JP2011197291A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着脱可能な現像装置内の空気を効果的に装置本体外側に排出可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】現像ユニット8を支持する第2支持フレーム51は、現像ユニット8を着脱可能とする着脱位置と、現像ユニット8が感光体ドラム5にトナーを供給可能な現像位置と、の間で回動する。第2支持フレーム51の背面側フレーム部51aには、筒状の第2中継部53が設けられており、第2中継部53の第3開口端部53aは、第2支持フレーム51の第2回動軸Y上において第2支持フレーム51を貫通し、背面側板50aに回転可能に支持されると共に、本体側ダクト55の第2開口部55aと嵌合している。一方、第2中継部53の第4開口端部53bは、第2支持フレーム51に現像ユニット8が装着される際、現像ユニット8の排気部47の第1開口部47aと連結される。
【選択図】図8

Description

本発明は、像担持体および現像装置を備えた電子写真方式の画像形成装置に関する。
コピー機、プリンタ、FAX等の電子写真方式を用いる画像形成装置においては、主に粉末の現像剤(以下、トナーという)が使用されている。そして、感光体ドラム等の像担持体上に、帯電および露光により形成された静電潜像を、現像装置内のトナーによって可視化し、そのトナー像を記録媒体上に転写した後、定着処理を行う画像形成プロセスが一般的に行われている。このような画像形成装置においては、現像装置にダクトを設け、現像装置内の空気を排出することによって、現像装置内の冷却や現像装置内でのトナーの飛散を回避している。
例えば特許文献1には、現像槽内に現像ローラ及び攪拌ローラを備え、軸方向に現像槽を貫通する貫通筒を設け、貫通槽の内部を冷風路とすることにより、現像槽の内部から冷却する技術が開示されている。
また、特許文献2には、間隙を介してトナー担持体外周面の一部を覆うトナー担持体被覆部材と、かかる間隙内の空気を強制吸引する吸引機構と、を設けることによって、現像工程を高速化してもトナー飛散及び発熱を防止する技術が開示されている。
特開平4−109267号公報 特開2002−278268号公報
ここで、従来の画像形成装置には、装置本体に対して着脱可能な現像装置を有するものがあり、装置本体に設けられた支持部に現像装置が支持された後、現像装置が支持部と共に回動することによって、現像装置に配置された現像ローラが感光体ドラムに対してトナーを供給可能な現像位置に配置される場合がある。
このように現像装置が装置本体に装着される状態を、図10及び図11に示す。図10は、従来の画像形成装置において現像位置に現像装置が配置された状態を示す部分斜視図であり、図11は、着脱位置に現像装置が配置された状態を示す部分斜視図である。
図10に示すように、装置本体には現像ユニット(現像装置)8を支持可能な第1支持フレーム61が配置されている。第1支持フレーム61は、画像形成される用紙の搬送方向とは垂直方向に沿って配置され、第1支持フレーム61の長手方向両端壁の上端部から長手方向両外側に向かって第1支軸61aが突設されている。第1支軸61aは、装置本体に設けられた不図示の係合穴に回転自在に挿入されており、これにより、第1支持フレーム61は、第1支軸61a、すなわち第1回動軸Xを支点として用紙搬送方向に向かって回動可能に支持されている。
また、第1支持フレーム61は、図10に示すように、現像ユニット8に配置された現像ローラ(ここでは不図示)が、感光体ドラム(ここでは不図示)にトナーを供給可能な位置(現像位置)と、かかる現像位置の下方であって現像ユニット8が第1支持フレーム61に対して着脱可能な位置(着脱位置)と、の間で回動できるようになっている。また、現像ユニット8は、第1支持フレーム61に対して長手方向に沿って挿入及び引き出すことにより、第1支持フレーム61に対して装着及び離脱されるようになっている。
また、第1支持フレーム61の長手方向一端部(例えば背面側端部)において第1支軸61aとは異なる位置には、かかる両端部を長手方向に貫通した筒状の第1中継部61bが形成されている。第1中継部61bにおける第1支持フレーム61に対し現像ユニット8側の第1開口端部61baは、現像ユニット8に設けられたダクトから成り現像ユニット8内の空気を外側に排出する排気部47の第1開口部47aと嵌合するようになっている。
