JP2011233788A - 基板処理装置及び基板処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】メンテナンス性が高く、配置スペースの小さな基板処理装置等を提供する。
【解決手段】真空搬送室4は、被処理体である基板Sを搬送する基板搬送機構41を具備すると共に、平面形状が五角形以上の多角形となるように複数の側面に囲まれている。上部に蓋体52を有する複数の処理室5a〜5dは前記複数の側面のうち、外側にメンテナンス領域6を備えた側面を除いた側面に接続され、蓋体搬送機構7は前記処理室5a〜5dとメンテナンス領域6との間にて、前記蓋体52を搬送する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の真空搬送室に複数の処理室を接続した基板処理装置及びこの基板処理装置を複数台有する基板処理システムに関する。
フラットパネルディスプレイ(FPD;Flat Panel Display)に使用されるガラス基板や半導体デバイスが形成される半導体基板(半導体ウエハ)を被処理体として、エッチング処理、CVD(Chemical Vapor Deposition)などによる成膜処理やアッシング処理などの処理を行う基板処理装置においては、スループットを向上させることなどを目的として、共通の真空搬送室に処理室を複数台接続したいわゆるマルチチャンバー方式の基板処理装置が知られている。
図9には、例えば平面形状が四角形である真空搬送室4の側面に、3つの処理室5a〜5cと、予備真空室であるロードロック室3とを接続したマルチチャンバー方式の基板処理装置100の一例が記載されている。ロードロック室3の手前側には、ロードロック室3と外部との間での基板Sの搬入出を実行する大気ローダー2が配置されている。このように複数の処理室5a〜5cを備えた基板処理装置100は、例えば一つの処理室5aについてメンテナンスを行う必要が発生した場合であっても、残る処理室5b、5cにて基板Sの処理を継続することができる。
例えば筐体形状の処理室本体の上に、この処理室本体の上面側に向けて形成された開口部を塞ぐ蓋体を設けた処理室5a〜5cをメンテナンスする場合について考える。蓋体には、エッチングガスや成膜ガスなどの処理ガスを処理室5a〜5c内に供給するガスシャワーヘッドなどが設けられている場合があり、こうした蓋体は処理室本体から取り外した際に天地を反転させ、ガスシャワーヘッドを上面に向けるとメンテナンス時の作業性が向上する。
例えば特許文献1には、各処理室5a〜5cの側方側に、蓋体の受け渡しなどを行うメンテナンス領域6を設け、このメンテナンス領域6に向けて処理室本体から取り外された蓋体を搬送する際に、当該蓋体を反転させるガイドレール機構を備えた基板処理装置が記載されている。
このほか、図9に示したタイプの基板処理装置100では、真空搬送室4はその周囲をロードロック室3や処理室5a〜5cによって囲まれているため、真空搬送室4内に設けられた基板搬送機構41のメンテナンスを行う場合には、真空搬送室4の天井面を取り外し、例えばクレーンなどによって基板搬送機構41を持ち上げて搬出する必要がある。このため工場内にクレーンを設ける必要があり、大掛かりな設備が必要となると共に、クレーンが届く領域に基板処理装置100を配置しなければならず、装置レイアウト上の制約も大きい。
ところでマルチチャンバー方式の基板処理装置においては、より高いスループットの実現が求められており、こうした要求に応える一つの手法として真空搬送室に接続する処理室の設置台数を増やすことが考えられる。しかしながら基板処理装置は省スペース化が求められている一方、例えば図9に示した基板処理装置100に処理室を増設する場合には、メンテナンス性を損なうことなく如何にして新たな処理室を配置するかが大きな課題となる。
特開2007−67218号公報:段落0024、図1、図4
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メンテナンス性が高く、配置スペース(フットプリント)の小さな基板処理装置及びこの基板処理装置を備えた基板処理システムを提供することにある。
本発明に係る基板処理装置は、被処理体である基板を搬送する基板搬送機構を具備し、平面形状が五角形以上の多角形となるように複数の側面に囲まれた真空搬送室と、
前記真空搬送室の複数の側面のうち、外側にメンテナンス領域を備えた側面を除く側面に接続され、上部に蓋体を有する複数の処理室と、
前記処理室と前記メンテナンス領域との間にて、前記蓋体を搬送する蓋体搬送機構と、を備えたことを特徴とする。
