JP2011203474A - アップライトピアノ型アクション - Google Patents

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Abstract

【課題】押鍵時における明確な脱進感及び深い押鍵位置での高い連打性を有することによりグランドピアノに匹敵するタッチ感を与えるアップライトピアノ型アクションを提供する。
【解決手段】バット50の押上げ面60は、ジャック40による押し上げを受ける領域として、前方側に位置し傾斜角の小さい平坦部61と、後方側に位置し傾斜角の大きい斜行受圧部62とを備え、鈍角をなす脱進部63を形成しており、脱進部63は、回動開始直後のジャック位置に対応して設けられており、斜行受圧部62は、低速での押鍵によるフルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バット50が後方への回動を伴ってジャック40との接触位置を保つように傾斜角が決められているアップライトピアノ型アクション。
【選択図】図5

Description

本発明は、アップライトピアノアクション及びこれと同タイプのアクションを含むアップライトピアノ型アクションに関する。
従来のアップライトピアノのアクションは、ハンマによる打弦を行なわせるために、押鍵に連動するジャックがバットの押上げ面を押し上げ、バットに支持されたハンマを回動させるようになっている(例えば、特許文献1)。
以下の説明においては、往復回動するハンマ(または揺動部材)が、押鍵時に向かう側を前方、離鍵時に向かう側を後方と称する。
バットは、バットフレンジを介してセンターレールに回動自在に支持された板状部材からなるバット本体を備えており、その後方側の面をジャックにより押し上げられて回動する。バットの押上げ面は、バットスキンが覆っており、バット本体とバットスキンとの間には、アンダークロスとアンダーフェルトが次のようにして、押し上げ方向に並んだ状態で挟持されている。
すなわち、非押鍵状態において、バットの下端面は水平乃至後方へ僅かに下降しており、そこにアンダークロスが貼着されている。バットはその下端面の後方側の端部から後方へ上昇する傾斜面となっており、その傾斜面にアンダーフェルトが貼着されている。傾斜面は、アンダーフェルトで覆われない上部面へと続き、その上部面はアンダーフェルトの厚さ分の段差を経てアンダーフェルトの表面にほぼ連続するように延びる。そして、バットスキンは、アンダークロス及びアンダーフェルトを覆い、その上の上部面には直貼りされている。
ジャックは、ウイペンフレンジを介してウイペンに回動自在に支持されており、押鍵時にウイペンと共に押し上げられる。そして、或る程度上昇した位置でジャックは、後方側の突出部がレギュレーティングボタンに当接することにより、後方側へ回動し始め、最終的な上昇端付近で、ハンマにエスケープメントの動作を生じさせる。すなわち、ジャックは、レギュレーティングボタンへの当接により後方側へ回動し始めて、ジャック先端部がバットに接触しながらそれる方向に移動して押し上げ力を急に弱め、これにより演奏者に押鍵抵抗が急激に低下する脱進感を与える。さらに、ジャックは、後方側への回動の進行により上昇端付近でバットの押し上げ機能を失い、これに伴ってハンマはエスケープメント動作、すなわち、慣性力のみで打弦地点まで回動する動作を行なう。このエスケープメントにより、ハンマは打弦時の反力で後方側へ戻る自由を有することになる。
バットは、ジャックのこの動作に対応した構造となっている。バットにおけるアンダークロス貼りの領域は、押鍵によりジャックが上昇してからレギュレーティングボタンに当接するまでの間に、ジャック先端部が接触する領域に対応している。また、アンダーフェルト貼りの領域は、ジャックがレギュレーティングボタンに当接して回動し始めてからジャック先端部が押し上げ機能を失う動作をする領域に対応している。そして、バット本体にバットスキンが直貼りされている領域では、押し上げ機能を失ったジャックの先端部が接触する。