これにより、着脱位置に回動した第1支持フレーム61に現像ユニット8を挿入すると、排気部47の第1開口部47aと第1中継部61bの第1開口端部61baとが嵌合し、排気部47と第1中継部61bとが連通する。一方、第1中継部61bの現像ユニット8とは反対側の第2開口端部61bbは、装置本体に設けられた排気ファン(ここでは不図示)から延出された本体側ダクト(ダクト部)55の先端の第2開口部55aと、現像位置において対向して係合するようになっている。
これにより、現像ユニット8が装着された第1支持フレーム61が、第1回動軸Xを支点として着脱位置から現像位置に回動すると、第1中継部61bの第2開口端部61bbが本体側ダクト55の第2開口部55aの開口面に対して回動方向に摺動し、図10に示すように、両者が係合して連通する。両者が連通すると、現像ユニット8の排気部47と本体側ダクト55とが第1中継部61bを介して連通するため、現像ユニット8内の空気を本体側ダクト55から排出するための排気経路を形成することができる。
ここで、第1支持フレーム61を回動させて排気部47と本体側ダクト55とを連結するとき、第1支持フレーム61の現像位置への回動が適切でない場合には、図11に示すように、第2開口部55aに対する第2開口端部61bbの配置がずれるおそれがある。かかる配置のずれが生じると、排気部47から本体側ダクト55への排気経路における気密性が低下するため、現像ユニット8内の冷却効率の低下やトナーの飛散を招くおそれがある。
このように、現像装置内の空気を装置本体外側に排出するにあたり、排気経路の気密性を維持することは、現像装置内の冷却の維持、及びトナー漏れの防止といった観点から、極めて重要である。しかし、特許文献1及び2には、現像装置を装置本体に対して着脱することに関して開示も示唆もされておらず、現像装置から排気ファンへの排気経路の気密性に関しても開示も示唆もない。
本発明は、上記問題点に鑑み、着脱可能な現像装置内の空気を効果的に装置本体外側に排出可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、像担持体と、装置本体に着脱可能に装着され、現像容器と、該現像容器に配置され前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像容器内の空気を排出するための排気部と、を有する現像装置と、前記現像装置の排気部と連結され、前記現像装置内の空気を前記装置本体外側に排出可能な排気手段と、を備えた画像形成装置において、前記排気手段から延出されたダクト部と、前記現像装置を支持するためのものであり、前記装置本体に回動可能に支持され、前記現像装置が着脱される着脱位置と、装着された前記現像装置が前記像担持体に現像剤を供給する現像位置と、の間で回動する支持部と、が設けられ、前記支持部は、前記排気部と前記ダクト部とを中継する筒状の中継部を有し、該中継部の第1の開口端部は、前記支持部の回動軸上において前記ダクト部と連結されており、前記第1の開口端部とは反対側の第2の開口端部は、前記着脱位置に回動した前記支持部に対する前記現像装置の装着により前記排気部と連結されることを特徴としている。
また本発明は、前記第2の開口端部は、前記回動軸とは垂直方向において前記第1の開口端部とは異なる位置に配置されることを特徴としている。
本発明の第1の構成によれば、排気手段から延出されたダクト部と、現像装置を支持するためのものであり、装置本体に回動可能に支持され、現像装置が着脱される着脱位置と、装着された現像装置が像担持体に現像剤を供給する現像位置と、の間で回動する支持部と、を設け、支持部が、排気部とダクト部とを中継する筒状の中継部を有し、該中継部の第1の開口端部を、支持部の回動軸上において前記ダクト部と連結し、第2の開口端部を、着脱位置に回動した支持部に対する現像装置の装着により排気部と連結することによって、支持部が回動しても中継部の第1の開口端部とダクト部との配置がずれないため、現像手段の排気部から排気手段までの排気経路において気密性の低下を防止することができるため、着脱可能な現像装置内の空気を効率的に装置本体外側に排出することができる。
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、第2の開口端部を、回動軸とは垂直方向において第1の開口端部とは異なる位置に配置することによって、現像装置における排気部の配置の自由度を高めることができるため、効果的となる。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略構成図 本実施形態の画像形成装置に用いられる現像装置の側面断面図 本実施形態の画像形成装置に用いられる現像装置の斜視図 第2支持フレーム周辺を示す斜視図 第2支持フレーム周辺を示す側面図 着脱位置に回動した第2支持フレームに現像装置が装着された状態を示す斜視図 着脱位置に回動した第2支持フレームに現像装置が装着された状態を示す側面図 現像装置と共に第2支持フレームが現像位置に回動した状態を示す斜視図 現像装置と共に第2支持フレームが現像位置に回動した状態を示す側面図 従来の画像形成装置において現像位置に現像装置が配置された状態を示す部分斜視図 従来の画像形成装置において着脱位置に現像装置が配置された状態を示す部分斜視図
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の概略構成図である。図1において、画像形成装置100(ここでは一例としてデジタル複合機を示す)では、コピー動作を行う場合、後述する画像読取装置6において原稿の画像データを読み取り画像信号に変換する。一方、複合機本体2内の画像形成部3において、帯電ユニット4により図中のA方向に回転する感光体ドラム5が一様に帯電され、画像読取装置6で読み取られた原稿画像データに基づく露光ユニット(レーザ走査ユニット等)7からのレーザビームにより感光体ドラム5上に静電潜像が形成され、現像ユニット(現像装置)8により静電潜像に現像剤(以下、トナーという)が付着されてトナー像が形成される。この現像ユニット8へのトナーの供給はトナーコンテナ9から行われる。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム5に向けて、用紙が給紙機構10から用紙搬送路11及びレジストローラ対12を経由して画像形成部3に搬送され、この画像形成部3において転写ローラ13(画像転写部)により感光体ドラム5の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム5から分離され、定着ローラ対14aを有する定着部14に搬送されてトナー像が定着される。定着部14を通過した用紙は、複数方向に分岐した用紙搬送路15に送られて、用紙搬送路15の分岐点に設けられた複数の経路切換ガイドを有する経路切換機構21、22によって用紙の搬送方向が振り分けられ、そのまま(或いは、用紙搬送路16に送られて両面コピーされた後に)、第1排出トレイ17a、第2排出トレイ17bから成る用紙排出部に排出される。
また、図示しないが、感光体ドラム5の表面の残留電荷を除去する除電装置がクリーニング装置18の下流側に設けられている。さらに、給紙機構10は、複合機本体2に着脱自在に取り付けられ、用紙を収納する複数の給紙カセット10a、10bと、その上方に設けられるスタックバイパス(手差しトレイ)10cと、を備えてなり、これらは用紙搬送路11によって感光体ドラム5及び現像ユニット8等からなる画像形成部3に繋がっている。
装置本体上部には、画像読取装置6が配置されている。画像読取部6は、原稿の画像情報を読み取るものであり、1枚ずつの原稿を手置きで読み取らせる場合には、原稿搬送装置27を開いて装置本体の上面に設けられたコンタクトガラス6a上に原稿を載置し、原稿束から1枚ずつを自動的に読み取らせる場合には、原稿束を、閉じた状態の原稿搬送装置27の給紙トレイ上27aに載置する。原稿束が給紙トレイ27a上に載置された場合は、当該原稿束から1枚ずつの原稿が自動的に順次コンタクトガラス6a上に送り込まれるようになっている。いずれの場合でもコンタクトガラス6a上に位置した原稿に、不図示の露光ランプから光が照射され、その反射光は画像光として不図示の反射鏡及び結像レンズ等の光学系を介して光電変換部(CCD)へ導かれる。
用紙搬送路15は、具体的には、定着ローラ対14aの下流側において、まず左右二股に分岐し、一方の経路(図1では右方向に分岐する経路)は第1排出トレイ17aに連通するように構成されている。そして、他方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は搬送ローラ対19を経由して二股に分岐し、一方の経路(図1では左方向に分岐する経路)は第2排出トレイ17bに連通するように構成されている。これに対し、他方の経路(図1では下方向に分岐する経路)は用紙搬送路16に連通するように構成されている。
