JP2011190102A - 画像形成装置および給紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステッピングモータを搭載する引出ユニットの引き出しに応じたコネクタの抜脱による、当該ステッピングモータ用のモータ駆動回路の破損を抑制する。
【解決手段】トレイ側コネクタ96aは、給紙トレイの収納位置において装置本体側に設けられる本体側コネクタ2aに挿入されるとともに給紙トレイの引き出しに応じて本体側コネクタ2aから脱抜される。この場合、ユーザによる下段給紙トレイの引き出しに先立ってドライバIC103への電源供給がコントローラ102により遮断される。そのため、下段用紙トレイが引き出される前、すなわち、本体側コネクタ2aからトレイ側コネクタ96aが脱抜される前に、ドライバIC103の電源供給が遮断されることとなる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および給紙装置に関する。
従来より、画像形成装置では、用紙の補給、不調箇所の確認や点検、紙詰まりの除去を目的として、画像形成装置を構成する複数のユニットのうちの任意のユニットが、装置本体から引き出し可能に構成されている。この引き出し可能なユニット(以下「引出ユニット」という)としては、トナー画像を用紙に定着する定着ユニットや、用紙を供給する用紙トレイなどが挙げられる。
例えば、特許文献1には、用紙トレイが引き出されたタイミングにおいて電動部品の動作を停止させて使用者の安全を確保する画像形成装置が開示されている。具体的には、画像形成装置は、用紙トレイがセットされているか否かを検知するトレイセット検知センサと、CPUとを主体に構成されている。このCPUは、トレイセット検知センサにより用紙トレイが引き出されたことを検知すると、用紙トレイへの電源供給をオンオフするスイッチを制御して、当該用紙トレイが備える電動部品への電源供給を遮断する。
また、この類の画像形成装置では、引出ユニットが装置本体から引き出されることを考慮して、引出ユニットが備える電動部品と装置本体との間の電気的な接続をコネクタを介して行う手法も知られている。具体的には、引出ユニットおよび装置本体のそれぞれは、引出ユニットが装置本体内にセットされた状態において互いに接続するコネクタを備えており、引出ユニットの引き出しおよび押し込みに応じて、引出ユニットのコネクタが装置本体側のコネクトに対して挿抜される。
特開2005−335853号公報
ところで、引出ユニットに搭載する電動部品としては、ステッピングモータ(例えば給紙用のローラを駆動するモータ)が挙げられる。引出ユニットの引き出しに応じて引出ユニット側のコネクタが装置本体側のコネクタから脱抜されるため、ステッピングモータと装置本体側のモータ駆動回路との間の物理的な接続が強制的に遮断される。この場合、モータ駆動回路に逆起電力がかかり、この逆起電力によりモータ駆動回路が破損する可能性がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ステッピングモータを搭載する引出ユニットの引き出しに応じたコネクタの抜脱によるモータ駆動回路の破損を抑制することである。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、以下に示す画像形成装置を提供する。この画像形成装置は、ガイド機構に案内されて装置本体の収納位置から引出自在に構成される引出ユニットと、引出ユニットに取り付けられており、収納位置において装置本体側に設けられる本体側コネクタに挿入されるとともに引出ユニットの引き出しに応じて本体側コネクタから脱抜されるユニット側コネクタと、引出ユニットに搭載されており、ユニット側コネクタと電気的に接続されるステッピングモータと、本体側コネクタと電気的に接続されており、ステッピングモータを駆動制御するモータ駆動回路と、ユーザによる引出ユニットの引き出しに先立ってモータ駆動回路への電源供給を遮断する制御部と、を有する。
ここで、第1の発明は、引出ユニットの引き出しに先立って行われるユーザの補助操作を検知する操作検知部をさらに有していてもよい。この場合、制御部は、操作検知部によりユーザの補助操作が検知された場合に、モータ駆動回路への電源供給を遮断することが望ましい。
また、第1の発明は、制御部に制御されることによりロック状態とロック解除状態とが切替可能となっており引出ユニットの引き出しをロックするロック機構をさらに有していてもよい。この場合、操作検知部は、補助操作として、ロック機構に対するユーザの解除操作を検知することが望ましい。
さらに、第1の発明において、制御部は、操作検知部により補助操作が判断された場合、ロック機構をロック解除状態に制御するとともに、モータ駆動回路への電源供給を遮断することが好ましい。
また、第1の発明は、引出ユニットの引き出し可能な状態を検知する状態検知部をさらに有していてもよい。制御部は、状態検知部により引出ユニットの引き出し可能な状態が検知された場合に、モータ駆動回路への電源供給を遮断する。
この場合、第1の発明は、制御部に制御されることによりロック状態とロック解除状態とが切替可能となっており、引出ユニットの引き出しをロックするロック機構をさらに有していてもよい。状態検知部は、引出ユニットの引き出し可能な状態として、ロック機構に対するユーザの解除操作を検知することが望ましい。
また、第2の発明は、給紙装置を提供する。この給紙装置は、用紙を収納可能であり、ガイド機構に案内されて装置本体の収納位置から引出自在に構成される用紙トレイと、用紙トレイに取り付けられており、収納位置において装置本体側に設けられる本体側コネクタに挿入されるとともに用紙トレイの引き出しに応じて本体側コネクタから脱抜されるトレイ側コネクタと、用紙トレイに搭載されてトレイ側コネクタと電気的に接続されており、用紙を給紙するためのローラを駆動するステッピングモータと、本体側コネクタと電気的に接続されており、ステッピングモータを駆動制御するモータ駆動回路と、ユーザによる用紙トレイの引き出しに先立ってモータ駆動回路への電源供給を遮断する制御部と、を有する。
本発明によれば、引出ユニットが引き出される前、すなわち、本体側コネクタからユニット側コネクタが脱抜される前に、モータ駆動回路の電源供給が遮断される。そのため、引出ユニットの引き出しに応じて本体側コネクタからユニット側コネクタが脱抜されても、モータ駆動回路に逆起電力が作用するといった事態を抑制することができる。これにより、モータ駆動回路が破損するといった事態を抑制することができる。
第1の実施形態にかかる画像形成装置の構成を模式的に示す説明図 下段用紙トレイ90aの構成を模式的に示す構成図 第1の実施形態にかかる給紙装置2における下段用紙トレイ90aおよびこれに付随する装置本体の構成を模式的に示す回路図 下段用紙トレイ90aの引き出しに対応する給紙装置2の動作を示すフローチャート
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる画像形成装置の構成を模式的に示す説明図である。画像形成装置は、例えば複写機といった電子写真方式の画像形成装置であり、複数の感光体を一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型カラー画像形成装置である。この画像形成装置は、本体ユニット1と、この本体ユニット1に対して大量給紙が可能な給紙装置2とで構成されている。
本体ユニット1は、原稿読取部10、露光部20Y,20M,20C,20K、画像形成部30Y,30M,30C,30K、中間転写部40、定着装置50、排紙反転部60、再給紙部70、給紙部80を主体に構成され、これらが一つの筐体内に収められている。
原稿読取部10は、その上部に自動原稿送り装置ADFを備えている。自動原稿送り装置ADFの原稿載置台15に載置された原稿Dは、一枚ずつ分離され原稿搬送路に送り出され、搬送ドラム16により搬送される。第1搬送ガイドG1および原稿排出ローラ17は、搬送ドラム16により搬送された原稿Dを原稿排出トレイ18に排出する。
原稿読取部10は、原稿画像読取位置RPにおいて、搬送ドラム16により搬送中の原稿Dの画像を読み取る。具体的には、原稿画像読取位置RPにおいて原稿Dの画像がランプLにて照射される。照射による反射光は第1ミラーユニット11、第2ミラーユニット12、レンズユニット13によって導かれて撮像素子CCDの受光面に結像する。撮像素子CCDは入射した光を光電変換して所定の画像信号を出力する。画像読取制御部14は、出力された画像信号に対してA/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理を施し、この処理により得られるデータを入力画像データとして制御部(図示せず)の記憶部に格納する。記憶部に格納された入力画像データには、ユーザにより設定されている条件により適宜な画像処理が施されて、出力画像データが生成される。なお、入力画像データとしては、原稿読取部10で読み取ったものに限られず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置から受信したものであってもよい。
露光部20Y〜20Kは、図示しないレーザ光源、ポリゴンミラー、複数のレンズ等から構成され、レーザビームを生成する。露光部20Y〜20Kは、出力画像データを基に制御部から出力される出力情報に対応して、画像形成部30Y〜30Kの構成要素である感光体31Y,31M,31C,31Kの表面をレーザビームにより走査露光する。レーザビームの走査露光により、感光体31Y〜31Kには潜像が形成される。
画像形成部30Yは、感光体31Yと、その周辺に配置されている、主帯電部32Y、現像部33Y、第1転写ローラ34Yおよびクリーニング部35Yとから構成される。他の画像形成部30M,30C,30Kも画像形成部30Yと同様な構成であり、感光体31M、31C、31Kの周辺に、主帯電部32M,32C,32K、現像部33M,33C,33K、第1転写ローラ34M,34C,34K、クリーニング部35M,35C,35Kがそれぞれ配置されている。
感光体31Y〜31Kは、主帯電部32Y〜32Kによりその表面が一様に帯電させられる。現像部33Y〜33Kは、トナーで現像することによって感光体31Y〜31K上の潜像を顕像化する。これにより、各感光体31Y〜31K上にはトナー画像が形成される。
第1転写ローラ34Y〜34Kは、感光体31Y〜31K上に形成されたトナー画像を中間転写部40の中間転写ベルト41上の所定位置に逐次転写する。クリーニング部35Y〜35Kは、トナー画像の転写を終えた感光体31Y〜31Kの表面に残留するトナーを除去する。
中間転写部40の第2転写ローラ42は、中間転写ベルト41上に転写されたトナー画像を用紙Pに転写する。転写に供される用紙Pは給紙部80のトレイPG1,PG2,PG3から、あるいは後述する給紙装置2から供給され、給紙ローラ81によってタイミングが取られつつ第2転写ローラ42へと送られる。ベルトクリーニング部43は用紙Pへのトナー画像の転写を終えた中間転写ベルト41の表面を清掃し、清掃された中間転写ベルト41は次の画像転写に供される。
トナー画像を担持した用紙Pは定着装置50に送られ、定着装置50は用紙Pを加圧加熱することによってトナー画像を用紙Pへ定着させる。
排紙反転部60は、定着装置50による定着処理を終えた用紙Pを搬送して排紙ローラ61より排紙トレイ65へ排出する。用紙Pを表裏反転して排出する場合、排紙ガイド(図示せず)は、定着処理を終えた用紙Pを一旦下方に導く。排紙反転ローラ62は用紙Pの後端を挟持した後に当該用紙Pを反転搬送し、そして、排紙ガイドが用紙Pを排紙ローラ61へ導くことで用紙Pが排紙トレイ75へ排出される。
なお、用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、排紙ガイドは、表面のトナー画像の定着処理を終えた用紙Pを下方にある再給紙部70に搬送する。再給紙反転ローラ71は用紙Pの後端を挟持した後に逆送することによって用紙Pを反転させて、再給紙搬送路72に送り出す。これにより、用紙Pが裏面への画像形成に供される。
給紙装置2は、本体ユニット1に用紙Pを供給する装置であり、本体ユニット1と一体的に結合されて使用される。給紙装置2は、複数の用紙トレイ(本実施形態では3つの用紙トレイ)90a〜90cと、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラおよびガイド部材とを主体に構成されており、これらが一つの筐体内に収められている。この給紙装置2は、用紙トレイ90a〜90cに収納される用紙Pを一枚ずつ分離して搬送し、連通口85を介して本体ユニット1に用紙Pを送り込む。本体ユニット1内に送り込まれた用紙Pは、搬送制御されて、表面または両面に画像が形成された後、排紙トレイ65上に排出される。用紙Pの搬送方向は、装置の正面からみて左方向(図中の左方向)となる。
3つの用紙トレイ90a〜90cは、上下方向にかけて階層的に配置されており、それぞれが用紙Pを積載収容する。本明細書において、最下段に位置する用紙トレイ90aを下段用紙トレイ90aといい、中段に位置する用紙トレイ90bを中段用紙トレイ90bといい、最上段に位置する用紙トレイ90cを上段用紙トレイ90cという。
下段用紙トレイ90a上には、収容された用紙Pを一枚ずつ分離して搬送路へと供給する無端形状の搬送ベルト91aが設けられている。搬送ベルト91aによって送りだされた用紙Pは、第1のループローラ92a、レジストローラ93、および、レジストローラ93よりも下流側の搬送ローラを経由して本体ユニット1へと供給される。
具体的には、下段用紙トレイ90aからの用紙Pは、搬送ベルト91aにより、当該搬送ベルト91aの最下面(用紙束の最上位紙と対向する面)と対応する位置にニップ部を有する第1のループローラ92aへ供給される。第1のループローラ92aから送り出された用紙Pは、回転停止状態にあるレジストローラ98に用紙Pの先端が当接して停止する。第1のループローラ92aは、用紙Pの先端がレジストローラ98に当接した後も所定時間回転を継続した後に停止して用紙Pを撓ませた状態で挟持することにより、用紙Pの搬送向きの整合性を図る。そして、レジストローラ98は、本体ユニット1による画像形成プロセスと対応するタイミングで回転開始し、用紙Pは、このレジストローラ98およびこれよりも下流側の搬送ローラにより本体ユニット1へ送り込まれる。
下段用紙トレイ90aと同様に、中段用紙トレイ90bおよび上段用紙トレイ90c上にも無端形状の搬送ベルト91b,91cがそれぞれ設けられている。個々の搬送ベルト91b,91cによって送りだされた用紙Pは、第2のループローラ92bよりも上流側の搬送ローラ、第2のループローラ92b、レジストローラ93、および、レジストローラ93よりも下流側の搬送ローラを経由して本体ユニット1へと供給される。
具体的には、用紙トレイ90b,90cからの用紙Pは、搬送ベルト91b,91cにより、当該搬送ベルト91b,91cの最下面(用紙束の最上位紙と対向する面)と対応する位置にニップ部を有する搬送ローラへ供給される。この搬送ローラにより搬送される用紙Pは、ガイド部材(図示せず)の作用を受けて下方向へ向きが変えられ、残余の搬送ローラおよび第2のループローラ92bにより搬送される。第2のループローラ92bから送り出された用紙Pは、回転停止状態にあるレジストローラ98に先端が当接して停止する。第2のループローラ92bは、用紙Pの先端がレジストローラ98に当接した後も所定時間回転を継続した後に停止して用紙Pを撓ませた状態で挟持することにより、用紙Pの搬送向きの整合性を図る。そして、レジストローラ98は、本体ユニット1による画像形成プロセスと対応するタイミングで回転開始し、用紙Pは、このレジストローラ98およびこれよりも下流側の搬送ローラにより本体ユニット1へ送り込まれる。
個々の用紙トレイ90a〜90cは、装置本体の正面側に設けられる扉(図示せず)を開けることにより、用紙搬送方向と交差する方向(図中の紙面に対して垂直方向)に引き出し可能に構成されている。具体的には、装置本体には、例えばレール状のガイド機構95a〜95cがそれぞれ設けられており、用紙トレイ90a〜90cは、このガイド機構95aに沿って移動することにより、収納位置から引き出したり、引き出し状態から収納位置へ押し込んだりすることができる。ここで、収納位置とは、用紙トレイ90a〜90cが装置本体の規定位置にセット(収納)された状態をいい、具体的には、搬送ベルト91a〜91cにより用紙Pの給紙が可能となる位置にセットされた状態をいう。
図2は、下段用紙トレイ90aの構成を模式的に示す構成図である。なお、同図には下段用紙トレイ90aの構成を示すが、他の用紙トレイ90b,90cもこれと同様な構成を基本的に備えている。以下、本実施形態の特徴の一つである下段用紙トレイ90aを中心に説明を行う。
下段用紙トレイ90aは、ユーザがトレイの引き出しおよび押し込みを行うための略U字形状の取っ手97aが取り付けられている。この取っ手97aには、下段用紙トレイ90aの引き出しに先立ちユーザが取っ手97aを握ることにより操作可能なロック解除レバー98aが設けられている。ロック解除レバー98aは、例えば、バネなどの付勢手段により取っ手97aの内側方向へと付勢されている。この状態でユーザが取っ手97aを把持し、付勢手段による付勢力に抗してロック解除レバー98aを内側に押し込むことにより、ロック解除レバー98aの位置が通常位置から変位する。ロック解除レバー98aの位置変化は、解除検知センサ99aによって検知される。解除検知センサ99aとしては、例えば発光素子および受光素子からなるフォトセンサを利用することができる。解除検知センサ99aは、ロック解除レバー98aの変位に応じて発光素子からの光が遮断されることによる受光素子の電圧変化を検出し、当該電圧変化にも基づいてロック解除レバー98aの変位を検知する。
また、下段用紙トレイ90aは、この下段用紙トレイ90aが装置本体の収納位置にセットされた状態をロックするためのロック機構を備えている。ロック機構は、ロックソレノイド100aと、ロック部材101aとで構成されている。ロックソレノイド100aは、後述するコントローラ102からの信号に応じてオンオフ状態が切り替えられることにより、ロック部材101aを可動させる。コントローラ102からのオフ信号に応じてロックソレノイド100aがオフ状態の場合、ロック部材101aはロック位置(図中(c)の実線で示す位置)に存在する。この場合、ロック部材101aによる係合作用により下段用紙トレイ90aがロックされ、当該下段用紙トレイ90aの引き出しが禁止される(ロック状態)。一方、コントローラ102からのオン信号に応じてロックソレノイド100aがオン状態の場合、ロック部材101aはロック解除位置(図中(c)の破線で示す位置)へと回動する。この場合、ロック部材101aによる係合状態が解除されることで、下段用紙トレイ90aの引き出しが可能となる(ロック解除状態)。
ここで、本実施形態の特徴の一つとして、装置の小型化といった要請より、筐体内のスペースを有効活用すべく、第1のループローラ92aを駆動するためのステッピングモータ94aは、図1に示すように、下段用紙トレイ90aに取り付けられている。なお、第2のループローラ92bを駆動するためのステッピングモータ94bは、装置本体側に配置されている。
一方、下段用紙トレイ90aには、下段用紙トレイ90aとともに引き出される電気部品との電気的な接続を行うために、装置本体側のコネクタ(以下「本体側コネクタ」という)2aに対して挿抜可能なコネクタ(以下「トレイ側コネクタ」という)96aが備えられている。下段用紙トレイ90aに搭載されている電気部品としては、ステッピングモータ94a、解除検知センサ99a、ロックソレノイド100aが挙げられる(なお、中段および上段用紙トレイ90aにおいては、解除検知センサおよびロックソレノイドが挙げられる)。
トレイ側コネクタ96aは、下段用紙トレイ90aが装置本体の収納位置に収容されている場合には本体側コネクタ2aと接続した状態となる。これにより、下段用紙トレイ90aに搭載される電気部品に対する給電や信号の送受信を行うための物理的なラインが確保される。一方、下段用紙トレイ90aが引き出されると、下段用紙トレイ90aの引き出しに対応してトレイ側コネクタ96aが本体側コネクタ2aから脱抜する。これにより、下段用紙トレイ90aに搭載される電気部品に対する給電や信号の送受信を行うための物理的なラインが遮断される。また、引き出された下段用紙トレイ90aが装置本体に押し込まれ、収納位置へと復帰することにより、トレイ側コネクタ96aが本体側コネクタ2aに挿入される。これにより、コネクタ2a,96a同士が接続し、下段用紙トレイ90aに搭載される電気部品に対する給電や信号の送受信を行うための物理的なラインが再度確保される。
図3は、第1の実施形態にかかる給紙装置2における下段用紙トレイ90aおよびこれに付随する装置本体の構成を模式的に示す回路図である。下段用紙トレイ90aのセット時、装置本体側の要素と、下段用紙トレイ90a側の要素とはコネクタ2a,96aを介して電気的に接続されている。装置本体側の要素としては、コントローラ102、ドライバIC103、トランジスタT1〜T3、電源回路(図示せず)などが挙げられ、下段用紙トレイ90a側の要素としては、解除検知センサ99a、ステッピングモータ94a、ロックソレノイド100aが挙げられる。
コントローラ102は、給紙装置2を統合的に制御する機能を担っている。コントローラ102としては、CPU、ROM、RAM、入出力インターフェースを主体に構成されるマイクロコンピュータを用いることができる。コントローラ102はコネクタ2a,96aを介して解除検知センサ99aと電気的に接続されており、コントローラ102には当該解除検知センサ99aからのセンサ出力が入力される。さらに、コントローラ102は、トレイ検出センサ104と接続されており、コントローラ102には当該トレイ検出センサ104からのセンサ出力が入力される。トレイ検出センサ104は、下段用紙トレイ90aがセットされているか否か、すなわち、収納位置にあるか否かを検出するセンサである。
また、コントローラ102はトランジスタ(MOSFET:Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor)T2のゲート端子と接続されるとともに、ノット回路を介してトランジスタ(バイポーラトランジスタ)T1のベース端子と接続されている。したがって、トランジスタT2のベース端子とノット回路とには、共通の制御出力がコントローラ102から入力され、ノット回路の出力がトランジスタT1のベース端子に入力される。すなわち、コントローラ102からオン信号が出力される場合、トランジスタT2はオン状態となり、トランジスタT1はオフ状態となる。一方、コントローラ102からオフ信号が出力されることにより、トランジスタT2がオフ状態となり、トランジスタT1がオン状態となる。
ドライバIC103はコネクタ2a,96aを介してステッピングモータ94aと電気的に接続されており、ステッピングモータ94aはドライバIC103により駆動制御される。ドライバIC103は、トランジスタT3のドレイン端子と接続されており、このトランジスタT3のソース端子は電源回路(例えば、24V)に接続されている。一方、トランジスタT3のゲート端子は、抵抗を介して電源回路と接続されるとともに、前述のトランジスタT1のコレクタ端子とそれぞれ接続される。これにより、トランジスタT1のオン状態に応じてトランジスタT3がオン状態となることによりドライバIC103への電源供給が行われ、トランジスタT1のオフ状態に応じてトランジスタT3がオフ状態となることによりドライバIC103への電源供給が遮断される。
ロックソレノイド100aは、コネクタ2a,96aを介して電源回路に接続されているとともに、コネクタ2a,96aを介してトランジスタT2のドレイン端子に接続されている。トランジスタT2のソース端子はグランドと接続している。そのため、トランジスタT2がオン状態となることによりロックソレノイド100aがオン状態(ロック解除状態)となり、トランジスタT2がオフ状態となることによりロックソレノイド100aがオフ状態(ロック状態)となる。
図4は、下段用紙トレイ90aの引き出しに対応する給紙装置2の動作を示すフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、所定周期で呼び出され、コントローラ102によって実行される。コントローラ102は、下段用紙トレイ90aが収納位置にある状態において、トランジスタT2およびノット回路に対してオフ信号を出力している。したがって、トランジスタT2はオフ状態となっており、ロックソレノイド100aもオフ状態であるため、下段用紙トレイ90aはロックされた状態となっている。また、オフ信号の入力に応じてノット回路からオン信号が出力されるため、トランジスタT1,T3がそれぞれオン状態となり、ドライバIC103への電源供給が行われた状態となっている。
ステップ1(S1)において、コントローラ102は、トレイ検出センサ104からのセンサ出力を読み込み、下段用紙トレイ90aがセットされているか否かを判断する。このステップ1において肯定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aがセットされている場合には、ステップ2(S2)に進む。一方、ステップ1において否定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aがセットされていない場合には、本ルーチンを終了する。この場合、コントローラ102にはユーザに対して異常などを警報してもよい。
ステップ2(S2)において、コントローラ102は、解除検知センサ99aからのセンサ出力(検出結果)を読み込む。そして、ステップ3(S3)において、コントローラ102は、読み込んだセンサ出力に基づいて、ロック解除レバー98aが握られたか否かを判断する。このステップ3において肯定判定された場合、すなわち、ロック解除レバー98aが握られた場合には、ステップ4(S4)に進む。一方、ステップ3において否定判定された場合、すなわち、ロック解除レバー98aが握られていない場合には、再度ステップ3の処理を行う。
ステップ4において、コントローラ102は、オン信号を出力する。具体的には、コントローラ102は、トランジスタT2およびノット回路に対してオン信号を出力する。オン信号の入力によりトランジスタT2がオン状態となるため、ロックソレノイド100aがオン状態となる。また、オン信号の入力に応じてノット回路からオフ信号が出力されるため、トランジスタT1,T3がそれぞれオフ状態となり、ドライバIC103への電源供給が遮断される。ロックソレノイド100aがオン状態となると、ロック部材101aによる係合状態が解除されため、ユーザによる下段用紙トレイ90aの引き出しが可能となる。
ステップ5(S5)において、コントローラ102は、トレイ検出センサ104からのセンサ出力を読み込み、下段用紙トレイ90aが引き出されたか否かを判断する。このステップ5において肯定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aが引き出された場合には、ステップ6(S6)に進む。一方、ステップ5において否定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aが引き出されていない場合には、再度ステップ5の処理を行う。
ステップ6において、コントローラ102は、トレイ検出センサ104からのセンサ出力を読み込み、下段用紙トレイ90aがセットされたか否かを判断する。このステップ6において肯定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aがセットされた場合には、ステップ7(S7)に進む。一方、ステップ6において否定判定された場合、すなわち、下段用紙トレイ90aがセットされていない場合には、再度ステップ6の処理を行う。
ステップ7において、コントローラ102は、オフ信号を出力する。具体的には、コントローラ102は、トランジスタT2およびノット回路に対してオフ信号を出力する。これにより、トランジスタT2がオフ状態となるため、ロックソレノイド100aがオフ状態となり、ロック部材101aにより下段用紙トレイ90aがロックされる。一方、オフ信号の入力に応じてノット回路からオン信号が出力されるため、トランジスタT1,T3がそれぞれオン状態となり、ドライバIC103への電源供給が開始される。
このように本実施形態によれば、ユーザによる下段給紙トレイ90aの引き出しに先立ってドライバIC103への電源供給がコントローラ102により遮断される。そのため、下段用紙トレイ90aが引き出される前、すなわち、本体側コネクタ2aからトレイ側コネクタ96aが脱抜される前に、ドライバIC103の電源供給が遮断されることとなる。これにより、下段用紙トレイ90aの引き出しに応じて本体側コネクタ2aからトレイ側コネクタ96aが脱抜されても、ドライバIC103に逆起電力が作用するといった事態を抑制することができる。これにより、ドライバIC103が破損するといった事態を抑制することができる。
また、本実施形態によれば、ロックソレノイド100aを動作させるロック解除レバー98aの操作を検知している。下段用紙トレイ90aは、通常、装置本体に対してロックされた状態にあるので、下段用紙トレイ90aを引き出すためには、それに先立ちロック解除レバー98aを操作する必要がある。このように、下段用紙トレイ90aの引き出しに先立って行われるユーザの補助操作を検出し、これをトリガーとすることで、ユーザによる下段給紙トレイ90aの引き出し前にドライバIC103への電源供給の遮断を確実に行うことができる。
また、本実施形態によれば、ロック解除レバー98aの操作が検知された場合、コントローラ102は、ロックソレノイド100aおよびロック部材101aからなるロック機構によるロック解除を行うとともに、これと同期してドライバIC103への電源供給を遮断する。かかる構成によれば、ロック部材101aのロックが解除されたタイミングにおいて、ドライバIC103への電源供給が遮断される。これにより、ドライバIC103への電源供給の遮断よりも前に下段用紙トレイ90aが引き出されてしまうといった事態を有効に抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、コントローラ102からの共通の制御出力がノット回路およびトランジスタT2にそれぞれ入力されているが、トランジスタT1,T2へそれぞれ独立した制御出力をコントローラ102から入力させてもよい。この場合、コントローラ102は、ユーザの補助操作を検出した場合には、ロック機構に対するロック解除と同期して、ドライバIC103への電源供給を遮断すればよい。
また、上述した実施形態では、回路の構成上、ロック解除と同期して、ドライバIC103への電源供給を遮断しているが、本実施形態はこれに限定されない。前述のように、コントローラ102からトランジスタT1,T2へそれぞれ独立した制御出力を入力させるケースでは、コントローラ102は、ユーザのロック解除操作を検知したことを条件に、ドライバIC103への電源供給を遮断し、その後、ロック部材101aの係合状態を解除してもよい。また、コントローラ102は、ユーザのロック解除操作を検知したことを条件に、ロック部材101aの係合状態が解除されるまでの間にドライバIC103への電源供給を遮断してもよい。
さらには、コントローラ102は、ユーザがロック解除操作(補助操作)を行ったこと、あるいは、実際にロックが解除されたことをもって、下段用紙トレイ90aが引き出し可能な状態を検知し、これをトリガーとしてドライバIC103への電源供給を遮断してもよい。
(第2の実施形態)
下段用紙トレイ90aの引き出しに先立って行われるユーザの補助操作としては、上述した実施形態に示すように、ユーザのロック解除レバー98aの操作が挙げられる。しかしながら、補助操作としては種々の形態を考えられるので、以下、その説明を行う。
上述した実施形態では、下段用紙トレイ90aをロックするロック機構を備える構成であったため、下段用紙トレイ90aを引き出す前に、ロック機構によるロックの解除が操作として必要なる。そのため、ロック解除にともなう操作を補助操作として検出し、これをトリガーとしてコントローラ102はドライバIC103の電源供給を遮断するものである。
しかしながら、下段用紙トレイ90aがロック機構を備えないようなケースでは、ロック解除操作が不要となる。そこで、このようなケースでは、取っ手97aに接触センサなどを配置しておき、ユーザが取っ手97aに触れたことを補助操作として検出してもよい。また、下段用紙トレイ90aにスイッチなどを設けておき、下段用紙トレイ90aを引き出す際には、その前提として、当該スイッチを操作させるようにしてもよい。これにより、当該スイッチ操作を補助操作として検出することができる。なお、このようなスイッチを設けずとも、画像形成装置が備える入力パネルを介して、ユーザに下段用紙トレイ90aを引き出すか否かを確認し、この応答に対する入力パネルへの操作を補助操作とすることも可能である。さらに、装置本体の正面側に設けられる扉を開けたことを検出し、当該扉の開操作を補助操作として検出してもよい。なお、これらの手法は、ロック機構を備える第1の実施形態において、ロック解除操作の検知に代えて、前述の手法を適用することができる。
このように本実施形態によれば、ユーザの種々の操作を補助操作として用いることができるので、下段用紙トレイ90aが引き出される前にドライバIC103への電源供給を有効に遮断することができる。
なお、上述した各実施形態では、コントローラ102からの制御出力に応じてロックソレノイド100aが動作することにより、下段用紙トレイ90aに対するロック状態とロック解除状態とを切り替えている。しかしながら、ロック機構は、例えば、ロック解除レバー98aとロック部材101aとを機械的に連結して構成されるロック機構であってもよい。この場合、第1の実施形態と同様に、ユーザによるロック解除レバー98aの操作を解除検知センサ99aにより検知することで、コントローラ102はドライバIC103の電源供給を遮断することができる。
なお、前述のケースでは、ロック解除レバー98aとロック部材101aとの機械的な連結に、あそびとなるゆとりをもたせてもよい。この場合、あそびにより、下段用紙トレイ90aに対するロックが解除される前に、ロック解除レバー98aの操作を検出することができるので、下段用紙トレイ90aが引き出される前にドライバIC103の電源供給を有効に遮断することができる。
上述した各実施形態では、下段用紙トレイについて説明を行ったが、装置本体とコネクタで接続され、かつ、給紙トレイ側にステッピングモータを備える給紙トレイのすべてを対象として、上述した手法を適用することができる。
また、本実施形態では、給紙装置2が備える給紙トレイ90a〜90cのみならず、本体ユニット1が備える用紙トレイPG1〜PG3を対象として、上述した手法を適用することも可能である。また、定着装置50などのように、本体ユニット1(画像形成装置)から引き出し可能な種々のユニット(引出ユニット)について、上述した手法を適用することができる。
1 本体ユニット
2 給紙装置
2a 本体側コネクタ
10 原稿読取部
20Y〜20K 露光部
30Y〜30K 画像形成部
40 中間転写部
41 中間転写ベルト
42 第2転写ローラ
50 定着装置
60 排紙反転部
70 再給紙部
80 給紙部
90a〜90c 用紙トレイ
91a〜90c 搬送ベルト
92a〜92b ループローラ
93 レジストローラ
94a〜94b ステッピングモータ
95a〜95c ガイド機構
96a トレイ側コネクタ
97a 取っ手
98a ロック解除レバー
99a 解除検知センサ
100a ロックソレノイド
101a ロック部材
102 コントローラ
103 ドライバIC
104 トレイ検出センサ

Claims (7)

  1. ガイド機構に案内されて装置本体の収納位置から引出自在に構成される引出ユニットと、
    前記引出ユニットに取り付けられており、前記収納位置において装置本体側に設けられる本体側コネクタに挿入されるとともに前記引出ユニットの引き出しに応じて前記本体側コネクタから脱抜されるユニット側コネクタと、
    前記引出ユニットに搭載されており、前記ユニット側コネクタと電気的に接続されるステッピングモータと、
    前記本体側コネクタと電気的に接続されており、前記ステッピングモータを駆動制御するモータ駆動回路と、
    ユーザによる前記引出ユニットの引き出しに先立って前記モータ駆動回路への電源供給を遮断する制御部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記引出ユニットの引き出しに先立って行われるユーザの補助操作を検知する操作検知部をさらに有し、
    前記制御部は、前記操作検知部によりユーザの補助操作が検知された場合に、前記モータ駆動回路への電源供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  3. 前記制御部に制御されることによりロック状態とロック解除状態とが切替可能となっており、前記引出ユニットの引き出しをロックするロック機構をさらに有し、
    前記操作検知部は、前記補助操作として、前記ロック機構に対するユーザの解除操作を検知することを特徴とする請求項2に記載された画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記操作検知部によりユーザの補助操作が検知された場合、前記ロック機構をロック解除状態に制御するとともに、前記モータ駆動回路への電源供給を遮断することを特徴とする請求項3記載された画像形成装置。
  5. 前記引出ユニットの引き出し可能な状態を検知する状態検知部をさらに有し、
    前記制御部は、前記状態検知部により前記引出ユニットの引き出し可能な状態が検知された場合に、前記モータ駆動回路への電源供給を遮断することを特徴とする請求項1に記載された画像形成装置。
  6. 前記制御部に制御されることによりロック状態とロック解除状態とが切替可能となっており、前記引出ユニットの引き出しをロックするロック機構をさらに有し、
    前記状態検知部は、前記引出ユニットの引き出し可能な状態として、前記ロック機構に対するユーザの解除操作を検知することを特徴とする請求項5に記載された画像形成装置。
  7. 用紙を収納可能であり、ガイド機構に案内されて装置本体の収納位置から引出自在に構成される用紙トレイと、
    前記用紙トレイに取り付けられており、前記収納位置において装置本体側に設けられる本体側コネクタに挿入されるとともに前記用紙トレイの引き出しに応じて前記本体側コネクタから脱抜されるトレイ側コネクタと、
    前記用紙トレイに搭載されて前記トレイ側コネクタと電気的に接続されており、用紙を給紙するためのローラを駆動するステッピングモータと、
    前記本体側コネクタと電気的に接続されており、前記ステッピングモータを駆動制御するモータ駆動回路と、
    ユーザによる前記用紙トレイの引き出しに先立って前記モータ駆動回路への電源供給を遮断する制御部と、
    を有することを特徴とする給紙装置。
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