JP2011231523A - 屋根上取付具 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの挟着部材がバランスよく連結してボルト体へ挟着でき、かつ、ボルト体の状態によらず挟着片による挟着が外れにくく強固になされる屋根上取付具を提供する。
【解決手段】屋根上取付具Aは、縮径用スリット31aと、挟着片13の先端を係止させる係止部(鍔片31e)とを有し、ボルト体Bに装着、固定される構造とした管状体31をさらに備え、2つの挟着部材10のそれぞれは、ガイド突片10aと、ガイド突片10aを貫挿可能な寸法とした貫挿開口部10bとを一体に備えた構造とされ、これら2つの挟着部材10のガイド突片10aと貫挿開口部10bをそれぞれ雌雄結合させて2つの挟着部材10を連結するとともに、挟着片13を、ボルト体Bに固定された管状体31の係止部に係止させて、ボルト体Bに挟着固定するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、波形屋根の頂部より突出したボルト体に挟着させて屋根上に取り付けるようにした屋根上取付具に関する。
一般に、折板屋根(角波形屋根)、丸波形屋根等の波形屋根の上面に、例えばテレビアンテナや空調機器、太陽電池パネル、遮熱シート等の各種機器・部材類を配設することが実施されており、従来には、各種機器・部材類を屋根上に取り付けるための種々の屋根上取付具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特に、山部と谷部とが交互に連続してなる波形屋根における山部の頂部で、隣接する屋根材同士を重ねてなる重合部をボルト体とナットの螺着によって連結、固定した構造のものでは、重合部を屋根の下方より貫通して屋根上に突出された、屋根材連結のためのボルト体の雄ネジ部を、先端が相対向する挟着片で挟み込んで固定する構造とした屋根上取付具も提案されている。
この屋根上取付具は、略門形に形成した挟着具の両脚片を横方向に貫通する緊締用ボルト、ナットで両脚片を緊締して、両脚片のそれぞれの下端から対向するように延びた両挟着片をボルト体に挟着させる構造となっている。そのため、挟着片の先端がボルト体のネジ溝に食い込んだ状態で固定されるので、屋根上取付具が容易に外れるおそれはない。
また、特許文献1のものは、挟着具が支点連結された一対の挟着部材より構成され、ハゼ部に対して挟着する構成となっているが、この種のものを、両挟着片をボルト体に挟着させる構造に適用させた場合でも、同様に、屋根上取付具が容易に外れるおそれはない。
特許第3368374号
しかしながら、一対の挟着部材を結合させて屋根上に設置するものでは、それぞれの挟着部材の連結部分に、連結、挟着動作(上記特許文献の例では回転動作)をスムーズにさせるための所定のクリアランスを有しており、そのため片締め(不均一な締め付け)となることがあり、両挟着部材を連結しボルト体に挟着させたときに両者が均一でバランスのとれた状態にならないことがあった。特に、両挟着部材が異なる形状の場合にはその可能性が高い。
さらに上記特許文献のものでは、一対の挟着部材を開閉自在に上板同士で支点連結し、てこの原理で挟着片同士を相互近接させてボルト体に挟着させるようにしているが、支点のみの連結であるため一方にわずかに傾いた状態でボルト体に挟着するおそれがあった。
一方、挟着具の取り付けに使用するボルト体は、屋根材同士の連結に使用している既存のボルトを代用することが通例であり、その場合にはボルト体のネジ山が経年変化で錆びついたり、傷ついていたり、擦り減っていたりして損傷していることがあり、そのようにネジ山が損傷したボルト体への挟着では十分な挟着強度が得られないという問題があった。
