JP2011210486A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ジョイントコネクタにおいて、コネクタ内部に浸入した水分がキャビティ間で移動することを確実且つ安定的に阻止してシール性を高めると共に、構成を簡素化することによって小型化を図る。
【解決手段】ジョイントコネクタ10は、複数(例えば6本)のフレキシブルケーブル12に接続された接続端子14を有する第1コネクタ16と、該第1コネクタ16に対して嵌合される第2コネクタ18とから構成され、前記第2コネクタ18が、樹脂製材料からなる第2ハウジング44と、該第2ハウジング44の内部に保持される複数のバスバー46a〜46cと、前記第2ハウジング44の一端部に設けられるシール部材48とからなる。このシール部材48は、第2ハウジング44の一端部に設けられた凹部50内に設けられ、該凹部50内において断面U字状に形成されたバスバー46a〜46cの接続部56の近傍を保持している。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両における各部材間を電気的に接続するためのジョイントコネクタに関し、一層詳細には、防水構造を有したジョイントコネクタに関する。
従来から、ジョイントコネクタは、電線に接続された端子金具を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングに接続される相手側コネクタハウジングとを備え、前記相手側のコネクタハウジング内には、前記端子金具と電気的に接続可能なバスバーが樹脂モールド材を介して設けられている。そして、コネクタハウジングと相手側コネクタハウジングとを連結した際、該相手側コネクタハウジングの内部に入り込んだ前記コネクタハウジングの一部が、樹脂モールド材に当接して押圧された状態となると共に、端子金具とバスバーとが電気的に接続される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−110511号公報
上述したジョイントコネクタでは、相手側コネクタハウジングに対して連結されるコネクタハウジングによる押圧力によって樹脂モールド材による一定のシール性が発生する可能性が考えられるが、その作用は明確にされていない上に、仮にシール性が存在するにしても、相手側コネクタハウジングとコネクタハウジングとの連結状態やシール材として機能する樹脂モールド材の組付状態等によってシール性が変化してしまうことが懸念される。また、バスバーと樹脂モールド材との間におけるシール性を確保したいという要請がある。さらに、バスバー及び樹脂モールド材からなるバスバー体は、相手側コネクタハウジングの内壁面に対して組み付ける構成としているため、該相手側コネクタハウジングの大型化を招くこととなる。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、コネクタ内部に浸入した水分がキャビティ間で移動することを確実且つ安定的に阻止してシール性を高めると共に、構成を簡素化することによって小型化を図ることが可能なジョイントコネクタを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、配線の先端に接続された接続端子(14)を収容可能な複数のキャビティ(32、152)を有した第1コネクタ(16、154)と、前記接続端子(14)に接続可能に形成されたバスバー(46a〜46c、158、208)を収容する第2コネクタ(18、156、202)と、前記第1コネクタ(16、154)と前記第2コネクタ(18、156、202)とを嵌合し、前記複数の接続端子(14)と前記バスバー(46a〜46c、158、208)を接続して前記複数の配線間を電気的に接続するジョイントコネクタ(10、150、200)において、前記第2コネクタ(18、156、202)は、前記第1コネクタ(16、154)の接続される端部とは反対側となる端部側に形成される凹部(50、166、204)を備え、前記凹部(50、166、204)には、前記バスバー(46a〜46c、158、208)の少なくとも一部が露呈するように配置されると共に、前記凹部(50、166、204)を覆うようにシール手段(48、168、206)が設けられることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載のジョイントコネクタにおいて、前記シール手段(48、168、206)は、前記凹部(50、166、204)内に封入され一体成形された弾性材料からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2記載のジョイントコネクタにおいて、前記バスバー(46a〜46c、158、208)は、前記接続端子(14)に接続される端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)と、前記端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)の端部同士を接続する接続部(56、172、214)とからなり、前記バスバー(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)の少なくとも一部が、前記接続部(56、172、214)を含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記凹部(204)は、前記第