部と当接する凸状部分22dと、基板の角部に沿った凹部22eとをさらに備えている。上蓋体21は下蓋体22と対称にほぼ同様の形状に構成されている。
図4に示すように、端子ケース20は、上蓋体21と下蓋体22との間に基板15を挟持し、かつ、支持体25が上蓋体21および下蓋体22間に挟持される端部を基板15の一端15aから突出させ、1対のコネクタ部24a、24bを基板15の一端15aの側面15cに対向配置させた状態で基板15に固定される。
なお、端子ケース20の太陽電池サブモジュール10の基板15への取り付け時には、端子ケース20の信頼性、耐環境性(特に、耐湿性)を担保するために、シリコーン樹脂で接着固定する。端子ケース20内についてもシリコーン樹脂をポッティング剤として、上蓋体21および下蓋体22の内側にそれぞれ流し込んで硬化させておく。
接続端子23a、23bおよびコネクタ部24a、24bは、電極として機能しうる金属により構成されている。接続端子23a、23bは、例えば銅もしくはSn、Ni、Cr、Au等によりメッキ被覆した板状部材であるが、線状の部材であってもよい。
また、本実施形態においては、コネクタ部24a、24bの断面は扁平な形状(楕円形状)としており、その楕円の短軸が基板の厚み方向に沿うように配置されている。コネクタ部をこのような形状とすることにより、基板厚み方向には厚さを抑えつつ外部ケーブルとの接触面積を増やして抵抗を下げることができ、大電流対応にすることができる。
なお、端子ケースのコネクタ部の形状は、端子ケースのコネクタ部と外部ケーブルのコネクタ部とで雌雄コネクタの嵌合状態が構成されるものであればよい。
本実施形態において、端子ケース20は最大厚みが1cm未満、好ましくは5mm以下である。本実施形態の構成では、端子ケース20の最も厚みが大きくなるのはコネクタ開口部を備える端部であり、コネクタ開口部の端子ケース上下面間の距離が最大厚みとなる。なお、端子ケース20は、従来の太陽電池モジュールに備えられている端子ボックスと同等の機能を有するものであるが、1cm〜2cm程度の厚みを有している従来の端子ボックスと比較して薄型である。
さらに、端子ケース20のコネクタ部は基板の側面15cに対向して配置され、サブモジュール10の厚み方向に配置されないため、太陽電池モジュール1の最大厚みを、サブモジュールの裏面に端子ボックスが配置された構成の従来の太陽電池モジュールと比較して格段に薄くすることができる。出っ張りが少ないことから輸送時や設置時における取り扱い性が高い。
また、図1に示すように、本実施形態の太陽電池モジュール1は、端子ケース20が、太陽電池サブモジュール10と共に保護層間にラミネートされるため、輸送時や設置時における取り扱い性がさらに優れたものとなっている。
上記本実施形態においては、一方の接続端子23aとコネクタ部24a、他方の接続端子23bとコネクタ部24bがそれぞれ一体的に端子部材27a、27bとして形成されてなるものとしたが、接続端子とコネクタ部とを別体として互いに一部が接触して電気的に接続されるように配置されていてもよい。
また、図示していないが、端子ケース20の接続端子23a、23b間には逆流防止ダイオードが備えられている。
接続端子23a、23bはそれぞれ太陽電池サブモジュール10の太陽電池部30の正負1対の電極31a、31bに接続されている。
以下に、図5A〜図5Cを参照し、本実施形態の太陽電池サブモジュール10の構成および接続端子23a、23bの太陽電池部30の電極31a、31bへの接続について説明する。
図5A、図5Bおよび図5Cは、それぞれ図2の5A−5A断面図、5B−5B断面図および5C−5C断面図を示すものである。
図2、図5Cに示すように、本実施形態の太陽電池サブモジュール10は、基板15と、該基板15に備えられた太陽電池部30とを備えてなる。
基板15は、金属基板11とその一面および他面に備えられた絶縁層12a、12bとからなり、太陽電池部30は、絶縁層12a上に形成された複数の光電変換素子(太陽電池セル)38が直列接続された集積型構造を有している。
太陽電池サブモジュール10の表面には、太陽電池部30の周囲を取り囲むように絶縁層12aの表面が露出される額縁状絶縁領域が設けられている。この領域は、太陽電池部30の各層を基板の全面に順次積層した後に、周縁領域のみレーザーで除去することにより設けられる。
太陽電池部30は、図5Cに示すように、基板15の絶縁層12a上に、裏面電極32と化合物半導体からなる光電変換層34とバッファ層35と表面電極(透明電極)36とが順次積層され、基板短辺方向に延びる短冊状に分離された複数の光電変換素子38が、隣り合う光電変換素子38間で裏面電極32と透明電極36が接続されて、直列接続されてなり、直列接続された光電変換素子の一端および他端に太陽電池部30の電極31aおよび31bが備えられている。各光電変換素子38は、裏面電極32、光電変換層34、バッファ層35および透明電極36により構成されている。
各裏面電極32は、隣り合う裏面電極32と第1の分離溝33により離間されて絶縁層12a上に配置形成されている。光電変換層34は第1の分離溝33を埋めつつ裏面電極32の上に形成されている。この光電変換層34上にバッファ層35が形成されている。各光電変換素子38の光電変換層34およびバッファ層35は、裏面電極32表面に達する第2の分離溝37により、隣り合う光電変換素子の光電変換層34およびバッファ層35と離間されている。この第2の分離溝37は、光電変換素子38の並び方向において、裏面電極32の第1の分離溝33とは異なる位置に形成されている。
また、この溝37を埋めつつバッファ層35の表面に透明電極36が形成されている。さらに、透明電極36、バッファ層35および光電変換層34を貫き裏面電極32表面に達する第3の分離溝39が形成されている。それぞれの光電変換素子38は、その裏面電極32と隣接する光電変換素子38の透明電極36とが第2の分離溝37に埋め込まれた透明電極材により接続されて隣接する光電変換素子38と直列に接続された構成となっている。
本実施形態の光電変換素子38は、例えば、裏面電極32がモリブデン電極で構成され、光電変換層34がCIGS化合物半導体層で構成され、バッファ層35がCdSで構成され、透明電極36がZnOで構成されている。
この光電変換素子38に、透明電極36側から光が入射されると、この光が透明電極36およびバッファ層35を通過し、光電変換層34で起電力が発生し、透明電極36から裏面電極32に向かう電流が発生する。このとき、図2中、複数の光電変換素子38が直列接続されて構成される太陽電池部30においては、左側の端の光電変換素子38aの裏面電極32が負極(マイナス極)になり、右側の端の光電変換素子38zの裏面電極32が正極(プラス極)になる。
なお、本実施形態の太陽電池部30は、例えば、公知のCIGS系の太陽電池の製造方法により製造することができる。このとき、第1〜第3の分離溝33、37、39は、レーザースクライブまたはメカニカルスクライブにより形成することができる。
以下に、太陽電池サブモジュール10の詳細を説明する。
金属基板11としては、具体的には、アルミニウム(Al)、ジルコニウム(Zr)、
チタン(Ti)、マグネシウム(Mg)、銅(Cu)、ニオブ(Nb)、タンタル(Ta)および鉄(Fe)並びにこれらの金属の合金からなる基板を用いることができる。コスト、および太陽電池に要求される特性の観点から、金属基板11としては、アルミニウムが最も好ましい。
金属基板11としては、耐熱性向上のために軟鋼、ステンレス鋼等の鉄鋼板表面に、金属基板11に利用可能な上述の金属を、圧延または溶融メッキした、いわゆる、クラッド材を用いることもできる。
なお、本実施形態の金属基板11は、フレキシブル性(可撓性)を備えることが好ましい。これにより、得られる太陽電池モジュールをフレキシブルなものとすることができる。
絶縁層12a、12bとしては、例えば、アルミニウム酸化膜、シリコン酸化膜、チタン酸化膜、鉄酸化膜、アルミニウム窒化膜、シリコン窒化膜、チタン窒化膜、鉄窒化膜、アルミニウム窒素酸化膜、シリコン窒素酸化膜、チタン窒素酸化膜、鉄窒素酸化膜などが挙げられる。
これらの絶縁層12a、12bは、例えば、陽極酸化法、CVD法、PVD法、またはゾルゲル法により形成することができる。絶縁層12a、12bの厚さは1〜100μmが好ましく、さらには5〜50μmがより好ましい。
絶縁層は少なくとも基板の太陽電池部が形成される一面に備えられていればよい。
金属基板11としては、陽極酸化により金属基板11の表面に金属酸化膜を生成することが可能な材料を利用して、この金属酸化膜を絶縁層12a、12bとして用いることが特に好ましい。