したがって、ボルト体の損傷による挟着片の挟着力の低下という悪条件に、一対の挟着部材の結合バランスの悪さという条件が付加された場合には、挟着強度がさらに低下するおそれがあった。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、2つの挟着部材がバランスよく連結してボルト体へ挟着でき、かつ、ボルト体の状態によらず挟着片による挟着が外れにくく強固になされる屋根上取付具を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の屋根上取付具は、挟着片を下端内方に向けて折曲形成させた脚片と、該脚片を下方に延出させた台座部とを含んで形成された挟着部材を2つ、挟着片を対向させて相互に連結し、脚片を緊締して、挟着片を相互に近接させ、波形屋根の頂部より突出したボルト体に挟着、固定するようにした屋根上取付具であって、縮径用スリットと、挟着片の先端を係止させる係止部とを有し、ボルト体に装着、固定される構造とした管状体をさらに備え、2つの挟着部材のそれぞれは、ガイド突片と、該ガイド突片を貫挿可能な寸法とした貫挿開口部とを一体に備えた構造とされ、これら2つの挟着部材のガイド突片と貫挿開口部をそれぞれ雌雄結合させて2つの挟着部材を連結するとともに、挟着片を、ボルト体に固定された管状体の係止部に係止させて、ボルト体に挟着固定するようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の屋根上取付具では、係止部は管状体の外周胴部に形成された鍔片よりなる。
請求項3に記載の屋根上取付具では、係止部は管状体を締め付ける締付バンドよりなる。
請求項4に記載の屋根上取付具では、係止部は管状体の外周胴部に形成された凹溝よりなる。
請求項1に記載の屋根上取付具によれば、2つの挟着部材のそれぞれは、ガイド突片と、ガイド突片を貫挿可能な寸法とした貫挿開口部とを一体に備え、これら2つの挟着部材のガイド突片と貫挿開口部をそれぞれ雌雄結合させて2つの挟着部材を連結させるようになっているので、両挟着部材はバランスよく均一な状態で結合して、波形屋根より突出したボルト体に挟着できる。つまり、各挟着部材が雌雄一体構造であるため、片締めになる可能性は低く、バランスよく結合できる。
さらに、挟着片がボルト体に固定された管状体の係止部に係止されて、ボルト体に挟着し固定される構造となっているため、屋根上取付具がボルト体から外れるおそれはほとんどない。
すなわち、この屋根上取付具によれば、2つの挟着部材のバランスのとれた結合と、挟着片の管状体の係止部への係止とがあいまって、ボルト体への強固な挟着が実現でき、ボルト体から外れることを確実に阻止できる。また、ボルト体に対して管状体を装着させて挟着片がボルト体に直接係止しない構造となっているため、挟着具の装着対象であるボルト体がネジ山の損傷により十分な被挟着性を有していない場合に特に有効である。
ようするに、2つの挟着部材がバランスよく結合でき、その状態を保持しやすい構造であるため、外力に対して堅固であり挟着が緩むおそれはほとんどないし、かりに結合のバランスが悪くなったとしても、挟着片がボルト体に管状体を介してしっかりと係止されるため挟着が外れるようなことはない。
請求項2に記載の屋根上取付具によれば、挟着片がボルト体に装着した管状体の外周方向へ突出した鍔片に係止される構造であるため、挟着具のボルト体からの抜け出しを確実に阻止できる。また、鍔片を有した管状体のみをボルト体に装着させる構造であるため、取付操作も簡易に行える。
請求項3に記載の屋根上取付具によれば、挟着片がボルト体に装着した管状体を締め付ける締付バンドに係止される構造であるため、挟着具のボルト体からの抜け出しを確実に阻止できる。また、締付バンドを使用しているので、ボルト体と管状体との密着固定強度にすぐれている。
請求項4に記載の屋根上取付具によれば、挟着片がボルト体に装着した管状体の外周胴部に形成された凹溝に係止される構造であるため、挟着具のボルト体からの抜け出しを確実に阻止できる。また、外周胴部にネジ溝が形成された管状ネジを管状体として使用できるので、簡便に実施できる。
本発明に係る屋根上取付具の第1実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体のボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。 本発明に係る屋根上取付具の第2実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体および締付バンドのボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。 本発明に係る屋根上取付具の第3実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体のボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。 (a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。
