JP2006166601A - 電動工具の保護装置 - Google Patents

電動工具の保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006166601A
JP2006166601A JP2004354436A JP2004354436A JP2006166601A JP 2006166601 A JP2006166601 A JP 2006166601A JP 2004354436 A JP2004354436 A JP 2004354436A JP 2004354436 A JP2004354436 A JP 2004354436A JP 2006166601 A JP2006166601 A JP 2006166601A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
motor
switching element
variable resistor
resistance value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004354436A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takeyama
敦 竹山
Hiroshi Miyazaki
博 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2004354436A priority Critical patent/JP2006166601A/ja
Publication of JP2006166601A publication Critical patent/JP2006166601A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Abstract

【課題】 高温保護処理によってモータや電源回路の焼損等を防止すること、温度検出素子を大電流に耐えうる定格にしたり、制御部に温度検出素子の検出値を判断するための比較手段を設けたりする必要がなく、しかも温度検出素子のサイズが大型化したり、温度検出素子による電圧降下が発生するのを防止すること。
【解決手段】 高温保護処理手段は、温度検出素子4と、モータ1への給電量を制御するスイッチング素子2と、スイッチSWの操作に連動する可変抵抗器Vと、可変抵抗器Vの検出値の変化に応じてスイッチング素子2を制御することでモータ1の単位時間当たりの回転数を制御する制御部3とを備える。温度検出素子4は、温度に対して抵抗値が変化して所定温度まではほぼ平坦な抵抗値の変化を示し且つ所定の温度付近で指数関数的に急激に抵抗値が変化する特性を示す素子からなる。温度検出素子4を可変抵抗器Vに直列に接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動工具の保護装置に関し、詳しくは電動ハンマー、電動ドリル、電動ドライバ、電動丸鋸等の可搬式電動工具において、工具使用時におけるモータ焼損等に対する保護装置に関するものである。
一般に、電動工具は種々の使い方、特に過激な使い方に対しても所要のトルクを発揮して充分対応可能なように設計されていることが要求される。例えば過負荷によるモータ停止寸前、すなわち最大となる停動トルク近辺まで、作業者の思うように動作し、作業途中で不意に保護用の電源遮断が生じないようにすることが望まれる。ところが、過酷な使用によってモータロックが継続されると、モータの焼け付き、電源回路の焼損等の可能性がある。このため、所要のモータトルクを維持するためには、より大型のモータを採用すればよいが、可搬式工具の場合は可搬性が低下することとなる。
そこで、従来から、工具動作中にモータに過負荷がかかるとモータへの給電を遮断して過負荷保護を図るようにした電動工具が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところが特許文献1に示される従来例にあっては、モータ電流が流れる経路に対して保護素子を直列に接続し、過負荷によって大電流が流れた際に保護素子の低抗値が増大し、モータヘ流れる電流を制限することにより、モータを保護する構造となっている。このため、定常時も保護素子自身に抵抗値があるので、モータヘの入力電圧が下がることにより、モータの出力が低下するという問題がある。しかも、モータ電流が流れる経路には大電流が流れるので、保護素子自身も大電流に耐えうる定格に大きなものにしなければならない。しかし定格の大きな保護素子は、素子自体のサイズが大きくなるという問題がある。
