JP2011189217A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技機5の停電復帰時に表示を速やかに完全復帰させる。
【解決手段】 電源の供給を受け、遊技状態を制御する主基板1と、該主基板1から表示内容を指示するコマンドを受け表示状態を制御する図柄制御基板7、電飾制御基板11とを備えた遊技機5であって、
電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、図柄制御基板7と、電飾制御基板11とを初期化すると共に、主基板1から図柄制御基板7、電飾制御基板11に図柄を指示するコマンドや高確率状態を指示するコマンドを出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ機や回胴式遊技機などの遊技機の停電時の対応技術に関する。
従来、遊技機への不正を排除する目的で、遊技機の機能毎に制御装置をユニット化すると共に、特に遊技を提供する機能を有する遊技制御手段を主基板にし、他をサブユニットに位置付けて、データの流れを主基板からサブユニット方向へ信号が出力するのみの1方向化にして、主基板に出来るだけ信号が入力しないようにする試みが行われている。この方式では、サブユニットの中で、賞球に係わる基板以外は、マイクロコントローラやRAMをバックアップすることなく、停電が発生した場合は、そのまま作動を停止し、電源供給の復旧後は、新たな信号を主基板から受信して、新たな処理を実行するよう構成されていた。
ところでサブユニットの中で、遊技を反映した表示を行う図柄制御基板や電飾制御基板等では、大当り時や図柄変動中に停電が発生した場合には、電源供給の復旧後に、停電が発生したときに表示していた動く図柄や動画の続きを表示させることが出来ず、しかも主基板は、停電の発生時点までに送信されていた信号の続きを電源供給が復旧された後でそのまま出力するだけであった。
このため、電源供給の復旧後に、表示の一部分が表示されない状態が長く続くことがあり、遊技者に故障が発生したとの誤解を与え、呼出ボタンが押されて遊技場のスタッフに過大な負担を掛けてしまったり、そのまま放置されて遊技台の稼働率が低下する虞があった。
そこで、本発明では、停電からの復帰時に遊技者に故障であるとの誤解を与えることのない遊技機の提供を目的とする。
上記課題を解決するための手段として、請求項1の発明の遊技機は、電源の供給を受け、遊技状態を制御する遊技制御手段と、該遊技制御手段から電飾の発光パターンを指示するコマンドを受け電飾手段の発光態様を制御する電飾制御手段とを備えた遊技機であって、 電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記電飾制御手段を所定の状態にする電源供給開始時設定手段と、電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記遊技制御手段から上記電飾制御手段に、停電時の上記電飾の発光パターンを指示するコマンドの出力状態に応じて、予め定められた復帰ポイントから発光表示を開始するよう電源供給開始時信号を出力させる電源供給開始時信号出力手段と、を備えることを要旨とする。
これにより、遊技機は、電源の供給を受けている場合には、遊技制御手段が遊技状態を制御し、電飾制御手段が遊技制御手段から電飾の発光パターンを指示するコマンドを受け、電飾手段の発光態様を制御する。
一方、遊技機への電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、電源供給開始時設定手段が電飾制御手段を所定の状態にする。例えば、所定の発光パターンを表示する状態、所定の信号だけを受け入れる状態、所定の発光パターンだけを表示する信号だけを受け入れる状態、或いは初期化状態にする。
また、遊技機への電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、電源供給開始時信号出力手段が遊技制御手段から電飾制御手段に、停電時の電飾の発光パターンを指示するコマンドの出力状態に応じて、予め定められた復帰ポイントから発光表示を開始するよう電源供給開始時信号を出力させる
従って、電源の復帰時に、遊技機の電飾手段の発光態様が、予定の適切な状態にされ、遊技者に故障であるとの誤解を与えたり、遊技者に不信感や違和感を与えることのない表示を行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する
請求項2の発明の遊技機は、上記電源供給開始時信号出力手段が出力する電源供給開始時信号は、上記遊技制御手段から上記電飾制御手段に入力される電飾の発光パターンを指示する単一のコマンドであることを特徴とする請求項1記載の遊技機を要旨とする。
これにより、電飾が復帰するコマンドは、この電飾の発光パターンを指示するコマンドが1個入力するだけで電飾の発光表示が完全に復帰し、遊技者は、遊技状態を反映した電飾の発光表示を認識することが出来る。
従って、電源の復帰時に、遊技機の電飾手段の発光態様が、予定の適切な状態にされ、遊技者に故障であるとの誤解を与えたり、遊技者に不信感や違和感を与えることのない表示を行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
請求項3の発明の遊技機は、上記予め定められた復帰ポイントは、上記遊技制御手段から電飾の発光パターンを指示する単一のコマンドが上記電飾制御手段に入力された時点としたことを特徴とする請求項2記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技制御手段からコマンドが出力されると、表4の電飾復帰ポイント欄にあるコマンドの電飾制御手段への入力時点に、電飾の表示が完全に復帰し、遊技者は、遊技機の状態を把握可能になる。
従って、停電からの復帰時に、速やかに電飾が元に戻り、遊技者に安心して遊技を続けさせることが可能になる。
請求項4の発明の遊技機は、上記遊技制御手段から図柄の動作状態を指示するコマンドを受け図柄表示手段に表示される図柄の態様を制御する図柄制御手段を備え、電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記図柄制御手段を所定の状態にする第2電源供給開始時設定手段と、電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記遊技制御手段から上記図柄制御手段に、停電時の上記図柄の動作状態を指示するコマンドの出力状態に応じて、予め定められた復帰ポイントから図柄の表示を開始するよう第2電源供給開始時信号を出力させる第2電源供給開始時信号出力手段と、 を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技機は、電源の供給を受けている場合には、図柄制御手段が遊技制御手段から図柄の動作状態を指示するコマンドを受け、図柄表示手段に表示される図柄の態様を制御する。
一方、遊技機への電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、第2電源供給開始時設定手段が図柄制御手段を所定の状態にする。例えば、所定の図柄を表示する状態、所定の信号だけを受け入れる状態、所定の図柄だけを表示する信号だけを受け入れる状態、或いは初期化状態にする。
また、遊技機への電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、第2電源供給開始時信号出力手段が遊技制御手段から図柄制御手段に、停電時の上記図柄の動作状態を指示するコマンドの出力状態に応じて、予め定められた復帰ポイントから図柄の表示を開始するよう第2電源供給開始時信号を出力させる。
