JP2011191563A - ズームレンズ、カメラ装置および携帯情報端末装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】物体側より順に、正の第1レンズ群G1、負の第2レンズ群G2、開口絞りS、正の第3レンズ群G3、正の第4レンズ群G4を配してなり、第1レンズ群G1が、物体側より順に、負レンズ、物体側に凸面を持つ正レンズからなり、広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、望遠端において、第1レンズ群および第3レンズ群が、広角端におけるよりも物体側に位置するように移動するズームレンズであって、適切に設定された条件を満足する。
【選択図】図1
Description
ズームレンズは、小型化の面では、まず使用時のレンズ全長(最も物体側のレンズ面から像面までの距離)を短縮することが必要であり、また各レンズ群の厚みを短縮して「収納時の全長」を抑えることも小型化を実現する重要な要素である。
一方、高変倍化や長焦点化に伴って発生し易くなる色収差の補正には「異常分散性を有するレンズ」の使用が効果的であることが知られている。
物体側より順に、正の焦点距離を持つ第1レンズ群、負の焦点距離を持つ第2レンズ群、正の焦点距離を持つ第3レンズ群、正の焦点距離を持つ第4レンズ群を配置してなり、広角端から望遠端への変倍に際して、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、第3レンズ群と第4レンズ群との間隔が変化するズームレンズに「異常分散性を有するレンズ」を使用したものを開示した特許文献として、特許文献1〜4が知られている。
特許文献2記載のズームレンズも、正・負・正・正の4群構成の実施例(実施例1、2、6)では「広角端の画角が29〜32度程度」で、広角化の点でなお不十分である。
請求項1記載のズームレンズは、以下の条件(1)〜(4)を満足することを持って、その特徴とする。即ち、
(1) 1.52<ndP<1.62
(2) 60.0<νdP<85.0
(3) 0.007 <ΔPg,FP< 0.050
(4) |ΔPg,FP−ΔPg,FN|< 0.025 。
条件(2)におけるパラメータ:νdPは、第1レンズ群の正レンズの材料の「分散」である。
Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)
で定義される。
ΔPg,FP=Pg,FP−(−0.001802×νdP+0.6483)
で定義される量である。
ΔPg,FN=Pg,FN−(−0.001802×νdN+0.6483)
で定義される量である。
(5) 4.0 <fap/fw< 8.0
を満足することが好ましい(請求項2)。
(6) 5.0 < f1/fw < 8.0
を満足することが好ましい(請求項3)。
(7) 0.50 <|f2|/f3< 0.85
を満足することが好ましい(請求項4)。
(8) 0.10 <X1/fT< 0.35
を満足することが好ましい(請求項5)。
(9) 0.10 <X3/fT< 0.30
を満足することが好ましい(請求項6)。
請求項1〜6の任意の1に記載のズームレンズは、第3レンズ群の、最も像側のレンズを「像側に強い凹面を向けた負レンズ」とし、この負レンズの像側面の曲率半径:r3R、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(10) 0.5 <|r3R|/fw< 1.2
を満足することが好ましい(請求項7)。
この発明の携帯情報端末装置は、請求項1〜9の任意の1に記載のズームレンズを「カメラ機能部の撮影用光学系として有する」ことを特徴とする(請求項11)。
この発明のズームレンズのように、正・負・正・正の屈折力配分の4レンズ群構成のズームレンズでは、第2レンズ群が主要な変倍作用を負担する「所謂バリエータ」として構成されるのが一般的であるが、この発明のズームレンズにおいては「第3レンズ群にも変倍作用を分担」させることにより第2レンズ群の負担を軽くし、広角化・高変倍化に伴って困難になる収差補正の自由度を確保することを意図している。
特に、少なくとも望遠側においては「第1レンズ群が最も軸上光線高さが高い」ので、第1レンズ群に特殊低分散ガラスを採用することにより「軸上色収差の2次スペクトルを十分に低減する」ことが可能となる。
しかし「特殊低分散ガラス」は一般に、屈折率が低いため、これを用いると「単色収差の補正能力」が低下し易い。このため、第1レンズ群を少ない枚数で構成しつつ「単色収差・色収差をバランス良く低減」しようとする場合には、特殊低分散ガラスの使用は必ずしも十分な効果を上げない。
このようにすることにより、第1レンズ群を「2枚という少ないレンズ枚数で構成」しつつ色収差の2次スペクトルを低減でき、かつ「単色収差の十分な補正」も可能となる。