前記基板処理装置は以下の特徴を備えていてもよい。
(a)前記メンテナンス領域を外側に備えた側面と前記処理室が接続された側面とを除く前記真空搬送室の側面に、前記基板が置かれる雰囲気を、常圧雰囲気と真空雰囲気との間で切り替える予備真空室が接続されていること。
(b)前記予備真空室が接続された側面と前記メンテナンス領域を外側に備えた側面とが、対向していること。
(c)前記外側にメンテナンス領域を備えた側面には、前記基板搬送機構を搬入出するための開口部と、この開口部を開閉するための開閉部材と、が設けられていること。
(d)前記真空搬送室は、三つ以上の部分に分割可能であること。
また他の発明に係る基板処理システムは、前記(b)に記載された基板処理装置を複数台有する基板処理システムであって、
前記予備真空室を同じ方向に向けて、複数台の前記基板処理装置を左右方向に配置してなる第1の列と、
前記予備真空室を、前記第1の列の予備真空室の向きとは反対の向きとし、かつ外側にメンテナンス領域を備えた真空搬送室の側面が、前記第1の列のメンテナンス領域を備えた真空搬送室の側面と対向するように、複数台の前記基板処理装置を前記第1の列と平行に配置してなる第2の列とを備え、
前記第1の列と第2の列との間には、前記メンテナンス領域を結ぶ搬送路を構成することを特徴とする。
前記基板処理システムは以下の特徴を備えていてもよい。
前記1の列における互いに隣り合う基板処理装置の間隔及び、第2の列における互いに隣り合う基板処理装置の間隔は、前記搬送路よりも狭いこと。
本発明によれば、平面形状が五角形以上の多角形の真空搬送室の側面に複数の処理室を接続し、各処理室の蓋体の搬送先などとなるメンテナンス領域を、複数の処理室間で共有化しているので、基板処理装置の省スペース化が図られる。そして各処理室からメンテナンス領域へと処理室の蓋体を搬送する蓋体搬送機構を備えているので、メンテナンス領域を共有化しても簡便に処理室を開放することができる。
実施の形態に係る基板処理装置の外観構成を示す斜視図である。 前記基板処理装置の平面図である。 前記基板処理装置に設けられている処理室の蓋体を取り外す動作を示す第1の説明図である。 前記蓋体を取り外す動作を示す第2の説明図である。 前記基板処理装置の真空搬送室に設けられている基板搬送機構を取り外す動作を示す第1の説明図である。 前記基板搬送機構を取り外す動作を示す第2の説明図である。 実施の形態及び従来例の基板処理装置を複数台有する基板処理システムの例を示す平面図である。 真空搬送室の平面形状が扁平な六角形となっている基板処理装置の例を示す平面図である。 従来の基板処理装置の一例を示す平面図である。
本発明の実施の形態に係るマルチチャンバー型の基板処理装置の一例として、FPD用のガラス基板(以下、単に基板という)に対して、真空処理であるエッチング処理を実行する装置の全体構成について、図1、図2を参照しながら説明する。図1は基板処理装置1の外観構成を示す斜視図、図2はその内部構成を示す平面図である。
本実施の形態に係る基板処理装置1は、外部から搬送されてきた多数枚の基板Sを収容するキャリアC1、C2とロードロック室3との間で基板Sの搬入出を実行する大気ローダー2と、大気ローダー2によって搬入されてきた基板Sが置かれる雰囲気を、常圧雰囲気と真空雰囲気との間で切り替える予備真空室であるロードロック室3と処理室5a〜5dとの間を真空雰囲気下で基板Sを搬送する真空搬送室4とを設けた構造となっている。真空搬送室4には基板Sに対するエッチング処理が行われる4つの処理室5a〜5dが接続されている。
大気ローダー2は、キャリアC1、C2が載置される2つのキャリア載置部201、202と、これらのキャリアC1、C2とロードロック室3との間での基板Sの搬送を実行する大気側基板搬送機構23と、を備えている。各キャリア載置部201、202はキャリアC1、C2を昇降させるための昇降機構21を備えており、本例では一方側のキャリア載置部201には処理前の基板Sを収容したキャリアC1が載置され、他方側のキャリア載置部201には処理後の基板Sを収容するキャリアC2が載置される。
キャリア載置部201、202は、大気雰囲気下で基板Sの搬送を実行する大気側基板搬送機構23を挟んで設けられている。大気側基板搬送機構23は、例えば上下2段に連設された搬送アーム231と、これら搬送アーム231を進退自在、及び回転自在に支持する基台部232とを備えている。図1中、22は大気側基板搬送機構23を支持する支持台である。
