JP2011191468A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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JP2011191468A
JP2011191468A JP2010057079A JP2010057079A JP2011191468A JP 2011191468 A JP2011191468 A JP 2011191468A JP 2010057079 A JP2010057079 A JP 2010057079A JP 2010057079 A JP2010057079 A JP 2010057079A JP 2011191468 A JP2011191468 A JP 2011191468A
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Shigeo Ueda
茂雄 上田
Tadashi Kuroda
忠司 黒田
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Panasonic Corp
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Panasonic Corp
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Abstract

【課題】広角レンズでは画角が広いためレンズ鏡筒前面に光学フィルターを取り付けることが困難である。また、魚眼レンズではレンズ鏡筒前面に光学フィルターを取り付けることが事実上不可能である。
【解決手段】レンズ鏡筒を構成する光学系の一部にレンズ鏡筒外側よりレンズ鏡筒の光軸回りに回転操作できる光学フィルターを備えることにより、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、カメラで映像を撮影するためのレンズ鏡筒に関する。
カメラを用いて静止画や動画を撮影するとき、レンズ鏡筒前面に各種の光学フィルターを設けるさまざまな方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような光学フィルターを使用した撮影技術としては、次のようなものがある。例えば、水面やガラスの反射を除去し水中やガラス越しの被写体を撮影するために、PL(Polarized Light)フィルターと呼ばれる偏光フィルターをレンズ鏡筒前面に取り付け、偏光効果を確認しながら、つまり水面やガラスの反射が作画意図に対して最適となる回転位相までPLフィルターを回転調整して撮影する撮影技術がある。
また、夜景等輝きを演出する手段として点光源から光条が発生するクロスフィルターをレンズ鏡筒前面に取り付け光条発生効果を確認しながら、つまり点光源から発生する光条を作画意図に対して最適となる回転位相までクロスフィルターを回転調整して撮影する撮影技術がある。
特開平7−92537号公報
従来の技術では光学フィルターをレンズ鏡筒前面に取り付けて撮影するため、比較的画角の狭い標準画角や望遠画角のレンズ鏡筒でのみ光学フィルターを使用することができた。しかしながら、画角の広い広角画角のレンズ鏡筒前面に光学フィルターを使用するためには、広角レンズの画角が広いので光学フィルターによる画面のケラレを防止するためレンズ鏡筒前面に取り付けて使用する光学フィルターの口径が大きくなり、光学フィルターそのものが高価になることや持ち運びが困難になるという課題があった。
また、PLフィルターやクロスフィルター等の回転操作を行うことでフィルター効果を調整する光学フィルターは、光学フィルター内部に回転機構を備えるため、回転操作を行わない光学フィルターに比べフィルター枠の光軸方向の厚みが大きくなり、光学フィルターによる画面のケラレを防止しようとすると光学フィルターの口径をより大きくする必要があり、光学フィルターそのものがさらに高価になることや持ち運びがさらに困難になるという課題があった。
また、画角が180度前後の魚眼レンズでは、レンズ鏡筒前面に光学フィルターを取り付け、画面にケラレを生じさせないためには、前方に突出した対物レンズとの接触を避けるため、ドーム状の光学フィルターが必要であり、そのような光学フィルターは、光学フィルターそのものが非常に高価になり持ち運びも非常に困難になるという課題があった。
このような課題に鑑みて本発明のレンズ鏡筒は、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることができることを目的とする。
上記課題を解決するために本件の発明は、レンズ鏡筒を構成する光学系の一部にレンズ鏡筒外側よりレンズ鏡筒の光軸回りに回転操作できる光学フィルターを備えることを特徴とする。