条件(6)の下限値を超えると、第2レンズ群の結像倍率が等倍に近付いて変倍効率が上がるので「高変倍化には有利」であるが、第1レンズ群の各レンズに大きな屈折力が必要となり、特に望遠端での色収差が悪化しやすく、第1レンズ群が厚肉化・大口径化して、特に「収納状態における小型化」を実現する上で不利となる。
条件(7)の下限値を超えると、第2レンズ群の屈折力が強くなりすぎ、逆に上限値を超えると、第3レンズ群の屈折力が強くなりすぎる。これらいずれの場合にも「変倍に際しての収差変動」が大きくなり易くなる。
また「広角端におけるレンズ全長」が長くなり、第1レンズ群を通過する光線高さが増加して第1レンズ群の大型化を招きやすい。
望遠端での全長が長くなりすぎると「全長方向の小型化の妨げ」になり、望遠端での周辺光量確保のために径方向が大型化したり、鏡胴の倒れ等の製作誤差による像性能の劣化も招来し易い。
(8A) 0.15<X1/fT< 0.30
を満足するのが良い。
条件(9)の下限値を超えると「第3レンズ群の変倍への寄与」が小さくなり、変倍作用に対する「第2ンズ群の負担」を増加させるか「第3レンズ群自体の屈折力」を強める必要があり、いずれにせよ各種収差の悪化を招来し易い。
(9A) 0.15 <X3/fT< 0.25
を満足するのが良い。
条件(10)の下限値を越えると「球面収差が補正過剰」となり易く、上限値を越えると逆に「球面収差が補正不足」となり易い。また、条件(10)の範囲外では球面収差と同様、コマ収差のバランスも取りにくく、軸外周辺部で外向性または内向性のコマ収差が発生し易くなる。
(10A) 0.7 <|r3R|/fW< 1.0
を満足するのが良い。
このような構成により、10倍以上という大きな変倍領域のどのポジションにおいても、より最適な光線経路の選択が可能となるため、特にコマ収差や像面湾曲等の補正の自由度が向上し、軸外性能の向上を達成できる。
従って、変倍の全域において色収差をより良好に補正することが可能となる。
加えて「広角端において開口絞りを第1レンズ群に近づけ、第1レンズ群を通過する光線高さをより低くする」ことが可能となり、第1レンズ群のさらなる小型化を達成できるという効果も生む。
ここに、「dSW」は、広角端における開口絞りと第3レンズ群の最も物体側の面との軸上間隔を表す。
「dSW/fT」を0.20以上とすると、広角端において第3レンズ群を通過する光線高さが大きくなりすぎて「像面がオーバーに倒れ」たり、樽型の歪曲収差が大きくなったりして、特に広角域における性能確保が難しくなる。
従って、高変倍化を進めるためには「第1レンズ群で発生する収差量を十分に小さく抑える必要」があり、そのためには第1レンズ群を上述の構成とすることが好ましい。
物体側から順に、負レンズ・負レンズ・正レンズという配置にすることにより「第2レンズ群の主点を像側に位置させる」ことが可能となり、望遠端時の光学系全長の短縮に寄与できる。
1.75<N22<2.10、25<ν22<55
1.75<N23<2.10、15<ν23<35
「N2i(i=1〜3)」は第2群中で物体側から数えてi番目のレンズの屈折率であり、「ν2i(i=1〜3)」は第2群中で物体側から数えてi番目のレンズのアッベ数を表す。
また「像面に到達する光量を減少」させる必要があるときには、絞りを小径化しても良いが「絞り径を大きく変えることなくNDフィルタ等の挿入により光量を減少」させた方が回折現象による解像力の低下を防止できて好ましい。
この発明のズームレンズは、色収差の良好な補正が可能であり、各条件を満足することにより、実施例に示すように、9枚構成で、コンパクトで、広角端での半画角が39度以上と広角で、性能が良く、7倍以上の変倍比をもち、なおかつ、性能の良好なズームレンズを実現できる。
これらの図に示すズームレンズは、上記図順に従って、後述する実施例1〜5に対応するものである。
図21(A)は、装置の正面側と上部面とを示す図、図21(B)は装置の背面側を示す図である。符号1は撮影レンズを示す。撮影レンズ1はズームレンズである。符号2はファインダ、符号3はストロボ、符号4はシャッタボタン、符号6は電源スイッチ、符号7は液晶モニタをそれぞれ示す。
図22は「携帯情報端末装置のシステム構成」を示す図である。
図22に示す携帯情報端末装置は「ズームレンズ」である撮影レンズ1と「撮像素子」である受光素子13を有し、撮影レンズ1によって形成される撮影対象物の像を受光素子13によって読取るように構成され、受光素子13からの出力を、中央演算装置11の制御を受ける信号処理装置14によって処理してデジタル情報に変換する。
このとき、ファインダ2も撮影レンズ1の画角の変化に連動して変倍する。
全ての実施例において、最大像高は3.850mmであるが、広角端においては「発生させた負の歪曲収差分だけ、画像を拡大して生成する歪曲補正画像処理」を適用するため、以下のように、歪曲収差量を考慮して像高を小さく設定してある。
実施例1 −10.4% 3.717
実施例2 −10.3% 3.717
実施例3 −10.3% 3.717
実施例4 −14.8% 3.511
実施例5 −16.3% 3.470 。
f:全系の焦点距離
Fno:Fナンバ
R:曲率半径
D:面間隔
Nd:d線における屈折率
νd:アッベ数
K:非球面の円錐定数
A4:4次の非球面係数
A6:6次の非球面係数
A8:8次の非球面係数
A10:10次の非球面係数
A12:12次の非球面係数
A14:14次の非球面係数 。
X = CH2/{1+√(1-(1+K)C2H2)}
+A4・H4 +A6・H6+A8・H8 +A10・H10 +A12・H12+A14・H14 。
で表される。硝種は「HOYA株式会社」、「株式会社オハラ」および「株式会社住田光学ガラス」の光学硝種名である。長さの次元を持つ量の単位は、特に断らない限り「mm」である。
f=5.05〜52.00、 F=3.68〜5.79、 ω=39.39〜4.13
面番号 R D Nd νd 硝種
1 20.155 0.9 1.80809 22.76 S-NPH1(OHARA)
2 14.968 3.9 1.59201 67.02 M-PCD51(HOYA)
3* -112.112 可変(A)
4* 119.295 0.81 1.86400 40.58 L-LAH83(OHARA)
5* 4.938 1.92
6 ∞ 0.8 1.71700 47.93 S-LAM3(OHARA)
7 12.15 0.1
8 8.021 1.43 1.92286 18.90 S-NPH2(OHARA)
9 21.106 可変(B)
10 絞り 可変(C)
11* 5.485 2.74 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
12* -9.162 0.1
13 8.021 1.97 1.64850 53.02 S-BSM71(OHARA)
14 -7.737 0.81 1.91082 35.25 TAFD35(HOYA)
15 4.365 可変(D)
16* 9.962 2.53 1.52528 56.2 光学樹脂
17 360.115 1
18 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
19 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
20 ∞ 。
第3面
K=0.0, A4=1.09635E-05, A6=9.10281E-08, A8=-3.46715E-09,
A10=5.91674E-11, A12=-5.25291E-13, A14=1.91404E-15
第4面
K=0.0, A4=-6.37154E-04, A6=4.15580E-05, A8=-1.17226E-06,
A10=1.27640E-08, A12=6.91443E-11, A14=-2.21332E-12
第5面
K=-1.00544, A4=8.06488E-05, A6=5.17980E-05, A8=1.08845E-06,
A10=-1.82076E-09, A12=-7.99599E-10, A14=1.91470E-11
第11面
K=-0.53335, A4=-4.35750E-04, A6=-8.76444E-06, A8=1.57593E-06,
A10=-3.66583E-08, A12=-3.08470E-09,
第12面
K=3.42935, A4=1.02373E-03, A6=1.94730E-05, A8=1.11171E-06
第16面
K=2.33691, A4=-3.72766E-04, A6=1.43074E-05, A8=-1.71770E-06,
A10=5.43386E-08, A12=-5.37347E-10, A14=-2.06217E-11
上の表記において、例えば「-2.06217E-11」は、「-2.06217×10-11」を表す。以下の実施例においても同様である。
広角端 中間焦点距離 望遠端
f=5.05 f=16.22 f=52.00
A 0.5 9.8486 18.0925
B 8.7 3.2982 1.246
C 7.3208 3.8766 0.598
D 3.2178 6.2365 12.5522 。
(1) 1.59201
(2) 67.02
(3) 0.0082
(4) 0.0152
(5) 4.47
(6) 6.43
(7) 0.662
(8) 0.24
(9) 0.17
(10) 0.86 。
f=5.05〜51.96、 F=3.67〜5.79、 ω=39.37〜4.11