ロードロック室3は、大気ローダー2と真空搬送室4との間を搬送される基板Sを一旦収容する真空容器であり、本例では2つのロードロック室3が上下に積み重ねられている。これら2つのロードロック室3の構成はほぼ同様であり、例えば図2の平面図に示すように各ロードロック室3は基板Sを支持するバッファラック32と、基板Sの載置位置をガイドするポジショナー31とを備えている。また各ロードロック室3は不図示の排気手段に接続された排気ラインに接続されていて、各々の内部雰囲気を常圧雰囲気と真空雰囲気との間で切り替えることができる。
真空搬送室4は、各ロードロック室3と4つの処理室5a〜5dとの間を基板Sが搬送される空間であり、例えば不図示の排気手段に接続された排気管を介して内部雰囲気が排気されており、常時真空雰囲気に維持されている。真空搬送室4内には、昇降自在、及び回転軸周りに回転自在、また基板Sを保持するピック412が進退自在に構成された基板搬送機構41が設けられている。
図6(a)に示すように、基板搬送機構41の下部には当該基板搬送機構41を駆動するための駆動機構411が設けられている。基板搬送機構41の本体が配置されている空間と、駆動機構411が配置されている空間とは、床板44によって各々搬送空間401と機械室402とに上下に区画されている。本例では床板44の上方側の搬送空間401は既述のように真空雰囲気に維持される一方、床板44の下方側の機械室402は大気雰囲気となっている。基板搬送機構41及び駆動機構411はメンテナンス時などにおいては上下に切り離して搬送空間401及び機械室402から別々に取り出すことができる。また図6(a)中、413は床板44から基板搬送機構41を突没させるための開口部をシールして搬送空間401の真空状態を維持するためのベローズである。
図2の平面図に示すように、本例に係る真空搬送室4は平面形状がほぼ正六角形であり、当該真空搬送室4の1つの側面には既述のロードロック室3が接続されている。そしてロードロック室3が接続された側面、及び当該一の側面に対向する側面を除く、残り4つの側面には処理室5a〜5bが接続されている。この結果、図2に示すようにこれらロードロック室3や4つの処理室5a〜5bは、六角形の真空搬送室4を中心として放射状に配置されることになる。
処理室5a〜5dは、その内部において基板Sに対してエッチング処理を施すための直方体形状の処理容器であり、本実施の形態の真空処理室に相当する。本例において処理室5a〜5dは、例えば一辺が1500mm、他辺が1800mm程度の大きさの角型の基板Sを処理可能なように、横断平面の一辺が2.5m、他辺が2.2m程度の大きさに構成されている。
各処理室5a〜5dの内部には、基板Sが載置されると共に、下部電極をなす載置台や、前記載置台と上下に対向するように設けられ、処理室5a〜5d内に例えば塩素ガスなどのエッチングガスを供給するガス供給部を構成すると共に、上部電極をなすガスシャワーヘッドなどが設けられている。そして例えば載置台側に高周波電力を印加することにより、処理室5a〜5d内に供給されたエッチングガスをプラズマ化し、生成した活性種により基板Sのエッチングが実行される。図1、図2においては図示の便宜上、これら載置台及びガス供給部の記載は省略してある。
また大気ローダー2からロードロック室3内へと基板Sが搬入出される開口部、ロードロック室3と真空搬送室4との間、真空搬送室4と各処理室5a〜5dとの間には、これらを気密にシールし、かつ開閉可能に構成されたゲートバルブG1〜G3が各々介設されている。
そして図1に示すように本実施の形態に係る各処理室5a〜5dは、エッチング処理が行われる空間を形成し、その上面側が開口している処理室本体51と、この処理室本体51の上に設けられ当該処理室本体51の開口部を覆うと共に、例えば既述のガスシャワーヘッドなどが形成された蓋体52と、に上下に分割することができる。この結果、背景技術にて説明したように、ガスシャワーヘッドなどのメンテナンス時には、蓋体52を処理室本体51から取り外すことができる。
以上に説明した基板処理装置1は、例えば真空搬送室4から搬出された基板搬送機構41や駆動機構411、各処理室5a〜5dから取り外された蓋体52をメンテナンスする際に利用できる共通のメンテナンス領域6を備えている。さらに基板処理装置1は各処理室5a〜5dから取り外された蓋体52をメンテナンス領域6へ向けて搬送するための蓋体搬送機構7を備えている。以下、メンテナンス領域6の配置位置や蓋体搬送機構7の構成について説明する。
