JP7165119B2 - 電解水生成方法及び電解水生成装置 - Google Patents

電解水生成方法及び電解水生成装置 Download PDF

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Description

本発明は、水を電気分解して電解水を生成する方法等に関する。
従来、電解槽に供給される水道水等の原水を電気分解する電解水生成装置が知られている。電解槽の陰極室では、水素ガスが溶け込んだ電解水素水(電解還元水)が生成される。
近年において、電解水素水は、飲用の他、透析治療や農業等の大量の電解水素水が必要とされる業務用途への適用が注目されている。
特開2016-165668号公報
原水には、微量ながらカルシウムイオンやマグネシウムイオン等の金属イオンが含まれている。これらの金属イオンは、フィルター等では除去されにくく、電解槽に進入すると給電体を含む陰極室の内部や陰極室に接続された出水管の内部にスケールとして析出される。
スケールが出水管の内部に大量に付着すると、出水管が詰まり、電解水素水の吐出量が低下する。このため、例えば、下記特許文献1には、出水管内のスケールの付着度合いを自動的に判定できる電解水生成装置が開示されている。
上記電解水生成装置では、給電体の極性を適宜切り替えることにより、各給電体が陽極又は陰極として機能する機会を均等化し、給電体及び出水管等へのスケールの付着が抑制される。
しかしながら、例えば、大量の電解水が連続して生成される業務用途に電解水生成装置が適用される場合にあっては、スケールの付着量の増加が懸念される。このため、スケールの除去について、さらなる改良が期待されている。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、給電体及び出水管等に付着したスケールを効果的に除去できる電解水生成方法等を提供することを主たる目的としている。
本発明の第1発明は、電解水生成方法であって、互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室に原水を供給する第1ステップと、前記第1給電体及び前記第2給電体に電解電圧を印加することにより、前記原水を電気分解する第2ステップと、電気分解を停止するための電解停止信号の入力を受け、前記電気分解を停止し、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えた後、前記電気分解を再開する第3ステップと、前記第3ステップで前記電気分解を再開してから予め定められた第1時間の経過後、前記電気分解を停止する第4ステップと、前記第4ステップで前記電気分解を停止してから予め定められた第2時間の経過後、前記原水の供給を停止する第5ステップとを含む。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第1時間は、前記第2ステップでの電気分解時間に基づいて決定される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第1時間は、前記電気分解時間に比例する、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第5ステップでは、前記第4ステップで前記電気分解を停止してから予め定められた第2時間の経過後、前記原水の供給が停止される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第2時間は、前記第1時間に基づいて決定される、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第2時間は、前記第1時間に比例する、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記電解室は、隔膜によって前記第1給電体側の第1極室と前記第2給電体側の第2極室とに区分され、前記第2ステップは、前記第1極室から取り出された第1電解水と、前記第2極室から取り出された第2電解水とを混合するステップを含む、ことが望ましい。
本発明に係る前記電解水生成方法において、前記第3ステップは、前記電気分解を停止した後、陽極側の前記電解室への前記原水の供給を停止するステップを含み、前記第4ステップは、前記電気分解を停止した後、陰極側の前記電解室への前記原水の供給を再開するステップを含む、ことが望ましい。
本発明の第2発明は、電解水生成装置であって、互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室と、前記電解室への原水の供給を制御するために開閉される開閉弁と、前記第1給電体及び前記第2給電体に印加する電解電圧を制御するための制御部と、前記電解室での電気分解を停止させるための電解停止信号を、前記制御部に入力するための入力部とを備え、前記制御部は、前記入力部から前記電解停止信号が入力されたとき、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えて、予め定められた第1時間にわたって前記電解室に供給された前記原水を電気分解し、その後、前記開閉弁を閉じる。