2コネクタ(202)の端部から前記第1コネクタ(16)と前記第2コネクタ(202)とが当接する位置まで延在することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記第2コネクタ(18、156、202)は、断面略矩形状に形成され、前記凹部(50、166、204)も同様に断面略矩形状に形成されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記ジョイントコネクタ(10、150、200)は、鞍乗り型車両(80)において使用時に高温となる部品に用いられ、少なくともO2センサ(124)、レギュレータ(112)、インジェクタ(118)のいずれか1部品との接続に用いられることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記ジョイントコネクタ(10、150、200)は、鞍乗り型車両(80)におけるエンジン制御ユニット(110)、前記鞍乗り型車両(80)の傾斜を検出する傾斜センサ(116)、スロットルバルブの開度を制御するスロットル制御手段、ハンドル(88)の操舵量を制御する操舵量制御手段の少なくともいずれか1部品との接続に用いられることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、前記配線は、内部に複数本の芯線(40)を備え可撓性を有したフレキシブルケーブル(12)であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ジョイントコネクタ(10、150、200)を構成する第2コネクタ(18、156、202)において、第1コネクタ(16、154)の接続される端部とは反対側となる端部側に形成される凹部(50、166、204)を設け、前記凹部(50、166、204)に、バスバー(46a〜46c、158、208)の少なくとも一部が露呈するように配置し、且つ、前記凹部(50、166、204)を覆うようにシール手段(48、168、206)を設ける構成としているため、例えば、配線を通じて第1コネクタ(16、154)内に浸入した水分が、バスバー(46a〜46c、158、208)を伝って複数のキャビティ(32、152)間を移動することを前記シール手段(48、168、206)によって確実且つ安定的に阻止できる。
その結果、水分がバスバー(46a〜46c、158、208)を伝って移動した際に懸念される電流のリークを確実に回避することができ、ジョイントコネクタ(10、150、200)を介して確実且つ安定的に電流を流すことができる。
また、第2コネクタ(18、156、202)の端部に形成した凹部(50、166、204)にシール手段(48、168、206)を装着しているため、前記第2コネクタ(18、156、202)に対して別体のシール手段を組み付けていた従来技術に係るジョイントコネクタと比較し、構成を簡素化することが可能となるため、それに伴って、前記ジョイントコネクタ(10、150、200)の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、シール手段(48、168、206)を、凹部(50、166、204)内に封入され一体成形される弾性材料とすることにより、前記弾性材料を前記凹部(50、166、204)内に流し込むことによって簡便且つ確実にシール手段(48、168、206)を装着することが可能となり、ジョイントコネクタ(10、150、200)における部品点数の削減を図ることができると共に、前記装着状態を安定的に維持することができる。
請求項3に記載の発明によれば、端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)と、前記端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)の端部同士を接続する接続部(56、172、214)とからバスバー(46a〜46c、158、208)を構成し、前記バスバー(46a〜46c、158、208)の少なくとも一部に、前記接続部(56、172、214)を含むことにより、一方の端子部(54a、160a、216a)から他方の端子部(54b、160b〜160e、216b)へと接続部(56、172、214)を通じて水分が流通することが回避されるため、前記バスバー(46a〜46c、158、208)を通じて水分のキャビティ(32、152)間を移動することがなく好適である。
請求項4に記載の発明によれば、凹部(204)を、第2コネクタ(202)の端部から第1コネクタ(16)と第2コネクタ(202)とが当接する位置まで延在させることにより、配線を通じて浸入する水分のみでなく、前記第1コネクタ(16)と第2コネクタ(202)との接続部位からの水分の浸入も確実に阻止することができる。