JP2015095715A - 弾性波フィルタ及び電子部品 - Google Patents

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隆治 梶原
Takaharu Kajiwara
隆治 梶原
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Abstract

【課題】縦モードを利用したバンドパス型の共振型フィルタにおいて、通過域よりも低域側及び高域側にて良好な減衰特性を得ること。
【解決手段】入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間に、シールド電極指19とシールド電極バスバー18とを備えたシールド電極14を配置する。そして、このシールド電極14について、入力側IDT電極12、出力側IDT電極13及び反射器31、31に対して電気的に絶縁させると共に、入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間の離間寸法Lを75μm以上に設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、縦モードを利用した共振型SAW(SAW:Surface Acoustic Wave)フィルタ及びこのフィルタを備えた電子部品に関する。
弾性波(弾性表面波)を利用したSAWフィルタとして、例えば水晶などの圧電基板上にIDT(IDT:インターディジタルトランスデューサ)電極を配置した構成が知られている。このようなフィルタの具体的な一例として、特許文献1には、前記IDT電極を入力側電極及び出力側電極として弾性波の伝搬方向に互いに離間させて配置したトランスバーサル型フィルタが記載されている。入力側電極と出力側電極との間には、接地されたシールド電極が配置されている。
また、非特許文献1の第2図には、交差指状電極4、5の間にグレーディングを配置した弾性表面波装置について挙げられている。非特許文献1では、前記グレーディングが接地されていないと、特性が劣化する旨記載されている。しかしながら、これら特許文献1及び非特許文献1では、シールド電極やグレーディングを接地することによって生じる特性の劣化については検討されていない。
特開平9−270660 実公昭60−66117
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、縦モードを利用したバンドパス型の共振型フィルタにおいて、通過域よりも低域側及び高域側にて良好な減衰特性が得られる技術を提供することにある。
本発明の弾性波フィルタは、
圧電基板と、
この圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する入力側IDT電極と、
この入力側IDT電極に対して弾性波の伝搬方向に離間した位置に設けられ、前記圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する出力側IDT電極と、
前記入力側IDT電極及び前記出力側IDT電極の並びから見て弾性波の伝搬方向における一方側及び他方側に各々配置され、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように設けられた一対の反射器バスバーと、これら反射器バスバー間を接続する反射器電極指と、を有する反射器と、
前記入力側IDT電極と前記出力側IDT電極との間に設けられ、前記入力側IDT電極、前記出力側IDT電極及び前記反射器に対して電気的に絶縁されたシールド電極と、を備え、
前記入力側IDT電極と前記出力側IDT電極との間の離間寸法は、75μm以上に設定されていることを特徴とする。
前記入力側IDT電極、前記出力側IDT電極、前記反射器及び前記シールド電極からなる構成は、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に2組設けられ、
各々のシールド電極同士は互いに接続されていても良い。
前記シールド電極は、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように設けられた一対のシールド電極バスバーと、これらシールド電極バスバー間を接続するシールド電極指と、を備え、
前記入力側IDT電極と前記シールド電極との間の離間寸法、前記シールド電極指の幅寸法、互いに隣接する前記シールド電極指同士の間の離間寸法、及び前記シールド電極と前記出力側IDT電極との間の離間寸法は、前記入力側IDT電極及び前記出力側IDT電極にて伝搬する弾性波の波長に対応する寸法となるように設定されていても良い。
本発明の電子部品は、
既述の弾性波フィルタと、
前記弾性波フィルタが搭載されるベース基板と、
このベース基板上に夫々形成された入力電極、出力電極及び接地電極と、
前記入力側IDT電極における一方のバスバーと前記入力電極とを接続する入力信号線と、
前記出力側IDT電極における一方のバスバーと前記出力電極とを接続する出力信号線と、
前記入力側IDT電極における他方のバスバー及び前記出力側IDT電極における他方側のバスバーと前記接地電極とを各々接続する接地信号線と、を備え、
前記シールド電極は、前記入力電極、前記出力電極及び前記接地電極に対して電気的に絶縁されていることを特徴とする。
