JP2003071449A - アルカリイオン水の製造方法及び製造装置 - Google Patents

アルカリイオン水の製造方法及び製造装置

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JP2003071449A
JP2003071449A JP2001269845A JP2001269845A JP2003071449A JP 2003071449 A JP2003071449 A JP 2003071449A JP 2001269845 A JP2001269845 A JP 2001269845A JP 2001269845 A JP2001269845 A JP 2001269845A JP 2003071449 A JP2003071449 A JP 2003071449A
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ionized water
water
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cathode chamber
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Jinichi Ito
仁一 伊藤
Yasuaki Nishio
康明 西尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電解によりアルカリイオン水を製造する際
に、装置に難溶性金属塩が付着、堆積することを防止
し、長時間連続して安定した品質のアルカリイオン水を
製造する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 電解槽50の陰極室18側からアルカリ
イオン水を取り出す流路の一部に透明部を設け、光学セ
ンサ32、33によって透明部の通水時の透明度を測定
し、炭酸カルシウム等の難溶性金属塩の沈殿が透明部に
付着して所定のレベルまで透明度が低下した場合に、陰
極室18及びそれに連通する配管に洗浄液を通液して洗
浄操作を行う。この場合、アルカリイオン水を取り出す
配管38と洗浄液を排出する配管37の合流点に升状の
排水溜23を設けることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道水、井戸水等を電
解してアルカリイオン水を製造する方法及び装置に関
し、更に詳しくは、製造中に電解槽や配管中に発生する
沈殿等の付着を防止するようにしたアルカリイオン水の
製造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水が健康に及ぼす影響に関心が高
まり、アルカリイオン水発生器などが市販されている。
このアルカリイオン水発生器は、水道水や井戸水等の原
水を、陽極と陰極との間にイオン透過性の隔膜を有する
電解槽に導入して電解し、陰極室側からアルカリイオン
水を連続的に取出すものである。
【0003】一般家庭用として市販されているアルカリ
イオン水発生器では、pH8〜9.5のアルカリイオン
水が得られ、主として飲み水として用いられている。ま
た、被処理水の調整や電解条件の選択により、pH10
以上の高アルカリ性のイオン水も得ることが可能であ
り、この場合は、例えば、工業製品の部品洗浄、繊維製
品の油脂分離、電子部品の洗浄などの用途、あるいは野
菜、果実の残留農薬の洗浄、分離などの用途に利用され
ている。
【0004】しかしながら、原水を電解することによっ
てアルカリイオン水を連続的に製造する場合、水道水や
井戸水等の原水にはカルシウム、マグネシウム、ナトリ
ウムなどの金属イオンが含まれるため、特に陰極室側の
水の流路にカルシウム化合物などの難溶性金属塩の沈殿
が発生し、この沈殿が、電解槽の隔膜、配管の曲がり
角、流路切替弁の隙間などに堆積して、長時間の運転を
続行することができなくなるという問題があった。
【0005】このため、本発明者等は、特開平8−13
2044号公報において、上記のようなイオン水の製造
