JP4488023B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、広い範囲を撮影するための撮像装置に係わり、監視カメラ等に適用して好適なものである。
監視カメラ等において、広い範囲を高解像度に撮影することを目的として、望遠レンズを装着したカメラを走査させる手法(いわゆるパンチルトカメラ)が行われている。
このようにカメラを走査させる場合には、カメラを点や線を中心として回転させることにより、カメラの向きを変えて、水平方向(パン)及び上下方向(チルト)において、広い範囲を撮影している。
そして、広い範囲の映像又は画像を作成するには、それぞれの向きで撮影して得られた映像又は画像を貼り合わせることが考えられる。
しかしながら、このようにカメラを回転させる場合には、回転の中心点や中心線を適切に選定しないと、貼り合わせが困難になったり、撮影されない死角を生じたりすることがある。
監視カメラとしては、死角を生じてしまうと、監視の役目を充分に果たせなくなるため、問題になる。
撮影した映像の死角を無くすためには、カメラの光学系のNP点(ノンパララックス点)を中心として、カメラを回転させる必要がある。
NP点とは、カメラの光学系の開口絞りの中心を通る多数の主光線のうち、ガウス領域に位置する主光線を選択して、この選択された主光線の物空間における直線成分を延長して前記光学系の光軸と交わる点として定義されるものである。
複数のカメラの光学系のNP点(実像又はミラー等で反射した虚像)を一致させることにより、複数のカメラでそれぞれ撮影した映像や画像を、視差(パララックス)を生じることなく貼り合わせることが可能である(例えば、特許文献1や特許文献2を参照)。
そして、上述のようにカメラを回転させる場合には、NP点を回転中心として回転させることにより、それぞれの向きで撮影した映像や画像を、視差を生じることなく貼り合わせることが可能になる。また、視差を生じないことにより、死角も生じないようにすることができる。
特開2003−162018号公報 特開2006−30664号公報
一般的な望遠レンズでは、NP点が撮像素子よりも後方に存在する場合が多く、焦点距離が長く望遠になればなるほど、最も被写体側にあるレンズ(前玉レンズ)からNP点までの距離が大きくなる。
このように前玉レンズからNP点までの距離が大きいカメラを、NP点を中心として回転させると、可動部が大きくなり、占有する体積が大きくなってしまう。
また、防塵・防水、或いは人体に対する安全を確保する目的から、カメラを露出させるよりも、樹脂やガラス等の透明物質から成るカバー部材によって、カメラの周囲を覆うことが望ましい。
そして、前玉レンズからNP点までの距離が大きいカメラを、NP点を中心として回転させる場合には、非常に大きなカバー部材が必要となる。
さらにまた、良好な画質の画像を得るためには、光学性能をできるだけ劣化させないように、カバー部材の厚さや光学特性を精度良く作製する必要がある。
これらを両立させようとすると、非常に高価なカバー部材となり、監視カメラを商品として成立させるのが困難になる。
上述した問題の解決のために、本発明においては、広範囲の撮影を行うことができ、小型で良好な画質が得られる撮像装置を提供するものである。
本発明の撮像装置は、レンズと開口絞りとを少なくとも有する光学系を備えた撮像装置であって、光学系の開口絞りの中心を通る主光線中、ガウス領域に位置する主光線を選択し、選択された主光線の物空間における直線成分を延長して光学系の光軸と交わる点を、NP点と定義し、最も被写体側のレンズの直径をD、この最も被写体側のレンズのレンズ面からNP点までの距離をLNとし、NP点が最も被写体側のレンズのレンズ面より後ろにある場合に距離LNの値が正であり、NP点が最も被写体側のレンズのレンズ面より前にある場合に距離LNの値が負であると定義したとき、距離LNが、0≦LN≦D (1)を満たすものである。