本発明は、共振型フィルタにおける入力側IDT電極と出力側電極IDT電極との間にシールド電極を配置して、このシールド電極について、入力側IDT電極、出力側IDT電極及び反射器に対して電気的に絶縁している。そして、入力側IDT電極と出力側IDT電極との間の離間寸法について、75μm以上に設定している。そのため、後述の実験結果からも分かるように、通過域よりも低域側及び高域側にて良好な減衰特性を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る弾性波フィルタの一例を示す平面図である。 前記フィルタの一部を拡大して示す平面図である。 本発明のフィルタを備えた電子部品の一例を示す平面図である。 前記電子部品を示す縦断面図である。 従来の弾性波フィルタの一部を拡大して示す平面図である。 本発明のフィルタにおいて得られる特性を示す特性図である。 従来のフィルタにおいて得られる特性を示す特性図である。 従来のフィルタにおいて得られる特性を示す特性図である。 従来のフィルタを備えた電子部品を示す平面図である。 従来のフィルタにおいて得られる特性を示す特性図である。 本発明のフィルタの他の例を示す平面図である。 本発明のフィルタの他の例を示す平面図である。 本発明のフィルタの他の例を示す平面図である。
本発明の実施の形態の弾性波フィルタについて、図1を参照して説明する。この弾性波フィルタは、例えば水晶などの圧電基板11上において弾性波の伝搬方向に互いに離間して並ぶ入力側IDT電極12及び出力側IDT電極13を備えている。この例では、入力側IDT電極12及び出力側IDT電極13は、図1中夫々左側及び右側に配置されている。また、これらIDT電極12、13の並びに対して、弾性波の伝搬方向における一方側(右側)及び他方側(左側)に外れた領域には、反射器31、31が各々配置されている。そして、入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間には、シールド電極14が配置されている。この例では、入力側IDT電極12、出力側IDT電極13、一対の反射器31、31及びシールド電極14からなる構成100が前後方向(弾性波の伝搬方向に対して直交する方向)に互いに離間するように2組設けられており、これら構成100、100同士が互いに電気的に並列に接続されている。図1中21、22は夫々入力ポート及び出力ポート、23は接地ポートであり、ポート21、22は前記構成100、100にて共用されている。
入力側IDT電極12には、一対のバスバー16、16が設けられており、これらバスバー16、16は、弾性波の伝搬方向に沿って各々伸びると共に、前記伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間して並行となるように形成されている。これらバスバー16、16には、対向するバスバー16、16に向かって伸び出す複数の電極指17が各々形成されており、これら一対のバスバー16、16のうち一方のバスバー16から伸びる電極指17と他方のバスバー16から伸びる電極指17とが互いに交互に交差するように櫛歯状に形成されている。弾性波の伝搬方向における電極指17の幅寸法と、互いに隣接する電極指17、17の離間寸法とは、圧電基板11上を伝搬する弾性波の波長に対応する寸法となるように設定されている。即ち、前記幅寸法と前記離間寸法との合計の寸法は、弾性波の波長の1/2となっている。
出力側IDT電極13は、入力側IDT電極12と同様に構成されており、具体的には一対のバスバー16、16と、これらバスバー16、16から対向するバスバー16、16に向かって交互に櫛歯状に伸び出す複数本の電極指17とを備えている。
入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間の領域Sには、既述のシールド電極14が配置されており、このシールド電極14は、一対のシールド電極バスバー18、18及び複数のシールド電極指19を備えている。シールド電極バスバー18、18は、各々弾性波の伝搬方向に沿って伸びると共に、前後方向に互いに離間して並行となるように配置されている。シールド電極指19は、これらシールド電極バスバー18、18同士を接続するように、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に各々伸び出している。このシールド電極14は、入力側IDT電極12及び出力側IDT電極13において伝搬する弾性波の波長に対応する寸法となるように形成されている。
具体的には、入力側IDT電極12とシールド電極14との間の離間寸法、出力側IDT電極13とシールド電極14との間の離間寸法、及び互いに隣接するシールド電極指19、19同士の間の離間寸法は、各IDT電極12、13において互いに隣接する電極指17、17間の離間寸法と各々同じ寸法となっている。また、シールド電極指19の幅寸法は、各電極指17の幅寸法と同じ寸法となっている。従って、シールド電極14では、入力側IDT電極12及び出力側IDT電極13のうち一方のIDT電極12(13)と他方のIDT電極13(12)との間で弾性波が伝搬する。そして、シールド電極14は、IDT電極12、13及び後述の反射器31に対して電気的に絶縁されており、従ってこれらIDT電極12、13及び反射器31から電気的に浮いた状態となっている。
反射器31は、一対の反射器バスバー32、32及び複数本の反射器電極指33を備えている。反射器バスバー32、32は、弾性波の伝搬方向に沿って各々伸びるように、且つ当該伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間すると共に並行となるように配置されている。各々の反射器電極指33は、これら反射器バスバー32、32同士を互いに接続するように、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に各々伸長している。
入力側IDT電極12、出力側IDT電極13、反射器31、31及びシールド電極14からなる構成100は、既述のように各ポート21、22を共用している。具体的には、入力ポート21及び出力ポート22は、圧電基板11上において2つの構成100、100の間の領域に配置されている。そして、各々のIDT電極12、13において他の構成100に対向するバスバー16がポート21、22に接続されている。圧電基板11の端部側に対向するバスバー16は、各々接地されている。また、圧電基板11上において前後方向に離間する2つのシールド電極14、14は、当該圧電基板11の中央側にて対向するシールド電極バスバー18、18を介して互いに接続されている。この例では、奥側の構成100と手前側の構成100とでは、入力側IDT電極12については同じレイアウトで配置され、一方出力側IDT電極13については上下方向で互いに反転した態様となっている。従って、前記2つの構成100、100同士において、弾性波の位相が反転している。
こうして以上説明したフィルタは、入力ポート21から電気信号を入力すると、反射器31、31間にて弾性波の縦モードの共振が起こり、出力ポート22を介して電気信号が取り出されて、通過域と当該通過域よりも低域側及び高域側に各々形成された阻止域とを備えたバンドパスフィルタとなる。このバンドパスフィルタの中心周波数は、150MHz〜950MHzであり、更に好ましくは200MHz〜500MHzである。この例では、フィルタの中心周波数は、315MHzである。
ここで、弾性波の伝搬方向における前記領域Sの長さ寸法、言い換えると入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間の離間寸法Lは、図2に示すように、75μm以上、あるいは70μm〜150μmとなっている。この例では、前記離間寸法Lは、83.9μmとなっている。このように離間寸法Lを設定した理由については、後で詳述する。
以上説明したフィルタを備えた電子部品について、図3及び図4を参照して説明する。この電子部品は、例えばセラミックスからなるベース基板41と、このベース基板41上に夫々配置された入力電極42、出力電極43及び接地電極44とを備えている。この例では、接地電極44は、複数箇所例えば3箇所に形成されており、各電極42〜44は、ベース基板41の端部位置にて互いに離間するように配置されている。そして、ベース基板41の中央位置には、既述の圧電基板11が配置されており、当該圧電基板11上のフィルタは、ワイヤなどの導電部材からなる信号線45〜47を介して各電極42〜44に接続されている。
具体的には、入力ポート21は、入力信号線45を介して、入力電極42に接続されている。出力ポート22は、出力信号線46を介して、出力電極43に接続されている。また、接地ポート23は、接地信号線47を介して、接地電極44に接続されている。そして、シールド電極14は、各電極42〜44に対して電気的に絶縁されている。この例では、各IDT電極12、13、反射器31、31及びシールド電極14からなる構成100は、圧電基板11上において前後方向に互いに離間して4箇所に配置されている。尚、図3では、信号線45〜47のレイアウトについて模式的に示している。
続いて、離間寸法Lを既述のように設定した理由について詳述する。即ち、フィルタの中心周波数を例えば433MHzもの高周波数帯に設定すると、この周波数に対応する波長は、既述の図1や図2の例よりも短くなる。従って、各IDT電極12、13における電極指17の幅寸法及び互いに隣接する電極指17、17間の離間寸法は、圧電基板11上を伝搬する弾性波の波長に応じて狭くなる。また、シールド電極指19及び反射器電極指33についても、同様に圧電基板11上を伝搬する弾性波の波長に応じて、図1や図2よりも狭く形成される。図5は、このような高周波数帯に中心周波数を設定した場合のIDT電極12、13及びシールド電極14の構成例を模式的に示しており、シールド電極14のシールド電極指19について、既述の図1と同じ本数配置しようとすると、図2と図5とを比べて分かるように、IDT電極12、13間の離間寸法Lが図1よりも狭くなる。具体的には、フィルタの中心周波数が433MHzでは、前記離間寸法Lは、60.8μmとなる。
ここで、本発明(図2(図1))のフィルタと、従来1(図5)のフィルタとについて、実際にフィルタを作製して周波数特性を評価した。具体的には、本発明及び従来のフィルタについて、夫々パッケージ化(図3及び図4参照)して特性を評価した。その結果、本発明のフィルタでは、図6に示すように、通過域の中心周波数f0よりも低域側及び高域側の阻止域において、極めて減衰量が大きく、良好な減衰特性が得られている。一方、従来1のフィルタでは、図7及び図8に示すように、バックグラウンドレベルがいわば浮き上がっており、本発明のフィルタよりも減衰特性が悪化していた。尚、図8は、図7の周波数帯における一部の帯域を拡大したグラフである。