方法において、電解槽への被処理水の供給を停止し、陽
極室、陰極室、及びそれらに連通する配管内(以下、流
路とする)に残留した水を排出する残留水排出工程と、
上記流路に酸溶液を通液して洗浄を行う洗浄工程と、上
記流路に残留した酸溶液を排出する酸溶液排出工程とか
らなる洗浄操作を、イオン水の製造工程の途中で所定時
間毎に行うイオン水の製造方法を既に開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
洗浄作業を行う場合には、製造中に洗浄を行うタイミン
グが問題となる。すなわち、実際のアルカリイオン水の
製造においては、原水となる水道水や井戸水の成分は季
節や地域によって大幅に異なり、前記のカルシウム等の
徹量金属類の含有量も一定ではない。また、原水の処理
量や処理速度等によっても難溶性金属塩の沈殿の発生程
度は異なる。
【0007】したがって、常に所定時間毎に洗浄操作を
行った場合、洗浄の間隔が長過ぎて洗浄のタイミングが
遅れてしまうと、沈殿の生成によって配管等の詰まり、
又は電解槽の隔膜等の目詰まりが発生してしまい製造装
置のトラブルとなるという問題があった。
【0008】また、近年は生成するアルカリイオン水の
水質基準も厳しく要求されるようになっているが、上記
のような難溶性金属塩の沈殿が生成すると、製造するア
ルカリイオン水のpH、酸化還元電位、過飽和水素濃度
等の物性値に変動が生じ、安定した品質のアルカリイオ
ン水が製造できない。したがって、洗浄のタイミングが
遅れてしまうと、装置のトラブルにまでは至らなくて
も、電解槽の隔膜等への沈殿の付着等により、生成する
アルカリイオン水の品質の変動を生じてしまい、安定し
た品質のアルカリイオン水が製造できなくなるという問
題点があった。
【0009】一方、余裕を見込んで、洗浄のタイミング
を早めに設定することも考えられるが、上記の洗浄操作
時には、一旦電解を停止して洗浄液を所定時間循環通液
させ、その後に洗浄液を排出し、再度被処理水を通水す
る必要があるため、余分な洗浄時間はアルカリイオン水
の製造効率の低下に繋がるという問題が生じる。
【0010】また、従来のアルカリイオン水製造装置で
は、洗浄後の洗浄液を排出する際、アルカリイオン水の
取出し口付近に三方弁を設けておき、この三方弁により
流路を切替えることが通常行われている。アルカリイオ
ン水製造装置においては、アルカリイオン水生成後の吐
出サイドの配管の流量が、弁等の流出障害物により制限
されると、切替え弁とかアルカリイオン水の取出し管内
にも難溶性金属塩が付着して流量が落ちる現象が起き
る。特に三方弁のアルカリイオン水取出し口側には洗浄
液が流れることがないので、この三方弁のアルカリイオ
ン水取出し口側に沈殿が堆積し、流路が詰まってしまう
という問題も生じていた。
【0011】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、アルカリイオン水を製造する際に、装置
に難溶性金属塩が付着、堆積することを防止し、長時間
連続して安定した品質のアルカリイオン水を製造できる
ようにした、アルカルイオン水の製造方法及び製造装置
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のアルカリイオン水の製造方法は、陽極と、
陰極と、それらの間に配置されたイオン透過性の隔膜と
を有し、前記隔膜によって陽極室と陰極室とに区画され
た電解槽を用い、前記陽極及び前記陰極との間に通電を
行いつつ、被処理水を前記陽極室及び前記陰極室に導入
して、前記陰極室側からアルカリイオン水を取出す方法
において、前記陰極室側からアルカリイオン水を取出す
流路の一部に透明部を設け、光学センサによって前記透
明部の通水時の透明度を測定し、この透明度が所定のレ
ベルまで低下した際に、前記被処理水の供給を停止し、
前記陰極室及びそれらに連通する配管内に洗浄液を通液
して洗浄を行うことを特徴とする。
【0013】この製造方法によれば、電解後のアルカリ
イオン水の流路における透明度の測定によって、カルシ
ウム等による沈殿の付着程度をインラインで監視でき、
