JP2011194920A - 車両用デフレクター装置 - Google Patents

車両用デフレクター装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011194920A
JP2011194920A JP2010060822A JP2010060822A JP2011194920A JP 2011194920 A JP2011194920 A JP 2011194920A JP 2010060822 A JP2010060822 A JP 2010060822A JP 2010060822 A JP2010060822 A JP 2010060822A JP 2011194920 A JP2011194920 A JP 2011194920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide
vehicle
base member
guide rail
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010060822A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5454257B2 (ja
Inventor
Tetsuya Hirata
哲也 平田
Masashi Ishikawa
政司 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2010060822A priority Critical patent/JP5454257B2/ja
Publication of JP2011194920A publication Critical patent/JP2011194920A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5454257B2 publication Critical patent/JP5454257B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】製造工数の増大を抑制しつつ、デフレクターを支持するベース部材の組付工数を低減することができる車両用デフレクター装置を提供する。
【解決手段】ガイドレール14のレール部16は、底壁16aに立設されて長手方向に延在する対の側壁16b,16cから互いの対向する幅方向にそれぞれ突出するガイド片16dと、底壁16aを高さ方向に開口する取付孔とを有する。デフレクターを支持するベース部材31は、ガイドレール14の長手方向に摺動自在に両ガイド片16dが挿入される案内溝Gと、ガイドレール14の長手方向に延出して底壁16aに当接する可撓部37と、可撓部37に突設されて取付孔に嵌入する嵌合突部38とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用デフレクター装置に関するものである。
従来、車両用デフレクター装置としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用デフレクター装置では、車両の屋根部に形成された開口部の車両幅方向両縁部に対のガイドレール(7)が配設されている。そして、各ガイドレールには、ベース部材(9)が取着されている。各ベース部材は、開口部の前端部に配置されるデフレクター(5)の車両幅方向両側のアーム部(10)を回動自在に支持する。これにより、デフレクターは、開口部の前端部において屋根部の面上に突出可能となる。
ここで、ベース部材をガイドレールに取り付ける際には、ベース部材の4つの突部(9d)をガイドレールの突条(14)に形成された4つの凹部(14a)に整合させた状態でガイドレールの高さ方向に組み付け、ベース部材をガイドレールの上面に載せる。そして、この状態でベース部材をガイドレールの延在する長手方向にスライドさせて、各突部(9d)を突条の下に入り込ませる。同時に、突条に形成された各凹部(14a,14b)にベース部材の2つの突部(9e)を入り込ませる。以上により、ガイドレールの長手方向、幅方向及び高さ方向でガイドレールに対しベース部材を位置決めする。
特開2006−168439号公報(第5頁、第6図)
ところで、特許文献1では、ベース部材をガイドレールに取り付ける際に、ガイドレールの高さ方向及び長手方向の2方向での組付けになるため、その分、組付工数の増大を余儀なくされる。また、ガイドレールに組付用の凹部を切り欠く必要があるため、当該加工の分、製造工数の増大を余儀なくされる。特に、ガイドレールの突条は、底壁から高さ方向に離れた位置に形成されることから、単純なプレス加工では各凹部の形成が困難であると推定される。
