JP5295753B2 - オゾン水生成装置 - Google Patents
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また、電解槽の陰極室側に供給する原料水に直接、酸性の洗浄液を供給して、難溶性塩の析出を防止する方法もあるが、定期的な洗浄液の全量交換、あるいは洗浄液供給装置を別途設ける必要があり装置及びその取り扱いが複雑になる。
そこで、取り扱いが容易でかつ維持管理コストおよびイニシャルコストを削減することが可能なオゾン水生成装置、及びオゾン水生成方法が望まれていた。
この構成によると、原料水供給工程により、陽極室内に配置されている陽極電極からH2Oの電気分解によりオゾンが発生する。溶出工程においては、洗浄剤がその溶解度分だけ徐々に溶出し、ほぼ一定濃度の洗浄液を生成する。また、原料水が固体電解質膜を透過して陰極室側に移行することにより陰極室側の洗浄液が薄まったとしても、洗浄剤はその溶解度分だけ徐々に溶出していくため、ほぼ一定濃度の洗浄液となる。洗浄工程においては、陰極室に洗浄液が供給されて陰極室内が酸性状態に保たれるため、原料水に含まれるCa2+イオンやMg2+イオンは陰極電極に難溶塩として析出することなく洗浄液中に溶解している状態を維持できる。
このように特許文献2に開示のオゾン水生成方法、及び当該方法を実施するためのオゾン水生成装置は、特許文献1に開示のものの技術的な課題を解決し、取り扱いが容易でかつ維持管理コストおよびイニシャルコストを削減することが可能なものとして、非常に有用である。
特許文献2に記載のオゾン水生成装置は、「固体電解質膜で陽極室と陰極室とに区画された電解槽」を備えた電解方式のものであるゆえ、陽極側から陰極側への水の移動が避けられず、その水の移動に伴って洗浄液タンクの水量が増加し、洗浄水がこぼれ出ることになる。即ち、特許文献2に記載の装置では、洗浄剤が飽和濃度まで溶解してなる高濃度の洗浄水がこぼれ出てしまうことになる。この場合、洗浄剤を無駄に消費してしまう。
(2)濃度の維持が困難であること。
溶解度の大きな洗浄剤を使用した場合、過剰濃度の洗浄液を生成してしまうおそれもある。例えば、洗浄液の必要濃度は、通常は洗浄剤の溶解度(飽和溶液の濃度)以下の濃度で足りるが、その場合においても、特許文献2に記載の方法では、洗浄液の濃度は常に飽和溶液の濃度になってしまう。そのため、洗浄液の濃度を、飽和溶液の濃度よりも低い適正な濃度に維持することが不可能である。
ここで、洗浄液タンク内の洗浄液の濃度は、溶解部における洗浄液の濃度よりも低いので、洗浄液タンクから洗浄液が排出される場合においては、溶解部から洗浄液が排出される場合に比べ、溶解した洗浄剤の排出を抑えることができる。また、予め洗浄液の排出量に相当する(排出溶液中に含まれる)洗浄剤とほぼ同じ量を洗浄液タンクに供給しておくことが可能であり、過剰な供給が不要となる。これにより、洗浄剤の無駄な消費を回避することができる。
また、洗浄液タンクの液位に応じた所定のタイミングで溶解部の洗浄液を洗浄液タンクに自動供給できるので、洗浄液タンクから陰極室に供給される洗浄液の濃度を適正な濃度に維持することができる。
これにより、安定して十分なオゾン水の生成を維持することができる。
尚、自動で洗浄液の濃度調整がなされるため、取り扱いが容易であり、管理コストを削減することができる。また、軟水器等の付属装置の設置は不要であるため、イニシャルコストを削減することができる。
また、溶解部での洗浄液の生成に、循環ポンプにて温度が上昇された洗浄液が利用されるため、格別の加熱手段を設けずとも、溶解部での洗浄剤の溶解が容易となる。
また、溶解部が、洗浄液タンクに添設された洗浄剤タンクに構成されてなるので、装置全体をコンパクトにできる。
更に、洗浄剤タンクで溶解して得られた洗浄液が洗浄液タンクに供給される際には、当該洗浄剤タンクの洗浄液が仕切り板を越流して洗浄液タンクに供給されるよう構成されているので、洗浄液タンクと洗浄剤タンクとの接続配管が不要である。そのため、接続配管内での塩の析出により、接続配管が閉塞して、洗浄剤タンクから洗浄液タンクへの洗浄液の供給が妨げられることはない。
