JP2011211414A - 弾性波フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つのIDTブロック1を直列に接続して弾性波の伝搬方向に沿って順番に並べて、これらIDTブロック1からなる構造体2を2つ並列に接続してIDT電極12、13を構成すると共に、各々のIDTブロック1における容量値Ca〜Cfが揃うようにこれらIDTブロック1の電極指17を配置する。
【選択図】図1
Description
特許文献1には、既述の課題については記載されていない。
弾性波の伝搬方向に沿って互いに離間するように圧電基板上に配置したテーパー型入力側電極及びテーパー型出力側電極の少なくとも一方として、下記のIDT電極を用いたことを特徴とする。
記
(1)弾性波の伝搬方向に沿って互いに平行となるように配置された一対のバスバーと、これらバスバーから各々対向するバスバー側に向かって各々櫛歯状に伸び出すように、またその幅寸法及び間隔寸法からなる周期単位がこれら一対のバスバーのうち一方側から他方側に向かうにつれて広がるように形成された電極指群と、を各々備えた少なくとも2つのIDTブロックを用い、これらIDTブロックを弾性波の伝搬方向に沿って順番に並べると共に、信号ポートから接地ポートに向かって各々のIDTブロックのバスバーを介して直列に接続して直列ブロック体を構成する。
(2)前記直列ブロック体を前記信号ポートと前記接地ポートとの間に並列となるように少なくとも2つ配置すると共に、IDTブロックの各々の一方側のバスバー同士及び他方側のバスバー同士を夫々弾性波の伝搬方向に沿って一列に並べてIDT電極を構成する。
(3)前記IDT電極における電極指の周期単位が一方側のバスバー側から他方側のバスバー側に亘って弾性波の伝搬方向に沿って連続して繰り返されるように、各IDTブロックを互いに近接配置する。
(4)各々のIDTブロックの容量値が揃うように、前記バスバーの一方側及び他方側から互いに交互に隣接して伸び出す電極指の交差領域の面積がこれらIDTブロック間で揃うように各々の電極指を配置する。
前記直列ブロック体における各IDTブロックは、各々のバスバーが弾性波の伝搬方向に沿って伸び出して当該IDTブロックに隣接するIDTブロックのバスバーと接続されていても良い。
前記IDT電極は、2つの直列ブロック体が並列に接続され、当該2つの直列ブロック体の接続部位を基準として弾性波の伝搬方向に線対称に配置されていても良い。
また、図5や図12の従来のフィルタと比較して、本発明のフィルタでは各々のIDTブロック1の電極指17の対数が例えば半分程度に減ることになり、従って当該IDTブロック1の容量値についても半分程度になるが、これらIDTブロック1を直列に接続した構造体2、2を並列に接続しているので、各IDT電極12、13では従来のフィルタとほぼ同程度の容量値(インピーダンス)が得られる。
更に、各々のIDT電極12、13では2つの構造体2、2を左右対称に配置しているので、フィルタを設計しやすいというメリットがある。
2 構造体
12 入力側IDT電極
13 出力側IDT電極
17 電極指
21 入力ポート
22 出力ポート
23 接地ポート
Claims (3)
- 弾性波の伝搬方向に沿って互いに離間するように圧電基板上に配置したテーパー型入力側電極及びテーパー型出力側電極の少なくとも一方として、下記のIDT電極を用いたことを特徴とする弾性波フィルタ。
記
(1)弾性波の伝搬方向に沿って互いに平行となるように配置された一対のバスバーと、これらバスバーから各々対向するバスバー側に向かって各々櫛歯状に伸び出すように、またその幅寸法及び間隔寸法からなる周期単位がこれら一対のバスバーのうち一方側から他方側に向かうにつれて広がるように形成された電極指群と、を各々備えた少なくとも2つのIDTブロックを用い、これらIDTブロックを弾性波の伝搬方向に沿って順番に並べると共に、信号ポートから接地ポートに向かって各々のIDTブロックのバスバーを介して直列に接続して直列ブロック体を構成する。
(2)前記直列ブロック体を前記信号ポートと前記接地ポートとの間に並列となるように少なくとも2つ配置すると共に、IDTブロックの各々の一方側のバスバー同士及び他方側のバスバー同士を夫々弾性波の伝搬方向に沿って一列に並べてIDT電極を構成する。
(3)前記IDT電極における電極指の周期単位が一方側のバスバー側から他方側のバスバー側に亘って弾性波の伝搬方向に沿って連続して繰り返されるように、各IDTブロックを互いに近接配置する。
(4)各々のIDTブロックの容量値が揃うように、前記バスバーの一方側及び他方側から互いに交互に隣接して伸び出す電極指の交差領域の面積がこれらIDTブロック間で揃うように各々の電極指を配置する。 - 前記直列ブロック体における各IDTブロックは、各々のバスバーが弾性波の伝搬方向に沿って伸び出して当該IDTブロックに隣接するIDTブロックのバスバーと接続されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性波フィルタ。
- 前記IDT電極は、2つの直列ブロック体が並列に接続され、当該2つの直列ブロック体の接続部位を基準として弾性波の伝搬方向に線対称に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾性波フィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010075954A JP2011211414A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 弾性波フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010075954A JP2011211414A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 弾性波フィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011211414A true JP2011211414A (ja) | 2011-10-20 |
Family
ID=44942036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010075954A Pending JP2011211414A (ja) | 2010-03-29 | 2010-03-29 | 弾性波フィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011211414A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9083305B2 (en) | 2011-10-11 | 2015-07-14 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | Acoustic wave filter |
Citations (6)
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JPS53112643A (en) * | 1977-03-14 | 1978-10-02 | Murata Manufacturing Co | Elastic surface wave filter |
JPS54114956A (en) * | 1978-02-27 | 1979-09-07 | Murata Manufacturing Co | Elastic surface wave device |
JPS61220509A (ja) * | 1985-03-27 | 1986-09-30 | Hitachi Ltd | 弾性表面波装置 |
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-
2010
- 2010-03-29 JP JP2010075954A patent/JP2011211414A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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