JP2011219214A - ハンドレール先行量測定機 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬時の小型化を実現でき、また、測定時の十分な安定性を確保できるハンドレール先行量測定機の提供。
【解決手段】ハンドレール3a,3b及び踏段2を有するエスカレータに設置され、ハンドレール3a,3bの移動距離と踏段2aの移動距離との差をハンドレール3a,3bの先行量として測定するハンドレール先行量測定機において、ハンドレール3a,3bの先行量Lの測定時に、ハンドレール3a,3bに接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に収縮可能に設けられる測定棒5dと、この測定棒5dを踏段2aに固定する固定手段とを備えている。この固定手段は、測定棒5dを保持し、踏段2aに載置される土台5bと、この土台5bの下部に設けられ、踏段2aの溝2a1に嵌入可能なゴム体5aとから成っている。
【選択図】図2

Description

本発明は、エスカレータまたは動く歩道などの乗客コンベアに設置され、ハンドレールの移動距離と踏段の移動距離との差であるハンドレール先行量を測定するハンドレール先行量測定機に関する。
一般に、ハンドレール先行量測定機は、乗客コンベアに備えられるハンドレールの移動距離と踏段の移動距離との差であるハンドレール先行量、すなわちハンドレールの移動に対する踏段の移動遅れ量を検出するために活用されている。
この種の従来技術として、例えば特許文献1に、エスカレータの踏段に載置される台と、この台に取り付けられた支柱と、この支柱の上端部に取り付けられハンドレールの上方まで延設される腕部材と、この腕部材の先端に取り付けられ、ハンドレールに接触する測定体とを備え、ハンドレール及び踏段が所定の距離を移動したときに、ハンドレールの移動に対する踏段の移動遅れ量を、測定体を介して移動差として測定する移動差測定装置が開示されている。
特開昭59−163902号公報
前述した特許文献1に示される従来技術にあっては、ハンドレールと踏段との移動差、すなわちハンドレール先行量を測定する移動差測定装置が、踏段に載置される台、及びこの台に取り付けられる支柱の他に、支柱に取り付けられる腕部材及び測定体を要することから、部材数が多く全体形状が大きなものとなっている。そのために運搬性が悪く、運搬時に測定作業者に多大の負荷を与えやすい。また、測定時には、移動差測定装置を構成する台を踏段に載置して測定が行われることから、エスカレータの始動直後の反動や外的要因によって移動差測定装置が動きやすく、設置が不安定になりやすい。このために測定作業のやり直しを生じたりして、測定作業が煩雑となり、この測定作業に時間がかかり、この測定作業の能率が低下しやすい。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、運搬時の小型化を実現でき、また、測定時の十分な安定性を確保できるハンドレール先行量測定機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、ハンドレール及び踏段を有する乗客コンベアに設置され、前記ハンドレールの移動距離と前記踏段の移動距離との差をハンドレール先行量として測定するハンドレール先行量測定機において、前記ハンドレール先行量の測定時に、前記ハンドレールに接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に収縮可能に設けられる測定棒と、この測定棒を前記踏段に固定する固定手段とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、ハンドレール先行量の測定時には、測定棒を伸長させてハンドレールに接触させ、接触したハンドレールの部位に目印が付与される。この状態で踏段及びハンドレールを所定の距離移動させた後、停止させる。このように停止させた状態で、ハンドレールに付与した目印と測定棒との距離がハンドレール先行量として測定される。また、測定を終了した後には、測定棒を収縮させ、この収縮させた状態で運搬することができる。また、前述したハンドレール先行量の測定時には、固定手段を介して測定棒を踏段に安定して固定することができる。すなわち本発明は、測定棒を収縮させることにより運搬時の小型化を実現でき、また、固定手段によって踏段に固定することにより測定時の十分な安定性を確保することができる。
また、本発明は、前記発明において、前記固定手段は、前記測定棒を保持し、前記踏段に載置される土台と、この土台の下部に設けられ、前記踏段の溝に嵌入可能なゴム体とから成ることを特徴としている。
また、本発明は、前記発明において、前記測定棒を、前記ハンドレール方向への回動可能に前記土台に保持させる回動保持手段を備えたことを特徴としている。
本発明は、ハンドレール先行量の測定時に、ハンドレールに接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に収縮可能に設けられる測定棒を備えたことから、運搬時の小型化を実現でき、これにより運搬時に測定作業者に与える負荷を従来に比べて軽減させることができる。また、測定棒を踏段に固定する固定手段を備えたことから、測定時の十分な安定性を確保でき、これにより測定作業が容易になって短時間で行うことができ、従来に比べて測定作業の能率を向上させることができる。
本発明に係るハンドレール先行量測定機の一実施形態が設置される乗客コンベアの一例として挙げたエスカレータの側面図である。 本実施形態に係るハンドレール先行量測定機の構成を示す正面図で、先行量測定時の状態を示す正面図である。 本実施形態に係るハンドレール先行量測定機の構成を示す図で、非測定時の状態を示す正面図である。
