JP2011207722A - 電気二重層キャパシタ電極用活性炭およびその製造方法 - Google Patents

電気二重層キャパシタ電極用活性炭およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炭素材料とアルカリ賦活剤との混合状態を向上させ、アルカリ賦活剤の比率を低減することができる電気二重層キャパシタ電極用活性炭の製造方法を提供する。
【解決手段】炭素材料(炭素材料の焼成処理物を含む)を粒度調整したのち、アルカリ賦活剤と混合し、次いで賦活処理して電気二重層キャパシタ電極用活性炭を製造する方法であって、粒度調整した炭素材料とアルカリ賦活剤の混合物の300μm以上の粒度分布値が5%以下となるように混合処理することを特徴とする電気二重層キャパシタ電極用活性炭の製造方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気二重層キャパシタ電極用活性炭およびその製造方法に関する。
活性炭は炭化処理をしたヤシガラや、石油コークス、石炭コークスなどの炭素材料を賦活して多孔質構造としたものである。表面積の大きい多孔質の活性炭は、吸着剤や触媒担体、電気二重層キャパシタ、リチウム二次電池などの電極材料などに多用されている。特に、ハイブリッドカーなどに使用する電気二重層キャパシタにおいて、エネルギー密度、即ち、静電容量を増大するために、その電極材料として微細孔が効果的に形成された結晶化度が高く、かつ表面積の大きい活性炭が求められている。
かかる電気二重層キャパシタの電極材料に使用可能な微細孔が効果的に形成された活性炭の工業生産には、石油コークスなどの炭素材料と水酸化カリウムなどのアルカリ金属化合物とを不活性ガス雰囲気中などで、例えば、600〜1200℃の範囲で加熱し、アルカリ金属を黒鉛結晶層間に侵入させて反応させる賦活方法が一般的に使用されている(特許文献1)。このような賦活において、層状の縮合多環炭素化合物が積層された層状構造にアルカリ金属が侵入し、微細孔が形成される。
炭素材料を原料としてアルカリ賦活剤で賦活して電気二重層キャパシタ電極用活性炭を製造する方法において、賦活剤は炭素材料に対する重量比で通常2〜4倍を混合して用いる。特に、目標とする比表面積値が2000〜3000m/gと大きい場合には、“賦活剤/炭素材料”比率も大きくして製造する。しかしながら、アルカリ賦活剤が製造コストに占める割合は大きいため、アルカリ賦活剤の使用割合をできるだけ小さくすることが望まれる。
炭素材料とアルカリ賦活剤の混合において、炭素材料は撥水性であるため水溶性であるアルカリ賦活剤との濡れ性が悪く、単純に2種類を混合するのみでは賦活剤と炭素材料との接触が不充分であるため、賦活剤の多くが賦活反応に使用されず、得られる賦活物(活性炭)の比表面積は小さい。
そのため、それらを強く接触させる手段として、ボールミルやヘンシェルミキサーなどの機械的に混合する方法やアルカリ賦活剤を溶融状態にして混合する方法などが知られている(特許文献2)。しかしながらいずれの方法においても、賦活反応をより効率的に進めるためには理論量よりも多く賦活剤を用いる必要があり、コストアップの要因となっている。
特開2006−059923号公報 特開2002−134369号公報
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、炭素材料とアルカリ賦活剤との反応を極めて効率よく進行させることができ、その結果、アルカリ賦活剤の使用量を従来より低減することが可能な方法を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、以下のとおりである。
[1]炭素材料(炭素材料の焼成処理物を含む)を粒度調整したのち、アルカリ賦活剤と混合し、次いで賦活処理して電気二重層キャパシタ電極用活性炭を製造する方法であって、粒度調整した炭素材料とアルカリ賦活剤の混合物の300μm以上の粒度分布値が5%以下となるように混合処理することを特徴とする電気二重層キャパシタ電極用活性炭の製造方法。
[2]炭素材料が易黒鉛化性であることを特徴とする前記[1]に記載の活性炭の製造方法。
[3]炭素材料の焼成処理物の焼成温度が500℃以上700℃以下であることを特徴とする前記[1]または[2]に記載の活性炭の製造方法。
[4]粒度調整した炭素材料の平均粒径が1μm以上15μm以下であることを特徴とする前記[1]〜[3]のいずれかに記載の活性炭の製造方法。
[5]炭素材料:アルカリ賦活剤の混合割合が、質量比で1:1〜1:4であることを特徴とする前記[1]〜[4]のいずれかに記載の活性炭の製造方法。
[6]前記[1]〜[5]のいずれかに記載の製造方法により得られる電気二重層キャパシタ電極用活性炭。
[7]前記[6]に記載の活性炭を電極に用いた電気二重層キャパシタ。
本発明により、炭素材料とアルカリ賦活剤との反応を極めて効率よく進行させることができ、その結果、アルカリ賦活剤の使用量を従来より低減することが可能で、製造コストを大幅に削減できる。また、本発明の方法により、均一性の優れた活性炭を得ることができ、それを電気二重層キャパシタの電極に用いることにより、単位体積当たりの静電容量の大きい活性炭が提供される。
炭素電極材を評価するために用いたラミネートセルの構成を示す。 キャパシタの初期特性(静電容量、内部抵抗)の測定方法を示す。
以下、本発明について詳述する。
本発明において出発原料として、炭素材料および/または炭素材料の焼成処理物が用いられる。
炭素材料としては、易黒鉛化性炭素材が好ましく用いられる。易黒鉛化性炭素材としては、石油コークスや石炭コークス等が挙げられ、また、メソフェーズピッチやそれを紡糸したメソフェーズピッチ繊維を不融化・炭素化したもの等を挙げることができる。これらの中では石油コークスが好ましい。
石油コークスは石油の重質留分を500℃程度の高温で熱分解(コーキング)して得られる固形の炭素を主成分とする製品であり、通常の石炭系のコークスに対して石油コークスと呼ぶ。石油コークスにはディレード・コーキング法によるものとフルイド・コーキング法によるものとがあり、現在においては前者によるものが大半を占めている。本発明においては、この石油コークスでコーカーから取り出されたままの状態である石油生コークス(生コークス)を用いるのが好ましい。ディレード・コーキング法により生産される生コークスは揮発分が通常6〜13質量%であり、フルイド・コーキング法により生産される生コークスは揮発分が通常4〜7質量%である。本発明においてはいずれの方法による生コークスを用いてもよいが、容易に入手が可能でかつ品質の安定したディレード・コーキング法により生産される生コークスが特に好適である。
上記石油の重質留分としては、特に限定されないが、石油類を減圧蒸留したときに残渣油として得られる重質油、石油類を流動接触分解した際に得られる重質油、石油類を水素化脱硫した際に得られる重質油、およびこれらの混合物等が挙げられる。
本発明においては、(1)上記炭素材料を粒度調整し、しかる後、アルカリ賦活剤と混合し賦活反応を行うか、(2)上記炭素材料を焼成処理したのち、粒度調整を行い、しかる後、アルカリ賦活剤と混合し賦活反応を行う。
炭素材料を焼成処理する場合は、好ましくは500〜700℃、より好ましくは500〜650℃の温度範囲にて不活性ガス中で実施される。その際、昇温速度については特に制限はないが、あまり遅すぎても処理工程に時間がかかり、逆にあまり急激な温度上昇は揮発分の爆発的な揮散を招き、結晶構造を破壊することがあるため、通常は30〜600℃/時、より好ましくは60〜300℃/時程度の昇温速度とすることが望ましい。
目標の焼成温度に達した後は、一定時間その温度を保持するのが好ましい。この保持時間は、たとえば10分〜2時間程度である。
本発明においては、炭素材料(焼成処理物を含む)をアルカリ金属化合物と混合する前に、粒度調整することが必要である。
粒度調整は、平均粒子径が1〜15μm、好ましくは1〜10μm、さらに好ましくは1〜8μmの範囲内となるように行う。かかる炭素材料の粒子径が1μm未満では、粒子同士の融着による粒子径の増大を招くため好ましくなく、また粒子径が15μmを超えると、目的とする活性炭の粒子径より大きくなるため好ましくない。
炭素材料の粒子径を調整する方法は特に限定されないが、通常、ジェットミル等の粉砕手段で粉砕する方法を挙げることができる。
次に、粒度調整した炭素材料はアルカリ賦活剤と混合する混合工程と賦活反応を行う賦活工程によって処理される。
本発明においては、炭素材料とアルカリ賦活剤との混合状態について、粒度分布における300μm以上の分布値を5%以下にするという方法により炭素材料と賦活剤との混合状態を向上させ、炭素材料に対するアルカリ賦活剤の比率を低減することができる。
炭素材料とアルカリ賦活剤の最適な混合物粒度分布を得るためには、一般的な混合工程に用いられる、ボールミル、ヘンシェルミキサーなどを用いて得られた混合物を篩で300μm以上を分級除去する方法が挙げられる。粉砕条件は特に限定されないが、通常、室温で、10分〜2時間行われる。このとき発生する300μm以上の分級物は必要に応じ再度混合に用いて処理を行い、目的の混合物を得ることもできる。
他の方法としては、粉砕混合機能と分級機能を兼ね備えた粉砕混合機を用いて処理する方法も好ましく採用される。これは、通常の粉砕混合機にさらに混合物を分級して所定の粒度以上の大きさのものを再び粉砕混合機に戻す分級装置が付帯したもので、粉砕混合に使用する粉砕ローターと分級に使用する分級ローターの回転数を制御することで粒度調整が可能となる。粉砕混合機能と分級機能を兼ね備えた粉砕混合機での粉砕は効率がよく、上記のボールミル、ヘンシェルミキサーなど通常の混合粉砕に比較して効率がよく、通常、室温で10秒〜5分行われる。
本発明者らは、炭素材料とアルカリ賦活剤の混合状態の良否は粒度分布における300μm以上の粒子の割合と相関があることを見出した。すなわち、良好な混合状態は、粒度分布における300μm以上の分布値が5%以下であることを見出した。
以上のように、均一で良好な混合状態を作ることにより、これまでと同じ比表面積の活性炭を製造する場合、少量の賦活剤で賦活が可能であるだけでなく、賦活の均一性に優れた活性炭を得ることができる。
本発明においては、炭素材料とアルカリ賦活剤の混合物における300μm以上の粒度分布値が5%以下となるよう混合処理することにより、アルカリ賦活剤の使用量を通常より少なくしても、目的の活性炭を得ることができることが特徴である。すなわち、炭素材料とアルカリ賦活剤との混合割合は、両者の質量比(炭素材料:賦活剤)が1:1〜1:4の範囲が好ましく、1:1〜1:3の範囲がより好ましく、1:1.2〜1:2.5の範囲がさらに好ましい。
賦活反応に使用するアルカリ賦活剤としては、例えば、KOH、NaOH、RbOH、CsOHが挙げられる。中でも賦活効果の観点からKOHが好ましい。
賦活処理の反応条件は、この反応を充分に進行させることができれば特に限定されず、通常の活性炭の製造で行われる公知の賦活処理と同様の反応条件で行うことができる。例えば、アルカリ賦活剤を炭素材料と混合し、好ましくは400℃以上、より好ましくは600℃以上、更に好ましくは700℃以上の高温の温度条件のもと加熱することにより行うことができる。なお、この加熱温度の上限は賦活反応が支障なく進行する温度であれば特に限定されないが、900℃以下が好ましい。
賦活反応により得られた賦活物は次いで洗浄処理される。賦活物の洗浄方法としては、賦活物を洗浄液により洗浄し、固液分離する方法が好ましく採用される。例えば、賦活物を洗浄液に浸漬し、必要に応じて撹拌、加熱を行い、洗浄液と混合したのち、洗浄液を除去する方法を挙げることができる。
洗浄液としては、水および酸水溶液を用いることが好ましく、例えば、水による洗浄、酸水溶液による洗浄、さらに水による洗浄などを適宜組み合わせて用いることができる。
酸水溶液としては、塩酸、ヨウ化水素酸、臭化水素酸等のハロゲン化水素酸、硫酸、炭酸等の無機酸を好ましい例として挙げることができる。酸水溶液の濃度は、例えば、0.01〜3Nを挙げることができる。これらの洗浄液による洗浄は、必要に応じて複数回反復して行うことができる。
洗浄物中に残留するアルカリ金属の量については、電気二重層キャパシタとした場合に悪影響を及ぼす可能性のある水準よりも低い量(好ましくは1000質量ppm以下)であれば特に限定されないが、通常、例えば、洗浄排水のpHが7〜8程度になるように洗浄すると共に、できるだけアルカリ金属分を除去するように洗浄することが望ましい。洗浄後は通常行われる乾燥工程を経て、目的の活性炭を得ることができる。
本発明により得られる活性炭は、通常、平均粒子径が1〜12μm、比表面積が1500〜3000m/gであり、賦活処理後の活性炭の窒素ガス吸着法による細孔直径が0.1〜50nmの細孔容積が0.5〜3ml/g、水銀圧入法による細孔直径が0.05〜300μmの細孔容積が0.4〜5ml/g、残存アルカリ金属量は200質量ppm以下である。
上記の特性を持つ本発明の活性炭を電気二重層キャパシタの電極に用いることにより、単位体積当たりの静電容量の大きい電気二重層キャパシタを提供することができる。
次に、本発明の電気二重層キャパシタについて説明する。
本発明の電気二重層キャパシタは、前記のように調製された活性炭を含む電極を備えることを特徴とするものである。
該電極は、例えば、活性炭と結着剤、さらに好ましくは導電剤を加えて構成され、またさらに集電体と一体化した電極であっても良い。
ここで使用する結着剤としては、公知のものを使用することができ、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、フルオロオレフィン/ビニルエーテル共重合体架橋ポリマー等のフッ素化ポリマー、カルボキシメチルセルロース等のセルロース類、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール等のビニル系ポリマー、ポリアクリル酸等が挙げられる。電極中における結着剤の含有量は特に限定されないが、活性炭と結着剤の合計量に対して、通常0.1〜30質量%程度の範囲内で適宜選択される。
導電剤としては、カーボンブラック、粉末グラファイト、酸化チタン、酸化ルテニウム等の粉末が用いられる。電極中における導電剤の配合量は、配合目的に応じて適宜選択されるが、活性炭、結着剤及び導電剤の合計量に対して、通常1〜50質量%、好ましくは2〜30質量%程度の範囲内で適宜選択される。
なお、活性炭、結着剤、導電剤を混合する方法としては、公知の方法が適宜適用され、例えば、結着剤を溶解する性質を有する溶媒を上記成分に加えてスラリー状としたものを集電体上に均一に塗布する方法や、あるいは溶媒を加えないで上記成分を混練した後に常温または加熱下で加圧成形する方法が採用される。
また、集電体としては、公知の材質および形状のものを使用することができ、例えば、アルミニウム、チタン、タンタル、ニッケル等の金属、あるいはステンレス等の合金を用いることができる。
本発明の電気二重層キャパシタの単位セルは、一般に上記電極を正極及び負極として一対用い、セパレータ(ポリプロピレン繊維不織布、ガラス繊維不織布、合成セルロース紙等)を介して対向させ、電解液中に浸漬することによって形成される。
電解液としては、公知の水系電解液、有機系電解液を使用することができるが、有機系電解液を用いることがより好ましい。このような有機系電解液としては、電気化学の電解液の溶媒として使用されているものを用いることができ、例えば、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、スルホラン、スルホラン誘導体、3−メチルスルホラン、1,2−ジメトキシエタン、アセトニトリル、グルタロニトリル、バレロニトリル、ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン、メチルフォルメート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等を挙げることができる。なお、これらの電解液を混合して使用してもよい。
また、有機電解液中の支持電解質としては特に限定されないが、電気化学の分野又は電池の分野で通常使用される塩類、酸類、アルカリ類等の各種のものが使用でき、例えば、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩等の無機イオン塩、4級アンモニウム塩、環状4級アンモニウム塩、4級ホスホニウム塩等が挙げられ、(CNBF、(C(CH)NBF、(CPBF、(C(CH)PBF等が好ましいものとして挙げられる。電解液中のこれらの塩の濃度は、通常0.1〜5mol/l、好ましくは0.5〜3mol/l程度の範囲内で適宜選択される。
電気二重層キャパシタのより具体的な構成は特に限定されないが、例えば、厚さ10〜500μmの薄いシート状またはディスク状の一対の電極(正極と負極)の間にセパレータを介して金属ケースに収容したコイン型、一対の電極をセパレータを介して捲回してなる捲回型、セパレータを介して多数の電極群を積み重ねた積層型等が挙げられる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
なお、比表面積・細孔容積は、自動比表面積測定装置(日本ベル(株)製、BELSORP−miniII型)を用いて、窒素ガス吸着より求めた吸着等温線からBET法で算出した。
また、粒度分布測定は、レーザー回折式粒度分布測定装置((株)堀場製作所製、LA−950型)を用いて、炭素粉末の場合は水を分散媒として少量の界面活性剤を添加し超音波を照射した後、測定した。KOH/炭素混合物の場合はシクロヘキサンを分散媒として測定した。得られた体積基準の粒度積分曲線より10%粒子径(D10)、50%粒子径(D50、平均粒子径)、90%粒子径(D90)、および300μm以上の分布値を求めた。
(実施例1)
平均粒径が2mm以下の石油生コークスをジェットミルで粉砕して平均粒径が8μmとなるように粒度調整した。この粉砕物100質量部に対して水酸化カリウム(KOH)140質量部を加えて分級機能付粉砕混合機(ホソカワミクロン社製ACM混合機)で混合した。このときの粉砕ローターの回転数は4500rpm、分級ローターの回転数は2400回転である。得られた混合物のD50は16μmで、300μm以上の分布値は0%であった。この混合物を、窒素ガス雰囲気中、750℃で1時間処理して賦活反応を行った。反応後に水洗及び酸洗浄(塩酸を使用)を繰り返して、炭素材中に残存する金属カリウムを除去し、乾燥して賦活物(電気二重層キャパシタ電極用炭素材)を得た。得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は1788m/gであり、細孔容積は0.839cm/gであった。
得られた電極用炭素材を使用して、カーボンブラックおよび顆粒状ポリテトラフロオロエチレン(PTFE)を混合し、プレスすることにより、厚みが150μm〜200μm程度の炭素電極シートを作製した。このシートから所定のサイズに電極を切り出し、図1に示すラミネートセルを作製することにより、キャパシタとしての炭素電極材の評価を行った。なお、電解液には1.5Mのトリエチルメチルアンモニウムテトラフルオロボレート(TEMA・BF)のプロピレンカーボネート(PC)溶液を用いた。
次に、前記ラミネートセルを用いて、キャパシタの初期特性(静電容量、内部抵抗)を測定した。測定方法を図2に示す。
静電容量については、キャパシタに蓄えられる全エネルギー量を測定し、その値から静電容量を算出した(エネルギー換算法)。
静電容量:C=2U/Vc
ここで、Vc=Vm−ΔV
U:全放電エネルギー(満充電Vmから0Vまでの放電カーブの積分値)
Vc:満充電圧(Vm)から内部抵抗による電圧降下分(ΔV)を引いた実電圧 内部抵抗については、放電開始直後のIRドロップより算出した。
内部抵抗:R(Ω)=ΔV/I
ここで、Iは放電電流(A)
さらに、キャパシタのレート特性として、定電流放電値を0.36mA/cm〜72mA/cmまで変化させたときの静電容量を測定した。レート特性の結果は0.36mA/cm放電時の静電容量を基準として、各定電流放電時の静電容量の維持率として求めた。その結果を表2に示す。
(実施例2)
実施例1での粉砕物100質量部に対する比率を220質量部とする以外は同条件にて混合物を得た(混合物のD50は19μmで、300μm以上の分布値は0%であった)。得られた混合物について賦活反応を行い、実施例1と同様の操作で電極用活性炭を製造した。得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は2324m/gであり、細孔容積は1.087cm/gであった。
(実施例3)
実施例1で用いたと同じ原料生コークスを平均粒子径が13μmとなるようにジェットミルで粉砕した。この粉砕物100質量部を、粉砕ローターの回転数は4500rpm、分級ローターの回転数は2000回転として、KOH220質量部と混合した(混合物のD50は21μmで、300μm以上の分布値は0%であった)。得られた混合物について賦活反応を行い得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は2091m/gであり、細孔容積は1.029cm/gであった。
(実施例4)
実施例1に用いたと同じ原料生コークスを窒素ガス雰囲気中、550℃1時間焼成した。そのときの昇温速度は200℃/時間とした。この焼成物を平均粒径が6μmとなるようにジェットミルで粉砕した。この粉砕物を粉砕ローターの回転数を3500rpmにした以外は実施例2と同様にして水酸化カリウムと混合し、700℃で1時間賦活後、洗浄、乾燥して活性炭を得た。混合物のD50は51μmで、300μm以上の分布値は5%であり、賦活物の比表面積は2142m/g、細孔容積は1.027cm/gであった。
(実施例5)
実施例4で得られたと同じ粉砕物100質量部に対して水酸化カリウム220質量部をボールミル混合し、300μm以下に分級した以外は、実施例4と同様の操作で電極用活性炭を製造した。得られた混合物のD50は69μmで、300μm以上の分布値は0%であり、賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は2273m/gであり、細孔容積は1.050cm/gであった。
