JP2011219797A - 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 - Google Patents
溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011219797A JP2011219797A JP2010088347A JP2010088347A JP2011219797A JP 2011219797 A JP2011219797 A JP 2011219797A JP 2010088347 A JP2010088347 A JP 2010088347A JP 2010088347 A JP2010088347 A JP 2010088347A JP 2011219797 A JP2011219797 A JP 2011219797A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclusions
- toughness
- steel plate
- less
- thick steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
【解決手段】所定の化学成分組成を満足し、A=104×{[Ti]−0.7×([O]−0.09×[Al]−0.16×[Ca]−0.07×[REM]−0.04×[Zr])}×[N]という式から求められるA値が0.4〜2.4であり、酸素を除く構成元素が、3%<N、5%<Ca<40%、5%<REM<50%、5%<Zr<40%、2<Ti/Nを満たす介在物を含有し、その介在物のうち円相当径が2μm未満の介在物が300個/mm2以上、円相当径が2μm以上の介在物が100個/mm2以下存在する。
【選択図】 なし
Description
但し、上式で[ ]は各元素の含有量(質量%)を示す。
介在物の円相当径を2μm未満とすることで、粒内α促進によってHAZ靭性を促進することができる。介在物の円相当径が2μm以上であると、TiNが酸化物系介在物粒子の全面を覆う状態となり、酸化物系介在物粒子が粒内α生成に寄与しなくなるため、粒内α生成量が減少してしまう。また、介在物の組成が、質量%で、3%<N、5%<Ca<40%、5%<REM<50%、5%<Zr<40%、2<Ti/Nという範囲から外れると十分な粒内α生成が得られなくなる。また、円相当径が2μm未満の介在物が300個/mm2より少ないと、粒内α生成の起点が不足するため、やはり粒内αの生成量が減少し、十分なHAZ靭性が得られなくなる。
上記した組成を満足する介在物のうち、円相当径が2μm以上の介在物は、脆性破壊を助長し、HAZ靭性を劣化させるので、できるだけ少ない方が良い。こうした観点から本発明では、円相当径が2μm以上の介在物は100個/mm2以下と規定した。
上記した要件を満足する本発明の厚鋼板、特に、酸素を除く構成元素が、質量%で、3%<N、5%<Ca<40%、5%<REM<50%、5%<Zr<40%、2<Ti/Nを満たす介在物を含有し、且つ、その介在物のうち、円相当径が2μm未満の介在物が300個/mm2以上、円相当径が2μm以上の介在物が100個/mm2以下、夫々存在する厚鋼板を製造するためには、以下の製造要件を満足するようにして、厚鋼板を製造する必要がある。
(Al)Ti添加前の溶鋼中の溶存酸素量が0.002%より低い場合は、粒内α生成の起点となる適切な組成を有する酸化物系介在物を必要量確保できなくなる。また、溶存酸素量が0.01%より高い場合は、円相当径が2μm以上の粗大介在物が増加し、HAZ靭性を劣化させてしまう。
この添加順序以外の順序で各元素を添加すると、粒内α生成の起点となる適切な組成を有する酸化物系介在物が必要数確保できなくなる。特に、Caは脱酸力が極めて強いため、TiやAlに先立って添加すると、TiやAlと結びつく酸素が全てなくなってしまうことになる。
Ti添加からCa添加までの時間t1が3分よりも短くなると、Ca添加に先立つ酸化物の反応が十分に進行せず、粒内α生成の起点となる適切な組成を有する酸化物系介在物を必要数確保できなくなる。また、この時間t1が20分より長くなると、Ca添加に先立つ酸化物の反応が過剰に進行し、粒内α生成の起点となる適切な組成を有する酸化物系介在物を必要数確保できなくなる。
酸化物系介在物に複合析出するTiNを得るためには、溶製段階において酸化物型Tiを還元し、固溶Tiを増加させる必要がある。時間t2が40分より短いと、その後の複合析出TiNが十分確保できなくなる。一方で、時間t2が90分より長いと、Ca添加後の酸化物の反応が過剰に進行し(REM、Zrが過剰に還元されるようになる。)、粒内α生成の起点となる適切な組成を有する酸化物系介在物を必要数得られなくなる。
鋳造時の1500〜1450℃における冷却時間t3が300秒を超えると、凝固時の成分偏析により靭性に悪影響を及ぼす粗大TiNが晶出し、HAZ靭性が劣化することになる。
圧延前加熱の段階で、酸化物系介在物表面へのTiNの複合析出が得られる。圧延に先立つ加熱温度Thが1050℃未満、或いは加熱時間t4が2時間未満である場合は、TiNの複合析出が不十分となる。一方、圧延に先立つ加熱温度Thが1200℃より高いと、TiNの複合析出量が不十分となり、請求項に規定する所定の介在物が必要数得られなくなる。また、加熱時間t4が5時間より長い場合は、TiNの複合析出量が飽和する一方で、母材組織が粗大化し、母材の靭性に悪影響を及ぼすことになる。
未結晶域で圧下を加えることにより、酸化物系介在物の周囲に歪が導入され、その歪が駆動源となり更に複合析出TiNを得ることができる。この未結晶域圧下率が40%未満であると、十分な歪が導入されず、複合析出TiNが不足することとなる。