図1は、本発明の第1実施形態のオゾン水生成装置1を示す図である。
第1実施形態のオゾン水生成装置1は、固体電解質膜4で陽極室5と陰極室6とに区画された電解槽3と、洗浄液を貯留可能な洗浄液タンク7と、循環ポンプ8とを備える装置である。図1における矢印は、Ca2+イオンおよびMg2+イオンのうちの少なくともいずれかを含む原料水(以下、原料水と記載する)、オゾン水、洗浄液の流れ方向を示す。オゾン水生成装置1は、電解槽3における陽極室5に外部から供給される原料水を電気分解することでオゾン水を製造する装置であり、製造されたオゾン水を陽極室5に接続された流路11から排出する。また、上述の陰極室6と、洗浄液タンク7と、循環ポンプ8とは洗浄液循環流路12に介設されている。
外部からの原料水が流入する流路10は電解槽3の陽極室5に接続する流路である。当該流路10を経由して陽極室5に供給された原料水は、電解槽3の陽極室5と陰極室6に、陽極電極5a及び陰極電極6aを介して印加される直流電圧により電気分解される。これにより、陽極室5側でオゾン水が製造される。このとき、原料水に含まれるCa2+イオン、Mg2+イオンなどの陽イオンや原料水の一部が固体電解質膜4を透過して陰極室6側に移動する。陰極室6内に配置されている陰極電極6aを洗浄する場合は、酸性の洗浄液を、循環ポンプ8により洗浄液タンク7と電解槽3の陰極室6との間を接続する洗浄液循環流路12を通じて循環させる。ここで、陰極室6側では、水の電気分解によりOH−イオンが発生し、このOH−イオンと陽極室5側から移動してきたCa2+イオン、Mg2+イオンなどの陽イオンとが難溶性の塩を形成して陰極室6内に配置された陰極電極周辺に析出する可能性がある。しかし、これらの化合物は液が酸性条件化であれば析出することがないため、上述のように陰極室6の介設された洗浄液循環流路12に酸性の洗浄液を循環させることにより、陰極室6に難溶性の塩が析出することを抑制している。
特に、電気伝導度の低い原水を使用してオゾン水を生成する場合には、前記有機酸と前記中性塩を混合した洗浄剤を使用することによって、効率よくオゾン水を生成することが可能となる。なお、原水が純水あるいはそれに近い純度のものである場合には、前記中性塩のみで、効率よくオゾン水を生成することができる。そして、中性塩には、NaCl、Na2SO4、KCl、K2SO4などが好適である。
まず、通常の状態(以下、「通常循環状態」と記載する。)では、電磁弁41は開、電磁弁42,43は閉である。
通常循環状態においては、洗浄液タンク7の洗浄液は、洗浄液循環流路12を循環することになる。
尚、制御手段は、液面センサー51,52、及び電磁弁41,42,43が電気的に接続されたコンピュータやPLC(プログラマブルコントローラ)等を用いて構成することができる。
尚、洗浄液の流入により、溶解せずに残っていた洗浄剤9が徐々に溶解して、比較的高濃度の洗浄液が生成される。そのため、濃度調整状態において、洗浄液タンク7には、比較的高濃度の洗浄液が供給されることになる。そして、洗浄液タンク7内にて希釈されて、所定の濃度になる。
この濃度調整状態は、所定時間だけ継続される。所定時間が経過後、制御手段は電磁弁41を開き、電磁弁42を閉じる。そして、上述した通常循環状態に移行する。
オゾン水生成装置1内を流れる液体に関する諸データについては以下のとおりである。
(1)オゾン水生成装置への原料水供給量:3 L/min
(2)生成されるオゾン水の濃度:10 mg/L
(3)洗浄液 の種類 :クエン酸+NaCl溶液
(4)循環する洗浄液の流量:0.7 L/min
(5)循環する洗浄液の量 :4 L
