JP2011230041A - 配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置 - Google Patents

配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電解質の再結晶化等に基づく配管経路の閉塞を防止する
【解決手段】電解質に基づく配管経路の閉塞を防止する機能を備えた電解水生成装置DSであって、定量ポンプ13によって循環流路PDを通して飽和電解質溶液WXを原水CWと共に電解質溶解槽10に循環させることにより、流路中に残っている原水CW、若しくは/及び飽和電解質溶液WXを、循環流路PDを通して電解質溶解槽10へ送り込むことにより、飽和電解質の供給ラインYを構成する流路を清浄化して、電解質の再結晶化等に基づく配管経路の閉塞を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、手指殺菌や食品加工器具殺菌、或は、洗浄分野全般、農作物育成、病害予防等に用いて好適な電解水を生成するための装置に関するものであって、特に、電解質の再結晶化等に基づく配管経路の詰まりを防止する機能を備えた電解水生成装置に関するものである。
一般的な飽和電解質溶液を用いて電解水を生成する電解水生成装置では、周囲の環境や温度変化等に影響を受けて、電解質が配管の途中で析出して再結晶化してしまい、管路が詰まってしまう等の問題を抱えている。
例えば、食塩タンクで生成された飽和食塩水を、ポンプによって複数の管路を経由して電解槽に送る仕組に成っている電解水生成装置の場合、飽和食塩水が水道水と混合される配管経路に至る迄の途中経路に於いて、環境変化に基づく飽和食塩水の温度低下によって食塩の析出現象が発生し、その結果、管路閉塞が発生して、電解水の生成に支障を及ぼす問題があった。
そこで、電解質の再結晶化等に基づく配管経路の詰まりを防止する機能を備えた電解水生成装置として、例えば特許文献1に記載の「電解水生成装置」が開発された。この生成装置には、定量ポンプによって原水をバイパス経路を通して最終的に底部の送出口より電解質溶解槽に逆流させ、この動作によって各開閉弁とこれを繋ぐ供給経路を水道水等の原水によって洗浄して、電解質の析出による各開閉弁及び各供給経路の閉塞を予防することを可能にした技術が開示されている。
特開2003−181452号公報
ところが、上記特許文献1に開示されている電解水生成装置では、配管経路の洗浄後に電解水を生成すると、バイパス経路に残存している水道水等の原水が定量ポンプを経由して電解槽に供給されるので、一時的に所定濃度の被電解水が供給されない場合があって、その結果、所定性状の電解水が生成できない(電解水のpHが所定の値にはならない)といった問題があった。
また、装置の構成自体も複雑であり、結果として装置自体が高価なものとなってしまうという、経済的な問題もあった。
そこで本発明の技術的課題は、電解質の再結晶化等により配管経路が詰まることを防止する為の洗浄作業後においても、所定の濃度の被電解水が供給されることで、所定のpHの電解水が常に生成できるように工夫し、更に、構成が簡素で装置全体を安価に造ることができるように工夫した配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置を提供することである。
上記の技術的課題を解決する為に本発明で講じた手段は以下の如くである。
(1) 電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を、水道水等の原水で電気分解に適した電解質濃度に希釈しながら電解槽に送り込むことにより、電解水を生成するように構成した電解水生成装置であって、上記電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を、ポンプによって電解槽へ送る電解質溶液供給流路の一部分と、上記の飽和電解質溶液を上記のポンプによって上記電解質溶解槽へ循環させる循環流路の一部分とを、流路が共通する共通流路部と成し、上記電解質溶液供給流路と循環流路の途中に流路開閉手段を各々設けて、上記循環流路の流路開閉手段を切換制御すると、上記電解質溶液供給流路に設けた流路開閉手段を切換制御して、上記の飽和電解質溶液を原水供給流路に送り込んで希釈し、この希釈した飽和電解質溶液を上記電解槽へ送り込んで電解水を生成させる一方、上記循環流路の流路開閉手段を切換制御すると、上記供給流路の流路開閉手段が閉じて、上記のポンプが上記電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を上記循環流路内に循環させて、上記共通流路部内に残存する原水、若しくは/及び飽和電解質溶液を上記電解質溶解槽へ送り込んで、当該共通流路部の内部を洗浄するように構成したことを特徴としている。
(2) 前記電解質溶解槽には、飽和電解質溶液を送出する送出入口と、再結晶した電解質を溶解し、且つ、その溶液を電解質溶解槽に戻すことができる受入口を設け、これ等送出入口と受入口の間を連通接続して、飽和電解質溶液を循環させる循環流路と成し、且つ、原水取入口と前記送出入口の間を連通接続して、原水を前記電解質溶解槽の送出入口に注入する第1給水流路とし、上記原水取入口と前記電解槽の間を連通接続して、原水を上記電解槽に注入する原水給水流路とすると共に、前記送出入口と前記電解槽の間を連通接続して電解質溶液の供給流路と成し、前記循環流路と前記原水送水流路と上記電解質溶液供給流路の前記送出入口から連続する一部を共用する第1の共通流路部を形成して、前記電解質溶液供給流路と前記循環流路の前記第1の共通流路部から連続する一部を共用して第2の共通流路部を形成する一方、前記原水給水流路と前記電解質溶液供給流路の前記電解槽から連続する一部を共用して第3の共通流路部を形成し、且つ、前記第2の共通流路部には前記のポンプを設け、前記循環流路および前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記受入口の間には、循環流路を開閉制御する第1の流路開閉手段としての第1開閉弁を設け、前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記第3の共通流路部の間には、一定の水圧により開放する流路開閉手段としての逆止弁を設け、前記原水取入口の近傍には、前記原水送水流路と原水給水流路を切換、及び双方の送水と給水を停止する為の第2、第3の開閉弁を設けて、前記第1開閉弁を開状態として、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存又は貯留した原水、若しくは/及び、前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記循環流路の配管内を洗浄する配管洗浄動作を可能に構成したことを特徴としたことを特徴としている。
