JP3733476B2 - 連続式電解水生成装置の洗浄方法及びこの方法を実施する機構を備えた連続式電解水生成装置 - Google Patents

連続式電解水生成装置の洗浄方法及びこの方法を実施する機構を備えた連続式電解水生成装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術的分野】
本発明は連続式電解水生成装置の洗浄・殺菌方法及びこの方法を実施するための機構を備えた連続通水式電解水生成装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
水道水等の水を、必要に応じてミネラル等の薬液を添加しながら電解してアルカリ水と酸性水に整水する連続通水式の電解水生成装置は、長時間使用した後は電解槽や水の通路を洗浄する必要がある。例えば電解槽の陰極側にカルシウムなどの析出物が付着して電解効率を悪くするため、これを取り除かなければならない。また、原水の給水管路には一般に活性炭浄水器が設けられるため水中の残留塩素が取り除かれ、その下流側の水通路やミクロフイルタに雑菌が生じ易くなるため定期的あるいは不定期的に洗浄・殺菌する必要がある。
【0003】
この種の電解水生成装置の洗浄にはいろいろな方法が試みられている。
電解整水操作を止めた状態で給水管からの水を電解槽に通水する洗浄方法が一般に良く知られているが、この方法は給水管に活性炭浄水器を介装している場合は活性炭によって残留塩素が除かれた水で洗浄されることになるため、充分な洗浄・殺菌効果が得られない。
【0004】
電解槽の電極極性を逆転して電解する逆電洗浄方式があるが、従来の逆電洗浄方式は逆電洗浄水が電解槽とその下流側管路しか通らないため電解槽の上流側にある給水管路やミクロフイルタなどの濾過浄水器を洗浄することができなかった。
【0005】
最近では、電解槽の一方の電極室を逆流させた水を電解槽下流側の給水管路やミクロフイルタを通して電解槽の他方の電極室から排水する洗浄方法や、この洗浄方法を用いながら、電解槽を通る水を電解し、得られた酸性水で電解槽及びその上流側と下流側の水通路全体を洗浄・殺菌する方法が本発明者によって開発されているが、このものは、電解槽の各電極室の水の流れが逆方向になるため、各電極室の水圧が不均等になる傾向がある。このため、有隔膜電解槽を使用する電解水生成装置にあっては電解隔膜を損傷させるおそれがあり、そのための対策が必要になる。
【0006】
従って、本発明の第1の目的は、電解槽の全域に水を逆流させ、次亜塩素酸を発生させた電解洗浄水を電解槽、給水管路及びミクロフイルタなどの濾過浄水器を通して洗浄・殺菌することができる連続式電解水生成装置の洗浄方法を提供することにある。
【0007】
本発明の第2の目的は、上記の洗浄方法を実施する機構を備えた連続式電解水生成装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するために、本発明の第1の洗浄方法は、給水管路から供給される水道水などの水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、電解槽に生成されたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排出する連続式電解水生成装置の洗浄方法において、塩素イオンを含む水道水などの水を電解槽の前記一対の排水管路から電解槽内の全域に逆流給水して、該電解槽の電極極性を変えずに、又は電極極性を逆転して電解し、電解槽内に生成された電解水を給水管路へ逆流させてこの給水管路から分岐させた排水路を介して排出することを特徴とする。
【0009】
また、上記第1の目的を達成するための第2の洗浄方法は、給水管路から供給される水道水などの水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、電解槽に生成されたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排出する連続式電解水生成装置の洗浄方法において、塩素イオンを含む水道水などの水を無隔膜電解して得た電解生成水を前記電解槽の一対の排水管路から電解槽の全域を逆流させるとともに、無隔膜電解して得た前記電解生成水をそのまま、又はこの電解槽で電解して給水管路へ逆流させ、給水管路から分岐させた排水路を介して排出することを特徴とする。
