JP2011196240A - ロッカアーム - Google Patents

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直樹 平松
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Abstract

【課題】割れが発生し難く、材料コストを低減でき、かつ生産性に優れたロッカアームを提供すること。
【解決手段】エンジンに設けられたカムに当接するローラ2と、ローラ2を回転可能に軸支するアーム本体3とからなるロッカアーム1。アーム本体3は、エンジンに設けた揺動支点部材に摺動可能に係合する係合部31と、エンジンバルブのステム先端部と摺動する摺動部32と、係合部31と摺動部32との間に形成されると共にローラ2を互いの内側において回動可能に軸支する一対の側壁部33と、係合部31から摺動部32にわたって係合部31及び摺動部32の両側端縁から屈曲した一対のリブ34とを一体形成してなる。リブ34は、係合部31側の端部である前端部341が、前端から後方へ向かうに従って徐々に係合部31に対して隆起するようなテーパ形状を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、エンジンのバルブ開閉機構に用いるロッカアームに関する。
自動車等のレシプロエンジンに使用されるバルブ開閉機構は、カムの回転を受けてロッカアームを揺動させることにより、エンジンバルブを開閉させて、エンジンにおける吸気又は排気を行うよう構成されている(図4参照)。また、例えば、OHC(オーバーヘッドカム)方式のエンジンにおいては、図10、図11に示すごとく、ロッカアーム9は、アーム本体93にローラ92を回転可能に支持してなる。そして、このロッカアーム9は、カムの回転に伴ってローラ92を従動回転させながら揺動し、エンジンバルブを開閉させている。
また、エンジンには、ロッカアーム9の揺動支点を形成するためのピボット、ラッシュアジャスタ等の揺動支点部材を設け、該揺動支点部材にロッカアーム9の一端に設けた係合部91を係合させている。
アーム本体93は、エンジンに設けたピボット、ラッシュアジャスタ等の揺動支点部材に摺動可能に係合する凹面937を備えた係合部931と、エンジンバルブのステム先端部と摺動する摺動部932と、係合部931と摺動部932との間に形成されると共にローラ92を互いの内側において回転可能に軸支する一対の側壁部933とを有する。
かかるアーム本体93には、揺動支点部材やステム先端部からの反力に対する強度を確保すべく、係合部931から摺動部932にわたって係合部931及び摺動部932の両側端縁から屈曲した一対のリブ934を設けてある(特許文献1)。
特開2003−138914号公報
しかしながら、上記ロッカアーム9には、以下の問題がある。
すなわち、図10、図12に示すごとく、上記リブ934の前端部935は、ローラ92の回転軸方向から見たとき、アーム本体93における係合部931の平板部936から略直角に立ち上がる輪郭を有する。かかる形状は、図13に示すごとく、アーム本体93をプレス成形する前の展開形状、すなわち曲げ加工する前の金属板930の外形939において、主に係合部931となる前方連結部931aの輪郭と、主にリブ934となる外方突出部934aの輪郭とが滑らかな直線や曲線で繋がらない、断続的な形状となってしまう。しかも、前方連結部931aの輪郭と外方突出部934aの輪郭との交わる部分は、金属板930の内側に凸の内向角部99となってしまう。
そうすると、曲げラインL3に沿って金属板930を曲げてリブ934を形成する際に、この断続的な部分である内向角部99を起点に金属板930に割れが発生しやすい。そのため、金属板930の板厚を厚くする必要がある。その結果、材料コストが高くなると共に生産性も低下しやすいという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、割れが発生し難く、材料コストを低減でき、かつ生産性に優れたロッカアームを提供しようとするものである。
本発明は、エンジンに設けられたカムに当接するローラと、該ローラを回転可能に軸支するアーム本体とからなるロッカアームであって、
上記アーム本体は、上記エンジンに設けた揺動支点部材に摺動可能に係合する係合部と、エンジンバルブのステム先端部と摺動する摺動部と、上記係合部と上記摺動部との間に形成されると共に上記ローラを互いの内側において回動可能に軸支する一対の側壁部と、上記係合部から上記摺動部にわたって上記係合部及び上記摺動部の両側端縁から屈曲した一対のリブとを一体形成してなり、
上記リブは、上記係合部側の端部である前端部が、前端から後方へ向かうに従って徐々に上記係合部に対して隆起するようなテーパ形状を有していることを特徴とするロッカアームにある(請求項1)。
本発明に係るロッカアームは、上記リブの前端部が、前端から後方へ向かうに従って徐々に上記係合部に対して隆起するようなテーパ形状を有している。そのため、上記ローラの回転軸方向から見たとき、上記リブの前端部は、上記係合部から斜めに立ち上がる輪郭を有する。かかる形状は、リブをプレス成形等によって形成する前のアーム本体の展開形状において、係合部の輪郭との繋ぎ目を、滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状としやすい。
そうすると、金属板を曲げてリブを形成する際に、リブと係合部との繋ぎ目に応力が集中することもなく、アーム本体の割れが発生し難い。そのため、金属板の板厚を薄くすることができる。その結果、材料コストを低減することができると共に生産性を向上させることができる。
以上のごとく、本発明によれば、割れが発生し難く、材料コストを低減でき、かつ生産性に優れたロッカアームを提供することができる。
実施例における、ロッカアームの側面図。 実施例における、ロッカアームの底面図。 実施例における、ロッカアームの前端部付近の側面図。 実施例における、ロッカアームを組み付けたエンジンの説明図。 実施例における、外形を打ち抜いた金属板の平面図。 実施例における、中空部を打ち抜いた金属板の平面図。 実施例における、係合部の凹面を形成した金属板の平面図。 実施例における、金属板を折り曲げ加工した中間品の断面図。 実施例における、プレス加工により成形したアーム本体の断面図。 背景技術における、ロッカアームの側面図。 背景技術における、ロッカアームの底面図。 背景技術における、アーム本体の断面図。 背景技術における、曲げ加工する前の金属板の平面図。
本発明において、上記アーム本体は、一枚の金属板をプレス加工することによって成形することができる。
また、上記係合部は、上記一対のリブの上記前端部との接続部分から前方へ行くに従って内側に向うテーパ形状を有することが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記リブをプレス成形等によって形成する前のアーム本体の展開形状において、リブの輪郭を、係合部の輪郭との繋ぎ目において、滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状とすることが一層容易となる。その結果、上記繋ぎ目における応力の集中を一層抑制することができ、アーム本体の割れの発生を一層効果的に防ぐことができる。
また、上記リブのテーパ形状のテーパ角度は、20〜50°であることが好ましい(請求項3)。
この場合には、リブの輪郭を、係合部の輪郭との繋ぎ目において、一層滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状とすることができ、上記繋ぎ目を起点とする割れの発生を一層効果的に防ぐことができる。
上記テーパ角度が20°未満の場合には、上記リブによる上記係合部の補強の効果を充分に得られないおそれがある。一方、上記テーパ角度が50°を超える場合には、上記繋ぎ目における応力の集中を充分に防ぐことが困難となるおそれがある。
また、上記一対のリブは、上記係合部及び上記摺動部から、これらが上記揺動支点部材及び上記ステム先端部と当接する側に屈曲していることが好ましい(請求項4)。
この場合には、上記ロッカアームが上記揺動支点部材及び上記ステム先端部から受ける反力に対する上記アーム本体の強度を効果的に向上させることができる。
また、上記係合部は、上記揺動支点部材に摺動可能に係合する凹面を有し、上記リブの上記前端部は、上記凹面の中心よりも前方に形成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合には、上記揺動支点部材から受ける反力に対する上記係合部の強度を、上記リブによって効果的に向上させることができる。
本発明の実施例に係るロッカアームにつき、図1〜図9を用いて説明する。
本例のロッカアーム1は、図1、図2、図4に示すごとく、エンジン60に設けられたカム6に当接するローラ2と、該ローラ2を回転可能に軸支するアーム本体3とからなる。
アーム本体3は、エンジン60に設けた揺動支点部材4に摺動可能に係合する係合部31と、エンジンバルブ5のステム先端部51と摺動する摺動部32と、係合部31と摺動部32との間に形成されると共にローラ2を互いの内側において回動可能に軸支する一対の側壁部33と、係合部31から摺動部32にわたって係合部31及び摺動部32の両側端縁から屈曲した一対のリブ34とを一体形成してなる。
図3に示すごとく、リブ34は、係合部31側の端部である前端部341が、前端から後方へ向かうに従って徐々に係合部31に対して隆起するようなテーパ形状を有している。
図1、図4に示すごとく、一対のリブ34は、係合部31及び摺動部32から、これらが揺動支点部材4及びステム先端部51と当接する側に屈曲している。一方、一対の側壁部33は、係合部31及び摺動部32よりも、揺動支点部材4及びステム先端部51と反対側、すなわちリブ34と反対側に向って立設している。
アーム本体3は、係合部31と摺動部32と一対の側壁部33及びリブ34の間に、揺動方向の双方に開口した中空部35を有し、該中空部35にローラ2が配設されている。また、各側壁部33には、それぞれローラ2の回転軸21を支持する軸孔331が形成されている。
図2に示すごとく、リブ34における後端部342以外の部分は、その両主面を、側壁部33の両主面と同一平面上に形成している。また、リブ34は、後端部342をこれよりも前方の部分よりも内側に配置している。
図2、図4に示すごとく、係合部31は、揺動支点部材4に摺動可能に係合する凹面311を有する。該凹面311は略半球形状を有する。係合部31は、凹面311の周囲に略平板状の平板部312を有し、該平板部312からリブ34の立設方向と反対側に窪むように、上記凹面311が形成されている。
また、係合部31は、凹面311の裏側において、平板部312から側壁部33の立設方向に突出する凸部313を有する。
図2に示すごとく、係合部31は、一対のリブ34の前端部341との接続部分から前方へ行くに従って内側に向うテーパ形状を有する。すなわち、リブ34の突出方向から見た係合部31の平板部312の輪郭において、リブ34の前端部341との接続部分に前方側に隣接する部分315に、上記のようなテーパ形状が形成されている。
また、図2に示すごとく、リブ34の前端部341は、凹面311の中心Pよりも前方に形成されている。前端部341は、中心Pよりも、例えば1mm以上前方まで形成されていることが好ましい。
リブ34のテーパ形状のテーパ角度αは、20〜50°である。このテーパ角度αは、ローラ2の回転軸方向から見たとき、係合部31における平板部312の下面314と、リブ34の前端部341の輪郭とが交わる位置において、両者がなす角度である。
また、図2、図4、図9に示すごとく、摺動部32は、リブ34の立設方向の面に、ステム先端部4と摺動する摺動面321を有する。該摺動部32は、リブ34の立設方向に凸の状態で沿った形状を有し、摺動面321は緩やかな凸状曲面を有する。
また、リブ34は、係合部31の凹面311の中心Pよりも前方かつ凹面311の前端よりも後方の位置から、摺動部32の後端までにわたって連続形成されている。
次に、本例のロッカアーム1の製造方法につき、説明する。
ロッカアーム1のアーム本体2は、一枚の金属板をプレス加工することによって成形する。
まず、図5に示すごとく、打抜き工程として、金属板30を図示しない打抜き型により打ち抜き、アーム本体3の外形300を形成する。この外形300は、金属板30の成形後において、係合部31の外形の一部と、摺動部32の外形の一部と、リブ34の外形となる部分を構成する。
外形300は、線対称形状を有し、対称軸L1の左右両側(図においては上下)において外側に凸状の曲線の輪郭を有する。突出した外方突出部340が、主にリブ34(図1、図2参照)となる部分である。外方突出部340は凸状の曲線の輪郭を有する。
次に、図6に示すごとく、金属板30を図示しない他の打抜き型により打ち抜き、中空部35を形成する。この中空部35の左右には、互いに向き合う一対の内方突出部330が形成される。内方突出部330は凸状の曲線の輪郭を有する。この内方突出部330が、主に側壁部33(図1参照)となる部分である。
また、金属板30において、中空部35を挟んで上記対称軸L1の方向の一方側(前方側)に形成された前方連結部310が主に係合部31(図1、図2参照)となり、他方側(後方側)に形成された後方連結部320が主に摺動部32(図1、図2参照)となる。
上記外形300を有する金属板30は、前方連結部310の輪郭と、一対の外方突出部340の輪郭とが滑らかな曲線によって繋がる形状を有する。
次に、図7に示すごとく、前方連結部310に、係合部31の凹面311を形成する。このとき、凹面311の裏側に凸部313が形成される。
次いで、折曲げ工程として、上記中空部35を形成した金属板30を、この中空部35の左右(図においては上下)の両端部より若干内側に入った位置の曲げラインL2(図7)を曲げの起点として、直角に折り曲げる。このとき、金属板30における前方連結部310と後方連結部320を、上記曲げラインL2に沿って、その外側部分が上記凸部313の隆起方向と反対側を向くように折り曲げる。これに伴い、図8に示すごとく、内方突出部330は上記凸部313の隆起方向に起立し、外方突出部340はその反対側に起立する。
こうして、平板状の金属板30から、立体的な中間体305を成形する。
次いで、加圧変形工程として、上記外方突出部340をその突出方向すなわち上記凸部313の隆起方向と反対側から、該隆起方向に向けて変形させると共に、上記内方突出部330をその突出方向、すなわち上記凸部313の隆起方向に向けて変形移動させる。これにより、図9に示すごとく、外方突出部340の突出量を減少させると共に、内方突出部330の突出量を増大させて、一対のリブ34と一対の側壁部33とを形成する。
このとき、内方突出部330や外方突出部340の板厚が変化しないよう制御しながら、加圧変形を行う。
また、図9に示すごとく、後方連結部320における一対のリブ34の間の部分を、該リブ34の立設方向に凸となるように緩やかに湾曲させる。これにより、摺動部32を形成する。
また、一対の側壁部33には軸孔331を穿設する。
以上により、図9に示すアーム本体3を得る。
そして、アーム本体3における中空部35にローラ2を配置し、ローラ2の回転軸21を軸孔331に取り付けることにより、図1、図2に示すロッカアーム1が得られる。
なお、アーム本体3のプレス加工方法のさらなる詳細については、上記特許文献1を参照されたい。
次に、本例の作用効果につき説明する。
本例のロッカアーム1は、リブ34の前端部341が、前端から後方へ向かうに従って徐々に係合部31(平板部312)に対して隆起するようなテーパ形状を有している。そのため、ローラ2の回転軸方向から見たとき、リブ34の前端部341は、係合部31(平板部312)から斜めに立ち上がる輪郭を有する。かかる形状は、リブ34をプレス成形によって形成する前のアーム本体3の展開形状、係合部31の輪郭との繋ぎ目を、滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状としやすい。すなわち、図5〜図7に示す金属板30の外形300において、外方突出部340の輪郭と、前方連結部310の輪郭との繋ぎ目を滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状としやすい。
そうすると、金属板30を曲げてリブ34を形成する際に、リブ34と係合部31との繋ぎ目に応力が集中することもなく、アーム本体3(金属板30)の割れが発生し難い。すなわち、図7に示す曲げラインL2において金属板30を曲げ加工する際、外方突出部340の輪郭と前方連結部310の輪郭との繋ぎ目において応力が集中することを防ぎ、金属板30の割れを防ぐことができる。
そのため、金属板30の板厚を薄くすることができる。その結果、材料コストを低減することができると共に生産性を向上させることができる。
また、図2に示すごとく、係合部31は、一対のリブ34の前端部341との接続部分から前方へ行くに従って内側に向うテーパ形状を有する。これにより、リブ34をプレス成形によって形成する前のアーム本体3の展開形状、すなわち金属板30の外形300において、リブ34の輪郭を、係合部31(平板部312)の輪郭との繋ぎ目において、滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状とすることが一層容易となる。その結果、上記繋ぎ目における応力の集中を一層抑制することができ、アーム本体3(金属板30)の割れの発生を一層効果的に防ぐことができる。
また、リブ34のテーパ形状のテーパ角度αは、20〜50°である。これにより、リブ34の輪郭を、係合部31(平板部312)の輪郭との繋ぎ目において、一層滑らかな直線や曲線で繋がれる連続的な形状とすることができ、上記繋ぎ目を起点とする割れの発生を一層効果的に防ぐことができる。
また、一対のリブ34は、係合部31及び摺動部32から、これらが揺動支点部材4及びステム先端部51と当接する側に屈曲している。これにより、ロッカアーム1が揺動支点部材4及びステム先端部51から受ける反力に対するアーム本体3の強度を効果的に向上させることができる。
また、リブ34の前端部341は、凹面311の中心Pよりも前方に形成されている。これにより、揺動支点部材4から受ける反力に対する係合部31の強度を、リブ34によって効果的に向上させることができる。
以上のごとく、本例によれば、割れが発生し難く、材料コストを低減でき、かつ生産性に優れたロッカアームを提供することができる。
1 ロッカアーム
2 ローラ
3 アーム本体
31 係合部
311 凹面
32 摺動部
33 側壁部
34 リブ
341 前端部

Claims (5)

  1. エンジンに設けられたカムに当接するローラと、該ローラを回転可能に軸支するアーム本体とからなるロッカアームであって、
    上記アーム本体は、上記エンジンに設けた揺動支点部材に摺動可能に係合する係合部と、エンジンバルブのステム先端部と摺動する摺動部と、上記係合部と上記摺動部との間に形成されると共に上記ローラを互いの内側において回動可能に軸支する一対の側壁部と、上記係合部から上記摺動部にわたって上記係合部及び上記摺動部の両側端縁から屈曲した一対のリブとを一体形成してなり、
    上記リブは、上記係合部側の端部である前端部が、前端から後方へ向かうに従って徐々に上記係合部に対して隆起するようなテーパ形状を有していることを特徴とするロッカアーム。
  2. 請求項1に記載のロッカアームにおいて、上記係合部は、上記一対のリブの上記前端部との接続部分から前方へ行くに従って内側に向うテーパ形状を有することを特徴とするロッカアーム。
  3. 請求項1又は2に記載のロッカアームにおいて、上記リブのテーパ形状のテーパ角度は、20〜50°であることを特徴とするロッカアーム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のロッカアームにおいて、上記一対のリブは、上記係合部及び上記摺動部から、これらが上記揺動支点部材及び上記ステム先端部と当接する側に屈曲していることを特徴とするロッカアーム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のロッカアームにおいて、上記係合部は、上記揺動支点部材に摺動可能に係合する凹面を有し、上記リブの上記前端部は、上記凹面の中心よりも前方に形成されていることを特徴とするロッカアーム。
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