JP2011203982A - 操作システム、操作装置、及び、コマンド実行方法 - Google Patents

操作システム、操作装置、及び、コマンド実行方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ドライバが車両を運転している際に、交通事故を回避しつつ、携帯端末の種々の機能を発揮させることができる技術を提供する。
【解決手段】車両のセンターコンソール付近に設置された操作平面において、車両内部に位置する携帯端末の表示画面上における所望するコマンドに係る位置と対応する位置をユーザがタッチするだけで、携帯端末の所望するコマンドを実行できるようにしている。これにより、ユーザは、携帯端末を直接操作することなく、遠隔操作の場合であっても、カーソル操作を省略した直感的な操作、及び、簡易な操作ができ、結果、交通事故を回避することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、携帯端末を操作する技術に関する。
近年、携帯端末には種々の機能が搭載されている。例えば、通話機能の他に、電子メール通信機能、音楽再生機能、及び、ナビゲーション機能などが携帯端末に搭載されている。
こういった携帯端末を、ドライバが車両を運転している際に、片手に持って利用すると運転に対する集中力が薄れて、進行方向に存する物体へ衝突してしまうという事故を引き起こす虞がある。このため、例えば、日本国では、法律において運転の際の携帯端末を直接手で持って操作することが禁止されている。
そこで、事故を回避しつつ携帯端末による通話を可能にするために、ドライバが運転している際は、耳かけ式のイヤホンマイクを使用して、着信時の直接的な操作を不要にしつつ通話を可能にする技術(ハンズフリー技術)が提案されている。このような技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2007−194833号公報
しかし、ハンズフリー技術は、ドライバが車両を運転している際に、通話機能のうち着信時の通話機能が発揮できるだけであって、前述したその他の機能を発揮させることは困難である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、ドライバが車両を運転している際に、交通事故を回避しつつ、種々の機能を発揮させることができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、車両内部に位置する携帯端末と、前記携帯端末を遠隔操作する操作装置とを備える操作システムであって、前記操作装置は、前記車両のセンターコンソール付近に搭載され、ユーザがタッチ可能な操作平面と、前記操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信する送信手段と、を備え、前記携帯端末は、前記操作装置から前記位置データを受信する受信手段と、コンテンツを表示する表示手段と、前記位置データの受信に応答して、前記表示手段の表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドを実行する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の操作システムにおいて、前記検知手段は、前記操作平面における複数の所定位置にそれぞれ加わる複数の荷重の大きさに基づいて、前記二次元座標上の位置を検知するものであることを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2に記載の操作システムにおいて、前記携帯端末の前記制御手段は、前記位置データが示す位置が連続して変化する場合に、所定のコマンドを実行することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3に記載の操作システムにおいて、前記操作装置は、車両の状態を検知する車両状態検知手段、をさらに備え、前記送信手段は、車両が走行状態であることが検知された場合は、示す位置が連続して変化する前記位置データの送信を制限することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項2に記載の操作システムにおいて、前記操作装置の前記検知手段は、前記複数の荷重の大きさに基づいて前記ユーザがタッチした荷重の大きさを示す荷重レベルを導出し、前記操作装置の前記送信手段は、前記位置データとともに前記荷重レベルを前記携帯端末へ送信し、前記携帯端末の前記制御手段は、前記荷重レベルに応じたコマンドを実行することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5に記載の操作システムにおいて、前記操作装置は、車両の状態を検知する車両状態検知手段をさらに備え、前記送信手段は、車両が走行状態であることが検知された場合は、前記荷重レベルの送信を制限することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の操作システムにおいて、前記車両のセンタークラスターに配置され、前記携帯端末の前記表示手段の表示画面と同一内容を表示する車載表示装置、をさらに備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、車両内部に位置する携帯端末を遠隔操作する操作装置であって、前記車両のセンターコンソール付近に搭載され、ユーザがタッチ可能な操作平面と、前記操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する検知手段と、前記検知手段が検知した位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信して、前記携帯端末に対し、その表示画面において前記位置データが示す位置に応じたコマンドを実行させる送信手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項9の発明は、車両内部に位置する携帯端末と、前記携帯端末を遠隔操作する操作装置とを備える操作システムにおけるコマンド実行方法であって、(a)前記操作装置が、前記車両のセンターコンソール付近に搭載される操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する工程と、(b)前記操作装置が、前記位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信する工程と、(c)前記携帯端末が、前記操作装置から前記位置データを受信する工程と、(d)前記携帯端末が、前記位置データの受信に応答して、表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドを実行する工程と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9に記載のコマンド実行方法において、更に、前記操作装置が、車両の状態を検知する工程を備え、前記(b)工程において、前記操作装置が、更に、車両の状態を前記携帯端末へ送信し、前記(c)工程において、前記携帯端末が、更に、前記車両の状態を受信し、前記(d)工程において、前記携帯端末が、更に、車両が走行状態であることを受信した場合は、受信した前記位置データが示す位置が連続して変化する場合は、表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドの実行を制限することを特徴とする。
請求項1ないし9の発明によれば、車両のセンターコンソール付近に設置された操作平面において、車両内部に位置する携帯端末の表示画面上における所望するコマンドに係る位置と対応する位置をユーザがタッチするだけで、携帯端末の所望するコマンドを実行できるようにしている。これにより、ユーザは、携帯端末を直接操作することなく、遠隔操作の場合であっても、カーソル操作を省略した直感的な操作、及び、簡易な操作ができ、結果、交通事故を回避することができる。
また、請求項2の発明によれば、検知手段は、ユーザが操作平面に軽くタッチしただけの操作意思がないタッチを排除し、一定の荷重を伴うタッチを検知した場合にのみユーザ操作を受け付けるため、誤作動することを防ぐ事ができる。
また、請求項3の発明によれば、車両が非走行状態の場合は、スクロール操作を可能にすることによって、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
また、請求項4の発明によれば、車両走行状態の場合は、スクロール操作を制限して安全運転を可能にしている。
また、請求項5の発明によれば、車両が非走行状態の場合は、荷重レベルに応じたコマンドの操作を可能にすることによって、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
また、請求項6の発明によれば、車両走行状態の場合は、荷重レベルに応じたコマンドの操作を制限して安全運転を可能にしている。
また、請求項7の発明によれば、センタークラスターに携帯端末の表示画面と同一内容を表示する表示装置が設置されるため、表示装置へ向くユーザの視線が、車両進行方向と略同一の方向にさせることができ、ユーザの運転に対する集中力の低下を防ぐことができ、交通事故を防ぐことができる。
図1は、携帯連携システムを示す図である。 図2は、携帯端末を示す図である。 図3は、操作装置を示す図である。 図4は、制御装置を示す図である。 図5は、携帯連携システムのシステムブロック図である。 図6は、操作装置を示す図である。 図7は、操作装置を説明する図である。 図8は、操作装置を説明する図である。 図9は、携帯連携システムを説明する図である。 図10は、携帯連携システムの動作を示すフローチャート図である。 図11は、携帯連携システムを説明する図である。 図12は、携帯連携システムの動作を示すフローチャート図である。 図13は、携帯連携システムを説明する図である。 図14は、携帯連携システムの動作を示すフローチャート図である。 図15は、携帯連携システムを説明する図である。 図16は、携帯連携システムの動作を示すフローチャート図である。 図17は、携帯連携システムを説明する図である。 図18は、携帯連携システムの動作を示すフローチャート図である。 図19は、携帯連携システムを説明する図である。 図20は、携帯端末を示す図である。 図21は、携帯連携システムを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
<代表の実施の形態>
(携帯連携システム)
代表の実施の形態である携帯連携システムの概要を図1に基づいて説明する。携帯連携システムs1は、車両内部において、センターコンソールc1の前方(車両進行方向)に備えられた平置台に置かれる携帯端末1、センターコンソールc1の後方(車両進行方向と逆)に設置された変速装置の近傍に備えられた操作装置100、及び、センタークラスターc2の中央に備えられた制御装置1000によって構成されている。センターコンソールc1は、車両の運転席と助手席とにはさまれた部位である。また、センタークラスターc2は、車両のフロントウィンドウ下にあるダッシュボードの左右略中央の部位である。
また、操作装置100、及び、制御装置1000は、車載ネットワークn2により電気的に接続されており相互にデータ通信が可能になっている。更に、この車載ネットワークn2には、車速検知部11、及び、変速段検知部12が電気的に接続されている。
また、操作装置100、並びに、制御装置1000と、携帯端末1とは、近距離無線通信を介して、相互にデータ通信が可能になっている。
(携帯端末)
携帯端末1は、スマートフォンと称される携帯端末であって、通話機能、電子メール通信機能、音楽再生機能、及び、ナビゲーション機能など、種々の機能を搭載する、高機能携帯端末である。
この携帯端末1の外形を図2に基づいて説明する。携帯端末1は、第1表示部2、並びに、操作部5を兼ねたタッチパネル、通話機能を発揮する際に通話相手の声を出力する受話部3、及び、通話機能を発揮する際に通話相手へ送信する声を入力する送話部4などによって構成されている。なお、携帯端末1の構成の詳細については後述する。
(操作装置)
操作装置100は、パッドコントローラーと称される操作装置であって、ユーザが種々の機能のうち所望する機能を選択するための操作装置である。
この操作装置100を図3に基づいて説明する。操作装置100は、矩形、つまり、長方形の操作平面となる板状体101を備えている。この板状体101の裏の4つ角夫々の近傍に第1荷重検知部102、第2荷重検知部103、第3荷重検知部104、及び、第4荷重検知部105が設けられている。これら荷重検知部102〜104で検知される荷重に基づいて、板状体101の表を押さえるユーザの指、例えば、指I、指II、及び、指IIIの位置と押さえる荷重レベルとを導出する。操作装置100は、導出した位置データと荷重レベルデータとを近距離無線通信を介して携帯端末1へ送信する。なお、操作装置100の構成の詳細及び仕組みについては後述する。
(制御装置)
制御装置1000は、備える第2表示部1003を制御する制御装置であって、主に、近距離無線通信を介して携帯端末1から受信したデータを第2表示部1003へ表示させる制御装置である。
この制御装置1000を図4に基づいて説明する。制御装置1000は、センタークラスターc2の中央に、各種情報を表示可能な車載表示装置である第2表示部1003をユーザが視認可能に備える。なお、制御装置1000の構成の詳細については後述する。
(操作システム)
操作システムの詳細を図5に基づいて説明する。操作システムs2は、携帯端末1、及び、操作装置100によって構成されている。更に、この操作装置100に車速検知部11、及び、変速段検知部12が車載ネットワークn2を介して電気的に接続されている。
(携帯端末システム)
携帯端末1の構成の詳細を図5に基づいて説明する。携帯端末1は、第1制御部6、通信部8、第1表示部2、操作部5、第1近距離無線通信部9、受話部3、及び、送話部4を、データ信号を送受信するバスn1へ電気的に接続して備える。
第1制御部6は、マイコンから成り、マイコンが備えるROMに記憶されたプログラム7を実行して、通信部8などの他の要素と協働して、通話機能、電子メール通信機能、音楽再生機能、及び、ナビゲーション機能など種々の機能を発揮させる。通信部8は、通話機能及び電子メール通信機能などを発揮する際に必要となるデータをサーバと送受信する通信機能を発揮させる。第1表示部2は、コンテンツ、つまり、種々の機能を選択するためのメニュー、ユーザ指示を受けて実行した結果、又は、実行状態を表示する表示機能を発揮させる。操作部5は、ユーザ指示を受け付ける機能を発揮させる。第1近距離無線通信部9は、所定距離内(例えば、10m以内)に存在する装置(例えば、操作装置100及び制御装置1000)とデータを送受信する通信機能を発揮させる。受話部3は、通話機能を発揮する際に通話相手の音声を出力する機能を発揮させる。送話部4は、通話機能を発揮する際に通話相手へ送信する音声データを入力する機能を発揮させる。
(操作装置システム)
操作装置100の構成の詳細を図5に基づいて説明する。操作装置100は、第2制御部106、第1荷重検知部102、第2荷重検知部103、第3荷重検知部104、第4荷重検知部105、第2近距離無線通信部108、及び、信号入出力部109を、データ信号を送受信するバスn4へ電気的に接続して備える。
第2制御部106は、マイコンから成り、マイコンが備えるROMに記憶されたプログラム107を実行して、第1荷重検知部102などと協働して、2次元の座標軸を把握可能な領域である板状体101にかかる荷重の位置データ及び荷重レベルデータを導出する機能などを発揮させる。第1荷重検知部102、第2荷重検知部103、第3荷重検知部104、及び、第4荷重検知部105は、夫々にかかる荷重レベルを検知して、検知した荷重レベルデータを接続するバスn4を介して第2制御部106へ送信する機能を発揮させる。第2近距離無線通信部9は、第2制御部106が導出した位置データ及び荷重レベルデータなどを携帯端末1へ送信する機能を発揮させる。信号入出力部109は、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11並びに変速段検知部12などから操作装置100へ入力される信号、及び、操作装置100から制御装置1000などへ出力される信号を制御するインターフェース機能を発揮する。
(制御装置システム)
制御装置1000の構成の詳細を図5に基づいて説明する。制御装置1000は、第3制御部1001、第2表示部1003、第3近距離無線通信部1004、及び、信号入出力部1005を、データ信号を送受信するバスn3へ電気的に接続して備える。第3制御部1001は、マイコンから成り、マイコンが備えるROMに記憶されたプログラム1002を実行して、第3近距離無線通信部1004において、携帯端末1から受信したデータに基づいて第2表示部1003を表示制御する機能などを発揮する。第2表示部1003は、携帯端末1から受信したデータを表示する機能などを発揮する。信号入出力部1005は、車載ネットワークn2を介して、音出力部10などから制御装置1000へ入力される信号、及び、制御装置1000から音出力部10などへ出力される信号を制御するインターフェース機能を発揮する。これにより、第2表示部1003においては、携帯端末1の表示画面と同一内容が表示される。
なお、音出力部10は、車両内部に設置されているスピーカであって、種々の音を出力する機能を発揮する。車速検知部11は、車両内部に設置されている車両の速度を検知する車速センサであって、車両の走行状態を検知する機能を発揮する。変速段検知部12は、車両内部に設置されている変速ギヤ位置を検知するセンサであって、車両の走行状態を検知する機能を発揮する。
(操作装置の仕組み)
操作装置100の仕組みを図6、図7、及び、図8に基づいて説明する。操作装置100の第2制御部106は、前述したように、各荷重検知部102〜104が検知した荷重の大きさに基づいて、板状体101の表を押さえるユーザの指の位置と指が押さえる荷重の大きさを示す荷重レベルとを導出する。第2制御部106は導出した位置のデータを第2近距離無線通信部108により携帯端末1へ送信する。
その導出方法を、図6に基づいて操作装置100の仕組みとともに説明する。操作装置100は、板状体101の裏の4つ角夫々の近傍に備わる第1荷重検知部102、第2荷重検知部103、第3荷重検知部104、並びに、第4荷重検知部105と、第2制御部106と、第2近距離無線通信部108とをバスn4により接続して備え、これらを筐体110へ組み込んで構成している。第2制御部106は、各荷重検知部が板状体101の4つ角夫々にかかる荷重の大きさを荷重検知部102〜104から、バスn4を介して受信し、各荷重の大きさに基づく荷重割合によって板状体101のどの位置にどの程度の荷重がかかったのかを導出する。
つまり、第2制御部106は、板状体101におけるどの位置に荷重がかかったのかを把握するために、図8に示す2次元のxy座標軸で位置を規定するためのマトリクスMを示すデータをROMに記憶している。ROMは、そのマトリクスMの各位置に、横軸(x軸)と縦軸(y軸)に沿ったアドレス(例えば、x軸:1〜11、y軸:1〜5)を関連付けて記憶している。すなわち、板状体101における位置は、このマトリクスMが示す二次元座標上の位置によって表現される。
更に、第2制御部106は、板状体101のある位置にユーザがタッチした場合に、各荷重検知部102〜104がそれぞれ検知する荷重の荷重割合を、板状体101の各位置に対応するマトリクスMのアドレス(x:y)に関連付けて予めROMに記憶している。例えば、図7に示す位置p1に荷重をかけた場合には、各荷重検知部102〜104がそれぞれ検知する荷重の荷重割合は、第1荷重検知部=3%、第2荷重検知部=1%、第3荷重検知部=95%、第4荷重検知部=1%であると記憶されている。他の全てのアドレスについても同様に予め記憶される。
このようにすると、第2制御部106は、板状体101をユーザが指で押した際に、導出した各荷重検知部102〜104の荷重割合をキーにして、予めROMに記憶しておいた各荷重検知部102〜104の荷重割合を検索し、検索された各荷重検知部102〜104の荷重割合に関連付けて記憶されているアドレスを抽出することができる。従って、第2制御部106は、そのアドレスと対応する板状体101の位置をユーザが指で押したと判断することができ、かつ、そのユーザが指で押した板状体101の位置と対応する、携帯端末1の第1表示部2に表示されている位置のアイコンや項目を、ユーザが選択したと判断することができる。
なお、制御装置1000は、各荷重の大きさうち、最大となる荷重が一定レベル以下の場合には、ユーザの操作意思が無かったものとみなして、前記導出を無効にして、ユーザなど板状体101に軽くタッチしただけの操作意思が無いタッチを排除し、一定以上の大きさの荷重を検知した場合のみユーザ操作を受けつけて誤作動を防止している。
このような構成を持つ携帯連携システムs1には次のような意義がある。つまり、車両を運転するユーザが、運転中に携帯端末1を利用すると、片手に携帯端末1を握って操作ボタンを確認しながら操作すること、携帯端末1を操作すると視線が車両進行方向先から手元に移ってしまうこと、などからユーザの運転に対する集中力を低下させ、最悪、交通事故を引き起こしてしまう虞があるため、携帯連携システムs1は、携帯端末1を遠隔操作可能なコントロールパッドである操作装置100によってユーザの携帯端末1の操作を容易にするとともに、携帯端末1の表示をセンタークラスターc2に備わる第2表示部1003へ表示させることによって、ユーザの視線が車両進行方向と略同一の方向にさせることで、ユーザの運転に対する集中力の低下を防ぐことができ、交通事故を防ぐことができる。
例えば、操作装置100のような操作手段ではなく、ジョイスティックや操作ボタンをセンターコンソールc1へ配置した場合にもユーザの運転に対する集中力の低下を防ぐことができるが、携帯端末1に表示される画面は、ユーザが選択したアイコンや項目にカーソルが動く、又は、ユーザが選択したアイコンや項目が強調表示するなどするため、ユーザはジョイスティックや操作ボタンを操作して、所望するアイコンや項目を選択操作しなければならず、その選択操作に集中を要してしまい、ユーザの運転に対する集中力が低下する虞がある。しかし、操作装置100のような操作手段においては、ユーザが、操作装置100が備える板状体101において、第2表示部1003に表示されるアイコンや項目と対応する位置を指で押すだけで、つまり、直接的に操作するだけで足りるため、選択操作に集中する必要はなく、ユーザの運転に対する集中力が低下する虞は無い。
つまり、携帯端末1をユーザの運転に対する集中力を低下させることなく遠隔操作させるシステムとして、携帯連携システムs1は最適なシステムであると言える。
更に、携帯連携システムs1において、その効果を増幅させる制御について説明する。
(メニューモード)
携帯連携システムs1が実行する制御を図9〜図20に基づいて説明する。
はじめに、携帯連携システムs1は、携帯端末1、操作装置100、及び、制御装置1000、において相互に通信を確立させる。
上記通信が確立すると、携帯端末1の第1制御部6は、第1表示部2に操作装置100が操作可能な操作方法を表示する。また、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ、制御装置1000が備える第2表示部1003へ、図9に示すような前記メニュー画像を送信する。その画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する、前記メニュー画像のデータである。更に、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、前記メニュー画像において、アイコンや項目が配置される位置データを操作装置100へ送信する。
操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、受信したアイコンや項目が配置される位置データに基づいて、板状体101にかかる荷重位置のうち、アイコンや項目が配置される位置データと合致するもののみ、受け付けてその合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、アイコンや項目が示す機能を実行する。また、第1制御部6は、その実行状況や実行結果を示す画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
更に、第1制御部6は、図9に示す、上下、左右の所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST0を第1表示部2へ表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST0が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した実行状況や実行結果を示す画像を、第2表示部1003へ表示する。
次に、携帯連携システムs1において、ユーザがナビ機能を開始させるアイコンを選択操作した場合の処理を以降において説明する。
(ナビ機能)
メニュー画像において、ナビ機能を開始させるアイコンが選択操作されると、操作装置100の第2制御部106は、図10のフローチャートが示す制御の実行を開始するとともに、ナビ機能を発揮させる処理が終了するまで、所定の周期でこの制御を繰り返す。
操作装置100の第2制御部106は、図10のフローチャートのステップS1において、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11、又は、変速段検知部12から受信する信号に基づいて、車両が走行状態であるか否かを判断する。車両が走行状態であると判断する場合(ステップS1においてYesの場合)は、ステップS2へ移行し、車両が走行状態であると判断しない場合(ステップS1においてNoの場合)は、ステップS4へ移行する。
なお、第2制御部106が走行状態であると判断する場合とは、車速検知部11から受信する信号により、車速が0km以上を示す場合である。又は、変速段検知部12から受信する信号により、変速段がパーキング以外を示す場合である。
ステップS2において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、車両が走行状態である旨の信号を携帯端末1へ送信する。次に、ステップS3へ移行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態である旨の信号を受信したので、図11に示すように、第1表示部2において、上下、左右の所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST1を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST1が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
更に、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ、通常、表示させる画像を送信する。その画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示するナビ画像、つまり、地図、ルート、及び、自車位置マークなどの案内画像である。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した画像を第2表示部1003において表示させる。つまり、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する案内画像を第2表示部1003において表示させる。
ステップS3において、操作装置100の第2制御部106は、第1操作モード処理を実行する。
第1操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、その予め受信した位置データとユーザが板状体101を押した位置データとが合致する位置データのうち、連続して変化する位置データの送信を制限するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を制限する。
この場合の、携帯端末1においてユーザ指定により実行されるコマンドとは、案内画像における地図上の所定の位置へ荷重がかかると、つまり、ユーザがその位置を押すと、押された位置に対応する地図上の位置が画面の中央となるように地図表示を変更するコマンドであり、位置データが連続して変化する場合とは、地図画像がスクロール操作される場合である。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、地図画像の拡大モードの際に、荷重レベルに応じて、ユーザに指で押される位置を中心に地図画像の拡大レベルが増加操作される場合であり、地図画像の縮小モードの際に、荷重レベルに応じて、ユーザに指で押される位置を中心に縮小レベルが増加操作される場合である。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置を中心とする地図画像を生成する。更に、第1制御部6は、その実行結果、つまり、生成した地図画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した地図画像を、第2表示部1003へ表示する。
ステップS4において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ車両が走行状態ではない非走行状態である旨を送信する。次に、ステップS5へ移行する。
ステップS5において、操作装置100の第2制御部106は、第2操作モード処理を実行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態ではない旨の信号を受信したので、図11に示すように、第1表示部2において、上下、左右における所定のポイント、及び、それらの中間の操作を可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST2を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST2が携帯端末1において表示されるため、図11に示すように、ユーザは、操作装置100において、スクロール操作が可能であることがわかる。
第2操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、案内画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、ユーザが板状体101を押した位置データのうち連続して変化する位置データの送信を許可するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を許可する
この場合のコマンドとは、前述した通りであり、位置データが連続して変化する場合とは、前述した通りである。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、前述した通りである。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置を中心とする地図画像を生成する。更に、第1制御部6は、その実行結果、つまり、生成した地図画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した地図画像を、第2表示部1003へ表示する。
つまり、操作装置100の第2制御部106は、車両が走行状態である場合は、案内画像において、連続操作の受付を禁止するとともに、車両が非走行状態である場合は、案内画像において、連続操作の受付を許可するため、ユーザは車両を運転している間は、案内画像において、詳細な操作ができない。結果、運転に対する集中力が低下せず、交通事故を発生させる虞は無くなる。また、ユーザは車両を運転しない間は、案内画像において、詳細な操作ができるため、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
次に、携帯連携システムs1において、ユーザがメニュー画像における音楽再生機能を開始させるアイコンを選択操作した場合の処理を以降において説明する。
(音楽再生機能)
メニュー画像において、音楽再生機能を開始させるアイコンが選択操作されると、操作装置100の第2制御部106は、図12のフローチャートが示す制御の実行を開始するとともに、音楽再生機能を発揮させる処理が終了するまで、所定の周期でこの制御を繰り返す。
操作装置100の第2制御部106は、図12のフローチャートのステップS10において、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11、又は、変速段検知部12から受信する信号に基づいて、車両が走行状態であるか否かを判断する。車両が走行状態であると判断する場合(ステップS10においてYesの場合)は、ステップS11へ移行し、車両が走行状態であると判断しない場合(ステップS10においてNoの場合)は、ステップS13へ移行する。
なお、第2制御部106が走行状態であると判断する場合とは、車速検知部11から受信する信号により、車速が0km以上を示す場合である。又は、変速段検知部12から受信する信号により、変速段がパーキング以外を示す場合である。
ステップS11において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、車両が走行状態である旨の信号を携帯端末1へ送信する。次に、ステップS12へ移行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態である旨の信号を受信したので、図13に示すように、第1表示部2において、上下、左右における所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST7を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST7が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
更に、第1制御部6は、音楽関連画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。音楽関連画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する音楽関連画像であって、音楽のメニュー画像や音楽の再生状態を表す画像である。例えば、録音したCDアルバムの選択メニュー画像ST3、CDアルバムを構成するトラックの選択メニュー画像ST4、曲名とアーティスト名などを表す複数のカードが立体的に表示されるフリック画像ST5、及び、再生されている音楽の楽曲名や収録されるアルバム名又は歌手名を表示する画像ST6である。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した音楽関連画像を第2表示部1003において表示させる。つまり、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する音楽関連画像を第2表示部1003において表示させる。
ステップS12において、操作装置100の第2制御部106は、第3操作モード処理を実行する。
第3操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、音楽関連画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、連続して変化する位置データの送信を制限するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を制限する。
この場合のコマンドとは、音楽関連画像における所定の位置へ荷重がかかると、つまり、ユーザがその位置を押すと、押された位置に対応する音楽関連アイコンや項目が示す機能を実行するコマンドであり、位置データが連続して変化する場合とは、音出力、項目がスクロール操作される場合である。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、音出力を増加させるアイコンの位置において、荷重レベルに応じて音出力レベルが増加操作される場合であり、音出力を減少させるアイコンの位置において、荷重レベルに応じて音出力レベルが減少操作される場合である。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置に対応する音楽関連アイコンや項目を実行した状況や結果を表示する。更に、第1制御部6は、その実行状況や実行結果を示す画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した音楽関連画像を、第2表示部1003へ表示する。
ステップS13において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ車両が走行状態ではない非走行状態である旨を送信する。次に、ステップS14へ移行する。
ステップS14において、操作装置100の第2制御部106は、第4操作モード処理を実行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態ではない旨の信号を受信したので、図13に示すように、第1表示部2において、上下の所定のポイント、及び、上下の中間の操作を可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST8、及び、操作ガイド画像ST9を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST8、及び、操作ガイド画像ST9が携帯端末1において表示されるため、図13に示すように、ユーザは、操作装置100において、上下のスクロール操作が可能であることがわかる。
第4操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、音楽関連画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、連続して変化する位置データの送信を許可するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を許可する。
この場合のコマンドとは、前述した通りであり、位置データが連続して変化する場合とは、前述した通りである。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、前述した通りである。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する音楽関連アイコンや項目が示す機能のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行状況や実行結果を示す音楽関連画像を生成して、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した音楽関連画像を、第2表示部1003へ表示する。
つまり、操作装置100の第2制御部106は、車両が走行状態である場合は、音楽関連画像において、連続操作の受付を禁止するとともに、車両が非走行状態である場合は、音楽関連画像において、連続操作の受付を許可するので、ユーザは車両を運転している間は、音楽関連画像において、詳細な操作ができないため、運転に対する集中力が低下せず、交通事故を発生させる虞は無い。また、ユーザは車両を運転しない間は、音楽関連画像において、詳細な操作ができるため、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
次に、携帯連携システムs1において、通話機能のうちユーザが電話を取る機能(以降、通話機能Aと言う)を発揮させる処理を以降において説明する。
(通話機能A)
携帯連携システムs1において、ナビ機能や音楽再生機能を発揮している際に、携帯端末1へ着信があると、操作装置100の第2制御部106は、図14のフローチャートが示す制御の実行を開始するとともに、通話機能Aを発揮させる処理が終了するまで、所定の周期でこの制御を繰り返す。
操作装置100の第2制御部106は、図14フローチャートのステップS20において、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11、又は、変速段検知部12から受信する信号に基づいて、車両が走行状態であるか否かを判断する。車両が走行状態であると判断する場合(ステップS20においてYesの場合)は、ステップS21へ移行し、車両が走行状態であると判断しない場合(ステップS20においてNoの場合)は、ステップS23へ移行する。
なお、第2制御部106が走行状態であると判断する場合とは、車速検知部11から受信する信号により、車速が0km以上を示す場合である。又は、変速段検知部12から受信する信号により、変速段がパーキング以外を示す場合である。
ステップS21において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、車両が走行状態である旨の信号を携帯端末1へ送信する。次に、ステップS22へ移行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態である旨の信号を受信したので、図15に示すように、第1表示部2において、上下、左右の所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST13を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST13が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、着信の際に、第1表示部2においてドライバ側に電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、ドライバ側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示する。
更に、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ、通話機能に関連する画像を送信する。その通話機能に関連する画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する通話機能に関連する画像、つまり、通話相手、相手の電話番号、着信中を表示する画像ST10、通話中、通話時間を表示する画像ST11、通話終了、通話時間を表示する画像ST12などの画像である。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。つまり、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する通話機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。
ステップS22において、操作装置100の第2制御部106は、第5操作モード処理を実行する。
第5操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、その予め受信した位置データとユーザが板状体101を押した位置データとが合致する位置データのうち、連続して変化する位置データの送信を制限するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を制限する。
この場合の、携帯端末1においてユーザ指定により実行されるコマンドとは、板状体101において通話機能に関連する画像に対応する位置へ荷重がかかると、つまり、ユーザがその位置を押すと、押された位置に対応する通話機能に関連する画像のアイコンや項目が示す機能を実行するコマンドであり、位置データが連続して変化する場合とは、音出力、アドレスなどの項目がスクロール操作される場合である。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、音出力を増加させるアイコンの位置において、荷重レベルに応じて音出力レベルが増加操作される場合であり、音出力を減少させるアイコンの位置において、荷重レベルに応じて音出力レベルが減少操作される場合である。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する通話機能関連のアイコンや項目が示す機能のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、通話機能に関連する画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
ステップS23において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ車両が走行状態ではない非走行状態である旨を送信する。次に、ステップS24へ移行する。
ステップS24において、操作装置100の第2制御部106は、第6操作モード処理を実行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態ではない旨の信号を受信したので、図15に示す、携帯端末1の第1表示部2のような、上下における所定のポイントとそれらの中間、及び、左右サイドの所定のポイントの操作を可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST14を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST14が携帯端末1の第1表示部2においてされるため、図15に示すように、ユーザは、操作装置100において、上下のスクロール操作と左右サイドの所定ポイントの操作が可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、着信の際に、第1表示部2において、ドライバ側に電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、ドライバ側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示する。
第6操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、通話機能に関連する画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、ユーザが板状体101を押した位置データのうち連続して変化する位置データの送信を許可するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を許可する。
この場合のコマンドとは、前述した通りであり、位置データが連続して変化する場合とは、前述した通りである。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、前述した通りである。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する通話関連のアイコンや項目が示す機能のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、生成した通話機能に関連する画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
つまり、操作装置100の第2制御部106は、車両が走行状態である場合は、通話機能に関連する画像において、連続操作の受付を禁止するとともに、車両が非走行状態である場合は、通話機能に関連する画像において、連続操作の受付を許可するため、ユーザは車両を運転している間は、通話機能に関連する画像において、詳細な操作ができない。結果、運転に対する集中力が低下せず、交通事故を発生させる虞は無くなる。また、ユーザは車両を運転しない間は、通話機能に関連する画像において、詳細な操作ができるため、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
次に、携帯連携システムs1において、通話機能のうちユーザ電話をかける機能(以降、通話機能Bと言う)を発揮させる処理を以降において説明する。
(通話機能B)
携帯連携システムs1において、ナビ機能や音楽再生機能を発揮している際に、携帯端末1へ着信があると、操作装置100の第2制御部106は、図16のフローチャートが示す制御の実行を開始するとともに、通話機能Bを発揮させる処理が終了するまで、所定の周期でこの制御を繰り返す。
操作装置100の第2制御部106は、図14フローチャートのステップS30において、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11、又は、変速段検知部12から受信する信号に基づいて、車両が走行状態であるか否かを判断する。車両が走行状態であると判断する場合(ステップS30においてYesの場合)は、ステップS31へ移行し、車両が走行状態であると判断しない場合(ステップS30においてNoの場合)は、ステップS33へ移行する。
なお、第2制御部106が走行状態であると判断する場合とは、車速検知部11から受信する信号により、車速が0km以上を示す場合である。又は、変速段検知部12から受信する信号により、変速段がパーキング以外を示す場合である。
ステップS31において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、車両が走行状態である旨の信号を携帯端末1へ送信する。次に、ステップS32へ移行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態である旨の信号を受信したので、図17に示す、携帯端末1の第1表示部2、若しくは、携帯端末1の第1表示部2が、上下、左右の所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST18、及び、操作ガイド画像ST19を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST18、及び、操作ガイド画像ST19が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、ユーザが電話をかける際に、第1表示部2においてドライバ側に電話をかける操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、ドライバ側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話をかける操作を受け付けるアイコンを表示する。
更に、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ、通話機能に関連する画像を送信する。その通話機能に関連する画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する通話機能に関連する画像である。例えば、図17に示す、電話帳リスト、着信履歴リスト、発信履歴リスト、電話帳リストを選択するメニュー画像を表示する画像ST15、各履歴リストを表示する画像ST16、発信状態や発信番号を表示する画像ST17などの画像である。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。つまり、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する通話機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。
ステップS32において、操作装置100の第2制御部106は、第7操作モード処理を実行する。
第7操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、その予め受信した位置データとユーザが板状体101を押した位置データとが合致する位置データのうち、連続して変化する位置データの送信を制限する。
この場合の、携帯端末1においてユーザ指定により実行されるコマンドとは、板状体101において通話機能に関連する画像に対応する位置へ荷重がかかると、つまり、ユーザがその位置を押すと、押された位置に対応する通話機能に関連する画像のアイコンや項目が示す機能を実行するコマンドであり、位置データが連続して変化する場合とは、音出力、電話帳リストの内容、各履歴アドレスなどの項目がスクロール操作される場合である。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する通話機能関連のアイコンや項目が示す機能のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、通話機能に関連する画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
ステップS33において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ車両が走行状態ではない非走行状態である旨を送信する。次に、ステップS34へ移行する。
ステップS34において、操作装置100の第2制御部106は、第8操作モード処理を実行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態ではない旨の信号を受信したので、図17に示すように、第1表示部2において、上下における所定のポイント、及び、それらの中間の操作を可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST20、及び、操作ガイド画像ST21を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST20、及び、操作ガイド画像ST21が携帯端末1においてされるため、図17に示すように、ユーザは、操作装置100において、スクロール操作が可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、ユーザが電話をかける際に、第1表示部2においてドライバ側に電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、ドライバ側に電話を切る操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電話を取る操作を受け付けるアイコンを表示する。
第8操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、通話機能に関連する画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、ユーザが板状体101を押した位置データのうち連続して変化する位置データの送信を許可する。
この場合のコマンドとは、前述した通りであり、位置データが連続して変化する場合とは、前述した通りである。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する通話関連のアイコンや項目が示す機能のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、生成した通話機能に関連する画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
つまり、操作装置100の第2制御部106は、車両が走行状態である場合は、通話機能に関連する画像において、連続操作の受付を禁止するとともに、車両が非走行状態である場合は、通話機能に関連する画像において、連続操作の受付を許可するため、ユーザは車両を運転している間は、通話機能に関連する画像において、詳細な操作ができない。結果、運転に対する集中力が低下せず、交通事故を発生させる虞は無くなる。また、ユーザは車両を運転しない間は、通話機能に関連する画像において、詳細な操作ができるため、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
次に、携帯連携システムs1において、ユーザが電子メール通信機能のうち電子メールを受信する機能を発揮させる処理を以降において説明する。
(電子メール通信機能)
携帯連携システムs1において、ナビ機能や音楽再生機能を発揮している際に、携帯端末1へ電子メールの着信があると、操作装置100の第2制御部106は、図18のフローチャートが示す制御の実行を開始するとともに、電子メール通信機能を発揮させる処理が終了するまで、所定の周期でこの制御を繰り返す。
操作装置100の第2制御部106は、図18フローチャートのステップS40において、車載ネットワークn2を介して、車速検知部11、又は、変速段検知部12から受信する信号に基づいて、車両が走行状態であるか否かを判断する。車両が走行状態であると判断する場合(ステップS40においてYesの場合)は、ステップS41へ移行し、車両が走行状態であると判断しない場合(ステップS40においてNoの場合)は、ステップS43へ移行する。
なお、第2制御部106が走行状態であると判断する場合とは、車速検知部11から受信する信号により、車速が0km以上を示す場合である。又は、変速段検知部12から受信する信号により、変速段がパーキング以外を示す場合である。
ステップS41において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、車両が走行状態である旨の信号を携帯端末1へ送信する。次に、ステップS42へ移行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態である旨の信号を受信したので、図19に示すように、第1表示部2において、上下、及び、左右の所定のポイントのみを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST26を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST26が携帯端末1において表示されるため、ユーザは、操作装置100において、アップ・ダウン側における所定のポイント、左右サイドにおける所定のポイントのみ操作可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、電子メールを着信した際に、第1表示部2においてドライバ側に、電子メールを読み上げる操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に、電子メールの読み上げを停止させる操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、電子メールの読み上げを停止させる操作を受け付けるアイコンをドライバ側表示し、かつ、助手席側に、電子メールを読み上げる操作を受け付けるアイコンを表示する。
更に、第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ、電子メール通信機能に関連する画像を送信する。その電子メール通信機能に関連する画像とは、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する電子メール通信機能に関連する画像である。例えば、電子メールの着信通知を表示する画像ST22、差出人、宛先、件名、着信日時を表示する画像ST23、受信ボックスを表示する画像ST24、本文を表示する画像ST25などの画像である。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した電子メール通信機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。つまり、通常、携帯端末1の第1表示部2において表示する電子メール通信機能に関連する画像を第2表示部1003において表示させる。
ステップS42において、操作装置100の第2制御部106は、第9操作モード処理を実行する。
第9操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、その予め受信した位置データとユーザが板状体101を押した位置データとが合致する位置データのうち、連続して変化する位置データの送信を制限するとともに、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化した場合にその位置データと荷重レベルデータの送信を制限する。
この場合の、携帯端末1においてユーザ指定により実行されるコマンドとは、板状体101において電子メール通信機能に関連する画像に対応する位置へ荷重がかかると、つまり、ユーザがその位置を押すと、押された位置に対応するアイコンや項目が示す電子メール機能を実行するコマンドであり、位置データが連続して変化する場合とは、電子メールの本文を上下にスクロール操作させる場合である。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、電子メールを拡大させるアイコン位置において、荷重レベルに応じて拡大レベルが増加操作される場合であり、電子メールを縮小させるアイコン位置において、荷重レベルに応じて縮小レベルが増加操作される場合である。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応するアイコンや項目のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、その関連画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した通話機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
ステップS43において、操作装置100の第2制御部106は、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ車両が走行状態ではない非走行状態である旨を送信する。次に、ステップS44へ移行する。
ステップS44において、操作装置100の第2制御部106は、第10操作モード処理を実行する。
このとき、携帯端末1の第1制御部6は、第1近距離無線通信部9を介して、車両が走行状態ではない旨の信号を受信したので、図19に示すように、第1表示部2において、上下における所定のポイントとそれらの中間、及び、左右の所定のポイントを操作可能にしていることをユーザへ教示する操作ガイド画像ST27を表示する。つまり、このような操作ガイド画像ST27が携帯端末1においてされるため、図19に示すように、ユーザは、操作装置100において、スクロール操作が可能であることがわかる。
なお、第1制御部6は、電子メールを着信した際に、ドライバ側に電子メールの読み上げ操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電子メールの読み上げを停止する操作を受け付けるアイコンを表示する。通話の際は、ドライバ側に電子メールの読み上げを停止する操作を受け付けるアイコンを表示し、かつ、助手席側に電子メールの読み上げ操作を受け付けるアイコンを表示する。
第10操作モード処理とは、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、電子メール通信機能に関連する画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、ユーザが板状体101を押した位置データのうち連続して変化する位置データの送信を許可する。また、ユーザが板状体101を押した位置データにおける荷重レベルデータのうち連続して変化する位置データの送信を許可する。
この場合のコマンドとは、前述した通りであり、位置データが連続して変化する場合とは、前述した通りである。また、合致する位置データであって、同一の位置データにおいて連続して荷重レベルが変化する場合とは、前述した通りである。
携帯端末1の第1制御部6は、操作装置100から第1近距離無線通信部9を介して、受信した位置データが示す位置のコマンド、つまり、その位置と対応する電子メール通信機能に関連する画像関連項目のコマンドを実行する。更に、第1制御部6は、その実行コマンドに関連する画像を生成して、この関連画像を、第1近距離無線通信部9を介して、制御装置1000へ送信する。
制御装置1000の第3制御部1001は、第3近距離無線通信部1004を介して、受信した電子メール通信機能に関連する画像を、第2表示部1003へ表示する。
つまり、操作装置100の第2制御部106は、車両が走行状態である場合は、電子メール通信機能に関連する画像において、連続操作の受付を禁止するとともに、車両が非走行状態である場合は、通話機能に関連する画像において、連続操作の受付を許可するため、ユーザは車両を運転している間は、電子メール通信機能に関連する画像において、詳細な操作ができない。結果、運転に対する集中力が低下せず、交通事故を発生させる虞は無くなる。また、ユーザは車両を運転しない間は、電子メール通信機能に関連する画像において、詳細な操作ができるため、ユーザの携帯端末に対する利便性を向上させることができる。
<変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。以下では他の実施の形態について説明する。もちろん、以下で説明する形態を適宜組み合わせても良い。
<変形例1>
上記代表の実施の形態における携帯端末1は、スマートフォンと称される携帯端末であると説明したが、第1表示部2Xと操作部5Xとが別に構成される携帯端末1Xであっても良い。携帯端末1Xも、通話機能、電子メール通信機能、音楽再生機能、及び、ナビゲーション機能など、種々の機能を搭載する、高機能携帯端末である。
この携帯端末1Xの外形を図20に基づいて説明する。携帯端末1Xは、第1表示部2X、並びに、操作部5X、通話機能を発揮する際に通話相手の声を出力する受話部3X、及び、通話機能を発揮する際に通話相手へ送信する声を入力する送話部4Xなどによって構成されている。なお、携帯端末1Xの構成については携帯端末1と略同じである。
<変形例2>
上記代表の実施形態における、携帯連携システムs1において、携帯端末1、操作装置100、及び、制御装置1000が相互に通信する方法は、近距離無線通信であると説明したが、有線などの他の通信方法であっても良い。
<変形例3>
上記代表の実施の形態における、「操作装置100の第2制御部106が実行する第1操作モード、第3操作モード、第5操作モード、第7操作モード、及び、第9操作モードにおいて、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、その予め受信した位置データとユーザが板状体101を押した位置データとが合致する位置データのうち、連続して変化する位置データの送信を制限する。更に、操作装置100の第2制御部106が実行する第2操作モード、第4操作モード、第6操作モード、第8操作モード、及び、第10操作モードにおいて、第2制御部106が、携帯端末1から第2近距離無線通信部108を介して、案内画像においてユーザ指定によりコマンドが実行される位置データを予め受信しており、第2制御部106は、板状体101にかかる荷重位置、つまり、ユーザが板状体101を押した位置データのうち、予め受信していた位置データと合致する位置データのみを受け付けて、その合致した位置データを、第2近距離無線通信部108を介して、携帯端末1へ送信する。更に、第2制御部106は、ユーザが板状体101を押した位置データのうち連続して変化する位置データの送信を許可する」と説明したが、操作装置100から車両の走行状態、及び、ユーザが板状体101押した位置データを受信した携帯端末1の第1制御部6が、車両の走行状態に応じて、ユーザ操作を受け付けるものであってもよい。
つまり、携帯端末1の第1制御部6は、車両が走行状態である旨の信号を、第1近距離無線通信部9を介して、受信した場合は、受信する位置データのうち連続して変化する位置データに基づくコマンドの実行を制限する。また、第1制御部6は、車両が非走行状態である旨の信号を、第1近距離無線通信部9を介して、受信した場合は、受信する位置データのうち連続して変化する位置データに基づくコマンドの実行を許可する。
<変形例4>
上記代表の実施の形態おける発明は、携帯端末1、操作装置100、及び、制御装置1000から構成される携帯連携システムs1により実現されると説明したが、制御装置1000を省略した、携帯端末1、及び、操作装置100から構成される操作システムs2のみにより実現されるものであっても良い。
つまり、センタークラスターs2の中央に、着脱可能な携帯端末1を車両内側方向へその第1表示部2が向くように装着した状態で、上記代表の実施形態と同様の機能を発揮させる。その際には、携帯端末1の第1表示部2に表示されていた操作ガイドは省略され、通常、携帯端末1の第1表示部2に表示されるメニューなどのコンテンツが表示される。
<変形例5>
上記代表の実施の形態における発明は、操作装置100が、センターコンソールc1の後方(車両進行方向と逆)に設置された変速装置の近傍に備えられると説明したが、車両の運転席側のドアのパワーウィンドウなどの操作ボタンが設置されている付近に備えられても良い。
また、操作装置100が上記代表の実施の形態で説明したものよりも小型化させて、ステアリングに一体化させて備えても良い。
<変形例6>
上記代表の実施形態における発明は、制御装置1000は、車両のフロントウィンドウ下にあるダッシュボードの左右略中央の部位であるセンタークラスターc2の中央に備えられると説明したが、その位置よりもフロントウィンドウ側に、つまり、運転席を基点に奥に位置しても良い。
<変形例7>
また、上記代表の実施の形態では、プログラムに従ったCPUの演算処理によってソフトウェア的に各種の機能が実現されると説明したが、これら機能のうちの一部は電気的なハードウェア回路により実現されても良い。また逆に、ハードウェア回路によって実現されるとした機能のうちの一部は、ソフトウェア的に実現されても良い。
更に、各実施例の制御を説明するフローチャート図における各処理は、便宜上一の系列で示しているが、細分化された各処理を各制御部がマルチタスク制御機能により並列に処理するものであっても良い。
s1 携帯連携システム
s2 操作システム
1 携帯端末
2 表示部
6 制御部
9 近距離無線通信部
11 車速検知部
12 変速段検知部
100 操作装置
101 板状体
102 荷重検知部
103 荷重検知部
104 荷重検知部
105 荷重検知部
106 制御部
108 近距離無線通信部
1000 制御装置
1001 制御部
1003 表示部
1004 近距離無線通信部

Claims (10)

  1. 車両内部に位置する携帯端末と、前記携帯端末を遠隔操作する操作装置とを備える操作システムであって、
    前記操作装置は、
    前記車両のセンターコンソール付近に搭載され、ユーザがタッチ可能な操作平面と、
    前記操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信する送信手段と、
    を備え、
    前記携帯端末は、
    前記操作装置から前記位置データを受信する受信手段と、
    コンテンツを表示する表示手段と、
    前記位置データの受信に応答して、前記表示手段の表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドを実行する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする操作システム。
  2. 請求項1に記載の操作システムにおいて、
    前記検知手段は、前記操作平面における複数の所定位置にそれぞれ加わる複数の荷重の大きさに基づいて、前記二次元座標上の位置を検知するものであることを特徴とする操作システム。
  3. 請求項1または2に記載の操作システムにおいて、
    前記携帯端末の前記制御手段は、前記位置データが示す位置が連続して変化する場合に、所定のコマンドを実行することを特徴とする操作システム。
  4. 請求項3に記載の操作システムにおいて、
    前記操作装置は、車両の状態を検知する車両状態検知手段、
    をさらに備え、
    前記送信手段は、車両が走行状態であることが検知された場合は、示す位置が連続して変化する前記位置データの送信を制限することを特徴とする操作システム。
  5. 請求項2に記載の操作システムにおいて、
    前記操作装置の前記検知手段は、前記複数の荷重の大きさに基づいて前記ユーザがタッチした荷重の大きさを示す荷重レベルを導出し、
    前記操作装置の前記送信手段は、前記位置データとともに前記荷重レベルを前記携帯端末へ送信し、
    前記携帯端末の前記制御手段は、前記荷重レベルに応じたコマンドを実行することを特徴とする操作システム。
  6. 請求項5に記載の操作システムにおいて、
    前記操作装置は、車両の状態を検知する車両状態検知手段
    をさらに備え、
    前記送信手段は、車両が走行状態であることが検知された場合は、前記荷重レベルの送信を制限することを特徴とする操作システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の操作システムにおいて、
    前記車両のセンタークラスターに配置され、前記携帯端末の前記表示手段の表示画面と同一内容を表示する車載表示装置、
    をさらに備えることを特徴とする操作システム。
  8. 車両内部に位置する携帯端末を遠隔操作する操作装置であって、
    前記車両のセンターコンソール付近に搭載され、ユーザがタッチ可能な操作平面と、
    前記操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段が検知した位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信して、前記携帯端末に対し、その表示画面において前記位置データが示す位置に応じたコマンドを実行させる送信手段と、
    を備えたことを特徴とする操作装置。
  9. 車両内部に位置する携帯端末と、前記携帯端末を遠隔操作する操作装置とを備える操作システムにおけるコマンド実行方法であって、
    (a)前記操作装置が、前記車両のセンターコンソール付近に搭載される操作平面において、ユーザがタッチした二次元座標上の位置を検知する工程と、
    (b)前記操作装置が、前記位置を示す位置データを前記携帯端末へ送信する工程と、
    (c)前記携帯端末が、前記操作装置から前記位置データを受信する工程と、
    (d)前記携帯端末が、前記位置データの受信に応答して、表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドを実行する工程と、
    を備えたことを特徴とするコマンド実行方法。
  10. 請求項9に記載のコマンド実行方法において、
    更に、前記操作装置が、車両の状態を検知する工程を備え、
    前記(b)工程において、前記操作装置が、更に、車両の状態を前記携帯端末へ送信し、
    前記(c)工程において、前記携帯端末が、更に、前記車両の状態を受信し、
    前記(d)工程において、前記携帯端末が、更に、車両が走行状態であることを受信した場合は、受信した前記位置データが示す位置が連続して変化する場合は、表示画面において当該位置データが示す位置に応じたコマンドの実行を制限することを特徴とするコマンド実行方法。
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