(3) 前記電解質溶解槽には、飽和電解質溶液を送出する送出入口と、再結晶した電解質を溶解し、その溶液を電解質溶解槽に戻すことができる受入口を設け、これ等送出入口と受入口の間を連通接続して、飽和電解質溶液を循環させる循環流路と成し、且つ、原水取入口と前記送出入口の間を連通接続して原水を前記送出入口に注入する原水送水流路とし、上記原水取入口と前記電解槽の間を連通接続して原水を上記電解槽に注入する原水給水流路とすると共に、前記送出入口と前記電解槽の間を連通接続して電解質溶液供給流路とし、前記循環流路と前記原水送水流路と上記電解質溶液供給流路の前記送出入口から連続する一部を共用する第1の共通流路部を形成して、前記電解質溶液供給流路と前記循環流路の前記第1の共通流路部から連続する一部を共用して第2の共通流路部を形成する一方、前記原水給水流路と前記電解質溶液供給流路の前記電解槽から連続する一部を共用して第3共通流路部を形成し、且つ、前記第2の共通流路部には前記のポンプを設け、前記循環流路および前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記受入口の間の分岐箇所には、前記第1流路開閉手段としての流路切換用の三方弁を設け、前記原水取入口近傍には前記原水送水流路と前記原水給水流路を切換制御する為の第2、第3の開閉弁を設けて、前記流路切換用の三方弁を開閉制御して、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存又は貯留した原水、若しくは前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記電解質溶液供給流路の配管内を洗浄する流路洗浄動作を可能にするように構成したことを特徴としている。
(4) 前記流路洗浄動作時には、前記第2、第3の開閉弁を切換制御して、前記原水送水流路より原水を前記電解質溶解槽内に注入した後に注入を停止し、引き続いて、前記流路開閉手段としての第1開閉弁若しくは前記三方弁を切換制御して、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存する原水を前記循環流路に送出させた後、前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記共通流路及びそれに続く前記循環経路の配管内を洗浄するように構成したことを特徴としている。
(5) 前記電解質溶解槽の前記送出入口が前記電解質溶解槽の底部に設けられ、且つ、この送出入口にはメッシュフィルターが取り付けられていることを特徴と している。
(6) 前記電解質溶解槽内には、飽和電解質溶液の下位の水位を検知する為の水位検知手段を設けて、低水位検知後、所定の時間若しくは所定の動作後、電解水の生成を停止して、前記流路洗浄動作に切換わるよう制御することを特徴としている。
(7) 前記電解槽内の電解電流値を測定する為の電流計を設けて、電流計が異常値を検出した場合、電解水の生成を停止して、前記流路洗浄動作に切換わるよう制御することを特徴としている。
(8) 前記電解槽の各電解室に印加される印加電圧の極性を切換えるか、または、前記電解槽に設けたアルカリ性水と酸性水の各送水路に設けられている第1と第2の水路切換用電磁弁を制御することによって、アルカリ性水採水路に付着されている酸化物等を除去するスケールの除去動作を、前記配管洗浄動作の後で連続して動作させることを特徴としている。
(9) 前記原水供給切換手段が、前記原水送水流路に設けた第2開閉弁と、前記原水給水流路に設けた第3開閉弁とで構成されていることをしたことを特徴としている。
上記(1)で述べた請求項1に係る手段によれば、電解水生成装置において、電解質溶液供給流路と循環流路に設けた各流路開閉手段の開閉動作に従って、ポンプが飽和電解質溶液を電解槽へ送り込んで、電解水を生成したり、上記のポンプが飽和電解質溶液を循環流路内に循環させて、共通流路内に残存する飽和電解質溶液を電解質溶解槽へ送り込んで、共通流路内を洗浄するため、共通流路内に残存する水道水等の原水がポンプを経由してそのまま電解槽に供給されることが防止されて、常に所定濃度の被電解水を電解槽に共通して、所定性状の電解水を生成することを可能にする。
また、上記(2)で述べた請求項2に係る手段によれば、給水流路と循環流路の一部を共有すると共に、循環流路と電解質溶液供給流路の一部を共有し、逆止弁に一定水圧では開かない負荷を与えたことで、1つの第1開閉弁の開制御のみで流路配管の洗浄動作ができることにより、流路の構成が簡素になって装置全体の製造コストも安価にすることが可能になる。
また、上記(3)で述べた請求項3に係る手段によれば、給水流路と循環流路の一部を共有すると共に、循環流路と電解質溶液供給流路の一部を共有し、三方弁の切換制御のみで配管洗浄動作ができるので、装置全体の構成が簡素化して安価で小型化が可能になる。
上記(4)で述べた請求項4に係る手段によれば、原水注入後の配管洗浄動作時の始めには、第1の共通流路部に残存する原水がまず先に循環流路内を循環して配管内の析出物を溶解し、その後電解質溶解槽内の飽和電解質溶液が循環流路を循環する。よって、配管洗浄動作後には、共通流路(電解質溶液供給流路の一部)に飽和電解質溶液が満たされるので、その後の電解生成時には、電解槽に所望の飽和電解質溶液が送られて所定の性状若しくはpHの電解水を支障なく生成することができる。
上記(5)で述べた請求項5に係る手段によれば、電解質溶解槽の底部に設けた送出入口には、メッシュフィルターが取り付けられており、その細かなメッシュには、析出した電解質が付着・堆積しやすく、それらが送出入口及び送出口近くの流路を閉塞させる。しかし、原水注入時には、電解質溶解槽底部に設けた送出入口に原水が流れて、メッシュフィルターに付着した電解質が溶解されるので、流路の詰まりをなくすことができ、よって電解質溶解槽内の飽和電解水が配管内をスムーズに流れるようになり、電解水の生成に支障をきたすことがなくなる。
更に、原水注入時には、電解質溶解槽の底部から原水を注入するので、電解質溶解槽内の底部に堆積した電解質を攪拌させて溶解しやすくさせることができる。
上記(6)で述べた請求項6に係る手段によれば、電解質溶液槽内の飽和電解質溶液の下位の水位を検知する下限水位センサーを設けることにより、電解質溶液槽内の飽和電解質溶液が少なくなった場合、下限水位センサーの検知により、電解水の生成を停止し、配管洗浄動作を可能とする。また、下限水位センサーが検知する毎に、配管洗浄動作を行うので、管路の詰まりの発生を防止することができる。
上記(7)で述べた請求項7に係る手段によれば、電解槽内の電解電流値を測定する為の電流計を設けることにより、その電流値が所定値から変化して、決められたしきい値を越えた場合、電解質の析出による電解質供給流路内の管路が詰まってきたことが認識でき、配管洗浄動作に移行することできる。従って、管路が詰まり電解槽内に所定量の飽和電解質溶液が供給されず、所定の性状及びpHのアルカリ水、酸性水を生成することができないといった不具合も防止することができる。
