JP2011188910A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクロン集塵装置において、集塵した塵埃に充分な押圧を加えて減容・固形化を図ることでのできるごみ圧縮手段を備えたサイクロン集塵装置を提供する。
【解決手段】塵埃を含む空気を旋回させる略円筒状の旋回室1と、前記旋回室1より塵埃を分離して溜める略円筒状の集塵室2を前記旋回室1の下方に設けたサイクロン掃除機において、旋回室1と集塵室2とは、互いの軸中心が水平方向に平行にずらされ、高さ方向に一部が重なり合うように配置され、その重なる部分に旋回室1側から集塵室2に連通する流入口と流出口を設け、集塵室2内には軸方向に昇降する圧縮板18を設け、集塵室2に溜まった塵埃を、圧縮板18を下降させて押圧を加えることにより減容させ、小さな集塵容積で従来の塵埃容量を堆積することができるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気掃除機のサイクロン集塵装置に関するものである。
近年、吸引風の気流に旋回成分を持たせ、遠心力により気流から塵埃を分離除去するタイプの電気掃除機、いわゆるサイクロン型の電気掃除機が注目を浴びている。この種の電気掃除機において、集塵ケースは、旋回気流を発生させる旋回発生室と、この旋回発生室とは連通させて区画分離した集塵室を設け、集塵ケースへ流入した含塵空気を、旋回室で旋回させた後、塵埃を別室となる集塵室へと移動させて塵埃を溜めるという構成のものがある(特許文献1、および特許文献2参照)。また、集塵ケース内を上下に区画して旋回室と集塵室とに分け、集塵室側に塵埃を圧縮する手段を設け、塵埃を圧縮することで減容し、集塵容量を増やすことを狙ったものがある(例えば、特許文献3参照)。
特表2003−517908号公報 特許第4310954号公報 特許第3476076号公報
しかしながら、特許文献1の構成は、含塵空気を旋回させる旋回発生室と、旋回発生室の内部に連通した導入部を有した集塵部を具備し、集塵部に対して連通した第1端と、旋回室の内部に対して連通した第2端とを有したエア戻りダクトを具備しており、集塵室の導入部との連通口とエア戻りダクトとの連通口を離間させるように配置し、かつ、このエア戻りダクトの旋回発生室に連通した第2端が、旋回発生室における旋回気流方向に対して鋭角に流入するように構成したものであり、この場合、旋回発生室から集塵室までの導入部、およびエア戻りダクトでの配管ロスが影響して、集塵室内に十分な負圧を生成できず、旋回発生室から集塵室への流速が減少し、スムーズな塵埃輸送ができない。
また、集塵室への導入部の連通口と集塵室のエア戻りダクトの連通口とを離間させるため、かつ、エア戻りダクトから旋回発生室への連通を旋回発生室での旋回気流方向に鋭角に流入するようにするため、旋回発生室から導入部→集塵室→エア戻りダクト、そして最後に、旋回発生室へと戻る一連の経路が屈曲させた状態となってしまうため、流れに乱れが生じて流路圧損となり、これによっても塵埃を旋回発生室から集塵室へと空気移送させるには影響を及ぼしてしまう。この塵埃移送が確実に行えなければ、旋回室内に含塵空気が旋回し続けることとなるため、塵埃分離性が低下してしまう。
また、特許文献2の構成においてであるが、本構成は、含塵空気を旋回させる円筒形状の旋回室と、旋回室の接線方向に形成された吸気口と、旋回室の底面中央部分に設けられた排気口と、旋回室側面に隣接して設けられた集塵室と、旋回室の側面に吸気口と旋回軸方向に重複する位置に設けられた旋回室と集塵室とを連通させる連通穴とを備え、連通穴は、旋回上流側から集塵室に流入する流出口と、旋回室下流側に集塵室から旋回室に戻る流入口を設けたものであり、ここでは、吸気口の開口高さ、旋回室高さ、集塵室への連通穴(入口/出口)の開口高さがほぼ同一高さとしているため、吸気口から流入する気流と、集塵室から旋回室へと戻ってきた気流とが衝突するため、乱流が発生し、この衝突付近では排気口に向かう流れとなり、まだ旋回室を旋回する気流に乗っていた塵埃がそのまま
排気口側へと流され、結果、充分な塵埃分離には至らないことになってしまう。
また、吸気口、および、集塵室への流出口と流入口が同じ高さにあることで、旋回室から集塵室に進入する気流には水平成分が強く作用しているため、集塵室に入ってからの旋回気流はそのまま旋回室側への流入口へと向かうこととなり、この場合、特に微小な塵埃に対しては、空気と分離して集塵室の底へと落ちることなく、そのまま流入口から気流に乗って旋回室側へと戻ってしまう。さらに集塵室内は、連通口付近で旋回室の円筒形状が食い込んだ凹形状となっているため、集塵室から旋回室側への流入口付近では、気流の旋回によって塵埃を空気から分離するのではなく、旋回室側へ気流を誘引する方向に作用するため、旋回室側に逆流する含塵空気の頻度が増加してしまい、そのため、塵埃分離性が低下してしまうことにつながっていた。
次に、塵埃の圧縮を行う特許文献3にある実施形態の構成では、サイクロン集塵ケース内において、上下に区画を形成するための隔壁を設け、この隔壁の周囲に操作竿を固定して、集塵ケースの側面に設けた操作部にて摺動自在に保持されたものであり、集塵ケースの下方集塵部に溜まった塵埃を、隔壁を昇降させて押圧を加えて減容させるというものと、集塵ケースの中央に設けた排気筒の下流側に設けたばね付勢を具備するフロート部に排気筒の内側を連通させた連結竿を取り付け、その他端には隔壁を固定したものがあり、吸引時は、負圧によってフロートが上昇することで隔壁を上昇させ、吸引を止めると、ばねの付勢によってフロートが押し下げられることで隔壁が下がり、塵埃に押圧を加えるというものを記載されているが、この場合、集塵ケースに流入した旋回気流は、集塵ケース上方の旋回室から隔壁を介して集塵ケース下方の集塵室へ流れるための空間、さらに、下方の集塵室から上方の旋回室へと隔壁を介して流れる空間が必要であるため、隔壁には、そのための開口部を設けるか、もしくは、隔壁の周囲と集塵ケース外郭との隙間を少なくとも10mm程度は確保する必要がでてくる。
