JP2011194920A - 車両用デフレクター装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガイドレール14のレール部16は、底壁16aに立設されて長手方向に延在する対の側壁16b,16cから互いの対向する幅方向にそれぞれ突出するガイド片16dと、底壁16aを高さ方向に開口する取付孔とを有する。デフレクターを支持するベース部材31は、ガイドレール14の長手方向に摺動自在に両ガイド片16dが挿入される案内溝Gと、ガイドレール14の長手方向に延出して底壁16aに当接する可撓部37と、可撓部37に突設されて取付孔に嵌入する嵌合突部38とを備える。
【選択図】図1
Description
同構成によれば、前記可撓部は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることで、前記底壁との当接(圧接)によって先端を下方に付勢する側の付勢力、即ち前記嵌合突部を前記取付孔に嵌入する側の付勢力を発生する。これにより、前記嵌合突部が前記取付孔から脱落することを防止することができる。
図5は、自動車などの車両の屋根部としてのルーフ10に搭載されたサンルーフ装置11を斜め上方から見た模式図である。同図に示されるように、ルーフ10は、略四角形のルーフ開口部10aを有する。そして、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両前側の縁部に配置・支持されたデフレクター12を備えるとともに、車両前後方向に移動してルーフ開口部10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル13を備える。
図1及び図2に示すように、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両幅方向縁部に設けられるガイドレール14を備える。ガイドレール14は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して車両前後方向に延在する。なお、ガイドレール14には、可動パネル13を開閉駆動するための適宜の駆動機構(図示略)が摺動する。
(1)本実施形態では、ベース部材31は、両案内溝Gに両ガイド片16dを挿入してガイドレール14の長手方向に摺動させることで、該ガイドレール14に対しその幅方向及び高さ方向に位置決めされる。この際、可撓部37は、嵌合突部38が底壁16aに当接することで該底壁16aから浮き上がるように弾性変形した状態でガイドレール14の長手方向に移動する。そして、嵌合突部38が取付孔17に達して該取付孔17に嵌入すると、可撓部37は弾性復帰して底壁16aに当接する。そして、ベース部材31は、取付孔17に嵌入する嵌合突部38によって、ガイドレール14に対しその長手方向に位置決めされる。このように、ベース部材31をガイドレール14の長手方向である一方向に移動させるのみでベース部材31をガイドレール14に取着・固定できるため、ベース部材31の組付工数を低減することができる。また、ガイドレール14(レール部16)側の加工は、底壁16aを高さ方向に開口する取付孔17の穴開けのみであることから、ガイドレール14の後加工として通常必要なプレス加工に併せて取付孔17を設けることができ、製造工数の増大を抑制することができる。
(5)本実施形態では、デフレクター12は、ヒンジピン35を中心とする径方向に該ヒンジピン35を溝部42に挿入することで、ヒンジピン35に回動自在に支持される。従って、デフレクター12をベース部材31に容易に組み付けることができる。
・前記実施形態においては、アーム部41の後端部(溝部42)に、ベース部材31に設けたヒンジピン35を挿通してアーム部41を回動自在に支持したが、アーム部41の後端部(溝部42)に設けたヒンジピンをベース部材31(両連結壁34)に挿通してアーム部41を回動自在に支持してもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用デフレクター装置において、
前記ベース部材は、前記ガイドレールの幅方向に軸線が延びるヒンジピンと、該ヒンジピンを中心とする軸受部とを有し、
前記デフレクターは、前記ヒンジピンに回動自在に支持されており、該ヒンジピンを中心とする回動に伴って前記軸受部に摺接する円弧面を有することを特徴とする車両用デフレクター装置。同構成によれば、前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心に回動する際、前記円弧面が前記軸受部に摺接することで、当該回動をより安定して行うことができる。
前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心とする径方向に該ヒンジピンを挿入可能な溝部を有し、該溝部において前記ヒンジピンに回動自在に支持されることを特徴とする車両用デフレクター装置。同構成によれば、前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心とする径方向に該ヒンジピンを前記溝部に挿入することで、前記ヒンジピンに回動自在に支持される。従って、前記デフレクターを前記ベース部材に容易に組み付けることができる。
Claims (3)
- 車両の屋根部に形成された開口部の車両幅方向両縁部に配設される対のガイドレールの前端部にそれぞれ取着されるベース部材と、前記両ベース部材に支持され前記屋根部の面上に突出可能なデフレクターとを備える車両用デフレクター装置において、
前記ガイドレールは、底壁に立設されて長手方向に延在する対の側壁から互いの対向する幅方向にそれぞれ突出するガイド片と、前記底壁を高さ方向に開口する取付孔とを有し、
前記ベース部材は、前記ガイドレールの長手方向に摺動自在に前記両ガイド片が挿入される案内溝と、前記ガイドレールの長手方向に延出して前記底壁に当接する可撓部と、前記可撓部に突設されて前記取付孔に嵌入する嵌合突部とを備えたことを特徴とする車両用デフレクター装置。 - 請求項1に記載の車両用デフレクター装置において、
前記可撓部は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることを特徴とする車両用デフレクター装置。 - 請求項1又は2に記載の車両用デフレクター装置において、
前記各案内溝の前記ガイド片を上下方向で挟み込む上側ホルダ部及び下側ホルダ部の少なくとも一方から湾出され、前記ガイド片に当接する当接部を備えたことを特徴とする車両用デフレクター装置。
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