その結果、ジョイントコネクタ(200)における防水機能をより一層高めることが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、第2コネクタ(18、156、202)を、断面略矩形状に形成し、前記凹部(50、166、204)も同様に断面略矩形状に形成しているため、前記凹部(50、166、204)の形状を前記第2コネクタ(18、156、202)の断面形状に合わせて大きく確保することが可能となり、それに伴って、該凹部(50、166、204)に対して設けられるシール手段(48、168、206)を大きくすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、鞍乗り型車両(80)において使用時に高温となる部品に用いられ、少なくともO2センサ(124)、レギュレータ(112)、インジェクタ(118)のいずれか1部品との接続にジョイントコネクタ(10、150、200)を用いることにより、前記O2センサ(124)、レギュレータ(112)、インジェクタ(118)等が冷却された際に、その温度差に起因して生じた負圧で水分が配線内を通じてジョイントコネクタ(10、150、200)の内部に浸入する可能性があるが、このような場合でも、バスバー(46a〜46c、158、208)の一部を覆うようにシール部材(48、168、206)を設けているため、該バスバー(46a〜46c、158、208)を通じた水分の移動を回避することができる。
請求項7に記載の発明によれば、鞍乗り型車両(80)におけるエンジン制御ユニット(110)、前記鞍乗り型車両(80)の傾斜を検出する傾斜センサ(116)、スロットルバルブの開度を制御するスロットル制御手段、ハンドル(88)の操舵量を制御する操舵量制御手段の少なくといずれか1部品との接続にジョイントコネクタ(10、150、200)を用いることにより、上述したような水分に弱い前記エンジン制御ユニット(110)、前記傾斜センサ(116)、前記スロットル制御手段及び前記操舵量制御手段に対する前記水分の浸入を確実に回避することができ、該水分から確実に保護することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、内部に複数の芯線(40)を備え可撓性を有したフレキシブルケーブル(12)を配線に適用した際、同径の一般的なケーブル(12a)と比較して芯線(40)が細く、本数が多いため、チューブ(42)内の隙間が小さくなって毛細管現象の発生が懸念されるが、前記芯線(40)間の隙間を通じて吸い上げられた水分が第1コネクタ(16、154)内に浸入した場合でも、第2コネクタ(18、156、202)に設けられたシール手段(48、168、206)によって前記水分のバスバー(46a〜46c、158、208)を通じた移動が確実且つ安定的に阻止される。
本発明の第1の実施の形態に係るジョイントコネクタの係止状態を示す全体縦断面図である。 第1コネクタと第2コネクタとの仮係止状態を示すジョイントコネクタの全体縦断面図である。 図1に示す第1コネクタと第2コネクタとの係止前状態を示すジョイントコネクタの全体縦断面図である。 図1のジョイントコネクタを構成する第1コネクタの平面図である。 図1のジョイントコネクタを構成する第2コネクタの正面図である。 図5のVI−VI線に沿った断面図である。 図7Aは、図4のVIIA−VIIA線に沿った断面図であり、図7Bは、一般的なケーブルを示す断面図である。 図3の第2コネクタにおいて、凹部にシール部材が設けられる前の状態を示す全体縦断面図である。 ジョイントコネクタによって接続される各電気機器の搭載された鞍乗り型車両である自動二輪車の全体側面図である。 図9の自動二輪車における各電気機器の接続関係を示す概略回路図である。 本発明の第2の実施の形態に係るジョイントコネクタの係止状態を示す全体縦断面図である。 図11に示す第1コネクタと第2コネクタとの係止前状態を示すジョイントコネクタの全体縦断面図である。 図12のジョイントコネクタを構成する第1コネクタの平面図である。 図12のジョイントコネクタを構成する第2コネクタの正面図である。 図14のXV−XV線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係るジョイントコネクタの係止状態を示す全体縦断面図である。 図16のジョイントコネクタを構成する第2コネクタの全体横断面図である。
本発明に係るジョイントコネクタについて好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の第1の実施の形態に係るジョイントコネクタを示す。
このジョイントコネクタ10は、図1〜図7に示されるように、複数(例えば、6本)のフレキシブルケーブル12に接続された接続端子14を有する第1コネクタ16と、該第1コネクタ16に対して接続される第2コネクタ18とから構成される。なお、図1は、上述したジョイントコネクタ10を構成する第1コネクタ16と第2コネクタ18とが互いに連結されて係止された状態を示している。
第1コネクタ16は、樹脂製材料からなる第1ハウジング20と、該第1ハウジング20の内部に挿入される複数の接続端子14とを備える。なお、接続端子14は、前記フレキシブルケーブル12の本数に応じて複数(例えば、6本)設けられる。
この第1ハウジング20は、例えば、断面略矩形状に形成され、その一端部側(矢印A1方向)に形成され第2コネクタ18の内部に挿入される挿入部22と、他端部側(矢印A2方向)に形成され前記挿入部22より拡幅した拡幅部24とを有する。挿入部22の外面には、一組の突起部26が設けられ、第1コネクタ16が第2コネクタ18に接続される際、該第2コネクタ18の第1孔部28又は第2孔部30に対して係合される。
また、拡幅部24は、第1コネクタ16が第2コネクタ18に対して接続された際、該第2コネクタ18の外側に配置される。