これを洗浄操作に自動的にフィードバックできるので、
洗浄のタイミングを誤ることがなく、沈殿の付着を確実
に防止できる。また、これにより電解槽の電極や隔膜等
への沈殿の付着も確実に防止できるので、常に安定した
電解条件が得られ、安定した品質のアルカリイオン水を
製造できる。
【0014】本発明の製造方法の好ましい態様として
は、前記洗浄液を排出する流路と前記アルカリイオン水
を取出す流路との合流点に升状の排水溜を設け、前記升
状の排水溜の上部には、前記アルカリイオン水又は前記
洗浄液を導入するための配管、及び前記アルカリイオン
水を取出すための配管を連結し、前記升状の排水溜の底
部には前記洗浄液を排出するための配管及び弁を連結
し、前記洗浄液の排出時には、前記弁を開放して、前記
升状の排水溜の底部を経由して前記洗浄水を排出し、前
記アルカリイオン水の取出し時には、前記弁を閉塞し
て、前記排水溜内に前記アルカリイオン水を貯留させ、
前記アルカリイオン水を取出すための配管から、前記ア
ルカリイオン水を取出す。
【0015】この態様によれば、洗浄液とアルカリイオ
ン水の流路を切替える際に、従来の三方弁の代わりに、
弁構造を有しないで管内圧力を開放するために升状の排
水溜を設けることにより、アルカリイオン水の取出し口
側の流路が沈殿の付着により詰まってしまうことを有効
に防止できる。
【0016】また、本発明の製造方法の別の好ましい態
様としては、前記陰極室側からアルカリイオン水を取出
す流路の末端に、流出口の方向を振り分け可能なアクチ
ュエーターを設け、前記アルカリイオン水の取出し時
と、前記洗浄液の排出時とで流出方向を振り分ける。
【0017】この態様によれば、アルカリイオン水取出
し流路と洗浄液排出流路との切替えを、流出口の方向を
振り分け可能なアクチュエーターで行うので、三方弁等
の流路切換え弁が不用であり、沈殿の付着による、アル
カリイオン水の取出し口側の流路の詰まりを有効に防止
できる。
【0018】一方、本発明のアルカリイオン水の製造装
置は、陽極と、陰極と、それらの間に配置されたイオン
透過性の隔膜とを有し、前記隔膜によって陽極室と陰極
室とに区画された電解槽を用い、前記陽極及び前記陰極
との間に通電を行いつつ、被処理水を前記陽極室及び前
記陰極室に導入して、前記陰極室側からアルカリイオン
水を取出す装置において、前記陰極室側からアルカリイ
オン水を取出す流路の一部に透明部を設け、この透明部
には通水時の透明度を測定するための光学センサを設
け、この光学センサによる透明度が一定値以下となった
際に、前記被処理水の供給を停止し、前記陰極室及びそ
れらに連通する配管内に洗浄液を通液する洗浄手段を設
けたことを特徴とする。
【0019】この製造装置によれば、光学センサによっ
て測定される透明度が一定値以下となった際に、洗浄手
段による洗浄液の通液が、最適なタイミングで、しかも
自動で行えるので、長時間の安定的な製造が可能であ
り、アルカリイオン水の生産性が向上する。
【0020】また、本発明の製造装置の好ましい態様に
おいては、前記洗浄液を排出する流路と前記アルカリイ
オン水を取出す流路との合流点に升状の排水溜を設け、
前記升状の排水溜の上部に、前記アルカリイオン水又は
前記洗浄液を導入するための配管と、前記アルカリイオ
ン水を取出すための配管とを連結し、前記升状の排水溜
の底部には、前記洗浄液を排出するための配管を連結
し、該洗浄液を排出する配管には、流路を開閉するため
の弁を設ける。
【0021】この態様によれば、三方弁の代わりに升状
の排水溜を使用するので、最終放出口で管内圧力が開放
され、流路が詰まることがなく、装置のトラブルが減少
するので製造装置の信頼性が向上する。また、升状の排
水溜は簡単な構造で安価である。
【0022】また、本発明の製造装置の別の好ましい態
様においては、前記取出されたアルカリイオン水を貯留
するためのアルカリイオン水貯水槽を設け、前記陰極室
側からアルカリイオン水又は洗浄液を取出す流路の末端
に、流出口の方向を振り分け可能なアクチュエーターを
設ける。
【0023】この態様によれば、流出口の方向を振り分
け可能なアクチュエーターによって、アルカリイオン水