上記(8)で述べた請求項8に係る手段によれば、配管洗浄動作に引き続いて、アルカリ性水採水路に付着している酸化物等のスケールの除去を開始する。配管洗浄動作の後でスケールの除去が連続して動作することにより、極力電解水の生成を停止する時間を省略することができる。
上記(9)で述べた請求項9に係る手段によれば、送水流路及び給水流路に夫々開閉弁を設けたことにより、比較的簡素な方式で流路を確実に開閉制御することができる。
以上の事より、上記(1)〜(9)で述べた手段によって上述した技術的課題を解決して、前記従来技術の問題点を解消する事ができる。
以上述べた次第で、本発明に係る配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置によれば、電解質の再結晶化等により配管経路が詰まることを防止する為の洗浄作業後の電解水生成時においても、電解槽に所望の飽和電解質溶液が送られて所定の性状若しくはpHの電解水を支障なく生成することができる。更に、給水流路と循環流路や、循環流路と電解質溶液供給流路等の各配管の一部を共有したことにより、配管の構成が簡素になって装置全体のコストも安価にすることができる経済性を備えている。
本発明に係る配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置の全体を説明した構成図。 (a),(b),(c)は本発明による配管洗浄の詳細を順番に説明した説明図。 (d),(e),(f)は図2Aに示した配管洗浄の続きを順番に説明した説明図。 (g),(h)は図2Bに示した配管洗浄の続きを順番に説明した説明図。 本発明に係る装置の電気的構成を説明したブロック図。 電解水の生成から本発明による配管洗浄動作に移行するまでの工程を説明したフローチャート。 本発明による配管洗浄とスケール洗浄が連動する工程を説明したフローチャート。 本発明の請求項3に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置の全体を説明した構成図。 配管洗浄前のメッシュフィルターの図面代用写真。 本発明による配管洗浄後のメッシュフィルターの図面代用写真。
以下に、上述した本発明に係る配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置の実施の形態を添付した図面と共に詳細に説明する。尚、これらの実施形態は本発明の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限りこれらの態様に限定されるものではない。
以下に、本発明に係る配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置の実施の形態を図面と共に説明すると、図1は本発明に係る電解水生成装置DSの全体を説明した構成図で、図中、符号10で全体的に示したのは電解質溶解槽で、この電解質溶解槽10の内部には未溶解で堆積する程度の電解質St(例えば塩化ナトリウムや塩化カリウム等)と、水道水等の原水が収容され、これ等の電解質Stと原水により、その電解質の飽和溶解度に相当する飽和電解質溶液WXが生成され、この溶液WXが後述する定量ポンプ13に吸引されて電解質溶解槽10の底部に設けた送出入口10Tを通って、ホースやパイプ等を用いて構成した電解質溶液供給流路PC、即ち、図1において点線Yで示す飽和電解質溶液の供給ラインを経由して、電解槽20に送出される仕組に成っている。
更に図中、1は水道水等の原水CW(図2の各図参照)の取入口、PAは取り入れた原水CWを電解槽20に送り込むための原水給水流路で、この流路PAには水量調整バルブ2と、開閉弁V3(電磁式の第3開閉弁)と、フローセンサ11が設けられ、また、上記水量調整バルブ2と第3開閉弁V3の間の原水給水流路PAには、取り入れた原水CWを上記電解質溶解槽10の送出入口10Tに向けて送り込むための送水流路PBが、接続部(第3接続部A3)にて分岐接続され、更に、上記フローセンサ11と電解槽20の間の給水流路PAには、上端を上記送水流路PBの一端部に接続した電解質溶液供給流路PCが、接続部(第4接続部A4)にて分岐接続されている。
尚、図中A1は上記送水流路PBに対する上記電解質溶液供給流路PCの一端部が接続された接続部(第1接続部)で、この第1接続部A1と、前記電解質溶解槽10の送出入口10Tの間を結ぶ当該送水流路PBの一端部が、原水と飽和電解質溶液の双方が流通する第1の共通流路部XYを構成している。
また、図面上PCaは、上述した電解質溶液供給流路PCの一端流路部であって、この一端流路部PCaの中間部に上述した定量ポンプ13が設けられている。更に、PDは上記電解質溶解槽10の受入口10Sと、上記一端流路部PCaに設けた接続部(第2接続部A2)との間に設けた循環流路であって、この循環流路PDの一部を構成する一端流路部PCaが、電解槽20に対して送られる飽和電解質溶液WXと、上記循環流路PDを循環する原水CWの双方が流通する第2の共通流路部ZYを構成すると共に、前記給水流路PAの第4接続部A4から電解槽20に至る通路が、原水CWと飽和電解質溶液WXの双方が流れる第3の共通流路部WYを構成している。
尚、図中点線で示したラインXとWは、原水CWの給水ラインで、同じく点線で示したラインYは、飽和電解質溶液WXの供給ラインを示す。
一方、上述した電解質溶解槽10には、溶解槽10内の電解質溶解液WXの水位を検知するための上限と下限の各水位センサー10H,10Lが取付けられていて、上限水位センサー10Hは電解質溶解液WXの上限を検知するセンサーであり、下限水位センサー10Lは電解質溶解液WXの下限を検知するセンサーであって、夫々の信号出力は制御部30に送られる仕組みに成っている。
また、原水供給切換手段として、前記給水流路PBの接続部A1〜A3 間に第2開閉弁V2を設け、給水流路PAの接続部A3〜A4 間に前述した第3開閉弁V3を設けている。
上記の給水流路PBは、電解質溶解槽10に水道水等の原水CWを送り込むための流路であり、原水注入時には第2開閉弁V2を開制御し、第3開閉弁V3を閉制御する。この状態で原水CWは、原水CWの流量を調整する水量調節バルブ2を経由した後、第2開閉弁V2を経由して電解質溶解槽10の送出入口10Tに送り込まれる。
上記の給水流路PAは、電解槽20に水道水等の原水CWを送り込むための流路であり、電解水生成時には上記の第2開閉弁V2を閉制御し、第3開閉弁V3を開制御する。この状態で原水CWは、原水CWの流量を調整する水量調節バルブ2を経由した後、給水流路PBと途中で分岐され、第3開閉弁V3及び原水CWの流量を確認するフローセンサー11を経由した後、電解槽20に送り込まれる。
また、循環流路PDは、上記給水流路PBから注入された原水CW及び電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXを循環させる為の流路であり、給水流路PBの途中から接続部A1で分岐して、定量ポンプ13を経由して、第1開閉弁V1を経由した後、電解質溶解槽10の受入口10Sに接続されている。
符号PCで示した電解質溶液供給流路は、電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXを電解槽20に送り込むための流路であり、上記循環流路PD内の定量ポンプ13と第1開閉弁V1との間から接続部A2にて分岐していて、途中には逆止弁の一種であるチャッキ弁12を経由した後、上述した給水流路PAのフローセンサー11と電解槽20との間の接続部A4に接続されている。上記のチャッキ弁12は、内部にバネが収納されていて、一定以上の圧力(水圧)が生じた場合、バネ圧が圧力(水圧)に押されて内部の弁体を開動作をする仕組みの弁である。
次に、飽和電解質溶液WXを電解槽20に送水する場合には、定量ポンプ13の押出力によりチャッキ弁12内部の弁体が開動作して、飽和電解質溶液WXを電解槽20側に供給する役目をする。(この際には第1開閉弁V1は閉状態としている。)また、配管洗浄動作時には、第1開閉弁V1が開くが、その際には、原水CW及び飽和電解質溶液WXが電解槽20側に流れないように、チャッキ弁12内部の弁体が閉じるようにバネ圧はポンプ13の押出力とのバランスで決定している。尚、全ての流路PA,PB,PC,PDは、ホースやパイプやジョイント等を用いて構成した配管で構成されている。
上述した電解質溶液供給流路PCを通して送られて来る飽和電解質溶液WXと、給水流路PAより供給される原水CWを受入れて、これを電気分解する電解槽20は、隔膜20Tによって左右2室に仕切られた電極室の夫々に、電解水を生成するための電極20A,20B(陽極/陰極)が設けられていて、通常の電解水生成時でも陰極側の電解槽や電極20A,20Bや出水路21,22にスケールを発生させないように、制御部30によって電極20A,20Bの極性は定期的に切換られる仕組みに成っている。
また、40は電解槽20内の電解電流値を測定する電流計であり、上記の電極20A,20Bと電源装置50の間に接続されている。電解水の生成時において、その電流値が所定値から変化して、決められたしきい値を越えた場合に(電流計40が異常値を検出した場合)、電解質溶液供給流路PC内の配管に詰まりが発生したと判断し、警告を発するなどして強制的に電解水の生成を停止した後、配管洗浄動作を行い、配管の詰まりを除去するような仕組みになっている。
更に、電解電流値について詳しく説明すると、電解質溶液供給流路PC内の配管に詰まりが発生し始めると、電解槽20内への飽和電解質溶液の供給が徐々に低下し、結果的に電解電流値が決められたしきい値より低くなると、電解質溶液供給流路PC内の配管に詰まりが発生したと判断して、電解水の生成を停止する。また定量ポンプ13の異常な作動などにより、電解槽20内の飽和電解質溶液の供給が異常に増加した場合には、電解電流値が決められたしきい値より高くなり、警告を発するなどして強制的に電解水の生成を停止する。
上記の構成において、マイクロコンピュータを搭載した制御部30には、電源装置50が接続され、更に、図1の如く定量ポンプ13や電磁式の開閉弁V1,V2,V3…などが接続されていて、夫々が制御部30を構成するマイクロコンピュータの指示に従って制御作動される仕組みに成っている。
次に電解水の生成動作について説明する。
生成動作は以下のようになる。
(イ) 電解質溶解槽10内では、水道水等の原水CWと電解質Stを混合した飽和電解質溶液WXが、ある程度生成されているものとする。
(ロ) 定量ポンプ13の作動により飽和電解質溶液WXが、電解質溶液供給流路PCに供給される。(第1開閉弁V1は閉じている)
(ハ) 第3開閉弁V3を開制御して給水流路PAに原水CWを供給する。(第2開閉弁V2は閉じている)
(ニ) 給水流路PAと電解質溶液供給流路PCが合流する箇所(接続部A4付近)では、給水流路PAから供給される原水CWと、電解質溶液供給流路PCから供給される飽和電解質溶液WXとが混合されて、電気分解に適した電解質濃度(例えば0.01〜0.2%程度)の被電解水に希釈される。
(ホ) この被電解水を電解槽20の受入口より電解槽20内に送り込んで、電解水を生成する。以上の手順は、上述した制御部30にて制御される。
次に、電解質(例えば塩化ナトリウムや塩化カリウム等)の析出現象によって電解質溶解槽10の底部のメッシュ状フィルター10F(図7、図8の図面代用写真参照)、定量ポンプ13、及び各配管流路PA,PC,PD…が閉塞してしまうことについて述べる。
通常、飽和電解質溶液WXを貯める電解質溶解槽10の底部には、未溶解の電解質が塊状となって堆積する。その為、電解質溶解槽10の底部に設けた送出入口10Tには、図7,図8の図面代用写真に示すようなメッシュ状のフィルター10F等を取付けて、未溶解の電解質が電解質溶液供給流路PCに流れ出さないように防止している。
ところがフィルター10Fのメッシュは、細かい格子上の網で構成されているので、環境変化に基づく温度低下によって析出した電解質が付着しやすく、閉塞しやすい箇所となっている。同様に定量ポンプ13の内部、及び開閉弁V1や逆止弁12の内部においても、開閉する弁体の機構部の隙間等(図示せず)に析出した電解質が付着・堆積し、閉塞しやすい箇所となっている。
次に、析出した場合に不具合となる電解質溶液槽10送出入口10T及び定量ポンプ13、開閉弁V1の閉塞を防止する配管洗浄動作について説明する。
電解水の生成を開始すると、次第に電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXは減少して、ついには下限水位センサー10LのONを検出した直後、または一定時間後に電解水の生成を停止し、第3開閉弁V3を閉制御する。
次に、第2開閉弁V2を開制御して、送水流路PBから電解質溶解槽10に原水CWを上限水位センサー10HがONになるまで注入する。(注水後、第2開閉弁V2は閉制御し、第3開閉弁V3は閉状態のままを維持する)特に電解質溶液槽10の送出入口10Tには、電解質が堆積している場合が多いので、通常電解水を生成する水の流れとは逆方向に原水CWを流すことにより、堆積している電解質を溶解・拡散させて閉塞を取り除く効果がある。
次に、第1開閉弁V1を開制御して、定量ポンプ13を高速で作動させて第1の共通流路XYに保留してある原水CW、更には電解質溶解槽10の飽和電解質溶液WXを循環流路PDに送り出す。始めに第1の共通流路XYに保留してある原水CWが、定量ポンプ13の内部及び第1開閉弁V1を通過するので、内部の弁体に電解質が付着堆積している場合には、この原水CWにより電解質が拡散・溶解されて閉塞を取り除くことができる。
その後も定量ポンプ13を一定時間高速で作動させることにより、循環流路PDには、すぐに電解質溶解槽10内の飽和電解水WXが循環するようになる。一定時間、定量ポンプ13を高速で作動した後、停止して、第1開閉弁V1を閉制御することにより、配管洗浄動作が終了となる。以降は必要に応じて電解水を生成することが可能となる。その際には第3開閉弁V3は必ず開制御しなければならない。上記配管洗浄動作を定期的に行うことにより、夫々の管路閉塞を防止することが可能となる。尚、以上の配管洗浄動作は、全て制御部30にて制御される。
以上により、電解質溶解槽10の送出入口10Tから定量ポンプ13の内部において、環境変化に基づく飽和電解水の温度低下によって電解質の析出現象が発生し、その結果、管路閉塞が発生して、電解水の生成に支障を及ぼす問題があったが、配管洗浄動作を行うことによって配管内の析出物が溶解、剥離されてスムーズに飽和電解水が流れるようになり、電解水の生成に支障を及ぼすことがなくなる。
尚、電解質溶液供給流路PCの一部である、接続部A2(図1参照)からチャッキ弁12を通して給水流路PAに接続部A4で接続するまでの流路は、出来る限り流路長を短くすることによって、チャッキ弁12の閉塞を防止する。また、第1の共通流路部XYの配管は、ある程度長くしておくことが望ましい。この理由として、配管が長いことで、配管内に注入された原水CWを十分に貯留させることができて、原水注入後の配管洗浄動作時には、その原水CWによって析出した電解質を速やかに溶解することができるからである。
次に、図2A、図2B、図2Cの各図に記載の(a)〜(h)を用いて、配管洗浄動作の仕組みを詳細に説明する。
図2Aの(a)は下限水位センサー10Lが検知して電解水の生成が停止した状態の図である。電解水の生成を開始すると、電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXは、電解質溶液供給流路PCを通して電解槽20に供給されるため、次第に電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXの水位が低くなり、ついには下限水位センサー10Lが検知することとなる。
下限水位センサー10Lが検知してからも、電解質溶解槽10にはある程度の飽和電解質溶液WXが残っているので、電解水の生成を継続して行なえて、一定時間経過後(飽和電解質溶液WXがなくならない程度の時間)、若しくは、例えば警報を鳴らすなどの一定動作後に、電解水の生成を停止することが可能となっている。尚、この状態では、第1開閉弁V1及び第2開閉弁V2は閉状態であり、定量ポンプ13は停止している。
図2Aの(b)は、第2開閉弁V2を開制御して、電解質溶解槽10に送水流路PBから原水CWの注入を開始した状態の図である。
図2Aの(c)は、引き続き第2開閉弁V2を開状態として、電解水溶解槽10に送水流路PBから原水CWの注入を継続している状態の図である。原水CWは電解質溶解槽10の底部の送出入口10Tから電解質溶解槽10内に注入されている。
次に、図2Bの(d)は、電解質溶解槽10内の水位が上昇し、上限水位センサー10Hが検知すると、第2開閉弁V2が閉制御し、原水CWの注入を終了した状態の図である。この状態において、第1の共通流路部XYには、送水流路PBから注入された原水CWが残存(貯留)している。
図2Bの(e)は、第1開閉弁V1を開制御し、定量ポンプ13を高速作動させて、第1共通流路部XYに残存(貯留)する原水CWが、循環流路PDに対し循環を開始した状態の図である。
図2Bの(f)は、上記の循環を継続している状態であり、原水CWが第1開閉弁V1を通過している状態を示している。原水CWの通過後は、電解質溶解槽10内の飽和電解質溶液WXが通過する。また、第1の開閉弁V1内部や定量ポンプ13の内部においては、開閉する弁体の機構部の隙間等に析出した電解質が付着・堆積し、閉塞しやすい箇所となっているが、上記原水CWの循環により析出した電解質が溶解されるので、閉塞の防止に繋がる。
次に、図2Cの(g)は、原水CWが循環流路PDを回って電解質溶解槽10内に流入し、その後、循環流路PDには、飽和電解質溶液WXが定量ポンプ13によって一定時間循環している。
図2Cの(h)は、一定時間経過後、第1開閉弁V1を閉制御し、定量ポンプ13を停止した状態、即ち、循環終了の図である。循環流路PDには、飽和電解質溶液WXが残存(貯留)しているので、その後の電解生成時には、電解槽20に飽和電解質溶液WXが送られて、所定の性状若しくはpHの電解水を支障なく生成することできる。
次に図3を用いて、電解水の生成から配管洗浄動作に移行するまでの工程をフローチャートを用いて説明する。
始めのステップS1で生成開始スイッチ(図示省略)をONすると、次のステップS2に進んで、電解水の生成を開始する。
次のステップS3では、第2開閉弁V2を閉制御、第3開閉弁V3を開制御して、次のステップS4では、定量ポンプ13が作動する。
次のステップS5では、電解質溶解槽10内の下限の水位を検知する下限水位センサー10Lが検知するか否かが判定されて、YESの場合(水位が下限を下回った場合)はステップS9に進んで、NOの場合はステップS6に進む。
次のステップS6では、電流計40で電解槽10内の電解電流値Aを測定し、次のステップS7に進んで測定値Aと基準値を比較して、測定値Aが基準値範囲以内(YES)の場合は、ステップS5に戻り、測定値Aが基準値範囲から乖離した(NO)の場合は、ステップS10に進む。なお、上述した基準値及び基準値範囲は、電解水生成装置を操作して決定した所望の電解水のpH、水量、消費電力などの設定により、その設定毎に図4に示すCPUが算出してメモリに記憶しておくものである。
次のステップ9では、下限水位センサー10Lの検知が一定時間T1経過したか、若しくは一定動作後かが判定されて、YESの場合は、ステップ10に進み、NOの場合は、ステップ9の処理を繰り返す。
ここで上記ステップ9の動作を説明すると、電解水の生成が開始されると、次第に飽和電解質溶液WXが減り始め、ついには下限水位センサー10Lが検知することとなる。すると、電解槽20内の飽和電解質溶液WXが減り始め、水位が下限を下回り、下限水位センサー10Lが検知してからも電解質溶解槽10にはある程度の飽和電解質溶液WXが残っている為、電解水の生成が可能となっているが、しかし、一定時間T1経過後に定量ポンプ13の作動を停止するか、若しくは、例えば警報を鳴らすなどの一定動作後に電解水の生成を停止することとなっている。
次のステップ10では、定量ポンプ13の作動を停止し、次のステップ11に進んで電解水の生成を停止して次のステップS12に進む。次のステップS12では、第2開閉弁V2を開制御し、第3開閉弁V3を閉制御して原水CWを電解質溶解槽10内に供給する。
次のステップS13では、電解質溶解槽10内の上限の水位を検知する上限水位センサー10Hが検知するかが判定されて、YESの場合(水位が上限を上回った)は、次のステップS14に進んで第2開閉弁V2を閉制御にして原水の供給を停止するが、NOの場合は、ステップS13を引き続き監視することになる。
次のステップS15では、第1開閉弁V1を開制御して、次のステップS16では定量ポンプ13を高速作動させて、循環流路PDに原水CW及び飽和電解質溶液WXを循環させることにより、配管洗浄動作を行って、次のステップS17に進む。
