JP2011212978A - non−PVC消しゴム組成物 - Google Patents

non−PVC消しゴム組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2011212978A
JP2011212978A JP2010083548A JP2010083548A JP2011212978A JP 2011212978 A JP2011212978 A JP 2011212978A JP 2010083548 A JP2010083548 A JP 2010083548A JP 2010083548 A JP2010083548 A JP 2010083548A JP 2011212978 A JP2011212978 A JP 2011212978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
eraser
pvc
styrene
eraser composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010083548A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4961486B2 (ja
JP2011212978A5 (ja
Inventor
Ha-Kyoung Song
河鯨 宋
Sung-Cho Kang
性初 姜
Gwan-Ho Kang
官鎬 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Monami Co Ltd
Original Assignee
Monami Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Monami Co Ltd filed Critical Monami Co Ltd
Priority to JP2010083548A priority Critical patent/JP4961486B2/ja
Publication of JP2011212978A publication Critical patent/JP2011212978A/ja
Publication of JP2011212978A5 publication Critical patent/JP2011212978A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4961486B2 publication Critical patent/JP4961486B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

【課題】本発明は既存消しゴムに用いられたPVC(ポリ塩化ビニル)を全く用いず、毒性がないため人体に対して無害であり、子供も安心して使用でき、環境ホルモンを放出しないため環境親和的なnon−PVC消しゴム組成物を提供することを目的にする。また、本発明は無毒であり、字消去性能が優秀で消しゴム本来の機能を充分に発揮することができるnon−PVC消しゴム組成物を提供することを目的にする。
【解決手段】本発明はnon−PVC消しゴム組成物に関するもので、さらに詳述するように、スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマ、ワックス、ミネラルオイル、炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)を含むnon−PVC消しゴム組成物である。
【選択図】なし

Description

本発明はnon−PVC消しゴム組成物に関するもので、さらに詳述すると、スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマ、ワックス、ミネラルオイル、炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)を含むnon−PVC消しゴム組成物に関する。
一般的に消しゴムはPVCというポリ塩化ビニルを素材として作られる。
上記ポリ塩化ビニルは環境有害物質中の一つで知られているが、生活で接するほとんどすべてのプラスチック製品に基本的に用いられる物質で、極めて微々たる程度の環境有害物質と環境ホルモンが検出されるので健康にあまり影響を与えない水準である。
塩化ビニル系の樹脂は、塩化ビニルの単独重合体及び塩化ビニルを50%以上含んだ混成重合体として、懸濁重合と乳化重合に製造される五大汎用熱可塑性プラスチック樹脂中の一つである。このような塩化ビニル系樹脂はコンパウンド圧出成形、射出成形、ケルリンドリング、ゾル(zol)成形などの色々な加工法によって成形されてパイプ、建築用内外装材、電線、電気機械製品、おもちゃ、フィルム、シーツ、人造皮、テープ、食品包装材、あるいは医療用品まで多様な製品の素材として広く用いられている。PVC樹脂は耐水性、内薬品性、難燃性などが優れており、多様な用途で用いられているが、樹脂が不完全燃焼すると、公害物質であるダイオキシンを発生し環境汚染を誘発させるという問題点があり、最近は使用が規制されている趨勢だ。このような塩化ビニル系樹脂には可塑剤、2次可塑剤、安定剤、顔料、充填剤、発布剤、潤滑剤、粘度調節剤など色々な添加剤を適切に添加して多様な加工物性を付与することができる。
可塑剤は高分子樹脂間の摩擦係数を減らして加工性を高める役割をする添加剤として、今まで用いられている可塑剤の類型は種類が非常に多様で用途もそれぞれ異なる。塩化ビニル系樹脂に使われる可塑剤では主にフタルレート系可塑剤、特にDEHP(Di−2−EthylHexyl Phthalate)、DBP(Di−Butyl Phthalate)、IDP(Di−IsoDecyl Phthalate)、BBP(Butyl Benzyl Phthalate)、 DINP(Di−IsoNonyl Phthalate)、DNOP(Di−n−Octyl Phthalate)などが最も広く用いられている。特にデ−エティルヘックシルプタルレイトは可塑化効率、耐寒性などの剤物性のバランスが良く、広く用いられている。
しかし、上記フタルレート系の可塑剤は、動物や人の身の中に入ってホルモンの作用を阻害したり、混乱させる内分泌界撹乱物質(endocrine disrupter)、すなわち環境ホルモンとして疑われており、このうちデ−エティルヘックシルプタルレイト(DEHP)及びデ−ブティルプタルレイト(DBP)は特に危険物質として規制の対象にされており代替物質が要求されている。また、DEHPは分子量が小さくて耐熱性が弱く、熱によって容易に変形されるということも代替物質の要求の要因になっている。
従来から使用されている消しゴムでは塩化ビニル系消しゴム、エラストマ系消しゴム及び天然ゴム系消しゴムが知られている。この中で、天然ゴム系消しゴムは耐久性に問題があってほとんど使用されておらず、エラストマ系消しゴムも消す能力の限界によってあまり使用されていない。塩化ビニル系消しゴムは字を消す能力の特性面において非常に優れており、主に使用されているが、用いられるフタル酸系可塑剤、特にDEHPとDBPによる環境的悪影響と可塑剤移行性の問題によって代替消しゴムの開発が至急な実情となっている。
上記のような従来技術の問題点を解決すべく、本発明は既存消しゴムに用いられたPVC(ポリ塩化ビニル)を全く用いず、毒性がないため人体に対して無害であり、子供も安心して使用することができ、環境ホルモンを放出しないため環境親和的なnon−PVC消しゴム組成物を提供することを目的にする。
また、本発明は無毒であり、字消去性能が優れており、消しゴム本来の機能を充分に発揮することができるnon−PVC消しゴム組成物を提供することを目的にする。
上記目的を果たすために、本発明はスタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマ、ワックス、ミネラルオイル、炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)を含むことを特徴にするnon−PVC消しゴム組成物を提供する。
望ましくは、上記消しゴム組成物はスタイレン−ブタジエン−スタイレン6〜15重量%、ニトリルブタジエンラバー5〜15重量%及びポリスタイレンコーポリマー1〜6重量%で形成される熱可塑性エラストマ10〜40重量%、ワックス1〜5重量%、ミネラルオイル5〜20重量%及び炭酸カルシウム(CaCO)50〜70重量%、酸化マグネシウム(MgO)0.1〜5phr及び二酸化チタン(TiO)0.5〜5phrを含む。
本発明による消しゴムは、既存の消しゴムに用いられたPVC(ポリ塩化ビニル)を全く用いず、毒性がないため人体に対して無害であり、子供も安心して使用することができ、環境ホルモンを放出しないため環境親和的であり、同時に字消去性能が優れているため消しゴム本来の機能を充分に発揮することができる。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明の消しゴム組成物は既存消しゴムに用いられたPVCを用いないことでフタルレート系可塑剤、ポルムアルデハイド、鉛などの人体有害物質が検出されず、無毒であり、子供も安心して使用することができ、環境ホルモンを放出しないという環境親和的な特徴がある。さらには、本発明のnon−PVC消しゴム組成物は、既存PVC消しゴムと比べても字消去性能が優れており、消しゴム本来の機能を充分に発揮することができる。
本発明のnon−PVC消しゴム組成物は、スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマ、ワックス、ミネラルオイル、炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)を含む。
上記熱可塑性エラストマは、常温で含硫ゴムのようなゴム弾性を有し、高温で加熱すれば溶融可塑化されて通常のプラスチック成形機で成形加工が可能な高分子材料である。
本発明に使われる上記熱可塑性エラストマは、スタイレン−ブタジエン−スタイレン(SBS、stylene−butadiene−stylene)とニトリルブタジエンラバー(NBR、nitrile butadiene rubber)及びポリスタイレン(PS、polystylene)コーポリマーを混合して用いることができる。
上記スタイレン−ブタジエン−スタイレンは、消しゴムに弾性を付与する作用をする。上記スタイレン−ブタジエン−スタイレンは、消しゴム組成物に6〜15重量%で含まれるのが望ましい。その含有量が6重量%未満の場合には弾性を付与するスタイレンブロックの生成が不可能で、最終生成された消しゴムがこわれやすく、常温での冷流れ現象で形状を維持することができない。また、15重量%を超過する場合には消しゴムの弾性と強度が増加してダストが分離しないこともある。
上記ニトリルブタジエンラバーは、消しゴムに粘性を付与する作用をする。上記ニトリルブタジエンラバーは消しゴム組成物に5〜15重量%で含まれるのが望ましい。その含有量が5重量%未満の場合には消しゴムの粘性がなくなり消しゴムのダストが固められず、15重量%を超過する場合には消しゴムの粘性に比例してストレーンが増加することによって消しゴム使用の時ダストが消しゴム本体に付いて増えるだけ分離しないこともある。
上記ポリスタイレンは、消しゴム組成物に1〜6重量%で含まれるのが望ましい。その含有量が1重量%未満の場合には消しゴムの消し性(字消去性能)が低下し、6重量%を超過する場合には消しゴム硬度の許容範囲を超過して使用することができない。
上記のような含有量で含まれるスタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマは、消しゴム組成物に10〜40重量%で含まれるのが望ましい。その含有量が上記範囲内の場合には製造される消しゴムに適当な硬度を付与することができるのでさらに良い。
上記熱可塑性エラストマは、スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマー以外にスタイレン−ブタジエンコーポリマー(SBR)、スタイレン−イソプレン(styrene−isoprene)コーポリマー、スタイレン−エチレン−ブタジエン(styrene−ethylene−buthylene)コーポリマー、スタイレン−エチレン−プロピレン(styrene−ethylene−propylene)コーポリマーなどのスタイレン系熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマと一緒に混合して用いることもできる。
上記ワックスは液状であった方が良く、消しゴムに含有される他の組成物の溶融温度を低下させて製品の加工温度を低下させ、流れ性を付与する作用をする。
上記ワックスは、消しゴム組成物に1〜5重量%で含まれるのが望ましく、その含有量が上記範囲内の場合には適切な加工温度と流れ性を付与して、消しゴムの硬度を適切に維持することができる。
上記ミネラルオイルは、軟化剤として作用をして、その含有量は消しゴム組成物に5〜20重量%で含まれるのが望ましい。上記ミネラルオイルが上記範囲内の場合には、適正量のミネラルオイルが用いられて消しゴム製造の時ブルリドアウトなしに適当な軟化をさせることができる。
上記炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)はそれぞれ充填剤として用いられ、上記炭酸カルシウム、酸化マグネシウム及び二酸化チタン以外にシリカ、アルミナ、規藻土、ガラス(glass)、タルク、セリサイト、石英粉末、モンモリルロナイト、ホタテガイ、オイスター、しじみなどの貝殻粉末、卵殻粉末、有機中共粒子、無機中共粒子など通常の充填剤と混合して用いることもできる。
上記炭酸カルシウム(CaCO)、酸化マグネシウム(MgO)及び二酸化チタン(TiO)は、それぞれ消しゴム組成物に50〜70重量%、0.1〜5phr、0.5〜5phrで含まれるのが望ましい。その含有量が上記範囲内の場合、十分なゴム弾性が発揮されて消しゴム本来の字消去性能を最大限発揮することができる。
上記のような成分で形成される本発明のnon−PVC消しゴム組成物は上記成分以外に加工油(process oil)、ポリブティレン(polybutylene)、熱消化パラフィン(chlorinated paraffin)、液化パラフィンなどの軟化剤、着色剤、香料、安定剤、潤潤滑剤、上記スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマー以外の熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマなどを追加してさらに含むこともできる。
上記のような消しゴム組成物を使った本発明のnon−PVC消しゴムは、上記消しゴム組成物をプレス成形、射出成形、圧出成形などによって成形して、所定の寸法で裁断して製品に製造される。
具体的には、上記の消しゴム組成物をシリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で、15〜25rpmの成形速度に圧出成形して、所定の寸法で裁断して本発明のnon−PVC消しゴムを製造することができる。
上記のように得られる本発明のnon−PVC消しゴムは、塩化ビニル樹脂(PVC)を用いずとも、字消去性能が優れ、消しゴム本来の機能を充分に発揮することができる。また、フタルレート系可塑剤、ポルムアルデハイド、鉛など人体有害物質が検出されず、無毒であり、子供たちも安心して使用することができ、環境ホルモンを放出しないため環境親和的である。
以下では実施例を通じて本発明に関してさらに詳細に説明するが、これら実施例は、単なる説明を目的としており、本発明の保護範囲を制限するものではない。
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン10重量%、ニトリルブタジエンラバー7重量%及びポリスチレン2重量%とワックス3重量%、ミネラルオイル15重量%、炭酸カルシウム(CaCO)63重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン13重量%、ニトリルブタジエンラバー6重量%及びポリスチレン3重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル15重量%、炭酸カルシウム(CaCO)61重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例1
ポリ塩化ビニル(PVC)樹脂26重量%と、天然可塑剤30重量%、炭酸カルシウム(CaCO)44重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で18〜30rpmの成形速度で圧出成形してPVC消しゴムを製造した。
比較例2
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン18重量%、ニトリルブタジエンラバー6重量%及びポリスチレン3重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル15重量%、炭酸カルシウム(CaCO)56重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例3
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン10重量%、ニトリルブタジエンラバー4重量%及びポリスチレン3重量%とワックス3重量%、ミネラルオイル15重量%、炭酸カルシウム(CaCO)65重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例4
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン8重量%、ニトリルブタジエンラバー16重量%及びポリスチレン1重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル10重量%、炭酸カルシウム(CaCO)63重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例5
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン10重量%、ニトリルブタジエンラバー7重量%及びポリスチレン0重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル18重量%、炭酸カルシウム(CaCO)63重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例6
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン10重量%、ニトリルブタジエンラバー6重量%及びポリスチレン8重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル14重量%、炭酸カルシウム(CaCO)60重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例7
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン10重量%、ニトリルブタジエンラバー6重量%及びポリスチレン2重量%とワックス0重量%、ミネラルオイル17重量%、炭酸カルシウム(CaCO)65重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例8
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン5重量%、ニトリルブタジエンラバー5重量%及びポリスチレン1重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル22重量%、炭酸カルシウム(CaCO)65重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
比較例9
熱可塑性エラストマでスタイレン−ブタジエン−スタイレン8重量%、ニトリルブタジエンラバー5重量%及びポリスチレン2重量%とワックス2重量%、ミネラルオイル13重量%、炭酸カルシウム(CaCO)70重量%、酸化マグネシウム(MgO)2phr及び二酸化チタン(TiO)2phrを混練後、シリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度で圧出成形してnon−PVC消しゴムを製造した。
Figure 2011212978
上記実施例1〜2及び比較例1〜9で製造した消しゴムを利用して外観状態、色相、消し率、紙の皺め、硬度、移行性、残物の生成程度及び成形性能を測定して、その結果を下記の表2及び表3に示した。
Figure 2011212978
Figure 2011212978
上記表1及び表3に示すように、本発明による実施例1及び実施例2の消しゴムは比較例1ないし9と比べて外観状態、色相、消し率、紙の皺め、硬度、移行性、残物の生成程度及び成形性能において、すべて優れた結果を示した。
なお、上述の説明では、望ましい実施例として説明したが、これに限定されず、発明の概念から逸脱することなく、多様な修正や変形を加えることが可能である。また、添付された請求範囲は本発明の概念に属する修正や変形を含むものである。