従って、電源の復帰時に、遊技機の図柄表示手段に表示される図柄の態様が、予定の適切な状態にされ、遊技者に故障であるとの誤解を与えたり、遊技者に不信感や違和感を与えることのない表示を行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
求項5の発明の遊技機は、上記第2電源供給開始時信号出力手段が出力する第2電源供給開始時信号は、上記遊技制御手段から上記図柄制御手段に入力される図柄の動作状態を指示する単一のコマンドであることを特徴とする請求項4記載の遊技機を要旨とする。
これにより、図柄が復帰するコマンドは、この図柄の動作状態を指示するコマンドが1個入力するだけで図柄表示手段の図柄表示が完全に復帰し、遊技状態を遊技者が把握可能な状態になる。
従って、電源の復帰時に、遊技機の図柄表示手段に表示される図柄の態様が、予定の適切な状態にされ、遊技者に故障であるとの誤解を与えたり、遊技者に不信感や違和感を与えることのない表示を行うことが可能になると言う極めて優れた効果を奏する。
請求項6の発明の遊技機は、上記予め定められた復帰ポイントは、上記遊技制御手段から図柄の動作状態を指示する単一のコマンドが上記図柄制御手段に入力された時点としたことを特徴とする請求項5記載の遊技機を要旨とする。
これにより、遊技制御手段からコマンドが出力されると、表3の電飾復帰ポイント欄にあるコマンドの電飾制御手段への入力時点に、図柄表示手段の表示が完全に復帰する。
従って、停電からの復帰が速やかに行われ、遊技機の遊技状態を反映した完全な図柄を図柄表示手段が表示する。
主基板1と、図柄制御基板7と、電飾制御基板11と、電源基板15との間のインタフェースに関するブロック図である。 遊技機5の電気制御系のブロック図である。 電源基板15の起動と停止のタイミングチャートである。 電源基板15の停電時のタイミングチャートである。 電源投入時、又は停電の復帰時に主基板1によって実行される主制御処理ルーチンのフローチャートである。 MPU71にてタイマINT(2ms)が発生した場合に、主基板1によって、通常、実行されるタイマINT処理ルーチンのフローチャートである。 主基板1のMPU71のNMI処理ルーチンのフローチャートである。 主基板1から図柄制御基板7に出力されるコマンドの遷移の状態を示す遷移図である。 主基板1から電飾制御基板11に出力されるコマンドの遷移の状態を示す遷移図である。
次に発明の実施の形態を説明する。
図1は、主基板1と、図柄制御基板7と、電飾制御基板11と、電源基板15との間のインタフェースに関するブロック図、図2は、遊技機5の電気制御系のブロック図を示す。
遊技機5は、外観の図示を省略するが遊技球が入賞口に入賞したら遊技球の賞品(賞球)を払い出すと共に、興趣のある画像や音響を出力するパチンコ遊技を提供するものであって、図2に示すように、遊技制御を行う主基板1を中心にして、以下に示すような基板等を備えている。
即ち、遊技機5は、詳細は省略するが主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11と、発射制御基板13と、電源基板15とを備えている。
主基板1には、下記に内容を示すような入力スイッチ(入力SW)16と、大入賞口SOL、普通電動役物SOLなどの出力ソレノイド(出力SOL)18と、図柄確定回数、大当り、大入賞口などの盤用外部端子板21と、補給球不足スイッチ(補給球不足SW)23と、下受け皿満杯スイッチ(下受け皿満杯SW)25とが接続されている。
入力SW16は、第1種始動口SW、特定領域SW、大入賞口SW、普通図柄作動ゲートSW、普通電動役物SW、普通入賞口SWなどがそれぞれスイッチ信号(SW信号)を主基板1に供給する。
又、主基板1は、各種コマンドをデータ信号と、ストローブ信号とを利用して、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11とに供給することにより、概ね以下に示すような処理を行う。
賞球制御基板3は、データ信号と、ストローブ信号とに基づき、賞球SW31、貸球SW33、賞球モータ制御SW35、賞球モータ37、振分SOL39を利用して、遊技球を図示しない上皿に払い出すと共に、発射制御信号を発射制御基板13に出力する。又、賞球制御基板3には、後述する状態表示器46が取り付けられ、枠用外部端子板41が接続される。枠用外部端子板41には、賞球端子、球貸し端子、金枠開放端子、内枠開放端子が設けられ、金枠開放SW43と、内枠開放SW45とが接続されている。
図柄制御基板7は、データ信号と、ストローブ信号とによって、後述する各種コマンドを主基板1から入力して、特別図柄表示装置47と、普通図柄表示装置49とを利用して、詳細を後述する異常の表示と、遊技の特別図柄の表示と、普通図柄の表示とを行う。
音声制御基板9は、データ信号と、ストローブ信号とに基づき、スピーカ51を利用して、遊技に係わる音響を出力する。
電飾制御基板11は、データ信号と、ストローブ信号とに基づき、LEDなどの電飾53を利用して、文字、図柄、発光パターンなどの遊技に係わる電飾パターンを発生する。又、異常の表示を電飾パターンで表示する機能を有する。
発射制御基板13は、発射制御信号を入力し、タッチプレート61と、発射停止SW63と、発射モータ65とに接続され、遊技球の発射を制御する。
以上に概略を説明した主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11と、発射制御基板13とには、電源基板15からのリセット信号線RSWと、電源供給線DGW(A)、(B)とが接続されている。リセット信号線RSWは、主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11と、発射制御基板13とを電源基板15から一括して、リセットするためのものであって、主として、電源供給開始時の初期化に用いられる。
電源供給線DGW(A)は、主基板1と、賞球制御基板3とが動作するために必要な電力を供給し、電源供給線DGW(B)は、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11と、発射制御基板13とがそれぞれ動作するために必要な電力を供給する。
又、電源基板15からは、停電信号線TSWと、バックアップ電源線BKWとが主基板1と、賞球制御基板3とに接続されている。
停電信号線TSWと、バックアップ電源線BKWとが供給される主基板1と、賞球制御基板3とは、共に周知のマイクロコンピュータを構成するCPU、ROM、RAM17、19を備えており、バックアップ電源線BKWは、電源供給線DGW(A)が供給する電力が低下した後もRAM17、19のデータを保持するために必要なバックアップ電源を供給する。ここでは、バックアップ電源線BKWに電力を供給する電源基板15は、遊技機5に供給されていた電源が遮断されて後、20時間以上バックアップ電源を供給する能力を有する。
次に、図1及び図2に基づいて、電源基板15と、主基板1と、図柄制御基板7と、電飾制御基板11との間で、電源供給と信号供給とを行う構成を説明する。なお、詳細な構成の説明は省略する。
電源基板15は、主基板1と、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、音声制御基板9と、電飾制御基板11と、発射制御基板13とに、電源供給と信号供給とを行うために、図1に示す賞球数異常復帰SW121と、停電信号発生回路123と、リセット信号(A)発生回路125と、主基板及び賞球制御基板用電源作成回路(+5V(A) +12V(A) バックアップ電源)127と、リセット信号(B)発生回路129と、制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131と、電源作成回路(+32V)133とを備えている。
賞球数異常復帰SW121は、遊技機5の裏側から操作可能な位置に取り付けられている押しボタンスイッチ構造であって、電源基板15上に取り付けられている。なお、押しボタン構造に替えて、所定の鍵によって操作するキースイッチ構造としても良い。賞球数異常復帰SW121には、賞球数異常復帰線SISWが接続されている。賞球数異常復帰線SISWは、主基板1に接続されている。接続先の詳細に関しては、後述する。
停電信号発生回路123は、図3の電源基板15の起動と停止のタイミングチャート、及び図4の電源基板15の停電時のタイミングチャートに示す停電信号を出力する構成を有する。
ここでは図3又は図4に示すように、AC24Vが20ms以上供給され続け、且つ、電源+5V(A)、+12V(A)、+32Vが正常な状態のとき、停電信号がHi(高レベル)に出力される。従って、図3の4)に示すように、AC24Vの停電状態が20ms未満のときは、停電状態と見なさない。また、図3又図4に示すように、AC24Vの停電状態が20ms以上続く場合、停電信号はLowの出力されるが、図4の4)に示すように、前記停電信号Low出力開始から、(停電処理)300msの間にAC24Vが停電状態から復帰したとき、図4の5)に示すように、(停電処理)300ms経過後、停電信号はHiに出力される。
リセット信号(A)発生回路125は、図3の電源基板15の起動と停止のタイミングチャート、及び図4の電源基板15の停電時のタイミングチャートに示すリセット信号(A)を出力する構成を有する。
ここでは、図3の3)に示すように、停電信号がHi出力されてから10ms経過後、Hi出力される。又、8)に示すように、停電信号Low出力開始から300ms経過後Low出力する。図4の5)に示すように、停電信号Low出力開始から300ms経過後Low出力する。
主基板及び賞球制御基板用電源作成回路(+5V(A) +12V(A) バックアップ電源)127は、図示しない電源用コンデンサを備え、+5V(A) +12V(A)電源が、AC24Vがダウン後、図3の6)、8)に示すように、主基板1と賞球制御基板3とが停電であるとの判断を行う20msに、停電処理を行う300msを加えた320msの間、規定の電圧を保持後、自然放電によってLow出力になる。バックアップ電源は、図3の9)に示すように、停電復帰保証時間(電気二重層コンデンサの放電時間、約20時間)を経過するまで、主基板1と賞球制御基板3とに、RAM17、19のバックアップ電源を供給する。
リセット信号(B)発生回路129は、図3の3)に示すように、停電信号がHi出力されてから10ms経過後、Hi出力される。又、6)に示すように、20ms以上の停電が発生したとき、Low(低レベル)出力される。
制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131は、図示しない電源用コンデンサを備え、AC24Vがダウン後、図3の6)、7)に示すように、停電判定用の20msの間、規定の電圧を保持後、自然放電によってLow出力になる。
電源作成回路(+32V)133は、AC24Vがダウン後、自然放電によってLow出力になる。
なお、電源基板15の諸元は、設計思想により適宜変更される。
電源基板15から電源供給線DGW(A)によって、+5V(A)と、+12V(A)と、バックアップ電源との供給を受ける主基板1は、図1に示すように、CPU,ROM,RAM17等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)71と、このMPU71に接続されたシステムリセット回路141と、停電信号受信回路143と、賞球数異常復帰信号受信回路145と、ポート回路147と、ストローブ信号送信回路149と、データ信号送信回路150とを備えている。
MPU71は、RESET端子151と、NMI端子153と、PORT端子155、157と、DATA端子159とを備えている。なお、NMI端子153の様に、「NMI」の文字の上のラインである、ローイネーブルを示すラインは、図面にのみ記載し、明細書中では、記載を省略する。MPU71、83の端子の説明に用いる各記号に関しては、特に説明のない限り米国ザイログ社の商標「Z80」で表示されるマイクロプロセッサーの規格に準拠する。
RESET端子151は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路141が接続されており、システムリセット回路141を介して、リセット信号(A)を入力する。なお、MPU71の動作の説明に関しては、後述する。
NMI端子153と、PORT端子155は、停電信号線TSWに接続された停電信号受信回路143が接続されており、停電信号受信回路143を介して、停電信号を入力する。
PORT端子157は、賞球数異常復帰線SISWに接続された賞球数異常復帰信号受信回路145が接続されており、賞球数異常復帰信号受信回路145を介して、賞球数異常復帰信号を入力する。
DATA端子159は、ポート回路147を介して、ストローブ信号送信回路149と、データ信号送信回路150とにデータを出力することによって、賞球制御基板3と、図柄制御基板7と、電飾制御基板11とを制御するためのストローブ信号と、データ信号とを出力する。ストローブ信号は、ストローブ信号線STBWに出力され、データ信号は、データ信号線DATAWに出力される。
電源基板15から電源供給線DGW(A)によって、+5V(A)と、+12V(A)と、バックアップ電源との供給を受ける賞球制御基板3の詳細の説明は省略する。
電源基板15から電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)との供給を受ける図柄制御基板7は、図1に示すように、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)181と、このMPU181に接続されたシステムリセット回路184と、ストローブ信号受信回路185と、データ信号受信回路187とを備えている。
MPU181は、RESET端子189と、INT端子191と、PORT端子193とを備えている。
RESET端子189は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路184が接続されており、システムリセット回路184を介して、リセット信号(B)を入力する。なお、MPU181の動作の説明に関しては、後述する。
INT端子191は、ストローブ信号線STBWに接続されたストローブ信号受信回路185が接続されており、ストローブ信号受信回路185を介して、主基板1からストローブ信号を入力する。
PORT端子193は、データ信号線DATAWに接続されたデータ信号受信回路187を介して、主基板1からデータ信号を入力する。
電源基板15から電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)との供給を受ける音声制御基板9の詳細の説明は省略する。
電源基板15から電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)との供給を受ける電飾制御基板11は、図1に示すように、CPU,ROM,RAM等を備えたマイクロ制御ユニット(MPU)201と、このMPU201に接続されたシステムリセット回路203と、ストローブ信号受信回路205と、データ信号受信回路207とを備えている。
MPU201は、RESET端子209と、INT端子211と、PORT端子213とを備えている。
RESET端子209は、リセット信号線RSWに接続されたシステムリセット回路203が接続されており、システムリセット回路203を介して、リセット信号(B)を入力する。なお、MPU201の動作の説明に関しては、後述する。
INT端子211は、ストローブ信号線STBWに接続されたストローブ信号受信回路205が接続されており、ストローブ信号受信回路205を介して、ストローブ信号を入力する。
PORT端子213は、データ信号線DATAWに接続されたデータ信号受信回路207を介して、データ信号を入力する。
電源基板15から電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)と、+32Vの供給を受ける発射制御基板13の詳細の説明は省略する。
図5は、電源投入時や停電復帰時に主基板1によって実行される主制御処理ルーチンのフローチャートである。この主制御処理ルーチンは、リセット信号(A)のHiが主基板1に入力された場合に起動される。まず、MPU71の内蔵レジスタ設定処理を行い(S100)、ついでMPU71に取り付けられているRAM17が正常であるかを判断する(S110)。電源の投入時は、RAM17が正常ではないと判断され、次にRAM17の初期化処理を行う(S120)。その後、電源投入時コマンド作成を行う(S130)。この電源投入時コマンドは、賞球制御基板3、図柄制御基板7、音声制御基板9、電飾制御基板11に対して、電源投入時に送り出されるもので、後述するタイマINT処理によって、実際に出力される。この電源投入時コマンドが、賞球制御基板3、図柄制御基板7、音声制御基板9、電飾制御基板11に出力されることで、次の様な処理が行われる。
賞球制御基板3は、賞球制御基板3の初期化、(作業領域の初期化)を行う。
図柄制御基板7は、表1に示す特別図柄の動作状態を指示するコマンドの中から、電源投入時コマンドC1(Cの添字は、図、及び表では下付き文字で示されているが、明細書中では全て全角数字で記す。)を主基板1から入力して、特別図柄表示装置47の電源投入時の表示(図柄、背景など)の指定を行う。
また、図示しない普通図柄の動作状態を指示するコマンドを入力して、普通図柄表示装置49の電源投入時の表示の指定を行う。
Figure 2011189217
音声制御基板9は、無音の指定を行う。
電飾制御基板11は、表2に示すように、電源投入時コマンドC1を主基板1から入力して、待機中の電飾パターンの指定を行う。
Figure 2011189217
S130の電源投入時コマンド作成後、次に内部、及び外部の全割り込み要因を許可するINT割り込みの許可を行い(S140)、乱数更新処理を繰り返す(S150)。
これにより、INT割込が許可され、抽選用の乱数の作成が行われる。
又、S110の判断で、RAM17が正常であると判断された場合、即ち停電からの復帰時である場合には、詳細を後述する停電復帰時コマンド作成を行い(S160)、停電復帰処理を実行する(S170)。
図6は、MPU71にてタイマINT(2ms)が発生した場合に、主基板1によって、通常、実行されるタイマINT処理ルーチンのフローチャートである。
まずレジスタの退避処理を行い(S200)、次いで出力処理を行って(S210)、入力処理を行う(S220)。出力処理では、MPU71から外部にデータを出力する。出力処理としては、S230によって行われる異常検出によって、主基板1から図柄制御基板7と、電飾制御基板11とに後述するコマンドを出力する処理やS240によって行われる通常の遊技機処理によって主基板1から図柄制御基板7と電飾制御基板11とに後述するコマンドを出力する処理がある。コマンドは、ストローブ信号と、データ信号とによって伝送される。入力処理では、MPU71の外部からデータを入力する。入力処理としては、電源基板15に取り付けられている賞球数異常復帰SW121の操作状態を入力する処理がある。
次に異常検出、復帰処理を行い(S230)、通常の遊技機処理を行う(S240)。異常検出処理では、賞球数異常、下受け皿満杯異常、補給球不足異常、賞球SW31の断線・短絡異常の4種類を次に示すように検出する。
賞球数異常の検出:
主基板1から賞球制御基板3に賞球のコマンドを送出するときに、賞球数を賞球カウンタに加算し、タイマー値にxmsを設定する。
また、賞球SW31を賞球が通過したときに賞球カウンタを通過した賞球数分減算し、タイマー値にxmsを設定する。
タイマー値を減算し、タイマー値が0になった時点で賞球カウンタの値が5以上ならば賞球数異常(不足)とする。
また、賞球カウンタを減算し0未満になった場合も賞球数異常(超過)とする。
賞球数異常の検出時には、主基板1から図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に賞球数異常の表示を指示するコマンドを送出し、電飾制御基板11に、賞球数異常の電飾パターンを表示させるコマンドを送出する。
下受け皿満杯異常の検出:
下受け皿満杯SW25がONのとき下受け皿満杯異常とする。
下受け皿満杯異常時に主基板1から賞球制御基板3に賞球払い出しの停止を指示するコマンドの送出と、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に下受け皿満杯異常の表示を指示するコマンドを送出する。
補給球不足異常の検出:
補給球不足SW23がOFFのとき補給球不足異常とする。
補給球不足異常時に主基板1から賞球制御基板3に賞球払い出しの停止を指示するコマンドの送出と、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に補給球不足異常の表示を指示するコマンドを送出する。
賞球SW31の断線・短絡異常の検出:
賞球SW31が1996ms以上ONのとき賞球SW31の断線・短絡異常とする。
賞球SW31の断線・短絡異常時に主基板1から賞球制御基板3に賞球払い出しの停止を指示するコマンドの送出と、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に賞球SW31の断線・短絡異常の表示を指示するコマンドを送出する。
又、復帰処理では、賞球数異常の復帰、下受け皿満杯異常の復帰、補給球不足異常の復帰、賞球SW31の断線・短絡異常の復帰の4種類を次に示すように実行する。
賞球数異常の復帰:
主基板1から賞球制御基板3に賞球のコマンドを送出するときに、賞球数を賞球カウンタに加算し、タイマー値にxmsを設定する。
また、賞球SW31を賞球が通過したときに賞球カウンタを通過した賞球数分減算し、タイマー値にxmsを設定する。タイマー値を減算し、タイマー値が0になった時点で賞球カウンタの値が5未満で、且つ、賞球数異常中ならば賞球数異常(不足)の復帰とする。
また、賞球数異常(超過・不足共に)は電源投入時、又は、賞球数異常復帰信号により復帰する。賞球数異常復帰時には、主基板1から賞球制御基板3に、賞球制御基板3の初期化を指示するコマンドの送出、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に賞球数異常の非表示を指示するコマンドの送出、電飾制御基板11に、賞球数復帰の電飾パターンを指示するコマンドの送出を行う。
下受け皿満杯異常の復帰:
下受け皿満杯SW25がOFFで、且つ、下受け皿満杯異常のとき下受け皿満杯異常の復帰とする。
下受け皿満杯異常復帰時に主基板1から賞球制御基板3に、賞球払い出しの開始を指示するコマンドの送出、図柄制御基板7に、下受け皿満杯異常の非表示を指示するコマンドを送出する。
補給数不足異常の復帰:
補給球不足SW23がONで、且つ、補給球異常中のとき補給球不足異常の復帰とする。
補給球不足異常復帰時に主基板1から賞球制御基板3に、賞球払い出しの停止解除を指示するコマンドの送出、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に補給球不足異常の非表示を指示するコマンドを送出する。
賞球SW31の断線・短絡異常の復帰:
賞球SW31がOFFで、且つ、賞球SW31の断線・短絡異常中のとき賞球SW31の断線・短絡異常復帰をする。賞球SW31の断線・短絡異常復帰時に主基板1から賞球制御基板3に賞球払い出しの停止解除を指示するコマンドの送出と、図柄制御基板7に、特別図柄表示装置47に賞球SW31の断線・短絡異常の非表示を指示するコマンドを送出する。
以上が、S230の概略説明である。
このS230の処理後、次に行われる通常の遊技機処理(S240)では、主基板1から賞球制御基板3に払い出しを指示するコマンドを送出し、図柄制御基板7に、表1に示す特別図柄の動作状態を指示するコマンドC1〜C15と、普通図柄の動作状態とを指示する図示しないコマンドを送出し、電飾制御基板11に、表2に示す電飾の発光パターンを指示するコマンドC1〜C9を送出する。
又、払い出しの指示では、賞球制御基板3に払い出し個数の指定を行う。
S240の通常の遊技機処理の実行後、レジスタの復帰を行い(S250)、次いで、本タイマINT処理の起動による割り込み禁止を解除するINT割り込み許可を行って(S260)、本タイマINT処理ルーチンを一旦終了する。
図7は、主基板1のMPU71のNMI処理ルーチンのフローチャートである。
このNMI処理ルーチンは、MPU71のNMI端子(Lowイネーブル)153に電源基板15から出力された停電信号のLowレベルが入力すると、起動される。
まず、レジスタの退避を行い(S300)、次いでPORT端子155に入力した停電信号がLowレベルであるかを判断する(S310)。もし、停電信号がLowレベルでなければ、ノイズの混入であると判断して、レジスタの復帰を行って(S320)、本NMI処理をそのまま一旦終了する。
一方、停電信号がLowレベルであれば(S310)、次に、1ms経過したかを判断し(S315)、1ms経過するまで、停電信号がLowレベルであるかの判断(S310)を繰り返す。なお、S315では、1ms経過したかを判断しているが、これは1msに限定するものではなく、他の処理に支障のない範囲で適宜変更するものであっても良い。この結果、1msの間、Low状態が継続されていれば、実際に電圧が低下していると判断して、まずスタックポインタの退避を行い(S330)、次いで約2ms経過を待って(S340)、約2ms経過したら、賞球SW31監視処理を行う(S350)。約2ms経過を待つことで、図6のタイマINT処理によって入力された賞球SW31のデータが、誤りなく入力され、記憶される。この賞球SW31監視処理は、290ms以上経過するまで行う(S360)。ここで、停電信号のLowが入力されてから通過する賞球を監視するために、290ms間としたのは、賞球制御基板3に停電信号のLowが入力されると同時に払い出された賞球が賞球SW31を通過するまでに、最大約170ms程度要するためである。
賞球SW31監視処理を290ms行った後、RAM17のアクセスの禁止状態に移行する(S370)。このRAM17のアクセスの禁止状態になることで、RAM17に記憶されたデータが変更されることが禁止される。
ここで、主基板1への+5V(A)と、+12V(A)とによる電源供給が停止状態になって、MPU71がストップ状態に移行する。RAM17は、バックアップ電源によって記憶内容が保持されている。
ここでRAM17にバックアップされ記憶内容が保存される情報としては、図柄制御基板7へ出力したコマンドと、電飾制御基板11に出力したコマンドと、これから出力するコマンドがある。保存する量は、停電からの復帰時に特別図柄表示装置47に表示する内容に依って決定される。例えば、停電からの復帰時に、大当りゲームの表示内容を最初から再現する場合には、これを再現する範囲、又は期間、つまり大当りゲームの最初に表示した図柄の情報から、大当りゲームが終了するときに表示する情報までの範囲、又は期間のデータを記憶する。
このMPU71がストップ状態に移行して、MPU71の停電処理が完了するまで、電源供給線DGW(A)による+5V(A)と、+12V(A)との電源供給が確保されている。この後、電源供給線DGW(A)からの電源が遮断された後もバックアップ電源線BKWから供給されたバックアップ電源によって、記憶内容が20時間以上保持される。
停電状態から、電源が復帰した場合の処理を、既述した図5の主制御処理ルーチンのフローチャートに基づいて説明する。
この主制御処理は、MPU71のRESET端子151に電源基板15から出力されたリセット信号がシステムリセット回路141を経由して入力すると、起動される。リセット信号は、停電状態であった電源基板15に電源が供給されたときに、出力される。
主制御処理が起動されると、既述したように、まず、内蔵レジスタ設定処理を行い(S100)、次いでRAM17が正常かを判断し(S110)、RAM17が正常ではない場合、ここでは始業時などのように、RAM17に何等データが記憶されていない場合には、既述した初期化処理を行う(S120ないしS140)。説明は省略する。
又、RAM17が正常である場合(S110)、ここでは図7のNMI処理によって、S370のRAM17のアクセスの禁止が行なわれ、RAM17の記憶内容が保持されている場合には、次に既述した停電復帰時コマンド作成処理(S160)を行い、次いで停電復帰処理を行う(S170)。停電復帰処理の詳細な図示は省略するが、RAM17に記憶された現況のデータに基づいて、停電発生時点の処理の続きの制御を行う。例えば、賞球の未払い出し分を払い出したり、大当り遊技の続きを行う。
以上に説明したように主基板1は、停電の発生時に賞球SW31の検出値などの入力データなどを漏らすことなく読み込んで、正常な状態で改変されることなくRAM17に格納するまで、作動する。又、停電中は記憶したデータをバックアップ電源で保持して失われることを防止し、電源が復帰した場合には、停電の直前の状態に基づいて、遊技機5の状態を復帰させる。従って、主基板1は、停電が発生しても停電から復帰すれば遊技客に不安感を与えることなく停電の発生前の状態を反映した状態に復帰して、遊技を継続する。
図柄制御基板7は、電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)との電源供給を受けており、遊技機5へのAC24Vの電源供給が停止した場合には、制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131が自然放電によってLow出力になるのに伴って、作動を停止し、図柄表示を停止する。
作動を停止した状態から、遊技機5へのAC24Vの電源供給が再開すると、制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131から電源の供給を受け、まずMPU181が図示しない初期化処理によって、初期化されて、以後の処理が予期しない動作を行うことを防止する。次いで、特別図柄表示装置47と普通図柄表示装置49の表示状態を所定の初期図柄にする。その後、主基板1から出力されたコマンドを入力して、後述するように所定の手順で再び画像の表示を行う。
図柄制御基板7は、通常時は、主基板1から受信した表1に示すコマンド(C1〜C13)、及びその他のコマンドに基づいて、特別図柄表示装置47と、普通図柄表示装置49とに所定の特別図柄と、背景と、キャラクタとを下記に示すように表示する。