そうすると、塵埃を押し付ける押圧面積が減少することになるため、塵埃の圧縮性が欠けてしまう。また、圧縮板に取り付けた連結竿(操作竿)が旋回室に露出した状態となってしまうため、連結竿表面に塵埃が付着、および連結竿に塵埃が絡まる等の不具合が生じる可能性が高く、そのため、圧縮動作に支障がでる恐れがある。
このように、サイクロン集塵ケースの同軸上に旋回室と集塵室を配したサイクロン集塵装置において、集塵室側上方に圧縮板を設けた構成をとると、塵埃の圧縮性を確保する構成をとることが困難となってしまう。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、サイクロン集塵装置において、旋回室から別室となる集塵室に、旋回気流によってスムーズに塵埃を空気輸送し、集塵室に溜めた集塵に充分な押圧を加えて減容・固形化を図ることでのできるごみ圧縮手段を備えたサイクロン集塵装置を具備する電気掃除機を提供する。
上記目的を達成するために本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する略円筒状の旋回室と、前記旋回室の下方に位置し前記旋回室からの塵埃を溜める略円筒状の集塵室からなる集塵ケースとを備えたサイクロン掃除機において、前記旋回室の外郭周方向には、含塵空気を吸引するための吸気口と、前記旋回室の中心付近には、外周面に通気部を備え塵埃分離した空気を排出するための排気筒とを構成し、前記旋回室と前記集塵室とは、互いの軸中心が水平方向に平行にずらされ、高さ方向に一部が重なり合うように配置され、その前記旋回室と前記集塵室とが重なり合う部分には連通部が設けられ、前記連通部は前記旋回室を旋回する含塵気流が前記旋回室外郭の内壁面に沿
いながら前記集塵室へと流入する流入口と、前記集塵室で旋回する気流が前記集塵室外郭の内壁面に沿いながら前記旋回室へと再流入する流出口とで構成され、前記旋回室内に、前記流入口の内側開口縁と前記流出口の内側開口縁とを円弧状に連結させる円弧状の区画壁を設け、前記旋回室の外郭内壁面と前記円弧状の区画壁との間で移送通路を形成し、かつ、前記集塵室内には軸方向に昇降する圧縮板を設け、吸引時、前記集塵室の上端に収納するように構成したものである。
このような発明によって、吸気口から流入した含塵空気は、旋回室外郭の内壁と排気筒とで区画された旋回通路、および旋回室外郭の内壁と円弧状の区画壁とで区画された移送通路を旋回しながら、隣接させた集塵室へと気流をスムーズに誘引させることができるようになり、また、吸気口、排気筒の通気部、および集塵室への流入口と流出口とが、上から順に高低差を付けた配置とし、旋回室の吸気口から集塵室の底位置に向かって斜め下方となるように構成としたことで、旋回気流は斜め下方成分を持つようになるため、集塵室内では、塵埃が流入口から底部分へ向かって確実に誘導されるようになり、集塵室上方の流出口まで気流が上昇する間に塵埃を分離させることができる。そして、吸引後、集塵室に溜まった塵埃は、圧縮板を下降させて押圧を加えることにより減容させることができるため、小さな集塵容積で従来の塵埃容量を溜めることができるようになる。ここで、旋回室と集塵室とは中心軸を水平方向に平行にずらした構成としているため、塵埃吸引時の圧縮板は、気流が旋回する空間内壁の一部となり、旋回気流の中にさらされることは無いので、摺動動作部分に埃が付着するなどによって生じる動作不具合の発生も無く、安定して塵埃を圧縮することができる。
本発明のサイクロン集塵装置は、塵埃を圧縮する圧縮板が旋回気流中に露出していないため塵埃付着等による動作不良の恐れもなく、確実に移送した塵埃を効果的に減容し押し固めることがでるため、ごみ捨ての際に生じていた埃の舞い散りを大幅に減少させることができる。
本発明の実施の形態1におけるサイクロン集塵装置の斜視図 同実施の形態における中央縦断面図 同実施の形態における旋回室の横断面図 同実施の形態における旋回室、および集塵室の横断面図 同実施の形態における旋回室と集塵室との水平方向の位置における別案の配置を示す横断面図 同実施の形態における旋回気流の流れを示す状態図 同実施の形態における旋回経路の部分断面構成図 同実施の形態におけるラッチ解除時の部品動作を示す構成図 同実施の形態におけるラッチ非解除時の部品動作を示す構成図 同実施の形態における圧縮板を下降させた状態を示す中央縦断面図 同実施の形態におけるごみを圧縮した状態を示す中央縦断面図 同実施の形態におけるごみ捨ての際の状態を示す中央縦断面図 同実施の形態におけるごみ満杯時の状態を示す中央縦断面図 図12のA部拡大図 本発明の実施の形態2を示す圧縮装置部分の縦断面図 図14のB部拡大図 本発明の実施の形態3を示す部分断面図
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され
前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する略円筒状の旋回室と、前記旋回室の下方に位置し前記旋回室からの塵埃を溜める略円筒状の集塵室からなる集塵ケースとを備えたサイクロン掃除機において、前記旋回室の外郭周方向には、含塵空気を吸引するための吸気口と、前記旋回室の中心付近には、外周面に通気部を備え塵埃分離した空気を排出するための排気筒とを構成し、前記旋回室と前記集塵室とは、互いの軸中心が水平方向に平行にずらされ、高さ方向に一部が重なり合うように配置され、その前記旋回室と前記集塵室とが重なり合う部分には連通部が設けられ、前記連通部は前記旋回室を旋回する含塵気流が前記旋回室外郭の内壁面に沿いながら前記集塵室へと流入する流入口と、前記集塵室で旋回する気流が前記集塵室外郭の内壁面に沿いながら前記旋回室へと再流入する流出口とで構成され、前記旋回室内に、前記流入口の内側開口縁と前記流出口の内側開口縁とを円弧状に連結させる円弧状の区画壁を設け、前記旋回室の外郭内壁面と前記円弧状の区画壁との間で移送通路を形成したもので、これにより、吸気口から流入した含塵空気は、旋回室外郭の内壁と排気筒とで区画される旋回通路、および旋回室外郭の内壁と円弧状の区画壁とで区画される移送通路を旋回しながら、隣接させた集塵室へと気流をスムーズに誘引させることができるようになり、また、吸気口、排気筒の通気部、および集塵室への流入口と流出口とが、上から順に高低差を付けた配置とし、旋回室の吸気口から集塵室の底位置に向かって斜め下方となるように構成としたことで、旋回気流は斜め下方成分を持つようになるため、集塵室内では、塵埃が流入口から底部分へ向かって確実に誘導されるようになり、集塵室上方の流出口まで気流が上昇する間に塵埃を分離させることができる。また、流出口を通り抜ける塵埃が生じでも、流入口へと移送する気流と衝突して、塵埃は再び流入口を通って集塵室へと導かれるため、旋回室内で含塵空気が旋回しつづけることがなくなり、塵埃分離性をさらに向上させることができるようになる。
第2の発明は、前記旋回室と前記集塵室とを、水平方向で一部が重なり合うように配置し、その重なり合う部分は、前記集塵室の一部を形成するように構成したものであり、これにより、集塵室内は一様な略円筒面のままであるため、集塵室内での旋回気流の流れが乱れることはなく、また、集塵ケースの小型化を図ることができる。
第3の発明は、前記排気筒の外周と、前記円弧状の区画壁の外周とが連なるように構成したものであり、これにより、旋回通路と移送通路とが一連の通路となるため、よりスムーズに旋回室から集塵室へと含塵空気を誘引させることができるようになる。
第4の発明は、前記旋回室の上方に配され前記排気筒の通気部を通過した空気を塵埃分離する第2の塵埃分離手段と、前記第2の塵埃分離手段に付着した細塵を除去する塵埃除去手段と、
前記旋回室の下方に配し、内側の空間が前記排気筒の内側と前記円弧状の区画壁の内側に連通した細塵室とを設け、前記塵埃除去手段によって前記第2の塵埃分離手段から分離した塵埃を、下方の前記細塵室へ落として溜めるように構成したものであり、これにより、2段階で分離したそれぞれの塵埃は、集塵ケースの底部分に並設して溜めることができるため、溜まった塵埃を捨てる際、一度に処理することができるようになる。
第5の発明は、前記流出口に通気格子を設けたものであり、これにより、集塵室から旋回室へと戻る気流に塵埃が乗っていたとしても、この通気格子である程度、抑えることができるようになる。
第6の発明は、前記集塵室内に、軸方向に昇降する圧縮板を設け、吸引時、前記集塵室の上端に収納するように構成したものであり、これにより、吸引後、集塵室に溜まった塵埃は、圧縮板を下降させて押圧を加えることにより減容させることができるため、小さな集塵容積で従来の塵埃容量を溜めることができるようになる。また、旋回室と集塵室とは
上下に配置し、かつ水平方向にズラした構成とし、塵埃吸引時の圧縮板は、気流が旋回する集塵室の内壁の一部となるようにしたことで、圧縮板が旋回気流の中にさらされることは無いため、摺動動作部分に埃が付着するなどによって生じる動作不具合の懸念も無く、安定して塵埃を圧縮することができる。
第7の発明は、前記圧縮板の収納状態において、前記流入口、および前記流出口の上方縁と、前記圧縮板の下面とが同一面、もしくは前記圧縮板の下面が前記流入口、および前記流出口の上方縁よりもわずかに上方に位置するように構成したものであり、これにより、流入口から進入した旋回気流が上方と下方とに分流して旋回しないようにできるため、圧縮板の周囲付近を塵埃を含んだ旋回流が停滞せず、圧縮板の外周縁に生じる隙間等に塵埃が引っ掛かることはなくなるため、圧縮板の外周縁と集塵室外郭の内壁との間での塵埃咬み込み等、圧縮板の動作に支障をきたす恐れがなくなる。
第8の発明は、前記圧縮板には昇降シャフトを設け、前記昇降シャフトは、前記圧縮板の中心より前記旋回室と反対側の方向へ平行にズラした位置に配置し、前記昇降シャフト部を昇降動作可能に保持する摺動操作部を、前記旋回室に隣接して構成したとしたものであり、これにより、集塵室の軸中心付近まで旋回室側に平行にずらすことができるようになるため、さらに集塵ケースの小型化を図ることができる。
第9の発明は、前記摺動操作部にロック機構を設け、前記圧縮板の昇降動作をロック保持可能に構成したものであり、次の掃除を行う準備に入る動作と連動して、自動でロックが解除されるように構成したものであり、これにより、塵埃中の綿ごみや髪の毛等の繊維成分がクリープ変形を起して反発力が無くなるため、塵埃は押圧により減容した状態からほとんど戻ることもなく、より塵埃の固形化を図ることができる。
第10の発明は、前記昇降シャフトを内部で摺動可能に保持する機能を有した可動シャフトを設け、かつ、前記昇降シャフトを前記可動シャフト内で伸張方向に押圧を受けるように前記可動シャフト内に圧縮ばねAを設けて前記昇降シャフトを付勢し、前記可動シャフトは前記摺動操作部にて摺動自在に保持され、かつ、集塵室上方の外郭部分と前記可動シャフトとの間に圧縮ばねBを設け、前記可動シャフトを上方に押し上げるように前記圧縮ばねBで付勢したものあり、前記圧縮板と前記昇降シャフトは、前記可動シャフトの下降動作とは切り離して上昇動作を可能にしたものであり、これにより、塵埃量に対する圧縮板の下降量を、圧縮板を昇降させる操作部で調整する必要が無く、操作部は一定のストロークを操作するのみで、圧縮板のみが塵埃量に対して昇降するため、操作性が向上する。
第11の発明は、前記集塵室内壁面と前記圧縮板の外周縁との隙間を、2〜5mmで設定したものであり、これにより、塵埃に押圧を加えたとき、圧縮板の周囲より押し逃がす空間が少ないため、塵埃は上下、および側面から押圧を受けることとなり、より塵埃の固形化を図ることができる。
第12の発明は、前記通気格子の開口サイズを1〜2mm画の大きさで設定したものであり、これにより、メッシュフィルター等の別部品を組み込まなくとも、集塵室から旋回室へと戻る気流に乗ったリント等の細かい塵埃を、この通気格子の間口に引っ掛けることができるため、旋回室への逆流を防ぐことができる。そして、通気格子に付着した塵埃は、その後、圧縮板を下降させる際に、剥ぎ取ることができるため、通気格子の目詰まりを引き起こすこともなくなる。
第13の発明は、前記圧縮板の上面を略円錐形状にしたものであり、これにより、塵埃に押圧を加える際に圧縮板の外周縁より上面に塵埃が乗り上がったとしても、圧縮板を上
昇させるときに、略円錐面によって圧縮板の外周縁まで滑り落ち、その後、集塵室外郭の内壁との摩擦で圧縮板の下方側へと乗り越えてそのまま集塵室の底方向に向かって落ちるため、圧縮板上方の摺動受け部分への塵埃侵入を防ぐことができる。
第14の発明は、前記圧縮板に中空部を設け、かつ前記中空部に加振器を配置して、前記圧縮板を振動させながら昇降可能に構成したものであり、これにより、圧縮板の上面に埃が付着したとしても、昇降中に振り落とすことができ、圧縮板上方の摺動受け部分への塵埃侵入を防ぐことができる。
第15の発明は、前記集塵室の下方開口部分に回動自在に保持された底蓋を設け、前記底蓋を開けて前記集塵室よりごみを捨てる際、前記集塵室の底開口位置より前記圧縮板が飛び出すように設定したものであり、確実に、集塵室より塵埃を押し出すことができる。
第16の発明は、前記圧縮板と前記昇降シャフトの間にはそれぞれ係合部と被係合部とを設け、前記圧縮板と前記昇降シャフトとが、前記係合部と前記被係合部が係合することにより保持するようにしたものであり、前記圧縮板の両縁には前記昇降シャフトとの係合を解除するための解除機構を設け、前記圧縮板部分を前記昇降シャフトから取り外すことができるように構成したものであり、これにより、集塵室、圧縮板、ならびに昇降シャフトのお手入れを容易に行うことができる。
第17の発明は、前記圧縮板を押し下げた時に、前記ロック機構のロックが掛からないことでごみが満杯であること報知するようにしたものであり、センサー等の部品数を増やすことなく、安価な構成でごみ捨て時期をお知らせすることができる。
第18の発明は、前記ロック機構にはラッチ、およびラッチを解除するためのラチェットA、ラチェットB、および伝達ギヤAを設け、掃除機本体側には、電源コードを巻き取り可能に収納したコードリールユニットと、前記コードリールユニットの回転に連動して回動する伝達ギヤBとを設け、前記集塵ケースを前記掃除機本体にセットした状態で前記伝達ギヤAと伝達ギヤBとが連結するように配置構成したものであり、前記電源コードを引き出す方向の回転に連動して、前記ラッチ解除構成が前記ラッチを解除する方向に回動し、前記圧縮板のロックを解除するように構成したものであり、これにより、次の掃除をはじめる際に、電源コードを引き出せば、ラッチが解除されて圧縮板を集塵室内の収納部分まで戻すため、圧縮板を降ろした状態のまま掃除してしまうという恐れを無くすことができる。
(実施の形態1)
図を用いて、本発明の実施の形態におけるサイクロン集塵装置について説明する。
図1は本発明の実施の形態1を示すサイクロン集塵装置の外観斜視図であり、図2はその断面図である。図1に示すように、サイクロン集塵装置は、塵埃を含む空気を取り入れ旋回気流を発生させる旋回室1、および塵埃を溜める集塵室2から成る集塵ケース3と、第2の塵埃分離手段を内包し集塵ケース3の上方に配され、集塵ケース3ならびに電動送風機(図示せず)を内臓した掃除機本体(図示せず)とに連結される第2集塵ケース4とで構成している。
集塵ケース3の旋回室1は、略円筒形状の外郭内周面に対して接線方向となるように取り付けた吸引通路を有する吸気口5と、略中心には第2集塵ケース4に連通する略円筒状の排気筒6を配している(図3)。
この排気筒6の外周側面にはメッシュフィルターやエッチングフィルター等の濾過フィ
ルターによる通気部7を構成しており、粗塵が第2集塵ケース側4へと確実に通り抜けないようにしている。
旋回室1では、吸気口5と排気筒6との位置関係、ならびに吸気口5を旋回室1の外郭内周面に接線方向となる向きで配置しているため、吸気口5より流入した含塵空気は、旋回室1外郭の内壁面に沿って旋回する流れとなる。排気筒6の内側空間は、第2集塵ケース4に連通しており、排気筒6の通気部7を通過した空気は、第2集塵ケース4へと流れていく。
次に、集塵室2は、図2、4に示すように、旋回室1の内径とほぼ同等、もしくは幾分小さい内径とした略円筒形状の筒体であり、旋回室1の下方にそれぞれの中心軸を水平方向に平行にズラした位置で配置させており、かつ、高さ方向において、集塵室2の上端の一部を旋回室1の内部に入り込むように構成としている。
つまり、旋回室1と集塵室2とが重なり合う部分は、図に示すように、旋回室側1が凹状となり、集塵室側2は略円筒形状となる隔壁8を設けている。
旋回室1の外郭内壁面と集塵室2の外郭内壁面とが交差する部分において、その一方には、互いの内周円に接するように直線状の壁9を設けており、そして、隔壁8の側面部分には、旋回室1の外郭内壁面と交わる両側付近に連通口を設け、それぞれの連通口の間口縁を内壁面に一致させている。
ここで、この2つの連通口の一方は、旋回室1で旋回する気流が集塵室2へと流れ込む流入口10であり、もう一方が、集塵室2から旋回室1へと戻る気流の流出口11として構成したものであり、流入口10は、先述した旋回室1の外郭内壁面と集塵室2の外郭内壁面とを接するように結んだ直線状の壁9を設けた側に構成している。
また、流入口10と流出口11の互いに内側となる開口縁を円弧状の区画壁12で結び、この円弧状の区画壁12の円弧は上方の排気筒5の円弧と一致させており、かつ、排気筒5と円弧状の区画壁12とを連ねるように構成している。
そして、流入口10、および流出口11は、旋回室1と集塵室2のそれぞれの外郭内壁面同士が交わる稜線から、集塵室の隔壁8と円弧状の区画壁12とが交わる稜線までの範囲で開口させている。
また、流出口11には、格子の開口間口の大きさを1〜2mmの範囲で設定した通気格子13を形成している。集塵室2の底部分は開口しており、回動自在に軸支した底蓋14でエアタイト性を確保しながら塞ぐ構成としている。通気格子13の開口間口のサイズは、実験結果より、開口間口の大きさを3mm以上で設定すると、リントといった細かい埃は、格子に引っ掛からずに旋回室側1へと通り抜けてしまう傾向が見られ出すようなったが、開口間口を2mmで設定すると、通気格子13にリントが引っ掛かり、旋回室側1への通り抜けが大幅に抑えることができたため、樹脂一体成形で可能な1mm〜2mmのサイズ設定とした。
