JP2011191331A - 現像装置および画像形成装置 - Google Patents

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秀明 河合
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Abstract

【課題】現像器とトナーカートリッジとの接触面に複数のシール部材を組み合わせて配置する作業の効率を向上させる。
【解決手段】ケーシング50aの受け口周縁部58上に互いに組み合わされて配置される弾性の複数のシール部材80a〜80dを備える。複数のシール部材80a〜80dは、帯状の第4シール部材80dと、第3シール部材83cとを有している。第4シール部材80dは第7組み合わせ部83dを有しており、第3シール部材80cは第6組み合わせ部82cを有している。第7組み合わせ部83dは、第6組み合わせ部82cと接触して受け口周縁部58上の外縁部側に配置される。第7組み合わせ部83dは、受け口周縁部58の外縁部と第6組み合わせ部82cとの間で変形し、第6組み合わせ部82cに対して付勢力を与えるシール補助部分84dを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、トナーを供給するトナーカートリッジが装着される現像装置およびそれを備える画像形成装置に関する。
複写機やファクシミリ、複合機などの電子写真方式の画像形成装置は、感光体ドラムの周りに、帯電器、露光器、現像器および転写器を備える。このような画像形成装置では、感光体ドラムを帯電させてさらに露光することで、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。その後、静電潜像を現像してトナー像を形成し、さらにトナー像を所定の用紙に転写させる。
静電潜像を現像してトナー像を形成する際、現像器内で帯電させたトナーは現像器から感光体ドラムの表面へ移動する。そのため、トナー像の形成を行うにつれて現像器内のトナーは減少する。従って、現像器内のトナー量が一定量以下になった場合には、現像器内にトナーを供給する必要がある。
そこで、トナーを保有するトナーカートリッジが着脱可能に取り付けられる現像器が知られている。このような現像器には、トナーカートリッジに設けられたトナー排出口と現像器に設けられた開口部とが重なり合うように、トナーカートリッジが装着される。また、トナー排出口と開口部との間からのトナー漏れを防ぐため、トナー排出口と開口部との接触部分にシール部材が配置される。シール部材は、スポンジ状の部材であり、コスト低減を目的とした効率の良い材料の地取りを行うために、複数の部材から構成される。
複数のシール部材は、それぞれの両端部に凸形状または凹形状等の突き合わせ面を有する。そして複数のシール部材がトナー排出口と開口部との間に配置される際、隣接する二つのシール部材の突き合わせ面が互いに組み合わされる(例えば、特許文献1参照)。
実開平5−027767号公報
特許文献1では、複数のシール部材は、両端部に設けられた凸形状または凹形状等の突き合わせ面が互いに組み合わされて、トナー排出口と開口部との接触面に配置される。しかし、接触面への複数のシール部材の配置は、作業者による手作業で行われる。従って、凸形状または凹形状等の突き合わせ面を隙間無く組み合わせながら複数のシール部材を接触面に貼り付ける作業は、作業者にとって煩雑であり作業効率の低下を招く。
本発明の課題は、トナーカートリッジのトナー排出口と現像器に設けられた開口部との接触面に複数のシール部材を組み合わせて配置する作業の効率を向上させることにある。
本発明の一見地に係る現像装置は、トナー受け口を有する本体と、トナーカートリッジと、複数の弾性シール部材とを備える。トナーカートリッジは、トナー供給口を有し、トナー供給口と本体のトナー受け口とが重なるように本体に対して着脱可能に配置される。複数の弾性シール部材は、本体とトナーカートリッジとの間であって、トナー受け口の周縁を取り囲む周縁部上に互いに組み合わされて配置される。複数の弾性シール部材は、シール本体と、シール本体の両端部分に一体に設けられた組み合わせ部とを有する。
複数の弾性シール部材は、帯状の第1シール部材と、第2シール部材とを有している。帯状の第1シール部材は第1組み合せ部を有しており、第2シール部材は第2組み合せ部を有している。第1組み合わせ部は、第2組み合わせ部と端面同士を突き合わせ接触して、周縁部上の外縁部側に配置される。第1組み合わせ部は、周縁部の外縁部と第2組み合わせ部との間で変形し、第2組み合わせ部に対して付勢力を与えるシール補助部分を有する。
ここでは、互いに端面同士が突き合わせ接触される第1シール部材の第1組み合わせ部と第2シール部材の第2組み合わせ部とにおいて、第1組み合わせ部はシール補助部分を有する。従って、作業者は、第1シール部材を周縁部に配置する際、第1組み合わせ部を第2組み合わせ部に対して押し付けてシール補助部分を変形させさせることにより、第1シール部材と第2シール部材とを密着させて周縁部上に配置できる。よって、複雑な作業を必要とせず、またシール部材間における隙間を発生させることなく周縁部上に複数のシール部材を配置することができるので、複数のシール部材の配置作業の効率を向上させることができる。
トナー受け口の外縁部には、リブ部材が設けられてもよい。
ここでは、トナー受け口の外縁部に設けられるリブ部材によって、周縁部上に配置された第1シール部材の第1組み合わせ部と第2シール部材の第2組み合わせ部とは、互いに押し付けられる。すなわち、第1組み合わせ部は、第2組み合わせ部に押し付けられ、シール補助部分が変形される一方で、その押し付けによる反発力により、第2組み合わせ部とリブ部材との間で押し付けられる。従って、シール部材間における隙間の発生させることなく周縁部上に複数のシール部材を効率良く配置することができ、複数のシール部材の配置作業の効率を向上させることができる。
シール補助部分は三角形状であってもよい。
ここでは、シール補助部分は三角形状であることにより、第1組み合わせ部の強度を確保しながら、複数のシール部材の配置作業の効率を向上させることができる。
帯状の第1シール部材では、シール本体が周縁部との接触面に粘着層を有しており、第1組み合せ部は周縁部との接触面に粘着層を有していなくてもよい。
従って、作業者は、第1シール部材の第1組み合わせ部を周縁部に固定させることを考慮することなく、単に第1組み合わせ部を第2組み合わせ部へ押し付ければよい。よって、複数のシール部材の配置作業の効率を向上させることができる。また、第1シール部材の第1組み合わせ部は、粘着層によって妨げられることなく、周縁部の外縁部と第2組み合わせ部との間で自由に変形できる。
本発明の他の見地に係る現像装置は、静電潜像を表面に担持可能な担持体と、上記に記載の現像装置と、を備える。
帯状の第1シール部材の第1組み合わせ部にシール補助部分を設けることで、第1組み合わせ部を第2シール部材の第2組み合わせ部に対して押し付け、シール補助部分を変形させて二つのシール部材を配置することができる。従って、シール部材間に隙間を発生させることなく、受け口周縁部上に複数のシール部材を効率良く配置することができ、複数のシール部材の配置作業の効率を向上させることができる。
画像形成装置の本体の構成を示す模式図。 現像装置の断面図。 現像器本体の斜視図。 トナー受け口と複数のシール部材の形状を示す図。 図4のV−V拡大断面図。 第1実施例に係る二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図。 図6に示す二つの組み合わせ部が組み合わされて受け口周縁部に配置された後の状態を示す図。 図4に示す複数のシール部材が配置された状態を示す図。 第2実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図。 第3実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図。 第4実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図。 第5実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図。
1.画像形成装置全体
図1を用いて、画像形成装置を説明する。図1は、本発明に係る実施形態を備えた画像形成装置全体の模式図である。以下、画像形成装置1における各方向関係を明確にするために、画像形成装置1の前面(図1における手前側)に立った作業者にとっての各方向を左右方向、前後方向とする。
画像形成装置1は、画像読取装置2と、画像形成装置本体3とを備える。
画像読取装置2は、画像読取部21と、原稿カバー22とを備える。画像読取部21は、原稿の画像データを読み取る装置であり、いわゆるフラットベッドスキャナである。画像読取部21は、光源23と、複数の反射鏡24と、スキャナユニット25とを有する。画像読取部21では、光源23からプラテンガラス26上の原稿に照射されて反射した光は、複数の反射鏡24によって反射されながらスキャナユニット25へと導かれる。原稿カバー22は、画像読取部21の上に回動自在に配置される。
画像形成装置本体3は、筐体31を備えると共に、筐体31の内部に設けられた画像形成部32、定着部33、用紙搬送部34、給紙カセット35、手差し給紙トレイ36、および排紙部37を有する。
画像形成部32は、画像読取装置2で読み取られた原稿の画像データおよびパーソナルコンピュータから送られてきた画像データに基づいて用紙Pに画像を形成する。画像形成部32は、感光体ドラム40、帯電器41、露光ヘッド42、現像装置43、転写ローラ44、およびクリーニングローラ45を有する。
感光体ドラム40は、表面に静電潜像が形成される装置である。感光体ドラム40は、回転可能に設けられた円柱状の部材である。感光体ドラム40は、図示しない駆動装置によって、図1の紙面方向に垂直な回転軸を中心に、図1における反時計回りに回転される。帯電器41、露光ヘッド42、現像装置43、転写ローラ44およびクリーニングローラ45は、感光体ドラム40の回転方向において、この順に設けられる。
帯電器41は、感光体ドラム40の表面を一様に帯電させる。帯電器41は、例えばコロナ放電式の装置である。
露光ヘッド42は、帯電した感光体ドラム40の表面に光を照射することで、画像データに沿った静電潜像を描く。露光ヘッド42は、光源として、例えばLED(Light Emitting Diode)を備える。
現像装置43は、感光体ドラム40上の静電潜像にトナーを供給し、静電潜像を現像する。現像装置43の詳細については後述する。
転写ローラ44は、感光体ドラム40に対向して配置され、感光体ドラム40上のトナー像を、用紙P上に転写する。
クリーニングローラ45は、転写後の感光体ドラム40上に残るトナーを除去する。
定着部33は、加熱ローラおよび圧力ローラを備える。定着部33は、転写後の用紙Pに熱および圧力を加えることで、トナー像を用紙P上に定着させる。
用紙搬送部34は、搬送路および複数のローラを備える。用紙搬送部34は、ローラによって、搬送路に沿って用紙Pを搬送することで、後述する給紙カセット35または手差し給紙トレイ36から、画像形成部32および定着部33を通って排紙部37まで、用紙Pを搬送する。
給紙カセット35は、その内部に画像形成前の用紙Pの束を収容する。給紙カセット35は、筐体31に対して出し入れ可能に設けられる。
手差し給紙トレイ36は、裏紙等の特殊な用紙に対する手差し機能を有する。
排紙部37は、画像が形成された用紙Pを排出するための部分である。排紙部37は、筐体31の上面にある。
2.現像装置
さらに図2、図3、図4を参照して、現像装置43について詳細に説明する。図2は、現像装置の断面図である。図3は、現像器本体の斜視図である。図4は、トナー受け口と複数のシール部材の形状を示す図である。
現像装置43は、トナーを用いて静電潜像を現像する装置である。現像装置43は、現像器本体50、トナーカートリッジ70および複数のシール部材80a〜80dを有する。
(1)現像器本体
現像器本体50は、ケーシング50a、現像ローラ51、供給ローラ52、第1撹拌部材55、および第2撹拌部材56を有している。現像ローラ51、供給ローラ52、第1撹拌部材55および第2撹拌部材56は、ケーシング50a内に配置されている。ケーシング50a内には、第1トナー室53および第2トナー室54が形成されている。
現像ローラ51は、ケーシング50a内であって感光体ドラム40に接する位置に回転可能に配置される。現像ローラ51は、供給ローラ52から受け取ったトナーを感光体ドラム40に供給し、感光体ドラム40上の静電潜像をトナーを用いて現像する。
供給ローラ52は、ケーシング50a内であって現像ローラ51に接する位置に回転可能に配置される。供給ローラ52は、第1トナー室53に収納されたトナーを現像ローラ51に供給する。
第1トナー室53および第2トナー室54は、後述するトナーカートリッジ70から補給されたトナーを収容する。第1撹拌部材55および第2撹拌部材56は、第1トナー室53および第2トナー室54のそれぞれに設けられ、トナーを撹拌しながら供給ローラ52に向けてトナーを送る。
ケーシング50aには、トナー受け口57が形成されている。トナー受け口57は、トナーカートリッジ70からのトナーをケーシング50a内に受け入れるための開口部であり、ケーシング50aの上側に略長方形状に開口するように設けられる。なお、図3に示すように、トナー受け口57には、開口を左右方向に横切る三本の支持部60が形成されてもよい。
受け口周縁部58は、トナー受け口57を囲むように形成され、前周縁部58a、右周縁部58b、後周縁部58cおよび左周縁部58dを有する。受け口周縁部58は、ケーシング50aに対してトナーカートリッジ70が装着される際に、トナーカートリッジ70の供給口周縁部73と重ね合わされる部分である。また、受け口周縁部58上には、後述する複数のシール部材80a〜80dが配置される。
リブ部材59は、受け口周縁部58の外縁に設けられ、受け口周縁部58から上側に向けて突出した部材である。リブ部材59は、前周縁部58aの外縁に形成された前リブ59a、右周縁部58bの外縁に形成された右リブ59b、後周縁部58cの外縁に形成された後リブ59c、および左周縁部58dの外縁に形成された左リブ59dを有する。リブ部材59には、受け口周縁部58に配置される複数のシール部材80a〜80dが接触される。また、ケーシング50aにトナーカートリッジ70が装着される際には、右リブ59bおよび左リブ59dに対して後述する溝部74が嵌め込まれることにより、ケーシング50a上でトナーカートリッジ70が保持される。
(2)トナーカートリッジ
トナーカートリッジ70は、現像器本体50のケーシング50aに装着可能に設けられ、現像器本体50にトナーを補給する。
トナーカートリッジ70は、容器本体71、トナー供給口72および供給口周縁部73を有する。容器本体71内はトナーを収容する直方形状の箱である。容器本体71に収容されたトナーは、トナー供給口72を通ってケーシング50aに補給される。トナー供給口72は、ケーシング50aに装着されたときにケーシング50aのトナー受け口57に一致するように、容器本体71に略長方形状に設けられる。供給口周縁部73は、トナー供給口72を囲む部分である。トナーカートリッジ70がケーシング50aに装着される際には、供給口周縁部73は、後述するシール部材80a〜80dを介して、ケーシング50aの受け口周縁部58と重なり合うように配置される。
