JP2011220564A - 換気扇 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで取付足の剛性を向上させることができ、振動による異常音発生の抑制を図ることのできる換気扇を提供すること。
【解決手段】換気扇101は、ベルマウス5により通風路が形成された本体枠6と、モータ2及びモータ2の駆動軸に取り付けられた羽根1とを有する送風機7と、細長平板状を成し空気流を妨げない方向に主面を向けて、モータ2の周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部4eを本体枠6に固着されることによりモータ2を本体枠から支持する複数の取付足4とを備え、折曲固定部4eに設けられた締結穴が取付足の延びる放射線上に位置するように取付足に捻りが加えられ、放射状に延びる複数の取付足4がモータ2回りに円周方向に等間隔に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工場や倉庫あるいは店舗などの換気に供せられる換気扇に関するものであり、特に本体枠からモータを支持する取付足の形状に関するものである。
図9は、従来の換気扇の一例の正面及び側面図である。図10は、図9の換気扇の組みたて工程の一部を説明するための図である。工場や倉庫あるいは店舗などの換気に供せられる従来の換気扇(有圧換気扇)110は、一般的に、図9に示すように羽根1を駆動軸2aに装着したモータ2の取付フランジ2bに取付枠3を設け、中央にベルマウス5を有する矩形枠状の本体枠6の中心にモータ2を配置し、取付枠3から延びる細長平板状の取付足24を本体枠6の四隅にねじ15でねじ止めをした構造になっている。
細長平板状の取付足24は、図10に示すように、先端部がほぼ直角に折り曲げられて折曲固定部24eが形成され、この折曲固定部24eに締結穴24fが穿孔されている。そして、この締結穴24fを本体枠6の四隅に穿孔された締結穴6aと一致させてねじ15にて締結する(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−319988号公報
従来の換気扇110は、図10に示すように本体枠6の4ヶ所に設けられた締結穴6aは、本体枠6の取り付け互換性ならびに無方向性を維持するため、本体枠6の中心から均等角度の位置に設けられている。取付足24は細長平板状の材料で作製され、剛性確保と圧力損失低減のために主面がモータ2の駆動軸を含む面内に位置するように配置された構造であり、折曲固定部24eは半径方向に対して直交する方向に折り曲げて(つまり、半径方向に延びる折り曲げ線にて折り曲げて)形成されているため、正面から見た場合の取付足24の取り付け角度は、図11に示すように、モータの中心に対して等間隔ではなく、上下角度<90°、左右角度>90°と不均等になっている。
取付足24の取り付け角度が不均等の場合、均等な場合と比較して強度的に対称ではなくなり更に取付足24の振動固有値は低下するため、羽根1やモータ2からの振動による異常音が発生しやすいという課題があった。
図12は、従来の他の換気扇の正面図である。図13は、図12の換気扇の取付足の詳細を示す図12中B部分の拡大斜視図である。上記問題を解消するために、図12及び図13の換気扇111のように取付足25の端部に他の板状小片25eを溶接等で固定することで、取り付け角度を均等にすることは可能であるが、部品点数や加工工程の増加によりコスト増となってしまうという他の課題が発生した。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、低コストで取付足の剛性を向上させることができ、これにより、羽根やモータからの振動による異常音発生の抑制を図ることのできる換気扇を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる換気扇は、ベルマウスにより通風路が形成された本体枠と、モータ及びモータの駆動軸に取り付けられた羽根とを有し、ベルマウスの中央部に配置され、通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機と、細長平板状を成し空気流を妨げない方向に主面を向けて、モータの周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部を本体枠に固着されることによりモータを本体枠から支持する複数の取付足とを備えた換気扇において、折曲固定部に設けられた締結穴が取付足の延びる放射線上に位置するように取付足に捻りが加えられ、放射状に延びる複数の取付足がモータ回りに円周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする。