以下、本発明に係るハンドレール先行量測定機の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るハンドレール先行量測定機の一実施形態が設置される乗客コンベアの一例として挙げたエスカレータの側面図である。
この図1に示すエスカレータは、踏段2と、この踏段2と同期して例えば矢印方向に移動するハンドレール3とを備えている。また、下階床側の乗り場部分には下部くし板4aを備え、上階床側の降り場部分には上部くし板4bを備えている。なお、ハンドレール3は、踏段2を挟むように左側ハンドレール3aと、右側ハンドレール3aとによって構成されている。このような構成を有するエスカレータにあって、踏段2の移動に対するハンドレール3(3a,3b)の先行量Lを測定するために、本実施形態に係るハンドレール先行量測定機5が設置される。
図2,3は、本実施形態に係るハンドレール先行量測定機の構成を示す図で、図2は先行量測定時の状態を示す正面図、図3は非測定時の状態を示す正面図である。
本実施形態に係るハンドレール先行量測定機5は、ハンドレール先行量の測定時に、図2の実線、及び破線で示すように、左側ハンドレール3a、右側ハンドレール3bのいずれかに接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に、図3に示すように、収縮可能に設けられる測定棒5dを備えている。
また、この測定棒5dを踏段2に固定する固定手段を備えており、この固定手段は、測定棒5dを保持し、踏段2に載置される土台5bと、この土台5bの下部に設けられ、踏段2の溝2aに嵌入可能なゴム体2aとから成っている。
また、本実施形態は、測定棒5dを左側ハンドレール3aあるいは右側ハンドレール3b方向へ回動可能に土台5bに保持させる回動保持手段を備え、この回動保持手段は、測定棒5dの下端部分を土台5bに回動可能に連結するピン5cから成っている。
このような構成を有する本実施形態に係るハンドレール先行量測定機5によって図1に示すエスカレータに備えられるハンドレール3(3a,3b)の先行量を測定する際には、例えばエスカレータを停止させた状態において、図1に示す下部くし板4aの近傍に位置する基準踏段2aの溝2a1にゴム体5aを嵌入させるようにして本実施形態に備えられる土台5bを踏段2に載置することが行われる。
例えば、この状態において測定棒5dを伸長させ、さらに左側ハンドレール3a方向に、あるいは右側ハンドレール3b方向に回動させ、測定棒5dを、左側ハンドレール3aまたは右側ハンドレール3bに接触させる。接触させた左側ハンドレール3aまたは右側ハンドレール3bに目印Aを付与する。図1の下部櫛板4a側に位置させたハンドレール先行量測定機5、及び図2の破線で示すハンドレール先行量測定機5は、このときの状態を示している。
この状態からエスカレータを始動させると、踏段2及びハンドレール3(3a,3b)が図1の矢印方向に上昇する。ハンドレール先行量測定機5が同図1に示す上部くし板4bの近傍に至ったとき、エスカレータを停止させる。このときのハンドレール3(3a,3b)に付与した目印Aと、測定棒5dとの距離がハンドレール3(3a,3b)の先行量Lとして測定される。すなわち、ハンドレール3(3a,3b)の先行量Lに対して踏段2が先行量Lに相当する移動遅れ量を生じていることが検出される。
ハンドレール3(3a,3b)の先行量の測定後は、図3に示すように、測定棒5dを収縮させ、土台5bの下部のゴム体5aを踏段2aの溝2a1から離脱させることが行われる。例えば、このように測定棒5dを収縮させた状態でハンドレール先行量測定機5は所定の保管場所まで運搬される。
このように構成した本実施形態によれば、ハンドレール先行量の測定時に、ハンドレール3(3a,3b)に接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に収縮可能に設けられる測定棒5を備えたことから、運搬時の小型化を実現でき、これにより運搬時に測定作業者に与える負荷を軽減させることができる。また、土台5bのゴム体5aを踏段2aに嵌入させて当該ハンドレール先行量測定機5を固定するようにしたことから、測定時の十分な安定性を確保でき、これにより測定作業が容易になって短時間で行うことができ、測定作業の能率を向上させることができる。
1 エスカレータ(乗客コンベア)
2 踏段
2a 基準踏段
2a1 溝
3 ハンドレール
3a 左側ハンドレール
3b 右側ハンドレール
4a 下部くし板
4b 上部くし板
5 ハンドレール先行量測定機
5a ゴム体(固定手段)
5b 土台(固定手段)
5c ピン(回動保持手段)
5d 測定棒

Claims (3)

  1. ハンドレール及び踏段を有する乗客コンベアに設置され、前記ハンドレールの移動距離と前記踏段の移動距離との差をハンドレール先行量として測定するハンドレール先行量測定機において、
    前記ハンドレール先行量の測定時に、前記ハンドレールに接触するように伸長可能に設けられ、非測定時に収縮可能に設けられる測定棒と、
    この測定棒を前記踏段に固定する固定手段とを備えたことを特徴とするハンドレール先行量測定機。
  2. 請求項1に記載のハンドレール先行量測定機において、
    前記固定手段は、前記測定棒を保持し、前記踏段に載置される土台と、この土台の下部に設けられ、前記踏段の溝に嵌入可能なゴム体とから成ることを特徴とするハンドレール先行量測定機。
  3. 請求項2に記載のハンドレール先行量測定機において、
    前記測定棒を、前記ハンドレール方向への回動可能に前記土台に保持させる回動保持手段を備えたことを特徴とするハンドレール先行量測定機。
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