特公平7−177649号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、高温保護処理によってモータや電源回路の焼損等を未然に防止できると共に、高温保護処理のために用いる温度検出素子を大電流に耐えうる定格にしたり、制御部に温度検出素子の検出値を判断するための比較手段を設けたりする必要がなく、しかも温度検出素子のサイズが大型化したり、温度検出素子による電圧降下が発生するのを防止できる電動工具の保護装置を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために本発明は、スイッチSWが投入された時に工具駆動用のモータ1への電流供給が開始されると共に、過負荷時の部品の発熱等に伴い高温保護処理手段によりモータ1への給電量を抑制するようにした電動工具の保護装置であって、前記高温保護処理手段は、工具使用時の発熱部分の温度を検出する温度検出素子4と、モータ1への給電量を制御するスイッチング素子2と、前記スイッチSWの操作に連動する可変抵抗器Vと、可変抵抗器Vの検出値の変化に応じて前記スイッチング素子2を制御することでモータ1の単位時間当たりの回転数を制御する制御部3とを備え、前記温度検出素子4は、温度に対して抵抗値が変化して所定温度まではほぼ平坦な抵抗値の変化を示し且つ所定の温度付近で指数関数的に急激に抵抗値が変化する特性を示す素子からなり、この温度検出素子4を前記可変抵抗器Vに直列に接続したことを特徴としている。
このような構成とすることで、工具使用時に温度検出素子4が高温を検出したときは制御部3がスイッチング素子2を制御してモータ1への給電を抑制するので、つまり、モータ1の回転数が低減するので、使用者に異常を知らせることができ、しかも、温度検出素子4を可変抵抗器Vと直列に接続して、モータ電流が流れる経路には挿入しない回路構造としたので、高温保護処理に用いる温度検出素子4を大電流に耐えうる定格にする必要がなくなる等の利点がある。
また、前記温度検出素子4をスイッチング素子2に接触させるのが好ましく、この場合、電動工具Aの発熱部分の1つであるスイッチング素子2は熱容量が小さいので、モータロック時や過負荷時に高い電流が流れた時でも、スイッチング素子2の温度を温度検出素子4にて正確に検知できるようになる。
また、前記温度検出素子4は、温度に対する抵抗値変化が正の特性を有し、所定の温度以上になると急激に低抗値が上昇する正特性サーミスタTSで構成されるのが好ましく、この場合、所定の温度以下においては正特性サーミスタTSによる保護が働かず、狙いの温度以上でのみ保護を働かせることが可能となる。
また、前記温度検出素子4の両端に抵抗R2を並列接続し、高温保護処理時に温度検出素子4の両端において所定の低抗値を越えないように制限することにより、高温保護処理時のモータ1の停止を防止するのが好ましく、この場合、温度検出素子4による高温保護が動作した時に、温度検出素子4の両端の抵抗値の上限が抵抗R2によって決定されることとなり、従って、高温保護処理時にモータ1が停止するの防ぐことができ、使用中に急に停止することにより使用者が故障と誤認するようなことがなくなる。
また、前記スイッチング素子2の一面側に放熱板30を重ねると共に他面側にネジ締め用の固定部分4aを有する温度検出素子4を重ねた状態で、温度検出素子4の固定部分4aを放熱板30に対してネジ止めするのが好ましく、この場合、温度検出素子4がスイッチング素子2に密着することで、スイッチング素子2の発熱部分から温度検出素子4への熱伝導性が向上し、発熱部分の温度を正確に検出できると共に、組み立て性が容易となる。
本発明は、工具使用時に温度検出素子が高温を検出したときは制御部がスイッチング素子を制御してモータへの給電を抑制するので、使用者に異常を知らせることができ、故障するまで温度が上昇することを防止でき、モータや電源回路の焼損等を未然に防止することができる。しかも、温度検出素子を可変抵抗器と直列に接続して、モータ電流が流れる経路には挿入しない回路構造としたので、過負荷等によって大電流が流れた際にも温度検出素子の低抗値が増大することがなく、従って、高温保護処理手段である温度検出素子を大電流に耐えうる定格にしたり、制御部に温度検出素子の検出値を判断するための比較手段を設けたりする必要がなく、しかも温度検出素子のサイズが大型化したり、温度検出素子による電圧降下が発生したりするのをそれぞれ防止することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本実施形態の電動工具Aは、スイッチSWが投入された時に工具駆動用のモータ1への電流供給が開始されると共に、モータロック時や過負荷時の部品の発熱に伴い後述する高温保護処理手段によりモータ1への給電量を抑制するようにしたものであり、その一例を図2に示す。
図2は、本体ハウジング11内にモータ1、減速機12、減速機12の出力軸に軸方向スライド自在に取り付けたハンマー13、軸回り回転方向においてハンマー13と係合するアンビル14等を納めたインパクト式の工具であり、バネ15によってアンビル14側に付勢されてアンビル14と係合しているハンマー13は、モータ1による回転出力を前記係合部を介してアンビル7に伝達する。そして駆動負荷が増大した時には、ハンマー13がバネ15に抗して後退し、アンビル14との係合が外れた時点でハンマー13は回転しつつバネ15のバネ付勢によって前進してアンビル14に回転打撃衝撃を与えるようになっている。また、本体ハウジング11におけるハンドル部11aに着脱自在に装着される電池パック10内の蓄電池を電源としている。さらに本体ハウジング11内のモータ1の下に、スイッチユニット20が配置されており、トリガーハンドル50の引き具合に連動して図1に示す接点S1、S2を開閉させるものであり、トリガーハンドル50を引いたときは、接点S1が導通して、制御部3に電源を供給し、トリガーハンドル50を戻した時は接点S1が非導通になり、接点S2が導通してモータ1の短絡回路が形成され、ブレーキを動作させる。