一方、第1ハウジング20の内部には、挿入部22に形成され接続端子14の収容される第1キャビティ(キャビティ)32と、拡幅部24の内部に形成されフレキシブルケーブル12の一部が挿入される第2キャビティ34とが形成される。第1キャビティ32は、複数の接続端子14の数量に応じて分割され、例えば、第1ハウジング20の長手方向(矢印A1、A2方向)と直交する幅方向(矢印B方向)に3分割されると共に、該幅方向と直交する高さ方向(矢印C方向)に2分割されている。そして、第1キャビティ32は、第1ハウジング20の一端部側(矢印A1方向)に貫通すると共に、他端部側(矢印A2方向)が第2キャビティ34と連通している。
第2キャビティ34は、第1ハウジング20の他端部側(矢印A2方向)に向かって開口し、その内部には、フレキシブルケーブル12を保持してシールを行うパッキン36が設けられ、前記第2キャビティ34の開口部から挿入されたリテーナ38によって前記パッキン36が固定される。
接続端子14は、例えば、導電性を有した金属製材料から断面半円状に形成され、第1キャビティ32の内部にそれぞれ挿入され固定されている。そして、第2キャビティ34側(矢印A2方向)となる接続端子14の端部には、それぞれフレキシブルケーブル12が溶接等によって電気的に接続される。
このフレキシブルケーブル12は、図7Aに示されるように、例えば、複数本の芯線40が内部に収容され、その外側が可撓性を有する樹脂製材料からなるチューブ42で覆われている。このフレキシブルケーブル12は、図7Bに示されるような一般的なケーブル12aの芯線40aと比較し、可撓性を持たせるために芯線40の直径が小さく形成され、しかも、該芯線40の本数が多く設けられる。
第2コネクタ18は、樹脂製材料からなる第2ハウジング44と、該第2ハウジング44の内部に保持される複数(例えば、3個)のバスバー46a〜46cと、前記第2ハウジング44の一端部に設けられるシール部材48とからなる。
第2ハウジング44は、断面略矩形状で有底筒状に形成され、その底部となる一端部には、シール部材48の装着される凹部50が形成され、一方、他端部側(矢印A2方向)には、第1コネクタ16の挿入部22が挿入可能な第3キャビティ52が形成される。凹部50は、断面略矩形状で第2ハウジング44の一端部から所定深さだけ長手方向(矢印A2方向)に窪んだ直方体状に形成される。
第3キャビティ52は、第2ハウジング44の他端部側(矢印A2方向)に開口し、該第2ハウジング44の長手方向(矢印A1、A2方向)に沿った略中央部まで延在している。
また、第2ハウジング44の他端部側(矢印A2方向)には、一対の第1及び第2孔部28、30がそれぞれ形成され、該第1孔部28と第2孔部30とは、前記第2ハウジング44の長手方向(矢印A1、A2方向)に沿って所定間隔離間して設けられる。
バスバー46a〜46cは、導電性を有した金属製材料から断面U字状に形成され、平行な2本の端子部54a、54bと、該端子部54a、54bの端部同士を接続する接続部56とからなる。そして、バスバー46a〜46cは、一対の端子部54a、54bが第2ハウジング44の高さ方向(矢印C方向)に平行となるように配置された状態で、複数のバスバー46a〜46cが、第2ハウジング44の長手方向(矢印A1、A2方向)と直交した幅方向(矢印B方向)に沿って等間隔離間して並列に設けられる。
また、バスバー46a〜46cは、その端子部54a、54bが、凹部50と第3キャビティ52との間に形成された貫通孔58にそれぞれ挿通され保持されると共に、接続部56が凹部50内に、前記端子部54a、54bの先端側が第3キャビティ52内となるように配置される。詳細には、バスバー46a〜46cの接続部56が、凹部50の底面から所定間隔離間するように配置される。
すなわち、バスバー46a〜46cの端子部54a、54bは、例えば、第2ハウジング44の他端部側(矢印A2方向)から見た状態で、第2ハウジング44の幅方向(矢印B方向)に等間隔離間し、且つ、該第2ハウジング44の高さ方向(矢印C方向)にも所定間隔離間した状態で配置される。
凹部50には、例えば、ゴム等の弾性材料や樹脂製材料からなるシール部材48が設けられ、該シール部材48によってバスバー46a〜46cの接続部56及び端子部54a、54bの一部が保持される。このシール部材48には、例えば、熱可塑性樹脂を用い、該熱可塑性樹脂を加温することによって溶融させた後に凹部50内へと流し込み、冷却させ固化させることによって前記凹部50に対して一体的に装着している。なお、このシール部材48は、第2ハウジング44の一端部と略同一面となるように凹部50内に装着される。なお、このシール部材48の材質は、シール機能を有する弾性材料であればよく、特にその材質に限定されるものではない。
このように、シール部材48は、凹部50内を満たすように装着されているため、該凹部50の形状と同様に断面略矩形状の直方体状に形成される。
本発明の第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、第1コネクタ16と第2コネクタ18とを接続する場合について説明する。なお、第1コネクタ16には、その内部に装着された複数の接続端子14に対してそれぞれフレキシブルケーブル12が接続された状態にある。
先ず、図3に示されるように、第1コネクタ16と第2コネクタ18とを一直線上となるように配置し、該第1コネクタ16の挿入部22と、前記第2コネクタ18における第3キャビティ52の開口部とを対向させる。
次に、第1コネクタ16の挿入部22を、前記第2コネクタ18の開口部へと挿入し、その突起部26を第1孔部28に対して係合させる。これにより、各接続端子14がそれぞれバスバー46a〜46cの端子部54a、54bに臨み、第1コネクタ16と第2コネクタ18とが位置決めされた仮止め(仮係止)状態となり、前記第1コネクタ16と第2コネクタ18とが離脱することがない。