図1は、本発明に係る屋根上取付具の第1実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。図2(a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体のボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。図3(a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。
この屋根上取付具Aが取り付けされる波形屋根としては、図例として示した折板屋根Y(角波形屋根)や丸波形屋根が挙げられる。また、屋根の素材としては、金属や合成樹脂、セメント系等のものが適用できる。
図例として示した折板屋根Yは、山部Y1と谷部Y2が交互に連続する屋根であって、複数の折板屋根材を側端縁の山部Y1の頂部Y1aで重合し、その重合部でボルト体BとナットB2の螺着によって連結した重ね式接合構造となっている。また、ボルト孔からの水の浸入を防止するために、ナットB2と頂部Y1aとの間に防水パッキンC1が取り付けられ、さらに、ナットB2と防水パッキンC1との間に防水パッキンC1を覆う山座Cが設けられている。
また、折板屋根Yの裏側には、正面視で折板屋根Yと略同形状をなす、ボルト止めのための支持金具Y3が取り付けられている。なお、屋根上取付具Aを取り付けるためのボルト体Bの取付位置は隣接する折板屋根材の接合部に限らず、他の頂部に支持金具Y3を用いてボルト体Bを取り付けてもよい。
このように頂部Y1aより突き出たボルト体Bには、中空部を有した管状体31が装着される。
管状体31は、本体の上端部に鍔片31eを備え、下端から鍔片31eの上端にいたるまで側方に開口した1本の縮径用スリット31aが形成され、外周胴部31bおよび内周面31cにはネジ溝(山)が形成されており、ボルト体Bに被せた状態で、後述する挟着具1の挟着片13を本体に挟着させることで弾性的に縮径してボルト体Bに固定できる構造となっている。なお、外周胴部31bには挟着片13が滑ることがないように、図示するようなネジ溝31d等の凹凸を設けることが望ましい。
管状体31のボルト体Bへの装着は、管状体31の内周面31cをボルト体Bの軸部B1に螺着させるか、あるいはボルト体Bの軸部B1のネジ山が損傷している場合等にはハンマーで管状体31を叩いてボルト体Bの軸部B1に圧嵌することでなされる。なお、管状体31はボルト体Bの全長を覆うものでもよい。
一方、屋根上取付具Aの本体である挟着具1は、金属板または硬質樹脂板よりなり、折板屋根Yの頂部Y1aより上方に突出した重合部連結用のボルト体Bに管状体31を介して挟着して、取り付け、固定する構造となっている。
この挟着具1は、連結して挟着具1を構成するための2つの挟着部材10、10を含んで構成されており、2つの挟着部材10、10はそれぞれ、ボルト体Bを挟着する挟着片13を下端内方に向けて折曲形成させた脚片12と、脚片12を下方に延出させた台座部11とを含んで、同一寸法、同一形状に形成されている。
それぞれの台座部11における、2つの挟着部材10、10を連結する際に相互に隣接する辺縁中央には、屋根上取付物取付用の取付用ボルト3を挟み込んで固定するための切欠き凹所11bが形成されている。また、その辺縁の切欠き凹所11bの両側方には、辺縁より垂下した対向片11aが分離形成されており、一側方の対向片11aには対向する相手側の挟着部材10の対向片11aの方向に向かって突出したガイド突片10aが形成され、他側方の対向片11aには、そのガイド突片10aを貫挿可能な寸法とした貫挿開口部10bが形成されている。
すなわち、一方の挟着部材10のガイド突片10aが他方の挟着部材10の貫挿開口部10bに貫挿し、かつ他方の挟着部材10のガイド突片10aが一方の挟着部材10の貫挿開口部10bに貫挿することで、2つの挟着部材10、10は結合する。つまり、両挟着部材10、10はそれぞれ雌雄一体構造であり、2組の雌雄部によって相互に結合する。