ここで、本発明においては、高温保護処理手段は、図1、図4(a)に示すように、温度検出素子4と、スイッチング素子2と、可変抵抗器Vと、制御部3とで構成されている。
前記スイッチング素子2は、図1に示すように、電源とモータ1との間に直列に接続されており、制御部3からの信号によって、後述のようにスイッチング素子2のデューティを変化させることで、モータ1の単位時間あたりの回転数が制御される。なおスイッチング素子2は、例えばFET、又は、パワートランジスタで構成される。
前記温度検出素子4は、温度に対して抵抗値が変化して所定温度まではほぼ平坦な抵抗値の変化を示し所定の温度付近で指数関数的に急激に抵抗値が変化する特性を示す素子からなる。この温度検出素子4は、図4(a)に示すように、可変抵抗器Vと直列に接続して、モータ電流が流れる経路には挿入しない回路構造としている。この温度検出素子4は温度に対する抵抗値変化が正の特性を有し、所定の温度以上になると急激に低抗値が上昇する正特性サーミスタTSからなる。正特性サーミスタTSの一例としてポジスタ((株)村田製作所の登録商標)が挙げられる。例えば、正特性サーミスタTSはスイッチング素子2に接触させてあり、スイッチング素子2が所定温度以上になった時に正特性サーミスタTSの出力を制御部3で受け、スイッチング素子2の出力を制限することにより、所定の高温保護処理を行うようになっている。勿論、正特性サーミスタTSをスイッチング素子2以外に、モータロック時や過負荷時に発熱するモータ1や駆動装置等の箇所に各々配置或いは接触させてもよい。
図3は、前記正特性サーミスタTSの温度特性を示している。図3において正特性サーミスタTSは温度変化に対して、正の特性を示す。温度が上昇するにつれて、低温の領域では抵抗値は緩やかな変化を示し且つ約90℃位から指数関数的な急激な変化を示す。本実施形態では、抵抗値の緩やかな変化示す所定温度を100℃とする。この温度は、スイッチング素子2等が破損若しくは機能が不安定になるような温度よりも十分に小さい値であり且つ上記抵抗値に急激な変化が起こっているときの値である。
図4(a)は制御部3の概略を示す。制御部3は、基準電圧部B1と、比較波作成部B2と、三角波C1を発生させる三角波発生部5とを備える。基準電圧部B1は、基準電圧を出力するもので、抵抗rとツェナーダイオードdとからなる。比較波作成部B2は、基準電圧部B1に、抵抗R1、可変抵抗器Vと、正特性サーミスタTSとが直列に接続されている。
可変抵抗器Vは、トリガーハンドル50に連動するスライド式或いは回転式のボリュームからなる。可変抵抗器Vは、トリガーハンドル50に連動して低抗値が変化するものであり、このときのボリューム抵抗と抵抗R1と正特性サーミスタTとの分圧比から、トリガーハンドル50の引き代に応じた比較波C2の出力電圧が決定される。つまり、使用者のトリガーハンドル50の操作に連動して可変抵抗器Vの検出値が変化し、その可変抵抗器Vの検出値に応じて、スイッチング素子2を制御することで回転制御が行なわれる。
上記比較波C2の電圧と三角波発生部5にて生じる三角波C1とがコンパレータ等からなる比較素子40に比較される。ここでは、図4(b)に示すように、比較波C2と三角波C1との重なり合う部分からスイッチング素子2のデューティ比を決めるようにしており、この決定されたデューティ比によってスイッチング素子2の通電時間C3(図4(c))が決まり、モータ1の入力電流が制御され、モータ1の回転数が決定される。つまり、低速回転を行なうときは、比較波C2は高く、三角波C1と重なり合う部分が少なくなるため、スイッチング素子2のデューティ比が小さくなる。一方、高速回転を行なうときは、比較波C2は低く、三角波C1と重なり合う部分が多くなるため、スイッチング素子2のデューティ比が大きくなる。なお、トリガーハンドル50を所定以上に引き込んだときは、比較電圧は三角波C1の下限を下回ることで、デューティ比が100%になる。
実際の動作を、図5にタイムチャートとして示す。トリガーハンドル50に連動する可変抵抗器Vの引き代を最大限に引いた時の通常使用時においては、スイッチング素子2には大きな電流が流れず、温度も上がらないため正特性サーミスタTSの抵抗も低く、比較波C2の電圧は低く、スイッチング素子2のデューティ比は高くなる。
一方、可変抵抗器Vの引き代を最大限に引いた時の過酷使用や異常使用時においては、スイッチング素子2に大電流が流れ、スイッチング素子2が所定の温度を越えると、正特性サーミスタTSの抵抗は急激に上昇し、正特性サーミスタTSと可変抵抗器Vの合成抵抗が大きくなり比較波C2の電圧が上昇する。そして、三角波C1の上限を超えてしまうことにより、デューティ比は0%になりモータ1の回転は停止する。