また、装置本体の背面側には、後述する現像ユニット8の排気部47から排出された空気を装置本体外に排出するための排気ファン57が設けられている。排気ファン57から本体側ファン55(図10参照)が延出され、本体側ファン55の第2開口部55a(図10参照)は、後述するように、第2中継部53を介して排気部47と連結されるようになっている。また、排気ファン57における本体側ダクト55との接続部には、不図示のフィルターが配置されており、トナー等がフィルターに捕捉されるようになっている。
図2は、本実施形態の画像形成装置に用いられる現像装置の側面断面図であり、図3は、斜視図である。なお、図2は図1の背面側から見た状態を示しており、現像装置内の各部材の配置は図1と左右が逆になっている。
図2に示すように、現像ユニット8は、二成分現像剤(以下、単に現像剤と呼ぶ)が収納される現像容器30を備えており、現像容器30は仕切壁30a、30bによって攪拌搬送室31、供給搬送室32、及び回収搬送室33に区画されている。攪拌搬送室31及び供給搬送室32には、トナーコンテナ9(図1参照)から供給されるトナー(正帯電トナー)をキャリアと混合して攪拌し、帯電させるための攪拌搬送スクリュー35a及び供給搬送スクリュー35bがそれぞれ回転可能に配設されている。また、回収搬送室33には磁気ローラ40(後述)から引き剥がされた現像剤を搬送するための回収搬送スクリュー35cが回転可能に配設されている。
そして、攪拌搬送スクリュー35a及び供給搬送スクリュー35bによって現像剤が攪拌されつつ軸方向(図2の紙面とは垂直方向)に搬送され、仕切壁30aの両端部に形成された不図示の現像剤通過路を介して攪拌搬送室31、供給搬送室32間を循環する。また、磁気ローラ40(後述)から引き剥がされた現像剤は回収搬送スクリュー35cによって軸方向に搬送され、仕切壁30bの一端に形成された不図示の連通部から供給攪拌室32内の現像剤に合流する。即ち、攪拌搬送室31、供給搬送室32、回収搬送室33、現像剤通過路及び連通部によって現像容器30内に現像剤の循環経路が形成されている。
現像容器30は図2の右斜め上方に延在しており、現像容器30内において供給搬送スクリュー35bの上方には磁気ローラ40が配置され、磁気ローラ40の右斜め上方には現像ローラ41が対向配置されている。そして、現像ローラ41は現像容器30の開口側(図2の右側)において感光体ドラム5(図1参照)に対向しており、それぞれの回転軸周りに関して磁気ローラ40は図中時計方向に、現像ローラ41は図中反時計方向に回転する。
攪拌搬送室31には第1攪拌搬送スクリュー35aと対面して不図示のトナー濃度センサが配置されており、トナー濃度センサの検知結果に基づいてトナーコンテナ9から不図示のトナー補給口を介して攪拌搬送室31にトナーが補給されるようになっている。トナー濃度センサとしては、例えば、現像容器30内におけるトナーと磁性キャリアからなる二成分現像剤の透磁率を検出する透磁率センサが用いられる。
磁気ローラ40は、図2において時計方向に回転する非磁性の回転スリーブと、回転スリーブに内包される複数の磁極を有する固定マグネット体で構成されている。
現像ローラ41は、図2において反時計方向に回転する円筒状の現像スリーブと、現像スリーブ内に固定された現像ローラ側磁極で構成されており、磁気ローラ40と現像ローラ41とはその対面位置(対向位置)において所定のギャップをもって対向している。現像ローラ側磁極は、固定マグネット体の対向する磁極(主極)と異極性である。
また、現像容器30には穂切りブレード45が磁気ローラ40の長手方向(図2の紙面とは垂直方向)に沿って取り付けられており、穂切りブレード45は、磁気ローラ40の回転方向(図中時計回り)において、現像ローラ41と磁気ローラ40との対向位置よりも上流側に位置付けられている。そして、穂切りブレード45の先端部と磁気ローラ40表面との間には僅かな隙間(ギャップ)が形成されている。
現像ローラ41には、直流電圧(以下、Vslv(DC)という)及び交流電圧(以下、Vslv(AC)という)が印加され、磁気ローラ40には、直流電圧(以下、Vmag(DC)という)及び交流電圧(以下、Vmag(AC)という)が印加されている。これらの直流電圧及び交流電圧は、現像バイアス電源からバイアス制御回路(いずれも図示せず)を経由して現像ローラ41及び磁気ローラ40に印加される。
前述のように、攪拌搬送スクリュー35a及び供給搬送スクリュー35bによって、現像剤が攪拌されつつ現像容器30内の攪拌搬送室31及び供給搬送室32を循環してトナーを帯電させ、供給搬送スクリュー35bによって現像剤が磁気ローラ40に搬送される。そして、磁気ローラ40上に磁気ブラシ(図示せず)を形成し、磁気ローラ40上の磁気ブラシは穂切りブレード45によって層厚規制された後、磁気ローラ40と現像ローラ41との対向部分に搬送され、磁気ローラ40に印加されるVmag(DC)と現像ローラ41に印加されるVslv(DC)との電位差ΔV、及び磁界によって現像ローラ41上にトナー薄層を形成する。