本第1発明では、前記電解室に前記原水を供給する前記第1ステップと、前記原水を電気分解する前記第2ステップと、前記電気分解を停止し、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えた後、前記電気分解を再開する前記第3ステップと、前記電気分解を停止する前記第4ステップと、前記原水の供給を停止する第5ステップとを含む。前記第3ステップでは、一旦前記電気分解を停止し、各給電体の前記極性を切り替えた後、前記電気分解を再開する。この電気分解は、第4ステップにおいて前記第1時間にわたって継続され、給電体等に付着したスケールが除去される。また、前記第3ステップで再開された前記電気分解の継続中は、前記電解室への前記原水の供給も継続しているので、スケールの除去に伴い再びイオン化した金属は、前記電解室から速やかに排出される。従って、その後のスケールの析出が抑制される。
本第2発明では、前記制御部は、前記電解停止信号の入力に応じて、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えて、予め定められた第1時間にわたって前記電解室に供給された前記原水を電気分解し、その後、前記開閉弁を閉じる。これにより、給電体等に着したスケールが除去され、その後のスケールの析出が抑制される。
本発明の電解水生成装置の概略構成を示す図である。 図1の電解水生成装置の電気的構成を示すブロック図である。 図1の電解水生成装置を用いて実行される電解水生成方法の手順を示すフローチャートである。 図3の電解水生成方法の変形例の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の電解水生成装置1の流路構成を示している。図2は、電解水生成装置1の電気的構成を示している。本実施形態の電解水生成装置1は、電気分解される水が供給される電解室40と、互いに極性の異なる第1給電体41及び第2給電体42と、電解室40を区分する隔膜43と、電解水生成装置1の各部の制御を司る制御部8とを備えている。
電解室40は、電解槽4の内部に形成されている。電解室40には、電気分解前の原水が供給される。原水には、一般的には水道水が利用されるが、その他、例えば、井戸水、地下水等を用いることができる。電解室40の上流側には、電解室40に供給される水を浄化する浄水カートリッジが設けられていてもよい。また、電解水生成装置1の上流側に各種の濾過フィルターが設けられていてもよい。
第1給電体41及び第2給電体42は、電解室40内で、互いに対向して配置されている。隔膜43は、第1給電体41と第2給電体42との間に配されている。隔膜43は、電解室40を第1給電体41側の第1極室40aと、第2給電体42側の第2極室40bとに区分する。電解室40内に水が満たされた状態で第1給電体41と第2給電体42との間に直流電圧が印加されると、電解室40内で原水が電気分解され、電解水が得られる。このとき、陽極側の電解室では電解酸性水が生成され、陰極側の電解室では電解水素水が生成される。
隔膜43には、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)親水膜が用いられている。
図2に示されるように、第1給電体41及び第2給電体42と制御部8とは、電流供給ラインを介して接続されている。第1給電体41と制御部8との間の電流供給ラインには、電流検出手段44が設けられている。電流検出手段44は、第2給電体42と制御部8との間の電流供給ラインに設けられていてもよい。電流検出手段44は、第1給電体41、第2給電体42に供給する直流電流(電解電流I)を検出し、その値に相当する電気信号を制御部8に出力する。
制御部8は、例えば、各種の演算処理、情報処理等を実行するCPU(Central Processing Unit)及びCPUの動作を司るプログラム及び各種の情報を記憶するメモリ等を有している。制御部8の各種の機能は、CPU、メモリ及びプログラムによって実現される。制御部8は、時間を計数するクロックを有している。
制御部8は、例えば、電流検出手段44から出力された電気信号に基づいて、電解電流が所望の値となるように第1給電体41及び第2給電体42に印加する直流電圧(電解電圧)をフィードバック制御する。例えば、電解電流Iが過大である場合、制御部8は、上記電圧を減少させ、電解電流Iが過小である場合、制御部8は、上記電圧を増加させる。これにより、第1給電体41及び第2給電体42に供給する電解電流Iが適切に制御され、電解室40で所望のpH値の電解水が生成される。
第1給電体41及び第2給電体42の極性は、制御部8によって制御される。すなわち、制御部8は、第1給電体41及び第2給電体42の極性を切り替える極性切替手段として機能する。
例えば、図1に示される状態では、第1給電体41には正の電荷が帯電し、第1極室40aは、陽極室として機能している。一方、第2給電体42には負の電荷が帯電し、第2極室40bは、陰極室として機能している。このとき、第2極室40bでは電解水素水が、第1極室40aで電解酸性水がそれぞれ生成される。
電解室40の上流側には、電解室40に電気分解の原水を供給するための入水部30が設けられ、下流側には、電気分解された電解水を電解室40から取り出すための出水部50が設けられている。
入水部30は、給水管31と、開閉弁32と、流量センサー33とを有している。給水管31は、開閉弁32及び流量センサー33の下流側で分岐し、第1極室40a及び第2極室40bに電気分解のための原水を導く。
開閉弁32は、例えば、ソレノイドの駆動力によって開閉動作する電磁弁を用いることができ、電解室40への通水を制御する。開閉弁32の動作は、制御部8によって制御される。
流量センサー33は、給水管31を流れる単位時間あたりの水量を検出することにより、電解室40への単位時間あたりの通水量を検出する。本実施形態では、流量センサー33は、給水管31の分岐部の上流側に設けられているので、第1極室40aに供給される水の流量と第2極室40bに供給される水の流量との総和、すなわち、電解室40に単位時間に供給される水の流量Fを検出する。
出水部50は、出水管51a、51bと、流路切替弁52と、出水管53と出水管54とを有する。出水管51aは第1極室40aと連通し、出水管51bは第2極室40bと連通している。流路切替弁52は、例えば、モーター等によって駆動され、出水部50内の流路、すなわち、出水管51a及び51bと、出水管53及び出水管54との接続を切り替える。図1に示される状態では、出水管51aは、出水管54と接続され、出水管51bは、出水管53と接続されている。陰極側の電解室で生成された電解水素水は、出水管53を経由してタンク(図示せず)に蓄えられる。一方、陽極側の電解室で生成された電解酸性水は、出水管54を経由して排出される。
制御部8は、第1給電体41及び第2給電体42の極性の切り替えに同期して、流路切替弁52のモーターに流路を切り替えるための駆動電圧を印加し、出水部50の流路を切り替える。これにより、例えば、陽極側の電解室と出水管54とが常に接続され、陰極側の電解室と出水管53とが常に接続される。従って、第1給電体41及び第2給電体42の極性切り替えに関わらず、常に、陰極極側の電解室で生成された電解水素水を出水管53から取り出すことが可能となる。
図2に示されるように、電解水生成装置1は、各種の指令信号を制御部8に入力するための入力部10を有している。入力部10は、例えば、ユーザー等によって操作されるスイッチやタッチパネル等によって構成される。入力部10は、電解水生成装置1の本体ケースから外側に露出している。入力部10によって入力される指令信号の一例としては、電解室40での電気分解を開始/停止させるための電解開始/停止信号、及び出水管53から取り出される水の種類(電解水素水、電解酸性水又は混合水)を選択する水種信号が挙げられる。
上記入力部10は、ユーザー等によって操作されるスイッチ等に限られない。例えば、電解水素水を蓄えるタンクの水位センサーであってもよい。水位センサーは、タンク内の水位に応じた信号を制御部8に入力し、水位が予め定められた水位に達したとき、制御部8は電気分解を停止する。この場合、水位センサーから制御部8に入力される信号が電解停止信号となる。
上記電解水生成装置1によって、本発明の電解水生成方法が実行される。
図3は、本電解水生成方法100の手順を示すフローチャートである。電解水生成方法100は、電解室40に原水を供給する第1ステップS1と、原水を電気分解する第2ステップS2と、電気分解を停止し、第1給電体及び第2給電体の極性を切り替えた後、電気分解を再開する第3ステップS3~S6と、電気分解を停止する第4ステップS7と、原水の供給を停止する第5ステップS8とを含む。
第1ステップS1では、制御部8は開閉弁32を開放し、電解室40に原水が供給される。第2ステップS2では、制御部8は第1給電体41及び第2給電体42に電解電圧を印加し、電解室40内で原水が電気分解される。
第3ステップS3~S6では、制御部8は、入力部10から電解停止信号の入力を受け(S3においてY)、電気分解を停止し(S4)、第1給電体41及び第2給電体42の極性を切り替えた後(S5)、電気分解を再開する(S6)。制御部8が電解停止信号の入力を受けない場合は(S3においてN)、第1ステップS1に戻る。
第4ステップS7では、制御部8は、第3ステップS6で電気分解を再開してからの時間を計数し、予め定められた第1時間(例えば、数十秒)の経過後、電気分解を停止する。上記第1時間は、例えば、制御部8のメモリに記憶されている。
第5ステップS8では、制御部8は、その後、開閉弁32を閉じ、原水の供給が停止される。
本電解水生成方法100では、第3ステップS3~S6で、一旦電気分解を停止し、第1給電体41及び第2給電体42の極性を切り替えた後、電気分解を再開する。この電気分解は、第4ステップS7において第1時間にわたって継続され、第1給電体41又は第2給電体42(陰極側の給電体)等に付着したスケールが除去され、電解室40等の内部が洗浄される。これにより、一度に大量の電解水が連続して生成される用途にあっても、電解室40及び出水管51a又は51b等(以下、電解室40等とする)に付着したスケールが効果的に除去される。また、第3ステップS6で再開された電気分解の継続中は、電解室40への原水の供給も継続しているので、スケールの除去に伴い再びイオン化した金属は、電解室40等から速やかに排出され、その後のスケールの析出が抑制される。
電解室40等でのスケールの付着量は、第2ステップS2において原水を電気分解している時間に依存する。従って、制御部8は、第2ステップS2での電気分解時間を計数し、第2ステップS2での電気分解時間に基づいて第1時間を決定する、のが望ましい。より具体的には、第2ステップS2において原水を電気分解している時間が長くなるに従い、第1時間は、長く設定されるのが望ましい。例えば、第1時間は、電気分解時間に比例するように決定される、のが望ましい。
第5ステップS8では、第4ステップS7で電気分解を停止してから予め定められた第2時間(例えば、数十秒)の経過後、原水の供給が停止される、のが望ましい。これにより、第3ステップS6において再びイオン化した金属が電解室40等から排出され、電解室40等の内部が洗浄される。
第3ステップS6においてイオン化される金属の量は、第3ステップS6における電気分解時間、すなわち、第1時間に依存する。従って、制御部8は、第1時間に基づいて第2時間を決定する、のが望ましい。より具体的には、第1時間が長くなるに従い、第2時間は、長く設定されるのが望ましい。例えば、第2時間は、第1時間に比例するように決定される、のが望ましい。
本電解水生成装置1においては、第1極室40aから取り出された電解水(第1電解水)と、第2極室40bから取り出された電解水(第2電解水)と混合して、下流側のタンク等に供給するように構成されていてもよい。上記構成は、例えば、流路切替弁52を出水管51a、51b及び53を連通可能な形態とすることにより、容易に実現されうる。この場合、第1極室から取り出された電解水と、第2極室から取り出された電解水とが流路切替弁52内で混合される。すなわち、電解水生成方法100では、第2ステップS2は、第1極室40aから取り出された電解水と、第2極室40bから取り出された電解水とを混合するステップを含んでいてもよい。これにより、短時間で大量の電解水がタンク内に蓄えられる。
図4は、電解水生成方法100の変形例である電解水生成方法100Aの手順を示すフローチャートである。電解水生成方法100Aのうち、以下で説明されてない部分については、上述した電解水生成方法100の手順が採用されうる。
電解水生成方法100Aでは、第1ステップS1と、第2ステップS2と、第3ステップS3、S4、S41、S5、S6と、第4ステップS7、S71と、第5ステップS8とを含む。
第3ステップS4の後に実行される第3ステップS41では、第2ステップS2において陽極側であった電解室への原水の供給が停止される。その後、第3ステップS5にて極性が切り替えられると、第3ステップS6で陽極側となる電解室(第2ステップS2において陰極側であった電解室)のみに原水が供給され、再びイオン化した金属が洗い流される。第3ステップS6で陰極側となる電解室には、原水の供給が停止されるので、その下流の出水管の詰まりが抑制される。
そして、第4ステップS7の後に実行される第4ステップS71では、第3ステップS6で陰極側であった電解室にも原水が供給され、第3ステップS6において陰極側となる電解室で析出したスケールが洗い流される。
以上、本発明の電解水生成方法100等が詳細に説明されたが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施される。すなわち、本発明の電解水生成方法100は、少なくとも、互いに極性が異なる第1給電体41及び第2給電体42が配された電解室40に原水を供給する第1ステップS1と、第1給電体41及び第2給電体42に電解電圧を印加することにより、原水を電気分解する第2ステップS2と、電気分解を停止するための電解停止信号の入力を受け、電気分解を停止し、第1給電体41及び第2給電体42の極性を切り替えた後、電気分解を再開する第3ステップS3と、第3ステップで電気分解を再開してから予め定められた第1時間の経過後、電気分解を停止する第4ステップと、その後、原水の供給を停止する第5ステップとを含んでいればよい。
また、本発明の電解水生成装置1は、少なくとも、互いに極性が異なる第1給電体41及び第2給電体42が配された電解室40と、電解室40への原水の供給を制御するために開閉される開閉弁32と、第1給電体41及び第2給電体42に印加する電解電圧を制御するための制御部8と、電解室40での電気分解を停止させるための電解停止信号を、制御部8に入力するための入力部10とを備え、制御部8は、入力部10から電解停止信号が入力されたとき、第1給電体41及び第2給電体42の極性を切り替えて、予め定められた第1時間にわたって電解室40に供給された原水を電気分解し、その後、開閉弁32を閉じるように構成されていればよい。
1 電解水生成装置
8 制御部
10 入力部
32 開閉弁
40 電解室
40a 第1極室
40b 第2極室
41 第1給電体
42 第2給電体
44 電流検出手段