最後に、第2コネクタ18を、さらに第1コネクタ16側(矢印A2方向)へと押圧することにより、挿入部22の端部が第3キャビティ52の端部に当接すると共に、突起部26が第1孔部28から離脱して第2孔部30に挿入して係合される。すなわち、第1キャビティ32が、第1コネクタ16の一端部と第2コネクタ18との当接によってそれぞれ分離される。
また、接続端子14には、その内周側にバスバー46a〜46cの端子部54a、54bが挿入されて接触し、上部側に設けられた接続端子14と下部側に設けられた接続端子14とが、バスバー46a〜46cを介して電気的に接続される。これにより、第1コネクタ16と第2コネクタ18とが完全に接続された係止状態となる。
次に、上述したジョイントコネクタ10を、例えば、鞍乗り型車両である自動二輪車80に用いた場合について図9及び図10を参照しながら簡単に説明する。なお、本発明はこれに限られるものではなく、各種の鞍乗り型車両(スクータ型、オンロード型、オフロード型等を含む)にも適用可能である。
この自動二輪車80は、図9に示されるように、車体フレーム82と、操舵輪である前輪84と、駆動輪である後輪86と、前記前輪84を操舵するハンドル88と、乗員が着座するシート90と、原動機であるエンジン92とを備える。
車体フレーム82の前端部に固着されたヘッドパイプ94には、前輪84を軸支する左右一対のフロントフォーク96がステアリングステムを介して枢支される。ハンドル88は、ステアリングステムに取り付けられ前輪84を操向可能である。一方、車体フレーム82の下部後方側には、後輪86を軸支するスイングアーム98が上下方向に揺動可能に支持される。
また、車体フレーム82の上部には、燃料タンク100が設けられると共に、該燃料タンク100の後方にはシート90が設けられる。このシート90は、運転者用の前シート104と、後部搭乗者用の後シート106とから構成され、前記前シート104の下部に設けられたインナボックス108には、ECU110(エンジン制御ユニット)と、図示しない発電機で発生した電気を整流して過充電を制御するレギュレータ112が配置される。一方、後シート106の下部にはバッテリ114が配置されている。このECU110は、エンジン92の燃料噴射制御、各種電装機器の制御等を行う制御部として機能する。
また、車体フレーム82の後端部近傍には、自動二輪車80が倒れた際に、該自動二輪車80の状態を検出してエンジン92を停止させるためのバンクセンサ(傾斜センサ)116が配置されている。
エンジン92には、図示しない燃料をシリンダ内に噴射する複数のインジェクタ118が配置されると共に、前記シリンダと連通する排気管120が接続され、該排気管120が後方に向かって湾曲しながら延びてマフラー122に接続される。この排気管120の途中には、内部を流通する排気ガス中における酸素量を検出するためのО2センサ124が装着されている。
そして、図10に示されるように、上述したレギュレータ112、バンクセンサ116、バッテリ114及びО2センサ124がそれぞれフレキシブルケーブル12を介してECU110に電気的に接続されると共に、前記フレキシブルケーブル12の途中には、それぞれジョイントコネクタ10が設けられている。
上述した自動二輪車80では、例えば、レギュレータ112、インジェクタ118及びО2センサ124が、高温となるエンジン92及び排気管120の近傍に配置されているため、前記エンジン92の稼動状態において所定温度に加温されることとなる。例えば、加温されたレギュレータ112等の部品が、大気や雨水等に触れることによって冷却された場合、その温度差に起因して部品内部に負圧が生じ、該負圧によって水分がフレキシブルケーブル12内を通じて吸い上げられてジョイントコネクタ10の内部に浸入する可能性がある。
本願発明においては、上述したようにジョイントコネクタ10の内部に水分が浸入した場合でも、バスバー46a〜46cの接続部56を覆うようにシール部材48を設けているため、該バスバー46a〜46cにおける一方の端子部54aから他方の端子部54bへと水分が伝って移動することが回避され、第2ハウジング44内における前記水分の移動を確実に防止することができる。
また、上述したジョイントコネクタ10は、例えば、自動二輪車80におけるアクセルグリップの操作量を検出し、該操作量に基づいたスロットルバルブの開度をモータの駆動作用下に制御可能なスロットルバイワイヤ(TBW)を適用した電子スロットル制御装置の接続に用いるようにしてもよい。この場合には、電子スロットル制御装置を構成するモータとECU110とを接続するフレキシブルケーブル12の途中にジョイントコネクタ10を設ける。
さらに、ジョイントコネクタ10を、例えば、自動二輪車80におけるハンドル88の操舵量(操舵角度)を検出し、該操舵量に基づいてモータを駆動させることにより前輪84の操舵が可能な電動パワーステアリング(EPS)の接続に用いるようにしてもよい。この場合には、電動パワーステアリングを構成するモータとECU110とを接続するフレキシブルケーブル12の途中にジョイントコネクタ10を設ける。
すなわち、上述したようなスロットルバイワイヤを適用した電子スロットル制御装置、電動パワーステアリング、バッテリ114及びバンクセンサ116の接続に、ジョイントコネクタ10を用いることにより、水分の浸入に弱い前記電子スロットル制御装置、電動パワーステアリング、バッテリ114及びバンクセンサ116に前記水分が浸入してしまうことを確実に回避することができ、該水分から確実に保護することが可能となる。