また、シールド電極14を接地しない場合(本発明)とシールド電極14を接地した場合(従来2)との比較についても行った。具体的には、前記従来2のフィルタとしては、既述の図1などと同じ中心周波数(315MHz)となるように各電極指17などを形成すると共に、図9に示すように、シールド電極14について、接地電極44を介して接地した。その結果、従来2のフィルタでは、図10に示すように、通過域よりも低域側及び高域側の阻止域のいずれについても、図6と比べて減衰特性が約10dB程度劣化していた。従って、シールド電極14を各IDT電極12、13や反射器31に対して電気的に絶縁すると共に、離間寸法Lを既述のように設定することにより、阻止域にて良好な減衰特性が得られることが分かる。
上述の実施の形態によれば、入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間にシールド電極14を配置して、このシールド電極14について、入力側IDT電極12、出力側IDT電極13及び反射器31に対して電気的に絶縁している。そして、入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間の離間寸法Lについて、75μm以上に設定している。そのため、既述の図6と図10とを比べて分かるように、本発明では、通過域よりも低域側及び高域側の阻止域において、約10dB程度良好な減衰特性を得ることができる。
以下に、本発明のフィルタの他の例について列挙する。図11は、入力側IDT電極12、出力側IDT電極13、反射器31、31及びシールド電極14からなる構成100を1つだけ配置した例を示している。図12は、シールド電極14について、シールド電極バスバー18を設けずに、いわばシールド電極指19を短冊状に配置した例を示している。図13は、シールド電極14について、シールド電極バスバー18やシールド電極指19を配置せずに、矩形の電極膜として構成した例を示している。以上の図11〜図13のいずれの例についても、シールド電極14は、IDT電極12、13及び反射器31に対して電気的に絶縁されている。また、入力側IDT電極12と出力側IDT電極13との間の離間寸法Lについても、図11〜図13では図1と同様の値に設定され、既述の例と同様の効果が得られる。
11 圧電基板
12 入力側IDT電極
13 出力側IDT電極
14 シールド電極
21 入力ポート
22 出力ポート
S 領域
L 離間寸法

Claims (4)

  1. 圧電基板と、
    この圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する入力側IDT電極と、
    この入力側IDT電極に対して弾性波の伝搬方向に離間した位置に設けられ、前記圧電基板上にて弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように配置された一対のバスバーと、各々のバスバーから対向するバスバーに向かって各々櫛歯状に伸び出す電極指と、を有する出力側IDT電極と、
    前記入力側IDT電極及び前記出力側IDT電極の並びから見て弾性波の伝搬方向における一方側及び他方側に各々配置され、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように設けられた一対の反射器バスバーと、これら反射器バスバー間を接続する反射器電極指と、を有する反射器と、
    前記入力側IDT電極と前記出力側IDT電極との間に設けられ、前記入力側IDT電極、前記出力側IDT電極及び前記反射器に対して電気的に絶縁されたシールド電極と、を備え、
    前記入力側IDT電極と前記出力側IDT電極との間の離間寸法は、75μm以上に設定されていることを特徴とする弾性波フィルタ。
  2. 前記入力側IDT電極、前記出力側IDT電極、前記反射器及び前記シールド電極からなる構成は、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に2組設けられ、
    各々のシールド電極同士は互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性波フィルタ。
  3. 前記シールド電極は、弾性波の伝搬方向に対して直交する方向に互いに離間するように設けられた一対のシールド電極バスバーと、これらシールド電極バスバー間を接続するシールド電極指と、を備え、
    前記入力側IDT電極と前記シールド電極との間の離間寸法、前記シールド電極指の幅寸法、互いに隣接する前記シールド電極指同士の間の離間寸法、及び前記シールド電極と前記出力側IDT電極との間の離間寸法は、前記入力側IDT電極及び前記出力側IDT電極にて伝搬する弾性波の波長に対応する寸法となるように設定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾性波フィルタ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1つに記載の弾性波フィルタと、
    前記弾性波フィルタが搭載されるベース基板と、
    このベース基板上に夫々形成された入力電極、出力電極及び接地電極と、
    前記入力側IDT電極における一方のバスバーと前記入力電極とを接続する入力信号線と、
    前記出力側IDT電極における一方のバスバーと前記出力電極とを接続する出力信号線と、
    前記入力側IDT電極における他方のバスバー及び前記出力側IDT電極における他方側のバスバーと前記接地電極とを各々接続する接地信号線と、を備え、
    前記シールド電極は、前記入力電極、前記出力電極及び前記接地電極に対して電気的に絶縁されていることを特徴とする電子部品。
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