JP2014109651A - 現像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、現像剤の漏れを抑制した現像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】筐体100と、現像ローラ110と、現像ローラ110に接触して、層厚規制ブレード130と、筐体100と層厚規制ブレード130との間に配置されるアッパーシール部材150と、筐体100と現像ローラ110との間に配置されるサイドシール部材140とを備えた現像カートリッジである。サイドシール部材140は、摺接部材141と、基材142とを有し、基材142は、現像ローラ110の回転方向において、摺接部材141よりもアッパーシール部材150側に突出する突出部142Aを有し、摺接部材141および基材142は、現像ローラ110の回転方向の端部がアッパーシール部材150と接触している。
【選択図】図5

Description

本発明は、サイドシールと、アッパーシールと、層厚規制ブレードとを備えた現像装置に関する。
一般に、筐体と、現像ローラと、層厚規制ブレードと、現像ローラの端部において筐体と現像ローラとの間に配置されるサイドシールとを備えた現像装置が知られている(特許文献1参照)。この現像装置は、サイドシールを配置することにより、筐体と現像ローラの端部との間に隙間ができないような構成となっている。
また、特許文献1の現像装置は、筐体と層厚規制ブレードとの間にアッパーシールを備えている。アッパーシールは、層厚規制ブレードに押圧されるように配置され、筐体と層厚規制ブレードとの間に隙間ができないような構成となっている。そして、アッパーシールは、層厚規制ブレードを組み付ける前においてサイドシールの端面と接触しており、アッパーシールとサイドシールとの間に隙間ができないように配置されている。
特開2010−54829号公報
しかしながら、層厚規制ブレードを筐体に組み付けると、アッパーシールは、層厚規制ブレードに押圧されるので、アッパーシールとサイドシールの端面との接触部分において、サイドシールの端面がアッパーシールによって引き込まれる場合がある。この場合には、アッパーシールとサイドシールの端面との接触部分に隙間ができやすくなり、この隙間から現像剤が漏れる虞があった。
そこで、本発明は、現像剤の漏れを抑制した現像装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を収容するように構成される筐体と、筐体に回転可能に設けられる現像ローラと、現像ローラに接触して、当該現像ローラ上の現像剤の層厚を規制するように構成される板状の層厚規制ブレードと、筐体と層厚規制ブレードとの間に配置される第1シール部材と、現像ローラの軸線方向における端部において、筐体と現像ローラとの間に配置される第2シール部材とを備える。
第1シール部材は、現像ローラの回転方向において、第2シール部材と隣接して配置され、第2シール部材は、現像ローラの周面と接触する第1部材と、筐体と第1部材との間に配置される第2部材とを有し、第2部材は、現像ローラの回転方向において、第1部材よりも第1シール部材側に突出する突出部を有し、第1部材および第2部材は、現像ローラの回転方向の端部が第1シール部材と接触している。
このような構成によれば、層厚規制ブレードを組み付けても、第1部材および第2部材の端部が第1シール部材と接触しているので、第1シール部材と第1部材との間に隙間ができるのを抑制することができる。そのため、現像剤の漏れを抑制することができる。
前記した構成において、第1シール部材の厚みは、層厚規制ブレードを組み付ける前において第2シール部材の厚みよりも大きい構成とすることができる。
前記した構成において、筐体は、層厚規制ブレードが固定される支持面を有し、支持面は、現像ローラ側を向いており、第2シール部材のうち少なくとも一部は、軸線方向において支持面が配置された範囲内に位置する構成とすることができる。
このような構成によれば、支持面の一部が軸線方向において第2シール部材と重なる位置にあるので、層厚規制ブレードの押圧力の強い部分を軸線方向において第2シール部材と重なる位置とすることができる。そのため、支持面が軸線方向において第2シール部材より外側に位置する構成と比較して、層厚規制ブレードを組み付けたときに第1シール部材と第1部材との間に隙間ができるのを抑制することができる。
また、前記した支持面を有する構成において、第2シール部材は、軸線方向において支持面が配置された範囲内に位置する構成とすることができる。
前記した構成において、第1シール部材の軸線方向における端部は、第2シール部材の軸線方向外側の端部よりも内側に配置された構成とすることができる。
このような構成によれば、第1シール部材を短くすることができる。
本発明によれば、層厚規制ブレードを組み付けても、第1部材および第2部材の端部が第1シール部材と接触しているので、第1シール部材と第1部材との間に隙間ができるのを抑制することができる。そのため、現像剤の漏れを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る現像カートリッジを備えたレーザプリンタの断面図である。 本発明の実施形態に係る現像カートリッジを示す拡大図である。 現像カートリッジの分解斜視図である。 現像カートリッジ右側のサイドシール部材およびアッパーシール部材周辺の断面図である。 現像カートリッジ右側のサイドシール部材およびアッパーシール部材周辺における層厚規制ブレードの組み付け前を示す拡大断面図(a)と、組み付け後を示す拡大断面図(b)である。 層厚規制ブレードを組み付ける前の現像カートリッジにおける支持面周辺を後から見た拡大図である。 変形例に係る図6に相当する図である。 従来構成における図5(a)に相当する図(a)と、図5(b)に相当する図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、本発明の一実施形態に係るレーザプリンタの全体構成を説明した後、本発明の特徴部分を詳細に説明する。
以下の説明において、方向は、レーザプリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側」、紙面に向かって右側を「後側」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、装置本体2と、用紙Pを給紙するためのフィーダ部3と、スキャナユニット4と、用紙P上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置7とを主に備えている。
装置本体2は、トップカバー22と、フロントカバー23とを備えている。また、装置本体2は、その上部に後述するプロセスカートリッジ5の着脱のための開口21Aを有するとともに、その前部に用紙Pを差し込むための差込口21Bを有している。
フロントカバー23は、フロントカバー23の回動軸23Aが装置本体2の前側下部に設けられており、この回動軸23Aを中心として前方に回動するようになっている。なお、図1において、2点鎖線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を閉じた状態であり、実線で示すフロントカバー23が、装置本体2の前側を開放した状態である。
フィーダ部3は、装置本体2の下部に位置し、用紙Pを載置するための給紙トレイ31と、給紙トレイ31上の用紙Pを給紙する給紙機構32とを備えている。
給紙トレイ31は、装置本体2の下部に配置される載置台31Aと、前述したフロントカバー23とによって構成されている。
給紙機構32は、給紙ローラ32Aと、分離ローラ32Bと、分離パッド32Cとを主に備えている。給紙ローラ32Aは、分離ローラ32Bよりも用紙Pの搬送方向上流側で、載置台31Aの後端の上に配置されている。分離ローラ32Bは、分離パッド32Cと対向して配置されている。
フィーダ部3では、フロントカバー23を前側に倒して給紙トレイ31を形成した後で、この給紙トレイ31上に用紙Pを載せる。そして、給紙トレイ31上に載置された用紙Pに給紙ローラ32Aが接触して回転することで、給紙トレイ31上に載置された用紙Pが分離ローラ32Bへ送り出され、送り出された用紙Pが、分離ローラ32Bと分離パッド32Cとの間で1枚ずつに分離され、プロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
スキャナユニット4は、装置本体2内の前側に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。このスキャナユニット4では、レーザビームを、後述する感光ドラム61の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ5は、装置本体2の後側中央部付近に位置しており、給紙機構32の上部に設けられている。プロセスカートリッジ5は、開口21Aを通して装置本体2に対して上側前方に向かって着脱可能な構成となっており、ドラムユニット6と、現像装置の一例としての現像カートリッジ10とを備えている。
ドラムユニット6は、図2に示すように、ドラムフレーム69と、ドラムフレーム69に設けられた感光ドラム61、帯電器62および転写ローラ63を備えている。
現像カートリッジ10は、筐体100と、現像ローラ110と、供給ローラ120と、層厚規制ブレード130とを備えており、ドラムユニット6に対して着脱可能となっている。筐体100および層厚規制ブレード130の詳細については後述する。
現像ローラ110は、トナーを周面に担持するように構成された部材であり、筐体100に回転可能に設けられている。
供給ローラ120は、その周面に付着させたトナーを現像ローラ110の周面に供給するように構成される部材であり、現像ローラ110の前斜め下方に配置されている。
この現像カートリッジ10では、筐体100内に形成されたトナー収容室101内に収容されているトナーが、アジテータ102で撹拌された後、供給ローラ120により現像ローラ110に供給される。このとき、供給ローラ120と現像ローラ110との間で正に摩擦帯電される。現像ローラ110上に供給されたトナーは、現像ローラ110の回転に伴って、層厚規制ブレード130と現像ローラ110との間に進入し、さらに摩擦帯電されつつ、一定厚さの薄層として現像ローラ110上に担持される。
ドラムユニット6内では、回転する感光ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、スキャナユニット4からのレーザビームの高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がり、感光ドラム61の表面に画像データに基づく静電潜像が形成される。
次いで、この静電潜像に現像カートリッジ10からのトナーが供給され、感光ドラム61の表面上にトナー像が形成される。その後、感光ドラム61と転写ローラ63の間で用紙Pが搬送されることで、感光ドラム61の表面に担持されているトナー像が用紙P上に転写される。
図1に戻り、定着装置7は、装置本体2の上部後方に位置し、プロセスカートリッジ5の上方に配置されている。定着装置7は、主に、加熱ローラ71と、加圧ローラ72とを備えている。
加熱ローラ71は、用紙Pを加熱する部材であり、その内部には、ハロゲンランプ等の図示しない熱源が設けられている。
加圧ローラ72は、加熱ローラ71との間で用紙Pを挟持して搬送する部材であり、加熱ローラ71の後斜め上側に設けられている。
そして、このように構成される定着装置7では、用紙P上に転写されたトナーを、用紙Pが加熱ローラ71と加圧ローラ72との間を通過する間に熱定着している。なお、定着装置7で熱定着された用紙Pは、定着装置7の下流側に配設される排出ローラ8に搬送され、この排出ローラ8から排出トレイ9上に排出される。
<現像カートリッジの詳細構成>
次に、現像カートリッジ10の構成について説明する。
図3に示すように、筐体100は、後側の側壁に開口103が形成されており、現像ローラ110と層厚規制ブレード130がこの開口103を塞ぐような形で取り付けられる。開口103の上下左右の四方には、筐体100内のトナーが漏れるのを防止するため、第2シール部材の一例としてのサイドシール部材140、第1シール部材の一例としてのアッパーシール部材150およびフィルム160が設けられている。また、開口103の上縁の両端部には、層厚規制ブレード130を固定するための支持面104が形成されている。サイドシール部材140の詳細については後述する。
支持面104は、開口103の上縁の左右両端に設けられ、現像ローラ110側(つまり、後側)を向いている。支持面104は、筐体100の前後方向において、アッパーシール部材150の取付面106より後方に突出している(図4参照)。この支持面104には、後述するネジ134を入れるための穴104Aが設けられている。穴104Aは、支持面104内において左右方向のやや中央寄りで、かつ、上寄りに配置されている。また、支持面104は、図6に示すように、左右方向における長さが範囲Wとなるように形成されている。この範囲Wは、支持面104の左右方向内側の端部104Bから筐体100の側壁の左右方向内側の面107までの範囲を示している。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131と、ブレードホルダ132と、補強板133とから構成されている。
ブレード本体131は、ステンレス綱などの金属板から構成されており、先端部131Aが現像ローラ110とは反対側に向かって折れ曲がって形成されている(図2参照)。この先端部131Aが現像ローラ110と接触することで現像ローラ110上のトナーの層厚を規制するようになっている。
ブレードホルダ132は、ブレード本体131を支持するためのブレード支持部132Aと、補強板133を取り付けるための補強部132Bと、支持面104に取り付けるための取付部132Cとを有している。取付部132Cには、孔132Dが形成されている。ブレードホルダ132は、補強部132Bがブレード支持部132Aの上端から前側に略直角に折れ曲がって形成されている。
補強板133は、ブレードホルダ132との間でブレード本体131を挟持するための挟持部133Aと、ブレードホルダ132に固定するための固定部133Bとを有している。補強板133は、挟持部133Aが固定部133Bの後端から下側に略直角に折れ曲がって形成されている。
層厚規制ブレード130は、ブレード本体131をブレードホルダ132のブレード支持部132Aと補強板133の挟持部133Aで挟み、ブレードホルダ132の補強部132Bと補強板133の固定部133Bを図示しないネジで締結することで一体の組部品とされる。このように構成された層厚規制ブレード130は、ネジ134をブレードホルダ132の取付部132Cの孔132Dに通し、支持面104内に形成された穴104Aにねじ込むことにより筐体100に固定される。
アッパーシール部材150は、筐体100と層厚規制ブレード130との間に配置されており、ウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材から構成されている。アッパーシール部材150は、左右方向に長く延びる中央部151と、中央部151の左右両端部から斜め下に延び、サイドシール部材140に接続する接続部152とを有し、これらが一体に構成されている。
接続部152は、図6に示すように、サイドシール部材140と支持面104との間に配置されており、下縁部152Aが、水平で直線的な輪郭を有している。この下縁部152Aにおいてサイドシール部材140の端面141Aおよび端面142Bと接触することで、アッパーシール部材150とサイドシール部材140との間からトナーが漏れるのが防止されている。
アッパーシール部材150の厚みは、層厚規制ブレード130を組み付ける前においてサイドシール部材140の厚みよりも大きくなっている(図5(a)参照)。この厚みは、後述するように摺接部材141とアッパーシール部材150との隙間を埋められる範囲内において適宜変更可能である。
図3に戻り、フィルム160は、現像ローラ110の下方に配置されており、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アクリル、フッ素樹脂等から構成されている。フィルム160は、左右方向に沿って延びて形成されており、先端部が現像ローラ110と摺接可能となっている。このフィルム160は、左右方向に延びて形成されたフィルム取付部105に取り付けられている(図4参照)。
<サイドシール部材の構成>
次に、サイドシール部材140の構成について説明する。
サイドシール部材140は、現像ローラ110の左右方向(軸線方向)における端部において、筐体100と現像ローラ110との間に配置されている。サイドシール部材140は、現像ローラ110の回転方向において、アッパーシール部材150と隣接している。サイドシール部材140は、図4に示すように、現像ローラ110の外周形状に倣った形状となっており、第1部材の一例としての摺接部材141と、第2部材の一例としての基材142とを有している。
摺接部材141は、現像ローラ110の周面と接触する部材であり、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PET、アクリル、ナイロン等の繊維が織り込まれていることで毛羽立った表面を有している。摺接部材141は、図5(a)に示すように、層厚規制ブレード130を組み付ける前において、端面141Aがアッパーシール部材150と接触しない位置に配置されている。
基材142は、筐体100と摺接部材141との間に配置されており、クッション性を有するウレタンフォーム、シリコンスポンジ等のスポンジ材から構成されている。基材142は、現像ローラ110の回転方向において、摺接部材141よりもアッパーシール部材150側に突出する突出部142Aを有している。基材142は、層厚規制ブレード130を組み付ける前後の両方において端面142B(端部)がアッパーシール部材150と接触する位置に配置されている。
突出部142Aは、図4、図6に示すように、現像ローラ110の回転方向(図示上下方向)における長さAが、アッパーシール部材150の接続部152の端部における現像ローラ110の回転方向の長さBよりも短くなっている。
また、図5(b)に示すように、層厚規制ブレード130を組み付けた状態においては、アッパーシール部材150は、現像ローラ110の回転方向において、摺接部材141の端面141A(端部)と接触している。
ところで、従来における構成では、図8(a)に示すように、層厚規制ブレード130を組み付ける前において、サイドシール部材140の摺接部材141の端面141Aおよび基材142の端面142Bがアッパーシール部材150と接触した構成となっている。この構成では、図8(b)に示すように、層厚規制ブレード130を組み付けると、アッパーシール部材150が押圧され、摺接部材141の端面141Aがアッパーシール部材150に引き込まれ易くなり、アッパーシール部材150とサイドシール部材140との間に隙間ができ易くなっている。
それに対し、本実施形態における現像カートリッジ10では、図5(a)に示すように、基材142が突出部142Aを有しているので、層厚規制ブレード130を組み付ける前において、摺接部材141の端面141Aがアッパーシール部材150と接触しない構成となっている。この構成において、層厚規制ブレード130を組み付けると、図5(b)に示すように、アッパーシール部材150が押圧されて、摺接部材141の端面141Aに向けて膨らみ、摺接部材141との隙間を埋める。これにより、アッパーシール部材150と摺接部材141との間に隙間ができるのを抑制することができ、トナーが漏れるのを抑制することができる。
また、サイドシール部材140は、図6に示すように、左右方向において、支持面104が配置された範囲W内に位置している。なお、サイドシール部材140の左右方向全体は、取付部132Cの左右方向の範囲内に位置している。
ここで、例えば、支持面104が左右方向においてサイドシール部材140より外側に位置する構成の場合、層厚規制ブレード130の押圧力は、左右方向内側にいくにつれ弱くなっていくので、アッパーシール部材150が十分な押圧力を受けることができない場合が起こり得る。
しかし、本実施形態では、支持面104が左右方向においてサイドシール部材140と重なる位置となっているので、アッパーシール部材150は、層厚規制ブレード130のうち支持面104で支持されることで十分な押圧力を発揮できる部分により押圧される。そのため、支持面104が左右方向においてサイドシール部材140より外側に位置する構成と比較して、層厚規制ブレード130を組み付けたときにアッパーシール部材150と摺接部材141との間に隙間ができるのを抑制することができる(図5(b)参照)。なお、このような効果を得るためには、サイドシール部材140全体が範囲W内にある必要はなく、サイドシール部材140のうち少なくとも一部が範囲W内に位置していればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、アッパーシール部材150は、左右方向における端部がサイドシール部材140の左右方向における端部と略同じ位置であったが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図7に示すアッパーシール部材150Aのように、サイドシール部材140の左右方向外側の端部よりもアッパーシール部材150Aの端部が内側に配置されていてもよい。
このような構成であっても、アッパーシール部材150Aとサイドシール部材140の端面が接触する限り、アッパーシール部材150Aと摺接部材141との間に隙間ができるのを抑制することができる。そのため、アッパーシール部材150Aを前記実施形態より短い構成としてコストダウンを図ることができる。
前記実施形態では、サイドシール部材140は、左右方向において支持面104が配置された範囲W内に位置していたが、アッパーシール部材150が層厚規制ブレード130から十分な押圧力を受けている場合には、範囲W内に位置していなくてもよい。
前記実施形態では、サイドシール部材140は、摺接部材141および基材142の2層構造となっていたが、例えば、3層以上の構造としてもよい。
前記実施形態では、本発明の現像装置として現像カートリッジ10を例示したが、本発明はこれに限定されず、感光ドラム及び現像ローラを備えた、いわゆるプロセスカートリッジを現像装置としてもよい。
前記実施形態では、レーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
10 現像カートリッジ
100 筐体
104 支持面
110 現像ローラ
130 層厚規制ブレード
140 サイドシール部材
141 摺接部材
142 基材
142A 突出部
150 アッパーシール部材
W 範囲

Claims (5)

  1. 現像剤を収容するように構成される筐体と、
    前記筐体に回転可能に設けられる現像ローラと、
    前記現像ローラに接触して、当該現像ローラ上の現像剤の層厚を規制するように構成される板状の層厚規制ブレードと、
    前記筐体と前記層厚規制ブレードとの間に配置される第1シール部材と、
    前記現像ローラの軸線方向における端部において、前記筐体と前記現像ローラとの間に配置される第2シール部材とを備え、
    前記第1シール部材は、前記現像ローラの回転方向において、前記第2シール部材と隣接して配置され、
    前記第2シール部材は、前記現像ローラの周面と接触する第1部材と、前記筐体と前記第1部材との間に配置される第2部材とを有し、
    前記第2部材は、前記現像ローラの回転方向において、前記第1部材よりも前記第1シール部材側に突出する突出部を有し、
    前記第1部材および前記第2部材は、前記現像ローラの回転方向の端部が前記第1シール部材と接触することを特徴とする現像装置。
  2. 前記第1シール部材の厚みは、前記層厚規制ブレードを組み付ける前において前記第2シール部材の厚みよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  3. 前記筐体は、前記層厚規制ブレードが固定される支持面を有し、
    前記支持面は、前記現像ローラ側を向いており、
    前記第2シール部材のうち少なくとも一部は、前記軸線方向において前記支持面が配置された範囲内に位置することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像装置。
  4. 前記第2シール部材は、前記軸線方向において前記支持面が配置された範囲内に位置することを特徴とする請求項3に記載の現像装置。
  5. 前記第1シール部材の前記軸線方向における端部は、前記第2シール部材の前記軸線方向外側の端部よりも内側に配置されたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像装置。
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