取出し流路と洗浄液排出流路との切替えを行うことがで
きるので、三方弁等の流路切換え弁が不用であり、沈殿
の付着による、アルカリイオン水の取出し口側の流路の
詰まりを有効に防止できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を更に
詳細に説明する。図1は本発明によるアルカリイオン水
の製造装置の一実施形態を示す概略図、図2は同製造装
置における升状の排水溜部付近を示す図であって、
(a)はアルカリイオン水の取出し時の拡大断面図、
(b)は洗浄液排出時の拡大断面図である。
【0025】この製造装置は、陽極室17と陰極室18
とに区画された2組の電解槽50を有している。それぞ
れの電解槽50は、図示しないチタン−白金電極からな
る陽極と、ステンレス電極からなる陰極と、それらの間
に配置されたイオン透過性の隔膜とを有しており、前記
隔膜によって陽極室17と陰極室18とに区画されてい
る。そして、陽極と陰極とには、図示しない電源によっ
て好ましくは40〜80Vの電圧が印加されるようにな
っている。なお、陽極室17と陰極室18の容積比は、
2:8〜4:6とすることが好ましい。また、陽極と陰
極との電極面積比は、7:10〜9:10にすることが
好ましい。
【0026】一方、原水を導入するための配管24が連
結された貯留槽15が、配管25、ポンプ1、弁5、フ
ィルタ16を介して配管26に連結され、この配管26
が2つの配管27、28に分岐している。このうちの一
方の配管27は更に2つに分岐して、電解槽50の陽極
室17の下端に連結されている。もう一方の配管28
は、三方弁9を介して更に2つに分岐して、電解槽50
の陰極室18の下端に連結されている。
【0027】また、食塩水等の電解質溶液を貯留する電
解質溶液槽19が設けられ、この電解質溶液槽19は、
ポンプ2、弁8を介して上記配管26に連結されてい
る。更に、電解質溶液槽19は、弁6を介して排出管3
9に連結されている。
【0028】電解槽50の陽極室17の上端には、酸性
水を取出す配管29が連結され、配管29は1本に合流
した後、流量調整弁11、流量計21、三方弁13に連
結されている。そして、三方弁13の一つの流出口は、
酸性水を利用するときの取出口をなし、三方弁13のも
う一つの流出口は、配管40を介して排出管39に連結
され、酸性水をそのまま排出するときの取出口をなして
いる。
【0029】電解槽50の陰極室18の上端には、アル
カリイオン水を取出すための配管30が連結され、配管
30は1本に合流したのち、流量調整弁12、透明部を
有する流量計22、三方弁14、配管36、升状の排出
溜23を介して、アルカリイオン水を供給する配管38
に連結されている。
【0030】この実施形態では流量計22が透明ガラス
等の光透過性の材料でできたフロート式の流量計となっ
ており、透明部を有している。そして、この透明部を挟
むように光学センサの発光部33及び受光部32が設け
られており、受光部32の信号がシーケンサー34に送
られ、この信号によって後述する洗浄手段が作動するよ
うに構成されている。なお、アルカリイオン水の透明度
を光センサでセンシングするための透明部の位置は、陰
極室17からアルカリイオン水を取出す流路のいずれか
に設けられていればよく、例えば配管の一部が透明パイ
プとなっていてもよい。
【0031】升状の排水溜23は、図2に示すように升
状の本体部23a及び蓋23bからなり、本体部23a
はその上部開口部に蓋23bをビス止めされて密閉され
ている。本体部23aの上部は円筒部23cをなし、下
部は漏斗状に縮径した縮径部23dをなしている。円筒
部23cの上部周壁には、アルカリイオン水又は前記洗
浄液を導入するための配管36、及びアルカリイオン水
を取出すための配管38がそれぞれ連結されている。ま
た、縮径部23dの最下部には、洗浄液を排出するため
の配管37が連結されており、配管37の途中には弁1
5が設けられている。配管37は、排出管39と合流し
て図示しない排水口に連結されている。
【0032】一方、前記三方弁14には、洗浄液を循環