以上のように、第1の実施の形態では、シール部材48が、第2コネクタ18の一端部に設けられた凹部50内に設けられ、バスバー46a〜46cの接続部56近傍を保持しているため、該バスバー46a〜46cと第2ハウジング44との間を通じた水分の流通を確実に阻止することができる。詳細には、水分が、第2ハウジング44内に浸入した場合でも、バスバー46a〜46cを伝って一方の端子部54aから他方の端子部54bへと移動することがシール部材48によって阻止される。
その結果、水分がバスバー46a〜46cを伝って移動した際に懸念される電流のリークを確実に回避することができ、ジョイントコネクタ10を介して確実且つ安定的に電流を流すことができる。
また、第2コネクタ18の凹部50は、外部に露呈するように形成されているため、例えば、樹脂製材料等の弾性材料を前記凹部50内に流し込むことによって簡便且つ確実にシール部材48を装着することが可能となり、しかも、前記装着状態を安定的に維持することができる。
さらに、第2コネクタ18の一端部において、シール部材48が外部に露出しているため、その装着状態及びシール状態を容易に視認できる。
さらにまた、ジョイントコネクタ10を構成する第1及び第2コネクタ16、18を断面略矩形状に形成すると同時に、該第2コネクタ18の一端部に設けられた凹部50も断面略矩形状に形成しているため、前記凹部50の形状を前記第2コネクタ18の断面形状に合わせて大きく確保することが可能となり、それに伴って、該凹部50に対して設けられるシール部材48を大きくすることができる。また、凹部50を大きくすることによってシール部材48の装着(装填)作業がより一層容易となる。
さらにまた、第2コネクタ18を構成する第2ハウジング44の内部に予めバスバー46a〜46cを設け、該バスバー46a〜46cの接続部56をシール部材48で覆って保持する構成としているため、バスバー46a〜46cを第2コネクタ18とは別体として組み付けていた従来技術と比較し、該第2コネクタ18を含むジョイントコネクタ10の大型化が抑制され、それに伴って、小型化を図ることができる。
さらにまた、複数本の芯線40が内部に収容され、その外側が可撓性を有した樹脂製材料からなるチューブ42で覆われたフレキシブルケーブル12を配線として用いた場合、同径の一般的なケーブル12aの芯線40a(図7B参照)と比較し、その芯線40の直径が小さく、且つ、本数が多いため、前記芯線40間の隙間が狭くなり、該チューブ42の内部に浸入した水分が前記芯線40を伝って吸い上げられる毛細管現象が発生しやすい。しかしながら、上述したジョイントコネクタ10では、フレキシブルケーブル12を構成するチューブ42の内部に水分が浸入し、該水分が芯線40に沿って第1及び第2コネクタ16、18の内部へと移動した際にも、シール部材48によってバスバー46a〜46cを伝って一方の端子部54aから他方の端子部54bへと移動することが阻止される。
次に、第2の実施の形態に係るジョイントコネクタ150を図11〜図15に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。なお、図11は、上述したジョイントコネクタ150を構成する第1コネクタ154と第2コネクタ156とが互いに連結されて係止された状態を示している。
この第2の実施の形態に係るジョイントコネクタ150では、複数の第1キャビティ(キャビティ)152が第1コネクタ154の幅方向(矢印B方向)に沿ってのみ設けられ、且つ、第2コネクタ156に内装されるバスバー158も前記第1キャビティ152に対応するように該第2コネクタ156の幅方向(矢印B方向)に沿った複数の端子部160a〜160eを有している点で、第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10と相違している。
第1コネクタ154は、その幅方向(矢印B方向)に大きく、高さ方向(矢印C方向)に小さい断面長方形状に形成された第1ハウジング162を備え、該第1ハウジング162の内部には、長手方向(矢印A1、A2方向)に沿って延在し、幅方向(矢印B方向)に沿って等間隔離間した複数(例えば、5本)の第1キャビティ152が形成される。そして、第1キャビティ152の内部には、フレキシブルケーブル12の接続された接続端子14がそれぞれ挿入されている。
一方、第2コネクタ156は、第1コネクタ154と同様に、幅方向(矢印B方向)に大きく、且つ、高さ方向(矢印C方向)に小さい断面長方形状に形成された第2ハウジング164を備える。
また、第2ハウジング164には、その一端部側(矢印A1方向)に形成された凹部166にシール部材168が装着されると共に、他端部側(矢印A2方向)には第3キャビティ170が形成されている。一方、第2ハウジング164の内部には、金属製材料から櫛状に形成されたバスバー158が設けられ、該バスバー158は、等間隔離間して平行に配置された複数(例えば、5本)の端子部160a〜160eと、該端子部160a〜160eの端部同士を接続する接続部172とからなる。なお、凹部166は、第2ハウジング164の断面形状に対応した断面長方形状に形成される。