次に、本発明の厚鋼板における化学成分組成について説明する。本発明の厚鋼板は、先に説明した介在物の分散状態等が適切であっても、夫々の化学成分(元素)の含有量が適正範囲内でなければ、母材(厚鋼板)の特性とHAZを良好にすることができない。従って、本発明の厚鋼板では、夫々の化学成分の含有量が、以下に説明する範囲内にあることも要件とする。これらの化学成分のうち、介在物を構成するAl、Ca、Ti等の含有量は、その作用効果から明らかなように、介在物を構成する量を含めたものである。尚、下記の化学成分の含有量(%)は全て質量%を示す。
Cは、鋼板の強度を確保するための必須元素である。Cの含有量が0.03%より低い場合は、必要な強度を確保できなくなる。一方で、Cの含有量が過剰になると、硬質な島状マルテンサイト(MA)が多く生成して母材の靭性劣化を招くことになる。従って、Cの含有量は0.12%以下とする必要がある。Cの含有量の好ましい下限は0.04%、好ましい上限は0.10%である。
Siは、必須元素ではないが、固溶強化により強度を確保するのに有用な元素である。しかしながら、過剰に添加されると、HAZにおいて、硬質な島状マルテンサイト(MA)が増加し、HAZ靭性の劣化を招くことになる。従って、Siの含有量の上限は0.25%とする。また、好ましい上限は0.18%である。
Mnは、鋼板の強度を確保するのに有用な元素であり、こうした効果を有効に発揮させるには1.0%以上含有させる必要がある。しかし、2.0%を超えて過剰に含有させるとHAZの強度が上昇しすぎて靭性が劣化するので、Mnの含有量は2.0%以下とする。Mnの含有量の好ましい下限は1.4%、好ましい上限は1.8%である。
Pは、粒界破壊を起こし易く靭性に悪影響を及ぼす不純物元素であるので、その含有量はできるだけ少ないことが好ましい。HAZ靭性を確保するという観点からして、Pの含有量は0.03%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.02%以下とする。しかし、工業的に鋼中のPを0%にすることは困難である。
Sは、Mn硫化物を形成して母材の靭性を劣化させる元素であるので、その含有量はできるだけ少ないことが好ましい。母材の靭性を確保するという観点からして、Sの含有量は0.015%以下に抑制する必要があり、好ましくは0.010%以下とする。しかし、工業的に鋼中のSを0%にすることは困難である。
Alは、脱酸元素として酸素量低減に有用な元素である。しかしながら、その含有量が過剰であると粗大介在物が生成してHAZ靭性が劣化するので、0.05%以下に抑える必要がある。Alの含有量の好ましい下限は0.005%、好ましい上限は0.04%である。
Tiを、REM、Zr、Caに先立ち添加することによって、酸化物系介在物の微細分散が可能となる。また、圧延工程でTiNとして酸化物系介在物に複合析出し、粒内αの生成量増加をもたらす。こうした効果を有効に発揮させるためには、0.010%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が過剰であると粗大介在物或いは粗大TiNが多く生成してHAZ靭性を劣化させるので、0.080%以下に抑える必要がある。Tiの含有量の好ましい下限は0.012%、好ましい上限は0.060%である。
REM(希土類元素)およびZrは、Tiの添加後、Caの添加に先立って添加することで、粒内αの生成に有効な酸化物系介在物を形成する。これら酸化物系介在物は、TiNが複合析出することでより好適な粒内α生成サイトとなる。こうした効果は、それらの含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるためには、いずれも0.0003%以上含有させる必要がある。しかし、これらを過剰に含有させると、介在物が粗大になってHAZ靭性を劣化させるため、いずれも0.02%以下に抑えるべきである。これらの含有量のより好ましい下限は0.0005%、より好ましい上限は0.015%である。
Caは、Ti、REM、Zrの添加から3〜20分後に添加することによって、粒内αの生成に有効な酸化物系介在物を形成する。これら酸化物系介在物は、TiNが複合析出することでより好適な粒内α生成サイトとなる。こうした効果を有効に発揮させるためには、0.0005%以上含有させる必要がある。しかしながら、その含有量が過剰であると粗大介在物が生成してHAZ靭性が劣化するので0.010%以下に抑える必要がある。Caの含有量の好ましい下限は0.0008%、好ましい上限は0.008%である。
Nは、高温で溶け残る窒化物(TiN)を形成することによって、HAZの靭性を確保する上で有用な元素である。その含有量を0.002%以上とすることで、所望のTiNを確保することができる。しかし、その含有量が過剰になると、固溶N量が増大して歪時効によってHAZ靭性が劣化するので0.020%以下に抑える必要がある。Nの含有量の好ましい下限は0.003%、好ましい上限は0.018%である。
Ni、Cu、Cr、およびMoは、いずれもが鋼板の高強度化に有効な元素であり、その効果はそれらの含有量が増加するにつれて増大する。こうした効果を有効に発揮させるためには、いずれも0.05%以上含有させることが好ましい。しかし、それらを過剰に含有させると、強度の過大な上昇を招き、HAZ靭性を劣化させるため、いずれも1.50%以下に抑えることが好ましい。それらの含有量のより好ましい下限は0.10%、より好ましい上限は1.20%である。
NbおよびVは、炭窒化物として析出し、γ粒の粗大化を抑制することで、母材靭性を良好にするのに有効な元素である。その効果はそれらの含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるためには、いずれも0.002%以上含有させることが好ましい。しかし、それらを過剰に含有させると、HAZ組織の粗大化を招き、HAZ靭性を劣化させるため、いずれも0.10%以下に抑えることが好ましい。それらの含有量のより好ましい下限は0.005%、より好ましい上限は0.08%である。