現像ローラ41上のトナー層厚は現像剤の抵抗や磁気ローラ40と現像ローラ41との回転速度差等によっても変化するが、ΔVによって制御することができる。ΔVを大きくすると現像ローラ41上のトナー層は厚くなり、ΔVを小さくすると薄くなる。現像時におけるΔVの範囲は一般的に100V〜350V程度が適切である。
磁気ブラシによって現像ローラ41上に形成されたトナー薄層は、現像ローラ41の回転によって感光体ドラム5と現像ローラ41との対向部分に搬送される。現像ローラ41にはVslv(DC)及びVslv(AC)が印加されているため、感光体ドラム5との間の電位差によってトナーが飛翔し、感光体ドラム5上の静電潜像が現像される。
現像に用いられずに残ったトナーは、再度現像ローラ41と磁気ローラ40との対向部分に搬送され、磁気ローラ40上の磁気ブラシによって回収される。そして、磁気ブラシは固定マグネット体の同極部分で磁気ローラ40から引き剥がされた後、回収搬送室33内に落下する。回収搬送室33内の現像剤は回収搬送スクリュー35cによって軸方向に搬送され、連通部(不図示)から供給搬送室32内の現像剤と合流する。
その後、トナー濃度センサ(不図示)の検知結果に基づいてトナー補給口(不図示)から所定量のトナーが補給され、供給搬送室32及び攪拌搬送室31を循環する間に再び適正なトナー濃度で均一に帯電された二成分現像剤となる。この現像剤が再び供給攪拌スクリュー35bにより磁気ローラ40上に供給されて磁気ブラシを形成し、穂切りブレード45へ搬送される。
また、現像容器30における図2の右側壁において現像ローラ41の近傍には、第1貫通穴30cが形成され、磁気ローラ40の近傍には、第2貫通穴30dが形成されている。かかる第1貫通穴30c及び第2貫通穴30dは、現像容器30の長手方向(図2の紙面とは垂直方向)に沿って、複数形成されている。
また、かかる右側壁の外側面には、ダクトから成る排気部47が設けられており、図3に示すように、排気部47の長手方向一端部(図の右側端部)に第1開口部47aが形成されている。現像容器30内から第1貫通穴30c及び第2貫通穴30dを介して排気部47に移動した空気は、第1開口部47aまで移動し、第1開口部47aから後述する第2中継部53(図4参照)へと排出される。
なお、現像容器30において、現像ローラ41及び磁気ローラ40の対向部分と、現像容器30の右側壁と、の間では、現像ローラ41の図2中反時計回りの回転によって発生した空気流と、磁気ローラ40の図2中時計回りの回転によって発生した空気流とが合流しており、他の部分よりも正圧となっている。このため、かかる合流地点から現像容器30の上端に設けられた感光体ドラム5に向けた開口に向かって、トナーが飛散する傾向にある。
そこで、第1貫通穴30c及び第2貫通穴30dを形成することにより、かかる合流地点周辺の内圧を低下させて、トナーの飛散を防止することとした。特に、第1貫通穴30cにより、合流地点から開口に向かうトナーを排気部47に移動させて回収することとした。また、現像容器30から排気部47へ移動した空気は、後述するように第2中継部53を介して本体側ダクト55へ移動した後、排気ファン57(図1参照)によって、装置本体外側に排出される。
図4は、第2支持フレーム周辺を示す斜視図であり、図5は、側面図である。図6は、着脱位置に回動した第2支持フレームに現像装置が装着された状態を示す斜視図であり、図7は、側面図である。また、図8は、現像装置と共に第2支持フレームが現像位置に回動した状態を示す斜視図であり、図9は、側面図である。図1〜図3と共通する部分には共通する符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、装置本体には現像ユニット8を支持可能な第2支持フレーム(支持部)51が配置されている。第2支持フレーム51は、画像形成される用紙の搬送方向とは垂直方向に沿って配置されている。第2支持フレーム51は、装置本体の背面側板50aに沿って設けられた背面側フレーム部51aと、前面側板50bに沿って設けられた前面側フレーム部51bと、背面側フレーム51aと前面側フレーム51bとを連結すると共に現像ユニット8を載置可能な底面部51cと、を有している。
背面側フレーム部51aの内側面の上端部に沿って第2中継部53が設けられている。第2中継部53における図4の左側の第3開口端部(第1の開口端部)53aは、略L字状に折り曲げられて、背面側フレーム部51aを背面側(図の奥側)に向かって貫通し、さらに背面側板50aに形成された不図示の係合穴を、回転自在に貫通している。
また、かかる第3開口端部53aは、本体側ダクト55の第2開口部55a(図10参照)と回転自在に且つ気密性が保たれた状態で嵌合している。これにより、第2中継部53と本体側ダクト55とが気密性が保たれた状態で連結されると共に、このように連結された状態で、背面側フレーム部51aが背面側板50aに対して、第3開口端部53aを支点として回動自在に支持される。
また、第2中継部53における図4の右側の第4開口端部(第2の開口端部)53bは、略L字状に折り曲げられて、前面側(図の手前側)に向かって突出しており、第4開口端部53bには、現像ユニット8の排気部47の第1開口部47aが、気密性が保たれた状態で嵌合できるようになっている。
また、第2支持フレーム51には、不図示の駆動モータと連結され、攪拌搬送スクリュー35a、供給搬送スクリュー35b、回収搬送スクリュー35c、磁気ローラ40及び現像ローラ41に回転駆動を伝達するための駆動カップリング54が配置されている。
一方、前面側フレーム部51bの上端部には、前面側板50bから長手方向外側に突設された突起部50baと回動自在に係合する係合穴51baが形成されている。これにより、前面側フレーム部51bは、前面側板50bによって回動自在に支持される。従って、第2支持フレーム51は、背面側板50aと前面側板50bとによって、用紙搬送方向に向かって回動自在に支持される。また、第2支持フレーム51の回動支点である第2回動軸(回動軸)Yには、背面側において第3開口端部53a、前面側において係合穴51baが配置される。
第2支持フレーム51の底面部51cは、レバー56によって回動される不図示のカム部材に載置されており、図5に示すようにレバー56を時計回りに回動すると、第2支持フレーム51が第2回動軸Yを支点として図の時計回りに回動して、現像ユニット8を着脱可能な着脱位置に配置される。
また、レバー56を図の反時計回りに回動すると、第2支持フレーム51が第2回動軸Yを支点として反時計回りに回動して、現像ローラ41が感光体ドラム5に対して予め定められたギャップで対向し、感光体ドラム5にトナーを供給可能な現像位置に配置される(図7参照)。
現像ユニット8は、着脱位置に配置された第2支持フレーム51に対して長手方向に沿って挿入及び引き出すことにより、第2支持フレーム51に対して装着及び離脱(着脱)されると共に、排気部47の第1開口部47aが第2中継部53の第4開口端部53bに嵌合及び離脱される。また、現像ユニット8が装着された状態で、第2支持フレーム51が現像位置に回動すると、現像ユニット8から感光体ドラム5にトナーの供給が可能となる。
次に、現像ユニット8の着脱動作について説明する。まず、第2支持フレーム51が着脱位置に配置された状態で、第2支持フレーム51の長手方向に沿って装置本体前面側から現像ユニット8を挿入すると、図6及び図7に示すように、現像ユニット8が第2支持フレーム51に支持される。このとき、現像ユニット8の排気部47の第1開口部47aが第2中継部53の第4開口端部53bと嵌合し、排気部47と第2中継部53とが連通する。これにより、排気部47と本体側ダクト55とが、第2中継部53を介して、気密性が保たれた状態で連通する。
この状態から、レバー56を反時計回りに回動させると、図8及び図9に示すように、第2支持フレーム51が第2回動軸Y(第3開口端部53a)を支点として着脱位置から現像位置に回動し、現像ユニット8から感光体ドラム5にトナーを供給することが可能となる。このとき、第3開口端部53aを支点として第2支持フレーム51が回動するため、かかる回動の際、第3開口端部53aと第2開口部55aとの気密性が保たれている。また、第4開口端部53bと第1開口部47aとの気密性も保たれている。
上記した通り、本実施形態では、排気ファン57から延出された本体側ダクト55と、現像ユニット8を支持するためのものであり、装置本体に回動可能に支持され、現像ユニット8が着脱される着脱位置と、装着された現像ユニット8が感光体ドラム5にトナーを供給する現像位置と、の間で回動する第2支持フレーム51と、を設け、第2支持フレーム51が、現像ユニット8の排気部47と本体側ダクト55とを中継する筒状の第2中継部53を有し、該第2中継部53の第3開口端部53aを、第2支持フレーム51の第2回動軸Y上において本体側ダクト55と連結し、第4開口端部53bを、着脱位置に回動した第2支持フレーム51に対する現像ユニット8の装着により排気部47と連結することとした。
これにより、第2支持フレーム51が回動しても第2中継部53の第3開口端部53aと本体側ダクト55との配置がずれないため、現像ユニット8の排気部47から排気ファン57までの排気経路において気密性の低下を防止することができる。従って、着脱可能な現像ユニット8内の空気を効果的に装置本体外側に排出することができる。
また、本実施形態では、第4開口端部53bを、第2回動軸Yとは垂直方向において第3開口端部53aとは異なる位置に配置したため、現像ユニット8における排気部47の配置の自由度を高めることができるため、効果的となる。しかし、第3開口端部53aが第2回動軸Y上に配置されていれば、第4開口端部53bの配置は特に限定されるものではなく、その他、第2中継部53を、略一直線状の円筒部材から形成し、第3開口端部53aと第4開口端部53bとが第2回動軸Yに沿って配置されるように構成することもできる。
その他本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態に示した第2中継部53の形状、現像ユニット8における配置等は、上記実施形態に特に限定されるものではなく、その他、装置構成等に応じて適宜設定することができる。
また、上記実施形態では、画像読取部6を有するモノクロの画像形成装置100を用いたが、本発明は、画像形成装置として複合機以外の、例えばレーザプリンタやファクシミリにも適用でき、モノクロ以外のカラー複合機、カラープリンタやカラーファックス等に適用できることはいうまでもない。
本発明は、排気手段から延出されたダクト部と、現像装置を支持するためのものであり、装置本体に回動可能に支持され、現像装置が着脱される着脱位置と、装着された現像装置が像担持体に現像剤を供給する現像位置と、の間で回動する支持部と、が設けられ、支持部が、排気部とダクト部とを中継する筒状の中継部を有し、該中継部の第1の開口端部が、支持部の回動軸上において前記ダクト部と連結され、第2の開口端部が、着脱位置に回動した支持部に対する現像装置の装着により排気部と連結される画像形成装置である。
これにより、着脱可能な現像装置内の空気を効果的に装置本体外側に排出すると共に、トナー飛散を防止することができる。
5 感光体ドラム
8 現像ユニット(現像装置)
30 現像容器
30c 第1貫通穴
30d 第2貫通穴
47 排気部
47a 第1開口部
50a 背面側板
50b 前面側板
50ba 突起部
51 第2支持フレーム(支持部)
51a 背面側フレーム部
51b 前面側フレーム部
51ba 係合穴
51c 底面部
53 第2中継部(中継部)
53a 第3開口端部(第1の開口端部)
53b 第4開口端部(第2の開口端部)
55 本体側ダクト(ダクト部)
55a 第2開口部
100 画像形成装置
Y 第2回動軸(回動軸)

Claims (2)

  1. 像担持体と、
    装置本体に着脱可能に装着され、現像容器と、該現像容器に配置され前記像担持体に現像剤を供給する現像剤担持体と、前記現像容器内の空気を排出するための排気部と、を有する現像装置と、
    前記現像装置の排気部と連結され、前記現像装置内の空気を前記装置本体外側に排出可能な排気手段と、を備えた画像形成装置において、
    前記排出手段から延出されたダクト部と、
    前記現像装置を支持するためのものであり、前記装置本体に回動可能に支持され、前記現像装置が着脱される着脱位置と、装着された前記現像装置が前記像担持体に現像剤を供給する現像位置と、の間で回動する支持部と、が設けられ、
    前記支持部は、前記排気部と前記ダクト部とを中継する筒状の中継部を有し、
    該中継部の第1の開口端部は、前記支持部の回動軸上において前記ダクト部と連結されており、前記第1の開口端部とは反対側の第2の開口端部は、前記着脱位置に回動した前記支持部に対する前記現像装置の装着により前記排気部と連結されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2の開口端部は、前記回動軸とは垂直方向において前記第1の開口端部とは異なる位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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