JP3623353B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やレーザプリンタなどの画像形成装置に使用される画像形成ユニットに関し、特に装置本体からの給電形態の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像形成装置の分野では、感光体ドラムを中核として、その周囲にクリーナ、帯電器、現像ローラを具備した現像器などを一体化して備えた画像形成ユニットを当該装置から着脱可能にすることによって、ユーザでも容易に交換ができるようになっている。このように、画像形成ユニット単位で交換を可能とした構成であれば、感光体ドラムと現像ローラとの相対的な位置関係を正確に維持することが可能となり、最適な現像プロセスを行えるというメリットがあるが、例えば現像器内のトナーがなくなったり、劣化すれば、感光体ドラムを含めた高価な画像形成ユニット毎で交換しなければならず、コピー画像1枚当たりのランニングコストが上がり、ユーザへのコスト負担が大きくなるばかりか、比較的寿命の長い感光体ドラムや帯電器なども同時に廃棄されることになってしまい、資源の無駄使いとなる。
【0003】
そこで、画像形成ユニットを比較的寿命が長い高価な感光体ドラムユニットや帯電ユニットなどと、比較的寿命が短い現像ユニットなどを分割可能に構成する方法が考えられている。このように構成すれば、ユーザは寿命が短いユニットだけを交換することが可能となり、上述したようなコスト負担などを軽減できるし、各ユニットを合体させる際に相対的な位置決めが確実に行えるような構成にしておけば、現像プロセスなども最適に行うことができる。
【0004】
ところで、画像形成ユニット内には、帯電ユニットのワイヤやグリッド、現像ユニットの現像ローラなどのような高圧を必要とする部品が含まれており、画像形成ユニットが画像形成装置本体へ装着された際に、各部品から引き出された接続端子が、本体側の高圧電源部から引き出された給電端子とそれぞれ接続することにより給電されるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した帯電ユニットや現像ユニットなどは、ユニット単位で交換可能に構成されているため、ユニット毎に装置本体との接続端子が設けられている。このように接続端子(給電端子)が多くなると、その分各ユニットと装置本体に接続端子を設けるスペースを確保することがそれぞれ必要となる。また、高圧を供給する接続端子については、絶縁性の面からより大きなスペースを確保することが必要となる。特に、現像ユニットにおいては、現像剤を搬送する現像ローラや攪拌ローラなどが複数設けられており、これらのローラを駆動させるための複数のギヤやカップリングなどが現像ユニット背面と装置本体奥側フレーム間に介在して大きなスペースを占有しているため、ギヤなどのスペースを避けて現像ユニットと装置本体側に接続端子、特に高圧を供給する接続端子を設けることが困難であり、接続端子を設けるスペースを確保するために現像ユニットをその部分だけ上方や横方に突出させた形状にせざるを得ない。このようになると、現像ユニットは接続端子の取付部分だけ高さが高くなったり幅広になって、占有面積が大きくなり、画像形成ユニットの小型化において支障となる。特に、タンデム形のフルカラー画像形成装置のように複数の画像形成ユニットを転写ベルトに沿って配設する場合には、装置を小型化するために画像形成ユニットをより小型にしたものが望まれるが、上述したような占有面積の大きな現像ユニットを使用すれば、装置の小型化に大きな問題となる。
【0006】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてされたものであって、複数のユニットに分割可能に構成された画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、当該画像形成装置本体との接続端子の数をできるだけ少なくすることにより小型化を図った画像形成ユニットを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。また、このような画像形成装置に用いるユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、装置に着脱可能な画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、前記画像形成ユニットは、帯電チャージャを有する帯電ユニットと、電界シールド電極を有する現像ユニットとを含む複数のユニットに分割可能に構成されると共に複数のユニットの内少なくとも前記帯電ユニットと前記現像ユニットを含む2以上のユニットには、ユニット間接続端子が備えられており、前記ユニット間接続端子を備えたユニットの内少なくとも前記帯電ユニットと前記現像ユニットを含む2以上のユニットは、それぞれが被給電部を有し、前記帯電ユニットについては前記帯電チャージャが前記被給電部であり、前記現像ユニットについては前記電界シールド電極が前記被給電部であり、かつ前記ユニット間接続端子を備えたユニットの内いずれか1つのユニットには、装置本体に装着されたときに当該装置本体側の給電端子と接続して電力を供給される電力供給用接続端子を備え、分割されたユニットを組立てたときに、前記ユニット間接続端子が接続されることにより被給電部間に電路が形成され、前記電力供給用接続端子を通じて装置本体から供給される電力が前記電路を介して前記被給電部にそれぞれ供給されることを特徴とする。
【0008】
また、前記画像形成ユニットは、さらに感光体ドラムを有するドラムユニットを備え、少なくとも前記帯電ユニット、前記現像ユニットおよび前記ドラムユニットに分割可能な構成になっており、前記感光体ドラムは、前記帯電チャージャにより帯電された状態で露光を受けると静電潜像を形成し、形成された静電潜像が前記現像ユニットにより現像されると、その表面にトナー像を形成するものであり、前記現像ユニットは、前記感光体ドラム上のトナー付着量を光学的に検出するセンサを備え、前記電界シールド電極は、前記センサの周辺部近傍に設けられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、タンデム型カラーデジタル複写機(以下、単に「複写機」という。)について説明する。
(1)複写機全体の構成
図1は、本実施の形態に係る複写機1の全体の構成を示す図である。
【0010】
同図に示すように、当該複写機1は、大きく分けて、原稿を自動的に搬送する原稿自動搬送装置2と、搬送された原稿の画像を読み取るイメージリーダ部10と、このイメージリーダ部10で読み取った画像を記録シート上にプリントして再現するプリンタ部20とから構成される。
原稿自動搬送装置2は、原稿給紙トレイ3に載置された原稿を原稿搬送ベルトによってイメージリーダ部10の原稿ガラス板(不図示)上に設定された所定の原稿読取位置まで搬送し、イメージリーダ部10のスキャナによってスキャンされると、再び当該原稿を原稿搬送ベルトによって同図の右方向に送り、原稿排紙トレイ4上に排出する公知の装置である。
【0011】
イメージリーダ部10は、原稿ガラス板(不図示)に載置された原稿の画像をスキャナを移動させて読み取る公知のものであって、スキャナに設置された露光ランプの照射により得られた原稿画像は、集光レンズにより結像され、さらに分光器によりレッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3種類の波長の光に分光されて、CCDイメージセンサに入射され、原稿のR、G、Bの画像データが得られる。
【0012】
このイメージリーダ部10で得られた各色成分毎の画像データは、制御部100において各種のデータ処理を受け、更にシアン(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック(K)の各再現色の画像データに変換される(以下、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各再現色をC、M、Y、Kと表し、各再現色に関連する構成部分の番号にこのC、M、Y、Kを添字として付加する)。
【0013】
画像データは、制御部100内の画像メモリ(不図示)に各再現色ごとに格納され、記録シートの供給と同期して1走査ラインごとに読み出されてレーザダイオードの駆動信号となる。
プリンタ部20は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、駆動ローラ85、従動ローラ84、テンションローラ83に張架されてなる転写ベルト82に対向して記録シート搬送方向上流側(以降、単に「上流側」という)から搬送方向下流側(以降、単に「下流側」という)に沿って所定間隔で配置されたC、M、Y、Kの各色の画像形成ユニット40C〜40Kと、各画像形成ユニットごとに設けられた露光走査部30C〜30Kと、転写ベルト82の上流側に記録シートを給送する給紙部90と、下流側に配置された定着部86などからなる。
【0014】
露光走査部30C〜30Kは、それぞれ上記制御部100から出力された駆動信号を受けてレーザ光を発するレーザダイオードや、このレーザ光を偏向して感光体ドラム71C〜71K上を主走査方向に露光走査させるためのポリゴンミラ−等を備える。
画像形成ユニット40C〜40Kは、現像ユニット50C〜50K、帯電ユニット60C〜60K、感光体ドラム71C〜71Kを備えるドラムユニット70C〜70Kからなり、ユーザでも容易に複写機1本体から着脱できるように構成されている。
【0015】
給紙部90は、サイズの異なる記録シートを収納する給紙カセット91〜94と、この記録シートを各給紙カセットから繰り出すためのピックアップローラ95〜98、転写ベルト82に送り出すタイミングをとるためのレジストローラ99などからなる。
感光体ドラム71C〜71Kが帯電ユニット60C〜60Kにより一様に帯電された状態で、上記レーザ光による露光を受けると、感光体ドラム71C〜71Kの表面に静電潜像が形成され、各静電潜像は、それぞれ各色の現像ユニット50M〜50Kにより現像され、これにより感光体ドラム71C〜71K表面にC、M、Y、Kのトナー像が形成される。これらの各色トナー像は、各転写位置において転写ベルト82の裏面側に配設された転写チャージャ81C〜81Kの静電的作用により、転写ベルト82により搬送されてくる記録シート上に順次転写されていく。この際、各色の作像動作は、搬送されてくる記録シートの同じ位置にそのトナー像が重ね合わせて転写されるように、上流側から下流側に向けてタイミングをずらして実行される。
【0016】
各色のトナー像が多重転写された記録シートは、転写ベルト82により定着部86にまで搬送される。定着部86は、内部にヒータを備えた定着ローラ861で記録シートを高熱で加圧して、その表面のトナー粒子をシート表面に融着して定着させる。定着後の記録シートは、排紙トレイ87上に排出される。
図2は、画像形成ユニット40Cを正面から見たときの拡大図である。画像形成ユニット40C〜40Kは、それぞれが同一の構成なので、以下、画像形成ユニット40Cを例にとって説明する。
【0017】
画像形成ユニット40Cは、現像ユニット50C、帯電ユニット60C、ドラムユニット70Cから構成され、この状態で複写機1本体から着脱できるようになっている。
同図に示すように、現像ユニット50Cは、現像ハウジング51Cの正面に設けられた位置決めピン56C(2個)がドラムハウジング72CのU字溝にそれぞれはまり込むことにより、ドラムユニット70Cとの相対的な位置関係が決定される。
【0018】
一方、帯電ユニット60Cは、帯電ホルダ65Cがドラムハウジング72Cに設けられた図示しないスライド溝に上方からはまり込むことにより位置決めされる。このように、現像ユニット50Cと帯電ユニット60Cは、持ち上げれば容易にドラムユニット70Cから分割できるようになっており、ユーザは寿命となったユニットをそれぞれを別々に交換することができる。
【0019】
図3は、画像形成ユニット40Cのドラム軸方向中央部における正面断面図である。
ドラムユニット70Cは、感光体ドラム71Cと感光体ドラム71Cの両端を軸受73C(図2参照)を介して保持するドラムハウジング72Cと感光体ドラム71上の残留トナーをかきおとすクリーナブレード74Cと、かきおとされたトナーを回収するトナーシール75Cと、回収されたトナーをドラム軸方向奥側に搬送する搬送スクリュ78Cとから構成される。搬送スクリュ78Cにより搬送されたトナーは、図示しないが、奥側に設けられた排出口より排出されトナー回収タンクに回収される。
【0020】
帯電ユニット60Cは、感光体ドラム71Cを所定電位に帯電する帯電チャージャ61Cと感光体ドラム71Cの残留電荷を除去する、LEDアレイなどからなる除電イレーサ64Cと、帯電チャージャ61Cの放電により発生するオゾンを複写機1本体奥側のフレームに装着された吸引ファン(図示せず)まで送り出す吸引ダクト66Cとから構成される。
【0021】
帯電チャージャ61Cは、コロナ放電を発生させる針電極63Cと帯電チャージャ61Cの開口側に配設されたメッシュ状のグリッド電極62Cを有し、これらは複写機1本体側に配設された高圧電源部(図示せず)から所定の電圧を供給され、画像形成時に感光体ドラム71C表面を帯電させると共にその電位を均一化している。
【0022】
現像ユニット50Cは、トナーとキャリアとからなる現像剤が収容された現像ハウジング51Cと、感光体ドラム71C上の静電潜像を可視像化する現像材担持体としての現像ローラ52Cと、現像ローラ52Cに所定の間隔を介して配設されて現像ローラ52C上の現像剤量を所定量に規制するドクターブレード58Cと、現像ハウジング51C内の現像剤を攪拌して現像ローラ52Cに送り込む攪拌ローラ53C〜55Cなどを備える。現像ローラ52C上の現像剤は、現像ローラ52Cの回転(図の矢印方向)によって、感光体ドラム71Cとの対向領域に搬送される。そして、この現像剤中のトナーが感光体ドラム71C上の静電潜像に供給されて静電潜像を可視像化する。
【0023】
また、現像ローラ52C下方には、感光体ドラム71C上のトナー付着量を光学的に検出し、その検出値を制御部100に送出するAIDCセンサ57Cが配設されている。制御部100は、この検出値をもとに、図示しない高圧電源部に信号を送り、グリッド電極62Cに供給するグリッド電圧の電圧値を制御する。さらに、現像ローラ52Cの下方には、現像ハウジング51Cの感光体ドラム71と対向する面から現像ハウジング51Cの底面にかけて、板状であって現像ローラ52Cとほぼ同一の長さを有する電界シールド電極59Cが配設されている。現像剤中のトナーが感光体ドラム71C上に移動して静電潜像を可視像化する際に、現像ローラ52Cの遠心力の影響によって一部のトナーが現像剤搬送方向下流側(図の下方)に飛散することがあるので、この電界シールド電極59Cにグリッド電圧と同電位の電圧をかけて、飛散したトナーを引き寄せ記録シート上に落下させないようにしている。
【0024】
同図に示すように、ドラムハウジング72Cの奥側フレーム721C内面には、軸受73Cの周囲に電極板76Cが配設され、その端部にある接続端子761Cが電界シールド電極59Cの下面と接触しており、さらに電極板76Cのもう一方の端部に固着されたバネ状の接続端子762Cがグリッド電極62Cにグリッド電圧を供給する電力供給用接続端子621C(図5参照)と接触しているので、グリッド電極62Cと電界シールド電極59Cの間に電路が形成され、グリッド電極62Cに印加された電圧が電極板76Cを経て、電界シールド電極59Cにかかるようになる。
【0025】
また、電界シールド電極59Cは、AIDCセンサ57Cの感光体ドラム71Cとの対向面を覆うことのないように、AIDCセンサ57Cが取り付けられている部分が切り取られているので、AIDCセンサ57Cが感光体ドラム71C上のトナー付着量を検出する動作の妨げにならず、また飛散したトナーは電界シールド電極59Cに引き寄せられるので、センサ面上に付着して検出精度を低下させることがない。
【0026】
なお、画像形成が終了して、グリッド電極62Cにグリッド電圧が印加されなくなると、電界シールド電極59Cにもグリッド電圧がかからなくなり、電界シールド電極59C表面に静電的に付着していたトナーが転写ベルト82上に落下して転写ベルト82を汚すことがある。これを防止するために、例えばトナーを下方から受けるシール部材(図示せず)を現像ハウジング51Cに配設しておけばよい。
【0027】
図4は、画像形成ユニット40Cを各ユニットに分割したときのドラム軸方向中央部における正面断面図である。同図より、ドラムユニット70Cから帯電ユニット60Cと現像ユニット50Cを分離すると、電極板76Cの端部にある接続端子762Cはグリッド電極62Cから離れ、もう一方の接続端子761Cも現像ハウジング51Cに配設された電界シールド電極59Cから離れるので、これによりグリッド電極62Cから電界シールド電極59Cに至る電路が切断される。
【0028】
図5は、図2のA―A線における画像形成ユニット40の矢視縦断面図であって、複写機1本体の奥側フレーム200に設けられた高圧電源ホルダ203Cと接続する部分を示している。
帯電ユニット60Cの帯電ハウジング67Cには、針電極63Cとグリッド電極62Cから引き出された電力供給用接続端子631C、621Cが設けられている。また、複写機1本体の奥側フレーム200には、高圧電源部(図示せず)から引き出された給電端子201C、202Cを備える高圧電源ホルダ203が配設され、画像形成ユニット40Cを複写機1本体に装着したときに、電力供給用接続端子631C、621Cが当該給電端子201C、202Cと接続することにより、針電極63Cとグリッド電極62Cに所定の電圧が供給される。その際、給電端子202Cからの電圧は、電力供給用接続端子621Cを経て、グリッド電極62Cに供給されると共に、当該電力供給用接続端子621Cに接触している接続端子762Cと電極板76Cを経て、電界シールド電極59Cにも供給される。
【0029】
このように、分割されたユニットを組み立てたときに、ユニット間を接続するユニット間接続端子(761C、59Cが761Cと接触する部分(図3参照)、762C、621Cが762Cと接触する部分)がそれぞれ接続されて、グリッド電極62Cと電界シールド電極59Cとの間(被給電部間)に電路が形成されるような構成にしておけば、帯電ユニット60Cに電力供給用接続端子621Cを1つ設けるだけでよくなり、ユニット毎に電力供給用接続端子を設ける従来の方法に比べ、その数を減らすことができる。これにより、現像ユニット50Cには、電界シールド電極59Cに対する電力供給用接続端子を設けずにすみ、従来のように現像ユニットを上述したような突出形状にしなくてもよくなるので、その分のスペースが省略でき、画像形成ユニット40Cの小型化を図ることが可能となる。さらに、給電端子の数が減れば、複写機1本体側の電線の数も減って配線処理が簡易になると共に、そのスペースを確保する必要もなくなる。
【0030】
また、画像形成ユニット40C内に同電位の電圧をかける部品が3つ以上ある場合であっても、上記と同様の構成にしておけば同様の効果を得ることができる。
なお、図5では図示を省略したが、現像ユニット50Cには、AIDCセンサ57Cの電力供給用接続端子が配設される。AIDCセンサ57Cは低電圧、例えば5V程度の電圧が供給される部品であり、電界シールド電極59Cのような高圧、例えば1000V程度が供給される部品に比べて大きな接続端子を必要としないので、現像ユニット50Cの背面に小さな配置スペースを確保できれば電力供給用接続端子を配設できる。また、たとえ現像ユニット50Cの背面にその程度のスペースを確保できなくても、高圧端子のような大きなスペースを新設する必要はなく、極めて小さな配置スペースで足りるので、従来に比べて画像形成ユニット40Cの小型化を図ることができる。
(2)変形例
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されないのは言うまでもなく、以下のような変形例を考えることができる。
【0031】
(2−1)上記画像形成ユニット40Cでは、電極板76Cの端部に設けられた接続端子761Cが電界シールド電極59Cに直接接触して電路が形成されるように構成されているが、例えば電極板76Cと電界シールド電極59Cから引き出した電線にそれぞれプラグを設けて、これらのプラグをユニット間接続端子とし、当該画像形成ユニット40Cを組み立てたときに、これらのプラグがお互いに差し込まれて電路が形成されるような構成にしてもよい。また、画像形成ユニット40C内に異なる電圧をかける部品群が2以上あっても、電圧値毎に電路が形成されるような構成にすれば、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
【0032】
(2−2)上記実施の形態では、複写機1本体に設けられた給電端子201C、202Cから電力を受け取る電力供給用接続端子621C、631Cを帯電ユニット60Cに配設したが、配設スペースを確保できれば帯電ユニット60C以外のユニット、例えばドラムユニット70に配設するようにしてもよい。
(2−3)上記実施の形態では、フルカラーのタンデム型複写機について説明したが、本発明は、フルカラー複写機に限らず、モノカラー複写機やレーザプリンタなどを含む電子写真式の画像形成装置に使用する画像形成ユニットに適用可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、分割されたユニットを組み立てたときに、ユニット間接続端子が接続されて、複数の被給電部間に電路が形成され、当該画像形成ユニットを画像形成装置本体に装着したときに、電力供給用接続端子が当該装置本体側の給電端子と接続することによって、当該装置から供給される電力が被給電部にそれぞれ供給される。その結果、従来のようにユニット毎に電力供給用接続端子を設けなくてもよくなり、その数を全体的に減らすことができる。これにより、当該電力供給用接続端子を設けるために要していたスペースを減らすことができるので、画像形成ユニットの小型化を図ることができる。特に、タンデム型のフルカラー画像形成装置においては、画像形成ユニットが転写ベルトに沿って配設される構成なので、画像形成ユニットを小型化できれば画像形成装置の小型化にも大きな効果を奏する。
【0034】
さらに、給電端子の数が減れば、当該給電端子までに要していた電線も不要になって画像形成装置内の配線処理が簡易になると共に、そのスペースを確保する必要もなくなる。
また、前記被給電部を帯電ユニットにおける帯電チャージャと現像ユニットにおける電界シールド電極に適用でき、ユニット毎に電力供給用接続端子を設けなくてもよくなる。特に、現像ユニットに当該電力供給用接続端子のような大きなスペースを必要とする端子を設けなくてもよくなるので、現像ユニットを小型化でき、ひいては画像形成ユニット40C〜40Kの小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタンデム型のフルカラー複写機の構成を示す図である。
【図2】上記複写機内の画像形成ユニットを正面から見たときの拡大図である。
【図3】上記画像形成ユニットのドラム軸中央部における正面断面図である。
【図4】上記画像形成ユニットを各ユニットに分割したときのドラム軸中央部における正面断面図である。
【図5】上記図2のA−A線における画像形成ユニットの縦断面図である。
【符号の説明】
1 複写機
20 プリンタ部
40C〜40K 画像形成ユニット
50C〜50K 現像ユニット
56C 位置決めピン
57C AIDCセンサ
59C 電界シールド電極
60C〜60K 帯電ユニット
61C 帯電チャージャ
62C グリッド電極
63C 針電極
65C 帯電ホルダ
67C 帯電ハウジング
70C〜70K ドラムユニット
72C ドラムハウジング
73C 軸受
76C 電極板
200 奥側フレーム
201C、202C 給電端子
203C 高圧電源ホルダ
621C、631C 電力供給用接続端子
721C 奥側フレーム
761C、762C 接続端子

Claims (2)

  1. 装置に着脱可能な画像形成ユニットを有する画像形成装置であって、
    前記画像形成ユニットは、帯電チャージャを有する帯電ユニットと、電界シールド電極を有する現像ユニットとを含む複数のユニットに分割可能に構成されると共に複数のユニットの内少なくとも前記帯電ユニットと前記現像ユニットを含む2以上のユニットには、ユニット間接続端子が備えられており、
    前記ユニット間接続端子を備えたユニットの内少なくとも前記帯電ユニットと前記現像ユニットを含む2以上のユニットは、それぞれが被給電部を有し、前記帯電ユニットについては前記帯電チャージャが前記被給電部であり、前記現像ユニットについては前記電界シールド電極が前記被給電部であり、かつ前記ユニット間接続端子を備えたユニットの内いずれか1つのユニットには、装置本体に装着されたときに当該装置本体側の給電端子と接続して電力を供給される電力供給用接続端子を備え、分割されたユニットを組立てたときに、前記ユニット間接続端子が接続されることにより被給電部間に電路が形成され、前記電力供給用接続端子を通じて装置本体から供給される電力が前記電路を介して前記被給電部にそれぞれ供給されることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成ユニットは、さらに感光体ドラムを有するドラムユニットを備え、少なくとも前記帯電ユニット、前記現像ユニットおよび前記ドラムユニットに分割可能な構成になっており、
    前記感光体ドラムは、前記帯電チャージャにより帯電された状態で露光を受けると静電潜像を形成し、形成された静電潜像が前記現像ユニットにより現像されると、その表面にトナー像を形成するものであり、
    前記現像ユニットは、前記感光体ドラム上のトナー付着量を光学的に検出するセンサを備え、
    前記電界シールド電極は、前記センサの周辺部近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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