そして、バスバー158は、端子部160a〜160eが、第2ハウジング164の長手方向(矢印A1、A2方向)と略平行となり、接続部172が該第2ハウジング164の幅方向(矢印B方向)に延在するように配置される。さらに、バスバー158は、端子部160a〜160eが凹部166と第3キャビティ170との間に形成された貫通孔174に挿通された状態で、接続部172が凹部166内に配置されると共に、前記端子部160a〜160eの先端が第3キャビティ170内に突出するように配置されている。
すなわち、バスバー158は、端子部160a〜160e及び接続部172が、第2ハウジング164の幅方向(矢印B方向)に沿った水平方向に配置され、第2コネクタ156に接続される第1コネクタ154の第1キャビティ152に対して対向するように設けられる。
この第2の実施の形態に係るジョイントコネクタ150では、第1キャビティ152を含む第1コネクタ154と、バスバー158の内装された第2コネクタ156とを、幅方向(矢印B方向)に大きく形成し、且つ、高さ方向(矢印C方向)に小さな断面扁平状に形成しているため、該高さ方向に制約がある空間等に設置することができて好適である。
また、第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10と同様に、シール部材168が、第2コネクタ156の一端部に設けられた凹部166内に設けられ、且つ、バスバー158の接続部172近傍を保持しているため、該バスバー158と第2ハウジング164との間を通じた水分の流通を確実に阻止することができる。その結果、水分がバスバー158を伝って移動した際に懸念される電流のリークを確実に回避することができ、ジョイントコネクタ150を介して確実且つ安定的に電流を流すことが可能となる。
次に、第3の実施の形態に係るジョイントコネクタ200を図16及び図17に示す。なお、上述した第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明を省略する。
この第3の実施の形態に係るジョイントコネクタ200では、第2コネクタ202に凹部を設ける代わりに、該第2コネクタ202の長手方向(矢印A1、A2方向)に沿って第3キャビティ(凹部)204を貫通させ、その一端部側(矢印A1方向)にシール部材206を設けている点で、第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10と相違している。なお、図16は、上述したジョイントコネクタ200を構成する第1コネクタ16と第2コネクタ202とが互いに連結されて係止された状態を示し、この場合、第1コネクタ16は、第1の実施の形態に係るジョイントコネクタ10を構成する第1コネクタ16と同一のものが用いられる。また、図17は、高さ寸法の略中央部において、幅方向と略平行に切断した第2コネクタ202の断面図を示す。
この第2コネクタ202は、第2ハウジング218の長手方向(矢印A1、A2方向)に沿って貫通した第3キャビティ204を有し、該第3キャビティ204の一端部近傍には、バスバー208を保持可能な保持ブロック210が設けられている。なお、第3キャビティ204は、第2ハウジング218の断面形状に対応した断面長方形状に形成される。
保持ブロック210は、第2ハウジング44と一体的に形成され、バスバー208の端子部216a、216bを保持可能な貫通孔212を有している。そして、バスバー208は、その接続部214が、保持ブロック210に対して第2ハウジング44の一端部側(矢印A1方向)に配置され、端子部216a、216bの先端が、前記第2ハウジング44の他端部側(矢印A2方向)となるように配置される。
シール部材206は、第2ハウジング44の一端部側(矢印A1方向)から保持ブロック210を覆うように第3キャビティ204の内部に装着され、該シール部材206の端部からバスバー208の端子部216a、216bの一部が突出している。すなわち、接続部214を含むバスバー208の大部分が、シール部材206によって覆われると共に、前記シール部材206によってバスバー208がより強固に保持ブロック210に対して固定される。すなわち、第3キャビティ204がシール部材206の装着される凹部として機能する。
そして、第2ハウジング44に対して第1ハウジング20が連結される際、該第1ハウジング20の一端部が、第3キャビティ204内に挿入されてシール部材206の端部に当接すると共に、その接続端子14がバスバー208の端子部216a、216bに対してそれぞれ接続される。これにより、第1ハウジング20と第2ハウジング44との間の気密が保持される。
この第3の実施の形態に係るジョイントコネクタ200では、フレキシブルケーブル12を通じた第1及び第2コネクタ16、202の内部への水分の浸入を防止できる共に、前記第1コネクタ16と前記第2コネクタ202との接続部位から浸入する水分も、前記第1コネクタ16の一端部に当接する位置まで延在させたシール部材206によって確実に阻止することができる。その結果、ジョイントコネクタ200における防水機能をより一層高めることが可能となる。
また、第2コネクタ202に対して凹部を設ける必要がないため、該第2コネクタ202の第2ハウジング218を製造する際の製造性を高めることも可能となる。
さらに、上述したような一端部に接続部214を有したバスバー208の代わりに、該接続部214を備えず、両端部にそれぞれ端子部を備えたバスバーを用いることにより、第2コネクタ202の両端部側からそれぞれ別の第1コネクタ16を接続するような構成としてもよい。この場合には、保持ブロック210の近傍にシール部材が設けられる。換言すれば、一方の第1コネクタと他方の第1コネクタとの間にシール部材が配置される。そのため、第2コネクタ202の内部を通じた一方の第1コネクタ16と他方の第1コネクタ16との間における水分の行き来がシール部材によって確実に阻止される。