(比較例1)
実施例1において、粒度調整した炭素材料とKOHの混合を分級機能付粉砕混合機で混合せずに、通常のように、室温で1時間ボールミル粉砕を行った。混合物のD50は625μmで、300μm以上の分布値は30.3%であった。その混合物を篩い分けせずにそのまま実施例1と同様に賦活反応、洗浄、乾燥を行った。得られた活性炭の比表面積は1465m/gであり、細孔容積は0.655cm/gであった。
(比較例2)
実施例1に用いたと同じ原料生コークスをジェットミルで粉砕したもの(平均粒径8μm)を、実施例1での粉砕物100質量部に対する比率を80質量部とする以外は同条件にて混合物を得た(混合物のD50は15μmで、300μm以上の分布値は0%であった)。この混合物を実施例1と同様にして賦活、洗浄、乾燥して活性炭を得た。この比表面積は1359m/gであり、細孔容積は0.621cm/gであった。
(比較例3)
実施例2に用いたと同じ粉砕物を、粉砕ローター回転数3000rpmとする以外は実施例2と同様にして混合物を得た(混合物のD50は52μmで、300μm以上の分布値は36.3%であった)。この混合物を実施例2と同様にして賦活、洗浄、乾燥して活性炭を得た。得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は1632m/gであり、細孔容積は0.780cm/gであった。
(比較例4)
粉砕ローターを3000rpm、分級ローターを3000rpmにした以外は、実施例3と同様にして混合物を得た(混合物のD50は53μmで、300μm以上の分布値は17.8%であった)。この混合物より電極用活性炭を製造した。得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は1692m/gであり、細孔容積は0.981cm/gであった。
(比較例5)
粉砕ローターを4500rpm、分級ローターを1500rpmにした以外は、実施例4と同様にして混合物を得た(混合物のD50は80μmで、300μm以上の分布値は25.2%であった)。この混合物より電極用活性炭を製造した。得られた賦活物(電極用炭素材)の窒素ガス吸着法(BET法)による比表面積は1727m/gであり、細孔容積は0.824cm/gであった。
(比較例6)
実施例5で用いたと同じ粉砕物とKOHのボールミル混合物のD50は1314μmで、300μm以上の分布値は59.1%であった。この混合物を実施例5と同様にして賦活、洗浄、乾燥して活性炭を得た。この比表面積は1651m/gであり、細孔容積は0.760cm/gであった。
Figure 2011207722
Figure 2011207722
本発明の方法により、アルカリ賦活剤を従来よりも少ない使用量で炭素材料との反応を極めて効率よく進行させることができるため、低コストで、かつ均一性に優れ、単位体積当たりの静電容量の大きい活性炭を得ることができ、工業的価値は極めて大きい。

Claims (7)

  1. 炭素材料(炭素材料の焼成処理物を含む)を粒度調整したのち、アルカリ賦活剤と混合し、次いで賦活処理して電気二重層キャパシタ電極用活性炭を製造する方法であって、粒度調整した炭素材料とアルカリ賦活剤の混合物の300μm以上の粒度分布値が5%以下となるように混合処理することを特徴とする電気二重層キャパシタ電極用活性炭の製造方法。
  2. 炭素材料が易黒鉛化性であることを特徴とする請求項1に記載の活性炭の製造方法。
  3. 炭素材料の焼成処理物の焼成温度が500℃以上700℃以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の活性炭の製造方法。
  4. 粒度調整した炭素材料の平均粒径が1μm以上15μm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の活性炭の製造方法。
  5. 炭素材料:アルカリ賦活剤の混合割合が、質量比で1:1〜1:4であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の活性炭の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法により得られる電気二重層キャパシタ電極用活性炭。
  7. 請求項6に記載の活性炭を電極に用いた電気二重層キャパシタ。
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