JP2011225254A - ボトムロック包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ボトムロック構造の包装容器は、底面がフラットで隙間が生じやすい構造となるため、特許文献1で開示されているように収納物の脱落や抜き取りなどの問題がある。また、収納物の種類によって或いは収納物が減ったときに片寄りが生じやすく、包装容器として使いにくい欠点を有していた。
【解決手段】 底面を形成する両巾面フラップと両長さ面フラップのいずれか一方の各フラップに、45°の折罫を介して延設した各固定片を、他方のフラップにそれぞれ重ねて固着し、両巾面フラップと両長さ面フラップの少なくともいずれかに、箱体に広げた状態を保持するためのロック部を設けた構造であって、両長さ面フラップのそれぞれの自由端側に相互に突き合わせて立ち上げた状態に接当させる仕切片を、折罫を介して延設すると共に、該仕切片の少なくとも一部にロック部を形成して仕切片同士を一体化する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、折り畳んだ状態から簡単に底板を広げた状態に保持するボトムロック構造の包装容器の改良に関する。
ボトムロック構造は、例えば底面を形成する両長さ面フラップに45°の折罫を介して延設した固定片を、それぞれ両幅面フラップに固着した構造である。これによって、折り畳んだ状態から容易に箱体に組み立てた状態に形成することができる。そして、両長さ面フラップの先端部にロック部を設けることにより、箱体に形成した状態に保持させている。
例えば、特許文献1に開示されているボトムロック式包装箱がある。このボトムロック式包装箱は、一般的なボトムロック構造であるが、底面を構成する長さ面フラップの一方を長くすることによって底面に空隙が生じることを防止している。
特開2006−069563
ボトムロック構造の包装容器は、折り畳んだ状態から極めて容易に箱体に組み立てることができることや、使用後も折り畳みやすく処分しやすいという利点がある。しかし、底面がフラットで隙間が生じやすい構造となるため、特許文献1で開示されているように収納物の脱落や抜き取りなどの問題がある。また、収納物の種類によって或いは収納物が減ったときに片寄りが生じやすく、包装容器として使いにくい欠点を有していた。
そこで本発明者は上記問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、底面を形成する両巾面フラップと両長さ面フラップのいずれか一方の各フラップに、45°の折罫を介して延設した各固定片を、他方のフラップにそれぞれ重ねて固着し、両巾面フラップと両長さ面フラップの少なくともいずれかに、箱体に広げた状態を保持するためのロック部を設けた構造であって、両長さ面フラップのそれぞれの自由端側に相互に突き合わせて立ち上げた状態に接当させる仕切片を、折罫を介して延設すると共に、該仕切片の少なくとも一部にロック部を形成して仕切片同士を一体化したことにある。
ここで、本明細書中でいう「包装容器」とは、段ボール、厚紙、プラスチックシート、プラスチック段ボールなどの板材を折り曲げて箱体に組み立てたものをいう。本発明における箱体としては、4面で周面を構成し、周面の下端から延設したフラップで底を形成する構造であればよい。蓋の構造は特に限定するものではなく、蓋のない開放型も含む。巾面フラップは、箱体の周面を構成する幅と深さで囲まれた面から延設したフラップである。また、長さ面フラップは、箱体の周面を構成する長さと深さで囲まれた面から延設したフラップである。
一般的に、底面形状は長さ面が巾面より長い長方形であるが、同じ長さの正方形でもよい。本発明においては、底面を形成する際、長さ面フラップの先端部同士がほぼ接当する長さとして、仕切片同士を接当させるようにする。ボトムロック構造の場合、巾面フラップと長さ面フラップのいずれかに45°の折罫で固定片を延設して他方のフラップに固着する構造であり、固定片の基部同士の間隔によって仕切片同士の重なりが変化する。このため、巾面と長さ面の長さが同じ正方形の場合、固定片の基部同士の間隔がなくなり、仕切片同士の重なりも無くなってしまう。しかし、仕切片を巾面フラップ側(固定片を固着する一組の長さ面フラップと巾面フラップの関係)に突出させれば、仕切片同士を重ねることができる。
「ロック部」とは、ボトムロック構造の包装容器において、箱体に広げた状態に保持するための引っ掛け部をいう。本発明では仕切片同士の一体化を高めるために、仕切片の少なくとも一部にロック部を形成する。例えば、長さ面フラップの自由端側に仕切片に並べてロック片を延設し、該ロック片を他方の仕切片に係合させる場合である。また、仕切片同士や仕切片に切欠や突起などを設けて相互に係合させてもよい。仕切片同士の一体化とは、相互に突き合わせて立ち上げた状態に接当させる仕切片にロック部を設けることで、相互に係合させることをいう。
本発明に係るボトムロック包装容器は、従来のボトムロック式包装箱と同様に簡単に組み立てや折り畳みをすることができるだけでなく、箱体に広げたときに底面に仕切を形成することができるため、収納物の片寄りを防止することができる。特に、本発明では各長さ面フラップの自由端側に延設した仕切片同士を相互に突き合わせて立ち上げた状態にすると共に、ロック部で一体化したことにより仕切としてより強固に自立させることができる。
また、仕切片同士を突き合わせた構造であるため、底面に僅か隙間が生じても、内底面が仕切片で仕切られていることから収納物の脱落や抜き取りを防止できるなど実用上極めて有益な効果を有するものである。
