JP2011221696A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動販売機に設けられた中扉への商品展示ユニットへの装着を容易ならしめると共に、商品展示ユニットの裏面側に配置される照明光源等に対するメンテナンスの容易化を図る。
【解決手段】複数の商品見本を並べて保持するユニット本体の上端部後方に突出させて、中扉に設けられた縦長のユニット支持溝に嵌め込まれる取り付け片14を設ける。特に板厚方向に撓み可能な部材からなる取り付け片を、その主体部からユニット本体の上方側に突出してユニット支持溝の上端縁部から中扉の裏面側に係合する係合片15を形成した鈎型形状とし、また前記中扉の裏面側または表面側からユニット支持溝の側縁部に係合する係合突起16を前記主体部の側面に突出させて設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、商品選択釦に対応付けて複数の商品見本を並べて展示する商品展示ユニットの中扉への取り付け構造を改良した自動販売機に関する。
たばこ等のパッケージ商品の自動販売機は、例えば図5に示すように販売機本体1の前面に開閉自在に設けられた前扉2の前面に、複数の商品見本Sを並べて展示すると共に、各商品見本Sに対応付けて複数の商品選択釦3等を配列した商品展示部4を備える。また前記前扉2の前面には、上記商品展示部4に並べて金銭処理部5が設けられる。この金銭処理部5は、コイン投入口や紙幣挿入口、金銭表示器、釣り銭返却レバー、および釣り銭返却口等を備えたものである。
さて前記商品展示部4は、前扉2の開口部を透明板にて覆った窓部6の裏面側に複数の商品見本Sを並べて展示する商品展示棚7を多段に設けると共に、これらの各商品見本Sにそれぞれ対応する複数の商品選択釦3を前記窓部(透明板)6の前面に設けて構成される。尚、前記商品展示棚7は、通常、図6に示すように前扉2の裏面側に開閉自在に設けられた中扉(裏蓋)8に取り付けられて前記窓部6の裏面側に位置付けられる。また商品展示棚7に並べて展示したプラスチック製の商品見本Sの展示効果を高めるべく、前記商品展示棚7の裏面側には上記商品見本Sを透過照明する蛍光灯等の照明光源9が設けられる。
また最近では、商品展示棚7自体を透光性のあるプラスチック材で形成すると共に、プラスチック製の商品見本Sをその裏面側から透過照明するLED等の照明光源9を、その駆動回路等と共に前記商品展示棚7の裏面側に組み込むことも提唱されている(例えば特許文献1を参照)。
特開2008−282215号公報
ところで照明光源9として直管型の蛍光灯を採用する場合、一般的には該蛍光灯は商品展示棚7に沿わせて該商品展示棚7の下方に配置される。そして前記商品選択釦3は、蛍光灯を覆い隠すように設けられて、その美観を保つように工夫される。しかしながら蛍光灯と商品選択釦3とを前記前扉2の前後方向に並べて配置した場合、これらの配置スペースを確保する上で前記前扉2自体の厚みが厚くなることが否めない。
そこで蛍光灯を用いる場合であっても、その蛍光灯を商品展示棚7の裏面側に配置することが考えられている。しかし蛍光灯やLED等の照明光源9を商品展示棚7の裏面側に設けた場合、そのメンテナンスの都度、商品展示棚7を中扉8から取り外す必要があり、その作業が非常に煩わしいと言う問題がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、その目的は、商品展示棚(商品展示ユニット)の中扉への装着を容易ならしめると共に、商品展示棚(商品展示ユニット)の裏面側に配置される照明光源等に対するメンテナンスの容易化を図り得る構造、つまり中扉に対する商品展示ユニットの取り付け構造を改良した自動販売機を提供することにある。
上述した目的を達成するべく本発明に係る自動販売機は、自動販売機本体の前扉に並べて設けられた複数の商品選択釦と、前記前扉の裏面に位置付けられる板状の中扉に取り付けられて前記各商品選択釦に対応する商品見本を前記前扉側から視認可能に並べて展示する商品展示ユニットを具備したものであって、
特に前記商品展示ユニットは、複数の商品見本を並べて保持するユニット本体と、このユニット本体の幅方向に所定の距離を隔てて該ユニット本体の上端部後方にそれぞれ突出させて平行に設けられた複数の縦板体からなり、前記中扉に穿たれた縦長のユニット支持溝にそれぞれ嵌め込まれて前記ユニット本体を前記中扉に装着する取り付け片を具備し、