本発明のレンズ鏡筒は、広角画角や魚眼画角のレンズ鏡筒で光学フィルターを用いて光学フィルターの効果を得る場合にも、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることができる。
また、PLフィルターやクロスフィルター等の回転操作を行うことでフィルター効果を調整する光学フィルターであっても、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることができる。
レンズ鏡筒側面図 レンズ鏡筒背面図 レンズ鏡筒側面断面図 レンズ鏡筒背面部分断面図 回転フィルター構成図 回転フィルター組立図
図1は、本実施の形態のレンズ鏡筒側面図である。本実施の形態では、広角ズームの交換レンズを例として説明する。図1の説明図で示すレンズ鏡筒は交換レンズであり、レンズマウント1をカメラ側のマウントと嵌合させることで撮影が可能になる。
フィルター操作リング3の光軸方向の厚みは、レンズ鏡筒後枠2とレンズ鏡筒中枠4の間の隙間よりわずかに小さく、フィルター操作リング3は光軸回りに回転できる。また、ズームリング5の光軸方向の厚みは、レンズ鏡筒中枠4とレンズ鏡筒中枠6の間の隙間よりわずかに小さく、ズームリング5は光軸回りに回転できる。フォーカスリング7の光軸方向の厚みは、レンズ鏡筒中枠6とレンズ鏡筒前枠8の隙間よりわずかに小さく、フォーカスリング7は光軸回りに回転できる。レンズ鏡筒前枠8の前部にはレンズフード9が設けられている。
図2は、本発明のレンズ鏡筒背面図であり、図1のレンズ鏡筒側面図を紙面右側から見た図である。フィルター操作リング3は、レンズ鏡筒後枠2より外径が大きいことにより回転操作を容易にしている。インサイドリング12は、光学フィルター11を保持する枠である。通信端子板21は、レンズ鏡筒とカメラが嵌合したときレンズ鏡筒とカメラの間で電気的な通信を行う。
図3は、本発明のレンズ鏡筒側面断面図である。図3においてPL回転リング15は、光学フィルター11を保持しているインサイドリング12を保持している。中継ギヤ16は、中継ギヤ軸17を中心に回転する。また、図3において光学系のレンズ位置は、図3の上半分が広角端のレンズ位置であり、図3の下半分が望遠端のレンズ位置を示す。
図4は、本発明のレンズ鏡筒背面部分断面図であり、図1のレンズ鏡筒側面図を紙面右側から見て、一部分を断面にした図である。図4においてフィルター操作リング3は、内径部にフィルター操作リング内ギヤ3dを備える。中継ギヤ16は、フィルター操作リング内ギヤ3dと噛み合い、中継ギヤ軸17を中心に回転できる。PL回転リング外ギヤ15eは、中継ギヤ16と噛み合っている。
図5は、本発明の回転フィルター構成図であり、図3のレンズ鏡筒側面断面図の光学フィルター回転機構部の構成を分解した説明図である。レンズ鏡筒中枠4は、レンズ鏡筒中枠後壁4aとレンズ鏡筒中枠外径壁4bを備える。レンズ鏡筒後枠2は、レンズ鏡筒後枠前壁2cを備える。フィルター操作リング3は、フィルター操作リング前壁3aとフィルター操作リング内径壁3bとフィルター操作リング後壁3cとフィルター操作リング内ギヤ3dとを備える。
フィルター操作リング前壁3aとフィルター操作リング後壁3cとの間の距離つまりフィルター操作リング3の幅は、レンズ鏡筒中枠後壁4aとレンズ鏡筒後枠前壁2cで構成される隙間よりわずかに小さく、またフィルター操作リング内径壁3bの内径はレンズ鏡筒中枠外径壁4bの外径よりわずかに大きいため、フィルター操作リング3はレンズ鏡筒中枠外径壁4bを軸として光軸回りに回転できる。レンズマウント1は、レンズマウント後壁1aとレンズマウント内径壁1bとレンズマウント前壁1cと中継ギヤ軸圧入穴1dを備える。
PL回転リング15は、PL回転リング内ネジ15aとPL回転リング外径壁15bとPL回転リング後壁15cとPL回転リング外ネジ15dとPL回転リング外ギヤ15eとを備える。アウトサイドリング14は、アウトサイドリング前壁14aとアウトサイドリング内ネジ14dとを備える。通信端子板21は、通信端子板内径壁21bを備える。
PL回転リング15は、レンズマウント1を挟んでアウトサイドリング14の備えるアウトサイドリング内ネジ14dをPL回転リング外ネジ15dにねじ込むことでレンズマウント1に取り付けられるが、レンズマウント前壁1cとレンズマウント後壁1aとの間の距離つまりレンズマウント1のPL回転リング取り付け部の幅は、PL回転リング15にアウトサイドリング14をねじ込んだ後のPL回転リング後壁15cとアウトサイドリング前壁14aで構成される隙間よりわずかに小さく、またレンズマウント内径壁1bと通信端子板内径壁21bの内径はともにPL回転リング外径壁15bの外径よりわずかに大きいため、PL回転リング15はレンズマウント内径壁1bと通信端子板内径壁21bを軸として光軸回りに回転できる。
光学フィルター11を保持する枠であるインサイドリング12は、インサイドリング外ネジ12aを備え、このインサイドリング外ネジ12aがPL回転リング内ネジ15aにねじ込み固定されることにより、インサイドリング12とインサイドリング12に保持されている光学フィルター11は、PL回転リング15の回転に合わせて回転できる。また、インサイドリング12に保持されている光学フィルター11は、PL回転リング内ネジ15aからインサイドリング外ネジ12aを取り外すことにより、光学フィルター11の交換や清掃が容易にできる。
中継ギヤ軸17は、中継ギヤ軸圧入穴1dに圧入されることでレンズマウント1に固定されている。中継ギヤ16は、中継ギヤ前ギヤ16dと中継ギヤ後ギヤ16eとを備えており、中継ギヤ軸17に挿入されカットワッシャ18で固定されることで中継ギヤ軸17を中心に自由に回転することができる。また、フィルター操作リング3の内側に備えたフィルター操作リング内ギヤ3dは、中継ギヤ16の備える中継ギヤ前ギヤ16dに噛み合い、中継ギヤ後ギヤ16eは、PL回転リング外ギヤ15eに噛み合うように組み立てられる。
図6は、図5の光学フィルター回転機構部の構成を組み立てた図である。図6において、フィルター操作リング3を回転操作することで、フィルター操作リング3の内側に備えたフィルター操作リング内ギヤ3dが中継ギヤ前ギヤ16dを回転させ、中継ギヤ前ギヤ16dと一体の中継ギヤ後ギヤ16eがPL回転リング外ギヤ15eを回転させ、PL回転リング15にねじ込まれたインサイドリング12を回転させ、インサイドリング12に保持されている光学フィルター11を回転させることができる。
つまり、レンズ鏡筒外側にある操作系であるフィルター操作リング3を回転操作することで、レンズ鏡筒内部にある光学フィルター11を回転させることができる。
本発明により広角レンズや魚眼レンズで光学フィルターを用いて光学フィルターの効果が必要な場合であっても、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることが可能となる。
また、PLフィルターやクロスフィルター等の回転操作を行うことでフィルター効果を調整する光学フィルターであっても、口径の大きな光学フィルターを用いる必要がなく、廉価であり携帯性を犠牲にせず光学フィルターによる効果を得ることが可能となる。
また、光学フィルターの交換や清掃も交換レンズの場合容易に可能である。
本発明は、カメラを用いた静止画や動画の撮影時において、光学フィルターの回転操作による映像効果を作画意図として表現したい場合に適用できる。
1 レンズマウント
1a レンズマウント後壁
1b レンズマウント内径壁
1c レンズマウント前壁
1d 中継ギヤ軸圧入穴
2 レンズ鏡筒後枠
2c レンズ鏡筒後枠前壁
3 フィルター操作リング
3a フィルター操作リング前壁
3b フィルター操作リング内径壁
3c フィルター操作リング後壁
3d フィルター操作リング内ギヤ
4 レンズ鏡筒中枠
4a レンズ鏡筒中枠後壁
4b レンズ鏡筒中枠外径壁
5 ズームリング
6 レンズ鏡筒中枠
7 フォーカスリング
8 レンズ鏡筒前枠
9 レンズフード
11 光学フィルター
12 インサイドリング
12a インサイドリング外ネジ
14 アウトサイドリング
14a アウトサイドリング前壁
14d アウトサイドリング内ネジ
15 PL回転リング
15a PL回転リング内ネジ
15b PL回転リング外径壁
15c PL回転リング後壁
15d PL回転リング外ネジ
15e PL回転リング外ギヤ
16 中継ギヤ
16d 中継ギヤ前ギヤ
16e 中継ギヤ後ギヤ
17 中継ギヤ軸
18 カットワッシャ
21 通信端子板
21b 通信端子板内径壁

Claims (1)

  1. カメラで映像を撮影するためのレンズ鏡筒であって、前記レンズ鏡筒を構成する光学系の一部に前記レンズ鏡筒外側より前記レンズ鏡筒の光軸回りに回転操作できる光学フィルターを備えることを特徴とするレンズ鏡筒。
JP2010057079A 2010-03-15 2010-03-15 レンズ鏡筒 Pending JP2011191468A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011191469A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Panasonic Corp 中間鏡筒
WO2023157396A1 (ja) * 2022-02-15 2023-08-24 富士フイルム株式会社 レンズ装置、情報処理装置、プログラム、及び撮像装置の製造方法

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