本発明の撮像装置は、さらに、光学系が収納され、NP点を中心として水平から上下45度ずつ回転駆動させることが可能であるように構成された、筒状のレンズ鏡胴と、回転駆動可能な筒状のレンズ鏡胴の周囲を覆う筐体と、この筐体の被写体側の部分に設けられ、NP点を中心とした球面であり、材質が透明なガラスであるカバー部材とを含むものである。
上述の本発明の撮像装置の構成によれば、最も被写体側のレンズのレンズ面からNP点までの距離LNが0≦LN≦D (1)を満たすことにより、撮像装置の光学系を、NP点を中心として回転させたときに、NP点よりも被写体側の可動部を、小さく構成することが可能になる。これにより、可動部を含む撮像装置全体を小型化することができる。
このとき、NP点を中心として、撮像装置の光学系を回転させることにより、視差及び死角を生じることなく、それぞれの向きで撮影した映像や画像を貼り合せることが可能になるので、マクロから無限遠遠方まで、広範囲の映像や画像を、視差や死角を生じることなく撮影することが可能になる。
また、本発明の撮像装置では、水平から上下45度ずつ回転駆動可能な筒状のレンズ鏡胴の周囲を覆う筐体の最も被写体側のレンズよりも被写体側に、NP点を中心とした球面であり、材質が透明なガラスであるカバー部材を設けたので、このカバー部材が小さくて済む。
上述の本発明によれば、可動部を含む撮像装置全体を小型化することができ、また、透明のカバー部材を設けた場合でも、このカバー部材が小さくて済むことから、広範囲の撮影を行う撮像装置の小型化を図ることができる。
また、本発明によれば、カバー部材が小さくて済むことにより、収差発生等の光学性能劣化を少なくするためにカバー部材の材質をガラスとしても、比較的安価に量産が可能になる。即ち、光学性能が高く、かつ安価なカバー部材を使用することが可能になる。
これにより、光学性能の劣化が少なく、広い範囲の映像や画像を、良好な画質で得ることが可能になる。
従って、本発明により、広範囲の撮影を行うことができ、かつ小型で良好な画質が得られる撮像装置を実現することが可能になる。
本発明の一実施の形態として、撮像装置の概略構成図(要部の断面図)を、図1に示す。
この撮像装置(カメラ)10は、被写体側から順に、最も被写体側のレンズ(前玉レンズ)1、2枚組のレンズ(貼り合わせレンズ)2、開口絞り3、両面が凸面のレンズ4、被写体側が凹面のレンズ5、並びに、撮像素子6が、配置されて構成されている。
これらの各部品1,2,3,4,5,6は、図示しないカメラ本体(鏡胴等)の内部に収納されている。
撮像素子6としては、CCD固体撮像素子、MOS型固体撮像素子、CMOS型固体撮像素子等の各種の固体撮像素子を使用することができる。
被写体から発せられた光は、レンズ先端部の最も被写体側のレンズ(前玉レンズ)1を通り、貼り合わせレンズ2と開口絞り3を通過し、レンズ4、最も撮像素子6側のレンズ5を通った後に、撮像素子6に結像する。
最も被写体側の前玉レンズ1よりも前方(図1中左側)の空間を、物空間と呼ぶ。
開口絞り3の中心を通過する光(主光線)のうち、光学系の光軸に近い位置(ガウス領域)の主光線で、かつ物空間にある光線を延長して光軸と交わる点を、NP点7と定義する。
本実施の形態の撮像装置10においては、特に、前述した式(1)を満たす構成とする。即ち、
D:前玉レンズ1の直径
LN:前玉レンズ1のレンズ面からNP点7までの距離
としたとき、式(1)の0≦LN≦Dを満たす構成とする。なお、前玉レンズ1の「レンズ面」とは、前玉レンズ1の被写体側の表面のことである。
図1に示すように、明らかにLN<Dであり、式(1)を満たしている。
本実施の形態の撮像装置10の設計条件としては、例えば、画角約11度の望遠レンズの光学系を構成し、前玉レンズ1の直径D=7.8mm、前玉レンズ1のレンズ面から撮像素子6までのレンズ長LA=30.9mm、前玉レンズ1のレンズ面からNP点7までの距離LN=3.3mmとすることができる。
このとき、LN<Dであるから、式(1)を満たす。