図2に示すように、本例に係る基板処理装置1では、平面形状が六角形に形成された真空搬送室4の6つの側面のうち、ロードロック室3が接続されている側面と対向する側面にはロードロック室3や処理室5a〜5dが接続されておらず、この側面の外方側にメンテナンス領域6を確保できるようになっている。この側面をメンテナンス面と呼ぶと、メンテナンス領域6は当該メンテナンス面の外方側に、当該メンテナンス面に臨む位置に形成されている。言い替えると、メンテナンス面は、外側にメンテナンス領域6を備えた側面であるといえる。そして、このメンテナンス領域6も他のロードロック室3、処理室5a〜5dと同様に、真空搬送室4を中心として放射状に配置されていることになる。
メンテナンス領域6には、当該メンテナンス領域6に搬送されてきた蓋体52の受け渡しを行うことが可能な程度の面積が確保され、蓋体52は専用の搬送台である蓋体搬送治具61に受け渡される。図2、図4を参照しながら蓋体搬送治具61の構成について簡単に説明する。蓋体搬送治具61は蓋体52の外周側底面部を保持する枠体部611と、この枠体部611の対向する二辺の中央部を水平軸周りに回転可能に支持する回転支持部613と、この回転支持部613を介して枠体部611を所定の高さ位置に保持する支柱部材612と、この支柱部材612の下端に設けられた台車部614と、を備えている。
蓋体52の側周面には、前記枠体部611上に載置される不図示のブラケットを備えており、このブラケットにはボルト孔が設けられている。また枠体部611側にもこのブラケットに対応する位置にボルト孔が設けられており、これらブラケットと枠体部611をボルトで締結することにより、蓋体52は枠体部611上に固定して保持される。また、回転支持部613には、不図示の回転ポジショナーが設けられており、蓋体52を保持した枠体部611を180度回転させて、蓋体52の天地を反転させることにより、ガスシャワーヘッドを上面側へ向けることが可能であり、これによりメンテナンス時の作業性を高めている。
次いで蓋体搬送機構7の構成について説明する。蓋体搬送機構7はメンテナンス領域6内に配置された前記蓋体搬送治具61と、各処理室5a〜5dとの間で蓋体52を搬送する役割を果たす。図1、図3、図4に示すように蓋体搬送機構7は、真空搬送室4の天井板の上に設けられ、当該天井板上を垂直軸周りに回転する回転テーブル721と、この回転テーブル721上に固定され、当該回転テーブル721の径方向、即ち、中心位置の真空搬送室4から各処理室5a〜5dが設けられている方向へ向けて伸び出すように設けられた支持アーム71と、この支持アーム71の基端側に設けられ、前記回転テーブル721を回転させることにより支持アーム71を回転移動させるための駆動機構73と、前記支持アーム71の先端側に設けられ、蓋体52を保持するためのチャック部741と、を備えている。
支持アーム71は、例えば連結部材711によって連結された2枚の長い梁板により構成され、その先端側は真空搬送室4の周囲に連結された処理室5a〜5dへ向けて伸びだす一方、基端側は回転テーブル721を直径方向に横断するように当該回転テーブル721上に固定されている。図1、図4に示すようにチャック部741は、下端部がL字に折れ曲がった2つの鉤状の部材であり、これらの折れ曲がり部分を互いに対向させるように、支持アーム71が伸びる径方向内側位置と、外側位置とに配置されている。
一方で各処理室5a〜5dの蓋体52の上面には逆L字に折れ曲がった2つの鉤状の部材からなる把手部53が設けられており、把手部53はこれらの折れ曲がり部分を互いに反対の方向に向けて配置されている。チャック部741は昇降機構742によって昇降自在に構成されており、チャック部741側の折れ曲がり部分と蓋体52の把手部53側の折れ曲がり部分とを互いに係合させた状態でチャック部741を上昇させることにより、他の処理室5a〜5dと干渉しない高さ位置まで蓋体52を持ち上げることができる。また支持アーム71は先端部に蓋体52を保持した際に剛性が保てるように、基端側が太く、先端側が細く形成されている。
図1に示すように、回転テーブル721の周囲には輪環状の歯車722が真空搬送室4の天板上に固定されている。一方、支持アーム71の一方側の梁板には、小型の歯車731を備えた駆動機構73が固定されている。輪環状の歯車722と駆動機構73側の歯車731とを歯合させて駆動機構73の歯車731を回転させることにより、輪環状の歯車722の周りで駆動機構73の歯車731が移動し、これより回転テーブル721及びその上に固定された支持アーム71を回転させることができる。この結果、図3(a)に示すように、各処理室5a〜5dの把手部53が設けられている位置、及びメンテナンス領域6に配置された蓋体搬送治具61の上方位置をチャック部741が通過するように、支持アーム71を回転させることが可能となる。