例えば、金属基板11としてアルミニウム板を用いた場合、陽極酸化し、更に特定の封孔処理をすることでその表面(一面および他面)に絶縁層12a、12bを形成することができる。この絶縁層12a、12bの製造工程には、必須の工程以外の各種の工程が含まれていてもよい。例えば、付着している圧延油を除く脱脂工程、アルミニウム板の表面のスマットを溶解するデスマット処理工程、アルミニウム板の表面を粗面化する粗面化処理工程、アルミニウム板の表面に陽極酸化皮膜を形成させる陽極酸化処理工程および陽極酸化皮膜のマイクロポアを封孔する封孔処理を経て、絶縁層12a、12bを形成し、太陽電池用の基板15とするのが好ましい。
陽極酸化によるアルミニウム酸化膜で構成される絶縁層12a、12bの厚さは特に制限されず、絶縁性とハンドリング時の機械衝撃による損傷を防止する表面硬度を有していればよいが、厚すぎると可撓性の観点で問題を生じる場合がある。このことから、陽極酸化によるアルミニウム酸化膜で構成された絶縁層12a、12bの好ましい厚さは5〜50μmであり、絶縁層の厚さは、陽極酸化処理の電解時間により制御することができる。
裏面電極32は、例えば、Mo、Cr、またはW、およびこれらを組合せたものにより構成される。この裏面電極32は、単層構造でもよいし、2層構造等の積層構造でもよい。
裏面電極32は、厚さが100nm以上であることが好ましく、0.2〜0.8μmであることがより好ましい。
また、裏面電極32の形成方法は、特に制限されるものではなく、電子ビーム蒸着法、スパッタリング法等の気相成膜法により形成することができる。
透明電極36は、光入射側に配置される電極であり、光電変換層に光を入射させるために透光性を有する必要がある。
透明電極36は、例えば、Al、B、Ga、Sb、In等が添加されたZnO、ITO(インジウム錫酸化物)、またはSnOおよびこれらを組合せたものにより構成される。この透明電極36は、単層構造でもよいし、2層構造等の積層構造でもよい。また、透明電極36の厚さは、特に制限されるものではなく、0.1〜1μmが好ましい。
バッファ層35は、透明電極36の形成時に光電変換層34を保護する、光電変換層34との界面にpn接合を形成する、バンド不連続の整合などの機能を有し、透明電極36から入射した光を光電変換層34まで透過させるために透光性を有する必要がある。
バッファ層35は、例えば、CdS、ZnS、ZnO、ZnMgO、またはZnS(O,OH)およびこれらの組合せたものにより構成される。
バッファ層35は、厚さが0.03〜0.1μmであることが好ましい。また、このバッファ層35は、例えば、CBD(ケミカルバスデポジション)法により形成することができる。
光電変換層34は、透明電極36およびバッファ層35を通過して到達した光を吸収して電荷(起電力)を生じる層である。本実施形態において、光電変換層34は、その組成は、特に制限されるものではなく、例えば、少なくとも1種のカルコパイライト構造の化合物半導体である。具体的には、所謂CIS系などのIb族元素とIIIb族元素とVIb族元素とからなる化合物半導体、あるいは、CIGS系などの少なくとも1種の化合物半導体CuおよびAgからなる群より選択された少なくとも1種のIb族元素と、Al、GaおよびInからなる群より選択された少なくとも1種のIIIb族元素と、S、Se、およびTeからなる群から選択された少なくとも1種のVIb族元素とからなる少なくとも1種の化合物半導体が好適である。
さらに光吸収率が高く、高い光電変換効率が得られることから、光電変換層34は、CuおよびAgからなる群より選択された少なくとも1種のIb族元素と、Al、GaおよびInからなる群より選択された少なくとも1種のIIIb族元素と、S、Se、およびTeからなる群から選択された少なくとも1種のVIb族元素とからなる少なくとも1種の化合物半導体であることが好ましい。この化合物半導体としては、CuAlS2、CuGaS2、CuInS2、CuAlSe2、CuGaSe2、CuInSe2(CIS)、AgAlS2、AgGaS2、AgInS2、AgAlSe2、AgGaSe2、AgInSe2、AgAlTe2、AgGaTe2、AgInTe2、Cu(In1-xGax)Se2(CIGS)、Cu(In1-xAlx)Se2、Cu(In1-xGax)(S、Se)2、Ag(In1-xGax)Se2、およびAg(In1-xGax)(S、Se)2等が挙げられる。
光電変換層34は、CuInSe2(CIS)、および/またはこれにGaを固溶したCu(In、Ga)Se2(CIGS)を含むことが特に好ましい。CISおよびCIGSはカルコパイライト結晶構造を有する半導体であり、光吸収率が高く、高い光電変換効率が報告されている。また、光照射等による効率の劣化が少なく、耐久性に優れている。
光電変換層34には、所望の半導体導電型を得るための不純物が含まれる。不純物は隣接する層からの拡散、および/または積極的なドープによって、光電変換層34中に含有させることができる。光電変換層34中において、I−III−VI族半導体の構成元素および/または不純物には濃度分布があってもよく、n型、p型、およびi型等の半導体性の異なる複数の層領域が含まれていてもよい。
例えば、CIGS系においては、光電変換層34中のGa量に厚み方向の分布を持たせると、バンドギャップの幅/キャリアの移動度等を制御でき、光電変換効率を高く設計することができる。
光電変換層34は、I−III−VI族半導体以外の1種又は2種以上の半導体を含んでいてもよい。I−III−VI族半導体以外の半導体としては、Si等のIVb族元素からなる半導体(IV族半導体)、GaAs等のIIIb族元素およびVb族元素からなる半導体(III−V族半導体)、およびCdTe等のIIb族元素およびVIb族元素からなる半導体(II−VI族半導体)等が挙げられる。光電変換層34には、特性に支障のない限りにおいて、半導体、所望の導電型とするための不純物以外の任意成分が含まれていても構わない。
また、光電変換層34中のI−III−VI族半導体の含有量は、特に制限されるものではない。光電変換層34中のI−III−VI族半導体の含有量は、75質量%以上が好ましく、95質量%以上がより好ましく、99質量%以上が特に好ましい。
CIGS層の成膜方法としては、如何なる方法を適用してもよい。CIGS層の成膜方法としては、多源同時蒸着法、セレン化法、スパッタ法、ハイブリッドスパッタ法、およびメカノケミカルプロセス法等が知られている。その他、スクリーン印刷法、近接昇華法、MOCVD法、およびスプレー法などを用いてもよい。
以上、本実施形態の太陽電池モジュール1に備えられている太陽電池サブモジュール10として、金属基板11の表面の絶縁層12a上にCIGS系の太陽電池部30を備えてなる構成について説明したが、本発明の太陽電池モジュールは、端子ケースの構成および配置に特徴を有するものであり、太陽電池サブモジュールの形態は問わない。
次に、端子ケース20の接続端子23a、23bの太陽電池部30電極31a、31bへの接続方法について説明する。
太陽電池部30の正負一対の電極の一方31a(本実施形態においては負極)は、直列接続されている複数の光電変換素子38の一端の光電変換素子38aの透明電極36と接続されて、光電変換素子50aの左側に張り出すように設けられている裏面電極32により構成されており、他方31b(本実施形態においては正極)は、直列接続されている複数の光電変換素子38の他端の光電変換素子38zの裏面電極32の延長部分(右端側への延長部分)により構成されている。太陽電池部30の電極31a、31bは、それぞれ裏面電極32上に設けられた光電変換素子、バッファ層および透明電極をレーザースクライブまたはメカニカルスクライブにより除去して裏面電極32が露出された部分(図2中網掛け領域)により構成されている。
接続端子23aは、金属基板11に接続され、金属基板11を介して一方の電極31aと接続され、接続端子23bは他方の電極31bに直接接続される。
図5Bに示すように、接続端子23bは、他方の電極31b上に重なるように配置されて通常の半田付けもしくは導電性ペースト45により接続固定されている。ここで通常の半田付けとは、超音波半田処理ではなく、加熱のみの半田処理である。あるいは、電極31b上に導電性テープを貼り合わせて、接続端子23bに半田付けしてもよい。
図5Aに示すように、接続端子23aは、絶縁層12aの太陽電池部30が形成されていない額縁状領域の一部上に配置される。接続端子23aの設置部において、予め絶縁層12a上から超音波半田処理を行うことにより絶縁層12aにマイクロクラック42を形成し、このマイクロクラック42中に半田材41を浸透させておく。このマイクロクラック42が形成されている絶縁層12a上の半田材41により接続端子23aを固定することにより接続端子23aと金属基板11との導通が確保される。絶縁層上に接続端子23aを固定するための半田処理は、絶縁層にマイクロクラックを生じさせる超音波半田処理により同時に行ってもよい。
超音波半田処理は半田ごての先端を300〜500℃程度の温度にすると共に、先端から2〜3W、数10kHzの超音波を生じさせることにより、半田処理を行う箇所の表面酸化物を除去しつつ半田処理を行うものである。絶縁層12a表面から所定以上の超音波強度で超音波半田処理を行うと、絶縁層12aに金属基板11に至る複数のマイクロクラック42が生じ、絶縁層12a上から半田材41が浸透してマイクロクラック42内が半田材41で埋め込まれる。
より具体的には、例えば、半田材41として黒田テクノ製鉛フリー半田セラソルザ217を用い、黒田テクノ製超音波半田付け装置サンボンダにより、超音波強度2W、半田ごて先端温度450℃に設定して超音波半田処理を行う。
さらに、図2および図5Cに示すように、太陽電池部30の一方の電極31aは、この電極31a表面からその直下の絶縁層12aを貫通して金属基板11に至るマイクロクラック52中に埋め込まれた半田材51により金属基板11に電気的に接続されている。
このように、一方の接続端子23aが金属基板11に導通され、かつ、一方の電極31aが金属基板11に導通されることにより、一方の接続端子23aは、金属基板11を介して一方の電極31aに接続されている。
図5Cに示すマイクロクラック52は、電極31a表面から超音波半田処理を行うことにより形成されたものであり、半田材51は、超音波半田処理に伴い、電極31a表面から浸透してマイクロクラック52中に埋め込まれたものである。超音波半田処理は、前述と同様に、半田ごての先端を300〜500℃程度の温度にすると共に、先端から2〜3W、数10kHzの超音波を生じさせて行えばよい。また、電極31aの表面には、超音波半田処理の跡(半田処理部)として半田材51が残留している。このマイクロクラック52に埋め込まれた半田材51による電気接続部は、短冊状の電極31aに沿って、複数個所に周期的に設けられていることが好ましい(図2参照。)。例えば、2cm毎に設ける等である。短冊状の電極31aに沿って、連続的に設けられていてもよいが、周期的に複数個所に設ければ十分であり、連続的に設けるよりも処理工程時間が短くでき好ましい。
なお、電極31aと金属基板11とを導通させる方法としては、超音波半田処理に限るものではなく、電極31aに隣接する箇所の絶縁層12aを一部除去して金属基板11を露出させ、電極31aと金属基板11とを半田材、導電性テープ等の導電性部材により接続する方法を採ってもよい。しかしながら、超音波半田処理によれば、絶縁層12aの除去等の工程を省くことができ、製造時間およびコストを抑制に繋がるため、好ましい。
なお、本実施形態において通電路となる金属基板11の直列抵抗は、使用する金属材料により異なるが、基板11の厚み100μm、モジュールサイズを長さ120cm×幅60cmとすると下記表1に示すようになる。下記表1に示すように、抵抗率が大きいSUS430基板においても、直列抵抗は問題とはならないレベルである。なお、下記表1に示す短辺間直列抵抗とは、モジュールの長辺方向における直列抵抗である。
Figure 2011233798
本実施形態においては、太陽電池サブモジュール10から電力を取り出す際に、金属基板11を導体として利用して基板内通電を行い、一方の電極31aと接続端子23aとを接続させているので、従来のように一方の電極からリード線を太陽電池部30の周縁を取り囲むように配線する必要がなくなり、配線構造を簡素化することができる。更に、内部リード線を不要にすることも可能となる。
このため、太陽電池モジュール1全体として、配線にかかる材料費を抑えることができる。
また、電極31aと金属基板11との導通、接続端子23aと金属基板11との導通を、超音波半田処理という簡便な方法で行うことができるので、モジュール作製工程を簡素化することができ、モジュール作製工程費をさらに抑制することができる。
(設計変更例)
図6は、一方の接続端子23aの金属基板11への接続状態が変更された例を示している。図5Aと比較して、端子部材27aがケース内において上下逆向きに配置されており、接続端子23aは基板15の裏面側の絶縁層12bの表面(図6中において下面)側に配置されている。
ここでは、基板15の絶縁層12b側から超音波半田処理がなされ、絶縁層12bの表面から超音波半田処理を行うことにより、絶縁層12b表面から金属基板11に至るマイクロクラック42’を形成し、このマイクロクラック42’内に半田材41’を浸透させてある。このマイクロクラック42’が形成されている絶縁層12bの表面の半田材41’により接続端子23aを固定することにより接続端子23aと金属基板11とが接続されている。
このように、接続端子23aは、基板15の表面側および裏面側のいずれに配置されていてもよい。
<第2の実施形態の太陽電池モジュール>
図7および図8A〜図8Cを参照して、本発明の第2の実施形態に係る太陽電池モジュール2について説明する。図7は、第2の実施形態の太陽電池モジュール2の模式的平面図であり、図8A、図8B、図8Cはそれぞれ、図7の8A−8A断面図、8B−8B断面図および8C−8C断面図である。
なお、第1の実施形態の太陽電池モジュール1の構成要素と同じものには同一符号を付して詳細な説明は省略する。
本実施形態の太陽電池モジュール2は、太陽電池サブモジュールの基板および接続端子の接続方法が第1の実施形態の太陽電池モジュール1と異なっている。
本実施形態において、基板15’は、金属基板11の一面側にのみ絶縁層12aを備えてなるものである。
図7および図8Bに示すように、他方の電極31b上には、導電性部材である導電性テープ48がその長さ方向に沿って配置されており、この導電性テープ48の一端が接続端子23bの上に導電性ペースト49により固定されている。導電性テープ48としては、例えば、住友スリーエム社製のエンボス導電テープを用いることができ、電極31b上への固定は、例えば、2kg/cm2程度の圧力で圧着して行うことができる。
導電性テープを備えることにより、電極31bの強度を補強することができると共に、接続端子23bは電極31bおよび導電性テープ48で挟まれているため電極31bとの高い導通性を得ることができる。
図8Aに示すように、接続端子23aは、絶縁層12aの太陽電池部30が形成されていない額縁状領域の一部上に配置される。接続端子23aの設置部には、設置部から側面15cに沿って金属基板11の裏面側に至るリード線46が配置固定されている。リード線46は半田材44により金属基板11に固定接続されている。接続端子23aは、このリード線46に半田材もしくは導電性ペースト47により固定され、接続端子23aはリード線46を介して金属基板11と導通されている。
なお、本実施形態のように裏面側に絶縁層を備えていない基板15’を用いている場合には、図6のように接続端子23aを裏面側に配置することにより、金属基板11に直接接触させることができ、リード線46を用いない構成とすることもできる。
さらに、本実施形態においては、図7および図8Cに示すように、太陽電池部30の一方の電極31aは露出されておらず、電極31a上には光電変換層、バッファ層および透明電極が積層されて、光電変換素子38aが構成されている。
電極31aと金属基板11との導通は、電極31aから絶縁層12aを貫通して金属基板11に至るマイクロクラック55中に埋め込まれた半田材54により達成される点では第1の実施形態の場合と同様であるが、本実施形態では、超音波半田処理を光電変換素子38aの透明電極36の上から行っている点が第1の実施形態の場合と異なる。
本実施形態では、光電変換素子38aの透明電極36の上から超音波半田処理を行うことにより、この透明電極36表面からバッファ層、光電変換層、電極31aおよび絶縁層12aを貫通して金属基板11に至るマイクロクラック55を形成すると共に、このマイクロクラック55中に半田材54を浸透させることにより、電極31aと金属基板11との導通を達成している。超音波半田処理は、第1の実施形態の場合と同様に、半田ごての先端を300〜500℃程度の温度にすると共に、先端から2〜3W、数10kHzの超音波を生じさせて行えばよい。なお、マイクロクラック55が貫通している光電変換素子38aは、光電変換の機能は有しない。
超音波半田処理を透明電極36表面から行うことにより、電極31aを露出させるための、レーザースクライブもしくはメカニカルスクライブで電極31a上の光電変換層、バッファ層、透明電極を除去するという工程を省くことができ、より製造工程を簡素化することができる。
<他の実施形態の太陽電池モジュール>