上記の第1及び第2洗浄方法における洗浄電解中の逆流給水は断続的におこなってもよい。
【0010】
上記第2の目的を達成するために、本発明の連続式電解水生成装置は、給水管路から供給される水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、得られたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排水する連続式の電解水生成装置において、給水管路からの通水を洗浄給水管路を介して電解槽の一対の排水管路に切換え、且つ、電解槽へ逆流させる洗浄用流路切換機構と;前記給水管路から切換弁を介して分岐させた分岐排水路と;を有することを特徴とする。
【0011】
上記電解水生成装置は、有隔膜電解整水装置の給水管路にミクロフイルタなどの濾過浄水器を介装し、この濾過浄水器の上流側の給水管路に切換弁を介して前記分岐排水管路を設けるようにしてもよい。
【0012】
上記電解水生成装置は好ましくは前記の洗浄給水管路に無隔膜電解槽を介装し、供給される水を無隔膜電解して前記隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽に送り出すようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図に示すように、連続通水式の電解水生成装置1は、対向配設した陰極2と陽極3間の水を電解し、陰極2側にアルカリ水を生成するとともに、陽極3側に酸性水を生成する電解槽7を有し、この電解槽7の一側に水道水などの被電解原水を供給する給水管路8が接続されているとともに、電解槽7の他側に陰極2側に通ずるアルカリ水排水管9と陽極3側に通ずる酸性水排出管路10が接続されている。
【0014】
電解槽7には図1、図2及び図4のように、陰極2と陽極3間を電解隔膜4によって陰極室5と陽極室6に仕切ってアルカリ水と酸性水を生成する有隔膜電解槽7aと、図3のように、電解隔膜4を有しないでアルカリ水と酸性水に電解する無隔膜電解槽7bがある。本発明はそのいずれの電解槽を使用する電解水生成装置にも適用されるものであるが、本発明の作用、効果はいずれの場合も実質的に同様であるため、ここでは主として有隔膜電解槽7aを使用する場合を例示して説明し、無隔膜電解槽7bを使用する場合については図のみを示している。ちなみに、有隔膜電解槽7aを使用する電解水生成装置にあってはアルカリ水側排水管路9は陰極室5に、酸性水側排水管路10は陽極室6に連通している。
【0014】
給水管路8には電磁弁などの開閉弁11が設けられており、その下流側に、この開閉弁11の開閉によって原水の通水/非通水を検出し、電解槽7の電解電流をON/OFFさせるフロースイッチ12が設けられている。
また、給水管路8には活性炭などを用いた吸着浄水器13が介装されているとともに、その下流側にミクロフイルタなどの濾過浄水器14が介装されている。
【0015】
かくして、この電解水生成装置1は、通常の電解水生成運転時は、図4に示すように、給水管路8から供給される原水を吸着浄水器13、濾過浄水器14で浄化した後、電解槽7で電解し、陰極2側に生成されるアルカリ水をアルカリ水排水管路9から排出するとともに、陽極3側室6に生成される酸性水を酸性水排出管路10から排水するものである。
また、図は省略したが、この電解水生成装置1は電解槽7の電極の極性を相互に切り換えて電解する電気制御装置を備え、いわゆる逆電電解を行うことができるように構成されている。
【0016】
本発明の一つの洗浄方法は、上記の連続式電解水生成装置1の水回路を洗浄する際に、前記電解槽7の一対の排水管路9、10から塩素イオンを含む水道水などの水を供給し、電解槽7の陰極2側と陽極3側の全域に逆流させながら電解槽7の電極の極性を変えずに、あるいは電極の極性を逆転して電解するとともに、この電解水を給水管路8を逆流させて給水管路8から外部へ排水するものである。
【0017】
従って、この方法では、水道水などの水がアルカリ水排水管路9と酸性水排水管路10を通って電解槽7に流れる過程でこれらアルカリ水排水管路9と酸性水排水管10が残留塩素を含む水で洗浄されることはもちろんであるが、特に、電解槽7内で水道水などの塩素イオンを含む水が電解されることにより電解槽7内に殺菌力の強い次亜塩素酸(HClO)が発生し、この次亜塩素酸を含む電解生成水で先ず電解槽7が洗浄・殺菌される。
次いで、この次亜塩素酸含有水が電解槽7から給水管路8及び給水管路8に介装されたミクロフイルタなどの濾過浄水器14を通って外部へ排水される過程でこれら給水管路8及び濾過浄水器14が前記次亜塩素酸含有水で洗浄・殺菌され、電解槽7はもとより、従来は殺菌洗浄が困難であった給水管路8及び濾過浄水器14も殺菌性の高い次亜塩素酸を含む水で殺菌・洗浄されることになる。
尚、電解槽7の電極極性を逆転して洗浄電解をした場合は、逆転前に陰極室であった電極室5に酸性水が生成され、カルシウムが溶解される。
【0018】
上記の洗浄電解中の水道水などの給水は一定の流速で連続的に給水してもよいが、断続的に給水することにより、電解槽で発生させる電解水中の次亜塩素酸の量を多くすることもできる。
また、電解槽7の電解水に次亜塩素酸を多く発生させるために、電解槽7逆流給水させる水に塩化ナトリウム(NaCl)などの塩化物塩水溶液を添加してもよい。
【0019】
図1は上記の洗浄方法を実施するための機構を備えた連続式電解水生成装置の一実施例をしめすもので、この装置は前記連続式電解水生成装置1において、給水管路8からの給水を電解槽7の一対の排水管路9、10に切り換え、電解槽7の排水側からその全域に逆流させる洗浄用流路切換機構15を具備しているとともに、給水管路8から切換弁16を介して分岐させた分岐排水路17を備えている。
【0020】
図1の実施例の洗浄用流路切換機構15は、給水管路8から切換弁15aを介して一方の排水管路10に接続された洗浄給水管路15bと、この洗浄給水管路15bの接続点よりも下流側の排水管路10に設けられ、排水管路10に供給された洗浄給水が電解槽7側に逆流するように働く逆流規制弁15cと、排水管路10に給水された洗浄給水を他方の給水管路9に分配する分配回路15dから構成されている。この分配回路15dは、図1の実施例では、排水管路9から切換弁18を介して排水管路10に接続された切換通路19で構成されている。
【0021】
尚、図1の電解水生成装置1は、排水管路10から排水管路9に切換弁20を介して切換通路21が接続されており、切換通路19、21及び切換弁18、20によって排水管路9、10の切換機構が構成されるようになっている。
【0022】
図の実施例の切換弁15aは洗浄給水管路15bに設けた開閉弁であり、洗浄給水管路15bの分岐点の下流側の給水管路8に設けた開閉弁11と前記切換弁15aを択一的に開くことにより、給水管路8からの給水が電解槽7の給水側と洗浄給水管路15b側に選択されるようになっている。
洗浄給水管路15bには逆止弁22を設けるのが好ましく、また、給水管路8の分岐排水路17は前記逆流規制弁15cを介して排水管路10に連絡させるのが望ましい。
【0023】
図は省略したが、前記洗浄給水管路15bは二股にして電解槽7の一対の排水管路9、10に直接接続してもよい。この場合は排水管路9、10の各々に前記逆流規制弁15cを設けることによって洗浄給水管路15bからの給水を一対の排水管路9、10から電解槽7へ逆流させることができる。
【0024】
かくして、図1の装置では、切換弁15aを開くとともに、切換弁18、20を酸性水排水管路10側に開き、切換弁16を分岐排水路17側に開くと、洗浄給水管路15bからの水道水などの塩素イオンを含む水が電解槽7の排水管路9、10から電解槽7へ逆流し、給水管路8及び濾過浄水器14を通り分岐排水路17を通って排出される。
この状態で電解槽7の陰電極2と陽電極3の極性を変えずに、あるいは電極極性を逆転して電解槽7を通る水を電解すると、電解槽7の電解水に次亜塩素酸(HClO)が発生し、電解槽7は殺菌力の高い次亜塩素酸含有水で洗浄されるとともに、電解槽7の電極極性を転換して電解場合は、極性転換前に陰極室であった領域内のカルシウム等が酸性水で溶解される。
さらに、この次亜塩素酸水が給水管路8を逆流して分岐排水路17から排水される過程でこの間の給水管路8及び濾過浄水器14が次亜塩素酸含有水で殺菌洗浄される。
【0025】
本発明の第2の洗浄方法は、連続式電解水生成装置1の水回路を洗浄する際に、水道水などの塩素イオンを含む水を無隔膜電解して得た電解水を、前記電解槽7のアルカリ水排水管路9と酸性水排水管路10から電解槽7に供給し、そのまま電解槽7を通すか、若しくは、電解槽7で電解して給水管路8へ逆流させ、給水管路8の分岐排水路17から排出するものである。
【0026】
この洗浄方法では、水道水などの塩素イオンを含む水を無隔膜電解することにより次亜塩素酸が発生するので、無隔膜電解水が通るアルカリ水排水管路9、酸性水排水管路10、電解槽7、給水管路8は次亜塩素酸を含む殺菌性の洗浄液で洗浄・殺菌される。この洗浄液が通る給水管路8にミクロフィルタなどの濾過浄水器14が介装されている場合は、この濾過浄水器14も同時に洗浄・殺菌されることは云うまでもない。
【0027】
尚、上記洗浄方法においては、水道水などの水の無隔膜電解水が電解槽7を逆流する際に、電解槽7の電極2、3の極性を変えずに、あるいは極性を逆転してさらに電解してもよい。こうすることによって、電解槽7の陽極側電解水により多くの次亜塩素酸が発生する。この場合も、洗浄電解中の給水は断続的に行っても良い。
【0028】
図2は上記第2の洗浄方法を実施するための機構が付加された連続通水式電解水生成装置を示すもので、図1と同一参照記号は同一の部材を示している。
この装置では、第2の洗浄方法を実施するために、図1の洗浄給水管路15bに無隔膜電解槽23を介装し、水道水などの塩素イオンを含む水がこの無隔膜電解槽23で電解され、次亜塩素酸を含む殺菌性の洗浄水に調整されて電解槽7の一対の排水管路9、10へ供給されるようになっている。
なお、図中、参照記号24で示す部材は、前記無隔膜電解槽23の電解操作をON/OFF制御するためのフロースイッチである。また、参照記号25は水道水中の原虫等の侵入を防止するためのミクロフイルタなどの濾過浄水器である。
【0029】尚、図2の連続式電解水生成装置は上記の構成になるので、有隔膜電解槽7aを使用する電解水生成装置にあっては、洗浄給水管路15bの水に、塩化物塩溶液タンク26からの塩化ナトリウムなどの塩化物塩水溶液を添加して無隔膜電解槽23で電解しながら、図4のような通常の電解水生成操作をすると、pH10以上のアルカリイオン水とpH6前後の次亜塩素酸水(次亜塩素酸濃度30〜50ppm)を同時に生成する装置として使用することができる。
すなわち、有隔膜電解槽7の陰極室5でpH10以上のアルカリイオン水を生成したときに陽極室6で生成される酸性水と前記無隔膜電解槽23で生成された塩化物塩水溶液の無隔膜電解水(次亜塩素酸ソ−ダ)を混合することによりpH6、HClO30〜50ppmの次亜塩素酸水を得ることができる。
このようにして使用する場合は、図2、図3に示すように、無隔膜電解槽23の上流側にミクロフイルタ等の前記濾過浄水器25を設けるのが特に望ましい。尚、前記塩化ナトリウムなどの塩化物塩水溶液は、前記洗浄時にも洗浄給水管路15の水の塩素補給に利用してもよい。
【0030】
図3は電解隔膜4を有しない電解槽7bを使用した場合の図2相当図であり、作用・効果は前記と同様である。
【0031】
図の実施例では、給水管路8を電解槽7の近くで二股の給水支管に分けているが、給水管路8は濾過浄水器14の排水部のところで一対の給水支管に分けてもよい。この場合は、電解槽7を逆流した洗浄水はこれらの給水支管から濾過浄水器14を通り、給水管路8の分岐排水路17から排水される。
【0032】
【効果】