しかして、工具使用時に正特性サーミスタTSが高温を検出したときは制御部がスイッチング素子2を制御してモータ1への給電を抑制するので、使用者に異常を知らせることができ、故障するまで温度が上昇することを防止でき、モータ1や電源回路の焼損等を未然に防止することができる。しかも、正特性サーミスタTSを可変抵抗器Vと直列に接続して、モータ電流が流れる経路に挿入しない回路構成としたので、過負荷等によって大電流が流れた際にも正特性サーミスタTSの低抗値が増大することがない。従って、正特性サーミスタTS自身も大電流に耐えうる定格にする必要がなくなると共に、制御部3においては、正特性サーミスタTSの検出値を判断するための比較手段が不要となり、回路を簡略化できる。そのうえ、定格の大きな正特性サーミスタTSを用いる必要がないため、正特性サーミスタTS自体のサイズの小型化を容易に図ることができると共に、正特性サーミスタTSによる電圧降下を防ぐことができ、モータ1ヘの入力電圧が下がることがなく、モータ1の出力低下を防止できるようになる。
また本例では正特性サーミスタTSをスイッチング素子2に接触させている。ちなみに、正特性サーミスタTSをモータ1の巻線部分及びコミテータに取り付けてもよいが、この部分はモータ1の回転部分であるため取り付けが困難である。また正特性サーミスタTSをモータケース部分に取り付けた場合は、熱容量が大きいため短時間では発熱部分との温度差が生じて、正確にモータ1の発熱を検出できなくなる。これに対してスイッチング素子2の外面に取り付けた場合は、モータロック時または過負荷時に高い電流が流れた時は熱容量が小さいので、発熱部分との温度差が小さいので正確に検知できるようになる。
ところで、過酷使用や異常使用においては、保護が動作した時に、正特性サーミスタTSは非常に高い抵抗になるためにモータ1の回転動作が停止する。このように本体が急に停止すると、使用者に故障であると誤認させてしまう恐れがある。そこで、図6に示すように、正特性サーミスタTSに任意の抵抗値をもつ抵抗R2を並列に接続する。他の構成は図3と同様である。本例では高温時における比較波作成部B2の合成抵抗の上限が決まり、比較波C2の電圧の上限が決まり、スイッチング素子2のデューティ比の下限が決まる。従って、モータ1の回転を停止するのではなく一定の回転数を保ち、制限することができる。つまり抵抗R2の並列接続によって正特性サーミスタTSの両端が所定の低抗値を越えないように制限することにより、制御部3の可変抵抗器Vの検出値が所定値以内を保つことができ、高温保護処理時の回転数の上限を決定する。これにより、高温保護処理によりモータ1が停止することを防ぐことができ、使用中に急に停止することにより使用者が故障と誤認するようなことがなくなると共に、使用者に対して作業を中止させてモータ1やスイッチング素子2等が焼損する温度まで達することを防止できる。
また上記正特性サーミスタTSをスイッチング素子2に接触させるにあたり、図7に示すように、正特性サーミスタTSをネジ締め用の固定部分4aを有し、スイッチング素子2の一面側にアルミ等の放熱板30を重ね、他面側に正特性サーミスタTSを重ねた状態で、正特性サーミスタTSの固定部分4aを放熱板30に対してネジ4bにて固着するようにしてもよい。本例では正特性サーミスタTSがスイッチング素子2などの発熱部に密着することで、熱伝導性が向上し、より正確にスイッチング素子2の発熱部分の温度が検出できる。また、放熱板を熱伝導度の高い金属製にすれば、放熱板を利用して効率良く放熱することができる。そのうえ、スイッチング素子2を正特性サーミスタTSと放熱板とで挟持しているので、放熱板を正特性サーミスタTSの取付金具としても機能させることができ、組み立てがきわめて容易となる。
なお、前記実施形態では正特性サーミスタTSをインバクト工具のスイッチング素子2の外面に接触させてスイッチング素子2の温度を検出するようにしたが、過負荷時にスイッチング素子2に大電流が流れるドリルドライバー工具やオイルパルスインパクト工具においても同様に用いることができる。
また本発明に係る保護装置は、可搬式電動ハンマーに限らず、電動ドリル、電動ドライバ、電動丸鋸等の電動工具に広く適用可能である。
本発明の一実施形態の電動工具の保護装置を説明する回路図である。 同上の電動工具の断面図である。 同上の正特性サーミスタの特性を示すグラフである。 (a)は同上の制御部の回路図、(b)は(a)の三角波と比較波との説明図、(c)は(a)のスイッチング素子のデューティ比の説明図である。 同上の常温時と高温時におけるトリガーハンドルの引き代に対応するモータ回転数の制御の一例を示すタイムチャートである。 同上の制御部の他の実施形態の回路図である。 本発明の他の実施形態の斜視図である。
符号の説明
1 モータ
2 スイッチング素子
3 制御部
4 温度検出素子
4a 固定部分
30 放熱板
TS 正特性サーミスタ
SW スイッチ
可変抵抗器

Claims (5)

  1. スイッチが投入された時に工具駆動用のモータへの電流供給が開始されると共に、過負荷時の部品の発熱等に伴い高温保護処理手段によりモータへの給電量を抑制するようにした電動工具の保護装置であって、前記高温保護処理手段は、工具使用時の発熱部分の温度を検出する温度検出素子と、モータへの給電量を制御するスイッチング素子と、前記スイッチの操作に連動する可変抵抗器と、可変抵抗器の検出値の変化に応じて前記スイッチング素子を制御することでモータの単位時間当たりの回転数を制御する制御部とを備え、前記温度検出素子は、温度に対して抵抗値が変化して所定温度まではほぼ平坦な抵抗値の変化を示し且つ所定の温度付近で指数関数的に急激に抵抗値が変化する特性を示す素子からなり、この温度検出素子を前記可変抵抗器に直列に接続したことを特徴とする電動工具の保護装置。