本発明の目的は、製造工数の増大を抑制しつつ、デフレクターを支持するベース部材の組付工数を低減することができる車両用デフレクター装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両の屋根部に形成された開口部の車両幅方向両縁部に配設される対のガイドレールの前端部にそれぞれ取着されるベース部材と、前記両ベース部材に支持され前記屋根部の面上に突出可能なデフレクターとを備える車両用デフレクター装置において、前記ガイドレールは、底壁に立設されて長手方向に延在する対の側壁から互いの対向する幅方向にそれぞれ突出するガイド片と、前記底壁を高さ方向に開口する取付孔とを有し、前記ベース部材は、前記ガイドレールの長手方向に摺動自在に前記両ガイド片が挿入される案内溝と、前記ガイドレールの長手方向に延出して前記底壁に当接する可撓部と、前記可撓部に突設されて前記取付孔に嵌入する嵌合突部とを備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記ベース部材は、前記両案内溝に前記両ガイド片を挿入して前記ガイドレールの長手方向に摺動させることで、該ガイドレールに対しその幅方向及び高さ方向に位置決めされる。この際、前記可撓部は、前記嵌合突部が前記底壁に当接することで該底壁から浮き上がるように弾性変形した状態で前記ガイドレールの長手方向に移動する。そして、前記嵌合突部が前記取付孔に達して該取付孔に嵌入すると、前記可撓部は弾性復帰して前記底壁に当接する。そして、前記ベース部材は、前記取付孔に嵌入する前記嵌合突部によって、前記ガイドレールに対しその長手方向に位置決めされる。このように、前記ベース部材を前記ガイドレールの長手方向である一方向に移動させるのみで該ベース部材を前記ガイドレールに取着・固定できるため、前記ベース部材の組付工数を低減することができる。また、前記ガイドレール側の加工は、前記底壁を高さ方向に開口する前記取付孔の穴開けのみであることから、前記ガイドレールの後加工として通常必要なプレス加工に併せて前記取付孔を設けることができ、製造工数の増大を抑制することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用デフレクター装置において、前記可撓部は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることを要旨とする。
同構成によれば、前記可撓部は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることで、前記底壁との当接(圧接)によって先端を下方に付勢する側の付勢力、即ち前記嵌合突部を前記取付孔に嵌入する側の付勢力を発生する。これにより、前記嵌合突部が前記取付孔から脱落することを防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の車両用デフレクター装置において、前記各案内溝の前記ガイド片を上下方向で挟み込む上側ホルダ部及び下側ホルダ部の少なくとも一方から湾出され、前記ガイド片に当接する当接部を備えたことを要旨とする。
同構成によれば、前記当接部は、前記上側ホルダ部又は前記下側ホルダ部から湾出されて前記ガイド片に当接するため、前記ガイド片は、前記当接部により案内溝に対して線接触で挿入される。従って、前記ベース部材を、前記案内溝に対する前記ガイド片の挿入が容易でありながらも前記ガイドレールの高さ方向により堅固に位置決めすることができる。
本発明では、製造工数の増大を抑制しつつ、デフレクターを支持するベース部材の組付工数を低減することができる車両用デフレクター装置を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す分解斜視図。 図3のA−A線に沿った断面図。 図2のB−B線に沿った断面図。 ベース部材を示す側面図及びその拡大図。 ルーフを示す斜視図。
以下、本発明を具体化した一実施形態について図面に従って説明する。
図5は、自動車などの車両の屋根部としてのルーフ10に搭載されたサンルーフ装置11を斜め上方から見た模式図である。同図に示されるように、ルーフ10は、略四角形のルーフ開口部10aを有する。そして、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両前側の縁部に配置・支持されたデフレクター12を備えるとともに、車両前後方向に移動してルーフ開口部10aを開閉する、例えばガラス板からなる略四角形の可動パネル13を備える。
デフレクター12は、その後部を中心に回動することで前部が上動する、いわゆるチルトアップ動作可能に取り付けられている。デフレクター12は、可動パネル13の開作動に伴い該可動パネル13側から解放されてチルトアップ動作し、ルーフ10上面よりも上側に突出する(展開状態)。あるいは、デフレクター12は、可動パネル13の閉作動に伴い該可動パネル13側から押さえ込まれてルーフ10上面の下側に収まる(格納状態)。デフレクター12は、ルーフ開口部10aを開放した際に展開状態になることで、車室内への風の巻き込みによる空気振動を防止する。
可動パネル13は、その前部を中心に回動することで後部が上動するチルトアップ動作及び車両前後方向へのスライド動作可能に取り付けられている。可動パネル12の開閉作動においては、チルトアップ状態のままスライド動作する、いわゆるアウタースライディング式が採用されている。
次に、デフレクター12及びその支持構造について更に説明する。
図1及び図2に示すように、サンルーフ装置11は、ルーフ開口部10aの車両幅方向縁部に設けられるガイドレール14を備える。ガイドレール14は、例えばアルミニウム合金の押出材からなり、長手方向に一定断面を有して車両前後方向に延在する。なお、ガイドレール14には、可動パネル13を開閉駆動するための適宜の駆動機構(図示略)が摺動する。
また、ガイドレール14は、駆動機構の摺動位置とは異なる車両幅方向の位置で、車両上方に開口する断面略C字状のレール部16を有する。詳しくは、車両幅方向において、駆動機構を摺動自在に支持するリンク案内部14aとサンシェードパネル(図示略)を摺動自在に支持するシェード案内部14bとの間に位置している。すなわち、このレール部16は、ガイドレール14の底壁の一部を成し且つリンク案内部14aの底壁とシェード案内部14bの底壁と連続した底壁16aを有するとともに、該底壁16aから上側に立設された互いに平行な対の側壁16b,16cを有し、更に該側壁16b,16cから車両幅方向で互いの対向側に突出する対のガイド片16dを有する。これら底壁16a、側壁16b,16c、ガイド片16dがガイドレール14の長手方向に延在することはいうまでもない。さらに、図3に示すように、レール部16の前端部には、底壁16aを高さ方向に開口する略円形の取付孔17が形成されている。
図1に示すように、レール部16の前端部には、前記デフレクター12のヒンジ部を構成する樹脂製のベース部材31が取着・固定される。すなわち、ベース部材31は、車両前後方向に並設された対のホルダ部32,33を有する。前側のホルダ部32は、後側のホルダ部33よりも前後方向に長く成形されている。図2に示すように、各ホルダ部32,33は、ガイド片16dの上側で車両幅方向両側に突出する上側ホルダ部32a,33a及びガイド片16dの下側で車両幅方向両側に突出する下側ホルダ部32b,33bを有して断面略H字状に成形されている。各ホルダ部32,33は、これら上側ホルダ部32a,33a及び下側ホルダ部32b,33bにて各ガイド片16dを上下方向で挟み込んでいる。車両高さ方向に並設された上側ホルダ部32a,33a及び下側ホルダ部32b,33bは案内溝Gを形成する。なお、図4に拡大して示すように、ホルダ部32,33は、下側ホルダ部32b,33bから上側にそれぞれ湾出された略弓形の当接部32c,33cを有する。これら当接部32c,33cは、上側ホルダ部32a,33a及び下側ホルダ部32b,33bの挟み込むガイド片16dに当接する。これは、ホルダ部32,33によるレール部16(ガイド片16d)の保持を前後の2点に集中させてベース部材31のがたつきを抑制するためである。
また、図1に示すように、ベース部材31は、ホルダ部32,33を車両前後方向に橋渡しする態様でこれらホルダ部32,33の幅方向両端から上側に立設された互いに平行な対の連結壁34を有するとともに、ホルダ部32,33間の中間位置で両連結壁34間を繋ぐ略円柱状のヒンジピン35を有する。ヒンジピン35の軸線は、車両幅方向(レール部16の幅方向)に延在する。そして、ホルダ部32(上側ホルダ部32a)の後端には、ヒンジピン35を中心とする円弧状の軸受部32d(図3参照)が形成されている。
さらに、ベース部材31は、前側の下側ホルダ部32bの前端から前側に延出する舌片状の可撓部36を有するとともに、後側の下側ホルダ部33bの後端から後側に延出する舌片状の可撓部37を有する。図4に拡大して示すように、可撓部36,37は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されている。そして、後側の可撓部37には、前記取付孔17に嵌入する略円柱状の嵌合突部38(図3参照)が下向きに突設されている。
このような構成にあって、レール部16にベース部材31の組み付ける際には、図1に示すように、レール部16の前側に可撓部37を対向させた状態で、案内溝Gに両ガイド片16dを挿入してこれを前後方向(レール部16の長手方向)に摺動させる。この際、可撓部37は、嵌合突部38が底壁16aに当接することで該底壁16aから浮き上がるように弾性変形した状態でレール部16の長手方向に移動する。そして、嵌合突部38が取付孔17に達して該取付孔17に嵌入すると、可撓部37は弾性復帰して底壁16aに当接する。なお、可撓部37は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることで、底壁16aとの当接(圧接)によって先端を下方に付勢する側の付勢力、即ち嵌合突部38を取付孔17に嵌入する側の付勢力を発生する。同様に、可撓部36も、底壁16aとの当接(圧接)によって先端を下方に付勢する側の付勢力を発生する。そして、ベース部材31は、取付孔17に嵌入する嵌合突部38によって、レール部16(ガイドレール14)に対しその長手方向に位置決めされる。レール部16(ガイドレール14)に対するベース部材31の幅方向及び高さ方向の位置決めは、両案内溝Gにガイド片16dが挿入・摺動されることで実現されることはいうまでもない。
図3に示すように、前記デフレクター12は、車両幅方向各端部において車両前後方向に延在するアーム部41を有しており、該アーム部41においてベース部材31に支持される。すなわち、アーム部41の後端部には、前記ベース部材31のヒンジピン35が相対回動自在に挿通される溝部42が形成されている。この溝部42は、車両後側に開いてヒンジピン35の軸線を中心とする径方向に該ヒンジピン35が挿入可能な側面視略U字形状を呈している。また、各アーム部41の後端部には、前記ベース部材31の軸受部32dの車両後側に配置されてヒンジピン35周りのアーム部41の回動に伴い軸受部32dに摺接する円弧状の摺接面43が形成されている。
従って、各アーム部41の後端部は、両連結壁34間でヒンジピン35に溝部42が相対回動自在に挿通され、軸受部32dに摺接面43が摺接することで、これらヒンジピン35及び軸受部32dに車両前後方向で挟まれる態様でベース部材31に組み付けられる。なお、ベース部材31に取着されたアーム部41(デフレクター12)は、ルーフ10への搭載状態でその回動範囲が一定量に規制される。これにより、各アーム部41(デフレクター12)の車両前後方向の位置ずれが抑制される。また、溝部42は、ヒンジピン35の上方及び下方まで延出していることで、各アーム部41(デフレクター12)の車両上下方向の位置ずれが併せて抑制される。さらに、各アーム部41の後端部は、両連結壁34によって車両幅方向で挟持されて、車両幅方向の位置ずれも抑制される。
なお、各アーム部41(デフレクター12)は、図示しない付勢手段により後端部に対し前端部が上昇する側、即ちデフレクター12がルーフ10の面上に突出する側に常時付勢されている。これにより、可動パネル13の開作動に伴い該可動パネル13側から解放されたデフレクター12は、付勢手段に付勢されて展開状態となる。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、ベース部材31は、両案内溝Gに両ガイド片16dを挿入してガイドレール14の長手方向に摺動させることで、該ガイドレール14に対しその幅方向及び高さ方向に位置決めされる。この際、可撓部37は、嵌合突部38が底壁16aに当接することで該底壁16aから浮き上がるように弾性変形した状態でガイドレール14の長手方向に移動する。そして、嵌合突部38が取付孔17に達して該取付孔17に嵌入すると、可撓部37は弾性復帰して底壁16aに当接する。そして、ベース部材31は、取付孔17に嵌入する嵌合突部38によって、ガイドレール14に対しその長手方向に位置決めされる。このように、ベース部材31をガイドレール14の長手方向である一方向に移動させるのみでベース部材31をガイドレール14に取着・固定できるため、ベース部材31の組付工数を低減することができる。また、ガイドレール14(レール部16)側の加工は、底壁16aを高さ方向に開口する取付孔17の穴開けのみであることから、ガイドレール14の後加工として通常必要なプレス加工に併せて取付孔17を設けることができ、製造工数の増大を抑制することができる。
(2)本実施形態では、可撓部37は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることで、底壁16aとの当接(圧接)によって先端を下方に付勢する側の付勢力、即ち嵌合突部38を取付孔17に嵌入する側の付勢力を発生する。これにより、嵌合突部38が取付孔17から脱落することを防止することができる。
(3)本実施形態では、当接部32c,33cは、下側ホルダ部32b,33bから湾出されてガイド片16dに当接するため、該ガイド片16dは、当接部32c,33cにより案内溝Gに対して線接触で挿入される。従って、ベース部材31を、案内溝Gに対するガイド片16dの挿入が容易でありながらもガイドレール14(レール部16)の高さ方向により堅固に位置決めすることができる。
(4)本実施形態では、デフレクター12は、ヒンジピン35を中心に回動する際、摺接面43が軸受部32dに摺接することで、当該回動をより安定して行うことができる。
(5)本実施形態では、デフレクター12は、ヒンジピン35を中心とする径方向に該ヒンジピン35を溝部42に挿入することで、ヒンジピン35に回動自在に支持される。従って、デフレクター12をベース部材31に容易に組み付けることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態においては、アーム部41の後端部(溝部42)に、ベース部材31に設けたヒンジピン35を挿通してアーム部41を回動自在に支持したが、アーム部41の後端部(溝部42)に設けたヒンジピンをベース部材31(両連結壁34)に挿通してアーム部41を回動自在に支持してもよい。
・前記実施形態において、ガイド片16dに当接する略弓形の当接部は、下側ホルダ部32b,33bに代えて、若しくは下側ホルダ部32b,33bに加えて上側ホルダ部32a,33aに設けてもよい。
・前記実施形態において、嵌合突部38を前側の可撓部36に設けてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用デフレクター装置において、
前記ベース部材は、前記ガイドレールの幅方向に軸線が延びるヒンジピンと、該ヒンジピンを中心とする軸受部とを有し、
前記デフレクターは、前記ヒンジピンに回動自在に支持されており、該ヒンジピンを中心とする回動に伴って前記軸受部に摺接する円弧面を有することを特徴とする車両用デフレクター装置。同構成によれば、前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心に回動する際、前記円弧面が前記軸受部に摺接することで、当該回動をより安定して行うことができる。
(ロ)上記(イ)に記載の車両用デフレクター装置において、
前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心とする径方向に該ヒンジピンを挿入可能な溝部を有し、該溝部において前記ヒンジピンに回動自在に支持されることを特徴とする車両用デフレクター装置。同構成によれば、前記デフレクターは、前記ヒンジピンを中心とする径方向に該ヒンジピンを前記溝部に挿入することで、前記ヒンジピンに回動自在に支持される。従って、前記デフレクターを前記ベース部材に容易に組み付けることができる。
G…案内溝、10…ルーフ(屋根部)、10a…ルーフ開口部(開口部)、12…デフレクター、14…ガイドレール、16a…底壁、16b,16c…側壁、16d…ガイド片、17…取付孔、31…ベース部材、32a,33a…上側ホルダ部、32b,33b…下側ホルダ部、32c,33c…当接部、36,37…可撓部、38…嵌合突部。

Claims (3)

  1. 車両の屋根部に形成された開口部の車両幅方向両縁部に配設される対のガイドレールの前端部にそれぞれ取着されるベース部材と、前記両ベース部材に支持され前記屋根部の面上に突出可能なデフレクターとを備える車両用デフレクター装置において、
    前記ガイドレールは、底壁に立設されて長手方向に延在する対の側壁から互いの対向する幅方向にそれぞれ突出するガイド片と、前記底壁を高さ方向に開口する取付孔とを有し、
    前記ベース部材は、前記ガイドレールの長手方向に摺動自在に前記両ガイド片が挿入される案内溝と、前記ガイドレールの長手方向に延出して前記底壁に当接する可撓部と、前記可撓部に突設されて前記取付孔に嵌入する嵌合突部とを備えたことを特徴とする車両用デフレクター装置。
  2. 請求項1に記載の車両用デフレクター装置において、
    前記可撓部は、先端に向かうに従い下側に変位するように成形されていることを特徴とする車両用デフレクター装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用デフレクター装置において、
    前記各案内溝の前記ガイド片を上下方向で挟み込む上側ホルダ部及び下側ホルダ部の少なくとも一方から湾出され、前記ガイド片に当接する当接部を備えたことを特徴とする車両用デフレクター装置。
JP2010060822A 2010-03-17 2010-03-17 車両用デフレクター装置 Expired - Fee Related JP5454257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010060822A JP5454257B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 車両用デフレクター装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010060822A JP5454257B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 車両用デフレクター装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011194920A true JP2011194920A (ja) 2011-10-06
JP5454257B2 JP5454257B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=44873668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010060822A Expired - Fee Related JP5454257B2 (ja) 2010-03-17 2010-03-17 車両用デフレクター装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5454257B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2853425A2 (en) 2013-09-26 2015-04-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus
CN107972456A (zh) * 2016-10-25 2018-05-01 爱信技术中心美国股份有限公司 天窗导风系统
JP2018134946A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 アイシン精機株式会社 車両用デフレクタ装置
JP2019182295A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 アイシン精機株式会社 デフレクタ装置及び回動付勢装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2853425A2 (en) 2013-09-26 2015-04-01 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus
US9242535B2 (en) 2013-09-26 2016-01-26 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Roof apparatus
CN107972456A (zh) * 2016-10-25 2018-05-01 爱信技术中心美国股份有限公司 天窗导风系统
JP2018070150A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 アイシン テクニカル センター オブ アメリカ インコーポレイテッドAisin Technical Center Of America,Inc. サンルーフウインドデフレクタシステム
JP2018134946A (ja) * 2017-02-21 2018-08-30 アイシン精機株式会社 車両用デフレクタ装置
JP2019182295A (ja) * 2018-04-13 2019-10-24 アイシン精機株式会社 デフレクタ装置及び回動付勢装置
JP7147238B2 (ja) 2018-04-13 2022-10-05 株式会社アイシン デフレクタ装置及び回動付勢装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5454257B2 (ja) 2014-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4589991B2 (ja) サンルーフ装置のディフレクタ
CN102729785B (zh) 用于车辆的偏转器设备
JP5790233B2 (ja) 車両用ルーフ装置
US20100327632A1 (en) Interlocking mechanism of sunshade panel in a sunroof device
CN102729786B (zh) 用于车辆的偏转器设备
JP5454257B2 (ja) 車両用デフレクター装置
US9776489B2 (en) Vehicle deflector device
US8905467B2 (en) Sunroof apparatus
JP2015500160A (ja) 開口されうる自動車屋根の側方ブラインド
JP2006341757A (ja) サンルーフ装置
US20160031304A1 (en) Sunroof Apparatus
US20170305243A1 (en) Sunroof device
JP5360249B2 (ja) デフレクター装置
JP6558173B2 (ja) デフレクタ装置
JP4895910B2 (ja) サンルーフ用デフレクタ装置
JP5741269B2 (ja) 車両用ルーフ装置
JP2007001411A (ja) 車両用サンルーフのデフレクタ装置
EP3165386B1 (en) Restricting device
JP2008105543A (ja) 自動車のスライドドア構造
JP6520292B2 (ja) サンルーフ装置
JP2014069615A (ja) 車両用デフレクタ装置
JP2015093504A (ja) サンルーフ装置
JP2015058745A (ja) サンルーフ装置
WO2022249646A1 (ja) サンルーフ装置のディフレクタ構造
JP2011105233A (ja) 車両用ルーフ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130212

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131223

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5454257

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees