JP4655949B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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本発明は、電気掃除機に関するもので、特に塵埃検出報知の制御に関するものである。
従来、この種の電気掃除機は、図5に示すように掃除機本体101に電動送風機102と信号処理部103がある制御回路104が内蔵され、手元操作部105と掃除機本体101を接続するホース106と、吸込み具107に内蔵されている電動機108と、電動機108によって回転する塵埃をかきあげる回転ブラシ109と吸込み具107と手元操作部105を接続する延長管110とから構成されており、手元操作部105によって電動送風機102の吸込み力コントロールや電動機108回転の有無を制御している。
また手元操作部では「切」、「おまかせ」、「強」、「弱」ポジション等の複数の吸込み力が選択可能で「強」ポジションでは塵埃集塵での風量低下による吸込み力の低減を行うために、風量を電動送風機102の電流検知手段111によって検知し、吸込み力を上げるように制御を行っているものがほとんどである。また近年では電流検知によって風量が検出できることを利用し、塵埃が集塵され電流値が低減されて、予め設定された電流値以下になると塵埃捨てを報知したり、吸込み力を低減させたりする使い勝手を考えた制御も行われている。さらには「おまかせ」、「弱」ポジションでは集塵経路内であるホース106の掃除機本体101側の接続部に塵埃の通過を検出する塵埃検出手段112を備え塵埃があるときには吸込み力を上げて掃除を行うように、集塵効率を向上させる制御も行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−248070号公報
しかしながら、前記従来の構成においては、塵埃検出手段が本体101ホース106の接続部に備えてあるため、掃除機を動作させるときに前回掃除時にホース106や延長管110等に付着していた塵埃が取れて、その塵埃が塵埃検出手段112を通過することで床面から塵埃を集塵していないにもかかわらず使用者に報知を行い、吸い込み力を上げて無駄な電力を消費する不具合が生じていた。また、吸い込み口を密閉して開放する風量の変化をしたときにも同様に、床面からの塵埃を集塵していないのにホース106などの取れ残りの塵埃で報知を行い、吸い込み力を上げて無駄な電力消費する不具合が生じていた。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集手段と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記電動送風機の動作を操作する操作手段と、集塵経路内に塵埃の通過を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号を受けて複数段階に吸込み力を可変し、また報知を行う制御手段とを備え、前記制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない期間、または動作感度を低下させる期間を設けるものである。これによって床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができる。
本発明の電気掃除機は、床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができることで無駄な電力を消費することもなくなり、使用実感にあった報知を行える。
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集手段と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記電動送風機の動作を操作する操作手段と、集塵経路内に塵埃の通過を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号を受けて複数段階に吸込み力を可変し、また報知を行う制御手段とを備え、前記制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない期間、または動作感度を低下させる期間を設けることにより、床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができることで無駄な電力を消費することもなくなり、使用実感にあった報知を行える。
第2の発明は、塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間は、操作手段からの信号を受け、電動送風機が作動してからの所定時間であることにより、動作開始の風量変化によってホースや延長管等に付着した塵埃が取れて、その塵埃を塵埃検出手段が検出することで報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、無駄な電力を消費せずに、使用実感にあった報知を行える。
第3の発明は、複数の吸引力を選択できる操作手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる所定時間を選択された吸引力によって可変することにより、風量が高くさらにスロースタート時間の長いために風量安定が遅い高吸い込み力時よりも、風量の安定が速い低吸い込み力コントロール時のほうが受け付けない時間を短くすることで、低吸い込み力時の塵埃検出しなく吸い込み力が上がらないことでの床面での取り残しを抑えることができる。
第4の発明は、塵埃捕集手段の塵埃量を風量、電流、回転数または圧力で検出する風量検出手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、操作手段からの信号を受け、電動送風機が動作してから風量が略安定するまでの時間であることにより、動作開始の風量変化によってホースや延長管等に付着した塵埃が取れて、その塵埃を塵埃検出手段が検出することで報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、無駄な電力を消費せずに、使用実感にあった報知を行える。
第5の発明は、制御手段は、塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、動作中に急激な風量変化が生じたときとすることにより、動作中での急激な風量変化によってホースや延長管等に付着した塵埃が取れて、その塵埃を塵埃検出手段が検出することで報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、無駄な電力を消費せずに、使用実感にあった報知を行える。
第6の発明は、掃除機の衝撃を検出する衝撃検出手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、掃除機に衝撃が生じたときとすることにより、衝撃で塵埃検出手段の発光素子および受光素子の光軸がずれ光量が変化することで、塵埃検出手段が反応してしまうことがなくなり、無駄な電力を消費せずに、使用実感にあった報知を行える。
第7の発明は、塵埃検出手段は塵埃の大きさを検出できる複数の増幅手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を検出できる塵埃の大きさによって可変することにより、小さい塵埃を検出する信号は受け付けない期間が長いが、大きい塵埃を検出する信号は受け付けない期間をなしにすることで付着している小さい塵埃は反応しないが、床面の大きな塵埃には反応することができ、塵埃検出がなく吸い込み力が上がらないことでの床面での取り残しを抑えることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における電気掃除機の回路ブロック図を、図2は電気掃除機の外観図を、それぞれ示すものである。
図2において、1は電気掃除機本体であり、吸引力を発生させ、塵埃を塵埃捕集手段(図示せず)に集塵するための電動送風機2を内蔵している。3はホースであり、前記電動送風機2の吸引力の強さである「強」、「おまかせ」、「弱」などの運転ポジションを切り替える手元操作部4と掃除機本体1を接続している。6は床面に接して被掃除面の塵埃等を吸引させるための吸込み具であり、被掃除面の塵埃をかきあげる回転ブラシ7と回転ブラシ7を駆動する電動機8を内蔵している。前記回転ブラシ7はベルト(図示せず)などを介して、前記電動機8により駆動されたり、あるいは前記回転ブラシ7内に電動機8を内蔵し、ギア(図示せず)などを介して前記回転ブラシ7を駆動させる方法などがある。
5は延長管で、前記吸込み具6と前記ホース4とを連通させており伸縮可能になっている。手元操作部4を操作し、前記電動送風機2および電動機8を駆動させることで、吸込み具6から被掃除面の塵埃はかきあげられ、前記塵埃は、延長管5、ホース3を通って電気掃除機本体1へと運搬され、塵埃は電気掃除機本体1内に内蔵された集塵室(図示せず)に集塵されるとともに、吸込み風は前記電気掃除機本体1より排出される。前記手元操作部4からの操作を受けて、電動送風機2および電動機8の動作を制御している制御回路9は掃除機本体1に内蔵されている。
また吸込み具6には吸込み具本体9と狭い隙間を掃除できるように子ノズル10が着脱可能に備えており、「おまかせ」ポジションではこの吸込み具6の状態「離床」、「着床」、「子ノズル」よって運転モードを切り替えている。吸気経路内のホース3と本体1との接続部には塵埃の通過を検出するための塵埃検出手段11を備えており、塵埃検出手段11で塵埃が検出されないときには電動送風機2や電動機8の電力を小さくしておき、検出したら前記電動送風機2や電動機8の吸込み力を上げることで塵埃がないときの消費電力を抑え、省エネも行っている。
また図1において、本実施の形態の電気掃除機は、電気掃除機本体1、手元操作部4を備えたホース3、延長管5、吸込み具6の4つのブロックに分けられ、12は回転ブラシ7を回転駆動させる電動機8を位相制御するための電動機駆動手段である。13は吸込み力を発生させる電動送風機2を位相制御するための電動送風機駆動手段であり電動送風機2と直列に接続されている。14は電動送風機2の電流変化によって風量を検出する風量検出手段で電動送風機2と直列に接続されている。15は電動送風機2および電動機8に供給する電力を制御する制御手段であるマイクロコンピュータであり、手元操作部4のスイッチ操作情報および塵埃検出手段11からの塵埃通過情報、電動送風機2の電流情報を取り込み、その情報をもとに、電動機駆動手段12および電動送風機駆動手段13へ位相制御ための点弧パルスを出力し、制御を行っている。
風量検出手段14はカレントトランス等で電流を電圧変換し、整流、平滑して電流情報をマイクロコンピュータ15に入力している。塵埃検出手段11は赤外発光ダイオードとフォトトランジスタなどで構成されており塵埃検出手段11の出力信号をオペアンプやコンパレータなどで構成し、増幅機能とフィルタ機能を持たせている変換部16でパルス信号に変換することで、塵埃の通過によって遮られる光の量を電圧変換して、設定された電圧変化以上あったときにはマイクロコンピュータ15にパルス波形として入力するようになっている。また塵埃検出手段11の電源もマイクロコンピュータ15によって制御されており、塵埃検出が必要なときのみに供給するようになっている。17は手元操作部4の信号を制御回路11に伝達するための第1の直流電源装置でコモンラインを基準に負電源で構成されている。またこの第1の直流電源装置17は本体1とホース3の接点の信頼性を向上させるために12V以上の負電源としている。18はマイクロコンピュータ15の電源となる第2の直流電源装置であり、第1の直流電源装置17から降圧して作成しており、コモンラインを基準に負電源となっている。19は電気掃除機に電力を供給する商用電源である。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
手元操作部4には、図1に示すように複数のスイッチSW1〜SW3と抵抗r1〜r4が内蔵されており、本体1側の回路に内蔵された抵抗Rとの分割電圧の変化によって手元操作がどのように行われているかを認識し、電動機駆動手段12および電動送風機駆動手段13にマイクロコンピュータ15から信号が出力され、電動送風機2および電動機8を手元操作に応じた吸込み力で動作を行う。電動機8の動作ラインには電動機8と直列に接続された安全スイッチ13があり、安全スイッチ13の前後に図1に示すように抵抗r5とr6、子ノズル10にはr7が内蔵されており、本体1側の回路に内蔵された抵抗R2およびR3との分割電圧の変化によって安全スイッチ13がONされているか、電動機8が回転されているか、子ノズル10のみで動作されているかをマイクロコンピュータ15は認識し、電動送風機2の吸込み力を制御している。
ここで上記安全スイッチ13のON/OFFや電動機の回転を認識するためおよび、手元操作信号を確実に伝達するために電動機8は一定時間のOFF期間を有している。これはホース3には抵抗成分が存在するため電動機8に電流を流すと、抵抗成分で電圧降下が生じ直流成分に交流成分が重畳されてしまうために、手元操作が正常に伝達されなくなってしまうからである。またこの一定期間のOFFの中で分割電圧で吸込み具6の状況を認識することも同時に行っている。
手元操作部4のSW1〜SW3には「強」「おまかせ/弱」「切」の切り替えが可能になっておりSW3である「強」スイッチを押すと分割電圧変化でマイクロコンピュータ15に認識され、電動送風機2と電動機8に位相制御信号で動作するように電動機駆動手段12と電動送風機駆動手段13に信号を伝達し、位相制御された電圧で電動送風機2と電動機8は動作を行う。
強ポジションは最大の吸い込み力がでるポジションであり塵埃検出手段11によっての吸い込み力の変化は行わなく、塵埃を検出したことは可視発光ダイオード等の表示で報知しているのみで開放風量時には900W程度になっている。塵埃が集塵室に蓄積されると風量が低下するため電動送風機2の電流値は低減していく。よってこの電流変化を風量検出手段14で検出することで風量が検出できるため風量低下によって吸い込み力が低下しないように1150Wまで風量低下とともに入力が上昇するように位相値を変化させている。
また風量低下とともに塵埃の集塵量が検出できるためマイクロコンピュータ15は電流値が予め設定している第2の電流値以下になった場合には、集塵室の塵埃を捨ててもらうように報知し、さらに、第1の電流値以下になったら集塵室から塵埃があふれる前に吸い込み力を低下させるように動作する。
次にSW2である「おまかせ/弱」スイッチを押すと分割電圧変化でマイクロコンピュータ15に認識され、電動送風機2と電動機8に位相制御信号で動作するように電動機駆動手段12と電動送風機駆動手段13に信号を伝達し、位相制御された電圧で電動送風機2と電動機8は動作を行う。おまかせポジションは省エネを考えているお薦めポジションになっており、吸い込み具6の状態と塵埃検出手段11からの情報によって電動送風機2と電動機8のパワーを可変するようになっている。
吸い込み具6の状態が離床の時には電動送風機2の吸い込み力は小さくなっており開放時275W位相で動作させている。着床の時には開放時440W位相であり、風量低下でよって吸い込み力が低下しないように風量検出手段14によって風量が低下したことを検出すると入力を開放550Wになるように位相を可変させている。子ノズルの時には隙間の塵埃が取れやすいように開放600Wの位相、延長間のみの時には開放275W位相になっている。
再度SW2を押すと弱ポジションとなり開放200W位相で動作し再クリックでおまかせポジションと弱ポジションと交互に変化する。それぞれの吸い込み具6の状態によっての動作モードにおいては、塵埃検出手段11からの信号を受けて入力は上昇するようになっており、本発明は塵埃検出手段11からの信号に対するマイクロコンピュータ15の制御がポイントである。
SW2である「おまかせ/弱」を押した場合、マイクロコンピュータ15は電動送風機2を動作させると同時に塵埃検出手段11に電源供給を行うことによって塵埃検出手段11は塵埃検出を開始する。塵埃検出手段11で塵埃を検出され、パスル信号がマイクロコンピュータ15に入力されるがここで風量が安定する一定期間(例えば200ms)はパルス信号が入力されてもマイクロコンピュータ15はその情報を無視し入力変化や表示を行わない。
また通常は、3つのパスル信号がマイクロコンピュータ15に入力されたら入力をあげたり、検出表示を行っているが、この一定期間では10つのパルス信号が入力されないと入力を上げたり表示を行わないように動作感度を下げるようになっている。なおこの動作は操作されてか一定時間後に塵埃検出手段11に電源供給してもよいことは言うまでもない。また動作感度を下げるのは変換部16の増幅およびコンパレータ電圧を変化させることでも実現できる。SW3である「強」を押した場合には風量が安定する時間が長くなるためパルス入力を無視および動作感度をさげる一定期間は長くなるように設定する(例えば500ms)。図3に操作後の動作説明図を示す。
以上のように、本実施例の形態においては手元操作が行われ、電動送風機が動作され、風量が安定するまでの一定期間は塵埃検出手段11からの信号を無視したり、または動作感度を低下させることにより、動作開始の風量変化によってホースや延長管等に付着した塵埃が取れて、その塵埃を塵埃検出手段が検出することで報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができることで無駄な電力を消費することもなくなり、使用実感にあった報知を行える。また風量安定が遅い高吸い込み力時よりも、風量の安定が速い低吸い込み力コントロール時のほうが受け付けない時間を短くすることで、低吸い込み力時の塵埃検出しなく吸い込み力が上がらないことでの床面での取り残しを抑えることができる。
(実施の形態2)
回路ブロック図および外観図は実施の形態1と同様のため省略する。
SW2である「おまかせ/弱」を押した場合、マイクロコンピュータ15は電動送風機2を動作させるがここでマイクロコンピュータ15は風量検出手段14によって風量の変化が認識できるため風量検出手段14からの信号が安定するまでの期間は塵埃検出手段11からのパルス信号が入力されてもその情報を無視し入力変化や表示を行わない。または通常より動作感度を下げるようになっている。SW3である「強」を押した場合にも同様に動作をする。さらに電動送風機2が動作している途中に吸い込み口に大きな塵埃が付着したり、付着した大きな塵埃を取り除いたりして風量変化が急激に変化したときも風量検出手段14からの信号によってマイクロコンピュータ15は変化を認識することが可能であるため、動作中に急激な風量変化したときにも同様に塵埃検出手段11からの信号を無視したり、動作感度を下げるようになっている。図4に操作後の動作説明図を示す。
以上のように、本実施例の形態においては風量検出手段14によって各ポジションでの風量安定する期間が検出できるため、電動送風機2動作される初期だけではなく動作中も風量検出手段14から信号を受けて塵埃検出手段11からの信号を無視したり、または動作感度を低下させることができるため、動作開始だけでなく動作中での風量変化によってホースや延長管等に付着した塵埃が取れて、その塵埃を塵埃検出手段が検出することで報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができることで無駄な電力を消費することもなくなり、使用実感にあった報知を行える。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における電気掃除機の回路ブロック図である。
塵埃検出手段11の近傍に加速度センサーなどの衝撃検出手段20を配して、その出力信号がマイクロコンピュータ15に接続されている以外は実施の形態1と同様であるため説明は省略する。
電動送風機2が動作している途中に部屋の壁に衝突したり、敷居を乗り越し時の衝撃を受けた場合マイクロコンピュータ15は衝撃検出手段20によって衝撃を受けたことが検出でき、その衝撃検出手段20からの信号が入力されている期間または入力されてからの一定期間は塵埃検出手段11からのパルス信号が入力されてもその情報を無視し入力変化や表示を行わない、または通常は動作感度を下げるようになっている。図6に操作後の動作説明図を示す。
以上のように、本実施例の形態においては衝撃検出手段20によって衝撃で塵埃検出手段11の発光素子および受光素子の光軸がずれ光量が変化することで、塵埃検出手段11が反応してしまい報知や吸い込み力コントロールを行うことがなくなり、床面から塵埃を集塵しているときだけに塵埃検出報知および吸い込み力コントロールを行うことができることで無駄な電力を消費することもなくなり、使用実感にあった報知を行える。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における回路ブロック図である。21は、塵埃検出手段11の出力信号をオペアンプやコンパレータなどで構成し、増幅機能とフィルタ機能を持たせており、所定の第1増幅率をもつ第1増幅部で判定され出力する第1の塵埃検出信号と、さらに大きな第2増幅率をもつ第2増幅部で判定され出力する第2の塵埃検出信号とを出力する分別信号出力手段である。22は第1の塵埃検出信号を受けてマイクロコンピュータ15にパルス波形を出力する第1塵埃パルス波形取込部であり、23は第2の塵埃検出信号を受けてマイクロコンピュータ15にパルス波形を出力する第2塵埃パルス取込部である。その他の構成は実施の形態1と同様のため説明は省略する。
以下、その動作を説明する。
塵埃検出手段11は、検出信号として分別信号出力手段21に送る。分別信号出力手段21では受けた信号をまず、第1増幅部で増幅し、この結果が、所定の閾値を越えていれば、第1の塵埃検出信号として出力する。さらに、第1の塵埃検出信号として出力するレベルであるかないかに関わらず、第2増幅部での増幅結果が、所定の閾値を越えていれば、第2の塵埃検出信号として出力する。つまり、比較的大きな塵埃の場合には、第1増幅率で反応したと判定できるので、第1の塵埃検出信号、第2の塵埃検出信号ともに出力される。小さな塵埃の場合には第1増幅率では判定レベルに達せず、第2増幅率でのみ反応したと判定できるので、第2の塵埃検出信号のみが検出される。増幅率の差で判定を分別することで、受発光部分の通過速度が等しく、パルス幅では十分な差が得られない塵埃(例えば径が0.1mmの塵埃と0.03mmの塵埃)であっても、信号として区別できる。
2つの増幅率で塵埃の大きさが区別できるため、動作初期や急激な風量変化があったときは小さな塵埃を検出しているパスル入力を無視および動作感度をさげる一定期間は大きな塵埃を検出しているパスル入力を無視および動作感度を下げる時間は長くなるように設定する。
以上のように、本実施例の形態においては、複数の増幅手段を持つことで塵埃の大きさが区別でき、塵埃の検出できる大きさに可変することにより、小さい塵埃を検出する信号は受け付けない期間が長いが、大きい塵埃を検出する信号は受け付けない期間をなしにすることで付着している小さい塵埃は反応しないが、床面の大きな塵埃には反応することができ、塵埃検出がなく吸い込み力が上がらないことでの床面での取り残しを抑えることができる。
以上のように本発明にかかる電気掃除機は、電気掃除機の状態に合わせて音声報知の音量を変化させることが可能となるため、使用者に音声報知が伝わらないという問題を解決できる。そのため家庭用電気掃除機だけでなく、よりメンテナンスが重要となる業務用電気掃除機等への応用展開も有用である。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の回路ブロック図 同実施の形態における電気掃除機の外観図 同実施の形態における動作説明図 本発明の実施の形態2における動作説明図 本発明の実施の形態3における電気掃除機の回路ブロック図 本発明の実施の形態3における動作説明図 本発明の実施の形態4における電気掃除機の回路ブロック図 従来の電気掃除機の外観図
符号の説明
2 電動送風機
4 手元操作部
11 塵埃検出手段
13 電動送風機駆動手段
14 風量検出手段
15 マイクロコンピュータ
20 衝撃検出手段

Claims (7)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された塵埃を捕集する塵埃捕集手段と、前記電動送風機を駆動する駆動手段と、前記電動送風機の動作を操作する操作手段と、集塵経路内に塵埃の通過を検出する塵埃検出手段と、前記塵埃検出手段からの信号を受けて複数段階に吸込み力を可変し、また報知を行う制御手段とを備え、前記制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない期間、または動作感度を低下させる期間を設けることを特徴とする電気掃除機。
  2. 塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間は、操作手段からの信号を受け、電動送風機が作動してからの所定時間であることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 複数の吸引力を選択できる操作手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる所定時間を、選択された吸引力によって可変することを特徴とする請求項2記載の電気掃除機。
  4. 塵埃捕集手段の塵埃量を風量、電流、回転数または圧力で検出する風量検出手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、操作手段からの信号を受け、電動送風機が動作してから風量が略安定するまでの時間であることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  5. 制御手段は、塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、動作中に急激な風量変化が生じたときとすることを特徴とした請求項4記載の電気掃除機。
  6. 掃除機の衝撃を検出する衝撃検出手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を、掃除機に衝撃が生じたときとすることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  7. 塵埃検出手段は塵埃の大きさを検出できる複数の増幅手段を備え、制御手段は塵埃検出手段からの信号を受け付けない、または動作感度を低下させる期間を検出できる塵埃の大きさによって可変することを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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