図9および図10は、本発明の第3および第4の実施形態の太陽電池モジュールを模式的に示す平面図である。
上記第1および第2の実施形態の太陽電池モジュール1、2おいては、端子ケース20は太陽電池サブモジュール10の角部(基板15の角部)に接続端子23a、23bが光電変換素子38の長さ方向と交わるように配置されて、外部コネクタが光電変換素子38の長さ方向と垂直な方向から挿入されるよう構成されている。
一方、図9に示す第3の実施形態の太陽電池モジュール3のように、端子ケース20は接続端子23a、23bが光電変換素子38の長さ方向に沿うように配置されて、外部コネクタが光電変換素子38の長さ方向に平行な方向から挿入されるように構成されていてもよい。この場合、コネクタ部24a、24bは基板の長辺15b一端から突出し、かつその側面15dに対向するように配置される。
さらに、図10に示す第4の実施形態の太陽電池モジュール4のように、端子ケース20は、太陽電池サブモジュール10の一端の中央部に固定されていてもよい。なお、本実施形態のように端子ケース20を中央部に固定する場合には、金属基板11通電により一方の電極31aと接続される接続端子23aは、他方の電極31bと接触しないように、例えば、図6に示したように基板15の裏面に沿って配置すればよい。この配置により内部リード線を全く不要にすることもできる。
端子ケース20は、太陽電池サブモジュール10の基板15の長辺、短辺いずれの一端に配置されていてもよく、さらには、その一端の角部、中央部に限らずどこに配置されていてもよい。
なお、端子ケース20の上蓋体21および下蓋体22の形状は、端子ケース20が配置される位置に応じた形状に適宜変更すればよい。
いずれの実施形態においても、端子ケース20は、最も厚みが厚くなるコネクタ部24a、24bが収容されている部分を基板15の一端から突出させ、コネクタ部24a、24bを基板15(15’)の一端の側面に対向するように位置させた状態で、基板の一端に固定されているので、従来の太陽電池モジュールの裏面側に端子ボックスが配置された構成と比較して、太陽電池モジュールとしての最大厚みを格段に薄くすることができる。
また、太陽電池モジュールは裏面側に端子ボックスを備えることなく、端子ケースが配置されている一端部においても出っ張りが少ないため、太陽電池モジュールの取り扱い性が高く、作業性が向上するため、設置コストも低減することができる。
さらに、端子ケース20は太陽電池サブモジュール10と共に保護層間にラミネートされた薄型の一体型太陽電池モジュールとなっているため、搬送時、設置時において、端子ボックスの出っ張りが邪魔になる、端子ボックスがぶつかって破損するなどの問題がなく、取り扱い性がよく、モジュールとしての信頼性も高い。
なお、上記各実施形態においては、太陽電池サブモジュールの基板10が、金属基板11を備え、この金属基板11を介して一方の電極31aと端子ケース20の接続端子23aとを接続させる構成としているが、金属基板11内通電を行うことなく、導電性テープ、導電性リボンなどのリード線を用いて電極と接続端子とを接続させるように構成してもよい。特に、基板10が金属基板11を備えない絶縁性の基板である場合には、リード線を用いた接続が必要となる。ただし、上記第1の実施形態のように、金属基板11を備え、金属基板11内通電を行うことによりリード線が不要な構成とすることができ、材料コストを含む製造コストを抑制することができ、また、取り扱い性がより向上するため好ましい。
また、上記各実施形態においては、太陽電池部が、CIGS系太陽電池により構成されるものとして説明したが、本発明において、太陽電池部は、シリコン系薄膜太陽電池、CdTe系薄膜太陽電池、III―V族系薄膜太陽電池、色素増感型薄膜太陽電池、有機系薄膜太陽電池等、いずれの太陽電池からなるものであってもよい。
1、2、3、4 太陽電池モジュール
10 太陽電池サブモジュール
11 金属基板
12a、12b 絶縁層
15、15’ 基板
20 端子ケース
21 上蓋体
22 下蓋体
23a、23b 接続端子
24a、24b コネクタ部
25 支持体
26 端子ケース本体
27a、27b 端子部
30 太陽電池部
31a、31b 太陽電池部の正負極
32 裏面電極
34 光電変換層
35 バッファ層
36 表面電極(透明電極)
38 光電変換素子(太陽電池セル)
41、45、47、49、51、54 半田材
