JP2011207340A - シェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対向する長辺と短辺とを有する窓について、短辺側に収納装置を配置して短辺側から長辺側にシェードを引き出す場合にも、なるべく窓全体を遮蔽可能にすること。
【解決手段】シェード20と、基端部52から先端部54に向けて順次間隔が大きくなるように配設される一対のレール50a、50bと、基端部52側に配設され、シェード20が引出収納可能に取り付けられる収納装置30と、シェード20の引出側端部22を幅方向複数位置で支持する複数のシェード支持部47を有し、幅方向において複数のシェード支持部47の各間隔が拡縮するように拡縮変形可能な引出部材40と、引出部材40連結され一対のレール50a、50bに沿って移動可能な一対のランナー60a、60bとを備え、引出部材40は、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bに案内されて移動されるのに伴って拡縮変形される。
【選択図】図2

Description

シェードにより窓を遮蔽する技術に関する。
対向する短辺と長辺とを有する窓に適用されるシェード装置として、特許文献1に開示のものがある。特許文献1のウィンドウシェードは、一方の端部が巻取シャフトに固定されたシェードシートと、案内溝を有する一対の案内手段と、シェードシートの他方の端部に結合された引出ロッドとを備えている。引出ロッドは、シェードシートの他方の端部に形成された筒状のループに収容される中央部材と、案内手段の案内溝に案内される案内部材を有する2つの端部部材とから構成され、一対の案内手段の間隔に応じて長さ変更可能である。ここでは、巻取シャフトは、一対の案内手段の間隔が大きい窓の長辺側に配設されている。
特開2005−313891号公報
しかしながら、特許文献1では、レール(案内手段)の間隔が小さい窓の短辺側に収納装置(巻取シャフト)を配設する場合、シェードの引出状態において窓の幅方向全体を遮蔽することができない。つまり、シェードの引出側端部及び引出側端部が取り付けられている中央部材自体の幅寸法は変化しないため、シェードの引出状態で、窓の長辺側においてシェードの幅方向両側の部分が遮蔽されない。
そこで、本発明は、対向する長辺と短辺とを有する窓について、短辺側に収納装置を配置して短辺側から長辺側にシェードを引き出す場合にも、なるべく窓全体を遮蔽可能にすることを目的とする。
第1の態様に係るシェード装置は、窓を遮蔽するシェード装置であって、前記窓を遮蔽可能なシェードと、基端部から先端部に向けて、順次間隔が大きくなるように配設される一対のレールと、前記一対のレールの基端部側に配設され、前記シェードが引出収納可能に取り付けられる収納装置と、前記シェードの引出側端部を幅方向複数位置で支持する複数のシェード支持部を有し、前記シェードの幅方向において前記複数のシェード支持部の各間隔が拡縮するように拡縮変形可能な引出部材と、前記引出部材の両端部に連結され、それぞれ前記一対のレールに沿って移動可能な一対のランナーとを備え、前記引出部材は、前記一対のランナーが前記一対のレールに案内されて移動されるのに伴って、前記一対のレールの間隔に応じて、前記複数のシェード支持部の各間隔が拡縮するように拡縮変形される。
第2の態様に係るシェード装置は、第1の態様に係るシェード装置であって、前記引出部材は、前記複数のシェード支持部が前記シェードの幅方向に等間隔の位置に設けられると共に、前記複数のシェード支持部の各間隔が等倍に拡縮するように拡縮変形される。
第3の態様に係るシェード装置は、第1又は第2の態様に係るシェード装置であって、前記引出部材は、パンタグラフ状のリンク機構である。
第4の態様に係るシェード装置は、第3の態様に係るシェード装置であって、前記引出部材は、棒状に形成された複数のリンク部材が、前記シェードの幅方向に対角を突き合わせて並ぶ複数の平行四辺形を形成するように連結されて構成され、前記複数のシェード支持部は、前記リンク部材同士が連結される連結部のうち前記シェードの引出側に位置する複数の引出側連結部の位置で前記シェードを支持している。
第5の態様に係るシェード装置は、第3又は第4の態様に係るシェード装置であって、前記シェードの引出状態において、前記引出部材を引出収納方向に拡大変形させるように付勢力を作用させる弾性部材をさらに備えている。
第6の態様に係るシェード装置は、第1〜第5のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記複数のシェード支持部は、前記引出部材と前記一対のランナーとの連結部の位置でも前記シェードの前記引出側端部を支持している。
第7の態様に係るシェード装置は、第1〜第6のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記複数のシェード支持部は、前記シェードの幅方向に沿った同一直線上に位置する。
第8の態様に係るシェード装置は、第1〜第7のいずれか一態様に係るシェード装置であって、前記一対のランナーをそれぞれ前記一対のレールの基端部と先端部との間で移動させる駆動機構をさらに備えている。
第1の態様に係るシェード装置によると、引出部材は、シェードの引出収納方向に移動されることにより、一対のレールの間隔に応じて、シェードの幅方向において複数のシェード支持部の間隔が拡縮するように拡縮変形される。このため、一対のレールの間隔に応じて、各シェード支持部の間に位置するシェードの引出側端部を拡縮させて、引出側端部を全体として幅方向に均等に拡縮させることができる。これにより、対向する長辺と短辺とを有する窓について、短辺側に収納装置を配置して短辺側から長辺側にシェードを引き出す場合にも、窓全体を遮蔽することができる。
第2の態様に係るシェード装置によると、複数のシェード支持部がシェードの幅方向に等間隔の位置に設けられると共に、複数のシェード支持部の各間隔が等倍に拡縮するため、シェードの引出側端部を幅方向により均等に拡縮させることができる。
第3の態様に係るシェード装置によると、引出部材がパンタグラフ状のリンク機構であるため、拡縮変形により、各部の間隔がシェードの幅方向においてより安定して等倍に拡縮される。これにより、この引出部材に取り付けられるシェードを、幅方向において均等に拡縮することができる。
第4の態様に係るシェード装置によると、引出部材は、複数のシェード支持部が複数の引出側連結部の位置でシェードを支持するように構成されている。このため、一対のランナーが一対のレールの先端部に位置する状態で、より引出側までシェードを引き出すことができる。これにより、より確実に、遮蔽対象となる窓の全体を遮蔽することができる。
第5の態様に係るシェード装置によると、弾性部材により引出部材が引出収納方向に拡大変形するように付勢されるため、シェードを引出状態から収納する際に必要な力及びその力によるシェード装置に掛かる負荷を小さくしてスムーズに収納し始めることができる。
第6の態様に係るシェード装置によると、シェード支持部が引出部材と一対のランナーとの連結部の位置でもシェードの引出側端部を支持している。このため、シェードの幅方向において、より広い範囲でシェードの引出側端部に対して作用可能であり、一対のレール間全体に亘ってシェードの引出側端部全体を均等に拡縮することができる。
第7の態様に係るシェード装置によると、複数のシェード支持部がシェードの幅方向に沿った同一直線上に位置している。これにより、シェードの幅方向において、複数のシェード支持部の間隔がより均等に拡縮されるため、シェードの引出側端部をより均等に拡縮変形させることができる。
第8の態様に係るシェード装置によると、駆動機構を備えているため、シェードの引出収納操作を自動で容易に行うことができる。
シェードの収納状態のシェード装置を示す図である。 シェードの引出状態のシェード装置を示す図である。 引出部材を示す平面図である。 図2のA矢視図である。 シェードの引出或いは収納動作を示す図である。
以下、実施形態に係るシェード装置について説明する。
<シェード装置の構成>
シェード装置10の構成について、図1〜4を参照しつつ説明する。本シェード装置10は、シェード20により窓100を遮蔽するための装置である。
シェード装置10は、シェード20を、引出部材40及び一対のランナー60a、60bを介して一対のレール50a、50bにより案内し、収納装置30に対して引出収納して窓100を遮蔽する構成である。より具体的には、シェード装置10は、一対のレール50a、50bを基端部52より先端部54の間隔が大きくなるように配設して、基端部52から先端部54に向けてシェード20を引き出すものである。すなわち、本シェード装置10は、対向する短辺102と長辺104とを有する窓100に適用される。そして、このシェード装置10は、例えば、スペースの都合上、シェード20の収納装置30を窓100の短辺102側に配設しなければならないような制約がある場合等により適している。
ここでは、シェード装置10を適用する窓100が、等脚台形に形成されている自動車のリアウインドウである例で説明する。もっとも、本シェード装置10は、自動車のリアウインドウに限られず、自動車のサイド(サイドドア)ウインドウ、自動車以外の窓にも適用可能である。また、等脚台形以外の形状の窓にも適用可能である。なお、窓100の短辺102及び長辺104が延びる方向(図1、図2の左右方向)を、幅方向として説明する。
本シェード装置10は、シェード20と、収納装置30と、引出部材40と、一対のレール50a、50bと、一対のランナー60a、60bと、駆動機構70と、弾性部材80とを備えている。
シェード20は、対象となる窓100を遮蔽可能なシート状部材である。ここでは、シェード20は、少なくとも一方向(ここでは幅方向)に拡縮可能に形成されている。このシェード20は、メッシュ状等の布材、樹脂シート等を、拡大状態で窓100を遮蔽可能な形状及び大きさに裁断、縫製等して形成される。シェード20の幅方向に拡縮可能な態様は、例えば、自身が伸縮可能な材料、プリーツ等の癖付けにより拡縮可能な形状、弛みを持たせることにより拡縮可能な態様を採用することにより実現できる。図1、図2及び図5では、シェード20が伸縮可能な材料により形成されている例を示している。なお、このシェード20は、比較的小さい引張力で拡大可能で、一端部を幅方向に引っ張ったときにその周辺も一緒に拡大されるような伸縮性を有する材料であるとよい。すなわち、窓100の長辺104側に一端部、短辺102側に他端部を配置して、一端部を長辺104の長さに合わせて拡大変形させた状態で、窓100の側辺106におおよそ沿うように他端部から一端部に亘って徐々に幅広な形状(略台形状)になることが好ましい(図2参照)。
上記シェード20は、収納装置30に対して引出収納可能に取り付けられている。収納装置30は、巻取シャフト32と巻取シャフト32を軸周りに相対回転可能に支持する支持部34とを有している。そして、巻取シャフト32は、図示省略のコイルバネ等により支持部34に対して回転付勢されている。シェード20は、巻取シャフト32に対して一端部が固定され、引出力が加えられない状態では、コイルバネの回転付勢力により巻取シャフト32に巻き取られた収納状態に維持される(図1参照)。そして、収納装置30に収納されたシェード20の前記一端部に対向する引出側端部22を引っ張ると、収納装置30からシェード20が引き出される(図2参照)。
この収納装置30は、窓100の短辺102側(後述する一対のレール50a、50bの基端部52側)に配設される(図1、図2参照)。より具体的には、窓100を囲う内装材のうち短辺102側(ここでは自動車の天井側)の内装材の内側に配設され、その外方から隠れた状態にされている。収納装置30の支持部34は、収納装置30を配設する箇所にネジ止め等により取付可能に形成されているとよい。そして、シェード20は、短辺102側の内装材に形成されている開口を通じて、収納装置30から引き出し可能となっている。
一対のレール50a、50bは、長尺棒状に形成され、その長手方向に沿って案内溝部56を有している。この一対のレール50a、50bは、対象となる窓100の側辺106に沿うような直線状或いは曲線状(ここでは直線状)に形成されている。案内溝部56は、後述する一対のランナー60a、60bを、一対のレール50a、50bの長手方向に沿ってその基端部52と先端部54との間で案内可能に形成されている。より具体的には、案内溝部56は、一対のランナー60a、60bの一端部62を収容可能な内部空間を有すると共に、他端部64を外方に延出するように開口している(図4参照)。ここでは、案内溝部56は、一対のランナー60a、60bの一端部62より大きい(ここでは僅かに大きい)断面形状を有すると共に、一端部62が抜け出ないように幅狭に開口している。
上記一対のレール50a、50bは、基端部52から先端部54に向けて、順次間隔が大きくなるように配設されている(図1、図2参照)。対象となる窓100に適用した状態で言い換えると、それぞれ、窓100の各側辺106に沿って、短辺102側から長辺104側に向けて順次間隔が大きくなるように配設されている。ここでは、一対のレール50a、50bは、窓100の形状に対応して、短辺102と長辺104とに直交する方向(シェード20の引出収納方向P)対して、幅方向外側に略同じ傾斜角で傾斜するように配設されている。もっとも、一対のレール50a、50bは、シェード20の引出収納方向Pに対して、それぞれ異なる傾斜角で配設されていてもよい。
また、一対のレール50a、50bは、窓100の幅方向と引出収納方向Pが成す平面に略平行な姿勢で配置されている。そして、ここでは、一対のレール50a、50bは、窓100の側辺106部分の内装材の内側に配設され、窓100に重ならないように隠れた状態にされている。
一対のランナー60a、60bは、それぞれ一対のレール50a、50bの案内溝部56内に一端部62を収容すると共に開口部から他端部64を延出させた状態で、その長手方向に沿って移動可能にされている(図4参照)。この一対のランナー60a、60bの他端部64には、引出部材40との連結用に、幅方向と引出収納方向Pとが成す平面に対して略直交する方向に貫通する孔部64hが形成されている。
引出部材40は、シェード20の引出側端部22に取り付けられると共に、両端部が上記一対のランナー60a、60bに連結されている部材である(図1〜図4参照)。そして、引出部材40は、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bに沿って移動されるのに伴ってシェード20の引出収納方向Pに移動し、シェード20を引出収納するように構成されている。
一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bに沿って移動されると、一対のランナー60a、60b間の間隔は、一対のレール50a、50b間の間隔に応じて拡縮する。このため、引出部材40は、幅方向に拡縮変形可能に構成されている。より具体的には、引出部材40は、シェード20の引出側端部22を幅方向複数位置で支持する複数のシェード支持部47を有し、複数のシェード支持部47の各間隔が拡縮するように拡縮変形可能に構成されている。ここでは、引出部材40は、複数のシェード支持部47がシェード20の幅方向に等間隔の位置に設けられると共に、複数のシェード支持部47の各間隔が等倍に拡縮するように拡縮変形されるようになっている。
この引出部材40は、幅方向に拡縮変形可能に構成されているパンタグラフ状のリンク機構である。具体的な構成から説明すると、引出部材40は、平板棒状に形成された複数のリンク部材48が、シェード20の幅方向に対角を突き合わせて並ぶ複数の平行四辺形(ここでは菱形)を形成するように連結されて構成されている。複数のリンク部材48は、一列上に連結される複数の中間部材49aを構成すると共に、複数の中間部材49aの両端にそれぞれ連結される端部部材49bを構成している(図3参照)。なお、複数のリンク部材48のうち端部部材49bを構成する一対のリンク部材48を、一方のリンク部材48s、他方のリンク部材48rとする。
中間部材49aは、長さ寸法が同じ一対のリンク部材48を交差させて厚さ方向に重ねた状態で、中間部で一軸周りに相対回転可能に連結したX字形の部材である。複数の中間部材49aを構成する複数のリンク部材48は、全て同じ長さ寸法に形成されている。端部部材49bは、中間部材49aを構成するリンク部材48と同じ長さ寸法の一方のリンク部材48sの中間部に、一方のリンク部材48sの半分の長さ寸法の他方のリンク部材48rの端部が連結されて構成されている。
ここでは、4つの中間部材49aが幅方向に並列状に並べられて連結されると共に、その幅方向両端に端部部材49bが連結されている。中間部材49a同士は、各リンク部材48の端部同士を厚さ方向に重ねて一軸周りに相対回転可能に連結されている。また、中間部材49aと端部部材49bとは、一方のリンク部材48s及び他方のリンク部材48rの各端部と、対応する各リンク部材48の端部とが一軸周りに相対回転可能に連結されている。
リンク部材48、48s、48rの各部は、例えば以下のようにして連結されているとよい。すなわち、各連結位置で厚さ方向に貫通する孔部48hを設けたリンク部材48、48s、48rを、孔部48hが略一致するように重ねて、孔部48hに挿通可能な小径部分を有する略円柱状の連結軸部材45を挿通した状態で連結することができる(図4参照)。これにより、引出部材40は、連結軸部材45の軸方向に直交する平面上で幅方向及び引出収納方向Pに拡縮変形可能である。
そして、全体としてみると、引出部材40は、中間部材49a、端部部材49bの各間に同じ形状且つ同じ大きさの平行四辺形が幅方向に複数並んだ形状になっている。そして、各平行四辺形部分は、各辺の長さが一定のまま各対角の大きさが変化してそれぞれ同形状に変形され、主として幅方向に拡縮変形されると共に、引出収納方向Pにも拡縮変形される。
端部部材49bのうちの一方のリンク部材48sは、それぞれ、幅方向外側の端部で、一対のランナー60a、60bに対して一軸周りに相対回転可能に連結されている(図3参照)。一方のリンク部材48s及び一対のランナー60a、60bについても、リンク部材48同士の連結態様と同様に、孔部48hと孔部64hとを略一致させるように重ねて連結軸部材45により連結することができる。ここでは、一方のリンク部材48sは、一対のランナー60a、60bに対して、幅方向外側に向けて引出収納方向P引出側に指向する態様で連結されている。
複数のリンク部材48同士の連結部のうち、シェード20の引出側に位置する連結部を引出側連結部42、収納側に位置する連結部を収納側連結部44、中間部に位置する連結部を中間連結部46という(図1、図2参照)。また、引出部材40の両端部(各端部部材49bの一方のリンク部材48s)と一対のランナー60a、60bとの連結部を、それぞれ引出側連結部42a、42bという。
引出部材40は、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bが、同一直線状に位置するように構成されている。なお、引出部材40が拡縮変形しても、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bは同一直線上に位置する。また同様に、複数の収納側連結部44及び複数の中間連結部46についても、それぞれ、同一直線上に位置している。なお、各連結部42、44、46は、各直線上で等間隔に配置されている。
ここでは、引出部材40は、一対のランナー60a、60bが引出収納方向Pにおいて同位置に位置する状態で、複数の引出側連結部42、複数の収納側連結部44及び複数の中間連結部46が、それぞれ、幅方向に沿った同一直線上に位置する姿勢で支持されている(図1、図2及び図5参照)。また、引出部材40は、複数の引出側連結部42と複数の収納側連結部44とが、引出収納方向Pにおいて対向するようになっている。
すなわち、引出部材40は、複数の引出側連結部42同士及び複数の収納側連結部44同士及び複数の中間連結部46同士が接離して幅方向に拡縮変形すると共に、複数の引出側連結部42と複数の収納側連結部44とが接離して引出収納方向Pに拡縮変形する。
引出部材40は、複数のシェード支持部47が複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの位置でシェード20の引出側端部22を支持するように構成されている。すなわち、複数のシェード支持部47は、シェード20の幅方向に沿って引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bが位置する直線上の等間隔の位置でシェード20の引出側端部22を支持している。ここでは、引出側連結部42a、42bの位置に設けられたシェード支持部47が、シェード20の引出側端部22の両端部を支持している。そして、引出側連結部42a、42bの間の引出側連結部42の位置に設けられたシェード支持部47は、引出側端部22の両端部の間部分を等間隔の位置で支持している。これにより、引出部材40が幅方向に拡縮変形すると、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの各間に介在する引出側端部22の伸縮状態がそれぞれ均一になると共に、引出側端部22が幅方向全体に均一に拡縮される。
また、複数のシェード支持部47は、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの連結軸部材45の軸方向一方側(図4の下側)でシェード20の引出側端部22を支持している。すなわち、シェード支持部47は、当該連結軸部材45の一端部に、シェード20の引出側端部22を固定可能に形成されている。例えば、シェード支持部47は、シェード20の引出側端部22を連結軸部材45にネジ止めする構成、引出側端部22に対してカシメ、挟み込み可能な部材を連結軸部材45に固定する構成等を採用することができる。もっとも、シェード支持部47は、連結軸部材45に一体形成されていてもよい。
好ましくは、複数のシェード支持部47は、シェード20の引出側端部22を、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bより引出側に位置するように支持するようになっているとよい。すなわち、シェード20の引出側端部22をより引出側に配置可能にすることにより、窓100全体を確実に遮蔽できるとよい。また、シェード20の変形、磨耗等を抑制するため、複数のシェード支持部47は、収納側連結部44及び中間連結部46の連結軸部材45がシェード20に対して非接触となるようにシェード20の引出側端部22に固定されているとよい。すなわち、シェード支持部47は、連結軸部材45に対してその軸方向において離間した位置に、シェード20を支持するように構成されているとよい(図4参照)。
もっとも、複数のシェード支持部47は、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの位置でシェード20の引出側端部22を支持するものに限られない。例えば、複数のシェード支持部47は、複数の収納側連結部44、複数の中間連結部46、リンク部材48の各部で引出側端部22を支持してもよい。
そして、引出部材40は、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの基端部52に位置する状態で、シェード20を収納装置30に対して収納した収納状態にする(図1参照)。このシェード20の収納状態で、引出部材40は、幅方向に縮小状態で且つ引出収納方向Pに拡大状態となる。また、引出部材40は、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの先端部54に位置する状態で、シェード20を収納装置30から引き出した引出状態にする(図2参照)。この引出状態で、引出部材40は、幅方向に拡大状態で且つ引出収納方向Pに縮小状態となる。
もっとも、引出部材40は、パンタグラフ状のリンク機構に限られず、シェード20の引出側端部22を複数位置で支持する複数のシェード支持部47の各間隔を(好ましくは均等に)拡縮するように拡縮変形可能であればよい。例えば、引出部材40としては、各部を拡縮しつつ拡縮変形可能なコイルバネ、ゴム等の部材を採用することができる。
駆動機構70は、一対のランナー60a、60bを一対のレール50a、50bの基端部52と先端部54との間で移動駆動可能に構成されている(図1、図2参照)。すなわち、駆動機構70により一対のランナー60a、60bを移動させることにより、シェード20を引出収納方向Pに移動させることができる。また、駆動機構70は、一対のランナー60a、60bを、引出収納方向Pにおいて同位置に位置させるように移動させるようになっている。ここでは、一対のランナー60a、60bを略同速度で移動させている。もっとも、一対のレール50a、50bが引出収納方向Pに対してそれぞれ異なる傾斜角で配設されている場合(それぞれ長さが異なる場合)には、一対のランナー60a、60bの移動速度を、それぞれ各レール50a、50bの角度(長さ)に応じて変更するとよい。
例えば、駆動機構70は、ワイヤの一部に一対のランナー60a、60bをそれぞれ取り付け、当該ワイヤをモータにより巻き取り、送り駆動等して一対のレール50a、50bに沿って移動させる構成を採用することができる。
この駆動機構70は、図示省略のスイッチ等の操作部に接続され、操作部の操作によりシェード20の引出収納操作を可能にされているとよい。自動車の窓100に適用する場合には、車内にシェード20操作用のスイッチが設けられているとよい。
もっとも、駆動機構70は、上記構成に限られるものではない。例えば、駆動機構70は、可撓性を有し且つ長手方向に押された場合に容易に屈曲しないと共に、長手方向に連続する複数の歯が形成された部材を、モータにより駆動される歯車により進退させて、一対のランナー60a、60bを移動させる構成を採用することができる。また、シェード20を引出収納駆動する構成が省略され、引出部材40に引出用の取手等を設け、手動でシェード20を引出収納操作する構成としてもよい。
また、シェード装置10は、シェード20の引出状態において、引出部材40を、引出収納方向Pに拡大変形させるように付勢力を作用させる弾性部材80を備えている。例えば、弾性部材80は、対向する一対の引出側連結部42と収納側連結部44とを離間方向に付勢する態様、隣合う引出側連結部42同士、収納側連結部44同士又は中間連結部46同士を近接方向に付勢する態様を採用することができる。このような弾性部材80としては、コイルばね、ゴム材(近接方向に付勢する場合)等を採用できる。また、各連結部42、44、46で連結されるリンク部材48の成す角を拡大或いは縮小させるように、当該角の内側或いは外側にV字形の板ばね、ねじりコイルばね等を縮小状態或いは拡大状態で配設することでも実現できる。なお、図1、図3では、コイルバネである弾性部材80を対向する引出側連結部42と収納側連結部44との間に自然長の状態で配設した例を二点鎖線で示している。すなわち、ここでは、弾性部材80は、シェード20の収納状態において自然長の状態となり、引出状態で圧縮された状態となる。なお、図2、図5では、弾性部材80を省略している。
<シェード装置の動作>
シェード装置10の動作について、図1、2、5を参照しつつ説明する。
まず、シェード20を引き出す際のシェード装置10の動作について説明する。シェード装置10は、初期状態として、図1に示すようにシェード20の収納状態にあるものとする。すなわち、一対のランナー60a、60bは一対のレール50a、50bの基端部52に位置し、シェード20は収納装置30に収納された状態にある。この状態では、シェード20は、引出側端部22が窓100の短辺102より収納装置30側に位置し、窓100を遮蔽していない状態である。また、引出部材40は、幅方向に縮小状態且つ引出収納方向Pに拡大状態であり、窓100の短辺102側の内装材に隠れた状態になっている。さらに、弾性部材80は、自然長の状態に維持されている。
利用者は、操作部等を通じて、シェード20を引き出すように駆動機構70を作動させる。
駆動機構70により、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの基端部52から先端部54側に向けて移動されると、引出部材40が引出収納方向Pに沿って引出側に移動される。そして、シェード20は、引出部材40の移動に伴って引出操作されていく。ここでは、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの位置で複数のシェード支持部47が同一直線上に位置するため、シェード20の引出側端部22は、引出収納方向Pにおいて、一対のランナー60a、60bと略同位置に移動される。
ここで、引出部材40自体は、引出側への移動に伴って、一対のレール50a、50bの間隔に応じて、幅方向において順次拡大変形されていくと共に、引出収納方向Pにおいて順次縮小変形されていく(図1、図5の順に参照)。これにより、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの間隔が拡大されて、シェード20の引出側端部22は幅方向に均等に拡大変形されていく。また、引出側端部22の拡大変形に伴って、シェード20の引出側端部22より収納側部分も、幅方向において、収納装置30の位置から引出側に向けて徐々に拡大した形状に変形されている。
なお、シェード20の引出途中の状態においても、引出側端部22が幅方向に伸張されてシェード20が拡がった状態となるため、窓100のうち引出側端部22より収納側の部分が遮蔽される。すなわち、本シェード装置10によると、窓100の部分的な遮蔽も可能である。なお、駆動機構70は、操作部等を操作することにより、シェード20を途中位置で停止可能に構成されているとよい。
そして、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの先端部54まで移動されると、シェード20は、引出状態となる(図2参照)。この状態で、引出部材40は、幅方向に拡大状態且つ引出収納方向Pに縮小状態となっている。そして、シェード20の引出側端部22が窓100の長辺104より引出側に位置し、窓100全体がシェード20により遮蔽される。より具体的には、幅方向において引出側端部22が長辺104より大きく伸張されたシェード20は、収納装置30に向けて徐々に幅狭となる略台形状に拡げられ、窓100より大きく且つ窓100におおよそ沿った形状となって窓100を遮蔽している。
次に、シェード20を収納する際のシェード装置10の動作について説明する。
利用者は、操作部等を通じて、シェード20を収納するように駆動機構70を作動させる。
駆動機構70により、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの先端部54から基端部52側に向けて移動されると、引出部材40が引出収納方向Pに沿って収納側に移動される。そして、シェード20は、引出部材40の移動に伴って収納操作されていく。
また、引出部材40は、弾性部材80により引出部材40が引出収納方向Pに拡大変形するように付勢力が作用するため、収納側への移動をスムーズに開始できる。さらに、シェード20を収納する際には、収納装置30(回転付勢された巻取シャフト32)によりシェード20が収納側へ引っ張られるため、引出部材40はよりスムーズに収納側への移動を開始される。
ここで、引出部材40自体は、収納側への移動に伴って、一対のレール50a、50bの間隔に応じて、幅方向において順次縮小変形されていくと共に、引出収納方向Pにおいて順次拡大変形されていく(図2、図5の順に参照)。これにより、複数の引出側連結部42及び引出側連結部42a、42bの間隔が縮小されて、シェード20の引出側端部22は幅方向に均等に縮小変形されていく。
そして、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの基端部52まで移動されると、シェード20は、収納状態となる(図1参照)。
これまで、シェード装置10を台形の窓100に適用する例で説明してきたが、シェード装置10は、他の形状の窓にも適用することができる。例えば、シェード装置10を適用する窓としては、対抗する短辺102と長辺104とを結ぶ側部が曲線状(幅方向に膨らんでいる形状等)或いは段状になっているものが挙げられる。もっとも、対向する短辺102と長辺104とを有する窓100でなくとも、適用可能である。すなわち、本シェード装置10は、上述した態様で一対のレール50a、50bを配設可能であれば、形状に関わらず窓100を遮蔽可能である。
上記構成に係るシェード装置10によると、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bに沿って移動されると、引出部材40が引出収納方向Pに移動される。そして、引出部材40は、シェード20の幅方向において、シェード20の引出側端部22を支持する複数のシェード支持部47の間隔が拡縮するように拡縮変形されるため、シェード20を幅方向に均等に拡縮させることができる。すなわち、シェード20を、窓100の短辺102側より長辺104側で幅方向に拡大することができる。これにより、対向する短辺102と長辺104とを有する窓100について、短辺102側に収納装置30を配置して短辺102側から長辺104側にシェード20を引き出す場合にも、窓100全体を遮蔽することができる。
また、複数のシェード支持部47がシェード20の幅方向に等間隔の位置に設けられると共に、複数のシェード支持部47の各間隔が等倍に拡縮するようになっている。このため、複数のシェード支持部47の各間に位置するシェード20の引出側端部22をそれぞれ等倍に拡縮することができ、引出側端部22を幅方向全体としてより均等に拡縮させることができる。
また、引出部材40がパンタグラフ状のリンク機構であるため、容易に拡縮変形させることができる。また、拡縮変形により、シェード20の幅方向において各部の間隔がより安定して等倍に拡縮される。これにより、この引出部材40に取り付けられるシェード20を、幅方向において均等に拡縮させることができる。
また、引出部材40は、複数のシェード支持部47が複数の引出側連結部42の位置でシェード20を支持するように構成されているため、一対のランナー60a、60bが一対のレール50a、50bの先端部54に位置する状態で、より引出側までシェード20を引き出すことができる。これにより、より確実に、遮蔽対象となる窓100の全体を遮蔽することができる。また、引出部材40全体が一方側からシェードに隠れた状態となり、意匠性に優れるという利点もある。さらに、ここでは、シェード支持部47が引出側連結部42a、42bの位置でもシェード20の引出側端部22を支持している。このため、シェード20の幅方向において、より広い範囲でシェード20の引出側端部22に対して作用可能であり、一対のレール50a、50b間全体に亘ってシェード20の引出側端部22全体を均等に拡縮することができる。
複数のシェード支持部47がシェード20の幅方向に沿った同一直線上に位置している。このため、シェード20の幅方向において、複数のシェード支持部47の間隔がより均等に拡縮され、シェード20の引出側端部22をより均等に拡縮変形させることができる。また、シェード20の引出側端部22を直線状に支持することができるため、窓100の長辺104に沿った形状で、窓100全体を遮蔽することができる。
また、駆動機構70を備えているため、シェード20の引出収納操作を自動で容易に行うことができる。
また、シェード20の収納操作時には、弾性部材80により引出部材40が引出収納方向Pに拡大変形するように付勢されるため、シェード20を引出状態から収納する際に必要な力(駆動機構70による駆動力)及びその力による引出部材40、一対のランナー60a、60b、一対のレール50a、50bに掛かる負荷を小さくすることができる。これにより、引出部材40をスムーズに収納し始めることができる。
10 シェード装置
20 シェード
22 引出側端部
30 収納装置
40 引出部材
42、42a、42b 引出側連結部
47 シェード支持部
48 リンク部材
50a、50b 一対のレール
52 基端部
54 先端部
60a、60b 一対のランナー
70 駆動機構
80 弾性部材
100 窓
P 引出収納方向

Claims (8)

  1. 窓を遮蔽するシェード装置であって、
    前記窓を遮蔽可能なシェードと、
    基端部から先端部に向けて、順次間隔が大きくなるように配設される一対のレールと、
    前記一対のレールの基端部側に配設され、前記シェードが引出収納可能に取り付けられる収納装置と、
    前記シェードの引出側端部を幅方向複数位置で支持する複数のシェード支持部を有し、前記シェードの幅方向において前記複数のシェード支持部の各間隔が拡縮するように拡縮変形可能な引出部材と、
    前記引出部材の両端部に連結され、それぞれ前記一対のレールに沿って移動可能な一対のランナーと、
    を備え、
    前記引出部材は、前記一対のランナーが前記一対のレールに案内されて移動されるのに伴って、前記一対のレールの間隔に応じて、前記複数のシェード支持部の各間隔が拡縮するように拡縮変形されるシェード装置。
  2. 請求項1に記載のシェード装置であって、
    前記引出部材は、前記複数のシェード支持部が前記シェードの幅方向に等間隔の位置に設けられると共に、前記複数のシェード支持部の各間隔が等倍に拡縮するように拡縮変形されるシェード装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシェード装置であって、
    前記引出部材は、パンタグラフ状のリンク機構であるシェード装置。
  4. 請求項3に記載のシェード装置であって、
    前記引出部材は、棒状に形成された複数のリンク部材が、前記シェードの幅方向に対角を突き合わせて並ぶ複数の平行四辺形を形成するように連結されて構成され、
    前記複数のシェード支持部は、前記リンク部材同士が連結される連結部のうち前記シェードの引出側に位置する複数の引出側連結部の位置で前記シェードを支持しているシェード装置。
  5. 請求項3又は請求項4に記載のシェード装置であって、
    前記シェードの引出状態において、前記引出部材を引出収納方向に拡大変形させるように付勢力を作用させる弾性部材を、さらに備えているシェード装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
    前記複数のシェード支持部は、前記引出部材と前記一対のランナーとの連結部の位置でも、前記シェードの前記引出側端部を支持しているシェード装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
    前記複数のシェード支持部は、前記シェードの幅方向に沿った同一直線上に位置するシェード装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のシェード装置であって、
    前記一対のランナーをそれぞれ前記一対のレールの基端部と先端部との間で移動させる駆動機構をさらに備えているシェード装置。
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