また既述のようにメンテナンス領域6は真空搬送室4の側面の1つであるメンテナンス面に臨む位置に設けられていることから、背景技術にて説明した従来の基板処理装置100のように真空搬送室4の天井面を取り外してクレーンなどにより基板搬送機構41を持ち上げて搬出することなく、前記アクセス面を構成する部材を取り外すだけで基板搬送機構41やその駆動機構411を横方向に引き出すことが可能となる。そこで、本実施の形態の真空搬送室4には、図6に示すように、搬送空間401から基板搬送機構41を取り出すための開口部431と、機械室402から駆動機構411を取り出すための開口部432とがアクセス面に設けられている。これらの開口部431、432は、基板処理装置1の運転期間中においては、各々開閉部材421、422によって閉じられている。
以上の構成を備えた基板処理装置1は、図2に示すように制御部8と接続されている。制御部8は図示しないCPUと記憶部とを備えたコンピュータからなり、記憶部には基板処理装置1にて基板Sのエッチング処理をする際の動作、並びに処理室5a〜5dのメンテナンスを行う際に、蓋体搬送機構7によりメンテナンス領域6まで蓋体52を搬送する動作に係わる制御についてのステップ(命令)群が組まれたプログラムが記録されている。このプログラムは、例えばハードディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク、メモリーカード等の記憶媒体に格納され、そこからコンピュータにインストールされる。
以下、図1〜図6を参照しながら本実施の形態の基板処理装置1の作用について説明する。処理室5aについてメンテナンスの必要が生じたとする。この場合には、真空搬送室4の真空が確保されるようにゲートバルブG3を閉じ、処理室5a内の真空状態を解除し、処理室本体51から蓋体52を取り外す準備をする。このとき、他の処理室5b〜5dでは基板Sのエッチング処理を継続することができる。
しかる後、図1に示すように、支持アーム71の先端のチャック部741を降下させたのち支持アーム71を回転させ、処理室5aの蓋体52に設けられている把手部53の折れ曲がり部分の下方位置に、チャック部741の折れ曲がり部分を進入させる。そしてチャック部741を上昇させることによりチャック部741及び把手部53の折れ曲がり部分を互いに係合させ蓋体52を上方に持ち上げる。ここで搬送時に蓋体52の把手部53がチャック部741からすべり落ちたりしないように、これら把手部53とチャック部741とをボルトで締結するようにしてもよい。
こうして処理室5aの蓋体52を、隣の処理室5bと干渉しない高さ位置まで持ち上げたら、駆動機構73を作動させて図3(a)に示す処理室5aの上方位置から、メンテナンス領域6にて待機している蓋体搬送治具61の上方位置まで蓋体52を搬送する。そして図4(a)に示すようにチャック部741を降下させ、蓋体52を蓋体搬送治具61の枠体部611上に載置してこれら蓋体52と枠体部611とを締結し、チャック部741をさらに降下させて把手部53とチャック部741との係合状態を解除する。なお、図4(a)〜図4(c)においては図示の便宜上、真空搬送室4に接続されている処理室5c、5dの記載を省略して示してある。
次に支持アーム71を回転させて把手部53の上方位置から退避させた後、図4(b)に示すように枠体部611を180度回転させて蓋体52の天地を反転させることによりガスシャワーヘッドを上面に向け、メンテナンスを行う。また必要に応じて、蓋体搬送治具61を移動させて、蓋体52を所定のメンテナンス室まで搬送することもできる。(図4(c))。
また、他の処理室5b〜5dを開放する場合においても図3、図4の各図を用いて説明した動作と同様の動作を実行することにより、処理室本体51から蓋体52を取り外し、各々処理室本体51側、蓋体52側のメンテナンスを行うことができる。
メンテナンスが終了した場合には、取り外し時とは反対の順序で蓋体搬送治具61や蓋体搬送機構7を動作させ、処理室本体51の開口部を蓋体52によって気密に塞ぐ。しかる後、エッチングガスや排気ラインの接続を復帰し、処理室5a内を真空状態にして稼動開始の準備を整えた後、ゲートバルブG3を開いて真空搬送室4から基板Sを受け入れてエッチングを再開する。