以上説明したように、オゾン水生成装置1は、原料水を電気分解することでオゾン水を生成するものであって、固体電解質膜4で区画された陽極室5と陰極室6とを有し、当該陽極室5に前記原料水が供給される電解槽3と、洗浄液を貯留可能な洗浄液タンク7と、陰極室6と洗浄液タンク7と循環ポンプ8とが介設された洗浄液循環流路12と、クエン酸の粉末状の洗浄剤9を徐々に溶解させることで、洗浄液を生成する洗浄剤タンク30と、洗浄液タンク7の内部の液位を検知するための液面センサー51,52と、洗浄液タンク7から当該洗浄液タンク7の内部の洗浄液を排出する排出流路14と、当該排出流路14に設けられた電磁弁43と、洗浄液循環流路12から分岐して洗浄剤タンク30に接続するとともに当該洗浄剤タンク30にて生成された洗浄液を洗浄液タンク7へ供給する分岐流路13a,13bと、当該分岐流路13aに設けられた電磁弁42と、洗浄液循環流路12から分岐流路13aへの分岐箇所Aと洗浄液タンク7との間の洗浄液循環流路12に設けられた電磁弁41と、液面センサー51,52にて検知された液位に応じて、電磁弁41,42,43を制御し、洗浄液タンク7へ洗浄液タンク7の洗浄液を給液、もしくは洗浄液タンク7から洗浄液を排液する制御手段と、を備える。
ここで、洗浄液タンク7内の洗浄液の濃度は、洗浄剤タンク30における洗浄液の濃度よりも低いので、洗浄液タンク7から洗浄液が排出される場合においては、洗浄剤タンク30から洗浄液が排出される場合に比べ、溶解した洗浄剤9の排出を抑えることができる。また、予め洗浄液の排出量に相応する(排出液中に含まれる)洗浄剤とほぼ同じ量を洗浄剤タンク30に供給しておくことが可能であり、過剰な供給が不要となる。これにより、洗浄剤9の無駄な消費を回避することができる。
また、洗浄液タンク7の液位に応じた所定のタイミングで洗浄剤タンク30の洗浄液を洗浄液タンク7に自動供給できるので、洗浄液タンク7から陰極室6に供給される洗浄液の濃度を適正な濃度に維持することができる。
これにより、安定して十分なオゾン水の生成を維持することができる。
尚、自動で洗浄液の濃度調整がなされるため、取り扱いが容易であり、管理コストを削減することができる。また、軟水器等の付属装置の設置は不要であるため、イニシャルコストを削減することができる。
また、洗浄液循環流路12を通じる洗浄液は循環ポンプ8にてその温度が上昇されているため、格別の加熱手段を設けずとも、洗浄剤タンク30での洗浄剤9の溶解が容易となる。
図3は、本発明の第2実施形態のオゾン水生成装置1Aを示す図である。この第2実施形態のオゾン水生成装置1Aは、第1実施形態のオゾン水生成装置1と多くの構成を共通するが、洗浄剤タンクの構成が異なっている。具体的には、このオゾン水生成装置1Aにおける洗浄剤タンク30Aでは、その内部が第1槽31と第2槽32とに区分されて構成されている点で相違がある。尚、第1実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
また、洗浄剤タンク30Aから洗浄液タンク7につながる分岐流路13bは、洗浄剤タンク30Aの第2槽32から洗浄液タンク7に延びている。
尚、当該分岐流路13bは、仕切り板33の上端よりも低い位置で第2槽32に接続されている。
このように、第2実施形態のオゾン水生成装置1Aは、洗浄剤タンク30Aが、洗浄液タンク7とは別に構成されてなり、洗浄剤タンク30Aが、当該洗浄剤タンク30Aの底面から略鉛直方向に立設され且つ当該洗浄剤タンク30Aの上面とは間隙を有する仕切り板33にて第1槽31と第2槽32とに区切られてなる。そして、第1槽31に洗浄剤が貯留され、第1槽31の洗浄液が洗浄液タンク7に供給される際には、第1槽31の洗浄液が仕切り板33を越流して第2槽32に流れ、次いで、洗浄液タンク7に供給されるように構成されている。
図4は、本発明の第3実施形態のオゾン水生成装置1Bを示す図である。この第3実施形態のオゾン水生成装置1Bは、第2実施形態のオゾン水生成装置1Aと多くの構成を共通するが、洗浄剤タンクの構成で相違がある。尚、第2実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
オゾン水生成装置1Bでは、洗浄剤タンク30B(溶解部)が、洗浄液タンク7の内部に添設されている。
また、洗浄剤タンク30Bと洗浄液タンク7とが、洗浄剤タンク30Bの底面から略鉛直方向に立設され且つその洗浄剤タンク30Bの上面とは間隙を有する仕切り板34にて区切られている。洗浄剤タンク30Bには、洗浄剤9が貯留されている。