面番号 R D Nd νd 硝種
1 19.448 0.95 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
2 15.882 3.79 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
3 -88.47 可変(A)
4 43.841 0.94 1.864 40.58 L-LAH83(OHARA)
5 5.243 2.27
6 ∞ 0.8 1.717 47.93 S-LAM3(OHARA)
7 12.048 0.23
8 8.706 1.52 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
9 21.397 可変(B)
10 絞り 可変(C)
11 5.736 2.77 1.5067 70.5 K-PG325(SUMITA)
12 -10.08 0.1
13 7.051 1.22 1.6485 53.02 S-BSM71(OHARA)
14 -8.233 0.8 1.91082 35.25 TAFD35(HOAY)
15 4.427 可変(D)
16 8.807 2.1 1.51633 64.06 L-BSL7(OHARA)
17 43.21 1
18 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
19 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
20 ∞ 。
第3面
K=0.0, A4=1.35278E-05, A6=8.95766E-08, A8=-3.86146E-09,
A10=7.00278E-11, A12=-6.45039E-13, A14=2.40481E-15
第4面
K=0.0, A4=-9.49729E-04, A6=5.87289E-05, A8=-2.10477E-06,
A10=4.59402E-08, A12=-5.65777E-10, A14=2.97364E-12
第5面
K=-1.54431, A4=0.0, A6=6.84929E-05, A8=-1.22038E-06,
A10=3.54747E-08, A12=-7.99599E-10, A14=1.91470E-11
第11面
K=-0.68526, A4=-1.94678E-03, A6=-2.25620E-06, A8=6.15466E-07,
A10=1.06755E-08, A12=-3.08470E-09,
第12面
K=3.96979, A4=7.82420E-04, A6=1.72482E-05, A8=6.54876E-07
第16面
K=1.55318, A4=-4.41398E-04, A6=1.41931E-05, A8=-1.72608E-06,
A10=5.49424E-08, A12=-5.37347E-10, A14=-2.06217E-11 。
広角端 中間焦点距離 望遠端
f=5.05 f=16.20 f=51.96
A 0.0361 8.6979 17.2961
B 11.431 4.5782 1.3807
C 7.9465 3.4865 0.4738
D 4.2177 6.9111 13.3587 。
(1) 1.55332
(2) 71.68
(3) 0.0211
(4) 0.0142
(5) 4.88
(6) 6.50
(7) 0.671
(8) 0.17
(9) 0.18
(10) 0.88 。
f=5.04〜51.95、 F=3.67〜5.78、 ω=39.41〜4.40
面番号 R D Nd νd 硝種
1 21.183 0.95 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
2 17.733 0.1
3 16.751 4.05 1.4971 81.56 M-FCD1(HOYA)
4* -64.303 可変(A)
5* -279.537 0.8 1.864 40.58 L-LAH83(OHARA)
6* 5.84 1.98
7 ∞ 0.8 1.717 47.93 S-LAM3(OHARA)
8 13.746 0.45
9 10.15 1.46 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
10 30.838 可変(B)
11 絞り 可変(C)
12* 6.05 2.90 1.50670 70.50 K^PG325(Sumita)
13* -10.252 0.1
14 7.065 2.26 1.6485 53.02 K-LaSFn22(Sumita)
15 -10.603 0.8 1.89800 34.00 TAFD35(HOYA)