バットにおけるこの構成は、次のように作用する。アンダークロスは、ジャックの上昇開始直後に接触する領域に設けられることにより、ジャック当接時の緩衝の役割をなす。また、アンダーフェルトは、フェルトの可撓性によりジャック先端を食い込み易くしており、ジャックは食い込み状態で上昇することにより、バットの押し上げ機能を奏する。その結果、フルストローク位置から少し鍵を戻し、ジャック先端がアンダーフェルト貼り領域の中央部まで下降した状態で押鍵すれば、ジャックはバットを押し上げることができる。したがって、フルストロークから或る程度戻した押鍵位置での連打が可能である。そして、バットスキン直貼り部は、フルストローク付近まで押鍵が進行したときに、ジャックとバットとの摩擦抵抗を低減する。したがって、ジャックは、この領域へ到達することにより、抜けが良くなり、押鍵時のタッチ感を良好にする。但し、アンダーフェルト貼り領域の上部及びバットスキン直貼り領域では、ジャックが上下動を繰り返してもバットの押し上げ機能は得られない。
実公昭62−43349号公報
前述のように、アンダークロス部分からアンダーフェルト部分への移行箇所は、傾斜角が起立方向へ変化すると共に、ジャックがレギュレーティングボタンと当接して後方へ回転し始める位置にほぼ対応しており、演奏者に脱進感を与える箇所である。この脱進感は、発音に必要な押鍵深さに到達したタッチ感を演奏者に与える上で極めて重要な役割をなす。しかしながら、従来のアップライトピアノのアクションにおいては、アンダーフェルトの柔軟性が脱進感を不明確にしており、タッチ感を損ねていた。
また、フルストローク後、鍵を僅かに戻しても、ジャックがアンダーフェルト貼り領域の上部またはスキン直貼り領域にある限りは、次の打弦ができない。次の打弦を可能にするためには、ジャックがアンダーフェルト領域の中央部より下方に戻るまで、鍵を戻す必要がある。その結果、深い押鍵位置での連打ができない。これは、鍵を僅かに往復動させる弱打での連打ができないことを意味する。
一方、グランドピアノのアクションでは、ウイペンに支持されたレペティションレバーが設けられ、ジャックはハンマの根元付近にあるハンマローラを押し上げる構造となっている。レペティションレバーは、打弦直後に、ハンマローラを下方から支持し、その間にジャックがハンマローラの真下に復帰し、次の押鍵が可能となる。したがって、深い押鍵位置での連打が可能となっている。また、連打性がレペティションレバーにより確保されるので、ジャックはレギュレーティングボタンへの当接により、回動してジャック先端部がハンマローラから離脱するようになっている。これにより、押鍵時に明確な脱進感を演奏者に与える。
そこで、本発明は、アップライトピアノ型アクションにおける上記問題を解決し、押鍵時における明確な脱進感及び深い押鍵位置での高い連打性を有することによりグランドピアノに匹敵するタッチ感を与えるアップライトピアノ型アクション提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するため、押鍵に連動するジャックがバットの押上げ面を押し上げて揺動部材にヒッティング動作をさせるアップライトピアノ型アクションにおいて、往復回動する上記揺動部材が、押鍵時に向かう側を前方、離鍵時に向かう側を後方とし、上記バットの押上げ面は、上記ジャックによる押し上げを受ける領域として、前方側に位置し水平面に対する傾斜角の小さい平坦部と、後方側に位置し水平面に対する傾斜角の大きい斜行受圧部とを備え、上記平坦部及び斜行受圧部は相互間に鈍角をなす脱進部を形成しており、上記脱進部は、押鍵の進行段階におけるジャックとレギュレーティング部材との当接による回動開始直後のジャック位置に対応して設けられており、上記斜行受圧部は、上記揺動部材によるヒッティングが行なわれない程度の低速でフルストロークの押鍵を行なったときに、ジャックがバットの押し上げを継続すると共に、フルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バットが後方への回動を伴ってジャックとの接触位置を保つように傾斜角が決められていることを特徴とするアップライトピアノ型アクションを提供するものである。