第3実施形態のオゾン水生成装置1Bは、洗浄剤タンク30Bが洗浄液タンク7内に設けられ、かつ、当該洗浄剤タンク30Bから溢れ出た洗浄液が洗浄液タンク7に溜まるように構成されている。
図5は、本発明の第4実施形態のオゾン水生成装置1Cを示す図である。この第4実施形態のオゾン水生成装置1Cは、第3実施形態のオゾン水生成装置1Bと多くの構成を共通するが、洗浄剤の溶解時に洗浄液を洗浄液タンク7に供給するための構成において、相違がある。尚、第3実施形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略する。
また、循環ポンプ8の吐出側と陰極室6との間の洗浄液循環流路12に流量調整弁44と電磁弁46が介設されている。
また、循環ポンプ8の吐出側と流量調整弁44との間の洗浄液循環流路12から分岐箇所Bにて分岐して、洗浄液タンク7の内部に設けられた洗浄剤タンク30Bに対して、循環ポンプ8から吐出された洗浄液を供給可能に接続される戻り流路35を備える。
戻り流路35には、三方電磁弁45が設けられている。
また、オゾン水生成装置1Cは、当該三方電磁弁45を介して戻り流路35から分岐して洗浄液タンク7に接続されるバイパス流路36を備えている。
通常循環状態においては、電磁弁46は開かれており、且つ、流量調整弁44は所定流量が流れるよう、所定の開度に設定された上で開かれている。このとき、三方電磁弁45は、分岐箇所Bから分岐して流路35を流れる洗浄液がバイパス流路36のみに流れるように切り換えられる。したがって、通常循環状態においては、洗浄液が洗浄液循環流路12を循環するとともに、一部の洗浄液が陰極室6を通らずに流路35及びバイパス流路36を介して循環する。
尚、分岐箇所Bから洗浄液タンク7及び洗浄剤タンク30Bへの洗浄液の通過を完全に遮断するように三方電磁弁45を制御するように構成してもよい。この場合は、通常循環状態において、洗浄液は洗浄液循環流路12のみを循環することになる。
電磁弁43が開いた洗浄液排出状態は、液面センサー52が「ON」になってから、所定時間経過すると終了し、電磁弁43が閉じられる。
尚、液面センサー52が「ON」になってから所定時間経過する前に、液位が排出流路14の排出口まで低下すれば、排水は自動的に停止することになる。
この間においても、陰極室6側に供給された洗浄液は、洗浄液循環流路12を通って、洗浄剤タンク30Bではなく、洗浄液タンク7に戻り、循環する。
この場合においても、循環ポンプ8の稼動は継続される。そして、オゾン水生成時と同様に、液面センサー52が「ON」になってから所定時間経過すると、三方電磁弁45が制御され、洗浄液タンク7へのバイパス流路36から、洗浄剤タンク30Bへの流路35に切り替わる。結果として、洗浄液は、陰極室6を通過せずに流路35及びバイパス流路36を通過して循環するとともに、所定の濃度で維持されることになる。
第4実施形態のオゾン水生成装置1Cは、循環ポンプ8の吐出側と陰極室6との間の洗浄液循環流路12に流量調整弁44と電磁弁46とが介設されており、循環ポンプ8の吐出側と流量調整弁44との間の洗浄液循環流路12の分岐箇所Bから分岐して、洗浄剤タンク30Bに接続される戻り流路35を備える。
図6は、本発明の第5実施形態のオゾン水生成装置1Dを示す図である。
この第5実施形態のオゾン水生成装置1Dは、第1実施形態のオゾン水生成装置1と多くの構成を共通する。ただし、この第5実施形態のオゾン水生成装置1Dには、洗浄液タンク7の内部且つ洗浄液に侵漬(洗浄液と接触)する位置に、導電率計61が設けられているの対し、第1実施形態のオゾン水生成装置1にはそれが設けられていない点において、相違がある。
洗浄液タンク7の内部に設けられた導電率計61は、同タンク内の洗浄液の導電率を検出しており、検出された導電率は、図示しない制御手段に送信される。上述した第1実施形態のオゾン水生成装置では、濃度調整状態を所定時間だけ継続するように構成されていたが、この第5実施形態のオゾン水生成装置では、濃度調整状態を導電率計61にて検出された洗浄液の導電率に応じて継続するように構成されている。