次のステップS17では、定量ポンプ13の高速作動時間が一定時間T2経過したかを判定し、YESの場合は次のステップS2に戻って再び電解水の生成を開始し、NOの場合は、ステップS17の処理を繰り返す。
なお、この配管洗浄動作時の一定時間T2は、定量ポンプ13の高速作動による流水量によって決定すれば良いが、循環流路PD内を始めに原水CWが流通し、その後飽和電解質溶液WXが送水流路PBに一通り充満されれば良いだけであるので、数秒程度の時間を予め設定していればよい。
次に、配管洗浄動作の効果を確認する為、電解質溶解槽10の送出入口10Tに取付けたメッシュフィルター10Fの状態を撮影したものが、図7の図面代用写真1、図8の図面代用写真2である。配管洗浄動作前に撮影した図7の図面代用写真1では、メッシュフィルター10Fのほぼ全面に渡って、再結晶した電解質である食塩が付着していて、流路を塞いでいる状態であったが、これはあえて食塩を再結晶化させた後に、それを増倍させて最悪の状態を作り出したものである。
この様な最悪の状態であっても、配管洗浄動作後に撮影した図8の図面代用写真2では、メッシュフィルター10Fに付着していた電解質である食塩の結晶が、洗浄により溶解・剥離して残存していないことが分かる。この結果から、定期的に配管洗浄動作を実施することによって、電解質の結晶の生成を防ぎ、また結晶が大きく成長したとしても、配管洗浄動作によって電解質は溶解されて配管の閉塞を防止する事が確認できた。
図4は、本発明で用いる制御装置を備えた制御部30の電気的構成を説明したブロック図であって、制御装置はCPU31Aを含む。また、図中31Bは流路切換のタイミングや、第1、第2、第3開閉弁V1,V2,V3の切換作動用プログラム、或いは、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22Kの切換作動用プログラムといった、本発明が必要とする各種データやプログラムを格納したメモリ、31Dはこれ等制御装置のCPU31Aとメモリ31Bの間にバス31Cを介して接続したインターフェイスを示す。
また、上記のインターフェイス31Dには、上述した第1、第2、第3の開閉弁V1,V2,V3と、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22Kや、水量調整バルブ2、フローセンサー11、上限水位センサー10H、下限水位センサー10L、定量ポンプ13、システムにエラーが生じた場合などに作動する警報部10Z、電極20A,20Bを反転させるための電極反転部51、表示部33、入力部34、といった、図1に示されている本発明の構成部(一部記載省略)が接続されていて、上記メモリ31Bに格納されているプログラムに従って制御部30により制御作動される仕組に成っている。
次に、請求項8に記載されている配管洗浄動作とスケール除去を連動させる構造について説明する。
始めに、酸性水やアルカリ性水を夫々採水可能な有隔膜方式の電解水生成装置DSに於いて、電解水生成運転時にアルカリ性水を生成や流通させている側の隔膜20Tや電極20A,20B、更に水路には、水道水等の原水に含まれるカルシウムやマグネシウム化合物が析出した成分(スケール)が付着する弊害が生じるが、このスケールの付着による隔膜20Tや電極20A,20Bの故障や破損及び水路の閉塞を防止するための構成を以下に述べる。
図1に示されているように、20は電解質溶液供給流路PCを通して送られて来る飽和電解質溶液WXと、給水流路PAより供給される原水CWを受入れて、これを電気分解する電解槽、20R…はこの電解槽20に電解電流を供給する電力線、50はこれ等電力線20R…を接続した電源装置であって、電力線20Rの一方には電解電流値を測する電流計40が設けられていて、これ等電流計40と電源装置50の双方が制御部30に接続されている。
電解槽20の内部は、隔膜20Tによって一方の電極20A又は20Bが設けられた一方の電解室と、他方の電極20B又は20Aが設けられた他方の電解室とに仕切られていて、例えば、一方の電解室が陰電極を備えた陰極室として作用し、他方の電解室が陽電極を備えた陽極室として作用する場合は、電気分解によって一方の電解室では洗浄作用を備えたアルカリ性水が生成され、他方の電解室では殺菌作用を備えた酸性水が生成される仕組みに成っている。
また、22Eと22Fは上記一方の電解室と他方の電解室の上面に設けた電解水の送水口で、一方及び他方の送水路21,22の下端がこれ等各送水口22E,22Fに連通接続されている。更に図中、21Kと22Kは、各入水口を上記一方の送水路21と他方の送水路22の先端部分に夫々取り付けて成る、水路切替弁としての第1の水路切換用電磁弁と第2の水路切替用電磁弁であって、各水路切換用電磁弁21K,22Kは、開放されている出口側の一方の各出水口に、アルカリ性水の出水路21Aと酸性水の出水路22Aの各根端部を夫々接続して、生成されたアルカリ性水と酸性水を、アルカリ性水採水路21Aを経由してアルカリ性水採水口21Xと、酸性水採水路22Aを経由して酸性水採水口22Xに送水すると共に、他方の送水口を、夫々第1と第2のバイパス水路25を用いて相対向して並設されている上記酸性水採水路22A、及び、上記アルカリ性水採水路21Aの各中間部に連通接続している。更に図中、23と24はアルカリ性水タンクと酸性水タンクである。
上記の構成において、図4に示すCPU31Aを搭載した制御部30には、前述した電源装置50及び電極反転部51としてのリレー回路が接続され、更に、上述した水量調整バルブ2や定量ポンプ13、各開閉弁V1〜V3及び、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22K等が接続されていて、夫々が制御部30を構成する上記CPU31Aの指示に従って制御作動される仕組みに成っている。
また、電源装置50には前述した制御部30を介して前記電解槽20の一方の電極20Aと他方の電極20Bが接続されていて、電気分解によって例えば陽極室となる一方の電解室で酸性水が生成され、陰極室となる他方の電解室でアルカリ性水が生成される仕組に成っている。
前述した電極反転部50Xを構成する上記の電極反転部51としてのリレー回路は、リレースイッチによって電解槽20の一方と他方の電極20A,20Bの極性を、所定の時間間隔で切換えることによって、アルカリ性水と酸性水とを一方の出水路22Eと他方の出水路22Fに対して交互に切換えて供給して、上述したスケールの発生を防止することができる電極切換用のリレー回路である。
この電極反転部51としてのリレー回路による電極20A,20Bの切換えは、制御部30のメモリ31B(図4参照)に格納されたプログラムに従って実行される仕組みに成っていて、図示の実施例では、前述した第1と第2の水路切換用電磁弁21K,22Kが電極20A,20Bの切換えに同調して切換わって、今まで吐水されていた電解水と同じ酸性水又はアルカリ性水を、夫々の採水口21K,22Kに送り込むように構成されている。