  2. 前記温度検出素子をスイッチング素子に接触させたことを特徴とする請求項1記載の電動工具の保護装置。
  3. 前記温度検出素子は、温度に対する抵抗値変化が正の特性を有し、所定の温度以上になると急激に低抗値が上昇する正特性サーミスタで構成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の電動工具の保護装置。
  4. 前記温度検出素子の両端に抵抗を並列接続し、高温保護処理時に温度検出素子の両端において所定の低抗値を越えないように制限することにより、高温保護処理時のモータの停止を防止することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電動工具の保護装置。
  5. 前記スイッチング素子の一面側に放熱板を重ねると共に他面側にネジ締め用の固定部分を有する温度検出素子を重ねた状態で、温度検出素子の固定部分を放熱板に対してネジ止めしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電動工具の保護装置。
JP2004354436A 2004-12-07 2004-12-07 電動工具の保護装置 Pending JP2006166601A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354436A JP2006166601A (ja) 2004-12-07 2004-12-07 電動工具の保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354436A JP2006166601A (ja) 2004-12-07 2004-12-07 電動工具の保護装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006166601A true JP2006166601A (ja) 2006-06-22

Family

ID=36667993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004354436A Pending JP2006166601A (ja) 2004-12-07 2004-12-07 電動工具の保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006166601A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070072169A1 (en) * 2005-09-29 2007-03-29 Combimatrix Corporation Process and apparatus for measuring binding events on a microarray of electrodes
DE102008000704A1 (de) 2007-04-24 2008-10-30 Robert Bosch Gmbh Elektrowerkzeug und Geräteschalter für ein Elektrowerkzeug
JP2010110882A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電式電動工具
JP2010110881A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電式電動工具
JP2011055921A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Sharp Corp 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機
JP2011212802A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具
US9314908B2 (en) 2009-07-29 2016-04-19 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070072169A1 (en) * 2005-09-29 2007-03-29 Combimatrix Corporation Process and apparatus for measuring binding events on a microarray of electrodes
US8855955B2 (en) * 2005-09-29 2014-10-07 Custom Array, Inc. Process and apparatus for measuring binding events on a microarray of electrodes
