JP2011229407A - 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 - Google Patents
農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011229407A JP2011229407A JP2010100068A JP2010100068A JP2011229407A JP 2011229407 A JP2011229407 A JP 2011229407A JP 2010100068 A JP2010100068 A JP 2010100068A JP 2010100068 A JP2010100068 A JP 2010100068A JP 2011229407 A JP2011229407 A JP 2011229407A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- polyolefin
- resin material
- mass
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Greenhouses (AREA)
- Protection Of Plants (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
【解決手段】ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(a)からなる最表層(A)12と、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(b)からなる最表層(B)14と、最表層(A)12と最表層(B)14との間に設けられた、1層以上の、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(c)からなる中間層(C)16とを有し、中間層(C)16の少なくとも1層が樹脂材料(c)を発泡させてなる層である農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10。
【選択図】図1
Description
農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムには、用途によって様々な形態のものがあり、例えば、開花時期の調整や夏季の太陽光の遮断等に用いられる遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム等がある(特許文献1、2)。
しかしながら、遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムであっても、フィルム自体を伝わる熱を遮断することまでは考慮されておらず、従来の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムでは、保温性や断熱性が不十分であった。
しかし、保温剤を配合するだけでは保温性が不十分であるし、キャップフィルムと積層してしまうと嵩張るため、大きなハウスに展張する場合、気泡シートの製造、運搬等の作業が困難となってしまう。
前記中間層(C)の全部が、前記樹脂材料(c)を発泡させてなる層であることが好ましい。
本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムは、いずれか1層以上に保温剤を含むのが好ましい。
前記樹脂材料(c1)は、さらに酸化チタン顔料を含み、前記樹脂材料(c2)が、さらに酸化チタン顔料およびカーボンブラック顔料を含み、前記樹脂材料(c3)が、さらにアルミニウム顔料または酸化チタン顔料を含むことが好ましい。
前記最表層(A)および前記最表層(B)は、非発泡の層であることが好ましい。
本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムの製造方法によれば、保温性、断熱性に優れる農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造できる。
図1は、本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムの一例を示す断面図である。
農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10は、最表層(A)12と、最表層(B)14と、最表層(A)12と最表層(B)14との間に設けられた3層構造の中間層(C)16とを有する5層構造の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムである。
農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10の遮光率は、99.9%以上が好ましい。
保温剤としては、ハイドロタルサイト類化合物、無機酸化物、無機水酸化物等が挙げられる。
保温剤の配合量は、各層に含まれるポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、1〜20質量部が好ましく、3〜10質量部がより好ましい。
最表層(A)12は、農業用施設に展設された際には、施設の外側に面する最外層となる。
ポリオレフィン系樹脂としては、強度の点から、メタロセン系触媒またはチグラー触媒を用いて製造された線状低密度ポリエチレンが好ましい。
樹脂材料(a)は、強度および光透過性を損なわない範囲で、他のポリオレフィン系樹脂、公知の添加剤等を含んでいてもよい。
最表層(B)14は、農業用施設に展設された際には、施設の内側に面する最内層となる。
ポリオレフィン系樹脂としては、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10に柔軟性を付与して展張作業を容易にする点、および安定した防曇性を付与する点から、酢酸ビニル単位の割合が3〜15質量%であるオレフィン−酢酸ビニル共重合体が好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体がより好ましい。
防曇剤としては、多価アルコール(ソルビタン系、グリセリン系、ジグリセリン系等)と脂肪酸との部分エステル、またはこれらとアルキレングリコールとの縮合物等が挙げられる。
防曇剤の配合量は、ポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、1〜5質量部が好ましく、1.2〜3質量部がより好ましい。
樹脂材料(b)は、柔軟性、防曇性を損なわない範囲で、他のポリオレフィン系樹脂(低密度ポリエチレン等)、他の公知の添加剤等を含んでいてもよい。
中間層(C)16は、最表層(A)側から順に、中間層(C1)18と、中間層(C2)20と、中間層(C3)22とを有する。