Bは、粗大な粒界αの生成を抑制することで、HAZ靭性を向上させるのに有効な元素である。その効果はその含有量が増加するにつれて増大するが、こうした効果を有効に発揮させるためには、0.0005%以上含有させることが好ましい。しかし、その含有量が過剰になると、オーステナイト粒界でのBN析出を招き、HAZ靭性を劣化させるため、0.005%以下に抑えることが好ましい。Bの含有量のより好ましい下限は0.0010%、更に好ましい下限は0.0015%であって、より好ましい上限は0.004%である。
以上の化学成分組成を満足した上で、本発明の厚鋼板は、A=104×{[Ti]−0.7×([O]−0.09×[Al]−0.16×[Ca]−0.07×[REM]−0.04×[Zr])}×[N]という式から求められるA値が、0.4≦A≦2.4を満足する必要がある(但し、上式で[ ]は各元素の含有量(質量%)を示す。)。このA値が0.4より低いと、十分なTiNを得ることができなくなりHAZ靭性が低下してしまう。一方、A値が2.4より大きいと、溶鋼中で粗大TiNが晶出してHAZ靭性に悪影響を及ぼすことになる。
各厚鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から試験片を切り出し(試験片の軸心がt/4の位置を通るように採取)、圧延方向および板厚方向に平行な断面を、Carl Zeiss社製の電界放射式走査型電子顕微鏡「SUPRA35(商品名)」(以下、FE−SEMと呼ぶ)を用いて観察した。その観察条件は、倍率:5000倍、観察視野:0.0024μm2、観察箇所:20箇所とした。画像解析によって、この観察視野中の各介在物の面積を測定し、その面積から各介在物の円相当径を算出した。尚、各介在物が上記した成分組成を満足するものであることは、EDX(エネルギー分散型X線検出器)によって確認した。EDXによる成分組成測定時の加速電圧は15kV、測定時間は100秒である。そして、円相当径が2μm未満となる介在物の個数(N1)を1mm2相当の個数密度に換算して求めた。但し、円相当径が0.2μm以下となる介在物については、EDXの信頼性が十分でないため、解析から除外した。
各厚鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置から試験片を切り出し(試験片の軸心がt/4の位置を通るように採取)、圧延方向および板厚方向に平行な断面を、FE−SEMを用いて観察した。その観察条件は、倍率:1000倍、観察視野:0.06μm2、観察箇所:20箇所とした。画像解析によって、この観察視野中の各介在物の面積を測定し、その面積から各介在物の円相当径を算出した。尚、各介在物が上記した成分組成を満足するものであることは、EDX(エネルギー分散型X線検出器)によって確認した。EDXによる成分組成測定時の加速電圧は15kV、測定時間は100秒である。そして、円相当径が2μm以上となる介在物の個数(N2)を1mm2相当の個数密度に換算して求めた。
各厚鋼板から、溶接継手用試験片を採取し、V先加工を施した後、入熱量:50kJ/mmにてエレクトロガスアーク溶接を実施した。これら試験片から、各厚鋼板の表面から深さt/4(t:板厚)の位置の溶接線(ボンド)近傍のHAZに切欠きを加工したシャルピー衝撃試験片(JIS Z 2202のVノッチ試験片)を3本ずつ採取し、−40℃でシャルピー衝撃試験を行い、吸収エネルギー(vE−40)を測定し、それらの平均値と最小値を求めた。この測定結果から、vE−40の平均値が180Jを超え、最小値が120Jを超えるものを、HAZ靭性に優れると評価した。
Claims (4)
- 質量%で、C:0.03〜0.12%、Si:0.25%以下(0%を含む)、Mn:1.0〜2.0%、P:0.03%以下(0%を含まない)、S:0.015%以下(0%を含まない)、Al:0.05%以下(0%を含む)、Ti:0.010〜0.080%、REM:0.0003〜0.02%、Zr:0.0003〜0.02%、Ca:0.0005〜0.010%、N:0.002〜0.020%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物である厚鋼板であって、
A=104×{[Ti]−0.7×([O]−0.09×[Al]−0.16×[Ca]−0.07×[REM]−0.04×[Zr])}×[N]という式から求められるA値が、0.4≦A≦2.4を満足すると共に、
酸素を除く構成元素が、質量%で、3%<N、5%<Ca<40%、5%<REM<50%、5%<Zr<40%、2<Ti/Nを満たす介在物を含有し、且つ、前記介在物のうち、円相当径が2μm未満の介在物が300個/mm2以上、円相当径が2μm以上の介在物が100個/mm2以下、存在することを特徴とする溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
但し、上式で[ ]は各元素の含有量(質量%)を示す。 - 更に、質量%で、Ni:0.05〜1.50%、Cu:0.05〜1.50%、Cr:0.05〜1.50%、Mo:0.05〜1.50%よりなる群から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする請求項1記載の溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
- 更に、質量%で、Nb:0.002〜0.10%および/またはV:0.002〜0.10%を含有することを特徴とする請求項1または2記載の溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