させるための配管31が連結されており、この配管31
はポンプ4を介して前記三方弁9に連結されている。ま
た、洗浄液が貯留される洗浄液槽20に連結された配管
20aが、ポンプ3、弁10を介した後に、上記配管3
1に連結されている。なお、洗浄液槽20は、弁7を介
して前記排出管39に連結されている。
【0033】したがって、洗浄操作時において、洗浄液
槽20に貯留された洗浄液は、ポンプ3によって配管2
0a、配管31、三方弁9、配管28を介して、電解槽
50の陰極室18の下端から導入され、陰極室18の上
端から流出して配管30、弁12、流量計22、三方弁
14に流れる。
【0034】そして、三方弁14の流出口が配管31側
に切換えられている場合には、洗浄液は配管31を通
り、ポンプ4によって三方弁9に戻され、配管28を介
して、再び電解槽50の陰極室18の下端に流入し、上
記経路を循環する。
【0035】また、三方弁14の流出口が配管36側に
切換えられている場合には、洗浄液は升状の排水溜23
に流入し、弁15を介して配管37から排出される。
【0036】なお、洗浄液槽20、ポンプ3、4、弁1
0、三方弁9、14などが、本発明における洗浄手段を
構成している。
【0037】次に、この製造装置を用いた、本発明のア
ルカリイオン水の製造方法について説明する。
【0038】まず、原水を配管24から貯留槽15に導
入し、これをインバータ35でコントロールされるポン
プ1を介して、フィルター16で濾過して配管26へ送
る。なお、この実施形態においては、水の電気伝導度を
向上させるために、電解質溶液槽19から所定濃度の電
解質溶液、例えば飽和食塩水等がポンプ2、弁8を介し
て送液され、配管26の途中で原水と合流されて被処理
水となる。そして、配管27、28を通じて、2組の電
解槽50の陽極室17、陰極室18へそれぞれ導入され
る。このとき、流量調整弁11、12がポンプ1のイン
バーター35と連動し、電解槽への流量を調整する。
【0039】本発明における被処理水としては、この実
施形態のように原水に所定濃度の電解質を加えたもので
もよく、また、原水である普通の水道水(上水)や井戸
水をそのまま被処理水として用いてもよい。原水のみを
被処理水として用いる場合、原水に含有されるナトリウ
ムイオン、カリウムイオン、カルシウムイオン、マグネ
シウムイオン、鉄イオン、銅イオンなどの陽イオンや、
塩素イオン、硫酸イオン、炭酸イオン、硝酸イオンなど
の陰イオンが通電時の電解質になる。また、電解質溶液
槽19を使用して被処理水の電気伝導度を向上させる場
合には、電解質として塩化ナトリウムを用いることが好
ましい。
【0040】次に、電解槽50の陽極及び陰極との間に
通電を行いつつ、被処理水を陽極室17及び陰極室18
に導入し、電解後の処理水を陽極室17及び陰極室18
の出口からそれぞれ取出すと、陽極室17側から酸性イ
オン水、陰極室18側からアルカリイオン水が得られ
る。
【0041】電解条件は、特に限定されないが、陽極室
17の流量が2〜3L/分、陰極室18の流量が3〜4
L/分となるように調節することが好ましい。また、陽
極と陰極とに印加する電圧が40〜80Vで、電流が1
0〜30Aであり、陽極側の電流密度が0.8〜2.7
A/dm2、陰極側の電流密度が0.6〜2.5A/d
2となるように調整することが好ましい。
【0042】電解後、陽極室17で生成した酸性イオン
水は、配管29、流量調整弁11、流量計21、三方弁
13を介して取出される。なお、酸性イオン水が必要な
い場合には、三方弁13から配管40、排出管39を通
して排出される。
【0043】一方、電解後、陰極室18で生成したアル
カリイオン水は、流量調整弁12、流量計22、三方弁
14、配管36を通り、升状の排出溜23に入る。この
とき、升状の排出溜23の下に設けられた弁15は閉じ
た状態であるので、アルカリイオン水は升状の排出溜2
3内を経由して、そのままアルカリイオン水取出し口に
臨む配管38より取出される。
【0044】この状態で運転を継続し、アルカリイオン
水が一定時間生成されると、炭酸カルシウムに代表され
る難溶性金属塩の沈殿が発生し、この沈殿が、陰極室1