Claims (4)

  1. スタイレン−ブタジエン−スタイレン、ニトリルブタジエンラバー及びポリスタイレンコーポリマーで形成される熱可塑性エラストマ;ワックス;ミネラルオイル;炭酸カルシウム(CaCO);酸化マグネシウム(MgO);及び二酸化チタン(TiO);を含むことを特徴とする
    non−PVC消しゴム組成物。
  2. 請求項1において、
    スタイレン−ブタジエン−スタイレン6〜15重量%、ニトリルブティダにはラバー5〜15重量%及びポリスタイレンコーポリマー1〜6重量%で形成される熱可塑性エラストマ10〜40重量%;ワックス1〜5重量%;ミネラルオイル5〜20重量%;炭酸カルシウム(CaCO)50〜70重量%;酸化マグネシウム(MgO)0.1〜5phr;及び二酸化チタン(TiO)0.5〜5phr;を含むことを特徴とする
    non−PVC消しゴム組成物。
  3. 第1項において、
    上記消しゴム組成物は充填剤、加工油(process oil)、ポリブティレン(polybutylene)、軟化剤、着色剤、香料、安定剤、潤滑剤及びスタイレン−ブタジエン−スタイレン及びエチレン−プロピレンコーポリマー以外の熱可塑性樹脂や熱可塑性エラストマの中で選択されたどれか一つ以上の添加剤をさらに含むことを特徴にする
    non−PVC消しゴム組成物。
  4. 第1項において、
    上記消しゴム組成物はシリンダー温度65〜85℃、ダイス温度50〜60℃、ヘッド温度60〜70℃の温度で15〜25rpmの成形速度に圧出成形することを特徴にする
    non−PVC消しゴム組成物。
JP2010083548A 2010-03-31 2010-03-31 non−PVC消しゴム組成物 Active JP4961486B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010083548A JP4961486B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 non−PVC消しゴム組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010083548A JP4961486B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 non−PVC消しゴム組成物

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011212978A true JP2011212978A (ja) 2011-10-27
JP2011212978A5 JP2011212978A5 (ja) 2012-03-29
JP4961486B2 JP4961486B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=44943230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010083548A Active JP4961486B2 (ja) 2010-03-31 2010-03-31 non−PVC消しゴム組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4961486B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101601867B1 (ko) * 2015-07-03 2016-03-14 박현 천연전분 조성물을 이용한 가소제를 함유하지 않는 지우개 및 이의 제조방법

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213638B2 (ja) * 1980-02-13 1990-04-04 Staedtler J S Gmbh & Co
JPH05124391A (ja) * 1991-10-30 1993-05-21 Pentel Kk 消しゴム
JPH05147392A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Pentel Kk 消しゴム
JPH0672097A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Pentel Kk 消しゴム
JP2671319B2 (ja) * 1987-07-31 1997-10-29 ぺんてる株式会社 消しゴム組成物
JPH11334288A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Kotobuki:Kk 消しゴム
JP3134471B2 (ja) * 1992-02-28 2001-02-13 ぺんてる株式会社 消しゴム
JP3450053B2 (ja) * 1994-04-20 2003-09-22 株式会社シード 字消し
JP2005169831A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Seed:Kk 字消し
JP2005219397A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Nippon Zeon Co Ltd 消しゴム
JP3913021B2 (ja) * 2001-10-05 2007-05-09 株式会社シード 字消し
JP3913030B2 (ja) * 2001-10-26 2007-05-09 株式会社シード 字消し

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213638B2 (ja) * 1980-02-13 1990-04-04 Staedtler J S Gmbh & Co
JP2671319B2 (ja) * 1987-07-31 1997-10-29 ぺんてる株式会社 消しゴム組成物
JPH05124391A (ja) * 1991-10-30 1993-05-21 Pentel Kk 消しゴム
JPH05147392A (ja) * 1991-11-29 1993-06-15 Pentel Kk 消しゴム
JP3134471B2 (ja) * 1992-02-28 2001-02-13 ぺんてる株式会社 消しゴム
JPH0672097A (ja) * 1992-08-27 1994-03-15 Pentel Kk 消しゴム
JP3450053B2 (ja) * 1994-04-20 2003-09-22 株式会社シード 字消し
JPH11334288A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Kotobuki:Kk 消しゴム
JP3913021B2 (ja) * 2001-10-05 2007-05-09 株式会社シード 字消し
JP3913030B2 (ja) * 2001-10-26 2007-05-09 株式会社シード 字消し
JP2005169831A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Seed:Kk 字消し
JP2005219397A (ja) * 2004-02-06 2005-08-18 Nippon Zeon Co Ltd 消しゴム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101601867B1 (ko) * 2015-07-03 2016-03-14 박현 천연전분 조성물을 이용한 가소제를 함유하지 않는 지우개 및 이의 제조방법
WO2017007116A1 (ko) * 2015-07-03 2017-01-12 박현 천연전분 조성물을 이용한 가소제를 함유하지 않는 지우개 및 이의 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP4961486B2 (ja) 2012-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5992589B1 (ja) 熱膨張性塩化ビニル系樹脂製材料及び熱膨張性塩化ビニル系樹脂製材料の製造方法
JP5011690B2 (ja) 樹脂筐体及びその製造方法
JP6039712B2 (ja) 環境にやさしい軟質mbs樹脂の組成物、及びその製造方法、並びに前記組成物を利用したビニールレザー
KR101181019B1 (ko) 논-피브이씨 지우개 조성물
JP4961486B2 (ja) non−PVC消しゴム組成物
TW201946960A (zh) 具改良柔感特性之聚烯烴組成物
CN104448607B (zh) 一种高防火pvc-u管及其制备方法
EP2646996A2 (en) Play modeling dough
JP2011212978A5 (ja)
JP2019073585A (ja) ポリ塩化ビニル系樹脂成形品及びその製造方法
JP2012140638A5 (ja)
AU2021266857B2 (en) Method for producing a molding compound
JP4623648B2 (ja) プラスチック字消し
JP2008013735A (ja) 塩化ビニリデン樹脂組成物
JP2006008925A (ja) 透明粘着性組成物
CN109810456B (zh) 一种热塑性弹性体吸盘材料
JP2003292712A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物およびそれを押出成形してなる成形品
JP5474913B2 (ja) 透明粘着材
JP6961920B2 (ja) 塩化ビニル系樹脂組成物及び窓枠用押出成形品
TW200923008A (en) Eraser and method for producing the same
CN104945827A (zh) 一种箱包覆膜热塑性弹性体材料
AU2021267605B2 (en) Modeling material and method for the production thereof
KR101108714B1 (ko) 스티렌-부타디엔-스티렌 공중합체를 주제로 하는 연필지우개와 그 제조방법
JP4861615B2 (ja) アクリル系プラスチゾル組成物及び成形品
JP2001019818A (ja) 塩素化塩化ビニル系樹脂組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4961486

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250