なお、挟着具1は2つの挟着部材10、10の結合とともに、緊締用ボルト25と緊締用ナット26との螺合による緊締によって一体化固定する構造であるため、貫挿による結合によって両者が固定状態にならなくてもよく、そのためガイド突片10aの貫挿開口部10bに対する貫挿は遊貫であってもよい。結合バランスの調整のしやすさを考慮すれば、遊貫構造とするほうが望ましい。
挟着具1は、2つの挟着部材10、10の各挟着片13の先端を相互に近接させて、ボルト体Bに挟着する構造となっている。挟着具1の緊締は、対向する両脚片12、12に開設された軸孔12a、12aに貫通された緊締用ボルト25と、緊締用ナット26との螺合によってなされる。なお、27はワッシャである。また、台座部11の中央に立設された取付用ボルト3に、各種機器・部材類を取り付け可能にしている。
また、脚片12の下端より折曲形成された挟着片13は、基部片13aと段部片13bとを先端に向けて昇段状に備えた形状となっている。基部片13aは挟着具1を屋根上に取り付けたときに頂部Y1aに着接するように形成され、一方、段部片13bは挟着具1を屋根上に取り付けたときに山座Cの上に配したナットB2よりも高く配されるように形成されている。つまり、2つの挟着部材10、10は、挟着具1を屋根上に取り付けたときには、山座Cおよびその上のナットB2と抵触しないように折板屋根Yの頂部Y1aに着接された状態となる。
また、段部片13bの先端中央には、図1の部分拡大平面図に示すように、折板屋根Yの頂部Y1aの上面に突出した管状体31の外周胴部31bに嵌合可能な凹所14が形成され、その凹所14の中央の底部には底部片14aがやや上方に切り起こされている。この底部片14aによって管状体31に対して鋭角的に嵌合、挟着することができる。なお、凹所14の両側に挟着片13を補強するリブを形成してもよい。
以上のように構成した挟着具1を含む屋根上取付具Aは、以下の要領で折板屋根Yに取り付けて使用する。
まず、一方の挟着部材10の台座部11の切欠き凹所11bに取付用ボルト3の軸部を嵌め入れ、上方に突き出た軸部に落下防止プレート4を装着して仮止めしておく。つぎに、2つの挟着部材10、10の脚片12、12の軸孔12a、12aに緊締用ボルト25の軸部を貫通させたうえで、緊締用ボルト25の先端側から緊締用ナット26を軽く締めるとともに、2つの挟着部材10、10のガイド突片10aと貫挿開口部10bを軽く雌雄結合(ガイド突片10aの先端部を貫挿開口部10bに挿入)させて仮止め状態にし、その挟着具1を、折板屋根Yより突出し、管状体31が装着されたボルト体Bの上方から、凹所14、14間にボルト体Bが嵌挿されるようにして折板屋根Yの頂部Y1aの上面に載置する(図3(a)参照)。
次に、仮止め状態にしていた緊締用ボルト25および緊締用ナット26を締め付けていくと、2つのガイド突片10a、10aが対応した貫挿開口部10b、10bに貫挿して2つの台座部11、11が隙間なく密着する。それと同時に、螺合による締め付け力によって両脚片12、12が近接して、両凹所14、14が管状体31の外周胴部31bを取り囲むように挟み込むとともに、両凹所14、14の底部片14a、14aが管状体31の鍔片31eに係止されるとともに、底部片14a、14aの下部の角が管状体31のネジ溝31dに係止され、同時に両側部14b、14bも管状体31のネジ溝31dに係止されて、挟着具1はボルト体Bにしっかりと固定される。(図3(b)および同図における要部拡大部分縦断面図を参照)。
なお、挟着片13の凹所14は底部片14aを切り起こさずに、両側部14b、14bおよび底部の3箇所が管状体31の鍔片31eに係止されるような構成としてもよい。
こうして折板屋根Yに取り付けた屋根上取付具Aの台座部11の上には、各種機器・部材類を取り付けることができる。
以上に示した施工手順例では、2つの挟着部材10、10を仮結合させた状態で屋根上に取り付けるようにしているが(図3(a)、(b)参照)、両挟着部材10、10を分離した状態でボルト体Bを挟んで屋根上に載置してから、両挟着部材10、10をスライドさせながら結合させるようにしてもよい。
以上に示した屋根上取付具Aによれば、2つの挟着部材10、10のそれぞれが、ガイド突片10aと、貫挿開口部10bとを一体に備えて雌雄一体構造となっているため、両者をバランスよく均一な状態で結合させて折板屋根Yより突出したボルト体Bに挟着させることができる。