16 4.39 可変(D)
17* 8.826 2.08 1.51633 64.06 L-BSL7(OHARA)
18 37.674
19 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
20 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
21 ∞ 。
第4面
K=0.0, A4= 1.89263E-05, A6= 7.63543E-09, A8=-1.03114E-09,
A10= 1.67737E-11, A12=-1.35683E-13, A14= 4.58110E-16
第5面
K=0.0, A4=-4.60509E-04, A6= 3.18741E-05, A8=-9.05550E-07,
A10= 6.92725E-09, A12= 1.78659E-10, A14=-3.03736E-12
第6面
K= -1.21503, A4=0.0, A6= 4.55742E-05, A8= -5.75514E-07,
A10= 9.00201E-09, A12= -7.99599E-10, A14= 1.91470E-11
第12面
K=-0.65789, A4= -2.72916E-04, A6= -4.11415E-06, A8= 5.58797E-07,
A10= 6.86253E-09, A12= -3.08470E-09
第13面
K= 4.09080, A4= 7.22197E-04, A6= 1.61233E-05, A8= 4.79318E-07
第17面
K= 1.62889, A4= -4.20155E-04, A6= 1.04371E-05, A8= -1.42634E-06,
A10= 4.66226E-08, A12= -5.37347E-10, A14= -2.06217E-11
「可変量」
広角端 中間焦点距離 望遠端
f=5.04 f=16.18 f=51.95
A 0.5 9.7308 19.0942
B 11.5 4.4286 1.0791
C 8.1809 3.4384 0.7423
D 4.8769 7.3168 13.5601 。
(1) 1.49710
(2) 81.56
(3) 0.0370
(4) 0.0017
(5) 5.39
(6) 6.88
(7) 0.679
(8) 0.18
(9) 0.17
(10) 0.87 。
f=5.05〜52.00、 F=3.67〜5.79、 ω=39.20〜4.40
面番号 R D Nd νd 硝種
1 21.448 0.9 1.80809 22.76 S-NPH1(OHARA)
2 15.315 3.61 1.61881 63.85 M-PCD4(HOYA)
3* -99.245 可変(A)
4* -123.285 0.87 1.864 40.58 L-LAH83(OHARA)
5* 6.343 1.85
6 ∞ 0.8 1.717 47.93 S-LAM3(OHARA)
7 9.517 0.25
8 8.525 1.55 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
9 25.133 可変(B)
10 絞り 可変(C)
11* 5.931 2.55 1.5532 71.68 M-FCD500(HOYA)
12* -10.424 0.1
13 6.909 1.94 1.6485 53.02 S-BSM71(OHARA)
14 -9.82 0.8 1.91082 35.25 TAFD35(HOYA)
15 4.316 可変(D)
16* 9.076 1.96 1.52528 56.2 光学樹脂
17 40.176 1
18 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
19 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
20 ∞ 。
第3面
K=0.0, A4= 9.73599E-06, A6= 5.28612E-08, A8= -2.65333E-09,
A10= 5.44143E-11, A12= -5.62764E-13, A14= 2.33013E-15
第4面
K=0.0, A4= -1.23735E-03, A6= 9.06315E-05, A8= -2.67392E-06,
A10= 3.95821E-08, A12= -2.58346E-10, A14= 2.42344E-13
第5面
K= -2.12985, A4= -4.84873E-04, A6= 8.51764E-05, A8= 1.45184E-07,
A10= 1.91653E-08, A12= -7.99599E-10, A14= 1.91470E-11
第11面