リアクターTPOは、重合段階でポリオレフィン系樹脂にエチレンプロピレンゴムをアロイ化させた樹脂であって、反応器中で製造するTPOということから、リアクターTPOと呼ばれている。リアクターTPOとしては、モンテル社の「キャタロイ」、徳山曹達社の「P.E.R」等が挙げられる。
リアクターTPOの割合は、ポリオレフィン系樹脂(100質量%)のうち、1〜35質量%が好ましく、4〜20質量%がより好ましい。リアクターTPOの割合が35質量%を超えると、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10の製造時のモータ負荷が大きくなり、製膜が困難となる場合がある。
中間層(C1)18は、農業用施設に展設された際には、施設の外側からの太陽光を反射する層となる。
中間層(C1)18は、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10に保温性、断熱性を付与する層であることから、発泡層にする。
ポリオレフィン系樹脂としては、強度の点から、メタロセン系触媒またはチグラー触媒を用いて製造された線状低密度ポリエチレンが好ましい。
樹脂材料(c1)は、強度および光透過性を損なわない範囲で、他のポリオレフィン系樹脂、公知の他の添加剤等を含んでいてもよい。
中間層(C2)20は、農業用施設に展設された際には、施設の外側からの太陽光を遮蔽する層となる。
中間層(C2)20は、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10に保温性、断熱性を付与する層であることから、発泡層にする。
ポリオレフィン系樹脂としては、強度の点から、メタロセン系触媒またはチグラー触媒を用いて製造された線状低密度ポリエチレンが好ましい。
カーボンブラック顔料の配合量は、ポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、3〜30質量部が好ましく、4〜15質量部がより好ましい。
樹脂材料(c2)は、強度および光透過性を損なわない範囲で、他のポリオレフィン系樹脂、公知の他の添加剤等を含んでいてもよい。
中間層(C3)22は、農業用施設に展設された際には、施設の内側からの照明光を反射する層となる。
中間層(C3)22は、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10に保温性、断熱性を付与する層であることから、発泡層にする。
ポリオレフィン系樹脂としては、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム10に柔軟性を付与して展張作業を容易にする点、安定した防曇性を付与する点、および顔料の分散が良好である点から、酢酸ビニル単位の割合が5〜28質量%であるオレフィン−酢酸ビニル共重合体が好ましく、エチレン−酢酸ビニル共重合体がより好ましい。
酸化チタン顔料の配合量は、ポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、25〜80質量部が好ましく、30〜50質量部がより好ましい。
防曇剤としては、多価アルコール(ソルビタン系、グリセリン系、ジグリセリン系等)と脂肪酸との部分エステル、またはこれらとアルキレングリコールとの縮合物等が挙げられる。
防曇剤の配合量は、ポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、1〜5質量部が好ましく、1.2〜3質量部がより好ましい。
樹脂材料(c3)は、柔軟性、防曇性を損なわない範囲で、他のポリオレフィン系樹脂(低密度ポリエチレン等)、公知の他の添加剤等を含んでいてもよい。
本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムは、遮光性が必要とされない場合等においては、最表層(A)/中間層(C)/最表層(B)からなる3層構造のフィルムであってもよい。
農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム11は、最表層(A)12と、最表層(B)14と、最表層(A)と最表層(B)との間に設けられた中間層(C)17とを有する3層構造のフィルムである。
第2の実施形態において、第1の実施形態と同じ構成については同じ符号を付して説明を省略する。
中間層(C)17は、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム11に保温性、断熱性を付与する層であることから、発泡層にする。
ポリオレフィン系樹脂としては、強度の点から、メタロセン系触媒またはチグラー触媒を用いて製造された線状低密度ポリエチレンが好ましい。
本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムは、図示例のものに限定はされず、最表層(A)と、最表層(B)と、最表層(A)と最表層(B)との間に設けられた、1層以上の中間層(C)とを有し、中間層(C)の少なくとも1層が、樹脂材料(c)を発泡させてなる層であればよい。
また、中間層(C)が2層以上の場合、少なくとも1層が発泡層であればよい。なお、保温性、断熱性の点からは、中間層(C)の全部が発泡層であることが好ましい。
また、中間層(C)は、遮光性が必要な場合は各種顔料を含むことが好ましいが、遮光性が必要とされない場合は各種顔料を含まなくてもよい。
また、最表層(A)、最表層(B)は、光透過性を有する層でなくてもよい。
本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムは、インフレーション法によって製造することが好ましい。
具体的には、溶融状態の前記樹脂材料(a)、溶融状態の前記樹脂材料(b)および1層以上の溶融状態の前記樹脂材料(c)をダイからチューブ状に共押出し、空気の圧力によって内側から膨張させた後、冷却することによって、本発明の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造できる。この際、溶融状態の樹脂材料(c)の少なくとも1層が、あらかじめ発泡剤を含む必要がある。
発泡剤の配合量は、ポリオレフィン系樹脂の100質量部に対して、0.05〜5質量部が好ましく、0.3〜3質量部がより好ましい。
迅速熱伝導率計(京都電子工業社製、商品名「QTM−500」)と薄膜測定用ソフトウェアとを用い、3種のリファレンスプレートと比較して、フィルムの熱伝導率を測定した。
リファレンスプレート1:発泡ポリエチレン(λ=0.0358)、
リファレンスプレート2:シリコンゴム(λ=0.234)、
リファレンスプレート3:石英ガラス(λ=1.419)。
得られた各フィルムを赤外線分光光度計で、各波長の吸収を求め、ブランクの放射法則で得られる輻射エネルギーを重みづけした値と、元の値との比をフィルムの保温指数として求め、良否を判定した。