42、52、55 マイクロクラック
46 リード線
48 導電性テープ
60 積層体構造
61、63、65 接着充填層
62 水蒸気バリア層
64 表面保護層
66 バックシート

Claims (10)

  1. 基板上に正負1対の電極が形成されてなる太陽電池部を備えた太陽電池サブモジュール、および
    前記1対の電極のそれぞれと接続される1対の接続端子と、該1対の接続端子のそれぞれ接続された、外部接続ケーブルが接続される1対のコネクタ部と、前記1対の接続端子および前記1対のコネクタ部を内包する端子ケース本体とを有する端子ケースを備えてなる太陽電池モジュールであって、
    前記1対のコネクタ部は、前記端子ケースの端部に配置されており、
    前記端子ケース本体は、上蓋体と下蓋体とからなるものであり、前記上蓋体と前記下蓋体との間に前記基板を挟持し、かつ、該基板の一端から前記端部を突出させ、前記1対のコネクタ部を前記基板の一端の側面に対向させて、前記基板に固定されていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 前記端子ケースが、前記基板の角部に配置されていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュール。
  3. 前記1対の接続端子とそれぞれに接続された前記1対のコネクタ部が、それぞれ一体的に形成されてなるものであることを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池モジュール。
  4. 前記端子ケースが、前記上蓋体と前記下蓋体との間に、前記一体的に形成された接続端子とコネクタ部とを、前記1対のコネクタ部を連結して支持する支持体を備え、
    該支持体は、前記基板の一端から突出配置され、前記上蓋体と前記下蓋体との間に挟持されて固定されるものであることを特徴とする請求項3記載の太陽電池モジュール。
  5. 前記太陽電池サブモジュールと、前記端子ケースと、該サブモジュールおよび該端子ケースの一面側に配置された接着充填層および保護層と、他面側に配置された接着充填層および保護層とがラミネートされていることを特徴とする請求項1から4いずれか1項記載の太陽電池モジュール。
  6. 前記基板が、金属基板と、該金属基板の少なくとも一面に備えられた絶縁層とからなるものであり、前記太陽電池部が該一面に備えられた絶縁層の表面に設けられており、
    前記1対の接続端子の一方は、前記金属基板を介して前記1対の電極の一方に接続されており、
    前記1対の接続端子の他方は、直接または導電性部材を介して前記1対の電極の他方に接続されていることを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載の太陽電池モジュール。
  7. 前記一方の電極は、該一方の電極から該一方の電極の直下の前記絶縁層を貫通して前記金属基板に至るマイクロクラック中に埋め込まれた半田材により前記金属基板と導通されていることを特徴とする請求項6記載の太陽電池モジュール。
  8. 前記一方の接続端子は、前記太陽電池部が設けられていない前記絶縁層の表面に半田材により固定され、該絶縁層の表面から該絶縁層を貫通して前記金属基板に至るマイクロクラック中に埋め込まれた半田材を介して前記金属基板と導通されていることを特徴とする請求項6または7記載の太陽電池モジュール。
  9. 前記金属基板が、アルミニウム、ステンレス、鉄鋼材およびこれらのクラッド材のうちのいずれかにより構成され、
    前記絶縁層が、アルミニウム、シリコン、チタンおよび鉄のいずれかの酸化膜、窒化膜または酸窒化膜により構成されていることを特徴とする請求項6から8いずれか1項記載の太陽電池モジュール。
  10. 前記太陽電池部が、CuおよびAgからなる群より選択された少なくとも1種のIb族元素と、Al、GaおよびInからなる群より選択された少なくとも1種のIIIb族元素と、S、Se、およびTeからなる群から選択された少なくとも1種のVIb族元素とからなる少なくとも1種の化合物半導体からなる光電変換層を備えてなるものであることを特徴とする請求項1から9いずれか1項記載の太陽電池モジュール。
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