本実施形態では、トナーカートリッジ70はさらに一対の溝部74を有する。溝部74は、容器本体71の長手方向の両側面において供給口周縁部73に隣接する位置に、ケーシング50aに向かって凹状に形成されている。前述のとおり、溝部74には、ケーシング50aに対してトナーカートリッジ70が装着される際に、右リブ59bおよび左リブ59dが嵌め込まれる。
(3)シール部材
次に、シール部材80a〜80dについて説明する。
(3−1)シール部材の構成
シール部材80a〜80dは、トナー受け口57とトナー供給口72と間からトナーが漏れるのを防止する。シール部材80a〜80dは、現像器本体50のケーシング50aの受け口周縁部58上を覆うように配置される。
シール部材80a〜80dは、弾性力を有するスポンジからなる。スポンジは、連続気泡でもよいが、独立気泡のものがより好ましい。シール部材80a〜80dは、複数の部材から構成され、シール本体81a〜81dと、シール本体81a〜81dの両端部分にシール本体81a〜81dと一体に設けられた組み合わせ部82a〜82d、83a〜83dとを有する。複数のシール部材80a〜80dは、右周縁部58bまたは左周縁部58dのいずれか上で、隣接する部材と互いに密着して配置される。
本実施形態では、シール部材は、図4に示すように、4枚の部材、すなわち第1シール部材80a、第2シール部材80b、第3シール部材80c、および第4シール部材80dを有する。シール部材を複数の部材から構成するのは、シール部材を継ぎ目のない一体型のシール部材で形成すると、トナー受け口57に対応する部分が材料のロスとなってしまうからである。
第1シール部材80aは、左周縁部58dから前周縁部58aおよび右周縁部58bに渡って配置されるシール部材である。第1シール部材80aは、シール本体81aとして、帯状のシール部811aと、シール部811aの両端部からそれぞれ同方向(ここでは後方向)に突出したシール部812aおよびシール部813aとを有する。また第1シール部材80aは、シール部812aおよびシール部813aのそれぞれの端部からさらに同方向(ここでは後方向)に延びて突出した第1組み合わせ部82aおよび第2組み合わせ部83aを有する。帯状のシール部811a、シール部812a、シール部813a、第1組み合わせ部82aおよび第2組み合わせ部83aは、一体に形成される。また、第1シール部材80aにおける受け口周縁部58と接触面側には、全面に亘って粘着層(図示せず)が設けられる。粘着層とは、例えば両面テープである。
第1シール部材80aが受け口周縁部58上に配置されるとき、第1組み合わせ部82aは第4シール部材80dの第8組み合わせ部82dと組み合わされ、第2組み合わせ部83aは第2シール部材80bの第3組み合わせ部82bと組み合わされる。組み合わせ部については後述する。
第2シール部材80bは、右周縁部58bに沿って配置される帯状のシール部材である。第2シール部材80bについて、さらに図5を参照して説明する。図5は、図4のV−V拡大断面図である。第2シール部材80bは、シール本体81bと、シール本体81bの両端部それぞれからシール本体81bの長手方向に沿って突出した組み合わせ部82b、83bを有する。ここでは、シール本体81bの前側端部から突出した組み合わせ部を第3組み合わせ部82bとし、シール本体81bの後側端部から突出した組み合わせ部を第4組み合わせ部83bとする。シール本体81b、第3組み合わせ部82bおよび第4組み合わせ部83bは、一体に形成される。また、シール本体81bにおける受け口周縁部58と接触面側には、粘着層90bが設けられる。一方、第3組み合わせ部82bおよび第4組み合わせ部83bは粘着層を有しない。
第2シール部材80bが右周縁部58b上に配置されるとき、第3組み合わせ部82bは、第1シール部材80aの第2組み合わせ部83aと組み合わされ、第4組み合わせ部83bは、第3シール部材80cの第5組み合わせ部83cと組み合わされる。
第3シール部材80cは、左周縁部58dから後周縁部58cおよび右周縁部58bに渡って配置されるシール部材である。第3シール部材80cは、シール本体81cとして、シール部811cと、シール部811cの両端部からそれぞれ同方向(ここでは前方向)に突出したシール部812cおよびシール部813cとを有する。また第3シール部材80cは、シール部812cおよびシール部813cのそれぞれの端部からさらに同方向(ここでは前方向)延びて突出した第5組み合わせ部83cおよび第6組み合わせ部82cを備える。シール部811c、シール部812c、シール部813c、第5組み合わせ部83c、および第6組み合わせ部82cは、一体に形成される。また、第3シール部材80cにおける受け口周縁部58と接触面側には、全面に亘って粘着層(図示せず)が設けられる。
第3シール部材80cが受け口周縁部58上に配置されるとき、第5組み合わせ部83cは第2シール部材80bの第4組み合わせ部83bと組み合わされ、第6組み合わせ部82cは第4シール部材80cの第7組み合わせ部83dと組み合わされる。
第4シール部材80dは、左周縁部58dに沿って配置される帯状シール部材である。第4シール部材80dは、シール本体81dと、シール本体81dの両端部からそれぞれから、シール本体81bの長手方向に沿って突出した組み合わせ部82d、83dを有する。ここでは、シール本体81dの後側端部から突出した組み合わせ部を第7組み合わせ部83dとし、シール本体81dの前側端部から突出した組み合わせ部を第8組み合わせ部82dとする。シール本体81d、第7組み合わせ部83dおよび第8組み合わせ部82dは、一体に形成される。また、第2シール部材80bと同様に、シール本体81dにおける受け口周縁部58と接触面側には粘着層(図示せず)が設けられる。一方、第7組み合わせ部83dおよび第8組み合わせ部82dは粘着層を有しない。