上記の構成において、制御部30の指令に従って電極反転部51としてのリレー回路が電極20A,20Bの極性を切換えると共に、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22Kも切換わるので、流水路を夫々第1、第2のバイパス水路25に切換えるため、電解槽20の電極20A,20Bの極性が電解運転中に切換わったとしても、今迄と同じアルカリ性水と酸性水を各採水路21A,22Aに流し続けることができるため、吐水される電解水と貯水される電解水が洗浄運転の途中で混合することはない。
しかし、一定時間電解水を生成していると、常時アルカリ性水を送水している配管内(アルカリ性水採水路)にはスケールが付着してしまい、それらを放置しておくと生成に支障が生じる為、この配管内に関しても定期的なスケール除去が必要となってくる。
上記において、スケール除去の必要性を説明したが、請求項8では、スケール除去と配管洗浄動作を連動させており、図5のフローチャートを用いてその連動する工程を説明する。
始めのステップS31でスケール除去スイッチ(図示省略)をONすると、次のステップS32に進んで、電解水を生成中であるかを判定し、NOの場合は次のステップS35に進んで、YESの場合は次のステップS33に進んで定量ポンプ13の作動を停止した後、次のステップS34に進んで電解水の生成を停止して、次のステップS35に進む。
次のステップS35では、電解質溶解槽10内の上限の水位を検知する上限水位センサー10Hが検知したか否かが判定されて、YESの場合は次のステップS36に進んで第1開閉弁V1を開制御とし、第2、第3開閉弁V2,V3を閉制御とするが、NOの場合は、ステップS37に進んで第2開閉弁V2を開制御とし、第3開閉弁V3を閉制御としてステップS35に戻って処理を繰り返す。(給水流路PAから原水CWが供給される)
次のステップS38では、定量ポンプ13を高速作動させて、ステップS39では、定量ポンプ13の作動時間が一定時間T2が(ここでは数秒間程度、循環流路PDに原水CW及び飽和電解質溶液WXを循環させて配管洗浄動作を行う)経過したか否かを判定し、YESの場合は次のステップS40に進み、NOの場合は、ステップS39に戻って処理を繰り返す。
次のステップS40では、第1開閉弁V1を閉制御にして、次のステップS41では、定量ポンプ13の作動スピードを高速作動から通常作動に戻して、次のステップS42に進んで、電解水の生成を開始する。
次のステップS43では、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22Kを切換えてアルカリ性水採水路21に酸性水を、酸性水採水路22にアルカリ性水を流し、これにより特にアルカリ性水採水路21のスケール除去を行なう。
次のステップS44では、スケール除去する時間が一定時間T3(ここでは10分程度)経過したか否かを判定し、YESの場合は次のステップS45に進んで定量ポンプ13の作動を停止し、NOの場合はステップS44に戻って処理を繰り返す。次のステップS46では、第1、第2の水路切換用電磁弁21K,22Kを元に戻すように切換え、次のステップS47で電解水の生成を停止して、フローが終了する。
以上のように、スケール除去が終了した時点で、電解質溶液供給流路PCの配管内の電解質及びアルカリ性水を送水する送水路のスケールは綺麗に除去されて、電解水生成待機待ちの状態となる。
よってスケール除去を行なう前に、配管洗浄動作を行なうことで、電解質溶液供給流路PCの詰まりにより、電解槽20に飽和電解質溶液WXが供給されずに電解水の生成が出来ず、結果的にスケール除去が出来ないといった問題を解消できる。また配管洗浄動作の前には必ず電解質溶解槽10に原水CWが上限水位センサ10Hが検知するまで供給されているので、配管洗浄動作の後引き続きスケール除去に移行して動作している間に電解質溶解槽10の水位が下限を検知してしまって、原水CWを供給するためにスケール除去動作が中断される、といった余分な動作が行なわれることが無い。
また、スケール除去スイッチ(図示省略)をONすると、制御部において自動的に配管洗浄動作が終了した後、アルカリ性水採水路21内のスケール除去が行なわれるので、極力電解水の生成を停止する時間を省略できる。尚、スケール除去後に配管洗浄動作を行っても構わないし、互いに単独で動作させることも可能であることは言うまでもない。
次に請求項3に記載の構成について図6を用いて説明することにする。尚、これより説明する箇所は図1と異なる箇所のみとし、その他は同一の符号を付して図1の説明と同等とし、その説明を省略する。
この実施例では、循環流路PDと電解質溶液供給流路PCの分岐箇所(接続部A2)には、流路切換用の第4の開閉弁、即ち三方弁V4を設けてある。配管洗浄動作時には、この三方弁V4を切換制御して循環流路PD側に原水CW及び飽和電解質溶液WXを流すこととし、電解水生成時には、この三方弁V4を切換制御して電解質溶液供給流路PC側に飽和電解質溶液WXを流すように制御する。この様に流路切換手段に三方弁V4を用いたことにより、部品点数が削減できて装置自体を小型化することが可能となる。
DS 電解水生成装置
1 原水取入口
CW 原水
2 水量調整バルブ
10 電解質溶解槽
10F メッシュフィルタ
10T 送出入口
10S 受入口
WX 飽和電解質溶液
St 電解質
11 フローセンサ
12 逆止弁としてのチャッキ弁
13 定量ポンプ
20 電解槽
20A,20B 電極
21,22 送水路
21K,22K 第1と第2の水路切換用電磁弁
30 制御部
40 電流計
50 電源装置
PA 原水給水流路
PB 原水送水流路
PC 電解質溶液供給流路
PCa 一端流路部
PD 循環流路
V1,V2,V3 開閉弁
V4 三方弁
XY 第1の共通流路部
ZY 第2の共通流路部
WY 第3の共通流路部
A1,A2,A3,A4 接続部
X,W 原水の給水ライン
Y 飽和電解質溶液の供給ライン

Claims (9)

  1. 電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を、水道水等の原水で電気分解に適した電解質濃度に希釈しながら電解槽に送り込むことにより、電解水を生成するように構成した電解水生成装置であって、
    上記電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を、ポンプによって電解槽へ送る電解質溶液供給流路の一部分と、上記の飽和電解質溶液を上記のポンプによって上記電解質溶解槽へ循環させる循環流路の一部分とを、流路が共通する共通流路部と成し、
    上記電解質溶液供給流路と循環流路の途中に流路開閉手段を各々設けて、上記循環流路の流路開閉手段を切換制御すると、上記電解質溶液供給流路に設けた流路開閉手段を切換制御して、上記の飽和電解質溶液を原水供給流路に送り込んで希釈し、この希釈した飽和電解質溶液を上記電解槽へ送り込んで電解水を生成させる一方、