妻面幅(W)=1.8m、軒高(He)=1.8m、屋根勾配(I)=10°、奥行(D)=1.8mの片屋根型温室を作り、標準フィルム(農業用ポリオレフィンフィルム、シーアイ化成社製、商品名「スカイコート防霧」、厚さ0.1mm)および各実施例・比較例で得られたフィルムをそれぞれ別個の温室に展張した。さらに、屋根以外からの熱移動の影響を最小限にするため、温室の壁面および床面を10cm厚さの発泡スチロール製断熱材にて被覆した。さらに暖房のため800Wの電熱ヒータを1台屋内に設置し、温度センサを屋内2箇所、屋外1箇所、断熱材の内面および外面に各1箇所設置し、それぞれの場所の温度を測定するとともに、平均内気温が20℃を超えたときに電熱ヒータの電源を切って温度調整可能とし、所要電力量を読み取るための電力計と、各測定値をリアルタイムで収集し、計算させるためにコンピュータを屋外に設置した。測定は1日間行い、日没から日の出までのデータを用い、下記式1〜3により標準フィルムの熱貫流率U0および各実施例・比較例のフィルムの熱貫流率Uを計算した。さらに、標準フィルムの熱貫流率U0に対する各フィルムの熱貫流率Uの値を百分率で表し、暖房負荷係数とした。
キセノンランプの照度を照度計で測定し、基準値を決めた後、キセノンランプをフィルムで遮蔽し、キセノンラップの漏れた光の照度を測定し、遮光率を計算で求めた。
◎:99.95%以上。
○:99.9%以上99.95%未満。
△:99.0%以上99.9%未満。
×:99.0%未満。
下記の各樹脂材料を用意した。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の91.25質量に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」、低密度ポリエチレン:20質量%、顔料:80質量%)の43.75質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
線状低密度ポリエチレン樹脂(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の86質量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)の10質量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ製造社製、「TET−01337ブラック」、低密度ポリエチレン:60質量%、顔料:40質量%)の20質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の89.5質量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」、低密度ポリエチレン:60質量%、顔料:40質量%)の17.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
5種5層のインフレーション装置を用いて、外側から、樹脂材料(a)、樹脂材料(c1)、樹脂材料(c2)、樹脂材料(c3)、樹脂材料(b)となるように、ダイの同心円状の複数のリップから各樹脂材料を溶融状態にて共押出し、空気の圧力によって内側から膨張させた後、冷却し、巻き取ることによって、最表層(A)および(B)の厚さ:各15μm、中間層(C1)、(C2)および(C3)の厚さ:各40μm、合計の厚さ:150μmの5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
実施例1の樹脂材料(c1)、樹脂材料(c2)および樹脂材料(c3)を下記のものに変更した。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の75質量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)の50質量部、リアクターTPO(モンテル社製、「キャタロイ」)の10質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(永和化成社製、「セルボンSC−K」、重曹)の0.9質量部を配合したもの。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の84.25質量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)の11.25質量部、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ製造社製、「TET−01337ブラック」)の22.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(永和化成社製、「セルボンSC−K」、重曹)の0.9質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の86.5質量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)の22.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(永和化成社製、「セルボンSC−K」、重曹)の0.9質量部を配合したもの。
実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
実施例1の樹脂材料(c3)を下記のものに変更した。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の89.5質量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)の17.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
実施例1の樹脂材料(c2)を下記のものに変更した。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の100質量部に、カーボンブラック顔料マスターバッチ(東洋インキ製造社製、「TET−01337ブラック」)の30質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
実施例1と同様にして5種5層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
発泡剤を含まないこと以外は実施例1と同じ組成の樹脂材料(c1)、樹脂材料(c2)および樹脂材料(c3)を用意した。
実施例1と同様にして、発泡層を有さない5種5層(最表層(A)および(B)の厚さ:各15μm、中間層(C1)、(C2)および(C3)の厚さ:各40μm、合計の厚さ:150μm)の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
発泡剤を含まないこと以外は実施例4と同じ組成の樹脂材料(c1)、樹脂材料(c2)および樹脂材料(c3)を用意した。