本発明は電解水生成装置の排水管路から電解槽を通して給水管路まで逆流する洗浄水回路が形成され、この洗浄水回路に次亜塩素酸を含む殺菌性の高い洗浄水が通水されるので、電解槽はもとより、その上流側の給水管路及び該給水管路に介装されたミクロフイルタなどの濾過浄水器が殺菌洗浄され、連続式電解水生成装置の洗浄効果が著しく向上する。
【0033】
また、本発明は連続式電解水生成装置の洗浄時に洗浄水が電解槽の一対の排水管路から電解槽の全域を逆流するので電解槽内の水圧が均等になる。従って、有隔膜電解槽を使用する電解水生成装置の洗浄の際でも洗浄中に電解隔膜が損傷するおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による連続式電解水生成装置の概略構成図
【図2】本発明の他の実施例による連続式電解水生成装置の概略構成図
【図3】本発明の他の実施例による連続式電解水生成装置の概略構成図
【図4】図2の電解水生成装置の通常電解水生成水回路図
【符号の説明】
1…電解水生成装置
2…陰電極
3…陽電極
4…電解隔膜
5…陰極室
6…陽極室
7…有隔膜電解槽
8…給水管路
9…アルカリ水排水管
10…酸性水排水管
11…開閉弁
12…フロースイッチ
13…吸着浄水器
14…濾過浄水器
15…洗浄流路切換機構
15a…切換弁
15b…洗浄給水管路
15c…逆流規制弁
15d…分配回路
16…切換弁
17…分岐排水路
18…切換弁
19…分岐排水管路
20…切換弁
21…切換通路
22…逆止弁
23…無隔膜電解槽
24…フロースイッチ
25…濾過浄水器
26…塩化物塩溶液タンク
27…濾過浄水器
28…塩化物塩溶液タンク

Claims (5)

  1. 給水管路から供給される水道水などの水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、電解槽に生成されたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排出する連続式電解水生成装置の洗浄方法において、塩素イオンを含む水道水などの水を電解槽の前記一対の排水管路から電解槽内の全域に逆流給水して、該電解槽の電極極性を変えずに、又は電極極性を逆転して電解し、電解槽内に生成された電解水を給水管路へ逆流させてこの給水管路から分岐させた排水路を介して排出することを特徴とする連続式電解水生成装置の洗浄方法
  2. 給水管路から供給される水道水などの水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、電解槽に生成されたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排出する連続式電解水生成装置の洗浄方法において、塩素イオンを含む水道水などの水を無隔膜電解して得た電解生成水を前記電解槽の一対の排水管路から電解槽の全域を逆流させるとともに、無隔膜電解して得た前記電解生成水をそのまま、又はこの電解槽で電解して給水管路へ逆流させ、給水管路から分岐させた排水路を介して排出することを特徴とする連続式電解水生成装置の洗浄方法
  3. 給水管路から供給される水を隔膜を有する電解槽又は隔膜を有しない電解槽でアルカリ水と酸性水に電解し、得られたアルカリ水と酸性水を一対の排水管路から各別に排水する連続式の電解水生成装置において、給水管路からの通水を洗浄給水管路を介して電解槽の一対の排水管路に切換え、且つ、電解槽へ逆流させる洗浄用流路切換機構と;前記給水管路から切換弁を介して分岐させた分岐排水路と;を有することを特徴とする連続式電解水生成装置
  4. 電解槽の給水管路にミクロフイルタなどの濾過浄水器を介装し、この濾過浄水器の上流側の給水管路に切換弁を介して前記分岐排水路を設けたことを特徴とする請求項3記載の連続式電解水生成装置
  5. 前記洗浄用流路切換機構の洗浄給水管路に無隔膜電解槽を介装し、供給される水を無隔膜電解して前記電解槽へ逆流させるようにしたことを特徴とする請求項3又は4記載の連続式電解水生成装置
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