さらに、挟着片13がボルト体Bに固定された管状体31の鍔片31e(係止部)に係止されて、ボルト体Bに挟着し固定される構造となっているため、屋根上取付具Aがボルト体Bから外れるおそれはほとんどない。また、鍔片31eを有した管状体31のみをボルト体Bに装着させる構造であるため、取付操作も簡易に行える。
したがって、この屋根上取付具Aによれば、2つの挟着部材10、10のバランスのとれた結合と、挟着片13の管状体31の鍔片31eへの係止とがあいまって、ボルト体Bへの強固な挟着が実現でき、ボルト体Bから外れることを確実に阻止できる。また、ボルト体Bに対して管状体31を装着させて挟着片13がボルト体Bに直接係止しない構造となっているため、挟着具1の装着対象であるボルト体Bがネジ山の損傷により十分な被挟着性を有していない場合に特に有効である。
ようするに、2つの挟着部材10、10がバランスよく結合でき、その状態を保持しやすい構造であるため、外力に対して堅固であり挟着が緩むおそれはほとんどないし、かりに結合のバランスが悪くなったとしても、挟着片13がボルト体Bに管状体31を介してしっかりと係止されるため挟着が外れるようなことはない。
ついで、本発明の第2実施形態について説明する。
図4は、本発明に係る屋根上取付具の第2実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。図5(a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体および締付バンドのボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。図6(a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。
この屋根上取付具Aが取り付けされる波形屋根としては、第1実施形態のものと同様、図例として示した折板屋根Y(角波形屋根)や丸波形屋根が挙げられる。また、屋根の素材としては、金属や合成樹脂、セメント系等のものが適用できる。
折板屋根Yの構造および屋根上取付具Aを装着するためのボルト体Bの取付構造については、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付してその説明は割愛する。
管状体31は、下端から上端まで長手方向に沿って延びる縮径用スリット31aを有し、外周胴部31bおよび内周面31cにはネジ溝(山)が形成されており、ボルト体Bに被せた状態で、外周胴部31bを締付バンド32で締め付けることで弾性的に縮径してボルト体Bに固定できる構造となっている。なお、外周胴部31bのネジ溝31dは挟着具1を挟着させるための凹溝を構成しており、かならずしもネジ溝でなくてもよい。また、下端から中央部まで形成されたスリットを2本設けて、縮径用スリットを構成してもよい。
管状体31のボルト体Bへの装着は、管状体31の内周面31cをボルト体Bの軸部B1に螺着させるか、あるいはボルト体Bの軸部B1のネジ山が損傷している場合等にはハンマーで管状体31を叩いてボルト体Bの軸部B1に圧嵌することでなされる。なお、管状体31はボルト体Bの全長を覆うように装着することが望ましい。
また、締付バンド32は、帯板を加工してリング状の本体部32aを形成するとともに、本体部32aの両端から締付片32bをほぼ平行に延設したもので、両締付片32bにボルト33用の貫通孔32cを設け、ワッシャ35を介してナット34で両締付片32bを締め合わせるようになっている。両締付片32bは、先端が差し合わせ状に屈折し、一方の締付片32bの屈折片32baが他方の締付片32bに突き当たり、その箇所が本体部32aを閉じる支点となる。
締付バンド32は、管状体31の縮径用スリット31aが形成された個所に取り付けるものであるが、挟着具1の挟着片13の取り付けを考慮して、図5に示すように、管状体31の下端部を露出させるように取り付けることが望ましい。
なお、図4においては締付バンド32の締付片32b、32bを頂部Y1aの形成方向に沿って配したものを示したが(図5(a)の2点鎖線で示した位置)、図5(b)に示したように、締付片32bを90度回転させた位置に配して、締付片32bが2つの挟着部材10、10をボルト体B(管状体31)に挟着させる際にじゃまにならないようにするほうが望ましい。