8の内壁や隔膜、配管30、流量調整弁12、流量計2
2、三方弁14、配管36に付着し、アルカリイオン水
の流れを阻害することになる。
【0045】しかし、この実施形態では、透明部を有す
る流量計22の両側に配置された発光体33及び受光体
32からなる光センサによって、通水時の透明度の変化
が常時計測され、難溶性金属塩の沈殿の付着程度が監視
されている。そして、あらかじめ設定された所定のレベ
ルまで透明度が落ちたとき、シーケンサー34の信号が
洗浄手段に送られ、アルカリイオン水の製造を停止して
自動的に洗浄操作を開始する。
【0046】すなわち、シーケンサー34からの信号に
よって、ポンプ1、2が停止し、弁5が閉鎖して三方弁
9が配管31側に切り替わる。同時に弁15が開放され
て排水の流路が配管37側に切り替わる。これにより、
陰極室18及びそれらに連通する配管内に残留した水が
配管37より排出されて残留水排出工程が行われる。次
に、三方弁14が配管31側に切り替わり、その後ポン
プ3が作動し、洗浄液槽20から洗浄液が2分間送り出
され、陰極室18及びそれらに連通する配管内に洗浄液
が通液される。
【0047】次に、三方弁14が配管31側に切り替わ
り、ポンプ3が停止し、ポンプ4が作動して、配管3
1、三方弁9、配管28、陰極室18、配管30、流量
調整弁12、流量計22、三方弁14、配管31によっ
て形成されるループを洗浄液が循環し、洗浄工程が行わ
れる。これにより、炭酸カルシウム等の沈殿の付着物が
取除かれて流量計22における透明度も所定のレベルま
で復帰する。
【0048】ここで、洗浄液としては、酸溶液が好まし
く用いられ、具体的には、1〜25重量%濃度のクエン
酸水溶液、又は1〜15重量%濃度の塩酸水溶液が好ま
しい。塩酸水溶液は、洗浄効果が強く、短時間で洗浄で
きるので特に好ましいが、例えば、食品の洗浄等に用い
るイオン水を製造する場合には、安全性の点からクエン
酸水溶液を用いる方が好ましい。塩酸水溶液又はクエン
酸水溶液の濃度が上記よりも低いと、洗浄効果が十分で
なくなる。塩酸水溶液の濃度が15%よりも高いと、危
険で取り扱いが困難となり、電解槽や、配管等を腐食す
る虞れがある。また、クエン酸水溶液の濃度が25%よ
りも高いと、クエン酸が溶解しきれずに沈殿を生じてし
まうので好ましくない。
【0049】洗浄時間は特に限定されないが、5〜15
分が好ましい。本発明においては、所定の洗浄時間を設
定して洗浄工程を行ってもよく、流量計22におけるガ
ラス配管の透明度が所定のレベルまで復帰した際に、シ
ーケンサー34からの信号によって自動的に上記の洗浄
作業が停止するようしてもよい。
【0050】洗浄作業が完了すると、三方弁9が配管2
6側に、三方弁14が配管36側に切り替わり、配管2
4から原水が配管26、配管28を通じて陰極室18に
導入され、洗浄後の洗浄液が押出されて配管36を通
り、升状の排出溜23に入る。そして開放状態の弁15
から配管37を通して洗浄液が排水され、洗浄操作が完
了する。
【0051】このように、この実施形態によれば、電解
後のアルカリイオン水の流路における透明度の測定によ
って、カルシウム等による沈殿の付着程度をインライン
で監視でき、これを洗浄操作に自動的にフィードバック
できるので、洗浄のタイミングを誤ることがなく、沈殿
の付着を確実に防止できる。また、これにより電解槽の
電極や隔膜等への沈殿の付着も確実に防止できるので、
常に安定した電解条件が得られ、安定した品質のアルカ
リイオン水を製造できる。
【0052】次に升状の排水溜23の作用について説明
する。アルカリイオン水の製造時には、アルカリイオン
水は図2(a)に示すように、配管36から升状の排出
溜23に入るが、配管37にある弁15が閉じられてい
るので、そのまま升状の排出溜23に溜まり満杯とな
る、そして、升状の排出溜23の上部は蓋23bで密閉
されているため、配管38からアルカリイオン水が取出
される。
【0053】一方、残留液排出工程及び洗浄液排出工程
においては、排水は上記同様に配管36から升状の排出
溜23に入るが、弁15が開放されているので、図2
(b)に示すように、貯留槽23の漏斗型の縮径部23
cに自然落下し、弁15を洗浄しながら配管37から排
水される。
【0054】このように、この実施形態によれば、洗浄
液とアルカリイオン水の流路を切替える際に、従来の三
方弁の代わりに升状の排水溜23を設け、弁15の開閉
で流路を切替えるようにしたので、アルカリイオン水の
取出し口には弁構造を有していない。このため、アルカ
リイオン水の取出し口が沈殿の付着により詰まってしま
うことを有効に防止できる。
【0055】図3には、本発明のアルカリイオン水の製
造装置の他の実施形態を示す図であって、アルカリイオ
ン水取出し口の部分の概略図が示されている。
【0056】図3において、100で示されるブロック
は、前記実施形態と同様な構造の製造装置本体を省略し
て示している。この実施形態では、アルカリイオン水又
は洗浄液を取出す配管36に、フレキシブル管63が取
付けられており、このフレキシブル管63の途中に、そ
の先端部の方向を切換えるアクチュエーター62が取付
けられている。すなわち、アクチュエータ62は、フレ
キシブル管63の途中を保持し、図示しない機構によっ
てフレキシブル管63を屈曲させ、その先端部の方向が
アルカリイオン水貯水槽60に向いた位置と、排水漏斗
61に臨む位置と振り分けるように作動する。
【0057】そして、アルカリイオン水の取出し時には
フレキシブル管63の先端部が、アルカリイオン水貯水
槽60の方向に配置されて、アルカリイオン水がアルカ
リイオン水貯水槽60に導入される。また、前述した洗
浄操作時には、フレキシブル管63の先端部が、アクチ
ュエータ62によって排水漏斗61に臨む方向に移動さ
せられ、洗浄水等の排水を排水漏斗61で受けて排出す
る。なお、アクチュエーター62は、シーケンサ34か
らの信号によって作動させるようにすることができる。
【0058】この実施形態においても、従来の三方弁を
用いずにアルカリイオン水の取出し流路と、洗浄水等の
排水流路とを切替えることができるので、沈殿の付着に
よる装置のトラブルを防止できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のアルカリ
イオン水の製造方法及び製造装置によれば、アルカリイ
オン水を製造する際に、装置に難溶性金属塩が付着、堆
積することを防止し、長時間連続して安定した品質のア
ルカリイオン水の製造が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアルカリイオン水の製造装置の
一実施形態を示す概略図である。
【図2】 同製造装置における升状の排水溜部付近を示
す図であって、(a)はアルカリイオン水の取出し時の
拡大断面図、(b)は洗浄液排出時の拡大断面図であ
る。
【図3】 本発明のアルカリイオン水の製造装置の他の
実施形態を示す図であって、アルカリイオン水取出し口
の部分の概略図である。
【符号の説明】
1、2、3、4 ポンプ 5、6、7、8、10、15 弁 11、12 流量調整弁 9、13、14 三方弁 15 貯留槽 16 フィルター 17 陽極室 18 陰極室 19 電解質溶液槽 20 洗浄液槽 21 流量計 22 透明部を有する流量計 23 升状の排出溜 24、25、26、27、28、29、30、31 配
管 32 受光部 33 発光部 34 シーケンサー 35 インバーター 36、37、38、39、40 配管 50 電解槽 60 アルカリイオン水貯水槽 61 排水漏斗 62 アクチュエーター 63 フレキシブル管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西尾 康明 滋賀県長浜市三ツ矢元町6番19号 株式会 社材尚工務店内 Fターム(参考) 2G057 AA01 AB06 AC01 JA02 2G059 AA02 BB04 DD02 DD12 EE01 GG10 KK01 4D061 DA03 DB08 EA02 EB01 EB04 EB13 EB17 EB30 EB37 EB39 ED13 FA13 GA19 GA20 GC16 GC19 GC20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極と、陰極と、それらの間に配置され