電源投入時コマンドC1を主基板1から入力した場合には特別図柄表示装置47に電源投入時の表示、客待ちデモンストレーションコマンドC2を入力した場合には特別図柄表示装置47にデモンストレーションの表示、変動パターンコマンドC3、左特別図柄指定コマンドC4、中特別図柄表示コマンドC5、右図柄表示コマンドC6、全特別図柄停止コマンドC7、確率変動終了指定コマンドC8を入力した場合には特別図柄表示装置47に図柄変動中及び図柄確定中の表示、大当り開始インターバルコマンドC9を入力した場合には特別図柄表示装置47に大当り開始インターバル中の表示、大入賞口開放時コマンドC10、大当り図柄指定コマンドC11、V表示コマンドC12、ラウンド間インターバルコマンドC13を入力した場合には特別図柄表示装置47に大当り中の表示、大当り終了インターバルコマンドC14を入力した場合には特別図柄表示装置47に大当り終了インターバル中の表示、高確率状態指定コマンドC15を入力した場合には特別図柄表示装置47の背景色によって高確率か、低確率かの表示を行う。又、これらの処理と共に、既述したように賞球数異常の表示、下受け皿満杯異常の表示、補給数不足異常の表示、賞球SW31の断線・短絡異常の表示、賞球数異常の非表示、下受け皿満杯異常の非表示、補給数不足異常の非表示、賞球SW31の断線・短絡異常の非表示、停電復帰の表示を行い、普通図柄表示装置49に電源投入時の表示、変動パターンの表示を行う。
次に停電からの復帰時の処理を説明する。
表1に基づいて説明したコマンドC1〜C15の遷移を図8のコマンドの遷移図に示す。図8のコマンドの遷移図は、低確率時の状態と、高確率時の状態とを示すものであって、主基板1が出力するコマンドを丸印301で表現し、主基板1が出力し、表示が復帰するコマンドを破線丸印303で示し、主基板1が出力し、大当り図柄が復帰するコマンドを破線四角印305で示し、主基板1が出力し、V表示が復帰するコマンドを破線三角印309で示し、停電検出及び復帰タイミングを菱形印307で示す。
このコマンドの遷移図に示すように、破線丸印303によって示される表示が復帰するコマンドは、低確率時と高確率時とに共に、客待ちデモンストレーションコマンドC2、変動パターンコマンドC3、全特別図柄停止コマンドC7があり、低確率時だけに、大当り開始インターバルコマンドC9、大入賞口開放時コマンドC10、ラウンド間インターバルコマンドC13、大当り終了インターバルコマンドC14がある。この破線丸印303で示される表示が復帰するコマンドは、このコマンドが1個入力するだけで特別図柄表示装置47の表示が完全に復帰し、遊技状態を遊技者が把握可能な状態になる。
破線四角印305によって示される大当り図柄が復帰するコマンドとしては、大当り図柄指定コマンドC11があり、このコマンドが入力するだけで、大当り図柄の表示が復帰する。
破線三角印309によって示されるV表示が復帰するコマンドとしては、V表示コマンドC12があり、このコマンドを入力するだけで、V表示の図柄が復帰する。
菱形印307で示す停電検出及び復帰タイミングは、低確率時としてd1〜d7と、d9〜d15(dの添字は、図、及び表では下付き文字で記されているが、明細書中では全て、全角数字で記す。)とがあり、高確率時としてd2'〜d7'と、d8とがある。
d1は、電源投入時コマンドC1が出力されてから、客待ちデモンストレーションコマンドC2が出力されるまでに停電が検出され、この検出されたタイミングに基づいて停電から復帰する動作を決定し、d2は、客待ちデモンストレーションコマンドC2が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、ここでは変動パターンコマンドC3、または再度、客待ちデモンストレーションコマンドC2が出力されるまでに停電が検出され、この検出されたタイミングに基づいて停電から復帰する動作を決定し、以下同様の表現を省略して記す。d3は、変動パターンコマンドC3から左特別図柄指定コマンドC4の間の処理を示す。d4は、左特別図柄指定コマンドC4から中特別図柄表示コマンドC5の間、d5は、中特別図柄表示コマンドC5から右特別図柄指定コマンドC6の間、d6は、右特別図柄指定コマンドC6から全特別図柄停止コマンドC7の間、d7は、全特別図柄停止コマンドC7が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば大当りが確定していなかった場合客待ちデモンストレーションコマンドC2までの間、又は変動パターンコマンドC3までの間、また、大当りが確定していた場合大当り開始インターバルコマンドC9が出力されるまでの間、d9は、大当り開始インターバルコマンドC9から大入賞口開放時コマンドC10の間、d10は、大入賞口開放時コマンドC10から大当り図柄指定コマンドC11の間、d11は、大当り図柄指定コマンドC11が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えばV表示コマンドC12までの間、d12は、V表示コマンドC12からラウンド間インターバルコマンドC13の間、d13は、ラウンド間インターバルコマンドC13が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば大当り継続中であれば、大入賞口解放時コマンドC10までの間、また、大当りが継続中でない場合大当り終了インターバルコマンドC14までの間、d14は、大当り終了インターバルコマンドC14が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば客待ちデモンストレーションコマンドC2までの間、又は変動パターンコマンドC3までの間、また、高確率状態が確定している場合高確率状態指定コマンドC15までの間、d15は、高確率状態指定コマンドC15が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば高確率時の客待ちデモンストレーションコマンドC2、又は変動パターンコマンドC3までの間の処理を示す。
また、同様に、高確率時のd2'は、客待ちデモンストレーションコマンドC2が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば変動パターンコマンドC3までの間、又は再び客待ちデモンストレーションコマンドC2が出力されるまでの間、d3'は、変動パターンコマンドC3から左特別図柄指定コマンドC4の間、d4'は、左特別図柄指定コマンドC4から中特別図柄表示コマンドC5の間、d5'は、中特別図柄表示コマンドC5から右特別図柄指定コマンドC6の間、d6'は、右特別図柄指定コマンドC6から全特別図柄停止コマンドC7の間、d7'は、全特別図柄停止コマンドC7が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば大当りが確定していなかった場合客待ちデモンストレーションコマンドC2までの間、又は変動パターンコマンドC3までの間、又は大当りが確定していた場合大当り開始インターバルコマンドC9までの間、また、高確率状態が特別図柄の変動回数によって途中で終了するタイプの遊技機では確率変動終了指定コマンドC8が出力されるまでの間、d8は、確率変動終了指定コマンドC8が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば低確率時の客待ちデモンストレーションコマンドC2、又は変動パターンコマンドC3までの間の処理を示す。
停電検出及び復帰タイミングd1〜d15、d2'〜d7'で停電が検出された場合には、表3に示すように、停電検出時に行う処理としては、停電検出時処理欄にあるように特別の処理を行わずに、電源電圧の低下に従って表示を停止する。
また、停電からの復帰を行う場合には、停電復帰時処理欄にあるように、停電検出及び復帰タイミングd1〜d15、d2'〜d7'に応じて、左特別図柄指定コマンドC4、中特別図柄表示コマンドC5、右特別図柄指定コマンドC6だけか、これに加えて、高確率状態指定コマンドC15、または全特別図柄停止コマンドC7を主基板1から図柄制御基板7に出力する。
この様に、停電検出及び復帰タイミングd1〜d15、d2'〜d7'に応じて、コマンドが出力されると、表3の表示復帰ポイント欄にあるコマンドの出力時点で、又は即時に、特別図柄表示装置47の表示が復帰する。例えば、d1の場合には、客待ちデモンストレーションコマンドC2の出力時点で、表示が復帰し、d2、d2'は、客待ちデモンストレーションコマンドC2の出力時点、又は変動パターンコマンドC3の出力時点で表示が復帰する。他の時点も表3に示す通りであり、説明は省略する。
従って、停電からの復帰が速やかに行われ、遊技機5の遊技状態を反映した完全な図柄を特別図柄表示装置47が表示する。
Figure 2011189217
電飾制御基板11は、電源供給線DGW(B)によって、+5V(B)と、+12V(B)との電源供給を受けており、遊技機5へのAC24Vの電源供給が停止した場合には、制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131が自然放電によってLow出力になるのに伴って、作動を停止し、図柄表示を停止する。
作動を停止した状態から、遊技機5へのAC24Vの電源供給が再開すると、制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))131から電源の供給を受け、まずMPU201が図示しない初期化処理によって、初期化されて、以後の処理が予期しない動作を行うことを防止する。次いで、電飾53の発光パターンを所定の初期パターンにする。その後、主基板1から出力されたコマンドを入力して、後述するように所定の手順で再び電飾パターンの表示を行う。
電飾制御基板11は、通常時は、主基板1から受信した表2に示すコマンド(C1〜C9)、及びその他のコマンドに基づいて、以下に示すように電飾53の発光パターンを制御する。
電源投入時コマンドC1を入力した場合には電飾53に電源投入時のパターン表示、変動中の電飾コマンドC2を入力した場合には電飾53に変動中のパターンの表示、以下同様に、図柄確定中の電飾コマンドC3、高確率ランプの電飾コマンド(低確率状態)C4、大当り開始時の電飾コマンドC5、大入賞口開放中の電飾コマンドC6、大入賞口閉鎖中の電飾コマンドC7、大当り終了時の電飾コマンドC8、高確率ランプの電飾コマンド(高確率状態)C9を入力した場合には電飾53にそれらに応じた発光パターンを表示する。
又、これらの処理と共に、賞球数異常などの異常の発生を示す発光パターンを表示する。
次に停電からの復帰時の処理を説明する。
表2に基づいて説明したコマンドC1〜C9の遷移を図9のコマンドの遷移図に示す。図9のコマンドの遷移図は、低確率時の状態と、高確率時の状態とを示すものであって、主基板1が出力したコマンドを丸印351で表現し、主基板1が出力して電飾が復帰するコマンドを破線丸印353で示し、停電検出及び復帰タイミングを菱形印355で示す。
このコマンドの遷移図に示すように、破線丸印303によって示される電飾が復帰するコマンドは、低確率時に、変動中の電飾コマンドC2、図柄確定中の電飾コマンドC3、大当り開始時の電飾コマンドC5、大入賞口開放中の電飾コマンドC6、大入賞口閉鎖中の電飾コマンドC7、大当り終了時の電飾コマンドC8、高確率ランプの電飾コマンド(高確率状態)C9がある。高確率時は、変動中の電飾コマンドC2、図柄確定中の電飾コマンドC3、及び高確率ランプの電飾コマンド(低確率状態)C4がある。この破線丸印353で示される電飾が復帰するコマンドは、このコマンドが1個入力するだけで電飾53のパターン表示が完全に復帰し、遊技者は、遊技状態を反映した電飾パターンを認識することが出来る。
菱形印355で示す停電検出及び復帰タイミングは、低確率時としてd1〜d4と、d6〜d10とがあり、高確率時としてd2'〜d4'と、d5とがある。
d1は、電源投入時コマンドC1が出力されてから、次のコマンドが出力されるまでに停電が検出され、この検出されたタイミングに基づいて停電から復帰する動作を決定し、d2は、電源投入時コマンドC1が出力されてから、変動中の電飾コマンドC2が出力されるまでに停電が検出され、この検出されたタイミングに基づいて停電から復帰する動作を決定し、以下同様の表現を省略して記す。d3は、変動中の電飾コマンドC2から図柄確定中の電飾コマンドC3の間の処理を示す。d4は、図柄確定中の電飾コマンドC3が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば大当りが確定していなかった場合変動中の電飾コマンドC2までの間、また、大当りが確定していた場合大当り開始時の電飾コマンドC5までの間、d6は、大当り開始時の電飾コマンドC5から大入賞口開放中の電飾コマンドC6の間、d7は、大入賞口開放中の電飾コマンドC6から大入賞口閉鎖中の電飾コマンドC7の間、d8は、大入賞口閉鎖中の電飾コマンドC7が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば大当り継続中であれば、大入賞口開放中の電飾コマンドC6までの間、また、大当りが継続中でない場合大当り終了時の電飾コマンドC8までの間、d9は、大当り終了時の電飾コマンドC8が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば高確率状態でない場合変動中の電飾コマンドC2までの間、また、高確率状態が確定している場合高確率ランプの電飾コマンド(高確率状態)C9までの間、d10は、高確率ランプの電飾コマンド(高確率状態)C9が出力されてから、次のコマンドが出力されるまで、例えば高確率時の変動中の電飾コマンドC2までの間、d2'は、高確率ランプの電飾コマンド(高確率状態)C9が出力されてから、高確率時の変動中の電飾コマンドC2の間、又は高確率時の図柄確定中の電飾コマンドC3から高確率時の変動中の電飾コマンドC2の間、d3'は、高確率時の変動中の電飾コマンドC2から高確率時の図柄確定中の電飾コマンドC3の間、d4'は、高確率時の図柄確定中の電飾コマンドC3が出力されてから次のコマンドが出力されるまで、例えば高確率時の変動中の電飾コマンドC2の間、又は大当りが確定していた場合大当り開始時の電飾コマンドC5までの間、また、高確率状態が特別図柄の変動回数によって途中で終了するタイプの遊技機では高確率ランプの電飾コマンド(低確率状態)C4が出力されるまでの間、d5は、高確率時の高確率ランプの電飾コマンド(低確率状態)C4が出力されてから、低確率時の変動中の電飾コマンドC2の間の処理を示す。
停電検出及び復帰タイミングd1〜d10、d2'〜d4'で停電が検出された場合には、表4に示すように、停電検出時に行う処理としては、停電検出時処理欄にあるように特別の処理を行わずに、電源電圧の低下に従って電飾を停止する。
また、停電からの復帰を行う場合には、停電復帰時処理欄にあるように、停電検出及び復帰タイミングd1〜d10、d2'〜d4'では、特別図柄記憶LEDのコマンドの送信、普通図柄記憶LEDのコマンドの送信、異常ランプのコマンドの送信を行い、d2'、d3'、d4'、d10の場合には、更に高確率ランプの電飾コマンドの送信をも行う。
この様に、停電検出及び復帰タイミングd1〜d10、d2'〜d4'に応じて、主基板1からコマンドが出力されると、表4の電飾復帰ポイント欄にあるコマンドの入力時点に、電飾53の表示が完全に復帰し、遊技者は、遊技機5の状態を把握可能になる。例えば、d1、d2、d2'の場合には、変動中の電飾コマンドC2の出力時点で、電飾が復帰し、d3、d3'は、図柄確定中の電飾コマンドC3の出力時点で電飾表示が復帰する。他の時点も表4に示す通りであり、説明は省略する。
従って、停電からの復帰時に、速やかに電飾が元に戻り、遊技者に安心して遊技を続けさせることが可能になる。
Figure 2011189217
なお、図柄制御基板7、又は電飾制御基板11への電源供給が、何らかの理由、例えば接続コネクタの抜け等の理由で、一時的に電源供給が停止し、その後復帰した場合には、図柄制御基板7のMPU181、又は電飾制御基板11のMPU201の初期化が既述したように行われるが、表3、表4に基づいて説明した主基板1からの停電復帰時のコマンド出力は、実行されることはない。
従って、表3に示したd2'、d3'、d4'、d5'、d6'、d7'、d15における高確率状態指定コマンドC15の出力も行われることはない。
この結果、電源の供給を停止する前に高確率状態を表示していたとしても、電源の供給を再開した後は、高確率状態は隠蔽される。
また、同様に、高確率を表現する電飾パターンも、電源の供給を再開した後は、隠蔽される。
従って、この現象を利用することにより、図柄制御基板7、又は電飾制御基板11へ電源を供給する回路の何れかに何らかの異常の発生が生じた場合には、高確率状態になっても表示が変化しないため、何らかの異常が発生していると判断することが可能である。また、高確率状態になっても表示が変化しないような何らかの不正な工作が仕掛けられた場合にも、何らかの異常の発生が生じていると判断することが可能である。
また、遊技場の管理者が予め高確率状態になった遊技機5の図柄制御基板7、と電飾制御基板11への電源供給を一時的に遮断して、高確率状態を開店前に隠蔽した場合には、遊技者は、遊技を開始後、時短などの現象から、高確率状態を隠蔽していたことを発見することが出来る。
次に特許請求の範囲の構成と、発明の実施の形態との対応を説明する。
なお、従属する部分に関しては、記載を省略する。
請求項1の遊技制御手段は、主基板1、電飾の発光パターンを指示するコマンドは、表2に基づいて説明したコマンド、電飾手段は、電飾53、電飾制御手段は、電飾制御基板11、所定の状態にする電源供給開始時設定手段は、電飾制御基板11への電源の供給が再開された時点で、MPU181、201を初期化する機能のこと、電源供給開始時信号出力手段は、主基板1への電源の供給が再開された時点で、電飾制御基板11に表4に基づいて説明したコマンドを出力する機能のこと、電源供給開始時信号は、その出力されるコマンドのことである。
請求項4の図柄の動作状態を指示するコマンドは、表1に基づいて説明したコマンド、図柄表示手段は、特別図柄表示装置47と、普通図柄表示装置49、図柄制御手段は、図柄制御基板7、所定の状態にする第2電源供給開始時設定手段は、図柄制御基板7への電源の供給が再開された時点で、MPU181、201を初期化する機能のこと、第2電源供給開始時信号出力手段は、主基板1への電源の供給が再開された時点で、図柄制御基板7に表3に基づいて説明したコマンドを出力する機能のこと、第2電源供給開始時信号は、その出力されるコマンドのことである。
1…主基板、3…賞球制御基板、5…遊技機、
7…図柄制御基板、9…音声制御基板、11…電飾制御基板、
13…発射制御基板、15…電源基板、16…入力SW、
17、19…RAM、18…出力ソレノイド(出力SOL)、
21…盤用外部端子板、23…補給球不足SW、25…下受け皿満杯SW、31…賞球SW、33…貸球SW、35…賞球モータ制御SW、
37…賞球モータ、39…振分SOL、41…枠用外部端子板、
43…金枠開放SW、45…内枠開放SW、46…状態表示器、
47…特別図柄表示装置、49…普通図柄表示装置、51…スピーカ、
53…電飾、61…タッチプレート、63…発射停止SW、
65…発射モータ、71、83、181、201…MPU、
121…賞球数異常復帰SW、123…停電信号発生回路、
125…リセット信号(A)発生回路、
127…主基板及び賞球制御基板用電源作成回路(+5V(A) +12V(A) バックアップ電源)、129…リセット信号(B)発生回路、
131…制御基板用電源作成回路(+5V(B) +12V(B))、
133…電源作成回路(+32V)、141、184、203…システムリセット回路、143…停電信号受信回路、145…賞球数異常復帰信号受信回路、
147…ポート回路、149…ストローブ信号送信回路、
150…データ信号送信回路、151、189、209…RESET端子、
153…NMI端子、155、157、193、213…PORT端子、
159…DATA端子、185、205…ストローブ信号受信回路、
187、207…データ信号受信回路、191、211…INT端子、
301、351…丸印、303、353…破線丸印、305…破線四角印、
307、355…菱形印、309…破線三角印
BKW…バックアップ電源線、DGW(A)、DGW(B)…電源供給線、
RSW…リセット信号線、TSW…停電信号線

Claims (6)

  1. 電源の供給を受け、遊技状態を制御する遊技制御手段と、該遊技制御手段から表示内容指示信号を受け表示状態を制御する表示制御手段とを備えた遊技機であって、
    電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記表示制御手段を所定の状態にする電源供給開始時設定手段と、
    電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記遊技制御手段から上記表示制御手段に、所定の表示内容を指示する電源供給開始時表示内容指示信号を出力させる電源供給開始時信号出力手段と
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 上記電源供給開始時設定手段が電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記表示制御手段を初期化することを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 上記遊技制御手段が制御する遊技状態を記憶する遊技状態記憶手段を加え、
    上記電源供給開始時信号出力手段を電源が供給されていない状態から電源が供給される状態になると、上記遊技制御手段から上記表示制御手段に、上記遊技状態記憶手段の記憶内容に基づく表示内容を指示する電源供給開始時表示内容指示信号を出力させるとしたことを特徴とする請求項1、又は請求項2記載の遊技機。
  4. 上記遊技状態記憶手段を上記遊技制御手段が制御する遊技状態が大当りの抽選確率が高確率状態であることを記憶するとし、
    上記電源供給開始時表示内容指示信号が高確率状態に基づく表示内容を指示する場合に、上記表示制御手段が高確率状態の表示を実行することを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 上記表示制御手段が図柄表示手段に表示される図柄の態様を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れかに記載の遊技機。
  6. 上記表示制御手段が電飾手段の発光態様を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れかに記載の遊技機。
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