一方、屋根上取付具Aの本体である挟着具1は、金属板または硬質樹脂板よりなり、折板屋根Yの頂部Y1aより上方に突出した重合部連結用のボルト体Bに管状体31を介して挟着して、取り付け、固定する構造となっている。
この挟着具1は、連結して挟着具1を構成するための2つの挟着部材10を含んで構成されており、2つの挟着部材10、10はそれぞれ、ボルト体Bを挟着する挟着片13を下端内方に向けて折曲形成させた脚片12と、脚片12を下方に延出させた台座部11とを含んで、同一寸法、同一形状に形成されている。
具体的な挟着具1(挟着部材10)の詳細構造、特に挟着部材10を結合させるためガイド突片10aと貫挿開口部10bの構造は、第1実施形態に示したものと同様であるため、同一の符号を付してその説明は省略する。
以上のように構成した挟着具1を含む屋根上取付具Aは、以下の要領で折板屋根Yに取り付けて使用する。
まず、一方の挟着部材10の台座部11の切欠き凹所11bに取付用ボルト3の軸部を嵌め入れ、上方に突き出た軸部に落下防止プレート4を装着して仮止めしておく。つぎに、2つの挟着部材10、10の脚片12、12の軸孔12a、12aに緊締用ボルト25の軸部25aを貫通させたうえで、緊締用ボルト25の先端側から緊締用ナット26を軽く締めるとともに、2つの挟着部材10、10のガイド突片10aと貫挿開口部10bを軽く雌雄結合(ガイド突片10aの先端部を貫挿開口部10bに挿入)させて仮止め状態にし、その挟着具1を、折板屋根Yより突出し、管状体31を締付バンド32で装着したボルト体Bの上方から、凹所14、14間にボルト体Bが嵌挿されるようにして折板屋根Yの頂部Y1aの上面に載置する(図6(a)参照)。
次に、仮止め状態にしていた緊締用ボルト25および緊締用ナット26を締め付けていくと、2つのガイド突片10a、10aが対応した貫挿開口部10b、10bに貫挿して2つの台座部11、11が隙間なく密着する。それと同時に、螺合による締め付け力によって両脚片12、12が近接して、両凹所14、14が管状体31の外周胴部31bを取り囲むように挟み込むとともに、両凹所14、14の底部片14a、14aが締付バンド32の本体部32aに係止されるとともに、底部片14aの下部の角が管状体31のネジ溝31dに係止され、同時に両側部14b、14bも管状体31のネジ溝31dに係止されて、挟着具1はボルト体Bにしっかりと固定される(図6(b)および同図における要部拡大部分縦断面図を参照)。
なお、挟着片13の凹所14は底部片14aを切り起こさずに、両側部14b、14bおよび底部の3箇所が締付バンド32に係止されるような構成としてもよい。
こうして折板屋根Yに取り付けた屋根上取付具Aの台座部11の上には、各種機器・部材類を取り付けることができる。
以上に示した屋根上取付具Aによれば、第1実施形態と同様、2つの挟着部材10、10のそれぞれが、ガイド突片10aと、貫挿開口部10bとを一体に備えて雌雄一体構造となっているため、両者をバランスよく均一な状態で結合させて折板屋根Yより突出したボルト体Bに挟着させることができる。
さらに、挟着片13がボルト体Bに固定された管状体31を締め付けるための締付バンド32(係止部)に係止されて、ボルト体Bに挟着し固定される構造となっているため、屋根上取付具Aがボルト体Bから外れるおそれはほとんどない。また、締付バンド32を使用して管状体31を締め付けているので、ボルト体Bと管状体31との密着固定強度を高くできる。
したがって、この屋根上取付具Aによれば、2つの挟着部材10、10のバランスのとれた結合と、挟着片13の管状体31の係止部への係止とがあいまって、ボルト体Bへの強固な挟着が実現でき、ボルト体Bから外れることを確実に阻止できる。また、ボルト体Bに対して管状体31を装着させて挟着片13がボルト体Bに直接係止しない構造となっているため、挟着具1の装着対象であるボルト体Bがネジ山の損傷により十分な被挟着性を有していない場合に特に有効である。
ようするに、2つの挟着部材10、10がバランスよく結合でき、その状態を保持しやすい構造であるため、外力に対して堅固であり挟着が緩むおそれはほとんどないし、かりに結合のバランスが悪くなったとしても、挟着片13がボルト体Bに管状体31を介してしっかりと係止されるため挟着が外れるようなことはない。