- 更に、質量%で、B:0.0010〜0.005%を含有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010088347A JP5444093B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010088347A JP5444093B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011219797A true JP2011219797A (ja) | 2011-11-04 |
JP5444093B2 JP5444093B2 (ja) | 2014-03-19 |
Family
ID=45037143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010088347A Expired - Fee Related JP5444093B2 (ja) | 2010-04-07 | 2010-04-07 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5444093B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213242A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Kobe Steel Ltd | 耐水素誘起割れ性に優れた鋼板およびその製造方法 |
WO2014045829A1 (ja) | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
WO2014148447A1 (ja) * | 2013-03-22 | 2014-09-25 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材 |
JP2016079461A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れたタンク用厚鋼板 |
WO2016190150A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 厚鋼板及び溶接継手 |
WO2017107778A1 (zh) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种大线能量焊接热影响区韧性优异的厚钢板及其制造方法 |
CN107614724A (zh) * | 2015-05-22 | 2018-01-19 | 株式会社神户制钢所 | 厚钢板和焊接接头 |
JP2018016890A (ja) * | 2017-09-26 | 2018-02-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靱性に優れたタンク用厚鋼板 |
EP3418415A4 (en) * | 2016-02-15 | 2019-07-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | STEEL SHEET AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
-
2010
- 2010-04-07 JP JP2010088347A patent/JP5444093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213242A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-17 | Kobe Steel Ltd | 耐水素誘起割れ性に優れた鋼板およびその製造方法 |
KR20150038664A (ko) | 2012-09-19 | 2015-04-08 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 후강판 |
WO2014045829A1 (ja) | 2012-09-19 | 2014-03-27 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 |
CN104603314A (zh) * | 2012-09-19 | 2015-05-06 | 株式会社神户制钢所 | 焊接热影响部的韧性优异的厚钢板 |
EP2977479A4 (en) * | 2013-03-22 | 2016-11-30 | Kobe Steel Ltd | STEEL MATERIAL WITH EXCEPTIONAL TOUGHNESS WHEN WELDING A HEAT INFLUENZING ZONE |
JP2014185364A (ja) * | 2013-03-22 | 2014-10-02 | Kobe Steel Ltd | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材 |
KR20150119391A (ko) * | 2013-03-22 | 2015-10-23 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 강재 |
WO2014148447A1 (ja) * | 2013-03-22 | 2014-09-25 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材 |
