JP4358038B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置本体に着脱可能な現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置に関する。
例えば、特許文献1のように、電子写真プロセスを用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等の画像形成装置は、像担持体である感光体を一様に帯電させ、該感光体への選択的な露光によって潜像を形成し、該潜像を現像剤であるトナーで顕在化し、該トナー像を記録媒体に転写し、更に、転写されたトナー像に熱や圧力を加えることで該トナー像を記録媒体に定着させることで画像記録を行う。
このような装置はトナー補給や各種プロセス手段のメンテナンスを伴うが、このトナー補給作業やメンテナンスを容易にする手段として、感光体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を枠体内にまとめてカートリッジ化したもの(プロセスカートリッジと称される)も実用化されている。
このようなプロセスカートリッジの現像装置は、収納されている現像剤の残量を検出するための現像剤残量検出装置を備えている。現像剤残量検出装置には、さまざまな方式があるが、より安価で簡単な構成のものとして光透過式残量検知方式がある。光透過式残量検知方式とは、現像剤を収納する容器内に検知光を通過させ、その検知光の通過時間によって容器内に収納されている現像剤の残量を検出する方式である。
光透過式残量検出装置の構成を、図9、図10、図11を用いて具体的に説明すると、発光素子等の発光部材130aから発せられた検知光Lは、光透過部材からなる第1のガイド部131aを通って、現像剤容器125に設けられた光透過性を有する第1の光透過窓126aから容器内部に入射される。
また、容器内に入射された検知光Lは、同じく容器内に設けられた透過性を有する第2の光透過窓126bから容器外部に達し、さらに容器外部に出た検知光Lは、光透過部材からなる第2のガイド部131bを介して受光素子等の受光部材130bに至り、受光部材130bが検知光Lを受光するのに要した時間の長さによって容器内の現像剤残量を検知する構成となっている。
さらに、光透過窓126の長手方向の配置について述べる。第1の光透過窓126aと第2の光透過窓126bは現像剤容器125の長手方向の一方端に配置されていて、現像剤容器125の断面方向において、光透過の光軸を形成している。一方端に形成するのは、画像形成装置本体の一方側に配された電気基板から光透過式現像剤残量検知の発光素子や受光素子等の回路までの距離をできるだけ短くし、電気配線を短く形成することで、電気ノイズの発生を防止するためである。
図12に示すように、第1の攪拌部材128aにおける回転中心の下方に配置する第1の光透過窓126aと、第1の攪拌部材128aにおける回転中心の上方に配置する第2の光透過窓126bとで現像剤残量検知の光透過の光軸を形成する。
かかる構成において、第2の攪拌部材128bの回転領域にはトナーがなくなり、供給ローラ129の領域部と第1の攪拌部材128aの回転領域にのみトナーが残る状態になると、第1の光透過窓126aから第2の光透過窓126bへ光が透過し、トナーの残量が検知可能な状態になる。
また、第1の攪拌部材128aの攪拌翼179aが第1の光透過窓126aを拭いた(通過した)後、攪拌翼179aがトナーを供給ローラ129に排出し、さらに余ったトナーを搬送しつつ回転し、トナーを第1の光透過窓126aに排出して検知光Lを遮光するという遮光手段において、現像剤容器の中のトナーが十分に少なくなった場合、第1の攪拌部材128aが搬送するトナーは少量であるため、ほとんどのトナーを供給ローラ129に排出するので、第1の光透過窓126aを覆うトナーはわずかであり、検知光Lは遮光されることはない。しかしながら、トナーは他の物質に比べて、分散度が高いという性質を持っている。
このため、図13、14に示したように、第1の光透過窓領域近傍にあるトナーが、第1の攪拌部材128aの攪拌翼179aから落下した際、現像剤容器125との接触により、トナーの分散が生じる。この現象により、攪拌翼179aに溜まったトナーが長手方向に均一に落下したとしても、第1の光透過窓126a上に落ちるトナー以外に、光透過窓領域近傍において落下したトナーが分散することで、本来よりも多くのトナーが第1の光透過窓126aを覆い検知光Lを遮光してしまう。
これにより、トナー残量検知を正確に行うことができなくなっているという問題点があった。この課題を解決するために、前記現像剤容器の長手方向に対して、第1の光透過窓の領域とその他の領域を仕切る仕切り部材を設けてトナーの分散によって第1の光透過窓126aが覆われるのを防ぐ工夫などがなされている。
特開2003−162138公報
従来の技術においては、仕切り部材として樹脂などの成形品が考えられていた。仕切り部材を樹脂により成形した場合、現像剤の重量による倒れや、現像剤ケースとの均肉化を考えると、仕切り部材自体の厚みはある程度厚くならざるを得なかった。それに伴い、仕切り部材との当りを回避するためマイラの切欠きを大きくせざるを得ず、当該部分のみ現像剤の搬送力が落ちる原因となっていた。搬送力が落ちることにより主に白抜けなどの異常が発生することが懸念事項となっていた。
本発明は、正確なトナー残量検知を行うことができる現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容器下方側に設けられた第1の光透過窓と、前記現像剤容器上方側に設けられた第2の光透過窓と、前記現像剤容器内の現像剤を攪拌する攪拌部材とを有し、該攪拌部材の攪拌翼が回転する際に、光透過方式で前記現像剤容器内の現像剤残量を検知する構成の現像装置において、前記現像剤容器を、長手方向に対して、前記第1の光透過窓の領域と、その他の領域とに仕切ることにより、光透過窓の領域の近傍で分散した現像剤が、前記第1の光透過窓を覆うのを防ぐようにする仕切り部材を設け、前記攪拌部材に、仕切り部材を通過する分離溝を設け、前記仕切り部材を、厚みを抑えながら、強度を確保することができる金属製のものとすると共に、該金属製の仕切り部材を、現像剤の重量による倒れを生じない強度を確保しつつ、分離溝の部分で白抜けが発生しないレベルの現像剤の搬送力を確保することができる厚みとした現像装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明では、前記仕切り部材は前記現像剤容器と熱カシメにより一体に形成されている請求項1に記載の現像装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、前記第1の光透過窓は前記現像剤容器の長手方向に対し、前記現像剤容器の側面と前記仕切り部材との間に配置されている請求項1に記載の現像装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、前記電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、請求項1に記載の現像装置とを備えたプロセスカートリッジを最も主要な特徴とする。
請求項5記載の発明は、電子写真感光体と、該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、前記電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、請求項1に記載の現像装置とを備えた画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4に記載のプロセスカートリッジを着脱自在とした画像形成装置を最も主要な特徴とする。
現像剤容器を、長手方向に対して、第1の光透過窓の領域と、その他の領域とに仕切ることにより、光透過窓の領域の近傍で分散した現像剤が、第1の光透過窓を覆うのを防ぐようにする仕切り部材を設け、攪拌部材に、仕切り部材を通過する分離溝を設け、仕切り部材を、厚みを抑えながら、強度を確保することができる金属製のものとすると共に、金属製の仕切り部材を、現像剤の重量による倒れを生じない強度を確保しつつ、分離溝の部分で白抜けが発生しないレベルの現像剤の搬送力を確保することができる厚みとしたことによって、以下のような作用効果を得ることができる。即ち、白抜けなどの異常画像発生の懸念を払拭しつつ長手方向において、第1の光透過窓領域近傍で分散したトナーが、第1の光透過窓を覆うのを防ぐことが可能になり、正確なトナー残量検知を行うことができる。これにより、ユーザーにトナー残量の信号を的確に提供することができ、ユーザーは、自分のプリントボリュームに応じてプロセスカートリッジの寿命を予測してプロセスカートリッジを購入することができる。
本発明に係る現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置の実施形態について、図を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る多色画像形成装置の構成図、図2は図1に示す画像形成装置におけるプロセスカートリッジの着脱の様子を示す図、図3は図1に示す画像形成装置の係合部を示す斜視図、図4は現像装置の外観を示す斜視図、図5は検知光の経路を示す図、図6はプロセスカートリッジの構成図、図7は攪拌部材と光透過窓の構成図、図8はプロセスカートリッジにおけるトナー攪拌の様子を示す図である。
まず多色画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概要説明する。なお、図1は多色画像形成装置の一態様であるフルカラーレーザービームプリンタの全体構成を示す図である。
図1に示すように、多色画像形成装置50は、垂直方向に並設された4個の電子写真感光体である感光ドラム1a、1b、1c、1dを備えている。感光体ドラム1は、駆動手段(不図示)によって、同図中、反時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、感光体ドラム1表面を均一に帯電する帯電手段である帯電装置2(2a、2b、2c、2d)、画像情報に基づいてレーザービームを照射し感光体ドラム1上の静電潜像を形成するスキャナユニット3(3a、3b、3c、3d)、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像する現像装置4(4a、4b、4c、4d)、感光体ドラム1上のトナー像を転写材Sに転写させる静電転写装置5、転写後の感光体ドラム1表面に残った転写残トナーを除去するクリーニング手段であるクリーニング装置6(6a、6b、6c、6d)等が配設されている。ここで、感光体ドラム1と帯電装置2、現像装置4、クリーニング装置6は一体的にカートリッジ化されプロセスカートリッジ7を構成している。
以下、感光体ドラム1から順に詳述する。感光体ドラム1は、例えば直径30mmのアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布して構成したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されており、一方の端部に駆動モータ(不図示)からの駆動力が伝達されることにより、反時計周りに回転駆動される。
帯電装置2としては、接触帯電方式のものを使用することができる。帯電部材は、ローラ状に形成された導電性ローラであり、このローラを感光体ドラム1表面に当接させるとともに、このローラに帯電バイアス電圧を印加することにより、感光体ドラム1表面を一様に帯電させるものである。
スキャナユニット3は、感光ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモータ(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9(9a、9b、9c、9d)に照射される。ポリゴンミラー9に反射した画像光は、結像レンズ10(10a、10b、10c、10d)を介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
現像装置4a、4b、4c、4dはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを夫々収納した現像器から構成される。
すべての感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向し、接するように循環移動する静電転写ベルト11が配設される。静電転写ベルト11は1011〜1014Ω・cmの体積固有抵抗を持たせた厚さ約150μmのフィルム状部材で構成される。この静電転写ベルト11は、垂直方向に4軸でローラに支持され、図中左側の外周面に転写材Sを静電吸着して上記感光体ドラム1に転写材Sを接触させるべく循環移動する。
これにより、転写材Sは静電転写ベルト11により転写位置まで搬送され、感光体ドラム1上のトナー像を転写される。この静電転写ベルト11の内側に当接し、4個の感光体ドラム1a、1b、1c、1dに対向した位置に転写ローラ12(12a、12b、12c、12d)が並設される。これら転写ローラ12から正極性の電荷が静電転写ベルト11を介して転写材Sに印加され、この電荷による電界により、感光体ドラム1に接触中の転写材Sに、感光体ドラム1上の負極性のトナー像が転写される。
静電転写ベルト11は周長約700mm、厚み150μmのベルトであり、駆動ローラ13、従動ローラ14a、14b、テンションローラ15の4本のローラにより掛け渡され、図の矢印方向に回転する。これにより、上述した静電転写ベルト11が循環移動して転写材Sが従動ローラ14a側から駆動ローラ13側へ搬送される間にトナー像を転写される。
給送部16は、画像形成部に転写材Sを給送搬送するものであり、複数枚の転写材Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18(半月ローラ)、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転し、給送カセット17内の転写材Sを1枚毎分離給送するとともに、転写材S先端はレジストローラ対19に突き当たり一旦停止し、ループを形成した後静電転写ベルト11の回転と画像書出し位置の同期をとって、レジストローラ対19によって静電転写ベルト11へと給送されていく。
定着部20は、転写材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させるものであり、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して転写材Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bとからなる。すなわち、感光体ドラム1上のトナー像を転写した転写材Sは定着部20を通過する際に定着ローラ対21で搬送されるとともに、定着ローラ対21によって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー像が転写材S表面に定着される。
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7a、7b、7c、7dが、記録タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1a、1b、1c、1dが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応するスキャナユニット3が順次駆動される。
この駆動により、帯電ローラ2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、スキャナユニット3は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像装置4内の現像ローラは、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
最上流の感光体ドラム1周面上におけるトナー像の先端が、静電転写ベルト11との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの記録開始位置が一致するように、レジローラ対19が回転を開始して転写材Sを静電転写ベルト11へ給送する。
転写材Sは静電吸着ローラ22と静電転写ベルト11とによって挟み込むようにして静電転写ベルト11の外周に圧接し、かつ静電転写ベルト11と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと静電転写ベルト11の誘電体層に電荷を誘起し、転写材を静電転写ベルト11の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは静電転写ベルト11に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
このように搬送されながら転写材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。4色のトナー像を転写された転写材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写ベルト11から曲率分離され、定着部20に搬入される。転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排出ローラ対23によって、排出部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
次に、画像形成装置50に対するプロセスカートリッジ7の着脱方法について図2を用いて説明する。図2に示すように、プロセスカートリッジ7は画像形成装置50に対して着脱可能であり、その際プロセスカートリッジ7は画像形成装置50の前扉32が開いた状態において、水平方向に抜き差しされる構成となっている。
さらに、図3に示すように、画像形成装置50内において、各プロセスカートリッジ7は、画像形成装置50内に設けられているガイドレール部33と、プロセスカートリッジ7に設けられた挿入ガイド部が係合することにより、着脱される構成となっている。
プロセスカートリッジ7が画像形成装置50に挿入される際は、前扉32が開いた状態からガイドレール部33に沿って奥側まで差し込まれ、プロセスカートリッジ7の現像位置にて停止する。また、脱着される際は、前記現像位置より、ガイドレール部33に沿って前扉32側に向かって引き出されることによりプロセスカートリッジ7は画像形成装置50の外に取り出される。
次に本発明の特徴部分である光透過式トナー残量検知方法について、図4、図5、図6を用いて述べる。トナーを収容するプロセスカートリッジ7の現像剤容器25には、光透過窓26aと光透過窓26bが設けられている。また、現像剤容器25内には現像ローラ27に近い側から第1の攪拌部材28aと第2の攪拌部材28bが設けられていて、それぞれの攪拌部材が回転することで、供給ローラ29にトナーTを搬送している。第1の攪拌部材28aは、トナーを搬送する以外にも光透過窓26aと光透過窓26bに付着したトナーTを除去する拭き取り機能も持っている。
さらに、現像剤容器25の側面には、図4に示すように画像形成装置本体側に設けられた発光部材30aと受光部材30bが配置されている。発光部材30aから出射された検知光Lは、現像剤容器25の長手に渡って配設された第1のガイド部31aを通って光透過窓26aから現像剤容器25内部に入射される。そして、現像剤容器25内部に入射された検知光Lは、光透過窓26bから現像剤容器25外部に通過する。
現像剤容器25外部に達した検知光Lは、同じく現像剤容器25の長手に渡って配設された第2のガイド部31bを介して受光部材30bに至り、そこで受光部材30bがどれだけの時間、検知光Lを受光したかによって現像剤容器25内に収納されているトナーTの残量を検知する構成となっている。
このような構成にすることで、受光部材30bが検知光Lを受光する時間の長さの変化によって現像剤容器25内に収容されているトナーTの残量を逐次に検知することが可能であり、また現像剤容器25にトナーTが無くなりかけていることを、ユーザーに報知するようになっている。
ここで、受光部材30bが検知光Lを受光する時間の長さは、検知光LがトナーTにより遮光されてから、次に遮光されるまでの時間の間隔であり、第1の光透過窓26aをトナーTにより遮光することにより検知できる。第1の光透過窓26aをトナーで遮光するためには、第1の攪拌翼79aがトナーを供給したが足りていて、トナーを排出せず、そのままトナーを現像剤容器25側に持ち帰り、そして第1の光透過窓26aにトナーを排出し検知光Lを遮光する。
しかしながら、第1の攪拌部材28aの攪拌翼79aが第1の光透過窓26aを拭いた(通過した)後、攪拌翼79aがトナーを供給ローラ29に排出し、さらに余ったトナーを搬送しつつ回転し、トナーを第1の光透過窓26aに排出して検知光Lを遮光するという遮光手段において、現像剤容器25の中のトナーが十分に少なくなった場合、第1の攪拌部材28aがかきとるトナーが少量であるため、供給ローラ29にほとんどのトナーを排出するので、第1の光透過窓26aを覆うトナーはわずかであり、検知光は遮光されることはない。
しかし、トナーは他の物質に比べて、分散度が高いという性質を持っている。このため、図13に示す従来例と同様に、第1の光透過窓26aの領域近傍にあるトナーが第1の攪拌部材28aの攪拌翼79aから落下した際、現像剤容器25との接触により、トナーの分散が生じる。攪拌翼79aに溜まったトナーが長手方向に均一に落下した際、第1の光透過窓26a上に落ちるトナー以外に、光透過窓領域以外において落下したトナーが分散し、本来よりも多くのトナーが第1の光透過窓26aを覆うことで検知光Lを遮光してしまう。
そこで、本実施形態では、図7に示すように、現像剤容器25の長手方向において、第1の光透過窓部26aとその他の領域に仕切る仕切り部材81を設けている。ここで、攪拌翼79aは、長手方向において分離溝80により、第1の攪拌部材28aの攪拌翼79aが第1の光透過窓26aを拭く(通過する)際に第1の攪拌部材28aに対向する光透過窓領域Xとそれ以外の領域Yとに分離されている。
仕切り部材81は、分離溝80と対向する位置に配置され、第1の攪拌部材28aが回転してトナーを攪拌する際に、分離溝80のスペースを通過するよう構成されている。
これにより、攪拌翼79aの領域Yから落下するトナーが第1の光透過窓26a側に入ることを確実に防止することができる。すなわち、長手方向において、第1の光透過窓領域近傍において分散したトナーが、第1の光透過窓26aを覆うことを防ぐことができ、正確なトナー残量検知を行うことができる。
従来の発明においては、仕切り部材81が樹脂などにより形成されていたため、トナーの重量による倒れや、現像剤容器25との均肉化などを考慮すると、約2mmほどの厚みを持つことが妥当であった。そのため、攪拌翼79aの分離溝は仕切り部材81とのクリアランスを考慮して4mm程度の幅が必要となり、その部分においてはトナーの搬送性能が他の部分に比較して著しく低下するため、白抜け画像の発生が懸念されていた。
しかし、本発明においては仕切り部材81を金属化することにより仕切り部材自体の厚みは0.5mm以下に抑えながら、十分な強度を確保することができるため、分離溝としては2.5mm以下となり、白抜けが発生しないレベルの搬送性能を確保することができた。
また、金属製の仕切り部材81を現像剤容器25と熱カシメなどにより一体化することにより仕切り部材81と現像剤容器との締結部分におけるトナー漏れなどを懸念する必要がない。
以上より、ユーザーにトナー残量の信号を的確に提供することができ、ユーザーは、自分のプリントボリュームに応じてプロセスカートリッジ7の寿命を予測してプロセスカートリッジ7を購入することができる。
本発明の実施形態に係る多色画像形成装置の構成図である。 図1に示す画像形成装置におけるプロセスカートリッジの着脱の様子を示す図である。 図1に示す画像形成装置の係合部を示す斜視図である。 本発明の現像装置の外観を示す斜視図である。 検知光の経路を示す図である。 本発明のプロセスカートリッジの構成図である。 本発明の現像装置の要部構成図である。 本発明のプロセスカートリッジにおけるトナー攪拌の様子を示す図である。 従来例の現像装置の外観を示す斜視図である。 検知光の経路を示す図である。 従来例のプロセスカートリッジの構成図である。 従来例のプロセスカートリッジにおけるトナー攪拌の様子を示す図である(その1)。 従来例の現像装置の要部構成図である。 従来例のプロセスカートリッジにおけるトナー攪拌の様子を示す図である(その2)。
符号の説明
25 現像剤容器
26 光透過窓
28 攪拌部材
81 仕切り部材

Claims (6)

  1. 現像剤を収容する現像剤容器と、該現像剤容器下方側に設けられた第1の光透過窓と、前記現像剤容器上方側に設けられた第2の光透過窓と、前記現像剤容器内の現像剤を攪拌する攪拌部材とを有し、該攪拌部材の攪拌翼が回転する際に、光透過方式で前記現像剤容器内の現像剤残量を検知する構成の現像装置において、
    前記現像剤容器を、長手方向に対して、前記第1の光透過窓の領域と、その他の領域とに仕切ることにより、光透過窓の領域の近傍で分散した現像剤が、前記第1の光透過窓を覆うのを防ぐようにする仕切り部材を設け、
    前記攪拌部材に、仕切り部材を通過する分離溝を設け、
    前記仕切り部材を、厚みを抑えながら、強度を確保することができる金属製のものとすると共に、
    該金属製の仕切り部材を、現像剤の重量による倒れを生じない強度を確保しつつ、分離溝の部分で白抜けが発生しないレベルの現像剤の搬送力を確保することができる厚みとしたことを特徴とする現像装置。
  2. 前記仕切り部材は、前記現像剤容器と熱カシメにより一体に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記第1の光透過窓は、前記現像剤容器の長手方向に対し、前記現像剤容器の側面と前記仕切り部材との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 電子写真感光体と、該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、前記電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、請求項1に記載の現像装置とを備えたことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  5. 電子写真感光体と、該電子写真感光体に作用するクリーニング手段と、前記電子写真感光体表面を帯電する帯電手段と、請求項1に記載の現像装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項4に記載のプロセスカートリッジを着脱自在としたことを特徴とする画像形成装置。
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