JP2010024699A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP2010024699A
JP2010024699A JP2008186869A JP2008186869A JP2010024699A JP 2010024699 A JP2010024699 A JP 2010024699A JP 2008186869 A JP2008186869 A JP 2008186869A JP 2008186869 A JP2008186869 A JP 2008186869A JP 2010024699 A JP2010024699 A JP 2010024699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
drum
guide member
spring material
engaging member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008186869A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimihiro Kinoshita
公宏 木下
Yasuhiro Hashiba
泰弘 羽柴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiroki Corp
Original Assignee
Shiroki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiroki Corp filed Critical Shiroki Corp
Priority to JP2008186869A priority Critical patent/JP2010024699A/ja
Publication of JP2010024699A publication Critical patent/JP2010024699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】ドラムの軸方向の厚みが薄くなるウインドレギュレータを提供することを課題とする。
【解決手段】ケーブルたるみ取り機構をドラム59から上部ガイド部材65間のケーブル69aに係合する上部ケーブル係合部材73,基端側がドラム59が設けられたベース60上でドラム60以外の部分に設けられ、先端部側に上部ケーブル係合部材73が設けられ、上部ケーブル係合部材73を介してケーブル69aを押す上部ばね材からなる上部たるみ取り機構71と、上部たるみ機構71と同一の構成で、ドラム59から下部ガイド部材67間のケーブル69bを押す下部ばね材からなる下部たるみ取り機構81とで構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドアパネルの上部に設けられる上部ガイド部材と、ドアパネルの下部に設けられる下部ガイド部材と、前記上部ガイド部材と前記下部ガイド部材との間に設けられたドラムと、ドラムに巻回され、前記ドラムから前記上部ガイド部材,前記下部ガイド部材を介して前記ドラムに戻るケーブルと、前記ケーブルに取り付けられ、ウインドガラスが取り付けられたブラケットと、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルを押して、ケーブルのたるみを取るケーブルたるみ取り機構と、を有するウインドレギュレータに関する。
図6を用いてウインドレギュレータを説明する。このウインドレギュレータはドアのインナパネルとアウタパネルとの間の空間に設けられる。図において、ドアのインナパネルには、上下方向(図示しないウインドガラスの開閉方向)に沿ってガイド1が設けられている。ガイド1の上部には、上部ガイド部材(プーリー)3が、ガイド1の下部には、下部ガイド部材(プーリ)5が設けられている。
ガイド1には、図示しないウインドガラスが取り付けられるブラケット11が移動可能に係合している。
上部ガイド部材3と下部ガイド部材5との間にはドラム7が設けられている。
このドラム7には、ケーブル9が巻回されている。このケーブル9はドラム7から上部ガイド部材3,下部ガイド部材5を介してドラム7に戻っている。
ケーブル9には、前述したブラケット11が取り付けられている。
そして、ドラム7から上部ガイド部材3間のケーブル9aと、ドラム7から下部ガイド部材5間のケーブル9bとを押して、ケーブル9のたるみを取るケーブルたるみ取り機構13が設けられている。
ここで、ケーブルたるみ取り機構13を説明する。
ドラム7の端面上に、ねじりコイルばね15のコイル部15aが設けられている。このねじりコイルばね15の一方の端部には、直線状に伸びる上部ばね材15bが形成され、他方の端部には、直線状に伸びる下部ばね材15cが形成されている。
上部ばね材15bの先端部側には、ドラム7から上部ガイド部材3間のケーブル9aに係合する上部ケーブル係合部材17が設けられている。下部ばね材15cの先端側には、ドラム7から下部ガイド部材5のケーブル9bに係合する下部ケーブル係合部材19が設けられている。そして、ねじりコイルばね15の上部ばね材15bは、上部ケーブル係合部材17を介してケーブル9aを押し、下部ばね材15cは、下部ケーブル係合部材19を介してケーブル9bを押すように設定されている。よって、上部ばね材15bと上部ケーブル係合部材17とで、上部たるみ機構が形成され、下部ばね材15cと下部ケーブル係合部材19とで、下部たるみ機構が形成されている。
また、ドラム7から上部ケーブル係合部材17間のケーブル、ドラム7から下部ケーブル係合部材19間のケーブルの形状は、「く」字形であり、上部たるみ取り機構の上部ばね材15b、下部たるみ取り機構の下部ばね材15cの形状は、ケーブルの「く」字形と逆向きの「く」字形である。
このような構成のウインドレギュレータの作動を説明する。ドラム7が回転駆動されると、ケーブル9が移動し、ブラケット11がガイド1に沿って移動し、ウインドガラスが開閉する(例えば、特許文献1参照)。
特開平3−172488号公報(第1−第3図)
図6に示す構成のウインドレギュレータでは、ねじりコイルばね15がドラム7の端面上に設けられているので、ウインドレギュレータのドラムの軸方向の厚みが厚くなる問題点がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、ドラムの軸方向の厚みが薄くなるウインドレギュレータを提供することにある。
請求項1に係る発明は、ドアパネルの上部に設けられる上部ガイド部材と、ドアパネルの下部に設けられる下部ガイド部材と、前記上部ガイド部材と前記下部ガイド部材との間に設けられたドラムと、ドラムに巻回され、前記ドラムから前記上部ガイド部材,前記下部ガイド部材を介して前記ドラムに戻るケーブルと、前記ケーブルに取り付けられ、ウインドガラスが取り付けられたブラケットと、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルを押して、ケーブルのたるみを取るケーブルたるみ取り機構と、を有するウインドレギュレータにおいて、前記ケーブルたるみ取り機構は、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブルに係合する上部ケーブル係合部材,基端側が前記ドラムが設けられたベース上で前記ドラム以外の部分に設けられ、先端部側に前記上部ケーブル係合部材が設けられ、前記上部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押す上部ばね材からなる上部たるみ取り機構と、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルに係合する下部ケーブル係合部材,基端側が前記ドラムが設けられたベース上で前記ドラム以外の部分に設けられ、先端部側に前記下部ケーブル係合部材が設けられ、前記下部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押す下部ばね材からなる下部たるみ取り機構と、からなることを特徴とするウインドレギュレータである。
前記ドラムを回転させると前記ケーブルが移動し、前記上部ガイド部材と前記下部ガイド部材とを結ぶ線分の他方の側に位置する前記ケーブルに取り付けられたブラケットが移動し、ブラケットに設けられたウインドガラスが上下方向、即ち開閉方向に移動する。
ケーブルたるみ機構の上部ばね材は前記上部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押すことにより、また、下部ばね材は前記下部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押すことによりケーブルのたるみを取る。
請求項2に係る発明は、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの前記ベースと平行な平面上の形状は、「く」字形であり、前記上部たるみ取り機構の上部ばね材、前記下部たるみ取り機構の下部ばね材の前記ベースと平行な平面上の形状も、前記ケーブルの「く」字形と同じ向きの「く」字形であることを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータである。
請求項3に係る発明は、前記上部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合し、前記下部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合することを特徴とする請求項1または2記載のウインドレギュレータである。
請求項4に係る発明は、中間部がコイル部、該コイル部の一方の端部から直線状に伸びる第1腕部、前記コイル部の他方の端部から直線状に伸びる第2腕部からなるねじりコイルばねの前記コイル部を前記ドラム以外のベース上に、中心軸が前記ドラムの回転軸と平行となるように設け、前記第1腕部を前記上部ばね材とし、前記第2腕部を前記下部ばね材とし、前記上部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記上部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において一方の側にあり、前記下部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記下部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において他方の側にあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウインドレギュレータである。
請求項1−請求項5に係る発明によれば、ケーブルたるみ取り機構の上部ばね材,下部ばね材の基端側は前記ドラムが設けられたベース上で前記ドラム以外の部分に設けられているので、ウインドレギュレータのドラムの軸方向の厚みが薄くなる。
請求2に係る発明によれば、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの前記ベースと平行な平面上の形状は、「く」字形であり、前記上部たるみ取り機構の上部ばね材、前記下部たるみ取り機構の下部ばね材の前記ベースと平行な平面上の形状も、前記ケーブルの「く」字形と同じ向きの「く」字形であることにより、上部ケーブル係合部材、下部ケーブル係合部材はケーブルに対して略直交する方向で押すことができ、ケーブルを効率的に押すことができる。
上部ケーブル係合部材,下部ケーブル係合部材をドラム近傍のケーブルに係合させた場合、ドラムが回転するとケーブルはドラムの軸方向に移動しながら繰出されたり、巻き取られたりするので、ケーブルと上部ケーブル係合部材,下部ケーブル係合部材の摺接面積が広くなる。逆に、上部ケーブル係合部材,下部ケーブル係合部材を上部ガイド部材,下部ガイド部材近傍のケーブルに係合させた場合、ケーブルを押す力が弱くなる。請求項3に係る発明は、前記上部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合し、前記下部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合することにより、ドラム回転時のケーブルと上部ケーブル係合部材,下部ケーブル係合部材との摺接面積を減らすと共に、ケーブルを押す荷重を適切にできる。
請求項4に係る発明によれば、中間部がコイル部、該コイル部の一方の端部から直線状に伸びる第1腕部、前記コイル部の他方の端部から直線状に伸びる第2腕部からなるねじりコイルばねの前記コイル部を前記ドラム以外のベース上に、中心軸が前記ドラムの回転軸と平行となるように設け、前記第1腕部を前記上部ばね材とし、前記第2腕部を前記下部ばね材とし、前記上部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記上部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において一方の側にあり、前記下部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記下部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において他方の側にあることにより、ドラムの回転軸方向の上部ばね材,下部ばね材とケーブルとのずれ量(オフセット量)が少なくなり、ケーブルを効率的に押すことができる。
最初に、図2、図3用いて、本形態例のウインドレギュレータの全体構成を説明する。図2はアウタパネルを取り外したドアを外側から見た図、図3は図2に示すウインドレギュレータを裏側から見た図である。
図2に示すように、ドア51のドアパネル53はインナパネル55と、インナパネル55と空間を介して対向する図示しないアウタパネルとからなっている。インナパネル55とアウタパネルとの間の空間に、ウインドレギュレータ57が設けられる。また、インナパネル55には、ウインドレギュレータ等の機構をインナパネル55とアウタパネルとの間の空間に挿入するためのサービスホール55aが形成されている。
次に、ウインドレギュレータ57は、ドラム59と、ドラム59とを駆動するモータ61からなり、インナパネル55の高さ方向の中間部に取り付けられるウインドレギュレータ本体63を有している。インナパネル55の上部には、上部ガイド部材65が取り付けられ、インナパネル55の下部には、下部ガイド部材67が取り付けられる。
上部ガイド部材65と下部ガイド部材67との間に、ドラム59が位置するようにウインドレギュレータ本体63は設けられる。
ケーブル69は、ドラム59に巻回され、ドラム59から出て上部ガイド部材65,下部ガイド部材67に係合し、ドラム59に戻る。そして、ケーブル69には、ウインドガラス70が取り付けられるブラケット72が取り付けられている。
本形態例のウインドレギュレータ本体63には、上部たるみ取り機構71と、上部たるみ取り機構71と同じ構成の下部たるみ取り機構81とが設けられている。
次に、図1、図4、図5を用いて上部たるみ取り機構71と、下部たるみ取り機構81とを説明する。なお、上部たるみ取り機構71と、下部たるみ取り機構81とは同じ構成である。図1は形態例の発明部分を示す図、図4は図2のA部分の拡大図、図5は図1のD方向矢視図である。
これらの図に示すように、上部たるみ取り機構71,下部たるみ取り機構81は、ケーブル69が挿通する穴73a,83aを有し、ケーブル69が摺動可能に係合する上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83と、基端部側はウインドレギュレータ本体63のドラム59が設けられたベース60のドラム59以外の部分に取り付けられた直線状の上部ばね材75,下部ばね材85とからなっている。そして、上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83を介してケーブル69を張る方向に付勢することにより、ドラム59,上部ガイド部材65間のケーブル69,ドラム59,下部ガイド部材67間のケーブル69のたるみを取るものである。
また、図2,図3に示すように、上部ケーブル係合部材73は、ドラム59から上部ガイド部材65間のケーブル69aの中間部に係合し、下部ケーブル係合部材83は、ドラム59から下部ガイド部材67間のケーブル69bの中間部に係合するように設けられている。
次に、本形態例では、図1に示すように、中間部がコイル部93、コイル部93の一方の端部から直線状に伸びる第1腕部、コイル部93の他方の端部から直線状に伸びる第2腕部からなるねじりコイルばね91のコイル部93をベース60上に、中心軸がドラム59の回転軸Oと平行となるように設けている。
そして、第1腕部を上部たるみ取り機構の上部ばね材75とし、第2腕部を下部たるみ取り機構の下部ばね材85とした。
更に、このねじりコイルばね91は下記のように設定されている。
(1) 図5に示すように、上部ガイド部材65へ向かうケーブル69aの位置と、上部ばね材75の位置とが、ドラム59の回転軸O方向において一方の側にあり、下部ガイド部材67へ向かうケーブル69bの位置と、下部ばね材85の位置とが、ドラム59の回転軸O方向において他方の側にあるようにした。
(2) 図1に示すように、ドラム59から上部ガイド部材65間のケーブル69a、ドラム59から下部ガイド部材67間のケーブル69bのベース60と平行な平面上の形状は、「く」字形(逆「く」字形)であり、上部たるみ取り機構71の上部ばね材75、下部たるみ取り機構81の下部ばね材85のベース60と平行な平面上の形状も、ケーブル69の「く」字形と同じ向きの「く」字形((逆「く」字形))となるようにした。
次に、上部たるみ取り機構71,下部たるみ取り機構81のばね材75,85と、ケーブル係合部材73,83との取り付け構造を説明する。上部たるみ取り機構71と、下部たるみ取り機構81とは同じ構成なので、図4を用いて上部たるみ取り機構71側で説明する。
上部たるみ取り機構71の上部ばね材75と、ケーブル係合部材73との取付け構造は、ばね材75が挿通する穴77aが形成され、ばね材75の周面が係合し、ばね材75の長手方向(図4における矢印B方向)と直交する平面上のばね材75の移動を禁止する周面係合部77と、ばね材75の先端部が折り曲げられて形成された折り曲げ部75aと、ケーブル係合部材73に設けられ、ドアパネル53の厚み方向(図4において矢印C方向)と交差するように配置されたばね材75の折り曲げ部75aが係合する穴79aが形成され、ばね材75の長手方向(矢印B方向)を中心軸とする回転と、ばね材75の長手方向の移動を禁止するばね材先端部係合部79とからなっている。
次に、上記構成の作動を説明する。モータ61を駆動して、ドラム59を回転させるとケーブル69が移動し、上部ガイド部材65と下部ガイド部材67とを結ぶ線分の他方の側に位置するケーブルに取り付けられたブラケット72が移動し、ブラケット72に設けられたウインドガラス70が上下方向、即ち開閉方向に移動する。
このような構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) ケーブルたるみ取り機構の上部ばね材75,下部ばね材85の基端側はドラム59が設けられたベース60上でドラム59以外の部分に設けられているので、ウインドレギュレータのドラム59の軸方向の厚みが薄くなる。
(2) ドラム59から上部ガイド部材65間のケーブル69a、ドラム59から下部ガイド部材67間のケーブル69bのベース60と平行な平面上の形状は、「く」字形(逆「く」字形)であり、上部たるみ取り機構71の上部ばね材75、下部たるみ取り機構81の下部ばね材85のベース60と平行な平面上の形状も、ケーブル69の「く」字形と同じ向きの「く」字形((逆「く」字形))となるようにしたことにより、上部ケーブル係合部材73、下部ケーブル係合部材83はケーブル69に対して略直交する方向で押すことができ、ケーブル69を効率的に押すことができる。
(3) 上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83をドラム59近傍のケーブルに係合させると、ドラム59が回転するとケーブル69はドラム59の軸方向に移動しながら繰出されたり、巻き取られたりするので、ケーブル69と上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83の摺接面積が広くなる。
逆に、上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83を上部ガイド部材65,下部ガイド部材67近傍のケーブル69に係合させた場合、ケーブル69を押す力が弱くなる。本形態例では、上部ケーブル係合部材73は、ドラム59から上部ガイド部材65間のケーブル69aの中間部に係合し、下部ケーブル係合部材83は、ドラム59から下部ガイド部材67間のケーブル69bの中間部に係合するように設けられていることにより、ドラム59回転時のケーブル69と上部ケーブル係合部材73,下部ケーブル係合部材83との摺接面積を減らすと共に、ケーブル69を押す荷重を適切にできる。
(4) 上部ガイド部材65へ向かうケーブル69aの位置と、上部ばね材75の位置とが、ドラム59の回転軸O方向において一方の側にあり、下部ガイド部材67へ向かうケーブル69bの位置と、下部ばね材85の位置とが、ドラム59の回転軸O方向において他方の側にあるようにしたことにより、ドラム59の回転軸方向の上部ばね材75,下部ばね材85とケーブル69とのずれ量(オフセット量)が少なくなり、ケーブル69を効率的に押すことができる。
形態例の発明部分を示す図である。 アウタパネルを取り外したドアを外側から見た図である。 図2に示すウインドレギュレータを裏側から見た図である。 図2のA部分の拡大図である。 図1のD方向矢視図である。 従来のウインドレギュレータを説明する図である。
符号の説明
59 ドラム
65 上部ガイド部材
67 下部ガイド部材
69 ケーブル
73 上部ケーブル係合部材
75 上部ばね材
83 下部ケーブル係合部材
85 下部ばね材

Claims (4)

  1. ドアパネルの上部に設けられる上部ガイド部材と、
    ドアパネルの下部に設けられる下部ガイド部材と、
    前記上部ガイド部材と前記下部ガイド部材との間に設けられたドラムと、
    ドラムに巻回され、前記ドラムから前記上部ガイド部材,前記下部ガイド部材を介して前記ドラムに戻るケーブルと、
    前記ケーブルに取り付けられ、ウインドガラスが取り付けられたブラケットと、
    前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルを押して、ケーブルのたるみを取るケーブルたるみ取り機構と、
    を有するウインドレギュレータにおいて、
    前記ケーブルたるみ取り機構は、
    前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブルに係合する上部ケーブル係合部材,基端側が前記ドラムが設けられたベース上で前記ドラム以外の部分に設けられ、先端部側に前記上部ケーブル係合部材が設けられ、前記上部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押す上部ばね材からなる上部たるみ取り機構と、
    前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルに係合する下部ケーブル係合部材,基端側が前記ドラムが設けられたベース上で前記ドラム以外の部分に設けられ、先端部側に前記下部ケーブル係合部材が設けられ、前記下部ケーブル係合部材を介して前記ケーブルを押す下部ばね材からなる下部たるみ取り機構と、
    からなることを特徴とするウインドレギュレータ。
  2. 前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブル、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの前記ベースと平行な平面上の形状は、「く」字形であり、
    前記上部たるみ取り機構の上部ばね材、前記下部たるみ取り機構の下部ばね材の前記ベースと平行な平面上の形状も、前記ケーブルの「く」字形と同じ向きの「く」字形であることを特徴とする請求項1記載のウインドレギュレータ。
  3. 前記上部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記上部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合し、
    前記下部ケーブル係合部材は、前記ドラムから前記下部ガイド部材間のケーブルの中間部に係合することを特徴とする請求項1または2記載のウインドレギュレータ。
  4. 中間部がコイル部、該コイル部の一方の端部から直線状に伸びる第1腕部、前記コイル部の他方の端部から直線状に伸びる第2腕部からなるねじりコイルばねの前記コイル部を前記ドラム以外のベース上に、中心軸が前記ドラムの回転軸と平行となるように設け、
    前記第1腕部を前記上部ばね材とし、
    前記第2腕部を前記下部ばね材とし、
    前記上部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記上部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において一方の側にあり、
    前記下部ガイド部材へ向かうケーブルの位置と、前記下部ばね材の位置とが、前記ドラムの回転軸方向において他方の側にあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のウインドレギュレータ。
JP2008186869A 2008-07-18 2008-07-18 ウインドレギュレータ Pending JP2010024699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186869A JP2010024699A (ja) 2008-07-18 2008-07-18 ウインドレギュレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008186869A JP2010024699A (ja) 2008-07-18 2008-07-18 ウインドレギュレータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010024699A true JP2010024699A (ja) 2010-02-04

Family

ID=41730781

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008186869A Pending JP2010024699A (ja) 2008-07-18 2008-07-18 ウインドレギュレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010024699A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01182483A (ja) * 1988-01-12 1989-07-20 Koito Mfg Co Ltd 昇降装置
JP2005320849A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Arvinmeritor Light Vehicle Systems-France ケーブル張力調整器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01182483A (ja) * 1988-01-12 1989-07-20 Koito Mfg Co Ltd 昇降装置
JP2005320849A (ja) * 2004-05-07 2005-11-17 Arvinmeritor Light Vehicle Systems-France ケーブル張力調整器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4783307B2 (ja) スライド構造体用の給電装置
JP5101861B2 (ja) スライド構造体用の給電装置
JP6144129B2 (ja) スライディングドア
WO2013062060A1 (ja) ウインドレギュレータ
JP2013193599A (ja) サンシェード装置
JP2008095364A (ja) 車両用ウインドウレギュレータ装置
JP2009172028A (ja) 内視鏡
US20160257268A1 (en) Wire harness routing structure
JP4921221B2 (ja) 給電装置
JP2007153279A (ja) ムービングワイヤーリングシステム
JP2008094389A (ja) サンシェードアセンブリおよび該サンシェードアセンブリが設けられたオープンルーフ構造
JP2006290326A (ja) 開口部被覆アセンブリ
JP6461049B2 (ja) サンルーフ用給電構造及びサンルーフユニット
JP2009127289A (ja) 車両用ドア開閉装置
US8276316B2 (en) Sliding door device
WO2012105317A1 (ja) ウインドレギュレータ
US20130020032A1 (en) Window shade device
JP2010024699A (ja) ウインドレギュレータ
JP2008068643A (ja) ケーブル巻回ドラム装置
US7607710B2 (en) Folding monitor for vehicles
JPH08121019A (ja) ワイヤ式ウインドレギュレータ
JP5006706B2 (ja) 内視鏡の湾曲装置
JP4987560B2 (ja) 給電装置
JP5215248B2 (ja) ドラム一体型ケーブルテンショナ
JP4995635B2 (ja) スライドドア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110610

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20111024

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120718

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120724

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121120