次に、基板搬送機構41やその駆動機構411を取り外す際の動作について説明する。この場合には基板処理装置1全体の運転を停止し、真空搬送室4内の真空状態を解除した後、アクセス面に設けられている例えば搬送空間401側の開閉部材421を取り外す(図5(a)、図6(a))。そして基板搬送機構41の本体とその駆動機構411とを切り離し、基板搬送機構41をアクセス面側に引き出すことにより、クレーンなどを用いることなく基板搬送機構41をメンテナンス領域6へと搬出することができる。このとき、基板搬送機構41の引き出し作業が容易となるように、例えば基板搬送機構41の底面部にキャスターなどを設けたり、搬送空間401の床板44にレールを敷設したりしてもよい。また駆動機構411を取り出す際も同様に、機械室402の開閉部材422を取り外し(図5(a)、図6(b))、基板搬送機構41の本体と分離された後の駆動機構411をアクセス面側へと引き出すことにより、機械室402からメンテナンス領域6への駆動機構411の搬出を簡便に行うことができる(図6(c))。
次に、以上に説明した基板処理装置1を複数台有する基板処理システムの例を従来の基板処理装置100の基板処理システムの場合と比較しながら説明する。図7(a)、図7(b)は、各々、実施の形態に係る基板処理装置1及び図9に示した従来例に係る基板処理装置100に係る基板処理システムの例を模式的に示した説明図である。これらの図では各基板処理装置1、100の大気ローダー2の記載を省略し、これら大気ローダー2が配置される領域を大気ローダー配置領域20として総括的に表現してある。
図7(a)に示した基板処理システムは、実施の形態に係る基板処理装置1のロードロック室3を同じ方向に向けて、複数台の基板処理装置1を左右方向に配置することにより第1の列11を形成している。また、第1の列11のロードロック室3の向きとは反対の向きに基板処理装置1のロードロック室3を向け、メンテナンス領域6が、第1の列11のメンテナンス領域6と対向するように複数台の基板処理装置1を前記第1の列11と平行に配置して第2の列12を形成している。即ち、第1の列11と第2の列12とは、各列11、12内の基板処理装置1におけるアクセス面が互いに対向する方向を向くように平行に配置されていることになる。そして、これら第1の列11と第2の列12との間は、基板処理装置1から取り外された機器などを搬送するために前記メンテナンス領域を結ぶ搬送路60が構成されている。
図7(a)に示した例では、搬送路60の幅は、既述の蓋体搬送治具61を通過させることができる程度に、当該蓋体搬送治具61の幅に合わせて設定されている。このとき本例では、図7(a)に示すようにロードロック室3や真空搬送室4などの構造物が設けられていないメンテナンス領域6を対向させて第1の列11と第2の列12とを平行に配置しているので、メンテナンス領域6側に伸びだしている各基板処理装置1の処理室5に蓋体搬送治具61が接触しない程度の位置まで、第1の列11と第2の列12とを近づけることができる。
各基板処理装置1では、4つの処理室5の各蓋体52をメンテナンス領域に移動させる蓋体搬送機構7(図7(a)では図示を省略)を備えているので、各列11、12内にて左右方向に隣り合う基板処理装置1同士の間には、蓋体搬送治具61を通過させるための搬送路60を設ける必要がない。
ここで図7(a)に示した例では、第1の列11側の基板処理装置1と第2の列12側の基板処理装置1とが前後方向(縦方向)に一直線上に並んでいる状態となっているが、基板処理装置1は第1の列11と第2の列12との間で左右方向(横方向)にずれていてもよい。
一方、図7(b)には、実施の形態に係る基板処理装置1の場合と同様の考え方に基づき、複数台の基板処理装置100のロードロック室3を同じ方向へ向けて配置することにより第1の列101を形成し、この第1の列101のロードロック室3の向きとは反対の向きにロードロック室3を向けて、複数台の基板処理装置100を前記第1の列101と平行に配置することにより第2の列102を形成した基板処理システムの例を示している。この例においても、両列101、102の間は図7(a)の搬送路60と同じ幅の搬送路60となっている。ここで図9に示した従来例に係る基板処理装置100では各処理室5に隣接する位置にメンテナンス領域6が設けられている。しかし場合によっては、全てのメンテナンス領域6に蓋体搬送治具61を移動させる必要があるため、各列101、102内においては、左右方向に隣り合う基板処理装置100同士の間にも搬送路60が設けられている。