本発明に係るアップライトピアノ型アクションは、上記構成により、次の作用効果を奏する。バットの押上げ面は、水平面に対する傾斜角の小さい平坦部から鈍角をなす脱進部を経て傾斜角の大きい斜行受圧部へと移行している。また脱進部は、ジャックとレギュレーティング部材との当接による回動開始直後のジャック位置に対応して設けられている。したがって、押鍵時にジャックは、レギュレーティング部材との当接により回動して先端の接触位置が平坦部から斜行受圧部へ移動する際に、脱進部において水平面に対する傾斜角が小さい部分から大きい部分へと接触箇所を変化させる。これにより、演奏者に対し、押鍵に要する力が急激に小さくなる脱進感を明確に与えることができる。
また、斜行受圧部は、揺動部材によるヒッティングが行なわれない程度の低速でフルストロークの押鍵を行なったときに、ジャックがバットの押し上げを継続すると共に、フルストローク位置から鍵を戻し始めたときに、ジャックとバットとの接触位置を保ったままバットが後方側へ回動するように傾斜角が決められている。
したがって、ヒッティングを伴う押鍵の際には、フルストロークの押鍵により、ジャックによるバットの押し上げとその後の揺動部材のエスケープによりヒッティングが行なわれる。これに伴って、打弦またはセンシングによる発音が可能である。そして、その位置から僅かに鍵を戻せば、ジャックの後退と共に、バットはジャックとの接触位置を保って後方側へ回動するので、その位置から再び押鍵すれば、次のヒッティング及びこれに伴う発音を得ることができる。すなわち、押鍵後に僅かに鍵を戻した深い位置からの押鍵による発音が可能であり、アップライトピアノ型アクションでありながら、グランドピアノアクションの特徴である弱音での速い連打が可能となる。
以上のように、本発明によれば、押鍵時における明確な脱進感及び深い押鍵位置での高い連打性を有することによりグランドピアノに匹敵するタッチ感を与えるアップライトピアノ型アクション提供することができる。
本発明の一実施形態に係るアップライトピアノ型アクションについて、非押鍵状態を示す縦断側面図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションについて、押鍵初期段階を示す縦断側面図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションについて、押鍵が進行した段階を示す縦断側面図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションについて、押鍵がさらに進行した段階を示す縦断側面図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションの要部を示す側面図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションの要部構成の説明図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションの要部構成の説明図である。 図1に示したアップライトピアノ型アクションの要部構成の説明図である。
以下、本発明の一実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。図面中の同一又は同種の部分については、同じ番号を付して説明を省略することがある。
図1は、本発明の一実施形態に係るアップライトピアノ型アクションを示す側面図である。図は、アクションにおける高音寄りの1鍵分を取り出して示している。
図示のアクションは、アコースティックピアノであるアップライトピアノ用のものであり、ハンマが弦Sを打つようになっており、弦の振動が響板に伝えられて楽音が発せられる。アクションがアップライト型の電子ピアノ用のものである場合は、弦Sは金属板等のストッパ部材に置き換えられ、ハンマはストッパ部材をヒットする揺動部材に置き換えられ、発音はヒット直前の揺動部材の回動速度等を検知して、その速度に応じた大きさで行なわれる。