51a 出水管
51b 出水管
100 電解水生成方法
100A 電解水生成方法
S1 第1ステップ
S2 第2ステップ
S3 第3ステップ
S4 第3ステップ
S41 第3ステップ
S5 第3ステップ
S6 第3ステップ
S7 第4ステップ
S71 第4ステップ
S8 第5ステップ

Claims (7)

  1. 電解水生成方法であって、
    互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室に原水を供給する第1ステップと、
    前記第1給電体及び前記第2給電体に電解電圧を印加することにより、前記原水を電気分解する第2ステップと、
    電気分解を停止するための電解停止信号の入力を受け、前記電気分解を停止し、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えた後、前記電気分解を再開する第3ステップと、
    前記第3ステップで前記電気分解を再開してから予め定められた第1時間の経過後、前記電気分解を停止する第4ステップと、
    その後、前記原水の供給を停止する第5ステップとを含み、
    前記第1時間は、前記第2ステップでの電気分解時間に基づいて決定され、
    前記第5ステップでは、前記第4ステップで前記電気分解を停止してから予め定められた第2時間の経過後、前記原水の供給が停止され、
    前記第2時間は、前記第1時間に基づいて決定される、
    電解水生成方法。
  2. 電解水生成方法であって、
    互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室に原水を供給する第1ステップと、
    前記第1給電体及び前記第2給電体に電解電圧を印加することにより、前記原水を電気分解する第2ステップと、
    電気分解を停止するための電解停止信号の入力を受け、前記電気分解を停止し、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えた後、前記電気分解を再開する第3ステップと、
    前記第3ステップで前記電気分解を再開してから予め定められた第1時間の経過後、前記電気分解を停止する第4ステップと、
    その後、前記原水の供給を停止する第5ステップとを含み、
    前記第3ステップは、前記電気分解を停止した後、陽極側の前記電解室への前記原水の供給を停止するステップを含み、
    前記第4ステップは、前記電気分解を停止した後、陰極側の前記電解室への前記原水の供給を再開するステップを含む、
    電解水生成方法。
  3. 前記第1時間は、前記電気分解時間に比例する、請求項1記載の電解水生成方法。
  4. 前記第2時間は、前記第1時間に比例する、請求項1記載の電解水生成方法。
  5. 前記電解室は、隔膜によって前記第1給電体側の第1極室と前記第2給電体側の第2極室とに区分され、
    前記第2ステップは、前記第1極室から取り出された第1電解水と、前記第2極室から取り出された第2電解水とを混合するステップを含む、請求項1乃至4のいずれかに記載の電解水生成方法。
  6. 電解水生成装置であって、
    互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室と、
    前記電解室への原水の供給を制御するために開閉される開閉弁と、
    前記第1給電体及び前記第2給電体に印加する電解電圧を制御するための制御部と、
    前記電解室での電気分解を停止させるための電解停止信号を、前記制御部に入力するための入力部とを備え、
    前記制御部は、
    前記原水の電気分解中に前記入力部から前記電解停止信号が入力されたとき、前記原水の電気分解を停止し、前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えて、前記原水の電気分解時間に基づいて決定された第1時間にわたって前記電解室に供給された前記原水を電気分解し、その後、前記第1時間に基づいて決定された第2時間の経過後、前記開閉弁を閉じる、
    電解水生成装置。
  7. 電解水生成装置であって、
    互いに極性が異なる第1給電体及び第2給電体が配された電解室と、
    前記電解室への原水の供給を制御するために開閉される開閉弁と、
    前記第1給電体及び前記第2給電体に印加する電解電圧を制御するための制御部と、
    前記電解室での電気分解を停止させるための電解停止信号を、前記制御部に入力するための入力部とを備え、
    前記制御部は、
    前記入力部から前記電解停止信号が入力されたとき、前記原水の電気分解を停止し、陽極側の前記電解室への前記原水の供給を停止し、
    前記第1給電体及び前記第2給電体の前記極性を切り替えて、予め定められた第1時間にわたって前記電解室に供給された前記原水を電気分解し、その後、陰極側の前記電解室への前記原水の供給を再開する、
    電解水生成装置。
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