以上に説明した基板処理装置1、100に係る基板処理システムを比較すると、実施の形態に係る基板処理装置1では複数の処理室5に対してメンテナンス領域6が共有化されていることから、基板処理装置100の場合とは異なり左右に隣り合う基板処理装置1間に搬送路60を設ける必要がない。このため図7(a)と図7(b)とを比較して分かるように、配置領域の横幅「B」の範囲内に各列11、12に5台、両列11、12の合計で10台(処理室5の総数は40個)の基板処理装置1を配置することができている。一方、基板処理装置100の場合には、隣り合う基板処理装置100間にも搬送路60を設けていることから、基板処理装置100の配置台数は、各列101、102に4台、両列の合計で8台(処理室5の総数は24個)となっている。
また、基板処理装置1、100の横幅を各装置単体で見た場合においても、従来例の基板処理装置100では真空搬送室4とその左右に設けられた2つの処理室5とが一直線上に並んでいる。これに対し、本例の基板処理装置1では、各処理室5は左右方向に伸ばした直線に対して傾きを持って配置されるので、この傾きに応じて左右方向の横幅が小さくなる。このため例えば各基板処理装置1、100において真空搬送室4の中心から処理室5の接続位置までの距離が同じであれば、基板処理装置1の装置の横幅「b1」は基板処理装置100の装置の横幅「b2」よりも小さくなる。
次に縦方向の幅について図7(a)、図7(b)に示した基板処理システムを比較すると、基板処理装置1の場合には縦方向に伸びる直線に対して各処理室5が傾きをもって配置されているのに対し、基板処理装置100の場合にはロードロック室3、真空搬送室4、処理室5が縦方向に一直線上に配置されている。このため各列11、12間及び各列101、102間の搬送路60の幅を同じとすると、図7(a)に示した基板処理装置1の基板処理システムにおける縦方向の幅「A1」と、図7(b)に示した基板処理装置100の基板処理システムにおける縦方向の幅「A2」とを比較したとき、真空搬送室4の縦方向の幅が同じであれば「A1」の方が小さくなる。
また基板処理装置1、100を各装置単体で見ると、従来例の基板処理装置100ではロードロック室3、真空搬送室4、処理室5が縦方向に直線状に並んでいる一方、本例の基板処理装置1ではロードロック室3、真空搬送室4、メンテナンス領域6が縦方向に直線状に並んでいる。そして、メンテナンス領域6は搬送路60の一部を共有できるので、真空搬送室4の縦方向の幅が同じであれば基板処理装置1の縦方向の幅「a1」は基板処理装置100の縦方向の幅「a2」よりも小さくできる。
本実施の形態に係る基板処理装置1によれば以下の効果がある。平面形状が六角形の真空搬送室4の側面に、複数の処理室5を接続し、各処理室5の蓋体52や基板搬送機構41の搬送先となるメンテナンス領域6を、複数の処理室5間で共有化しているので、基板処理装置1の省スペース化が図られる。そして各処理室5からメンテナンス領域6へと処理室5の蓋体52を搬送する蓋体搬送機構7を備えているので、メンテナンス領域6を共有化しても簡便に処理室5を開放することができる。
ここで真空搬送室4は、平面形状が正六角形となるように構成する場合に限定されない。例えば図8に示すように真空搬送室4を扁平な六角形とし、その幅広の一辺に例えば搬入用、搬出用の2つのロードロック室3a、3bを設けて基板Sの搬入出速度を高速化してもよい。
また、処理室5a、5b間及び、処理室5c、5dの間に各々別の処理室を備えるような八角形の真空搬送室でも良い。あるいは処理室5c、5dが設けられた二つの側面を一つの側面とし、一つの処理室のみを設けた構成でも良い。
真空搬送室の形状は六角形に限定されず、五角形以上の多角形であれば良い。特に隣り合う処理室が接続される二つの側面の法線の成す角度が90°未満である側面を有する多角形であれば、四角形の場合に比べてより円形に近い領域内に効率的に処理室を配置できる。
さらに、真空搬送室は大型となるため、複数の部材と締結部材及びシール部材によって構成し、例えば三つ以上の部分に分割可能であるようにしても良い。
また蓋体搬送機構7の構成は、図1に示した片持ち梁式の蓋体搬送機構7の例に限られるものではない。例えば図1に示した蓋体搬送機構7の支持アーム71を径方向に伸縮自在に構成したり、また真空搬送室4の上面に小型のクレーンを設けたりして作業半径を可変とすることにより、図8に示すように真空搬送室4を扁平な六角形とした場合でも各処理室5a〜5dとメンテナンス領域6との間で蓋体52を自在に搬送することができる。また例えば真空搬送室4から見て処理室5a〜5dの外側の位置と、真空搬送室4の上面とに互いに平行となるようにレールを敷設し、このレール上を走行する門形クレーン(橋形クレーン)が、各処理室5a〜5d及びメンテナンス領域6の上方位置を移動するように蓋体搬送機構7を構成してもよい。
そしてメンテナンス領域6を形成する位置は図2に示した基板処理装置1のように、真空搬送室4の6つの側面において、ロードロック室3が接続されている側面に対向する側面の外方側に形成する場合に限定されるものではない。例えば図2においてメンテナンス領域6が設けられている位置に処理室5を設け、これに代えて図2にて処理室5a〜5dが接続されているいずれかの側面の外方側の位置にメンテナンス領域6を形成してもよい。この場合にも基板処理装置1を省ペース化する効果は得ることができる。
また本例では処理室5a〜5dにて基板Sのエッチング処理を実行する例を示したが、これらの処理室5a〜5d内で実行される真空処理の種類はこれに限定されるものではなく、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)などの成膜処理やアッシング処理を行ってもよい。また各処理室5a〜5dで実施される真空処理の種類は、同種のものに限定されず、例えば同じ基板処理装置1内でエッチング処理を行った後、アッシング処理を行うことができるように異種の真空処理を行ってもよい。さらにはロードロック室3に接続されている側面及びメンテナンス領域6に臨む側面を除く真空搬送室4の残る4つの側面の全てに処理室5を接続しなくてもよく、処理室5の数は2個〜3個であってもよい。
そして基板処理装置1で処理される基板Sの種類は実施の形態中に示した角型のガラス基板に限られるものではなく、例えば半導体ウエハなどの円形基板に適用してもよいことは勿論である。
S 基板
1、100 基板処理装置
2 大気ローダー
3、3a、3b
ロードロック室
4、4a 真空搬送室
41 基板搬送機構
421、422
開閉部材
431、432
開口部
5、5a〜5d
処理室
51 処理室本体
52 蓋体
6 メンテナンス領域
61 蓋体搬送治具
7 蓋体搬送機構
8 制御部

Claims (7)

  1. 被処理体である基板を搬送する基板搬送機構を具備し、平面形状が五角形以上の多角形となるように複数の側面に囲まれた真空搬送室と、
    前記真空搬送室の複数の側面のうち、外側にメンテナンス領域を備えた側面を除く側面に接続され、上部に蓋体を有する複数の処理室と、
    前記処理室と前記メンテナンス領域との間にて、前記蓋体を搬送する蓋体搬送機構と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記メンテナンス領域を外側に備えた側面と前記処理室が接続された側面とを除く前記真空搬送室の側面に、前記基板が置かれる雰囲気を、常圧雰囲気と真空雰囲気との間で切り替える予備真空室が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記予備真空室が接続された側面と前記メンテナンス領域を外側に備えた側面とが、対向していることを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
  4. 前記外側にメンテナンス領域を備えた側面には、前記基板搬送機構を搬入出するための開口部と、この開口部を開閉するための開閉部材と、が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  5. 前記真空搬送室は、三つ以上の部分に分割可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の基板処理装置。
  6. 請求項3に記載された基板処理装置を複数台有する基板処理システムであって、
    前記予備真空室を同じ方向に向けて、複数台の前記基板処理装置を左右方向に配置してなる第1の列と、
    前記予備真空室を、前記第1の列の予備真空室の向きとは反対の向きとし、かつ外側にメンテナンス領域を備えた真空搬送室の側面が、前記第1の列のメンテナンス領域を備えた真空搬送室の側面と対向するように、複数台の前記基板処理装置を前記第1の列と平行に配置してなる第2の列とを備え、
    前記第1の列と第2の列との間には、前記メンテナンス領域を結ぶ搬送路を構成することを特徴とする基板処理システム。
  7. 前記1の列における互いに隣り合う基板処理装置の間隔及び、第2の列における互いに隣り合う基板処理装置の間隔は、前記搬送路よりも狭いことを特徴とする請求項6に記載の基板処理システム。
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