よって、本実施の形態の撮像装置10は、式(1)の関係(0≦LN≦D)を充分に満たしている。
そして、本実施の形態の撮像装置10は、NP点7を中心として回転駆動させることが可能なように構成する。
具体的には、例えば、レンズ1,2,4,5や開口絞り3等の光学系と撮像素子6とを、鏡胴等の容器に収容し、NP点7を中心としてこの容器を回転駆動させることが可能であるように、容器に対して駆動手段を設ける。
これにより、撮像装置10を回転駆動させて走査を行うことができ、広範囲の映像又は画像を撮影することができる。
また、防塵や・防水、或いは人体に対する安全を確保する目的で、撮像装置10の前玉レンズ1よりも被写体側に、透明なカバー部材を設けることが望ましい。
より好ましくは、カバー部材の材質をガラスとして、カバー部材による光学性能劣化(収差発生等)を少なくする。
カバー部材の形状は、光学性能に影響を与えないように選定する。例えば、回転中心のNP点7を中心とした球面とする。
上述の本実施の形態の撮像装置10の構成によれば、撮像装置10を回転走査させる場合でも、NP点7を中心として光学系(レンズ1,2,4,5及び開口絞り3)を回転させれば、視差及び死角を生じることなく、それぞれの向きで撮影した映像や画像を貼り合せることが可能になる。これにより、マクロから無限遠遠方まで、広範囲の映像や画像を、視差や死角を生じることなく撮影することが可能になる。
そして、式(1)を満たすことにより、撮像装置10の光学系を、NP点7を中心として回転させたときに、NP点7よりも被写体側の可動部を小さくすることが可能になる。
これにより、可動部を含む撮像装置10全体を小型化することができる。
また、撮像装置10の被写体側に、防塵用等の目的で透明のカバー部材を設けた場合でも、このカバー部材が小さくて済むので、小型のパンチルトカメラを実現することができる。
カバー部材が小さくて済むことにより、収差発生等の光学性能劣化を少なくするためにカバー部材の材質をガラスとしても、比較的安価に量産が可能になる。即ち、光学性能が高く、かつ安価なカバー部材を使用することが可能になる。
次に、本発明の他の実施の形態として、撮像素子の概略構成図(要部の断面図)を、図2に示す。
図2に示す撮像装置20は、図1に示した先の実施の形態の撮像装置10のレンズ群1,2,4,5に、さらにコンバージョンレンズ8を加えて、先の実施の形態よりも、望遠に変倍した構成である。
被写体から発せられた光は、レンズ先端部の最も被写体側のレンズ(前玉レンズ)1を通り、貼り合わせレンズ2と開口絞り3を通過し、レンズ4、レンズ5、そして、最も撮像素子6側で焦点距離を変化させる役割をもつコンバージョンレンズ8を通った後に、撮像素子6に結像する。
本実施の形態の撮像装置20においても、前述した式(1)の0≦LN≦Dを満たす構成とする。
図2に示すように、明らかにLN<Dであり、式(1)を満たしている。
本実施の形態の撮像装置20の設計条件としては、例えば、画角約10度の望遠レンズの光学系を構成する。そして、図1に示した先の実施の形態の撮像装置10(コンバージョンレンズ8を入れない場合)とほぼ同様に、前玉レンズ1の直径D=7.8mm、前玉レンズ1のレンズ面から撮像素子6までのレンズ長LA=30.9mm、前玉レンズ1のレンズ面からNP点7までの距離LN=3.3mmとすることができる。
このとき、LN<Dであるから、式(1)を満たす。
よって、本実施の形態の撮像装置20は、式(1)の関係(0≦LN≦D)を充分に満たしている。
そして、本実施の形態の撮像装置20は、NP点7を中心として回転駆動させることが可能なように構成する。
具体的には、例えば、レンズ1,2,4,5,8や開口絞り3等の光学系と撮像素子6とを、鏡胴等の容器に収容し、NP点7を中心としてこの容器を回転駆動させることが可能であるように、容器に対して駆動手段を設ける。
これにより、撮像装置20を回転駆動させて走査を行うことができ、広範囲の映像又は画像を撮影することができる。
また、防塵や・防水、或いは人体に対する安全を確保する目的で、撮像装置20の前玉レンズ1よりも被写体側に、透明なカバー部材を設けることが望ましい。
より好ましくは、カバー部材の材質をガラスとして、カバー部材による光学性能劣化(収差発生等)を少なくする。
カバー部材の形状は、光学性能に影響を与えないように選定する。例えば、回転中心のNP点7を中心とした球面とする。
上述の本実施の形態の撮像装置20の構成によれば、撮像装置20を回転走査させる場合でも、NP点7を中心として光学系(レンズ1,2,4,5,8及び開口絞り3)を回転させれば、視差及び死角を生じることなく、それぞれの向きで撮影した映像や画像を貼り合せることが可能になる。これにより、マクロから無限遠遠方まで、広範囲の映像や画像を、視差や死角を生じることなく撮影することが可能になる。
そして、式(1)を満たすことにより、撮像装置20の光学系を、NP点7を中心として回転させたときに、NP点7よりも被写体側の可動部を小さくすることが可能になる。
これにより、可動部を含む撮像装置20全体を小型化することができる。
また、撮像装置20の被写体側に、防塵用等の目的で透明のカバー部材を設けた場合でも、このカバー部材が小さくて済むので、小型のパンチルトカメラを実現することができる。
カバー部材が小さくて済むことにより、収差発生等の光学性能劣化を少なくするためにカバー部材の材質をガラスとしても、比較的安価に量産が可能になる。即ち、光学性能が高く、かつ安価なカバー部材を使用することが可能になる。
なお、本実施の形態の撮像装置20のように、焦点距離を変化させることが可能な変倍光学系を備えた撮像装置に、本発明を適用する場合には、各焦点距離における距離LNの変化、即ち、各焦点距離におけるNP点7の位置の変化が、20mm以内であることが望ましい。
NP点7の位置の変化が大きいと、ある焦点距離では、視差や死角を生じてしまうおそれがあるからである。
本発明の撮像装置によってパンチルトカメラを構成した場合、最も被写体側の前玉レンズのレンズ面からNP点までの距離LNの値が0に近いほど、前玉レンズ付近を中心としてカメラを回転させれば良くなるので、カバー部材を小さくすることができる。
ここで、式(1)を満たすことにより、カバー部材が小さくて済み、小型のパンチルトカメラを実現することができることを説明する。
具体的には、式(1)を満たす、LN=0.5Dの場合及びLN=Dの場合、並びに比較対照として式(1)を満たさない、LN=2Dの場合を、それぞれ挙げて、撮像装置の構成を比較して示す。
(a)LN=0.5Dの場合
LN=0.5Dの場合の撮像装置の一例の概略構成図を、図3に示す。図3では、図1や図2よりも光学系の表示を簡略化しており、前玉レンズ11と、最も後段のレンズ13と、撮像素子14とを示している。レンズ群11,13を覆って、筒状のレンズ鏡胴15が設けられている。
そして、NP点12は、前玉レンズ11の直径をDとするとき、前玉レンズ11のレンズ面から距離LN=0.5Dの位置にある。
図4は、図3のレンズ鏡胴15を、水平から上下45度ずつ、NP点12を中心に回転させた状態を示している。
レンズ鏡胴15の周囲を覆って、カメラ筐体17が構成され、このカメラ筐体17の前方(被写体側)に、透明なカバー部材16が設けられている。カメラ筐体17は、レンズ鏡胴15の上下45度ずつの回転が可能なように構成されている。
図4に示す場合、透明なカバー部材16の開口部寸法Cは、前玉レンズ11の直径Dに対して、C=1.6×D程度が適当であると考えられる。
通常の監視カメラ等では、前玉レンズの直径Dが30〜60mm程度の場合が多い。
よって、透明なカバー部材16の開口部寸法Cは、概ね50〜100mm程度となる。
収差発生等の光学性能劣化を少なくしたい場合には、透明なカバー部材16の材質を、ガラスにすることが有効である。
そして、上述のように、カバー部材16の開口部寸法Cが50〜100mm程度であれば、材質をガラスとしても、カバー部材16を比較的安価に量産が可能である。
また、レンズ鏡胴15を45度以上回転させた場合でも、カバー部材16の直径は、さほど大きくならず、実現しやすい。
(b)LN=Dの場合
LN=Dの場合の撮像装置の一例の概略構成図を、図5に示す。図5では、図3と同様に光学系の表示を簡略化しており、前玉レンズ21と、最も後段のレンズ23と、撮像素子24とを示している。レンズ群21,23を覆って、筒状のレンズ鏡胴25が設けられている。
そして、NP点22は、前玉レンズ21の直径をDとするとき、前玉レンズ21のレンズ面から距離LN=Dの位置にある。
図6は、図5のレンズ鏡胴25を、水平から上下45度ずつ、NP点22を中心に回転させた状態を示している。
レンズ鏡胴25の周囲を覆って、カメラ筐体27が構成され、このカメラ筐体27の前方(被写体側)に、透明なカバー部材26が設けられている。カメラ筐体27は、レンズ鏡胴25の上下45度ずつの回転が可能なように構成されている。
図6に示す場合、透明なカバー部材26の開口部寸法Cは、前玉レンズ21の直径Dに対して、C=2.3×D程度が適当であると考えられる。
通常の監視カメラ等では、前玉レンズ21の直径Dが30〜60mm程度の場合が多いので、透明なカバー部材26の開口部寸法Cは、概ね70〜140mm程度となる。
カバー部材26の開口部寸法Cが70〜100mm程度であれば、材質をガラスとしても、比較的安価に量産が可能である。
一方、カバー部材26の開口部寸法Cが100mm程度以上、特に140mmに近づくにつれ、安価にかつ高精度にカバーを製作することが徐々に困難になる。
監視カメラ等では、前述したように、前玉レンズ21の直径Dが30〜60mm程度の場合が多いが、その中でも、特に比較的小径の30〜50mm程度のものが多いため、LN=Dの場合、開口部寸法Cが70〜100mm程度のものが多くなり、高性能な透明カバー部材26が安価に製造可能となる。
また、レンズ鏡胴25を45度以上回転させた場合でも、カバー部材26の直径は、さほど大きくならず、実現しやすい。
(c)LN=2Dの場合
LN=2Dの場合の撮像装置の一例の概略構成図を、図7に示す。図7では、図3と同様に光学系の表示を簡略化しており、前玉レンズ31と、最も後段のレンズ33と、撮像素子34とを示している。レンズ群31,33を覆って、筒状のレンズ鏡胴35が設けられている。
そして、NP点32は、前玉レンズ31の直径をDとするとき、前玉レンズ31のレンズ面から距離LN=2×Dの位置にある。
図8は、図7のレンズ鏡胴35を、水平から上下45度ずつ、NP点32を中心に回転させた状態を示している。
レンズ鏡胴35の周囲を覆って、カメラ筐体37が構成され、このカメラ筐体37の前方(被写体側)に、透明なカバー部材36が設けられている。カメラ筐体37は、レンズ鏡胴35の上下45度ずつの回転が可能なように構成されている。
図8に示す場合、透明なカバー部材36の開口部寸法Cは、前玉レンズ31の直径Dに対して、C=3.9×D程度が適当であると考えられる。
通常の監視カメラ等では、前玉レンズ31の直径Dが30〜60mm程度の場合が多いので、透明なカバー部材36の開口部寸法Cは、概ね120〜240mmとなる。
カバー部材36の開口部寸法Cが120mm程度以上になると、特に240mmに近づくにつれ、カバー部材36の材質をガラスとすると、安価にかつ高精度にカバーを製作することが非常に困難になる。
一方、カバー部材36の材質を安価な樹脂とすると、カバー部材の表面が傷付きやすくなったり、光学特性が悪くなったりして、撮影して得られる映像や画像の質が劣化する。
また、レンズ鏡胴35を45度以上回転させた場合には、カバー部材の開口部寸法Cがさらに大きくなるため、実現の困難さが増す。
以上から、実際の撮像素子の大きさや、レンズの大きさ等を考慮すると、式(1)を満たすことが望ましい。
なお、図3〜図8に示した3つの構成では、透明なカバー部材16,26,36をレンズ鏡胴15,25,35の前方に設けていた。
ここで、本発明に対する参考例として、透明なカバー部材を設けない撮像装置の一形態を、次に示す。
本発明に対する参考例として、透明なカバー部材を設けない撮像装置の一形態の概略構成図を、図9に示す。
図9に示すように、前玉レンズ(図示せず)の近傍、即ち比較的前方(被写体側)にNP点41がある、レンズ鏡胴42の後方の可動部を、防水ハウジング43によって覆っている。
レンズ鏡胴42は、NP点41を中心として回転することが可能なように構成する。
本形態では、さらに、レンズ鏡胴42の前方の可動部を含む、破線で囲んだ領域を、防水構造とする。
即ち、レンズ鏡胴42と防水ハウジング43との間を、防水蛇腹44で接続すると共に、防水蛇腹44とレンズ鏡胴42との接続部を水が浸入しない構造とする。
防水蛇腹44は、伸縮が可能な構成である。これにより、レンズ鏡胴42がNP点41を中心として回転しても、防水蛇腹44が追従するので、レンズ鏡胴42と防水ハウジング43との間の部分に対する、防水機能を果たすことができる。
また、レンズとレンズ鏡胴42との間のネジ部分にパッキンを設ける。
さらに例えば、レンズ鏡胴42の前面の前玉レンズよりも前方の表面42Aに、透明なプラスチック又は平面ガラス等の板材を設けて、この板材で水や汚れ・塵の進入を防ぐように構成する。
このように撮像装置を構成することにより、図3等に示したカバー部材自体を不要とすることも可能になる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
本発明の一実施の形態の撮像装置の概略構成図である。 本発明の他の実施の形態の撮像装置の概略構成図である。 LN=0.5Dとした場合の撮像装置の概略構成を示す図である。 図3のレンズ鏡胴をNP点のまわりに回転させた状態を説明する図である。 LN=Dとした場合の撮像装置の概略構成を示す図である。 図5のレンズ鏡胴をNP点のまわりに回転させた状態を説明する図である。 LN=2Dとした場合の撮像装置の概略構成を示す図である。 図7のレンズ鏡胴をNP点のまわりに回転させた状態を説明する図である。 カバー部材を設けない撮像装置の一形態の概略構成図である。
符号の説明
1,11,21,31 レンズ(前玉レンズ)、2,4,5,13,23,33 レンズ、3 開口絞り、6,14,24,34 撮像素子、7,12,22,32,41 NP点、8 コンバージョンレンズ、10,20 撮像装置(カメラ)、15,25,35,42 レンズ鏡胴、16,26,36 カバー部材、17,27,37 カメラ筐体、43 防水ハウジング、44 防水蛇腹

Claims (1)

  1. レンズと開口絞りとを少なくとも有する光学系を備えた撮像装置であって、
    前記光学系の前記開口絞りの中心を通る主光線中、ガウス領域に位置する主光線を選択し、選択された主光線の物空間における直線成分を延長して前記光学系の光軸と交わる点を、NP点と定義し、
    最も被写体側のレンズの直径をD、前記最も被写体側のレンズのレンズ面から前記NP点までの距離をLNとし、前記NP点が前記最も被写体側のレンズの前記レンズ面より後ろにある場合に距離LNの値が正であり、前記NP点が前記最も被写体側のレンズの前記レンズ面より前にある場合に距離LNの値が負であると定義したとき、
    前記距離LNが、
    0≦LN≦D (1)
    を満たし、
    前記光学系が収納され、前記NP点を中心として水平から上下45度ずつ回転駆動させることが可能であるように構成された、筒状のレンズ鏡胴と、
    回転駆動可能な前記筒状のレンズ鏡胴の周囲を覆う筐体と、
    前記筐体の被写体側の部分に設けられ、前記NP点を中心とした球面であり、材質が透明なガラスであるカバー部材とを含む
    撮像装置。
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