    上記循環流路の流路開閉手段を切換制御すると、上記供給流路の流路開閉手段が閉じて、上記のポンプが上記電解質溶解槽から取り出した飽和電解質溶液を上記循環流路内に循環させて、上記共通流路部内に残存する原水、若しくは/及び飽和電解質溶液を上記電解質溶解槽へ送り込んで、当該共通流路部の内部を洗浄するように構成したことを特徴とする配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  2. 前記電解質溶解槽には、飽和電解質溶液を送出する送出入口と、再結晶した電解質を溶解し、且つ、その溶液を電解質溶解槽に戻すことができる受入口を設け、これ等送出入口と受入口の間を連通接続して、飽和電解質溶液を循環させる循環流路と成し、且つ、原水取入口と前記送出入口の間を連通接続して、原水を前記電解質溶解槽の送出入口に注入する第1給水流路とし、上記原水取入口と前記電解槽の間を連通接続して、原水を上記電解槽に注入する原水給水流路とすると共に、
    前記送出入口と前記電解槽の間を連通接続して電解質溶液の供給流路と成し、前記循環流路と前記原水送水流路と上記電解質溶液供給流路の前記送出入口から連続する一部を共用する第1の共通流路部を形成して、前記電解質溶液供給流路と前記循環流路の前記第1の共通流路部から連続する一部を共用して第2の共通流路部を形成する一方、前記原水給水流路と前記電解質溶液供給流路の前記電解槽から連続する一部を共用して第3の共通流路部を形成し、
    且つ、前記第2の共通流路部には前記のポンプを設け、前記循環流路および前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記受入口の間には、循環流路を開閉制御する第1の流路開閉手段としての第1開閉弁を設け、前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記第3の共通流路部の間には、一定の水圧により開放する流路開閉手段としての逆止弁を設け、前記原水取入口の近傍には、前記原水送水流路と原水給水流路を切換、及び双方の送水と給水を停止する為の第2、第3の開閉弁を設けて、
    前記第1開閉弁を開状態として、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存又は貯留した原水、若しくは/及び、前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記循環流路の配管内を洗浄する配管洗浄動作を可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  3. 前記電解質溶解槽には、飽和電解質溶液を送出する送出入口と、再結晶した電解質を溶解し、その溶液を電解質溶解槽に戻すことができる受入口を設け、これ等送出入口と受入口の間を連通接続して、飽和電解質溶液を循環させる循環流路と成し、且つ、原水取入口と前記送出入口の間を連通接続して原水を前記送出入口に注入する原水送水流路とし、上記原水取入口と前記電解槽の間を連通接続して原水を上記電解槽に注入する原水給水流路とすると共に、
    前記送出入口と前記電解槽の間を連通接続して電解質溶液供給流路とし、前記循環流路と前記原水送水流路と上記電解質溶液供給流路の前記送出入口から連続する一部を共用する第1の共通流路部を形成して、前記電解質溶液供給流路と前記循環流路の前記第1の共通流路部から連続する一部を共用して第2の共通流路部を形成する一方、前記原水給水流路と前記電解質溶液供給流路の前記電解槽から連続する一部を共用して第3共通流路部を形成し、
    且つ、前記第2の共通流路部には前記のポンプを設け、前記循環流路および前記電解質溶液供給流路の前記第2の共通流路部から前記受入口の間の分岐箇所には、前記第1流路開閉手段としての流路切換用の三方弁を設け、前記原水取入口近傍には前記原水送水流路と前記原水給水流路を切換制御する為の第2、第3の開閉弁を設けて、前記流路切換用の三方弁を開閉制御して、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存又は貯留した原水、若しくは前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記電解質溶液供給流路の配管内を洗浄する流路洗浄動作を可能にするように構成したことを特徴とする請求項1に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  4. 前記流路洗浄動作時には、前記第2、第3の開閉弁を切換制御して、前記原水送水流路より原水を前記電解質溶解槽内に注入した後に注入を停止し、引き続いて、前記流路開閉手段としての第1開閉弁若しくは前記三方弁を切換制御して、前記ポンプにより前記第1の共通流路部に残存する原水を前記循環流路に送出させた後、前記電解質溶解槽内の飽和電解質溶液を前記循環流路に循環させて、前記共通流路及びそれに続く前記循環経路の配管内を洗浄するように構成したことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  5. 前記電解質溶解槽の前記送出入口が、前記電解質溶解槽の底部に設けられ、且つ、この送出入口にはメッシュフィルターが取り付けられていることを特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  6. 前記電解質溶液槽内には、飽和電解質溶液の下位の水位を検知する為の水位検知手段を設けて、低水位検知後、所定の時間若しくは所定の動作後、電解水の生成を停止して、前記流路洗浄動作に切換わるよう制御することを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  7. 前記電解槽内の電解電流値を測定する為の電流計を設けて、電流計が異常値を検出した場合、電解水の生成を停止して、前記流路洗浄動作に切換わるよう制御することを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  8. 前記電解槽の各電解室に印加される印加電圧の極性を切換えるか、または、前記電解槽に設けたアルカリ性水と酸性水の各送水路に設けられた第1と第2の水路切換用電磁弁を制御することによって、アルカリ性水採水路に付着されている酸化物等を除去するスケールの除去動作を、前記配管洗浄動作の後で連続して動作させることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
  9. 前記原水供給切換手段が、前記原水送水流路に設けた第2開閉弁と、前記原水給水流路に設けた第3開閉弁とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配管経路の詰まり防止機能を備えた電解水生成装置。
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