旋回室1の吸気口5、排気筒6の通気部7、および旋回室1と集塵室2とが連通する流入口10と流出口11とは、図6に示すように、上から順に高さ位置をズラした配置としており、これにより、吸気口5より流入した含塵空気は、吸気口5より斜め下方に旋回室1を旋回しながら流入口10へと進入し、そのまま延長して、集塵室内2を斜め下方に旋回しながら集塵室2の底位置まで流れていく。そして、重みのある粗塵は、集塵室2の底部分でそのまま旋回し続け、粗塵を分離した気流は旋回しながら上昇し、この上昇気流に
乗ったリント等の細かい埃は、流出口11の通気格子13で引っ掛かり、さらに塵埃分離した状態の空気が、通気格子13を通り抜けて旋回室1へと戻り、旋回室1を旋回しながら、排気筒6の通気部7を抜けて第2集塵ケース4へと流れていく。
ここで、集塵室内2では、粗塵がその重みにより底位置で旋回し続けると、絡まり合いながらマリモのようになり、そこに細塵も一緒に絡まり合うため、それによっても粗塵と細塵が絡まり合った塵埃と空気とが分離される。
次に、集塵室内2を流出口11に向かって旋回上昇する気流には、幾分、リント等の細かい塵埃が乗っているが、リントは通気格子13で引っ掛かり、それが堆積するとリントがフィルターの役目をするようになり、旋回室側1への細塵の通過をより抑えることができるようになる。つまり、リントが堆積すると不織布フィルターに似た状態になるためである。
このように、旋回室内1において、排気筒6および円弧状の区画壁12と旋回室外郭の内周壁との間で、吸気口から集塵室2への流入口に向かう旋回通路とそれに連なる移送通路15とを形成することになるため(図7)、よりスムーズに旋回室1から集塵室2へと旋回気流を導くことができる。
従来のサイクロン構成では、旋回室1と集塵室2とを同軸上に配置させることが一般的であるが、旋回室1と集塵室2とを平行にズラした状態としても、旋回室1と集塵室2とが上下となる配置、つまり、斜め上下方向の位置関係とし、かつ、旋回室1と集塵室2との間で、楕円軌道を描くように気流の入口と出口とを設けることで、一般的なサイクロンの気流と類似した遠心旋回気流を形成することができるようになる。
なお、本実施の形態は、集塵ケース4の小型化を図るため、旋回室1と集塵室2とを水平方向でお互いの一部が重なり合うように配置構成したが、図5に示すように、旋回室1と集塵室2とを水平方向に重ならない位置で隣接させた場合でも、同様の旋回気流の作用は機能する。また、集塵室2の流出口11からリント等の細塵を含んだ状態で空気が抜けた場合においても、流入口10へと流れる気流と衝突することで、また、塵埃のみが集塵室2へと誘引される作用も働く。
その後、排気筒6を通過した空気は、第2集塵ケース4へと流れる。第2集塵ケース4内には、第2の塵埃分離手段として不織布フィルター16をプリーツ状に折ったものを配置し、排気筒6から抜けてきた微小な細塵をこの不織布フィルター16にて濾過し、きれいになった空気のみが不織布フィルター16を通過して、電動送風機へと導かれていく。
ここで、不織布フィルター16の下流側には、フィルター表面に衝撃振動を与える除塵子(図示せず)を取り付けており、吸引運転後、除塵子と連結させた集塵ケース3に内蔵したリニア駆動部(図示せず)からの往復運動により、フィルター表面を除塵子で叩き、不織布フィルター16の表面に付着した細塵を衝撃により落としている。
この叩き落とした細塵は、排気筒6、円弧所状の区画壁12の内側空間を通って、旋回室1下方に設け円弧状の区画壁12内側と連通した細塵室17まで落ちて溜まるようにしている。
ここで、細塵室17は、集塵室2と隣接して配置しており、細塵室17の底は開口しており、底蓋14によって集塵室2と同時に塞ぐ構成としている(図2)。
次に、圧縮手段の構成について説明する。
図に示すように、集塵室2の上端には、底面を平面とし集塵室2の軸方向に昇降する圧縮板18を配置している。圧縮板18には、その中心より旋回室1とは反対側にズラした位置に昇降シャフト19を取り付けている。昇降シャフト19の内部には、中空部20を設け、その中空部20には固定シャフトピン21を挿入し、固定シャフトピン21の下端に設けたストッパー22を昇降シャフト19の上端で掛かるように構成している。
そして、固定シャフトピン21の他端を、中空状にした可動シャフト23の中空内上端に固定し、昇降シャフト19の上端と可動シャフト23の中空内上端との間に圧縮ばねA24を、その中心に固定シャフトピン21が配置するように取り付け、圧縮板18が可動シャフト23に対して突っ張る状態としており、昇降シャフト19は、固定シャフトピン21と集塵室2の上端に設けた軸受け25とで摺動自在に保持され、圧縮板18を押し縮めた時には、可動シャフト23の中空内に昇降シャフト19が収納されるようにしている。
そして、可動シャフト23は、旋回室1に隣接して設けた摺動操作部26にて摺動自在に保持しており、可動シャフト23と集塵室2上面の軸受け25との間に圧縮ばねB27を設け、可動シャフト23を押し上げる。すなわち、圧縮板18を集塵室2上端位置まで押し上げた状態を保持するように構成している。
可動シャフト23の上端側面には、操作レバー28を設けており、この操作レバー28を押すことで、可動シャフト23が下がり、可動シャフト23より突っ張っている圧縮板18が同時に押し下がるようにしている。そして、摺動操作部26には、バネ付勢した回動式のラッチ29を設けており、可動シャフト23の上方周囲の一部に凹部30を設け、可動シャフト23を押し下げ、凹部30がラッチ29の位置にくると、ラッチ29が凹部30にはまり込みロックする構成としている。
ラッチ29には、ラッチ29と同軸にて軸支したラチェットA31を設け、このラチェットA31に係合するラチェットB32を並設して設け、このラチェットB32の一端には伝達ギヤA33を設けている。この伝達ギヤA33は、掃除機本体側に内蔵している電源コードリールユニットの回転に連動させた伝達ギヤB(図示せず)に係合し、電源コードの引き出し、および巻き取りによって伝達ギヤA33が回転するものである。
このラッチ29、およびラチェットA31、ラチェットB32の動作であるが、ラッチ29が掛かっている状態のとき、ラチェットA31の一端にはラッチ29を解除する方向に当設する突出部34を設けており、電源コードを引き出すときの回転方向でラチェットB33がラチェットA32をラッチ29解除方向に回動させてラッチ29のロックを外す(図8)。
逆に、ラッチ29が掛かった状態で電源コードを巻き取る際のラチェットB32の回転では、ラチェットA31はラッチ29と当設しない方向に回動するため、ラッチ29が凹部30から外れることはない(図9)。また、ラッチ29が掛かっていない状態の場合は、ラチェットA31の回動範囲では、突出部34がラッチ29と当設しないようにラッチ29を回動させているため、電源コードの引き出し、および巻き取り動作にはラッチ29が連動しない状態となる。
圧縮板18が集塵室2上端で収納されている状態において、圧縮板18の底面が、集塵室2への流入口10および流出口11の上縁と一致するか、もしくは、上縁よりわずかに上方に位置するように配置している。
また、圧縮板18の上面は、略円錐状としており、集塵室の上端外周に配したリップ構成のタイトパッキン35に圧縮板18の外周縁を当設させてエアタイト性を確保している。また、圧縮板18の外周縁と集塵室2内壁との隙間は2〜5mmで設定しており、圧縮板18を収納した状態では、圧縮板18底面とタイトパッキン35のリップ部分とで、集塵室2の天面を構成している。
ここで、圧縮板18と集塵室2内壁との隙間についてであるが、隙間を1mmで設定した場合、圧縮板18の昇降時に集塵室2内壁との間で塵埃のかみ込みが起こり易くなる傾向が出てくる。また逆に、隙間の設定を例えば10mmと大きく取ると、塵埃のかみ込みは起こらないものの、圧縮板18で塵埃に押圧を加えた際に、その隙間から塵埃が押し出され、側面からの押圧が塵埃に充分に作用せず、圧縮板18を上昇させて押圧を除いたときに、塵埃の綿ごみ・髪の毛の反発力により回復する容積が大きく、期待するほどに減容ができていない状態になってしまう。
つまり、充分な圧縮を加えられていないことになる。実験的に検証した結果において、隙間を3mm程度に設定すれば、塵埃の咬み込みの恐れもほとんどなく、塵埃の減容においても、側面から充分な押圧を加えることできるようになるため、隙間を2〜5mmの範囲で設定した。
塵埃の圧縮は、吸気口5から取り込んだ含塵空気を旋回室1で遠心旋回させて集塵室2へと流入口10より導入し、集塵室2に塵埃を溜め、吸引運転後、操作レバー28を押して可動シャフト23、圧縮板18を、可動シャフト23のラッチ29が掛かる位置まで押し下げる(図10)。
このとき、集塵室2の流出口11に設けた通気格子13に付着したリント等の塵埃を圧縮板18によって剥ぎ取り、そのまま底へと落とし、圧縮板18の底面が集塵室2の底に溜まった粗塵に当たると、圧縮板18は塵埃から受ける反力分だけ可動シャフト23内を摺動して持ち上がるようになる(図11)。
この圧縮板18の持ち上がったストローク、つまり、圧縮ばねA24の伸縮分のバネ圧が塵埃の押圧となる。そして、圧縮板18を次の掃除を始めるまで、そのままの押圧を加えた状態で放置させることで、塵埃中の綿ごみ、髪の毛等の繊維成分がクリープ変形を起こし、塵埃の減容度合いが増し、より固形化を図ることができるようになる。
圧縮板18は、次の掃除を行う際の電源コードを引き出す動作をした瞬間に、電源コードリールユニットの回転動作に連動して、ラッチ29を解除させ、圧縮ばねB27の反発力で集塵室2の上端収納位置まで戻るため、圧縮板18の昇降動作を行うのは、押し下げる動作のみであり、圧縮操作への負担も軽減できる。また、次の掃除を始めるときには、必ず電源コードを引き出す動作を行うため、圧縮板18を押し下げた状態のまま、運転を始めるといった不具合を確実に回避することができる。
集塵室内2で塵埃圧縮を約半日以上行うと、集塵室2内壁からの摩擦抵抗も受け、室内での復元量はわずかであり、塵埃の容積を約1/4以下まで減容することができ、集塵室内の空間容積を充分に確保することができる。また、圧縮放置する時間が数時間程度であった場合でも、集塵室2の外郭内壁と圧縮板18との隙間を2〜5mmで設定しているため、塵埃のほぼ全体から充分に押圧を与えることができ、上述の減容割合とほぼ同等の効果を得ることができる。
1週間相当の塵埃量を集塵するのに、集塵室外径を80〜90mmとすれば、集塵室2の容器高さは約65mm程度の設定で可能となる。ここで、集塵室2の外径をあまり大き
くすると、塵埃周囲からの押圧が釣り合わずに、塵埃の中心付近を押し上げて応力を開放する方向に作用するため、圧縮度合いが崩れるため、遠心旋回気流を損なわない程度に集塵室2の外径サイズを設定している。この集塵室2のサイズにおいて実験的に確認したところ、一般の家庭で掃除した約1週間分の塵埃を圧縮保持すると、集塵室2から出した塵埃の高さは約30〜35mmほどまでに減容した状態となっており、崩れも発生しないほど固まった状態であった。
この塵埃圧縮によって集塵室2内の底部分に塵埃を敷き詰めるようにして押し固めると、次に吸引運転を行っても、塵埃には負圧差が生じないため底位置に留まったままとなり、旋回気流に乗って集塵室2の底まで到達した含塵空気は、押し固められた塵埃の表面で絡み合うため、その作用によっても塵埃が集塵室2の底に溜まりやすくなり、粗塵が空気とより分離されるようになる。また、堆積する塵埃が溜まるにつれ、可動シャフト23を押し下げると、圧縮板の昇降シャフト19が可動シャフト23中空内に持ち上げられることになる。よって、塵埃量が増えるに従い、その圧縮ばねA24から受ける圧縮力が増加する形になる。
また、集塵室流出口11の通気格子13に付着した塵埃は、圧縮板18を昇降する毎に剥ぎ取っているため、通気格子13間口を詰まらせることはない。ごみ捨ての際は、底蓋14を開けると圧縮板18が圧縮ばねA24の反力を受けて圧縮した塵埃を押し出すため、集塵室内に塵埃を留まらせることはない(図12)。
また、圧縮板18は、集塵室2底の開口間口より約10mm飛び出すように設定しているため、圧縮板18の外周縁と集塵室2の内壁との間での塵埃咬み込みにより、ごみが引っ掛かってごみ捨てに支障がでるということもない。
さらに、圧縮板18の底面は、集塵室2への流入口10および流出口11の上縁と一致するか、もしくは、上縁よりわずかに上方に位置するように配置しているため、流入口から進入した旋回気流が上方と下方とに分流して旋回せず、圧縮板の周囲付近を塵埃を含んだ気流が旋回し続けないので、圧縮板の外周縁に生じる隙間等に埃等が引っ掛かることはなく、圧縮板の外周縁と集塵室外郭の内壁との間での塵埃咬み込み等、圧縮板の動作に支障をきたす恐れもない。
また、圧縮板18の上面は略円錐状にしているため、塵埃に押圧を加える際に圧縮板18の外周縁より上面に塵埃が乗り上がったとしても、圧縮板18を上昇させるときに、略円錐面によって圧縮板18の外周縁まで滑り落ち、その後、集塵室2外郭の内壁との摩擦で圧縮板18の下方側へと乗り越えてそのまま集塵室2の底方向に向かって落ちるため、圧縮板18上方の摺動受け部等への塵埃侵入を防ぐことができる。
そして、本実施の形態1では、旋回室1の中に集塵室2を入り込ますように構成し、圧縮板18の昇降シャフト19の固定位置を中心よるズラした構成としたことで、集塵ケース3の小型化を図ることができる。
また、圧縮操作において、圧縮板18の昇降と可動シャフト23との可動は、別々に動作可能として、可動シャフト23の動作ストロークを一定としているため、昇降シャフト19の可動ストロークの設定によって、可動シャフト23のロックが掛からなければ集塵許容量であることをユーザーに報知することができるため、センサー等の別部品を追加しなくとも、簡単な構成でごみ満杯報知の手段をとることができる(図13、14)。
以上、このような構成によって、旋回気流中に圧縮板18、ならびに昇降動作部分を露出させることなく、集塵ケース3の小型化を図りながら、塵埃の圧縮度合いを向上させた
サイクロン式ごみ圧縮装置を実現することができ、ごみ捨ての際の埃の舞いを大幅に軽減することができ、また、押し固めた塵埃径を小さくまとめているため、ゴミ箱に捨てるなども可能となってくる。さらには、集塵室2内で押し固めているため、次の吸引運転の際には集塵室2内のごみが旋回気流によって舞い上がらず、空気と塵埃との分離率をさらに向上させることができる。
(実施の形態2)
図15、および図16は、実施の形態2における圧縮手段の構成を示している。なお、上述した実施の形態1と重複する構成については、同一符号を記載し説明を省略する。
図に示すように、圧縮板18の上面円錐形状と底面との間で形成される中空内部に、加振器として振動モーター36を配置し、昇降シャフト19の中空内にリード線37を通し、可動シャフト23の外周面に軸方向に配置した銅板のレール38に連結している。
そして、操作部側に接点バネ39を配し、接点バネがこの銅板のレール38上を摺接するようにしている。接点バネ39にはさらにリード線を介して集塵ケースの外郭側に設けたコネクター40に連結させており、掃除機本体側に設けたコネクター受け(図示せず)と連結すると本体側より電源が供給されるしくみとしている。
この可動シャフト23に配した銅板のレール38であるが、図に示すように、可動シャフト23が上端に位置した状態、および、押し下げてラッチ29が掛かる位置で接点バネ39から外れるように長さを設定している。つまり、吸引運転時、および、圧縮保持時は通電させず、操作レバー28を操作している間のみ通電するようにしたものである。
これにより、圧縮板18の上面に埃が乗ったとしても、圧縮板18の下降動作中に、振動モーター36によって圧縮板18を揺することで、埃をはらい落とすことができるため、確実に、摺動受け部等への塵埃侵入を防ぐことができる。
(実施の形態3)
図は、実施の形態4における圧縮手段の構成を示している。なお、上述した実施の形態1と重複する構成については、同一符号を記載し説明を省略する。
図17に示すように、圧縮板18と昇降シャフト19とは取り外しが可能となるように、圧縮板18に設けた凹部に昇降シャフト19差し込んで組み立てる構成としている。そして、圧縮板18の中空内部には、バネ付勢した係合部41を対称に2箇所配しており、昇降シャフト19側に設けた被係合部42に係るようにして、圧縮板18が昇降シャフト19から外れないようにしている。
また、圧縮板18の外周縁にはロック解除レバー43を対称位置に設けており、ロック解除レバー43をはさむように押すと、係合部41が被係合部42から離れる方向に可動してロックが外れる機構としている。
これにより、圧縮板18のみが取り外せるため、集塵室内のメンテナンスを容易にすることができるようになる。
以上のように、本発明にかかるサイクロン集塵装置は、含塵空気を旋回させる略円筒状の旋回室とは別室に、斜め下方に隣接して連通した集塵室を設け、吸気口/排気筒/集塵室への流入口/流出口の高さ位置関係、ならびに、旋回室から集塵室への流入口および流出口に誘引する移送通路を形成する円弧状の区画壁を旋回室内に設け、集塵室の軸方向に
昇降する圧縮板を集塵室内の上端に配置して、圧縮板と底面を流入口/流出口の上縁とを同一高さ、もしくは圧縮板の底面をわずか上方に位置するように構成し、圧縮板の外周と集塵室内壁との隙間設定、ならびに、流出口に設けた通気格子の開口間口の最適サイズを設定することによって、旋回気流中に圧縮板、ならびに昇降動作部分を露出させることなく、集塵ケースの小型化を図りながら、塵埃の圧縮度合いを向上させたサイクロン式ごみ圧縮装置を実現することができ、ごみ捨ての際の埃の舞い散りが大幅に軽減し、かつ、押し固めた塵埃が小さくまとまるため、ゴミ箱に捨てるといったことも可能となってくる。さらには、集塵室内で押し固めているため、次の吸引運転の際には集塵室内のごみが旋回気流により舞い上がることを発生させず、空気と塵埃との分離率をさらに向上させることができる。
1 旋回室
2 集塵室
3 集塵ケース
5 吸気口
6 排気筒
7 通気部
10 流入口
11 流出口
12 円弧状の区画壁
13 通気格子
15 移送通路
17 細塵室
18 圧縮板
19 昇降シャフト
23 可動シャフト
24 圧縮ばねA
26 摺動操作部
27 圧縮ばねB
29 ラッチ
31 ラチェットA
32 ラチェットB
33 伝達ギヤA