KR101718275B1 (ko) * | 2013-03-22 | 2017-03-20 | 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 강재 |
JP2016079461A (ja) * | 2014-10-17 | 2016-05-16 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靭性に優れたタンク用厚鋼板 |
WO2016190150A1 (ja) * | 2015-05-22 | 2016-12-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 厚鋼板及び溶接継手 |
CN107614724A (zh) * | 2015-05-22 | 2018-01-19 | 株式会社神户制钢所 | 厚钢板和焊接接头 |
WO2017107778A1 (zh) * | 2015-12-22 | 2017-06-29 | 宝山钢铁股份有限公司 | 一种大线能量焊接热影响区韧性优异的厚钢板及其制造方法 |
US10837089B2 (en) | 2015-12-22 | 2020-11-17 | Baoshan Iron & Steel Co., Ltd. | Thick steel plate for high heat input welding and having great heat-affected area toughness and manufacturing method therefor |
EP3418415A4 (en) * | 2016-02-15 | 2019-07-24 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) | STEEL SHEET AND PRODUCTION METHOD THEREFOR |
JP2018016890A (ja) * | 2017-09-26 | 2018-02-01 | 株式会社神戸製鋼所 | 溶接熱影響部の靱性に優れたタンク用厚鋼板 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5444093B2 (ja) | 2014-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5444093B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5201665B2 (ja) | 大入熱溶接時の熱影響部の靭性に優れた溶接用高張力厚鋼板 | |
KR101718275B1 (ko) | 용접 열 영향부의 인성이 우수한 강재 | |
JP5076658B2 (ja) | 大入熱溶接用鋼材 | |
WO2012099119A1 (ja) | 溶接熱影響部の靱性に優れた鋼材およびその製造方法 | |
JP5394785B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および低温母材靱性に優れた厚鋼板 | |
JP2008088488A (ja) | 溶接熱影響部の靭性および母材靭性に優れた鋼材およびその製法 | |
JP5824434B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP2010174314A (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材 | |
JP5320274B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性および強度の均一性に優れた厚鋼板 | |
JP2003213366A (ja) | 母材および大小入熱溶接熱影響部の靭性に優れた鋼材 | |
JP5394849B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
WO2013088715A1 (ja) | 大入熱溶接用鋼材 | |
KR20080099789A (ko) | 대입열 용접에 있어서의 용접 열영향부의 인성이 우수한강판 | |
JP5818343B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5340839B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた鋼板 | |
WO2016009595A1 (ja) | 大入熱溶接用鋼板の製造方法 | |
KR101320220B1 (ko) | 후강판 | |
KR101151577B1 (ko) | 후강판 | |
JP5883369B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP5103037B2 (ja) | 母材および溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JP2005307261A (ja) | 大入熱溶接熱影響部靭性に優れた厚手高強度鋼板 | |
JP5723234B2 (ja) | 溶接熱影響部の靭性に優れた厚鋼板 | |
JPH07252586A (ja) | 多層盛溶接熱影響部のctodおよび大入熱溶接熱影響部靭性に優れた溶接構造用鋼 | |
JP7206700B2 (ja) | 鋼板 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120828 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5444093 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |