JP2011196306A - 可変動弁機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】揺動アーム50のカム側曲面50aを中間ローラが、制御軸41側に移動することでバルブの作用角が増大し、揺動アーム50の先端側に移動することでバルブの作用角が減少する可変動弁機構において、揺動アーム50のロッカー側曲面51における先端側であってバルブの作用角を大作用角側に制御したときにロッカーローラ36が位置する部分51dが凹状に形成されている。
【選択図】図4
Description
作用角を増大させたときのバルブの最大リフト量の増加量を抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。
内燃機関のバルブの作用角を可変とする可変動弁機構であって、
前記バルブのバルブシャフトに一端が支持されたロッカーアームと、
前記バルブを駆動するためのカムと前記ロッカーアームとの間に介在し、制御軸を中心に揺動可能に支持されており、前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記ロッカーアームの中間部に回転自在に取り付けられており、前記揺動アームの前記ロッカーアーム側に形成されたロッカー側曲面に接触するように配置されたロッカーローラと、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面の反対側に形成されたカム側曲面と前記カムとの間に挟まれて回転可能に支持されている中間ローラと、
を備え、
前記揺動アームの揺動に伴って該揺動アームの前記ロッカー側曲面を前記ロッカーローラが移動することで、前記バルブが開閉駆動し、
前記揺動アームの前記カム側曲面を前記中間ローラが、前記制御軸側に移動することで前記バルブの作用角が増大し、前記揺動アームの先端側に移動することで前記バルブの作用角が減少する可変動弁機構において、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面における先端側であって前記バルブの作用角を大作用角側に制御したときに前記ロッカーローラが位置する部分が凹状に形成されていることを特徴とする。
内燃機関のバルブの作用角を可変とする可変動弁機構であって、
前記バルブのバルブシャフトに一端が支持されたロッカーアームと、
前記バルブを駆動するためのカムと前記ロッカーアームとの間に介在し、制御軸を中心に揺動可能に支持されており、前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記ロッカーアームの中間部に回転自在に取り付けられており、前記揺動アームの前記ロッカーアーム側に形成されたロッカー側曲面に接触するように配置されたロッカーローラと、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面の反対側に形成されたカム側曲面と前記カムとの間に挟まれて回転可能に支持されている中間ローラと、
を備え、
前記揺動アームの揺動に伴って該揺動アームの前記ロッカー側曲面を前記ロッカーローラが移動することで、前記バルブが開閉駆動し、
前記揺動アームの前記カム側曲面を前記中間ローラが、前記制御軸側に移動することで前記バルブの作用角が増大し、前記揺動アームの先端側に移動することで前記バルブの作用角が減少する可変動弁機構において、
前記揺動アームの前記カム側曲面における前記制御軸側であって前記バルブの作用角を大作用角側に制御したときに前記中間ローラが位置する部分が弾性部材よって形成されていることを特徴とする。
本発明の実施例1について図1〜5に基づいて説明する。図1は、本実施例に係る可変動弁機構の概略構成を示す図である。
1の中心から偏心した位置に配置されている。よって、中間アーム44は、ピン45を中心にして揺動するように構成されている。中間アーム44の先端部には、後述する第一中間ローラ52及び第二中間ローラ53が回転可能に設けられている。
3の位置が変化し、リフト動作時の揺動アーム50の揺動範囲が変化する。具体的には、制御軸41を図2における反時計回り方向に回転させると、カム側曲面50a上における第二中間ローラ53の位置が揺動アーム50の先端側(図2に示す小作用角位置側)に移動する。そうすると、カム16の押圧力が伝達されることで揺動アーム50が揺動動作を開始した後に、現実にロッカーアーム35が押圧され始めるまでに要する揺動アーム50の回転角度は、制御軸41が図1における反時計回り方向に回転するほど大きくなる。つまり、制御軸41を図1における反時計回り方向に回転させると、バルブ14の開弁時におけるバルブ14のリフト量が小さくなる。その結果、バルブ14の作用角を減少させることができる。
図3は、従来の可変動弁機構によってバルブの作用角を小作用角側に制御した時と大作用角側に制御した時とにおいて、バルブリフト量が最大リフト量となったときのそれぞれの様子を示す図である。該従来の可変動弁機構の構成は、揺動アームの一部の形状を除いて、上記した本実施例に係る可変動弁機構40の構成と同一である。図3(a)はバルブの作用角を小作用角側に制御した時を示しており、図3(b)はバルブの作用角を大作用角側に制御した時を示している。
本実施例に係る可変動弁機構40を用いた場合を示している。
本発明の実施例2について図6に基づいて説明する。尚、ここでは、実施例1と異なる点についてのみ説明する。
図6は、本実施例に係る可変動弁機構40の揺動アーム50の概略構成を示す図である。本実施例に係る揺動アーム50においては、そのカム側曲面50aにおける制御軸41側であってバルブ14の作用角を大作用角側に制御したときに第二中間ローラ53が位置する部分が弾性部材50dによって形成されている。また、図6に示すように、弾性部材50dの厚さが、制御軸41に近い部分ほど大きくなっている。
リフト量が小さくなる。また、最大リフト量が小さくなった結果、バルブ開閉時のバルブの加速度(又は減速度)も小さくなる。
14a・・バルブシャフト
14b・・バルブスプリング
16・・カム
35・・ロッカーアーム
36・・ロッカーローラ
40・・可変動弁機構
41・・制御軸
50・・揺動アーム
50a・・カム側曲面
50d・・弾性部材
51・・ロッカー側曲面
51d・・凹状部
52・・第一中間ローラ
53・・第二中間ローラ
Claims (3)
- 内燃機関のバルブの作用角を可変とする可変動弁機構であって、
前記バルブのバルブシャフトに一端が支持されたロッカーアームと、
前記バルブを駆動するためのカムと前記ロッカーアームとの間に介在し、制御軸を中心に揺動可能に支持されており、前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記ロッカーアームの中間部に回転自在に取り付けられており、前記揺動アームの前記ロッカーアーム側に形成されたロッカー側曲面に接触するように配置されたロッカーローラと、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面の反対側に形成されたカム側曲面と前記カムとの間に挟まれて回転可能に支持されている中間ローラと、
を備え、
前記揺動アームの揺動に伴って該揺動アームの前記ロッカー側曲面を前記ロッカーローラが移動することで、前記バルブが開閉駆動し、
前記揺動アームの前記カム側曲面を前記中間ローラが、前記制御軸側に移動することで前記バルブの作用角が増大し、前記揺動アームの先端側に移動することで前記バルブの作用角が減少する可変動弁機構において、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面における先端側であって前記バルブの作用角を大作用角側に制御したときに前記ロッカーローラが位置する部分が凹状に形成されていることを特徴とする可変動弁機構。 - 内燃機関のバルブの作用角を可変とする可変動弁機構であって、
前記バルブのバルブシャフトに一端が支持されたロッカーアームと、
前記バルブを駆動するためのカムと前記ロッカーアームとの間に介在し、制御軸を中心に揺動可能に支持されており、前記カムの回転に伴って揺動する揺動アームと、
前記ロッカーアームの中間部に回転自在に取り付けられており、前記揺動アームの前記ロッカーアーム側に形成されたロッカー側曲面に接触するように配置されたロッカーローラと、
前記揺動アームの前記ロッカー側曲面の反対側に形成されたカム側曲面と前記カムとの間に挟まれて回転可能に支持されている中間ローラと、
を備え、
前記揺動アームの揺動に伴って該揺動アームの前記ロッカー側曲面を前記ロッカーローラが移動することで、前記バルブが開閉駆動し、
前記揺動アームの前記カム側曲面を前記中間ローラが、前記制御軸側に移動することで前記バルブの作用角が増大し、前記揺動アームの先端側に移動することで前記バルブの作用角が減少する可変動弁機構において、
前記揺動アームの前記カム側曲面における前記制御軸側であって前記バルブの作用角を大作用角側に制御したときに前記中間ローラが位置する部分が弾性部材よって形成されていることを特徴とする可変動弁機構。 - 前記弾性部材の厚さが、前記制御軸に近い部分ほど大きいことを特徴とする請求項2に記載の可変動弁機構。
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---|---|---|---|---|
JP2002227613A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Yanmar Diesel Engine Co Ltd | エンジンの吸排気弁装置 |
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