本発明に係るボトムロック包装容器の一実施例を示す斜視図である。(実施例1) 図1に示したボトムロック包装容器のブランクシートである。 本発明に係るボトムロック包装容器の他の実施例を示す斜視図である。(実施例2) 図3に示したボトムロック包装容器のブランクシートである。 本発明に係るボトムロック包装容器のさらに他の実施例を示す斜視図である。(実施例3) 図5に示したボトムロック包装容器のブランクシートである。 本発明に係るボトムロック包装容器のさらに他の実施例を示す斜視図である。(実施例4) 図7に示したボトムロック包装容器のブランクシートである。
本発明は、ボトムロック式包装容器において、両長さ面フラップのそれぞれの自由端側に相互に突き合わせて立ち上げた状態に接当させる仕切片を、折罫を介して延設すると共に、該仕切片の少なくとも一部にロック部を形成して仕切片同士を一体化したことにより、上述課題を解決した。
図1は、本発明に係るボトムロック包装容器1の一実施例を示すもので、図2はそのブランクシートである。ボトムロック構造を明確にするため、底面以外は鎖線で表している。本例の包装容器1は、対向位置に配設した2つの巾面2と2つの長さ面3とによって周面を形成し、各巾面2の上端からそれぞれ蓋受けフラップ21、一の長さ面3の上端から差込片32を設けた蓋31を延設して天面を構成している。
そして、各巾面2の下端からそれぞれ巾面フラップ4、各長さ面3の下端からそれぞれ長さ面フラップ5を延設して底面を構成する。底面をボトムロック構造にするため、本例では各長さ面フラップ5に45°の折罫を介して固定片51を延設し、該固定片51を巾面フラップ4に接着剤で固着している。
本発明においては、各長さ面フラップ5の自由端側に折罫を介して仕切片6を延設し、長さ面3に沿う方向に底面をほぼ2分する仕切を形成する構造としている。長さ面フラップ5先端に設けた仕切片6は、箱体に組み立てたとき図のように2つの巾面フラップ4の間で突き合わせた状態で接当させることができ、仕切として立ち上げた状態に保持させることができる。
さらに、箱体に組み立てた状態に保持するためのロック部として、仕切片6に並べてロック片7を延設している。これにより、ロック片7と仕切片6が相互に対向して係合し、仕切片6がより強固に保持されることになる。
本発明に係るボトムロック包装容器1は、折り畳んだ状態からワンタッチで底面に仕切を備えた箱体に形成でき、収納物の片寄り等を防止することができるが、図3に示すように箱体の上部側にも間仕切り板8を設けることで、収納物の保持をより確実にすることができる。この包装容器1は、ボトルや缶を6本収納して持ち運びできるようにした容器である。このブランクシートを図4に示す。本例の間仕切り板8は、箱体上部を長さ面3に沿って2分する取っ手板81を、巾面2と長さ面3に架けて上方に延設し、切込82と折罫83によって長さ面3方向にそれぞれ2ヶ所仕切っている。そして、取っ手の貫通孔部分に設けた掛止片84を掛止部85を引っ掛けて、取っ手板81ひいては間仕切り板8のズレを防止している。
図5は、本発明に係るボトムロック包装容器1のさらに他の実施例を示すもので、図6はそのブランクシートである。本例のボトムロック包装容器1では、仕切片6に切込61を設けてロック部としている。これは、折り畳んだ状態から箱体に広げる段階で、仕切片6同士が相互にスライドして各仕切片6の側端部を切込61に係合させる構造である。
図7は、本発明に係るボトムロック包装容器1のさらに他の実施例を示すもので、図8はそのブランクシートである。本例のボトムロック包装容器1は、巾面2と長さ面3が同じ長さの底面が正方形の場合において、仕切片6同士が重なるようにした構造である。底面が正方形の場合、箱体に広げたときに固定片51の基部同士が接して、単に長さ面フラップ5の自由端側に仕切片6を延設するだけでは、重ならずに自立させにくくなる。このため、図のように仕切片6を固定片51側に重ね片62を突出させることによって、重ね片62同士を重ねるようにしている。そして、重ね片62の上部同士を相互に係合させるロック部63としている。
1 ボトムロック包装容器
2 巾面
21 蓋受けフラップ
3 長さ面
31 蓋
32 差込片
4 巾面フラップ
5 長さ面フラップ
51 固定片
6 仕切片
61 切込
62 重ね片
63 ロック部
7 ロック片
8 間仕切り板
81 取っ手板
82 切込
83 折罫
84 掛止片
85 掛止部

Claims (3)

  1. 底面を形成する両巾面フラップと両長さ面フラップのいずれか一方の各フラップに、45°の折罫を介して延設した各固定片を、他方のフラップにそれぞれ重ねて固着し、両巾面フラップと両長さ面フラップの少なくともいずれかに、箱体に広げた状態を保持するためのロック部を設けた構造であって、両長さ面フラップのそれぞれの自由端側に相互に突き合わせて立ち上げた状態に接当させる仕切片を、折罫を介して延設すると共に、該仕切片の少なくとも一部にロック部を形成して仕切片同士を一体化したことを特徴とする底面に仕切を備えたボトムロック包装容器。
  2. ロック部は、仕切片と仕切片に並べて延設したロック片とによって構成した請求項1記載のボトムロック包装容器。
  3. ロック部は、各仕切片に設けた切欠によって構成した請求項1記載のボトムロック包装容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3052444A1 (fr) * 2016-06-10 2017-12-15 Smurfit Kappa France Emballage de type caisse americaine a fond automatique ou semi-automatique securise.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0349926U (ja) * 1989-09-22 1991-05-15
JPH1077026A (ja) * 1996-08-30 1998-03-24 Asahi Insatsu Shiki Kk 仕切付包装用箱

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