この発明によれば、放射状に延びる複数の取付足を、主面を空気流を乱さない方向に向けた状態でモータ回りに円周方向に等間隔に配置し、これにより、空気流の乱れによる騒音や圧力損失を抑えたまま、低コストで取付足の剛性(固有値)を向上させることができるので、羽根やモータからの振動による異常音の抑制が可能となる。
図1は、この発明にかかる換気扇の実施の形態1の斜視図である。 図2は、図1に示す換気扇の正面図である。 図3は、実施の形態1の捻り部の形状の一例を示す部分的に拡大した模式的な側面図である。 図4は、捻り長さと1次固有値との関係を試験した結果を示す図である。 図5は、この発明にかかる換気扇の実施の形態2の斜視図である。 図6は、この発明にかかる換気扇の実施の形態3の斜視図である。 図7は、この発明にかかる換気扇の実施の形態4の斜視図である。 図8は、実施の形態3の取付足の整流部の傾きと羽根の傾きの関係を説明するための図である。 図9は、従来の換気扇の一例の正面及び側面図である。 図10は、図9の換気扇の組みたて工程の一部を説明するための図である。 図11は、図9の換気扇の取付足が等間隔とならない様子を示す正面図である。 図12は、従来の他の換気扇の正面図である。 図13は、図12の換気扇の取付足の詳細を示すB部分の拡大斜視図である。
以下に、本発明にかかる換気扇の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明にかかる換気扇の実施の形態1の斜視図である。図2は、図1に示す換気扇の正面図である。図3は、本実施の形態の捻り部の形状の一例を示す部分的に拡大した模式的な側面図である。換気扇101は、中央部に設けられたベルマウス5により通風路が形成されている概略枠状の本体枠6と、ベルマウス5の中央に配置され通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機7と、送風機7を本体枠6から支持する4本の取付足4とを有している。
本体枠6は、概略正方形の枠状を成し、中央部には枠の内縁から裏面側に延びて開口縁を広げる概略円錐台筒状のベルマウス5が配設されており、このベルマウス5により本体枠6の中央に通風路が形成されている。本体枠6の四隅には、図10に示したものと同様に中心に対して円周方向等間隔に締結穴6aが穿孔されている。
送風機7は、モータ2とモータ2の駆動軸に取り付けられた羽根1とから構成され、この羽根1が軸方向にベルマウス5内に位置するように、また、半径方向に羽根1の中心とベルマウス5の中心とが一致するように配置されている。モータ2の外周部には、図10に示したものと同様に図示しない取付フランジが設けられている。
4本の取付足4は、鋼板などを材料として作製され細長平板状を成し、送風機7が形成する空気流を妨げない方向に主面を向けて(本実施の形態においては、モータ2の駆動軸を含む面に取付足4の主面が含まれるように配置)、モータ2の周囲から半径方向に放射状に延び、それぞれ一端をモータ2に固定し、他端を本体枠6の締結穴6aに締結されて、モータ2を本体枠6から支持している。
さらに詳細には、取付足4は、モータ2の取付フランジに固定された取付枠3に接合されるモータ固定部4aと、このモータ固定部4aからモータ2の駆動軸2aに対して垂直方向に延びる垂直部4bと、この垂直部4bに連続して繋がり大きな曲率半径で緩やかに約90°の角度湾曲する湾曲部4cと、湾曲部4cからモータ2の駆動軸2aに対して平行に延びる平行部4dと、平行部4dの先端に設けられ平行部4dの先端部が直角に折り曲げられて形成された折曲固定部4eとから構成され、折曲固定部4eに穿孔された締結穴4f(図3)を本体枠6の締結穴6aにねじ15にて締結されている。
そして、取付足4には、折曲固定部4eに設けられた締結穴が取付足4の延びる放射線上に位置するように捻りが加えられている。別な表現をすれば、取付足4には、折曲固定部4eの折り曲げ方向が半径方向(半径方向外側も内側も含む)となるように、つまり、折曲固定部4eを折り曲げる際の折り曲げ線が半径方向と直交する直線となるように取付足4に捻りが加えられている。具体的には、上記平行部4dの本体枠6側の端部に、取付足4の軸線を軸として約90°捻った捻り部4tが設けられている。そして、放射状に延びる4本の取付足4は、モータ2を中心にモータ2回りに円周方向に90°ずつ離れて等間隔に配置されている。