実施例1と同様にして、発泡層を有さない5種5層(最表層(A)および(B)の厚さ:各15μm、中間層(C1)、(C2)および(C3)の厚さ:各40μm、合計の厚さ:150μm)の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表1に示す。
下記の各樹脂材料を用意した。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の75質量部に、酸化チタン顔料マスターバッチ(日弘ビックス社製、「PO−0107ホワイト」)の50質量部、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」、低密度ポリエチレン:60質量%、顔料:40質量%)の20質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の89.5質量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」、低密度ポリエチレン:60質量%、顔料:40質量%)の17.5質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、商品名「セルマイクC−1」、アゾジカルボンアミド)の0.4質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
5種5層のインフレーション装置を用いて、外側から、樹脂材料(a)、樹脂材料(c1)、樹脂材料(c1)、樹脂材料(c2)、樹脂材料(b)となるように、ダイの同心円状の複数のリップから各樹脂材料を溶融状態にて共押出し、空気の圧力によって内側から膨張させた後、冷却し、巻き取ることによって、最表層(A)および(B)の厚さ:各15μm、中間層(C1)の厚さ:80μm、(C2)の厚さ:40μm、合計の厚さ:150μmの4種4層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表2に示す。
発泡剤を含まないこと以外は実施例5と同じ組成の樹脂材料(c1)および樹脂材料(c2)を用意した。
実施例5と同様にして、発泡層を有さない4種4層の遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表2に示す。
下記の各樹脂材料を用意した。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
線状低密度ポリエチレン(出光石油化学社製、「モアテック0138」)の80質量部に、アルミニウム顔料マスターバッチ(住友カラー社製、「SPEM−8K445シルバー」)の30質量部、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部、発泡剤(三協化成社製、「セルマイク266」、重曹)の0.9質量部を配合したもの。
酢酸ビニル単位の割合が10質量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体の100質量部に、ヒンダードアミン系光安定剤の0.3質量部を配合したもの。
3種3層のインフレーション装置を用いて、外側から、樹脂材料(a)、樹脂材料(c)、樹脂材料(b)となるように、ダイの同心円状の複数のリップから各樹脂材料を溶融状態にて共押出し、空気の圧力によって内側から膨張させた後、冷却し、巻き取ることによって、最表層(A)および(B)の厚さ:15μm、中間層(C)の厚さ:120μm、合計の厚さ:150μmの3種3層の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表3に示す。
発泡剤を含まないこと以外は実施例6と同じ組成の樹脂材料(c)を用意した。
実施例6と同様にして、発泡層を有さない3種3層の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表3に示す。
線状低密度ポリエチレンを100質量部とし、アルミニウム顔料マスターバッチを含まないこと以外は実施例6と同じ組成の樹脂材料(c)を用意した。
実施例6と同様にして、3種3層の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表3に示す。
発泡剤を含まないこと以外は実施例7と同じ組成の樹脂材料(c)を用意した。
実施例7と同様にして、発泡層を有さない3種3層の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造した。このフィルムの評価結果を表3に示す。
11 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム
12 最表層(A)
14 最表層(B)
16 中間層(C)
17 中間層(C)
18 中間層(C1)
20 中間層(C2)
22 中間層(C3)
Claims (8)
- ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(a)からなる最表層(A)と、
ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(b)からなる最表層(B)と、
前記最表層(A)と前記最表層(B)との間に設けられた、1層以上の、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(c)からなる中間層(C)とを有し、
前記中間層(C)の少なくとも1層が、前記樹脂材料(c)を発泡させてなる層である、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。 - 前記中間層(C)の全部が、前記樹脂材料(c)を発泡させてなる層である、請求項1に記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。
- 前記中間層(C)として、最表層(A)側から順に、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(c1)を発泡させてなる中間層(C1)と、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(c2)を発泡させてなる中間層(C2)と、ポリオレフィン系樹脂を含む樹脂材料(c3)を発泡させてなる中間層(C3)とを有する、請求項1に記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。
- いずれか1層以上に保温剤を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。
- 前記中間層(C)が、遮光性顔料を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。
