JP2011212802A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明は、間欠的に駆動されるモータと、前記モータによって駆動される出力部と、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングの内蔵物の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、前記温度検出部からの出力値によって前記モータを間欠的に駆動する周期を変更するようにしたことを特徴とする電動工具を提供している。このような構成によれば、ハウジングの内蔵物の温度によって、モータの制御を最適に行うことができる。

また、本発明は、正転及び逆転可能なモータと、前記モータから駆動力を供給されて正転方向又は逆転方向に回転するハンマと、前記ハンマと別体に設けられ前記逆転方向への回転により加速距離を稼いだ前記ハンマの前記正転方向への回転により打撃されて回転するアンビルと、先端工具を保持可能であり前記先端工具に前記アンビルの回転を伝達する先端工具保持部と、前記モータに正転電力又は逆転電力を第１の周期で交互に切り換えて供給する電力供給部と、前記モータの温度を検出する温度検出部と、前記モータの温度が所定値まで上昇した場合に前記正転電力と前記逆転電力とを前記第１の周期より長い第２の周期で切り換えるよう前記電力供給部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする電動工具を提供している。

このような構成によれば、モータの温度が所定値まで上昇した場合に正転電力と逆転電力とを第１の周期より長い第２の周期で切り換えるので、切り換えの際に生じる発熱を抑制することができ、インパクトドライバ全体の耐用性を上げることが可能となる。

また、本発明は、モータと、前記モータによって駆動される出力部と、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングの内蔵物の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、前記温度検出部からの出力値によって、前記モータの制御方法を変更するよう構成したことを特徴とする電動工具を提供している。

このような構成により、ハウジングの内蔵物の温度によって、モータへの電力供給値を変更できるので、ハウジングの内蔵物の温度が高くなりすぎるのを抑制することができる。このため、ハウジングの内蔵物が高温によって破損することを抑制することができる。

また、本発明は、モータ部と、前記モータ部によって駆動される出力部と、前記モータ部を収容するハウジングと、前記モータ部の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、前記温度検出部からの出力値によって、前記モータ部への電力供給値を変更するよう構成したことを特徴とする電動工具を提供している。

このような構成により、モータ部の温度によって、モータへの電力供給値を変更できるので、モータ部の温度が高くなりすぎるのを抑制することができる。このため、モータ部が高温によって破損することを抑制することができる。

また、前記モータ部には、ハンマが接続されており、前記ハンマによって、アンビルが打撃可能とされており、前記温度検出部からの出力値が第１の値の場合には、第１の間隔でハンマがアンビルを打撃し、前記温度検出部からの出力値が第１の値よりも大きい第２の値の場合には、前記第１の間隔よりも長い第２の間隔でハンマがアンビルを打撃することが好ましい。

このような構成により、温度が高い場合には、負荷を小さくなるので、モータ部の温度が高い場合にはモータ部の温度が上がらないようにすることができる。このため、モータ部の温度が上がりすぎることによってモータ部が破損することが少なくなる。

Claims (5)

1. 間欠的に駆動されるモータと、
   前記モータによって駆動される出力部と、
   前記モータを収容するハウジングと、
   前記ハウジングの内蔵物の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、
   前記温度検出部からの出力値によって前記モータを間欠的に駆動する周期を変更するようにしたことを特徴とする電動工具。
2. 正転及び逆転可能なモータと、
   前記モータから駆動力を供給されて正転方向又は逆転方向に回転するハンマと、
   前記ハンマと別体に設けられ前記逆転方向への回転により加速距離を稼いだ前記ハンマの前記正転方向への回転により打撃されて回転するアンビルと、
   先端工具を保持可能であり前記先端工具に前記アンビルの回転を伝達する先端工具保持部と、
   前記モータに正転電力又は逆転電力を第１の周期で交互に切り換えて供給する電力供給部と、
   前記モータの温度を検出する温度検出部と、
   前記モータの温度が所定値まで上昇した場合に前記正転電力と前記逆転電力とを前記第１の周期より長い第２の周期で切り換えるよう前記電力供給部を制御する制御部と、
   を備えたことを特徴とする電動工具。
3. モータと、
   前記モータによって駆動される出力部と、
   前記モータを収容するハウジングと、
   前記ハウジングの内蔵物の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、
   前記温度検出部からの出力値によって、前記モータの制御方法を変更するよう構成したことを特徴とする電動工具。
4. モータ部と、
   前記モータ部によって駆動される出力部と、
   前記モータ部を収容するハウジングと、
   前記モータ部の温度を検知可能な温度検出部と、を有する電動工具であって、
   前記温度検出部からの出力値によって、前記モータ部への電力供給値を変更するよう構成したことを特徴とする電動工具。
5. 前記モータ部には、ハンマが接続されており、
   前記ハンマによって、アンビルが打撃可能とされており、
   前記温度検出部からの出力値が第１の値の場合には、第１の間隔でハンマがアンビルを打撃し、
   前記温度検出部からの出力値が第１の値よりも大きい第２の値の場合には、前記第１の間隔よりも長い第２の間隔でハンマがアンビルを打撃するよう構成したことを特徴とする請求項４に記載の電動工具。