すなわち、濃度調整状態となってから(通常は、この際には、導電率は所定値より小さくなっている)、導電率計61から送信される導電率が所定値より小さい限り、制御手段は電磁弁41を閉、電磁弁42を開としている濃度調整状態を維持する。そして、導電率計61から送信される導電率が所定値以上、ひいては洗浄剤の濃度が所定の濃度以上となると、制御手段は電磁弁41を開き、電磁弁42を閉じる。そして、通常循環状態に移行する。
また、導電率計61から送信される導電率が所定値より小さくなった場合に、制御手段は電磁弁41を閉じて、電磁弁42を開いて、濃度調整状態に移行するよう、構成しても良い。
<第5実施形態の効果>
この構成により、洗浄液の導電率に応じて、洗浄液の濃度の調整が可能となり、より正確な洗浄液の濃度管理が可能となる。なお、導電率計61は洗浄液タンク6の内部に設けられずとも良く、洗浄液循環流路12の内部のいずれかの位置に、洗浄液と接触するよう、設けられていれば良い。
3 電解槽
4 固体電解質膜
5 陽極室
6 陰極室
7 洗浄液タンク
8 循環ポンプ
9 洗浄剤
12 洗浄液循環流路
30 洗浄剤タンク(溶解部)
51、52 液面センサー
61 導電率計
Claims (6)
- 原料水を電気分解することでオゾン水を生成するオゾン水生成装置であって、
固体電解質膜で区画された陽極室と陰極室とを有し、当該陽極室に前記原料水が供給されると共に当該陰極室に洗浄液が供給される電解槽と、
洗浄液を貯留する洗浄液タンクと、
前記陰極室と、前記洗浄液タンクと、循環ポンプとが介設された洗浄液循環流路と、
少なくとも有機酸あるいは中性塩を含む洗浄剤を溶解させることで、洗浄液を生成する洗浄剤タンクと、
前記洗浄液タンクの内部の液位を検知するための液位検知手段と、
前記洗浄液タンクから前記洗浄液循環流路の外へ当該洗浄液タンクの内部の洗浄液を排出する洗浄液排出手段と、
前記洗浄液タンクへ前記洗浄剤タンクにて生成された洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
前記液位検知手段にて検知された液位に応じて、前記洗浄液排出手段と前記洗浄液供給手段とを制御する制御手段と、
を備えたオゾン水生成装置。 - 前記洗浄液供給手段は、前記陰極室から排出される洗浄液の少なくとも一部を前記洗浄剤タンクを経て前記洗浄液タンクに供給するように構成されてなる
請求項1に記載のオゾン水生成装置。 - 前記洗浄剤タンクが、前記洗浄液タンクとは別に構成されてなり、
前記洗浄剤タンクが、当該洗浄剤タンクの底面から略鉛直方向に立設され且つ当該洗浄剤タンクの上面とは間隙を有する仕切り板にて第1槽と第2槽とに区切られてなり、
前記第1槽に前記洗浄剤が貯留され、
前記第1槽の洗浄液が前記洗浄液タンクに供給される際には、当該第1槽の洗浄液が前記仕切り板を越流して前記第2槽に流れ、次いで、前記洗浄液タンクに供給されるよう構成された請求項1または請求項2に記載のオゾン水生成装置。 - 前記洗浄剤タンクが、前記洗浄液タンクに添設されてなり、
前記洗浄剤タンクと前記洗浄液タンクとが、当該洗浄剤タンクの底面から略鉛直方向に立設され且つ当該洗浄剤タンクの上面とは間隙を有する仕切り板にて区切られてなり、
前記洗浄剤タンクに前記洗浄剤が貯留され、
前記洗浄剤タンクの洗浄液が前記洗浄液タンクに供給される際には、当該洗浄剤タンクの洗浄液が前記仕切り板を越流して前記洗浄液タンクに供給されるよう構成された請求項1または請求項2に記載のオゾン水生成装置。 - 前記循環ポンプの吐出側と前記陰極室との間の流路に開閉弁が介設されており、
前記循環ポンプの吐出側と前記開閉弁との間の流路から分岐して、前記洗浄剤タンクに接続される戻り流路を備える
請求項1〜4のいずれか一項に記載のオゾン水生成装置。 - 前記洗浄液循環流路内に洗浄液の導電率を検出するための導電率計を備えてなる請求項1〜5のいずれか一項に記載のオゾン水生成装置。
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