以下では、図示のアップライトピアノ用アクションの例に基づいて、本発明を説明する。このアクションは、以下に述べる通常の基本形態を有している。すなわち、アクション全体の間口方向に延びるセンタレール20が両端部を図外のブラケットに支持されており、センタレール20の下部には、各鍵毎に、ウイペンフレンジ31が取り付けられ、その軸31aを介して、ウイペン30が回動自在に支持されている。ウイペン30は、前端近くをウイペンフレンジ31により支持され、ほぼ水平に延びている。ウイペン30の後方寄りの下面からはウイペンヒール32が垂下しており、鍵の端部付近に設けられた図外のキャプスタンボタンが押鍵時に上昇してウイペンヒール32を押し上げ、ウイペン30を上方へ回動させる。
ウイペン30の中央部よりやや後方には、ジャックフレンジ41を介してジャック40が回動自在に結合されている。ジャック40は、長片42と短片43とで構成され側面視L字状をなしている。長片42は、やや前方に傾斜して上方に延び、後述するバットに接触している。短片43は長片42の下端部から後方へ延びており、短片43とウイペン30との間に挿入された圧縮コイルばね33は、短片43を上方へ押し上げ、ジャック40を回動するように付勢している。
センタレール20の上部には、鍵毎に、バットフレンジ51が取り付けられ、バットフレンジ51の軸51aを介してバット50が回動自在に支持されている。バット50の上部からは、ハンマシャンク71が延び、その先端にハンマ70が結合されている。また、バット50の後部には、打弦後の戻りを規制されるキャッチャ52が結合されている。ハンマシャンク71の後方には、ハンマレール110が位置している。ハンマレール110は、アクション全体の間口方向に延び、ハンマレールヒンジ111を介して両端部を図外のブラケットに支持され、前後方向に回動自在となっている。ハンマレール110のハンマシャンク側の面にはハンマレールフェルト112が接着され、その反対側に係合片113が取り付けられている。非押鍵状態において、ハンマレール110が図示の後方位置にあり、ハンマシャンク71はハンマレールフェルト112上に支持されている。図外のペダルアッセンブリからソフトペダル突上げ棒Bが上方へ延び、その先端部が係合片113に係合している。演奏者がソフトペダルを踏むと、ソフトペダル突上げ棒Bが上昇し、係合片113を介してハンマレール110が弦側へ回動する。これは、ハンマ70を弦に接近させ、弱音での演奏を可能とするためである。
ウイペン30の後端部近くには、上方へ延びるバックチェックワイヤ81によりバックチェック80が取り付けられている。バックチェック80は打弦をしたハンマ70が反発力で後方へ戻るのを規制する機能をなす。
センタレール20の上端部には、鍵毎に、前方へ延びるダンパレバーフレンジ91を介してダンパレバー90が回動自在に支持されている。ダンパレバー90には、上方へ延びるダンパワイヤ92等を経てダンパフェルト93が結合されている。ダンパフェルト93は、ダンパレバー90の回動に従って、押鍵時に弦から離れ、離鍵時に弦に接してその振動を抑止する。
センタレール20の高さ方向中央部から後方へ離間して、アクション全体の間口方向にレギュレーティングレール101が延びており、同じ間口方向に相互に間隔をおいて配置されたレギュレーティングブラケット102によりセンタレール20に結合されている。レギュレーティングレール101には、鍵毎に、レギュレーティングスクリュー103が上下方向に螺合され、その下部にレギュレーティングボタン100
が固定されている。レギュレーティングボタン100は、押鍵時にジャック40が上昇する途中でジャックの短片43に当接し、ジャック40を後方へ回動させる機能を奏する。
アクションの基本構成の概略は以上の通りであり、本発明の機能に直接関係しない構成については説明を省略する。
次に本発明の特徴をなす構成について説明する。図5は、図1に示したアクションについて、バット50を中心にした要部を示す側面図である。