図3に示されるように、本実施の形態の捻り部4tは、折曲固定部4e形成のために折り曲げられた部分(図3中A部分)を端として、平行部4dの一部が捻られて形成されている。つまり、捻り部4tは、平行部4dの本体枠6側の端部に設けられている。そして、その長さL1は、ベルマウス5が本体枠6から突出する長さ(高さ)L0より小さくされている。このような構成とすることで、捻り部4tはベルマウス5の開口縁5aから吸い込まれる空気流Sに影響を与えることがない。
なお、捻り部4tの長さに関しては、必ずしもベルマウス5の突出長さ以下である必要はなく、これに関して試験を行った。試験は、取付足の取り付け角度が不均等で捻りなしの従来のものと、取り付け角度が均等で捻り部を有するものについて行い、取付足は幅32mm、厚さ4.5mm、湾曲部の曲率半径が70mm、平行部の長さを97mmとして、捻り部長さを変化させ、このときの固有値について観測した。捻り部の長さは、20,30,50,60,70mmの計5種類を用いた。その結果を図4に示す。図4中、縦軸は1次固有値[Hz]、横軸は捻り長さ[mm]を表している。
試験の結果、捻り部の影響として長さを20〜70mmと変化させた場合、固有値は捻り部長さの増加に伴い減少し、従来のものと同等以上の固有値を得るためには、捻り部長さL2を50mm以下にする必要があると言える。この捻り部長さL2は、上記平行部4dの長さ97mmに対して50%に相当する。このようにこの試験により、捻り部4tの長さは、ベルマウス5の本体枠6からの突出長さを超えた長さであってもよいことが分かり、平行部4dの長さの0.5倍以下の長さであれば、所定の効果を得られることが明かになった。このように、捻り部4tは、必要以上に長いと取付足4の強度を逆に低下させてしまうこととなり、さらに、空気流Sの吸込み流れの抵抗とならないためにも、上記の最適長さとすることで効果を得ることができる。
以上のように、本実施の形態の換気扇101によれば、放射状に延びる4本の取付足4が、主面を空気流を乱さない方向に保ちつつ、モータ2を中心にモータ2回りに円周方向に90°ずつ離れて等間隔に配置することができる。そのため、空気流の乱れによる騒音や圧力損失を抑えたまま、低コストで取付足4の剛性(固有値)を向上させることができ、羽根1やモータ2からの振動による異常音を抑制することができる。
なお、本実施の形態の取付足4の本体枠6への固定に関しては、折曲固定部4eに穿孔された締結穴を本体枠6の締結穴にねじ15にて締結して行われているが、折曲固定部4eは、必ずしもねじ15にて締結される必要はなく、折曲固定部4eを本体枠6に直接溶接したり接着剤で接着したりして、本体枠6に固着してもよい。この場合にも、上記のように、折曲固定部4eの折り曲げ方向を半径方向とすることで、放射状に延びる4本の取付足4を、モータ2回りに円周方向に90°ずつ離れて等間隔に配置することができる。
また、本実施の形態の取付足4は4本であるが4本に限らず、3本以上の多数本であってよい。この場合にも上記構成とすることで、各取付足の間隔を等間隔に配置することができる。
実施の形態2.
図5は、この発明にかかる換気扇の実施の形態2の斜視図である。本実施の形態の換気扇102においては、取付足(一体取付足)9のモータ2側端に設けられた固定部9aは、モータ2の駆動軸に対して垂直な面を形成するように捻りが加えられ、且つ隣り合う取付足9の固定部9aと連結されている。そして、このモータ2の駆動軸に対して垂直な面となった固定部9aに締結穴9hが穿孔され、この締結穴9hに挿入されるねじにより、モータ2の外周部に形成された取付フランジ2bに直接締結されている。取付足9のその他の形状は、実施の形態1の取付足4と同様である。このような構成の換気扇102によれば、固定部9aをモータ2の取付フランジ2bに直接ねじ止めするので、モータ2に設ける取付枠の廃止によるコスト低減が図れるとともに、隣り合う取付足9の固定部9aが相互に連結されているので、剛性が向上し、羽根1やモータ2からの振動による異常音がさらに削減される。
実施の形態3.
図6は、この発明にかかる換気扇の実施の形態3の斜視図である。本実施の形態の換気扇103の取付足(分割取付足)11においては、実施の形態2の取付足9と同じように、モータ2側端に設けられた固定部11aは、モータ2の駆動軸に対して垂直な面を形成するように捻りが加えられ、固定部11aには、モータ2の外周部に形成された取付フランジ2bに締結するための締結穴11hが穿孔されている。取付足11のその他の形状は、実施の形態1の取付足4と同様である。このような構成の換気扇103によれば、実施の形態2のものと同様に、モータ2の取付枠の廃止によるコスト低減が図れるとともに、取付足11が相互に分割されているので、製作が容易であるとともに、部品の取り扱いが容易である。
実施の形態4.