第4シール部材80dは左周縁部58d上に配置されるとき、第7組み合わせ部83dは第3シール部材80cの第6組み合わせ部82cと組み合わされ、第8組み合わせ部82dは第1シール部材80aの第1組み合わせ部82aと組み合わされる。
上記の複数のシール部材80a〜80dが受け口周縁部58上に配置される際には、まず第1シール部材80aおよび第3シール部材80cが、粘着層によって受け口周縁部58上に固定されて配置される。その後、帯状の第2シール部材80bおよび第4シール部材80dが受け口周縁部58に配置される。詳細は後述する。
(3−2)組み合わせ部
次に、シール部材80a〜80dの組み合わせ部82a〜82d、83a〜83dについて詳細に説明する。組み合わせ部82a〜82d、83a〜83dは、複数のシール部材が受け口周縁部58上に配置される際に、シール部材間を密着させる部分である。組み合わせ部82a〜82d、83a〜83dは、各シール部材のシール本体の両端部分から突出して設けられる。二つの組み合わせ部は、端面同士が突き合わせ接触されて組み合わされる。具体的には、二つの組み合わせ部は、互いに三面を接触させて組み合わされる。
組み合わせ部82a〜82d、83a〜83dは、角形組み合わせ部または傾斜組み合わせ部のいずれかである。
角形組み合わせ部とは、シール本体の先端部分から、長方形状に突出した組み合わせ部である。具体的には、角形組み合わせ部は、右周縁部58bまたは左周縁部58d上に配置された際に、これら周縁部の長手方向に沿う方向にシール本体の先端部分から長方形状に突出した組み合わせ部である。図4では、第3組み合わせ部82b、第4組み合わせ部83b、第7組み合わせ部83dおよび第8組み合わせ部82dが角形組み合わせ部である。
傾斜組み合わせ部とは、傾斜面を有してシール本体から突出する組み合わせ部である。具体的には、傾斜組み合わせ部とは、右周縁部58bまたは左周縁部58d上に配置された際に、これら周縁部の長手方向に対して傾斜する傾斜面を有して突出した組み合わせ部である。図4では、第1組み合わせ部82a、第2組み合わせ部83a、第5組み合わせ部83cおよび第6組み合わせ部82cが、傾斜組み合わせ部である。
複数のシール部材80a〜80dのうち、帯状の第2シール部材80bおよび第4シール部材80dに設けられた組み合わせ部は、シール補助部分84を有する。シール補助部分84とは、帯状のシール部材が受け口周縁部58上に配置されるとき、帯状のシール部材の組み合わせ部と組み合わされる他の組み合わせ部に対して、付勢力を与える部分である。シール補助部分84は、帯状のシール部材の組み合わせ部が他の組み合わせ部と組み合わされて受け口周縁部58上に配置されるとき、他の組み合わせ部とリブ部材59との間で変形され、圧縮される。
シール補助部分84について、図6および図7を参照して具体的に説明する。図6は、第1実施例に係る二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図である。図7は、図6に示す二つの組み合わせ部が組み合わされて受け口周縁部に配置された後の状態を示す図である。ここでは、第4シール部材80dの第7組み合わせ部83dのシール補助部分84dを例に挙げて説明する。なお、図6では、第6組み合わせ部82cは、すでに左周縁部58dの内縁側に固定されて配置されている。前述のとおり、第6組み合わせ部82cは、傾斜組み合わせ部であって、第1傾斜面821cを有する。一方、第7組み合わせ部83dは、角形組み合わせ部である。第7組み合わせ部83dは、左リブ59dに接触するように左周縁部58dの外縁部側に配置される。
シール補助部分84dは、第7組み合わせ部83dにおける三角形状の部分である。具体的には、シール補助部分84dは、第6組み合わせ部82cが固定されて配置されている左周縁部58dに対して、何ら力を与えることなく第7組み合わせ部83dを配置した場合、第6組み合わせ部82cとオーバーラップする部分である。
本実施形態では、第7組み合わせ部83dが左周縁部58dに配置される際、第7組み合わせ部83dは、第6組み合わせ部82cの第1傾斜面821cに対して押し当てられて配置される。その結果、シール補助部分84dは、図7に示すとおり、第6組み合わせ部82cと左リブ59dとの間で変形し、圧縮された状態となる。このように、第6組み合わせ部82cと左リブ59dとの間でシール補助部分84dが圧縮されることにより、第6組み合わせ部82cと第7組み合わせ部83dとの間に圧力が発生し、第3シール部材80cと第4シール部材80dとの密着度が向上する。
(3−3)複数のシール部材の配置作業
次に、組み合わせ部同士を互いに組み合わせて、複数のシール部材を受け口周縁部58上に配置する作業について説明する。
まず、作業者は、第1シール部材80aおよび第3シール部材80cを受け口周縁部58に配置する。このとき、第1シール部材80aおよび第3シール部材80cは、粘着層90により、全体が受け口周縁部58上に固定されて配置される。
次に、作業者は、第2シール部材80bおよび第4シール部材80dを受け口周縁部58に配置する。この際、作業者は、第2シール部材80bおよび第4シール部材80dの組み合わせ部を、組み合わせの対象となる他の組み合わせ部に対して押し当てるようにして配置する。再び図6の例を挙げて説明すると、作業者は、第7組み合わせ部83dを、第6組み合わせ部82cの第1傾斜面821cに押し当てながら、第6組み合わせ部82cの第1傾斜面821cと後リブ59cとの間に配置させる。その結果、第6組み合わせ部82cと左リブ59dとの間で、シール補助部分84dは変形し押しつぶされ、第7組み合わせ部83d全体は圧縮された状態で左周縁部58d上に配置される。
なお、第2シール部材80bおよび第4シール部材80dのシール本体81bおよびシール本体81dには粘着層90bが設けられている。よって、シール本体81bおよびシール本体81dは、受け口周縁部58上に固定して配置される。一方、第3組み合わせ部82b、第4組み合わせ部83b、第7組み合わせ部83dおよび第8組み合わせ部82dには粘着層が設けられていない。よって、これら組み合わせ部は、右周縁部58bまたは左周縁部58dに対して固定されることなく配置される。
すべてのシール部材80a〜80dが受け口周縁部58上に配置された後の状態を図8に示す。図8は、図4に示す複数のシール部材が配置された状態を示す図である。図8に示すように、帯状の第2シール部材80bおよび第4シール部材80dは、シール補助部分84を含む組み合わせ部がそれぞれ圧縮された状態で、受け口周縁部58上に配置される。
(4)他の実施例
組み合わせ部の他の形状について以下説明する。第1実施例と同様に、第3シール部材80cと第4シール部材80dとの間における組み合わせを例に挙げて説明する。なお、以下、第1実施例と同じ構成については、同じ符号を用いて説明する。
下記のとおり、角形組み合わせ部は、傾斜組み合わせ部と組み合わされる。一方、傾斜組み合わせ部は、角形組み合わせ部と組み合わされてもよく、また傾斜組み合わせ部と組み合わされてもよい。
また、シール補助部分84dは、すでに第6組み合わせ部82cが配置された左周縁部58dに対して、何ら力を与えることなく第7組み合わせ部83dを配置した場合に、左周縁部58dから外部にはみ出る三角形状の部分であってもよい。
(4−1)第2実施例
図9Aを参照して、第2実施例にかかる組み合わせ部の形状について説明する。図9Aは、第2実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図である。
図9Aにおいて、第3シール部材80cの第6組み合わせ部82cは、上記の第1実施例と同様の傾斜組み合わせ部である。
一方、第4シール部材80dの第7組み合わせ部93dは、傾斜組み合わせ部であって、第2傾斜面931dおよび第3傾斜面932dを有する。第2傾斜面931dおよび第3傾斜面932dは、シール本体81dから、シール本体81dの長手方向に対して外側に向かうように互いに平行に傾斜する。なお、左周縁部58dの長手方向を基準とした、第2傾斜面931d、第3傾斜面932dおよび第6組み合わせ部82cの第1傾斜面821cの傾斜角度は同じである。
第7組み合わせ部93dは、第3傾斜面932d側に三角形状のシール補助部分94dを有する。シール補助部分94dは、第6組み合わせ部82cが配置された左周縁部58dに対して何ら力を与えることなく第7組み合わせ部93dを配置した場合に、左周縁部58dから外部にはみ出る三角形状の部分である。
第4シール部材80dを左周縁部58dに配置する際には、作業者は、第2傾斜面931dを第1傾斜面821cに押し当て、第7組み合わせ部93dを第6組み合わせ部82cと左リブ59dとの間で圧縮させて配置させる。このとき、シール補助部分94dは変形し押しつぶされた状態となり、その結果、第6組み合わせ部82cと第7組み合わせ部93dとの間に圧力が発生し、両部間の密着度が高まる。
(4−2)第3実施例
図9Bを参照して第3実施例にかかる組み合わせ部の形状について説明する。図9Bは、第3実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図である。
図9Bにおいて、第3シール部材80cの第6組み合わせ部92cは、角形組み合わせ部である。
一方、第4シール部材80dの第7組み合わせ部103dは、傾斜組み合わせ部であって、第4傾斜面1031dを有する。第4傾斜面1031dは、シール本体81dの長手方向に対して、シール本体81dから第7組み合わせ部103dの先端に向かって外側に傾斜している。第7組み合わせ部103dは、第4傾斜面1031d側に三角形状のシール補助部分104dを有する。シール補助部分104dは、第6組み合わせ部92cがすでに配置されている左周縁部58dに対して、何ら力を与えることなく第7組み合わせ部103dを配置した場合に、左周縁部58dから外部にはみ出る三角形状の部分である。
第4シール部材80dを左周縁部58dに配置する際には、作業者は、第7組み合わせ部103dを第6組み合わせ部92cに押し当て、第7組み合わせ部103dを第6組み合わせ部92cと左リブ59dとの間に圧縮させて配置させる。このとき、シール補助部分104dは変形し押しつぶされた状態となり、その結果、第6組み合わせ部92cと第7組み合わせ部103dとの間に圧力が発生し、両部間の密着度が高まる。
(4−3)第4実施例
図9Cを参照して第4実施例にかかる組み合わせ部の形状について説明する。図9Bは、第4実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図である。
図9Cにおいて、第3シール部材80cの第6組み合わせ部92cは、第3実施例と同様に角形組み合わせ部である。
一方、第4シール部材80dの第7組み合わせ部113dは、傾斜組み合わせ部であり、第5傾斜面1131dを有する。第7組み合わせ部113dには、シール本体81dの幅方向に沿って外側に突出する突出面1132dが形成されている。第5傾斜面1131dは、突出面1132dの先端から、第7組み合わせ部113dの先端に向かって内側に傾斜する。第7組み合わせ部113dは、第5傾斜面1131dおよび突出面1132d側に三角形状のシール補助部分114dを有する。シール補助部分114dは、第6組み合わせ部92cがすでに配置されている左周縁部58dに対して、何ら力を与えることなく第7組み合わせ部113dを配置した場合に、左周縁部58dから外部にはみ出る三角形状の部分である。
第4シール部材80dを左周縁部58dに配置する際には、作業者は、第7組み合わせ部113dを第6組み合わせ部92cに押し当て、第7組み合わせ部113dを第6組み合わせ部92cと左リブ59dとの間に圧縮させて配置させる。このとき、シール補助部分114dは変形し押しつぶされた状態となり、その結果、第6組み合わせ部92cと第7組み合わせ部113dとの間に圧力が発生し、両部間の密着度が高まる。
(4−4)第5実施例
図9Dを参照して第5実施例にかかる組み合わせ部の形状について説明する。図9Dは、第5実施例における二つの組み合わせ部における組み合わせ前の形状を示す図である。
図9Dにおいて、第3シール部材80cの第6組み合わせ部92cは、第3実施例と同様に角形組み合わせ部である。
一方、第4シール部材80dの第7組み合わせ部123dは、傾斜組み合わせ部であって、左周縁部58dの長手方向に対して傾斜する第6傾斜面1231dを有する。第7組み合わせ部123dは、第6傾斜面1231d側に三角形状のシール補助部分124dを有する。シール補助部分124dは、第6組み合わせ部92cが配置されている左周縁部58dに対して、何ら力を与えることなく第7組み合わせ部123dを配置した場合、第6組み合わせ部92cとオーバーラップする部分である。
第4シール部材80dを左周縁部58dに配置する際には、作業者は、第7組み合わせ部123dを第6組み合わせ部92cに押し当て、第7組み合わせ部123dを第6組み合わせ部92cと左リブ59dとの間に圧縮させて配置させる。このとき、シール補助部分124dは変形し押しつぶされた状態となり、その結果、第6組み合わせ部92cと第7組み合わせ部123dとの間に圧力が発生し、両部間の密着度が高まる。
3.特徴
以下、本願の特徴を説明する。ここでは、第3シール部材80cと第4シール部材80dとを例に挙げて説明するが、他のシール部材間においても同様の特徴が得られる。
(1)第3シール部材80cの第6組み合わせ部82cと三面で接触される帯状の第4シール部材80dの第7組み合わせ部83dは、シール補助部分84dを有する。
第4シール部材80dを左周縁部58dに配置する際、作業者は、第7組み合わせ部83dを第6組み合わせ部82cに対して押し付けてシール補助部分84dを変形させ圧縮させることにより、第4シール部材80dと第3シール部材80cとを密着させる。よって、複雑な作業を必要とせず、また第3シール部材80cおよび第4シール部材80dの間に隙間を発生させることなく、第3シール部材80cおよび第4シール部材80dを効率良く受け口周縁部58上に配置することができる。その結果、複数のシール部材80a〜80dの受け口周縁部58d上への配置作業の効率を向上させることができる。
また、左周縁部58dの外縁には、左リブ59dが設けられている。従って、左周縁部58d上に配置された第6組み合わせ部82cと第7組み合わせ部83dとは、互いに押し付け合わされる。すなわち、第7組み合わせ部83dが第6組み合わせ部82cに押し付けられ、シール補助部分84dが変形されると、第7組み合わせ部83d全体は、左周縁部58d上で圧縮して配置される。その一方で、第7組み合わせ部83dは、その押し付けによる反発力により、第6組み合わせ部82cからも左リブ59dとの間で押し付けられるようになる。従って、両部間の密着度は高まり、第3シール部材80cおよび第4シール部材80d間に隙間の発生させることなく、両部材を効率良く受け口周縁部58上に配置することができる。よって、複数のシール部材80a〜80dの受け口周縁部58d上への配置作業の効率を向上させることができる。
(2)シール補助部分84dは、第4シール部材80dの第7組み合わせ部83dにおける三角形状の部分である。このようにシール補助部分84dは三角形状であるため、第7組み合わせ部83dの強度を確保しつつ第6組み合わせ部82cと密着され、複数のシール部材80a〜80dの配置作業の効率を向上させることができる。
(3)第4シール部材80dの第7組み合わせ部83dは粘着層を有しない。従って、作業者は、第7組み合わせ部83dを左周縁部58dに固定させることを考慮することなく、単に第6組み合わせ部82cへ押し付けることで、左周縁部58dに配置できる。
また、第7組み合わせ部83dは、左リブ59dと第6組み合わせ部82cとの間で、粘着層90dによって妨げられることなく自由に変形できる。
(4)作業者の手作業によって、第7組み合わせ部83dと第6組み合わせ部82cとの間に隙間があったとしても、シール補助部分84dの変形により隙間は解消される。また、ケーシング50aにトナーカートリッジ70が装着される際には、第6組み合わせ部82cと第7組み合わせ部83dに対して、さらに上部からトナーカートリッジ70による圧力がかけられるため、隙間は解消される。
4.他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)上記の実施形態では、画像読取装置2と画像形成部32とを併せ持つ画像形成装置について説明した。しかし、本発明はこれに限定されず、画像読取装置2を持たない画像形成装置であってもよい。また、ファクシミリ機能、通信機能等を有する複合機としての画像形成装置であってもよい。
(2)上記では、4枚の部材からなるシール部材を説明した。しかし、帯状のシール部材が少なくとも一つ含まれれば、その数は特に限定されない。
本発明は、現像器本体と、現像器本体に対して着脱可能に装着されるトナーカートリッジとを備える、プリンタ、コピー機またはファクシミリ装置等の画像形成装置に利用可能である。
1 画像形成装置
3 画像形成装置本体
31 筐体
32 画像形成部
33 定着部
34 用紙搬送部
35 給紙カセット
36 手差し給紙トレイ
37 排紙部
40 感光体ドラム(担持体)
43 現像装置
50 現像器本体
51 現像ローラ
52 供給ローラ
53 第1トナー室
54 第2トナー室
55 第1撹拌部材
56 第2撹拌部材
57 トナー受け口
58 受け口周縁部
58a 前周縁部
58b 右周縁部
58c 後周縁部
58d 左周縁部
59 リブ部材
70 トナーカートリッジ
71 容器本体
72 トナー供給口
73 供給口周縁部
74 一対の溝部
80a 第1シール部材(弾性シール部材)
80b 第2シール部材(弾性シール部材)
80c 第3シール部材(弾性シール部材)
80d 第4シール部材(弾性シール部材)
81a シール本体
81b シール本体
81c シール本体
81d シール本体
82a 第1組み合わせ部
83a 第2組み合わせ部
82b 第3組み合わせ部
83b 第4組み合わせ部
82c 第6組み合わせ部
83c 第5組み合わせ部
82d 第8組み合わせ部
83d 第7組み合わせ部
84 シール補助部分
90 粘着層

Claims (5)

  1. トナー受け口を有する本体と、
    トナー供給口を有し、前記トナー供給口と前記本体のトナー受け口とが重なるように前記本体に対して着脱可能に配置されるトナーカートリッジと、
    前記本体と前記トナーカートリッジとの間であって、前記トナー受け口の周縁を取り囲む周縁部上に互いに組み合わされて配置され、シール本体と、前記シール本体の両端部分に一体に設けられた組み合わせ部と、を有する複数の弾性シール部材と、
    を備え、
    前記複数の弾性シール部材は、帯状の第1シール部材と、第2シール部材とを有しており、
    前記帯状の第1シール部材は第1組み合わせ部を有しており、前記第2シール部材は第2組み合わせ部を有しており、
    前記第1組み合わせ部は、前記第2組み合わせ部と端面同士を突き合わせ接触して、前記周縁部上の外縁部側に配置され、
    前記第1組み合わせ部は、前記周縁部の外縁部と前記第2組み合わせ部との間で変形し、前記第2組み合わせ部に対して付勢力を与えるシール補助部分を有する、現像装置。
  2. 前記トナー受け口の外縁部にはリブ部材が設けられる、請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記シール補助部分は三角形状である、請求項1または2に記載の現像装置。
  4. 前記帯状の第1シール部材では、前記シール本体が前記周縁部との接触面に粘着層を有しており、前記第1組み合わせ部は前記周縁部との接触面に粘着層を有していない、前記請求項1から3のいずれかに記載の現像装置。
  5. 静電潜像を表面に担持可能な担持体と、
    請求項1から4のいずれかに記載の現像装置と、
    を備えた画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014215412A (ja) * 2013-04-24 2014-11-17 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シール材の取付構造、トナー容器ホルダー、及び容器
JP2018091892A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 ブラザー工業株式会社 現像装置

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