前記取り付け片は、その板厚方向に撓み可能な部材からなり、その主体部から前記ユニット本体の上方側に突出して前記ユニット支持溝の上端縁部または前記中扉の裏面側に係合する係合片を形成した鈎型形状をなすと共に、前記主体部の側面から突出して設けられて前記支持溝の側縁部に前記中扉の裏面側または表面側から係合し、前記係合片と協働して前記中扉に前記ユニット本体を装着する係合突起とを備え、
前記係合突起は、前記中扉の裏面側から前記ユニット支持溝の側縁部に係合して前記ユニット本体との間に前記中扉を挟み込んで該ユニット本体を支持し、前記中扉の表面側から前記支持溝の側縁部に係合して前記ユニット本体の下端部側を前記中扉から離反させて支持することを特徴としている。
好ましくは、前記取り付け片は、前記ユニット本体の両側板部から該ユニット本体の後方にそれぞれ延在して設けられたものであって、前記係合突起は、各取り付け片の主体部側面から前記ユニット本体の側方に向けて突出させて設けられた半球状の突起からなる。
また前記ユニット本体は、その下端後方から突出して前記中扉に設けられたストッパ溝に係合する弾性係合片を備えることが望ましい。
ちなみに前記ユニット本体は、前記中扉に装着されて該ユニット本体を透過照明する光源を覆って設けられるものである。そして前記中扉に穿たれた縦長のユニット支持溝は、前記取り付け片を撓ませた状態で前記係合突起の通過を許容する幅を有したものとして設けられる。
上記構成の商品展示ユニットを備えた自動販売機によれば、中扉に設けられたユニット支持溝に商品展示ユニットの取り付け片を差し込み、該取り付け片の主体部から上方側に突出した係合片を前記中扉の裏面側に係合させ、同時に前記取り付け片の主体部側面から突出して設けられた係合突起を前記中扉の裏面側から前記ユニット支持溝の側縁部に係合させるだけで、前記係合片および係合突起と前記ユニット本体との間に中扉を挟み込むことで、該中扉に前記商品展示ユニットを簡易に、且つ安定に装着することができる。
またユニット本体の下端を手前側に持ち上げて前記係合片を前記ユニット支持溝の上端縁部に係合させたまま前記係合突起を前記中扉の表面側に引き出せば、商品展示ユニットの自重により前記係合突起が前記中扉の表面側から前記ユニット支持溝の側縁部に押し当てられて該側縁部に係合する。すると商品展示ユニットは、前記係合片および係合突起により前記中扉に対して2点支持され、その下端を手前側に持ち上げた状態で、つまり中扉に対して斜め状態で保持される。この結果、斜め状態に保持された商品展示ユニットの下方側から、該商品展示ユニットの裏面側に配置された照明光源等を容易にメンテナンスすることが可能となる。
更に上記斜め状態から前記商品展示ユニットを下方に押し下げ、前記係合片と前記ユニット支持溝の上端縁部との係合を解除すれば、これによって中扉から商品展示ユニットを簡易に取り外すことが可能となる。特に縦板体からなる取り付け片を板厚方向に撓ませて該取り付け片の主体側部に設けた係合突起の前記ユニット支持溝の側縁部に対する係合位置を、中扉の裏面側または表面側の一方に変えるだけで、中扉に対する商品展示ユニットの支持(保持)姿勢を変更することができるので、その作業が非常に容易である。しかも商品展示ユニットの構造自体を簡素化することができる等の効果が奏せられる。
本発明の一実施形態に係る自動販売機の特徴部分を説明する為の商品展示ユニットと中扉との関係を示す図。 図1に示す商品展示ユニットを斜め下方から見た斜視図。 商品展示ユニットの中扉への取り付け構造を示す図。 中扉に設けられたユニット取り付け溝と、商品展示ユニットに設けられた取り付け片との関係を示す図。 商品展示棚(商品展示ユニット)を備えた自動販売機の概略構成を示す図。 自動販売機の前扉に商品選択釦と共に組み込まれた商品展示棚(商品展示ユニット)の様子を模式的に示す図。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係る自動販売機について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る自動販売機の前扉2に組み付けられて商品展示部4を構成する商品展示ユニット(商品展示棚)10と、この商品展示ユニット10が取り付けられる前記前扉2の裏蓋、つまり前扉の裏面側に開放可能に設けられた中扉20との関係を示す図である。また図2は上記商品展示ユニット10を斜め下方から見たときの様子を示している。尚、前扉2は、図5に示したように販売商品(たばこ)を収納する複数の収納コラムを形成した販売機本体1の前面を開放自在に設けられたものであって、この前扉2に商品展示部4や金銭処理部5等が設けられる。
この実施形態に係る商品展示ユニット10は、カード状の透光性樹脂板に販売対象商品の写真(画像)を印刷した商品見本Sを保持し、その裏面側から照射される光にて前記商品見本Sを透過照明する合成樹脂製のものである。ちなみに図1および図2に例示する商品展示ユニット10は、その前面側に4枚の商品見本Sを並べて保持するものであって、裏面側を開放した箱形のユニット本体11の前面には、4枚の商品見本Sをそれぞれ上方から挿入可能な保持枠12が並べて設けられている。
これらの保持枠12は、商品見本Sの両側縁部および下端縁部がそれぞれ嵌め込まれる溝をU字状に形成したもので、保持枠12の開放された上端部から差し込まれるカード状の商品見本Sを当該商品展示ユニット10(ユニット本体11)の前面に保持する役割を担う。また保持枠12の下辺側中央部には、薄板状の価格表示チップ(図示せず)が嵌め込まれる価格チップ取り付け枠13がそれぞれ設けられている。
さて前記商品展示ユニット10の主体部をなし、その裏面側が開放された箱形のユニット本体11の上端部には、該ユニット本体11の両側板部からそれぞれ延在して後方に突出する取り付け片14が設けられている。ユニット本体11の横幅を隔てて設けられる上記一対の取り付け片14は、例えば前記ユニット体11と同じ合成樹脂素材にて一体に射出成形された所定の厚みの縦板体からなり、所定の応力を受けたときにその厚み方向に弾性的に撓み可能なものからなる。これらの取り付け片14は、図3および図4に示すようにユニット本体11の後方に突出した主体部から前記ユニット本体11の上方側に突出する係合片15を形成した鈎型形状(L字型)をなし、また前記主体部の側面に半球状の係合突起16を突出形成した構造を有する。特に一対の取り付け片14にそれぞれ設けられる係合突起16は、互いに逆向きに、具体的にはユニット本体11の側方に向けて突出形成されている。
図3および図4に示すように前記各取り付け片14が備える鈎型の係合片15は、後述するように前記中扉20に設けられた縦長形状のユニット支持溝21に取り付け片14を嵌め込んだとき、前記ユニット支持溝21の上端縁部または前記中扉20の裏面に係合する部位である。また前記半球状の係合突起16は、前記ユニット支持溝21の側縁部に、前記中扉20の裏面側から、若しくは表面側から係合する部位である。これらの係合片15および係合突起16は、互いに協働して前記商品展示ユニット10(ユニット本体11)を前記中扉20の前面(表面)に装着(支持)する役割を担う。
ちなみに前記一対の取り付け片14にそれぞれ逆向きに設けられた係合突起16は、前記取り付け片14が撓みを生じていない定常状態においては、前記ユニット本体11の側方にそれぞれ突出した状態に位置付けられて、前記取り付け片14の前記ユニット支持溝21への装脱を阻止する役割を担う。尚、一対の取り付け片14を若干内側に向けて撓ませた状態で、前記係合突起16がユニット支持溝21の側縁部にそれぞれ弾性的に係合するようにしても良い。そして前記係合突起16の高さに相当する分、前記取り付け片14をそれぞれ内側に撓ませた際、前記ユニット支持溝21の側縁部と前記係合突起16との係合が解除され、これによって前記ユニット支持溝21への取り付け片14の装脱が許容されるものとなっている。
尚、前記ユニット本体11の下端後方部には、該ユニット本体11から後方側に突出する弾性係合片17が設けられている。この弾性係合片17は、その先端部に鈎型の爪部を設けたもので、後述するように前記中扉20に設けられたストッパ溝22に上記爪部を係合させて、中扉20への前記商品展示ユニット10の装着状態を安定的に保持する役割を担う。この弾性係合片17の爪部とストッパ溝22との係合解除は、弾性係合片17を撓ませることによりなされる。
一方、前記中扉20の上述した商品展示ユニット10を取り付けるべき部位には、前記ユニット本体11の取り付け片14に対応させて縦長のユニット支持溝21が設けられており、また前記弾性係合片17に対応させて横長のストッパ溝22が設けられている。これらのユニット支持溝21は、前述した取り付け片14の板厚と係合突起16の高さとを加えた寸法よりも若干幅広く形成されたものであって、取り付け片14を撓ませた状態で該取り付け片14の装脱を許容する。またストッパ溝22も同様に、前述した爪部の厚みよりも若干広い幅を有するもので、弾性係合片17を撓ませた状態で該弾性係合片17の嵌入を許容する。
さてこのようなユニット支持溝21およびストッパ溝22を設けた前記中扉20への前述した商品展示ユニット10の取り付けは、商品展示ユニット10の上部側を後方(中扉20側)に向けて傾けた状態で、先ず取り付け片14の先端部である鈎型の係合片15をユニット支持溝21に差し込む。その後、両取り付け片14を内側に撓ませながら前記商品展示ユニット10の下部側を後方(中扉20側)に向けて押し込み、前述した係合突起16をユニット支持溝21内に押し込む。同時に商品展示ユニット10の下部に設けられた前述した弾性係合片17をストッパ溝22に差し込み、図3に示すように前記弾性係合片17をストッパ溝22の縁部に係合させる。
このようにして商品展示ユニット10を中扉20に取り付けると、図4(a)に示すように取り付け片14が中扉20の裏面側に位置付けられる。そして取り付け片14における鈎型の係合片15は、前記ユニット支持溝21の上端縁部から中扉20の裏面に掛けて係合し、同時に取り付け片14の側面に設けられた係合突起16は、中扉20の裏面側に位置付けられて前記ユニット支持溝21の側縁部に係合する。そしてこれらの係合片15および係合突起16は、ユニット本体11との間に中扉20を挟み込み、ストッパ溝22に係合した弾性係合片17と協働して中扉20の前面に該商品展示ユニット10を支持することになる。この結果、商品展示ユニット10は、中扉20の前面に装着されて安定に保持される。
このような商品展示ユニット10の装着状態において、前述した弾性係合片17を指等により内側に押し込んで該弾性係合片17を撓ませ、前記ストッパ溝22との係合を解除してユニット本体11の下部を手前側に持ち上げると、ユニット本体11は前記係合片15を前記ユニット支持溝21の上端縁部に係合させた状態のまま、図4(b)に示すように傾けられる。この際、前述した半球状の係合突起16は前記取り付け片14の撓みを伴いながらユニット支持溝21の側縁部を乗り越えて中扉20の表面側に引き出される。
そしてこの状態で手指による商品展示ユニット10の持ち上げを止めると、商品展示ユニット10はその自重により前記取り付け片14をユニット支持溝21に嵌め込んだ状態のまま正立姿勢に戻ろうとする。つまり商品展示ユニット10は、係合片15とユニット支持溝21の上端縁部との係合点を支点として下方に向けて回動する。すると取り付け片14の側面に設けられた半球状の係合突起16が、図4(b)に示すように中扉20の表面側から前記ユニット支持溝21の側縁部に係合し、それ以上の回動が阻止される。この結果、商品展示ユニット10は、中扉20に対して前記ユニット支持溝21の上端部に係合した係合片15と、前記ユニット支持溝21の側縁部に表面側から係合した半球状の係合突起17とにより2点支持され、ユニット本体11の裏面側を下方に向けて開放した斜め状態のまま、中扉20に支持される。
尚、このような商品展示ユニット10の傾斜姿勢の角度は、半球状の係合突起16の大きさ(径)と、該係合突起16と鈎型の係合片15との離間距離によって定まる。これ故、半球状の係合突起16の大きさ(径)を大きくできないような場合には、例えば係合突起16を長円形状に設けるようにしても良く、或いは中扉20の裏面側からユニット支持溝21の側縁部に係合する突起と、該中扉20の表面側からユニット支持溝21の側縁部に係合する突起とを前後方向に並べて設けておくようにしても良い。
かくして上述した構造の商品展示ユニット10によれば、中扉20への装着および取り外しを簡易に行い得ることのみならず、その上部を中扉20に取り付けた状態のまま、下部を手前側に持ち上げて該商品展示ユニット10の裏面側を下方に向けて開放することができる。しかもこの開放状態を、ユニット支持溝21への前述した係合片15および係合突起16の係合によって安定に保持することができ、またその解除も容易である。
特に取り付け片14における係合片15をホルダ支持溝21の上端縁部に係合させ、且つ取り付け片14の側部に突出させて設けた係合突起16を、中扉20の裏面側から、或いは中扉20の表面側からユニット支持溝21の側縁に係合させることで、商品展示ユニット10の支持姿勢を簡易に変え、またその支持姿勢を安定に保持することができる。また中扉20から商品展示ユニット10を取り外す場合には、ユニット本体11を手前側に向けて大きく持ち上げ、係合片15がホルダ支持溝21から外れるようにすれば良い。従って簡易な構造でありながら、その取り扱いの容易化と中扉20への安定した取り付けが実現できる。
従って、例えば図3に示すように商品展示ユニット10の裏面側に、商品見本Sを透過照明する光源9として直管型の蛍光灯を配置する場合であっても、蛍光灯の交換等のメンテナンスを簡易に行うことが可能となる等の効果が奏せられる。
尚、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。例えばユニット本体11の上端後部に設ける取り付け片14については、商品展示ユニット10の横幅に応じて3つ以上設けることも可能である。またこれらの取り付け片14については、ホルダ支持溝21の側縁部に係合突起16が係合した状態で、その係合部にユニット本体11の自重程度の力が作用しても撓むことがなく、作業者によって前記ユニット本体11に或る程度の力を加えたときに、前記係合突起16がホルダ支持溝21の縁部を乗り越える程度に撓む硬さのものであれば良い。
また取り付け片14については、必ずしもユニット本体11と一体に射出成形された合成樹脂製のものに特定されことはなく、別部品としてユニット本体11の上部後方に取り付けたものであっても良い。更にここではカード状の商品見本Sが装着される商品展示ユニット10を例に説明したが、実物大のプラスチック製商品見本を載置するタイプの商品展示ユニットについても同様に適用することができる。その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 販売機本体
2 前扉
3 商品選択釦
4 商品展示部
8 中扉(前扉の裏蓋)
9 照明光源
10 商品展示ユニット
11 ユニット本体
14 取り付け片
15 係合片
16 係合突起
17 弾性係合片
20 中扉
21 ホルダ支持溝
22 ストッパ溝

Claims (5)

  1. 自動販売機本体の前扉に並べて設けられた複数の商品選択釦と、前記前扉の裏面に位置付けられる板状の中扉に取り付けられて前記各商品選択釦に対応する商品見本を前記前扉側から視認可能に並べて展示する商品展示ユニットを具備した自動販売機であって、
    前記商品展示ユニットは、複数の商品見本を並べて保持するユニット本体と、このユニット本体の幅方向に所定の距離を隔てて該ユニット本体の上端部後方にそれぞれ突出させて平行に設けられた複数の縦板体からなり、前記中扉に穿たれた縦長のユニット支持溝にそれぞれ嵌め込まれて前記ユニット本体を前記中扉に装着する取り付け片を具備し、
    前記取り付け片は、その板厚方向に撓み可能な部材からなり、その主体部から前記ユニット本体の上方側に突出して前記ユニット支持溝の上端縁部または前記中扉の裏面側に係合する係合片を形成した鈎型形状をなすと共に、前記主体部の側面から突出して設けられて前記支持溝の側縁部に前記中扉の裏面側または表面側から係合し、前記係合片と協働して前記中扉に前記ユニット本体を装着する係合突起とを備え、
    前記係合突起は、前記中扉の裏面側から前記支持溝の側縁部に係合して前記ユニット本体との間に前記中扉を挟み込んで該ユニット本体を支持し、前記中扉の表面側から前記支持溝の側縁部に係合して前記ユニット本体の下端部側を前記中扉から離反させて支持することを特徴とする自動販売機。
  2. 前記取り付け片は、前記ユニット本体の両側板部から該ユニット本体の後方にそれぞれ延在して設けられたものであって、
    前記係合突起は、各取り付け片の主体部側面から前記ユニット本体の側方に向けて突出させて設けられた半球状の突起である請求項1に記載の自動販売機。
  3. 前記ユニット本体は、その下端後方から突出して前記中扉に設けられたストッパ溝に係合する弾性係合片を備えたものである請求項1に記載の自動販売機。
  4. 前記ユニット本体は、前記中扉に装着されて該ユニット本体を透過照明する光源を覆って設けられるものである請求項1に記載の自動販売機。
  5. 前記中扉に穿たれた縦長のユニット支持溝は、前記取り付け片を撓ませた状態で前記係合突起の通過を許容する幅を有するものである請求項1に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015022576A (ja) * 2013-07-19 2015-02-02 サンデン株式会社 自動販売機の照明装置及びそれを備えた自動販売機

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