図7は、この発明にかかる換気扇の実施の形態4の斜視図である。図8は、本実施の形態の取付足の整流部の傾きと羽根の傾きの関係を説明するための図である。本実施の形態の換気扇104の取付足(静翼取付足)12においては、実施の形態1の取付足4の垂直部4bに相当する部分に両端から捻りが加えられ整流部12jが形成されている。この整流部12jは、図8に示すように、その捻り角度θ3を羽根1の傾斜角、または吸込み流の流入角θ4に合わせるように形成されている。これにより、空気流の吸込み流れを羽根1に沿うように整流する整流効果が働き、送風性能改善を図ることが可能となる。
本発明の換気扇は、工場や倉庫あるいは店舗などの換気に供せられる換気扇に適用されて有用なものであり、特に静寂な環境に設置される換気扇に適用されて最適である。
1 羽根
2 モータ
2a 駆動軸
2c 取付フランジ
4,24,25 取付足
4a,9a,11a 固定部
4b 垂直部
4c 湾曲部
4d 平行部
4e,24e 折曲固定部
4t 捻り部
4f,24f 締結穴
5 ベルマウス
5a 開口縁
6 本体枠
6a 締結穴
7 送風機
9 取付足(一体取付足)
9h,11h 締結穴
11 取付足(分割取付足)
12 取付足(静翼取付足)
12j 整流部
15 ねじ
25e 板状小片
101,102,103,104,110,111 換気扇
S 空気流

Claims (8)

  1. ベルマウスにより通風路が形成された本体枠と、
    モータ及び前記モータの駆動軸に取り付けられた羽根とを有し、前記ベルマウスの中央部に配置され、前記通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機と、
    細長平板状を成し前記空気流を妨げない方向に主面を向けて、前記モータの周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部を前記本体枠に固着されることにより前記モータを前記本体枠から支持する複数の取付足と、
    を備えた換気扇において、
    前記折曲固定部に設けられた締結穴が前記取付足の延びる放射線上に位置するように前記取付足に捻りが加えられ、放射状に延びる複数の前記取付足が前記モータ回りに円周方向に等間隔に配置されている
    ことを特徴とする換気扇。
  2. ベルマウスにより通風路が形成された本体枠と、
    モータ及び前記モータの駆動軸に取り付けられた羽根とを有し、前記ベルマウスの中央部に配置され、前記通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機と、
    細長平板状を成し前記空気流の妨げないように主面を向けて、前記モータの周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部を前記本体枠に固着されることにより前記モータを前記本体枠から支持する複数の取付足と、
    を備えた換気扇において、
    前記折曲固定部の折り曲げ方向が半径方向となるように、前記取付足に捻りが加えられ、放射状に延びる複数の前記取付足が前記モータ回りに円周方向に等間隔に配置されている
    ことを特徴とする換気扇。
  3. 前記ベルマウスは、複数の取付足の内側で前記本体枠から前記モータ側に延び、前記取付足に形成された捻り部は、前記ベルマウスの開口縁部より前記本体枠側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の換気扇。
  4. 前記取付足は、前記本体枠から前記モータの駆動軸に平行に立設する平行部を有し、前記捻り部は、前記平行部の前記本体枠側の半分以下の部分に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の換気扇。
  5. 前記取付足は、前記モータ側の端部に前記モータを固定するモータ固定部を有し、前記モータ固定部が前記モータの駆動軸に対して垂直となるように捻りが加えられている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の換気扇。
  6. 前記取付足は、前記モータ側に前記モータの駆動軸に垂直に延びる垂直部を有し、前記垂直部は、主面を前記羽根の傾斜角度または吸込み流の流入角度とほぼ同等に傾いている ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の換気扇。
  7. ベルマウスにより通風路が形成された本体枠と、
    モータ及び前記モータの駆動軸に取り付けられた羽根とを有し、前記ベルマウスの中央部に配置され、前記通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機と、
    細長平板状を成し前記空気流を妨げない方向に主面を向けて、前記モータの周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部を前記本体枠に固着されることにより前記モータを前記本体枠から支持する複数の取付足と、
    を備えた換気扇において、
    前記取付足は、
    前記モータに固定されるモータ固定部と、
    前記モータ固定部から前記モータの駆動軸に対して垂直方向に延びる垂直部と、
    前記垂直部に繋がり約90°の角度湾曲する湾曲部と、
    前記湾曲部から前記モータの駆動軸に対して平行に延びる平行部と、
    前記平行部の先端部が直角に折り曲げられて形成された折曲固定部とを有し、
    前記折曲固定部に設けられた締結穴が前記取付足の延びる放射線上に位置するように、前記平行部捻りが加えられ、放射状に延びる複数の前記取付足が前記モータ回りに円周方向に等間隔に配置されている
    ことを特徴とする換気扇。
  8. ベルマウスにより通風路が形成された本体枠と、
    モータ及び前記モータの駆動軸に取り付けられた羽根とを有し、前記ベルマウスの中央部に配置され、前記通風路内の空気を移動させて空気流を発生させる送風機と、
    細長平板状を成し前記空気流を妨げない方向に主面を向けて、前記モータの周囲から半径方向に放射状に延び、先端部を折り曲げて形成した折曲固定部を前記本体枠に固着されることにより前記モータを前記本体枠から支持する複数の取付足と、
    を備えた換気扇において、
    前記取付足は、
    前記モータに固定されるモータ固定部と、
    前記モータ固定部から前記モータの駆動軸に対して垂直方向に延びる垂直部と、
    前記垂直部に繋がり約90°の角度湾曲する湾曲部と、
    前記湾曲部から前記モータの駆動軸に対して平行に延びる平行部と、
    前記平行部の先端部が直角に折り曲げられて形成された折曲固定部とを有し、
    前記折曲固定部の折り曲げ方向が半径方向となるように、前記平行部に捻りが加えられ、放射状に延びる複数の前記取付足が前記モータ回りに円周方向に等間隔に配置されていることを特徴とする換気扇。
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