なお、本発明に係るジョイントコネクタは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10、150、200…ジョイントコネクタ
12…フレキシブルケーブル 14…接続端子
16、154…第1コネクタ 18、156、202…第2コネクタ
20、162…第1ハウジング 22…挿入部
24…拡幅部 32、152…第1キャビティ
34…第2キャビティ 40、40a…芯線
42…チューブ 44、164、218…第2ハウジング
46a〜46c、158、208…バスバー
48、168、206…シール部材 50、166…凹部
52、170、204…第3キャビティ
54a、54b、160、160a〜160e、216a、216b…端子部
56、172、214…接続部 80…自動二輪車
82…車体フレーム 84…前輪
86…後輪 110…ECU
112…レギュレータ 114…バッテリ
116…バンクセンサ 118…インジェクタ
120…排気管 124…О2センサ
210…保持ブロック

Claims (8)

  1. 配線の先端に接続された接続端子(14)を収容可能な複数のキャビティ(32、152)を有した第1コネクタ(16、154)と、前記接続端子(14)に接続可能に形成されたバスバー(46a〜46c、158、208)を収容する第2コネクタ(18、156、202)と、前記第1コネクタ(16、154)と前記第2コネクタ(18、156、202)とを嵌合し、前記複数の接続端子(14)と前記バスバー(46a〜46c、158、208)を接続して前記複数の配線間を電気的に接続するジョイントコネクタ(10、150、200)において、
    前記第2コネクタ(18、156、202)は、前記第1コネクタ(16、154)の接続される端部とは反対側となる端部側に形成される凹部(50、166、204)を備え、前記凹部(50、166、204)には、前記バスバー(46a〜46c、158、208)の少なくとも一部が露呈するように配置されると共に、前記凹部(50、166、204)を覆うようにシール手段(48、168、206)が設けられることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 請求項1記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記シール手段(48、168、206)は、前記凹部(50、166、204)内に封入され一体成形された弾性材料からなることを特徴とするジョイントコネクタ。
  3. 請求項1又は2記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記バスバー(46a〜46c、158、208)は、前記接続端子(14)に接続される端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)と、前記端子部(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)の端部同士を接続する接続部(56、172、214)とからなり、前記バスバー(54a、54b、160a〜160e、216a、216b)の少なくとも一部が、前記接続部(56、172、214)を含むことを特徴とするジョイントコネクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記凹部(204)は、前記第2コネクタ(202)の端部から前記第1コネクタ(16)と前記第2コネクタ(202)とが当接する位置まで延在することを特徴とするジョイントコネクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記第2コネクタ(18、156、202)は、断面略矩形状に形成され、前記凹部(50、166、204)も同様に断面略矩形状に形成されることを特徴とするジョイントコネクタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記ジョイントコネクタ(10、150、200)は、鞍乗り型車両(80)において使用時に高温となる部品に用いられ、少なくともO2センサ(124)、レギュレータ(112)、インジェクタ(118)のいずれか1部品との接続に用いられることを特徴とするジョイントコネクタ。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記ジョイントコネクタ(10、150、200)は、鞍乗り型車両(80)におけるエンジン制御ユニット(110)、前記鞍乗り型車両(80)の傾斜を検出する傾斜センサ(116)、スロットルバルブの開度を制御するスロットル制御手段、ハンドル(88)の操舵量を制御する操舵量制御手段の少なくといずれか1部品との接続に用いられることを特徴とするジョイントコネクタ。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載のジョイントコネクタにおいて、
    前記配線は、内部に複数本の芯線(40)を備え可撓性を有したフレキシブルケーブル(12)であることを特徴とするジョイントコネクタ。
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