K= -0.69091, A4 -3.59874E-04, A6= 4.67829E-06,A8= -1.72488E-06,
A10= 2.00195E-08, A12= -3.08470E-09
第12面
K= 3.41449, A4= 5.00059E-04, A6= 1.87686E-05, A8= -2.01509E-06
第16面
K= 1.77976, A4= -3.60125E-04, A6= 5.64619E-06, A8= -1.30489E-06,
A10= 4.54423E-08, A12= -5.37347E-10, A14= -2.06217E-11 。
広角端 中間焦点距離 望遠端
f=5.05 f=16.21 f=52.00
A 0.5 9.5004 17.2711
B 9.7483 4.2388 1.74
C 8.3865 3.5434 0.1
D 5.0891 7.0465 13.845 。
(1) 1.61881
(2) 63.85
(3) 0.0084
(4) 0.0151
(5) 4.30
(6) 6.32
(7) 0.657
(8) 0.19
(9) 0.18
(10) 0.85 。
f=5.04〜51.95、 F=3.67〜5.78、 ω=39.46〜4.44
面番号 R D Nd νd 硝種
1 21.191 0.9 1.80809 22.76 S-NPH1(OHARA)
2 15.852 3.9 1.61881 63.85 M-PCD4(HOYA)
3* -143.017 可変(A)
4* 419.225 4.59 1.864 40.58 L-LAH83(OHARA)
5* 5.285 1.93
6 ∞ 0.8 1.717 47.93 S-LAM3(OHARA)
7 12.486 0.1
8 8.54 1.52 1.92286 18.9 S-NPH2(OHARA)
9 24.016 可変(B)
10 絞り 可変(C)
11* 5.457 2.66 1.55332 71.68 M-FCD500(HOYA)
12* -9.278 0.1
13 8.008 1.98 1.6485 53.02 S-BSM71(OHARA)
14 -7.943 0.81 1.91082 35.25 TAFD35(HOYA)
15 4.377 可変(D)
16* 10.077 2.4 1.52528 56.2 光学樹脂
17 262.531 1
18 ∞ 0.28 1.53770 66.60 各種フィルタ
19 ∞ 0.5 1.50000 64.00 各種フィルタ
20 ∞ 。
「非球面」
第3面
K=0.0, A4=7.26830E-06, A6=9.21053E-08, A8=-3.38760E-09,
A10=5.94058E-11, A12=-5.29773E-13, A14=1.89355E-15
第4面
K=0.0, A4= -6.99380E-04, A6= 4.09819E-05, A8= -1.17604E-06,
A10= 1.37789E-08, A12= 4.22536E-11, A14=-1.74611E-12
第5面
K= -1.22065, A4= -1.16244E-04, A6= 6.79551E-05, A8= -4.05946E-07,
A10= -1.43926E-08, A12= -7.99599E-10, A14= 1.91470E-11
第11面
K= -0.53812, A4= -4.44378E-04, A6= -6.28155E-06, A8= 1.52390E-06,
A10= -4.41932E-08, A12= -3.08470E-09
第12面
K= 3.51770, A4= 1.01912E-03, A6= 2.16533E-05, A8= 8.68286E-07
第16面
K= 2.37946, A4= -2.75993E-04, A6= 8.38270E-06, A8= -1.50942E-06,
A10= 5.29442E-08, A12= -5.37347E-10, A14= -2.06217E-11 。
広角端 中間焦点距離 望遠端
f=5.04 f=16.17 f=51.95
A 0.807 10.3187 19.0991
B 9.9606 3.5458 1.5091
C 7.0147 3.272 0.3289
D 3.9433 5.5042 13.0884 。
(1) 1.61881
(2) 63.85
(3) 0.0084
(4) 0.0151
(5) 4.62
(6) 6.95
(7) 0.695
(8) 0.24
(9) 0.18
(10) 0.87 。
G2:第2レンズ群
G3:第3レンズ群
G4:第4レンズ群
S:絞り
F:各種フィルタ
Claims (11)
- 物体側より順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、開口絞り、正の屈折力を有する第3レンズ群、正の屈折力を有する第4レンズ群を配してなり、
第1レンズ群が、物体側より順に、負レンズ、物体側に凸面を持つ正レンズからなり、
広角端から望遠端への変倍に際し、第1レンズ群と第2レンズ群との間隔が増大し、第2レンズ群と第3レンズ群との間隔が減少し、
望遠端において、第1レンズ群および第3レンズ群が、広角端におけるよりも物体側に位置するように移動するズームレンズにおいて、
第1レンズ群の正レンズの材料のd線に対する屈折率:ndPおよび分散:νdPが、条件:
(1) 1.52<ndP<1.62
(2) 60.0<νdP<85.0
を満足し、
レンズ材料のg線,F線,C線に対する屈折率:ng,nF,nCにより次式:
Pg,F=(ng−nF)/(nF−nC)
で定義される部分分散比を、第1レンズ群の正レンズの材料につきPg,FP、第1レンズ群の負レンズについてPg,FNとするとき、部分分散比:Pg,FPと、上記分散:νdPとにより次式:
ΔPg,FP=Pg,FP−(−0.001802×νdP+0.6483)
で定義される量:ΔPg,FPが、条件:
(3) 0.007 <ΔPg,FP< 0.050
を満足し、上記第1レンズ群の負レンズの材料の分散:νdNと上記部分分散:Pg,FNとにより、次式:
ΔPg,FN=Pg,FN−(−0.001802×νdN+0.6483)
で定義される量:ΔPg,FNと上記量:ΔPg,FPとが、条件:
(4) |ΔPg,FP−ΔPg,FN|< 0.025
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1記載のズームレンズにおいて、
第1レンズ群の正レンズの焦点距離:fap、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(5) 4.0 <fap/fw< 8.0
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1または2記載のズームレンズにおいて、
第1レンズ群の焦点距離:f1、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(6) 5.0 < f1/fw < 8.0
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜3の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第2レンズ群の焦点距離:f2、第3レンズ群の焦点距離:f3が、条件:
(7) 0.50 <|f2|/f3< 0.85
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜4の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際する第1レンズ群の総移動量:X1、望遠端における全系の焦点距離:fTが、条件:
(8) 0.10 <X1/fT< 0.35
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜5の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
広角端から望遠端への変倍に際する第3レンズ群の総移動量:X3、望遠端における全系の焦点距離:fTが、条件:
(9) 0.10 <X3/fT< 0.30
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜6の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第3レンズ群の最も像側のレンズが、像側に強い凹面を向けた負レンズであり、この負レンズの像側面の曲率半径:r3R、広角端における全系の焦点距離:fwが、条件:
(10) 0.5 <|r3R|/fw< 1.2
を満足することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜7の任意の1に記載のズームレンズにおいて、
第1レンズ群の正レンズが非球面を有することを特徴とするズームレンズ。 - 請求項8記載のズームレンズにおいて、
第1レンズ群の負レンズと正レンズが接合されていることを特徴とするズームレンズ。 - 請求項1〜9の任意の1に記載のズームレンズを、撮影用光学系として有することを特徴とするカメラ装置。
- 請求項1〜9の任意の1に記載のズームレンズを、カメラ機能部の撮影用光学系として有することを特徴とする携帯情報端末装置。
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