図示のバット50は、従来技術の項で説明したアンダークロス、アンダーフェルト、バットスキンの直貼り部に対応した領域が、その領域に連続して延びる緩衝層54及びバットスキン55によって覆われ、その表面が押上げ面60となっている。バットスキン55は、従来と同様の鹿皮バックスキンの他、人工皮革(例えば、東レ株式会社製「エクセーヌ」(商品名))とすることもできる。緩衝層54は、例えば、クロス、フェルト、耐クリープ仕様の高分子緩衝材等とすることができ、後述する明確な脱進感を得る上で、或る程度硬質なものが望ましい。また、緩衝層54は、バットスキンの種類や厚さ等によっては、省略することもできる。
押上げ面60は、前方側に位置し水平面に対する傾斜角の小さい平坦部61と、後方側に位置し水平面に対する傾斜角の大きい斜行受圧部62とを備え、平坦部61及び斜行受圧部62は相互間に鈍角をなす脱進部63を形成している。脱進部63は、押鍵の進行段階におけるジャック40とレギュレーティングボタン100(レギュレーティング部材)との当接による回動開始直後のジャック先端部の位置に対応して設けられている。
斜行受圧部62は、ハンマ(揺動部材)による打弦(ヒッティング)が行なわれない程度の低速でフルストロークの押鍵を行なったときに、ジャック40がバット50の押し上げを継続すると共に、フルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バット50が後方への回動を伴ってジャック40との接触位置を保つように傾斜角が決められている。
図示のアクションは、次のように作動する。図1は、非押鍵状態を示している。この状態では、ウイペン30は最下位置にあり、ハンマシャンク71はハンマ70を伴って後方へ傾斜し、ハンマレール110のハンマレールフェルト112上に支持されている。ジャック40はばね33に短片43を押し上げられて平坦部61の直下に位置し、平坦部61(図5)に隣接するバットの垂下部64に当接している。
押鍵を始めた段階では、図2に示すように、ウイペン30が上昇し、ジャック40が平坦部61を押し上げ、バット50は前方へ回動してハンマ70を前進させる。この状態を拡大したのが図5である。図5に見られるように、ジャック40の先端部は、脱進部63の直前に達し、ジャックの短片43はレギュレーティングボタン100に接し、僅かに回動し始めたところである。
この状態からさらに押鍵が進むと、図3に示すように、ジャック40は、短片43がレギュレーティングボタン100に接触した状態で押し上げられることにより、後方へ回動し、脱進部63を越え、斜行受圧部62に接触した状態へ移行する。ジャック40が脱進部63を越える瞬間に、バット50を押し上げる力が急に弱まり、演奏者に脱進感を与える。特に、平坦部61から斜行受圧部62への移行が、鈍角の脱進部63を経る短い時間で行なわれるので、演奏者に与える脱進感は明確なものとなる。
良好な脱進感を得て、且つ良好な演奏性を確保するためには、脱進部63において平坦部61と斜行受圧部62とがなす鈍角(開き角)は、135〜145度とするのが望ましい。その角度が、上記下限値より小さいと、ジャックによる斜行受圧部62へのバット回動モーメントが小さくなり、結果として深い押鍵位置での連打性が低下する。また、その角度が、上記上限値より大きいと、斜行受圧部62から平坦部61へのジャックの戻りが悪くなる。
押鍵がさらに進むと、ジャック40はさらに後方へ回動し、バットの斜行受圧部62から離脱し、フルストロークの状態となる。ジャック40は、この状態で、上昇及び後方への回動が最大となる。一方、ハンマ70は、慣性により進行するエスケープメントの状態となり、打弦を行なう。打弦後は、ハンマ70が弦の反発力で後方へ急速に戻され、図4に示すように、キャッチャ52がバックチェック80に受け止められて、ハンマ70の戻りが停止する。
このフルストロークの状態から鍵を少し戻すと、再び図3の状態に戻り、ジャック40がバットの斜行受圧部62に接触する。この接触状態から再び押鍵を始める場合、本件発明は次のように作用する。
ジャック40の押し上げ速度は、押鍵力が強いほど大きいので、ジャック40が平坦部61に接触している段階で、バット50の回動速度が大きくなる。その結果、ジャック40が、脱進部63から斜行受圧部62へ移行した後、斜行受圧部62に接触している時間(距離)は短くなる。したがって、ハンマ70は、押鍵の浅い段階でエスケープメント状態となって打弦を行なって後方へ跳ね返され、押鍵がフルストロークに至る前の段階で、早くもキャッチャ52がバックチェック80に受け止められた状態となり、その直後に鍵はフルストロークに達する。このように、ハンマ70は、フルストローク前の高さにあるバックチェック80に受け止められる結果、後方への戻り量が大きい。これに伴って、斜行受圧部62の傾斜は、水平に近づく(立った状態から寝た状態となる)。その結果、フルストロークから鍵を少し戻すと、ジャック40は斜行受圧部62の下部まで戻りやすい。したがって、この状態からであれば、再び押鍵することにより、バット50を回動させて打弦を行なうことができる。こうして、強打での連打は、アクションの機構上、比較的容易に可能となる。
一方、押鍵力が弱いと、ジャック40の押し上げ速度は小さいので、ジャック40が平坦部61から脱進部63を越え、斜行受圧部62へ移行した後に接触している時間(距離)は長くなる。したがって、ハンマ70は、押鍵の深い段階でやっとエスケープメント状態となり、打弦を行なって後方へ戻るときには、押鍵がフルストロークに極めて接近した状態となっており、この状態で、キャッチャ52がバックチェック80に受け止められる。こうして、ハンマ70は、フルストローク直前の高さにあるバックチェック80に受け止められる結果、後方への戻り量が小さい。これに伴って、斜行受圧部62の傾斜は、垂直に近づく(起立状態となる)。その結果、フルストロークから鍵を少し戻した際、ジャック40は、下降しながら起立状態の斜行受圧部62に沿って滑りながら後方へ押し戻されるおそれがある。この押し戻し状態から再び押鍵しても、バット50を回動させて打弦を行なうことはできない。しかしながら、本発明においては、次のようにして、連打が可能となっている。
すなわち、斜行受圧部62は、ハンマ70による打弦が行なわれない程度の低速でフルストロークの押鍵(この押鍵を「静加重的押鍵」と称する)を行なったときに、ジャック40がバット50の押し上げを継続すると共に、フルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バット50が後方への回動を伴ってジャック40との接触位置を保つように傾斜角が決められている。このような超低速での押鍵は、前述の弱打よりもさらに押鍵速度及びバットの回動速度が遅い。したがって、フルストロークから鍵を戻し始めたときのジャック40と斜行受圧部62との接触点は発音を可能とするようなどのような弱打よりも上に位置する。この状態で、鍵を戻し始める段階において、バット50が後方への回動を伴ってジャック40との接触位置を保つように、斜行受圧部62の傾斜角が決められている(この傾斜角を「接触保持傾斜角」と称する)。したがって、起立状態にある斜行受圧部62の後方への回動により、ジャック40が斜行受圧部62を滑りながら後方へ回動するということがない。その結果、フルストロークから少し戻した状態で再び押鍵すれば、ジャック40は斜行受圧部62に対して滑ることなく、バット50を回動させることができる。
そして、打弦が行なわれる弱打であれば、ジャック40は上記最上位置より下で斜行受圧部62に接することとなる。その結果、ジャック40は、上記最上位置よりもさらに滑りを生じ難く斜行受圧部62に接するのであり、僅かな鍵の戻し位置からの押鍵により確実に次の打弦を行なうことができる。したがって、弱打での連打が可能となり、深い押鍵位置での高い連打性が実現される。
上記の接触保持傾斜角は、図6に示すように、フルストロークの静加重的押鍵を行なったときのジャック40と斜行受圧部62との接触位置における、斜行受圧部62の接平面62Tが水平面Hとなす傾斜角θとして定めることができる。この場合、傾斜角θは、15〜33度とするのが望ましい。傾斜角θが、前記下限値より小さいと、斜行受圧部62から平坦部61へのジャックの戻りが悪くなり、前記上限値より大きいと、ジャックによる斜行受圧部62へのモーメント付加率(フルストロークから少し戻して押鍵したときにジャックが斜行受圧部62に与えるモーメント)が低下し、結果として深い押鍵位置での連打性を低下してしまう。
接触保持傾斜角はまた、図7に示すように、フルストロークの静加重的押鍵を行なったときのジャック40と斜行受圧部62との接触位置において、ジャック先端部の鉛直面内における2等分線40aと斜行受圧部62の法線62aとのなす交差角αとして定めることができる。この場合、交差角αは、12〜30度とするのが望ましい。交差角αが、前記下限値より小さいと、ジャックによる斜行受圧部62へのモーメント付加率が低下し、結果として深い押鍵位置での連打製を低下してしまい、前記上限値より大きいと、斜行受圧部62から平坦部61へのジャックの戻りが悪くなる。なお、この状態でジャック40が回動方向において鉛直面に対してなす角度は、0〜20度とされる。
接触保持傾斜角はまた、図8に示すように、フルストロークの静加重的押鍵を行なったときのジャック40と斜行受圧部62との接触位置において、ジャック先端部に丸味がある場合は、その曲面の放線40bと斜行受圧部62の法線62aとのなす交差角βとして定めることができる。この場合、交差角βは、12〜30度とするのが望ましい。交差角βが、前記下限値より小さいと、ジャックによる斜行受圧部62へのモーメント付加率が低下し、結果として深い押鍵位置での連打製を低下してしまい、前記上限値より大きいと、斜行受圧部62から平坦部61へのジャックの戻りが悪くなる。なお、この倍もジャック40が回動方向において鉛直面に対してなす角度は、0〜20度とされる。
以上は、アップライトピアノ用アクションの実施形態についての説明であるが、アクションがアップライト型の電子ピアノ用のものである場合は、弦Sが金属板等のストッパ部材に置き換えられるので、上記説明における「弦」はストッパ部材に、「打弦」は、ストッパ部材のヒッティングに置き換えられる。ハンマは、打弦用のフェルト等を使用したものでなく、ストッパ部材のヒッティングが可能な樹脂製、ゴム製等でもよい。また、弦振動がないので、上述のダンパ機構等が不要となる。
以上、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
30:ウイペン、 40:ジャック、 50:バット、 55:バットスキン、 60:押上げ面、 61:平坦部、 62:斜行受圧部、 63:脱進部、 70:ハンマ(揺動部材)、 100:レギュレーティングボタン(レギュレーティング部材)、 S:弦(ストッパ部材)

Claims (2)

  1. 押鍵に連動するジャックがバットの押上げ面を押し上げて揺動部材にヒッティング動作をさせるアップライトピアノ型アクションにおいて、
    往復回動する上記揺動部材が、押鍵時に向かう側を前方、離鍵時に向かう側を後方とし、
    上記バットの押上げ面は、上記ジャックによる押し上げを受ける領域として、前方側に位置し水平面に対する傾斜角の小さい平坦部と、後方側に位置し水平面に対する傾斜角の大きい斜行受圧部とを備え、上記平坦部及び斜行受圧部は相互間に鈍角をなす脱進部を形成しており、
    上記脱進部は、押鍵の進行段階におけるジャックとレギュレーティング部材との当接による回動開始直後のジャック位置に対応して設けられており、
    上記斜行受圧部は、上記揺動部材によるヒッティングが行なわれない程度の低速でフルストロークの押鍵を行なったときに、ジャックがバットの押し上げを継続すると共に、フルストローク位置から鍵を戻し始める段階において、バットが後方への回動を伴ってジャックとの接触位置を保つように傾斜角が決められている
    ことを特徴とするアップライトピアノ型アクション。
  2. 上記バットが、木材、プラスチック、金属、またはこれらの2以上の組み合わせにより形成されたバット本体を備えており、上記押上げ面における平坦部及び斜行受圧部が、上記バット本体の輪郭形状に基づいて形成されており、該輪郭形状部分がバットスキンにより覆われていることを特徴とする請求項1に記載のアップライトピアノ型アクション。
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