ついで、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明に係る屋根上取付具の第3実施形態の説明図であり、屋根上取付具の波形屋根への取り付け前の状態を示した斜視図である。図8(a)、(b)は、同屋根上取付具に使用される管状体のボルト体への装着後の状態を示す正面図、側面図である。図9(a)、(b)は、同屋根上取付具の施工手順を示す正面図である。
この屋根上取付具Aが取り付けされる波形屋根としては、第1実施形態のものと同様、図例として示した折板屋根Y(角波形屋根)や丸波形屋根が挙げられる。また、屋根の素材としては、金属や合成樹脂、セメント系等のものが適用できる。
折板屋根Yの構造および屋根上取付具Aを装着するためのボルト体Bの取付構造については、第1実施形態と同様であるため、同一符号を付してその説明は割愛する。
管状体31は、下端から上端まで長手方向に沿って延びる縮径用スリット31aを有し、外周胴部31bおよび内周面31cにはネジ溝31dが形成されており、ボルト体Bに被せた状態で、外周胴部31bを挟着具1で挟着し締め付けることで弾性的に縮径してボルト体Bに固定できる構造となっている。なお、外周胴部31bのネジ溝31dは挟着具1を挟着させるための凹溝を構成しており、かならずしもネジ溝でなくてもよい。また、下端から中央部まで形成されたスリットを2本以上設けて、縮径用スリットを構成してもよい。
管状体31のボルト体Bへの装着は、管状体31の内周面31cをボルト体Bの軸部B1に螺着させるか、あるいはボルト体Bの軸部B1のネジ山が損傷している場合等にはハンマーで管状体31を叩いてボルト体Bの軸部B1に圧嵌することでなされる。なお、管状体31はボルト体Bの全長を覆うように装着することが望ましい。
一方、屋根上取付具Aの本体である挟着具1は、金属板または硬質樹脂板よりなり、折板屋根Yの頂部Y1aより上方に突出した重合部連結用のボルト体Bに管状体31を介して挟着して、取り付け、固定する構造となっている。
この挟着具1は、連結して挟着具1を構成するための2つの挟着部材10を含んで構成されており、2つの挟着部材10、10はそれぞれ、ボルト体Bを挟着する挟着片13を下端内方に向けて折曲形成させた脚片12と、脚片12を下方に延出させた台座部11とを含んで、同一寸法、同一形状に形成されている。
具体的な挟着具1(挟着部材10)の詳細構造、特に挟着部材10を結合させるためガイド突片10aと貫挿開口部10bの構造は、第1実施形態に示したものと同様であるため、同一の符号を付してその説明は省略する。
以上のように構成した挟着具1を含む屋根上取付具Aは、以下の要領で折板屋根Yに取り付けて使用する。
まず、一方の挟着部材10の台座部11の切欠き凹所11bに取付用ボルト3の軸部を嵌め入れ、上方に突き出た軸部に落下防止プレート4を装着して仮止めしておく。つぎに、2つの挟着部材10、10の脚片12、12の軸孔12a、12aに緊締用ボルト25の軸部25aを貫通させたうえで、緊締用ボルト25の先端側から緊締用ナット26を軽く締めるとともに、2つの挟着部材10、10のガイド突片10aと貫挿開口部10bを軽く雌雄結合(ガイド突片10aの先端部を貫挿開口部10bに挿入)させて仮止め状態にし、その挟着具1を、折板屋根Yより突出し、管状体31を装着したボルト体Bの上方から、凹所14、14間にボルト体Bが嵌挿されるようにして折板屋根Yの頂部Y1aの上面に載置する(図9(a)参照)。
次に、仮止め状態にしていた緊締用ボルト25および緊締用ナット26を締め付けていくと、2つのガイド突片10a、10aが対応した貫挿開口部10b、10bに貫挿して2つの台座部11、11が隙間なく密着する。それと同時に、螺合による締め付け力によって両脚片12、12が近接して、両凹所14、14が管状体31の外周胴部31bを取り囲むように挟み込むとともに、両凹所14、14の底部片14a、14aおよび両側部14bが管状体31の外周胴部31bのネジ溝31dに嵌合し、係止されるとともに、底部片14aの下部の角が管状体31のネジ溝31dに係止されて、同時に両側部14b、14bも管状体31のネジ溝31dに係止され、挟着具1はボルト体Bにしっかりと固定される(図9(b)および同図における要部拡大部分縦断面図を参照)。
こうして折板屋根Yに取り付けた屋根上取付具Aの台座部11の上には、各種機器・部材類を取り付けることができる。
以上に示した屋根上取付具Aによれば、第1実施形態と同様、2つの挟着部材10、10のそれぞれが、ガイド突片10aと、貫挿開口部10bとを一体に備えて雌雄一体構造となっているため、両者をバランスよく均一な状態で結合させて折板屋根Yより突出したボルト体Bに挟着させることができる。
さらに、挟着片13がボルト体Bに固定された管状体31の外周胴部31bに形成したネジ溝31d(係止部)に係止されて、ボルト体Bに挟着し固定される構造となっているため、屋根上取付具Aがボルト体Bから外れるおそれはほとんどない。また、本実施形態は外周胴部31bにネジ溝31dが形成された管状ネジを管状体31として使用できる構成であるため、市販の管状ネジを使用すれば簡便に実施することができる。
したがって、この屋根上取付具Aによれば、2つの挟着部材10、10のバランスのとれた結合と、挟着片13の管状体31の係止部への係止とがあいまって、ボルト体Bへの強固な挟着が実現でき、ボルト体Bから外れることを確実に阻止できる。また、ボルト体Bに対して管状体31を装着させて挟着片13がボルト体Bに直接係止しない構造となっているため、挟着具1の装着対象であるボルト体Bがネジ山の損傷により十分な被挟着性を有していない場合に特に有効である。
ようするに、2つの挟着部材10、10がバランスよく結合でき、その状態を保持しやすい構造であるため、外力に対して堅固であり挟着が緩むおそれはほとんどないし、かりに結合のバランスが悪くなったとしても、挟着片13がボルト体Bに管状体31を介してしっかりと係止されるため挟着が外れるようなことはない。
以上の3つ実施形態のうち、第1、第2実施形態については、係止部が鍔片31eまたは締付バンド32で構成され、さらに、挟着部材10が折板屋根Yの頂部Y1aに着接されているため、挟着具1の上下へのずれは発生し得ないが、管状体31の外周胴部31bにネジ溝31d等の凹溝を形成して係止力を高めるほうが挟着具1を強固に固定するうえで望ましい。
なお、挟着具1の下方への移動を規制するためには、脚片12の下端のみが頂部Y1aに接触する程度のものでもよい。また、屋根上取付具Aのより確実な安定維持を図るために、接着テープ等で基部片13aを頂部Y1aに固着するようにしてもよい。
A 屋根上取付具
1 挟着具
10 挟着部材
10a ガイド突片
10b 貫挿開口部
11 台座部
11a 対向片
11b 切欠き凹所
12 脚片
13 挟着片
13a 基部片
13b 段部片
14 凹所
14a 底部片
14b 両側部
31 管状体
31a 縮径用スリット
31b 外周胴部
31c 内周面
31d ネジ溝(凹溝)
31e 鍔片(第1実施形態)
32 締付バンド(第2実施形態)
B ボルト体
B1 軸部
B2 ナット
Y 折板屋根(波形屋根)
Y1 山部
Y1a 頂部

Claims (4)

  1. 挟着片を下端内方に向けて折曲形成させた脚片と、該脚片を下方に延出させた台座部とを含んで形成された挟着部材を2つ、上記挟着片を対向させて相互に連結し、上記脚片を緊締して、上記挟着片を相互に近接させ、波形屋根の頂部より突出したボルト体に挟着、固定するようにした屋根上取付具であって、
    縮径用スリットと、上記挟着片の先端を係止させる係止部とを有し、上記ボルト体に装着、固定される構造とした管状体をさらに備え、
    上記2つの挟着部材のそれぞれは、ガイド突片と、該ガイド突片を貫挿可能な寸法とした貫挿開口部とを一体に備えた構造とされ、これら2つの挟着部材のガイド突片と貫挿開口部をそれぞれ雌雄結合させて2つの挟着部材を連結するとともに、上記挟着片を、上記ボルト体に固定された管状体の係止部に係止させて、上記ボルト体に挟着固定するようにしたことを特徴とする屋根上取付具。
  2. 請求項1において、
    上記係止部は上記管状体の外周胴部に形成された鍔片よりなる屋根上取付具。
  3. 請求項1において、
    上記係止部は上記管状体を締め付ける締付バンドよりなる屋根上取付具。
  4. 請求項1において、
    上記係止部は上記管状体の外周胴部に形成された凹溝よりなる屋根上取付具。
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