JP2011206132A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】塵埃検出手段の機能回復を自動化し、使い勝手の良い電気掃除機を提供する。
【解決手段】空気通路内(図示せず)に光を放つ発光部21からの光を受け信号を出力する受光部22と、受光部22の出力信号の変化が汚れによるものか否かを判別する汚れ判別部34と、発光部21または/及び受光部22の近傍の塵埃を除去するワイパー71と、ワイパー71を動作させる駆動手段72を制御する制御手段37とを備え、制御手段37は、汚れ判別部34の出力により発光部21または/及び受光部22が汚れていると判断した場合、駆動手段72によって、ワイパー71を制御時間閾値74で定められた時間だけ動作させて、使用者にワイパー71の動作を報知するもので、ワイパー71により発光部21または/及び受光部22の塵埃が除去されるため、受光部22が受光する光が塵埃によって遮られることがなくなり受光部22からの信号出力レベルは落ちない。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気掃除機に関するもので、特に、空気通路内を通る塵埃を検知する塵埃検知装置を備えた電気掃除機に関するものである。
従来、この種の電気掃除機の塵埃検知装置は、図6〜8に示すような構成が一般的であった(例えば、特許文献1参照)。以下、その構成について説明する。
図6は、上記特許文献1に記載された従来の電気掃除機の吸込み口付近の断面図であり、床用吸込口1から電気掃除機本体の吸込口2に至る空気通路内3中に発光ダイオード4及びフォトトランジスタ5を設けている。なお、発光ダイオード4およびフォトトランジスタ5は塵埃からの汚れ防止のため、一般に透明なホルダー18および19に挿入されて設置されている。このときホルダー18および19は、表面が塵埃に覆われた場合も、ある程度は、吸込み風によって吹き飛ばされるよう、空気通路内3に、図のように飛び出している。
図7は、従来の電気掃除機の回路図であり、発光部21は、塵埃が流れる空気通路内に光を放つもので、前記発光ダイオード4を用いている。受光部22は、この発光部21からの光を受光し、受光量に応じた信号を出力するもので、前記フォトトランジスタ5と、抵抗6、7、コンデンサ8、OPアンプ9で構成される電圧増幅部とで構成している。
このフォトトランジスタ5は、清掃作業中に吸込通路を流れる吸込空気流中に塵埃が含まれていると、発光ダイオード4からの光がこの塵埃により遮断され、フォトトランジスタ5の受光量は少なくなり出力電圧は大きくなる。その結果、受光部22の出力電圧はいったん減少した後増加する。この受光部22の出力は、抵抗23、24およびOPアンプ25にて構成した比較部26に入力される。
電圧設定部27は、受光部22の検知レベルを設定するもので、抵抗28、29により構成しており、約3.1Vに設定されている。変化検知部30は、受光部22および電圧設定部27の出力により、受光部22の出力電圧の変化を検知するものであり、比較器31を用いている。
つぎに、時間測定部32は、変化検知部30の出力により受光部22の出力電圧が変化している時間を測定するものである。時間設定部33は、時間測定部32により測定する最大時間を予め設定する。汚れ判別部34は、時間測定部32および時間設定部33の2つの出力の比較により、受光部22の出力電圧の変化が汚れによるものか否かを判別する。さらに、受光電流設定部35は、受光部22への複数の通電電流を設定するもので、複数の抵抗群により構成されている。受光電流選択部36は、汚れ判別部34の出力により受光電流設定部35の電流を選択するもので、受光部22の出力電圧が約3Vになるように選択する。そして、これらの全系統は、5Vで動作するように設定されている。
なお、時間測定部32、時間設定部33、汚れ判別部34は、制御手段37内に構成されている。また、受光部22の出力とOPアンプ25の出力と信号を比較する比較部26の出力は、この制御手段37に入力され、電動送風機62を駆動する。つまり、電動送風機62は、受光部22の出力、すなわち塵埃の有無により吸引力を変動させている。
そして、制御手段37の塵埃を検知する基本時間は、0.1秒である。すなわち、制御
手段37は、0.1秒間の受光部22の出力の変化時間により塵埃の量を判別している。
塵埃が吸い込まれていなければ、受光部22の出力は3V一定であり、変化検知部30は動作しないため受光電流選択部36からは受光部22の出力電圧が3Vになるように任意の抵抗が選択出力されている(図8(a))。
しかし、塵埃が通過すると、受光部22の出力は定常3Vからいったん0Vまで減少した後再び3Vに戻るという動作を繰り返すため、変化検知部30の出力は’L’→’H’に変化して、時間測定部32は、変化している時間を測定する。実際に塵埃が通過する場合には、変化検知部30の出力は’L’→’H’→’L’という動作を繰り返すため、時間測定部32は動作の開始、停止を繰り返し、大きな値をカウントすることはない。
時間設定部33に予め大きな値を入力しておき、時間測定部32の出力と比較することにより、汚れ判別部34は動作しない。本例では、時間設定部33の値として、制御手段37が塵埃を検知する基本時間である0.1秒に設定している(図8(b))。
一方、使用していくにつれて、空気通路内3中に突起物として存在する、発光部21および受光部22が取り付けられているホルダー18、19の表面には、塵埃による汚れが次第に付着して行くため、フォトトランジスタ5が発光ダイオード4から受け取る光量が減少し、受光部22の出力電圧は3Vから次第に上昇してしまう。
すると、電圧設定部27との比較により変化検知部30の出力は’L’→’H’に変化し、時間測定部32は動作を開始する(図8(c)T1)。 この場合、受光部22の出力電圧は変化しないため、時間測定部32はその動作を継続して、ついには時間設定部33に予め設定した値よりも大きくなる。
すると、汚れ判別部34が動作して、受光電流選択部36を駆動し、受光電流設定部35の任意の値を選択する。これにより受光部22の電圧も低下する。この動作は、変化検知部30の出力が’H’→’L’に変化する、すなわち、受光部22の出力が電圧設定部27の設定電圧より小さくなるまで継続し、それらの関係が逆転した時点で停止する(図8(c)T2)。
すなわち、時間測定部32にて受光部22の変化時間を測定することにより、受光部22の電圧変化が塵埃検知によるものか否かを判別でき、汚れによるものと判断したときには、受光電流選択部36を駆動して、受光部22の出力電圧が初期値3Vになるように補正することができる。
よって受光部22の出力電圧は常に測定されており、その出力に変化があった場合には、それが汚れによるものか否かを汚れ判別部34により判別し、汚れによるものであれば、受光部22の出力電圧は常に一定電圧になるように受光電流選択部36にて受光電流が調整されるため、汚れによって受光部22の電圧が上昇して塵埃が検知できなくなるということはなく、また、使用者がホルダーの汚れ掃除をする必要がなくなる。
特開平4−276226号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された従来の電気掃除機の構成では、受光部22
の出力の変化により、塵埃検知装置の感度を最適化することで、引き続き正常に使用することができるものの、いずれは受光部22が塵埃で覆われてしまい、塵埃検知装置の適正な動作ができなくなる、といった課題があった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、塵埃検知装置の機能を自動復活できる使い勝手のよい電気掃除機を提供することを目的とするものである。
上記従来の課題を解決するために本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、塵埃が流れる空気通路内に光を放つ発光部と、前記発光部からの光を受け受光量に応じた信号を出力する受光部と、前記受光部の出力信号の変化が汚れによるものか否かを判別する汚れ判別部と、前記発光部または/及び前記受光部の近傍の塵埃を除去するワイパーと、前記ワイパーを動作させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記制御手段を動作させる時間を決定させる制御時間閾値と、前記ワイパーの動作を使用者に報知するワイパー動作報知手段とを備え、前記制御手段は前記汚れ判別部の出力により前記発光部または/及び前記受光部が汚れていると判断した場合、前記駆動手段によって、前記ワイパーを前記制御時間閾値で定められた時間だけ動作させると共に、使用者に前記ワイパーの動作を報知するもので、ワイパー動作によって発光部または/及び受光部の塵埃が除去されるため、受光部が受光する光が塵埃によって遮られることがなくなり受光部からの信号出力レベルは落ちない。よって使用者がわざわざ掃除を行なわなくても、受光部からの信号出力レベルが落ちずに常に正常な動作を実現でき、さらに使用者に塵埃除去中であることを報知することによって、ワイパーの動作音による違和感を除去することができ、使い勝手のよい掃除機を提供できるものである。
本発明の電気掃除機は、塵埃検出手段の自動機能回復をすることができ、使用勝手の良いものである。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体図 同電気掃除機のマイクロプロセッサからなる制御手段の回路図 同電気掃除機のホースの断面斜視図 同電気掃除機のホースの断面図 同電気掃除機のホースの他の例を示す断面斜視図 従来の電気掃除機の吸込み口付近の断面図 同電気掃除機の回路図 (a)同電気掃除機の塵埃検知装置の空気通路内に汚れがなく塵埃が通過しないときの要部出力波形図、(b)従来の電気掃除機の塵埃検知装置の空気通路内に汚れがなく塵埃通過時の要部出力波形図、(c)従来の電気掃除機の塵埃検知装置の空気通路内に汚れがあるときの要部出力波形図
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、塵埃が流れる空気通路内に光を放つ発光部と、前記発光部からの光を受け受光量に応じた信号を出力する受光部と、前記受光部の出力信号の変化が汚れによるものか否かを判別する汚れ判別部と、前記発光部または/及び前記受光部の近傍の塵埃を除去するワイパーと、前記ワイパーを動作させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記制御手段を動作させる時間を決定させる制御時間閾値と、前記ワイパーの動作を使用者に報知するワイパー動作報知手段とを備え、前記制御手段は前記汚れ判別部の出力により前記発光部または/及び前記受光部が汚れていると判断した場合、前記駆動手段によって、前記ワイパーを前記制御時間閾値で定め
られた時間だけ動作させると共に、使用者に前記ワイパーの動作を報知するもので、ワイパー動作によって発光部または/及び受光部の塵埃が除去されるため、受光部が受光する光が塵埃によって遮られることがなくなり受光部からの信号出力レベルは落ちない。よって使用者がわざわざ掃除を行なわなくても、受光部からの信号出力レベルが落ちずに常に正常な動作を実現でき、さらに使用者に塵埃除去中であることを報知することによって、ワイパーの動作音による違和感を除去することができ、使い勝手のよい掃除機を提供できるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気通路内の風量を検知する風量検知手段と、風量が一定値よりも減ったことを判断する風量閾値とを備え、前記風量検知手段が検知した風量が前記風量閾値を下回った時に、ワイパーの動作時間を延ばすもので、風量低下時にはワイパーの動作で除去した塵埃を吸引する力が落ち、結果的に塵埃除去機能が低下するが、ワイパーの動作時間を延ばすことで十分な塵埃除去能力を維持し、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
第3の発明は、特に、第1又は第2の発明のワイパー動作後の汚れ判別部の出力により、まだ発光部または/及び受光部が汚れていると判断した場合、再度ワイパーを動作させるもので、ワイパー動作後にまだ受光部の受光量が回復していない場合に、再度ワイパーを動作させることでより確実に、発光部または/及び受光部近傍の塵埃を除去することが可能となり、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
第4の発明は、特に、第3の発明のワイパーの動作時間をカウントする動作カウンタと、前記動作カウンタが一定値を超えたことを判別する動作カウンタ閾値とを備え、前記動作カウンタのカウント時間が前記動作カウンタ閾値を超えたときは、前記ワイパーの再動作を行わないもので、ワイパーの動作時間に制限を持たせることで、ワイパーでは取れない塵埃が付着した場合に、永久にワイパーが動き続け使用者に違和感を与えることを防止することが可能となり、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
第5の発明は、特に、第4の発明の動作カウンタのカウント時間が動作カウンタ閾値を超えたことを使用者に報知する動作カウンタ報知手段を備えたもので、ワイパーの動作制限時間を超えたときに、使用者に報知することで使用者の手での汚れ除去を促し、ワイパーでは取れない塵埃を除去することで、通常の塵埃除去機能を回復させることができ、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
第6の発明は、特に、第1〜5のいずれか一つの発明のワイパーを発光部や受光部よりも風上側に備えたもので、ワイパーをゴミ信号の風上側に配置することで、ワイパーを塵埃避けにすることが可能となり、ゴミ信号部に塵埃が堆積しにくくなり、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
第7の発明は、特に、第1〜6のいずれか一つの発明のワイパーに毛ブラシを備えたもので、より細かいゴミまで取れるようになり、使い勝手のよい電気掃除機を提供できるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における電気掃除機について、図1〜4を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体図である。なお、上記従来例と同じ構成のものには同一符号を付して、その説明を省略する。
掃除機本体61は、後部に電動送風機62を内蔵し、前部に塵埃を捕集する集塵室63が配され、掃除機本体61の前部には、ホース64が設けられている。掃除機本体61とホース64の接続部近傍内部には、発光部21、受光部22の近傍の塵埃を除去するワイパー71がある。
ホース64の他端には、掃除機本体61の運転の操作と運転状態の表示、使用者にワイパー71が動作中であることを報知するワイパー動作報知手段69a及び、使用者に発光部21及び受光部22の清掃を促す動作カウンタ報知手段69bを兼ねた操作部65が設けられている。66は、伸縮自在の延長管で、他端は塵埃掻き上げ用の吸込み具67に着脱自在に接続される。
又、掃除機本体61の後部には、コンセント(商用電源)に接続して、掃除機本体61に内蔵されている回路基板(図示せず)に電源を供給するための電源コードプラグ68が設けられている。
次に図2は、本実施の形態における電気掃除機のマイクロプロセッサからなる制御手段37を示すもので、ワイパー71の動作時間を決定する制御時間閾値74と、風量が一定値より下がったことを検知する風量閾値75、ワイパー71の動作時間をカウントする動作カウンタ76、動作カウンタ76の値が一定値を超えたことを検知する動作カウンタ閾値77を有する。
図3は、ホース64の断面斜視図、図4はホース64の断面図である。
モータ等によって構成された駆動手段72によって動作するワイパー71は、ホース64内部の発光部21と受光部22の近傍でかつ風上側に配置されおり、超音波流量計からなる風量検知手段78も近傍に配置されている。
また駆動手段72は制御手段37(図示せず)に接続されており、制御手段37からの信号を受けて動作する。
以上のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用を、図1〜5及び図8を参照しながら説明する。
電気掃除機を使用していくにつれて、発光部21および受光部22近傍には塵埃の汚れが次第に付着して行くため、フォトトランジスタ5が発光ダイオード4から受け取る光量が減少し、受光部22の出力電圧は3Vから次第に上昇してしまう。
すると、電圧設定部27との比較により変化検知部30の出力は’L’→’H’に変化し、時間測定部32が動作を開始する(図8(c)T1)。この場合、受光部22の出力電圧は変化しないため、時間測定部32はその動作を継続して、ついには、時間設定部33に予め設定した値よりも大きくなる。すると、汚れ判別部34が動作して、制御手段37から出力された信号によって制限時間閾値74で設定された時間だけ駆動手段72を動作させ、ワイパー71が空気通路内3で回転すると同時にワイパー動作報知手段69aが点灯し、使用者にワイパー71が動作中であることを報知する。
このワイパー71の回転によって、発光部21及び受光部22の近傍に付着していた塵埃を除去する。その結果、フォトトランジスタ5が発光ダイオード4から受け取る光量が増加し、受光部22の出力は、元の3V付近まで戻り、通常通りの塵埃検知が可能となり、使用者が自ら発光部21及び受光部22の清掃を行なう手間が省けるとともに、使用者
に塵埃除去中であることを報知することによって、ワイパー71の動作音による違和感を除去することができて使い勝手のよい電気掃除機を提供することが可能となる。
また、風量低下時には、ワイパー71の動作で除去した塵埃を吸引する力が落ち、結果的に塵埃除去機能が低下するが、風量検知手段78で検知した風量が風量閾値75を下回った場合に、ワイパー71の動作時間を長くすることで、十分な塵埃除去能力を維持し、使い勝手のいい電気掃除機を提供できる。
また、ワイパー71の動作後に、汚れ判別部34の出力で再度汚れを判別し、もしまだ受光部22の出力が、時間設定部33の設定した値よりも大きかった場合は、再度制御手段37を動作させ、ワイパー71を回転させることで確実に、発光部21及び受光部22の近傍の塵埃を除去することが可能となり、使い勝手のよい電気掃除機を提供することが可能となる。
また、ワイパー71の動作時間が、動作カウンタ76で設定した動作カウンタ閾値77を超えた時には、ワイパー71の再動作を中止するとともに、動作カウンタ報知手段69bで使用者に報知する。以上の動作によって使用者の手での汚れ除去を促し、ワイパー71では取れない塵埃を除去することで、通常の塵埃除去機能を回復させることができ、使い勝手のよい電気掃除機を提供することが可能となる。
また、ワイパー71を、発光部21及び受光部22よりも風上に配置することで、ワイパー71を塵埃避けにすることが可能となり、発光部21及び受光部22に塵埃が堆積しにくくなり、使い勝手のよい電気掃除機を提供することが可能となる。
また、図5に示すように、ワイパー71に毛ブラシ79を備えれば、発光部21及び受光部22のより細かい塵埃まで取れるようになり、さらに使い勝手のよい電気掃除機を提供することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる電気掃除機は、塵埃を検出する為の発光部、受光部近傍に付着した塵埃を自動的に除去することで、使用者による電気掃除機の手入れを軽減し、より使用勝手の電気掃除機を提供することができ、塵埃検出制御を行う電気掃除機全てに特に有用である。
21 発光部
22 受光部
34 汚れ判別部
37 制御手段
62 電動送風機
71 ワイパー
72 駆動手段
74 制御時間閾値
75 風量閾値
76 動作カウンタ
77 動作カウンタ閾値
78 風量検知手段
79 毛ブラシ

Claims (7)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機と、塵埃が流れる空気通路内に光を放つ発光部と、前記発光部からの光を受け受光量に応じた信号を出力する受光部と、前記受光部の出力信号の変化が汚れによるものか否かを判別する汚れ判別部と、前記発光部または/及び前記受光部の近傍の塵埃を除去するワイパーと、前記ワイパーを動作させる駆動手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記制御手段を動作させる時間を決定させる制御時間閾値と、前記ワイパーの動作を使用者に報知するワイパー動作報知手段とを備え、前記制御手段は前記汚れ判別部の出力により前記発光部または/及び前記受光部が汚れていると判断した場合、前記駆動手段によって、前記ワイパーを前記制御時間閾値で定められた時間だけ動作させると共に、使用者に前記ワイパーの動作を報知することを特徴とした電気掃除機。
  2. 空気通路内の風量を検知する風量検知手段と、風量が一定値よりも減ったことを判断する風量閾値とを備え、前記風量検知手段が検知した風量が前記風量閾値を下回った時に、ワイパーの動作時間を延ばすことを特徴とした請求項1に記載の電気掃除機。
  3. ワイパー動作後の汚れ判別部の出力により、まだ発光部または/及び受光部が汚れていると判断した場合、再度前記ワイパーを動作させることを特徴とした請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. ワイパーの動作時間をカウントする動作カウンタと、前記動作カウンタが一定値を超えたことを判別する動作カウンタ閾値とを備え、前記動作カウンタのカウント時間が前記動作カウンタ閾値を超えたときは、前記ワイパーの再動作を行わないことを特徴とした請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 動作カウンタのカウント時間が動作カウンタ閾値を超えたことを使用者に報知する動作カウンタ報知手段を備えたことを特徴とした請求項4に記載の電気掃除機。
  6. ワイパーを発光部や受光部よりも風上側に備えたことを特徴とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  7. ワイパーに毛ブラシを備えたことを特徴とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の電気掃除機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018126276A (ja) * 2017-02-07 2018-08-16 株式会社マキタ 自走式集塵ロボット

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