    たイオン透過性の隔膜とを有し、前記隔膜によって陽極
    室と陰極室とに区画された電解槽を用い、前記陽極及び
    前記陰極との間に通電を行いつつ、被処理水を前記陽極
    室及び前記陰極室に導入して、前記陰極室側からアルカ
    リイオン水を取出す方法において、 前記陰極室側からアルカリイオン水を取出す流路の一部
    に透明部を設け、光学センサによって前記透明部の通水
    時の透明度を測定し、 この透明度が所定のレベルまで低下した際に、前記被処
    理水の供給を停止し、前記陰極室及びそれらに連通する
    配管内に洗浄液を通液して洗浄を行うことを特徴とする
    アルカリイオン水の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記洗浄液を排出する流路と前記アルカ
    リイオン水を取出す流路との合流点に升状の排水溜を設
    け、前記升状の排水溜の上部には、前記アルカリイオン
    水又は前記洗浄液を導入するための配管、及び前記アル
    カリイオン水を取出すための配管を連結し、前記升状の
    排水溜の底部には前記洗浄液を排出するための配管及び
    弁を連結し、 前記洗浄液の排出時には、前記弁を開放して、前記升状
    の排水溜の底部を経由して前記洗浄水を排出し、前記ア
    ルカリイオン水の取出し時には、前記弁を閉塞して、前
    記排水溜内に前記アルカリイオン水を貯留させ、前記ア
    ルカリイオン水を取出すための配管から、前記アルカリ
    イオン水を取出す請求項1に記載のアルカリイオン水の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記陰極室側からアルカリイオン水を取
    出す流路の末端に、流出口の方向を振り分け可能なアク
    チュエーターを設け、前記アルカリイオン水の取出し時
    と、前記洗浄液の排出時とで流出方向を振り分ける請求
    項1に記載のアルカリイオン水の製造方法。
  4. 【請求項4】 陽極と、陰極と、それらの間に配置され
    たイオン透過性の隔膜とを有し、前記隔膜によって陽極
    室と陰極室とに区画された電解槽を用い、前記陽極及び
    前記陰極との間に通電を行いつつ、被処理水を前記陽極
    室及び前記陰極室に導入して、前記陰極室側からアルカ
    リイオン水を取出す装置において、 前記陰極室側からアルカリイオン水を取出す流路の一部
    に透明部を設け、この透明部には通水時の透明度を測定
    するための光学センサを設け、 この光学センサによる透明度が一定値以下となった際
    に、前記被処理水の供給を停止し、前記陰極室及びそれ
    らに連通する配管内に洗浄液を通液する洗浄手段を設け
    たことを特徴とするアルカリイオン水の製造装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄液を排出する流路と前記アルカ
    リイオン水を取出す流路との合流点に升状の排水溜を設
    け、前記升状の排水溜の上部に、前記アルカリイオン水
    又は前記洗浄液を導入するための配管と、前記アルカリ
    イオン水を取出すための配管とを連結し、前記升状の排
    水溜の底部には、前記洗浄液を排出するための配管を連
    結し、該洗浄液を排出する配管には、流路を開閉するた
    めの弁を設けた請求項4に記載のアルカリイオン水の製
    造装置。
  6. 【請求項6】 前記取出されたアルカリイオン水を貯留
    するためのアルカリイオン水貯水槽を設け、前記陰極室
    側からアルカリイオン水又は洗浄液を取出す流路の末端
    に、流出口の方向を振り分け可能なアクチュエーターを
    設けた請求項4に記載のアルカリイオン水の製造装置。
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