DE102008000704A1 (de) 2007-04-24 2008-10-30 Robert Bosch Gmbh Elektrowerkzeug und Geräteschalter für ein Elektrowerkzeug
JP2010110882A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電式電動工具
JP2010110881A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Panasonic Electric Works Co Ltd 充電式電動工具
US8084981B2 (en) 2008-11-10 2011-12-27 Panasonic Electric Works Power Tools Co., Ltd. Rechargeable electric power tool
US8344675B2 (en) 2008-11-10 2013-01-01 Panasonic Electric Works Power Tools Co., Ltd Rechargeable electric power tool
EP2184831A3 (en) * 2008-11-10 2017-06-28 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Rechargeable electric power tool
EP2184849A3 (en) * 2008-11-10 2018-02-07 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Rechargeable electric power tool
US9314908B2 (en) 2009-07-29 2016-04-19 Hitachi Koki Co., Ltd. Impact tool
JP2011055921A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Sharp Corp 電気掃除機用吸込口体及び電気掃除機
JP2011212802A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Hitachi Koki Co Ltd 電動工具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6026908B2 (ja) 電動機械器具及びバッテリパック
JP5112956B2 (ja) 充電式電動工具
US9114519B2 (en) Electric rotating tool
CA2684786C (en) Power screwdriver
EP1825964B1 (en) Electric power tool
JP4939065B2 (ja) 携帯用電動切断工具の速度制御装置
EP3398724B1 (en) Electric tool
JP5777924B2 (ja) 単相直巻整流子電動機の駆動装置
WO2006011938A2 (en) Cordless power tool with a protected weak link element
JP5331136B2 (ja) 電動工具
JP2008061457A (ja) 車両用交流発電機の制御装置の温度保護装置
EP3372347B1 (en) Sensorless thermal protection for power tools
JP2009055754A (ja) 保護回路
US20060290306A1 (en) Electrical circuit arrangement for a power tool
JP2006166601A (ja) 電動工具の保護装置
JP2007203387A (ja) 電動工具
JP2006230111A (ja) Dc/dcコンバータ
JP2010530313A (ja) コールドスタート機能を有する電動工具
JP2008087754A (ja) 車両用ミラー装置
JP5263716B2 (ja) 電動工具
JP2005204365A (ja) 電池装置
JP2010076022A (ja) インパクト回転工具
JP2008183689A (ja) 電動工具
US20120280643A1 (en) Method and device for operating a power tool
JP2015116626A (ja) コードレス電動工具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061017

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080512

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080515

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20080606