Claims (18)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機と、前記電動送風機の上流側に設置され前記電動送風機により吸引した塵埃を含む空気を旋回させ塵埃分離する略円筒状の旋回室と、前記旋回室の下方に位置し前記旋回室からの塵埃を溜める略円筒状の集塵室からなる集塵ケースとを備えたサイクロン掃除機において、前記旋回室の外郭周方向には、含塵空気を吸引するための吸気口と、前記旋回室の中心付近には、外周面に通気部を備え塵埃分離した空気を排出するための排気筒とを構成し、前記旋回室と前記集塵室とは、互いの軸中心が水平方向に平行にずらされ、高さ方向に一部が重なり合うように配置され、その前記旋回室と前記集塵室とが重なり合う部分には連通部が設けられ、前記連通部は前記旋回室を旋回する含塵気流が前記旋回室外郭の内壁面に沿いながら前記集塵室へと流入する流入口と、前記集塵室で旋回する気流が前記集塵室外郭の内壁面に沿いながら前記旋回室へと再流入する流出口とで構成され、前記旋回室内に、前記流入口の内側開口縁と前記流出口の内側開口縁とを円弧状に連結させる円弧状の区画壁を設け、前記旋回室の外郭内壁面と前記円弧状の区画壁との間で移送通路を形成した電気掃除機。
  2. 前記旋回室と前記集塵室とを、水平方向で一部が重なり合うように配置し、その重なり合う部分は、前記集塵室の一部を形成するように構成した請求項1に記載の電気掃除機。
  3. 前記排気筒の外周と、前記円弧状の区画壁の外周とが連なるように構成した請求項1または2に記載の電気掃除機。
  4. 前記旋回室の上方に配され前記排気筒の通気部を通過した空気を塵埃分離する第2の塵埃分離手段と、前記第2の塵埃分離手段に付着した細塵を除去する塵埃除去手段と、
    前記旋回室の下方に配し、内側の空間が前記排気筒の内側と前記円弧状の区画壁の内側に連通した細塵室とを設け、前記塵埃除去手段によって前記第2の塵埃分離手段から分離した塵埃を、下方の前記細塵室へ落として溜めるように構成した請求項3に記載の電気掃除機。
  5. 前記流出口に通気格子を設けた請求項1から4のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  6. 前記集塵室内に、軸方向に昇降する圧縮板を設け、吸引時、前記集塵室の上端に収納するように構成した請求項5に記載の電気掃除機。
  7. 前記圧縮板の収納状態において、前記流入口、および前記流出口の上方縁と、前記圧縮板の下面とが同一面、もしくは前記圧縮板の下面が前記流入口、および前記流出口の上方縁よりもわずかに上方に位置するように構成した請求項6に記載の電気掃除機。
  8. 前記圧縮板には昇降シャフトを設け、前記昇降シャフトは、前記圧縮板の中心より前記旋回室と反対側の方向へ平行にズラした位置に配置し、前記昇降シャフト部を昇降動作可能に保持する摺動操作部を、前記旋回室に隣接して構成した請求項6または7に記載の電気掃除機。
  9. 前記摺動操作部にロック機構を設け、前記圧縮板の昇降動作をロック保持可能に構成したものであり、次の掃除を行う準備に入る動作と連動して、自動でロックが解除されるように構成した請求項6〜8のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  10. 前記昇降シャフトを内部で摺動可能に保持する機能を有した可動シャフトを設け、かつ、前記昇降シャフトを前記可動シャフト内で伸張方向に押圧を受けるように前記可動シャフト内に圧縮ばねAを設けて前記昇降シャフトを付勢し、前記可動シャフトは前記摺動操作
    部にて摺動自在に保持され、かつ、集塵室上方の外郭部分と前記可動シャフトとの間に圧縮ばねBを設け、前記可動シャフトを上方に押し上げるように前記圧縮ばねBで付勢したものあり、前記圧縮板と前記昇降シャフトは、前記可動シャフトの下降動作とは切り離して上昇動作を可能にした請求項9に記載の電気掃除機。
  11. 前記集塵室内壁面と前記圧縮板の外周縁との隙間を、2〜5mmで設定した請求項6〜10のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  12. 前記通気格子の開口サイズを1〜2mm画の大きさで設定した請求項6〜11のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  13. 前記圧縮板の上面を略円錐形状にした請求項6〜12のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  14. 前記圧縮板に中空部を設け、かつ前記中空部に加振器を配置して、前記圧縮板を振動させながら昇降可能に構成した請求項13に記載の電気掃除機。
  15. 前記集塵室の下方開口部分に回動自在に保持された底蓋を設け、前記底蓋を開けて前記集塵室よりごみを捨てる際、前記集塵室の底開口位置より前記圧縮板が飛び出すように設定した請求項6〜14のいずれか1項に記載の電気掃除機。
  16. 前記圧縮板と前記昇降シャフトの間にはそれぞれ係合部と被係合部とを設け、前記圧縮板と前記昇降シャフトとが、前記係合部と前記被係合部が係合することにより保持するようにしたものであり、前記圧縮板の両縁には前記昇降シャフトとの係合を解除するための解除機構を設け、前記圧縮板部分を前記昇降シャフトから取り外すことができるように構成した請求項15に記載の電気掃除機。
  17. 前記圧縮板を押し下げた時に、前記ロック機構のロックが掛からないことでごみが満杯であること報知するようにした請求項10に記載の電気掃除機。
  18. 前記ロック機構にはラッチ、およびラッチを解除するためのラチェットA、ラチェットB、および伝達ギヤAを設け、掃除機本体側には、電源コードを巻き取り可能に収納したコードリールユニットと、前記コードリールユニットの回転に連動して回動する伝達ギヤBとを設け、前記集塵ケースを前記掃除機本体にセットした状態で前記伝達ギヤAと伝達ギヤBとが連結するように配置構成したものであり、前記電源コードを引き出す方向の回転に連動して、前記ラッチ解除構成が前記ラッチを解除する方向に回動し、前記圧縮板のロックを解除するように構成した請求項9または10に記載の電気掃除機。
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