- 前記樹脂材料(c1)が、さらに酸化チタン顔料を含み、
前記樹脂材料(c2)が、さらに酸化チタン顔料およびカーボンブラック顔料を含み、
前記樹脂材料(c3)が、さらにアルミニウム顔料または酸化チタン顔料を含む、請求項5に記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。 - 前記最表層(A)および前記最表層(B)が、非発泡の層である、請求項1〜6のいずれかに記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム。
- 溶融状態の前記樹脂材料(a)、溶融状態の前記樹脂材料(b)および1層以上の溶融状態の前記樹脂材料(c)をダイからチューブ状に共押出し、空気の圧力によって内側から膨張させた後、冷却することによって、請求項1に記載の農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムを製造する方法であって、
前記溶融状態の樹脂材料(c)の少なくとも1層が、あらかじめ発泡剤を含む、農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムの製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010100068A JP5622432B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 |
CN201010224359.9A CN102232348B (zh) | 2010-04-23 | 2010-07-07 | 农业用聚烯烃系树脂薄膜以及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010100068A JP5622432B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011229407A true JP2011229407A (ja) | 2011-11-17 |
JP5622432B2 JP5622432B2 (ja) | 2014-11-12 |
Family
ID=44883819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010100068A Active JP5622432B2 (ja) | 2010-04-23 | 2010-04-23 | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5622432B2 (ja) |
CN (1) | CN102232348B (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014125505A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 部品製造方法、接合剥離装置、および複合キャリア |
JP2015098511A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 三菱樹脂株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡フィルムおよび積層フィルム |
JP2015098510A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 三菱樹脂株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡フィルムおよび積層フィルム |
WO2017038623A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 東洋製罐株式会社 | 加飾用樹脂組成物及び該組成物を用いて形成されたメタリック層を有する多層ダイレクトブローボトル |
WO2017187631A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | タイヨーテクノ株式会社 | 遮熱性シート材、遮熱性内装材及び遮熱性シート材の製造方法 |
JP2019536668A (ja) * | 2016-12-09 | 2019-12-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層フィルムを含む物品 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104629277A (zh) * | 2015-01-22 | 2015-05-20 | 夏世勇 | 一种生物降解塑料农膜 |
CN106613527A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-05-10 | 成都格瑞思文化传播有限公司 | 一种农用温室大棚保温垫 |
CN109940951A (zh) * | 2017-12-15 | 2019-06-28 | 阿布扎比聚合物有限公司(博禄) | 发泡聚乙烯膜 |
KR102101793B1 (ko) * | 2018-08-10 | 2020-04-17 | (주)부전 | 농업 재배시설용 원단 |
CN111149571A (zh) * | 2020-01-13 | 2020-05-15 | 河北合胜塑料制品有限公司 | 一种新型保温大棚材料及其生产工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002209453A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | C I Kasei Co Ltd | 遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム |
JP2003001776A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 積層シート |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA2193552A1 (en) * | 1995-12-25 | 1997-06-26 | Tsutomu Fujita | Polyolefin resin composition |
JP4919371B2 (ja) * | 2005-04-22 | 2012-04-18 | 株式会社ジェイエスピー | 共押出積層発泡体及びその成形体 |
-
2010
- 2010-04-23 JP JP2010100068A patent/JP5622432B2/ja active Active
- 2010-07-07 CN CN201010224359.9A patent/CN102232348B/zh active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002209453A (ja) * | 2001-01-15 | 2002-07-30 | C I Kasei Co Ltd | 遮光性農業用ポリオレフィン系樹脂フイルム |
JP2003001776A (ja) * | 2001-06-22 | 2003-01-08 | Sekisui Plastics Co Ltd | 積層シート |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014125505A (ja) * | 2012-12-25 | 2014-07-07 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 部品製造方法、接合剥離装置、および複合キャリア |
JP2015098511A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 三菱樹脂株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡フィルムおよび積層フィルム |
JP2015098510A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 三菱樹脂株式会社 | ポリオレフィン系樹脂発泡フィルムおよび積層フィルム |
WO2017038623A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 東洋製罐株式会社 | 加飾用樹脂組成物及び該組成物を用いて形成されたメタリック層を有する多層ダイレクトブローボトル |
JPWO2017038623A1 (ja) * | 2015-08-31 | 2017-08-31 | 東洋製罐株式会社 | 加飾用樹脂組成物及び該組成物を用いて形成されたメタリック層を有する多層ダイレクトブローボトル |
US10173402B2 (en) | 2015-08-31 | 2019-01-08 | Toyo Seikan Co., Ltd. | Decorative resin composition and multilayered directly blow-formed bottle having a metallic layer formed by using the same composition |
WO2017187631A1 (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | タイヨーテクノ株式会社 | 遮熱性シート材、遮熱性内装材及び遮熱性シート材の製造方法 |
JP2019536668A (ja) * | 2016-12-09 | 2019-12-19 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層フィルムを含む物品 |
JP7282032B2 (ja) | 2016-12-09 | 2023-05-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 多層フィルムを含む物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102232348B (zh) | 2015-01-21 |
JP5622432B2 (ja) | 2014-11-12 |
CN102232348A (zh) | 2011-11-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5622432B2 (ja) | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルムおよびその製造方法 | |
US20190184687A1 (en) | Laminated structure | |
JP7503408B2 (ja) | 放射冷却装置及び冷却方法 | |
JP2009047285A (ja) | 配管用断熱材 | |
JP2012238768A (ja) | 太陽電池素子封止シートおよび太陽電池モジュール | |
JPH11240112A (ja) | 防曇性積層体 | |
KR100870908B1 (ko) | 중공형 마이크로 실리카 캡슐을 포함하는 단열재 조성물,이를 이용한 단열재 및 그 제조방법, 및 유리 부착용단열필름 | |
JP4828444B2 (ja) | 合わせガラス | |
JP2015198579A (ja) | 農業用フィルム | |
JPH0829573B2 (ja) | 熱成形材料 | |
US11561332B2 (en) | Infrared shielding film and method for manufacturing the same | |
KR20160068588A (ko) | 소음차단/공기정화 겸용 다기능 창문 부착형 단열 에어캡 | |
JP2009091818A (ja) | 窓構造体 | |
JP2020184955A (ja) | 農業用ポリオレフィン系樹脂フィルム | |
JP2000354426A (ja) | 5層構造の防曇性オレフィン系農業用フイルム | |
CN110130791A (zh) | 一种高反射玻璃窗 | |
JP2008302568A (ja) | 窓ガラス用断熱シート | |
JP3026522B2 (ja) | 農業用フイルム | |
JP7474216B2 (ja) | 放射冷却式遮光装置 | |
KR100721743B1 (ko) | 적층필름 | |
WO2017090690A1 (ja) | 合わせガラス、自動車用窓ガラスおよび建物用窓ガラス | |
KR19990063334A (ko) | 수지 필름 | |
JP4302210B2 (ja) | 難燃性被覆断熱管 | |
JPS6151542B2 (ja) | ||
JP7454968B2 (ja) | 放射冷却式ボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130308 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131024 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131029 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140826 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140922 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5622432 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |