JP2011185365A - 電磁弁駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】昇圧回路の負荷を低減できる電磁弁駆動回路を提供する。
【解決手段】昇圧側駆動FET202は昇圧回路100とインジェクタ3の一方の端子の間の経路に接続される。バッテリ側駆動FET212とバッテリ側保護ダイオードDbは、電源の正極とインジェクタ3の一方の端子の間の経路に接続される。還流ダイオードDfはインジェクタ3の一方の端子とバッテリ側保護ダイオードDbの間に一方の端子が接続され、かつ他方の端子が電源グランドに接続される。インジェクタ下流側駆動FET220はインジェクタ3の他方の端子と電源グランドの間の経路に接続される。制御回路240は、インジェクタ3に流れる電流値に応じてFET202,212,220を動作させるとともに、昇圧側駆動FET202が複数回オン/オフする期間にバッテリ側駆動FET212をオンさせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源電圧を昇圧した高電圧を用いて電磁弁を駆動する電磁弁駆動回路に係り、特に、気筒内直接噴射型インジェクタを駆動するのに好適な電磁弁駆動回路に関する。
従来、ガソリンや軽油等を燃料とする自動車,オートバイ,農耕機,工作機械,船舶機等の内燃機関制御装置において、燃費や出力向上の目的により、気筒内に直接燃料を噴射するインジェクタを備えたものが用いられている。このようなインジェクタは、「気筒内直接噴射型インジェクタ」、「直噴インジェクタ」、または、「DI」と呼ばれている。
現在、ガソリンエンジンで、吸気管に燃料を噴射する方式が主流であるが、高圧に加圧された燃料を用いる気筒内直接噴射型インジェクタを備えたエンジンは、インジェクタの開弁動作時に、前記の方式より高いエネルギーを必要とする。また、制御性を向上させて高速回転に対応するためには、高いエネルギーを短時間にインジェクタに供給することが必要になる。さらに、気筒内直噴型インジェクタを備えたエンジンでは、低燃費化や排気ガスの放出低減のための多段噴射という技術が注目されているが、この技術では従来ピストンの1動作に対して1度に噴射していた燃料を数回に分けて噴射するため、高いエネルギーを一層短時間にインジェクタに供給することが必要になる。
一般的に、気筒内直接噴射型インジェクタを制御するインジェクタ駆動回路は、バッテリ電圧よりも高い電圧に昇圧する昇圧回路を設け、この昇圧回路により発生させた昇圧電圧を印加することで、インジェクタの動作応答時間の短縮を狙ったものが多い。その為、インジェクタの動作回数が増加する多段噴射技術では、昇圧回路の負担が増加するので、昇圧回路の負荷低減が重要な課題となっている。
以下、代表的な直噴インジェクタの電流波形について説明する。まず、通電初期のピーク電流通電期間には、昇圧電圧を用いてインジェクタ電流を予め定められたピーク電流まで短時間に上昇させ、インジェクタを開弁する。このピーク電流は、吸気管に燃料を噴射する方式のインジェクタ電流と比較して、5〜20倍程度大きい。ピーク電流の通電期間が終了した後は、インジェクタへのエネルギー供給源は、昇圧回路からバッテリ電源へ移行し、前記ピーク電流値よりも低い開弁保持電流を通電させ、インジェクタの開弁状態を保持する。このピーク電流と開弁保持電流を通電させることで、開弁したインジェクタが、燃料を気筒内に噴射する。
噴射終了時は、インジェクタの閉弁を速やかに行うため、インジェクタ通電電流の電流降下を短時間に行い、インジェクタ電流を遮断する必要がある。しかし、インジェクタには、インジェクタ電流が流れていることで高いエネルギーが蓄積されており、このエネルギーをインジェクタから消滅させることが必要である。これを短時間に実現させるため、インジェクタ電流を駆動する駆動回路の駆動素子でツェナーダイオード効果を使用してエネルギーを熱エネルギーに変換する方式や、電流回生ダイオードを介して、インジェクタ電流を昇圧回路の昇圧電圧を蓄積している昇圧コンデンサに回生させる方式等、種々の方式が採用されている。
インジェクタ単体特性の向上やエンジンでの燃焼特性の向上の観点から、インジェクタによっては、前記ピーク電流を一定期間保持することが好ましい場合がある。このピーク電流保持期間は、インジェクタと昇圧回路の間に接続されたスイッチング素子を短時間にオン/オフして、インジェクタに断続的に昇圧電圧を印加し、僅かな電流の増減を繰り返すことで実現できる。この時、インジェクタ電流を減少させる方法としては、インジェクタ電流を還流ダイオードを通る経路に還流させて電流を降下させる方式(フライホイール方式)や、前記閉弁動作時と同様にインジェクタ電流を昇圧回路の昇圧電圧を蓄積している昇圧コンデンサに回生させる方式(回生方式)が考えられる。例えば、特許文献1には、フライホイール方式によってインジェクタのピーク電流を保持する駆動方法が開示されている。
特開2008−169762号公報
しかしながら、インジェクタに昇圧電圧を断続的に印加して一定期間ピーク電流を保持する場合、この保持期間の電流降下が速いほど、昇圧電圧を印加して電流を増加させる頻度が増え、従って昇圧回路の負荷が大きくなる。特に、昇圧回路の負担が増加する多段噴射技術においては、この昇圧回路の負荷を低減することが一層重要な課題となる。
本発明の目的は、昇圧回路の負荷を低減できる電磁弁駆動回路を提供することにある。
上記課題を達成するため、本発明の望ましい態様の一つは次の通りである。
当該電磁弁駆動回路は、電源から高電圧を生成する昇圧回路と、前記昇圧回路と電磁弁の一方の端子の間の経路に接続された第1のスイッチング素子と、前記電源の正極に接続された第2のスイッチング素子と、該第2のスイッチング素子の負極側と前記電磁弁の一方の端子の間の経路に接続された第1のダイオードと、前記電磁弁の一方の端子と前記第1のダイオードの間に一方の端子が接続され、かつ他方の端子が電源グランドに接続された第2のダイオードと、前記電磁弁の他方の端子と電源グランドの間の経路に接続された第3のスイッチング素子と、前記電磁弁に流れる電流値に応じて前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子を動作させる制御手段を有する電磁弁駆動回路であって、前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子が複数回オン/オフする期間に前記第2のスイッチング素子をオンさせるピークホールドアシスト手段を備えるようにしたものである。
本発明によれば、昇圧回路の負荷を低減できるものとなる。
本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの構成を示すブロック回路図である。 本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路の効果の説明図である。 本発明の第2の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
以下、図1〜図3を用いて、本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路の構成及び動作について説明する。
最初に、図1を用いて、本実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの構成について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの構成を示すブロック回路図である。
ここでは、電磁弁の一例として、気筒内直接噴射型インジェクタの場合について説明するが、昇圧回路を使用する他の電磁弁にも、本発明は適用できるものである。また、ここでは、1つのインジェクタを駆動する駆動回路を示しているが、複数のインジェクタを駆動することも可能である。
本実施形態の電磁弁駆動回路は、昇圧回路100と、駆動回路200とを備えている。駆動回路200は、制御回路300からの制御指令に基づいて、インジェクタ3への通電を制御する。制御回路300は、エンジンコントロールユニットなどからなり、車両の状態や運転者の意図に応じて、インジェクタ3への通電を制御する。インジェクタ3は、直噴インジェクタである。インジェクタ3には、昇圧回路100により昇圧された電圧Vh若しくはバッテリーからの電圧Vbが印加される。
インジェクタ3は、直列接続された内部コイル3Lと内部寄生抵抗3Rの等価回路として表すことができる。一般に、気筒内直接噴射型インジェクタの寄生抵抗値は、数Ω程度である。
昇圧回路100は、複数の駆動回路200により共有される。通常は、一つのエンジンに対して、1〜4個の昇圧回路100が搭載される。昇圧回路100が駆動回路200を共有する数は、後述するインジェクタ電流Iinjのピーク電流通電期間(図2にて後述する期間P1)およびピーク電流保持期間(図2にて後述する期間P2)にインジェクタを駆動するために必要なエネルギー、エンジンの最高回転数、同一気筒での1回の燃焼に対する燃料の多段噴射回数等で決定される昇圧復帰期間や、昇圧回路100の自己発熱等により決まる。
昇圧回路100は、バッテリ電源の電圧Vbを昇圧電圧Vh まで昇圧する。バッテリ電圧Vbを例えば12Vとすると、昇圧電圧Vhは例えば65V程度である。
昇圧回路100で昇圧された昇圧電圧Vhは、昇圧側電流検出抵抗Rhと、昇圧側駆動FET202と、昇圧側保護ダイオードDhとを介して、インジェクタ3の上流側に供給される。昇圧側電流検出抵抗Rhは、昇圧回路100からの流出電流の過電流又はインジェクタ3側のハーネス断線等を検出するための昇圧側駆動電流Rhaを、電圧に変換する。昇圧側駆動FET202は、後述するインジェクタ電流Iinj のピーク電流通電期間P1およびピーク電流保持期間P2に駆動するためのものである。昇圧側保護ダイオードDhは、昇圧回路100が故障した場合の逆電流を防止するためのものである。
また、インジェクタ3の上流側には、バッテリ側電流検出抵抗Rb、バッテリ側駆動FET212、及び、バッテリ側保護ダイオードDbを介して、バッテリ電源の電圧Vbが供給される。バッテリ側電流検出抵抗Rbは、バッテリ電源からの過電流又はインジェクタ3側のハーネス断線等を検出するために、バッテリ側駆動電流Rbaを電圧に変換する。また、バッテリ側保護ダイオードDbは、昇圧電圧Vhからの電流がバッテリ電源へ逆流するのを防止するために設けられている。また、抵抗RsとコンデンサCsの直列回路からなるスナバ回路が、バッテリ側保護ダイオードDbと並列に接続されている。スナバ回路の作用については後述する。
バッテリ側駆動FET212は、開弁保持電流通電期間(図2にて後述する期間P4)に、インジェクタの開弁保持電流を流すために駆動することが一般的であるが、後述のように、本実施形態ではピーク電流保持期間P1の電流降下を緩和する目的でも使用する。
インジェクタ3の下流側には、インジェクタ下流側駆動FET220が接続される。インジェクタ下流側駆動FET220のオン/オフにより、インジェクタ3の通電/非通電が決まる。本例では、インジェクタ3に流れるインジェクタ電流Iinj は、インジェクタ下流側駆動FET220のソース電極に接続された下流側電流検出抵抗Riを介して電源グランドGNDに流れる。
また、還流ダイオードDfが、電源グランドGNDとインジェクタ3の上流側との間に接続されている。還流ダイオードDfは、インジェクタ電流Iinj を通電する間、昇圧側駆動FET202とバッテリ側駆動FET212を同時に遮断し、インジェクタ下流側駆動FET220を通電させることで生じるインジェクタの回生電流をフライホイールさせるためである。このため、還流ダイオードDfのアノードが電源グランドGND側に、また、カソードがインジェクタ3の上流側に接続される。
また、電流回生ダイオードDrが、インジェクタ3の下流と昇圧電圧側の経路との間に設けられる。本例では、電流回生ダイオードDrのアノードが、インジェクタ3と下流側駆動FET220との間の経路に接続され、また、カソードが、昇圧側電流検出抵抗Rhと昇圧側駆動FET202との間の経路に接続される。電流回生ダイオードDrは、インジェクタ電流Iinjを通電する間に、上流側の昇圧側駆動FET202とバッテリ側駆動FET212、およびインジェクタ下流側駆動FET220の全て遮断させることにより、インジェクタ3の電気エネルギーを昇圧回路100に回生させるために用いられる。インジェクタ電流の回生は、主にインジェクタの閉弁動作時など、インジェクタ通電電流を素早く下降させたい場合に行われる。
昇圧側駆動FET202、バッテリ側駆動FET212、インジェクタ下流側駆動FET220の各駆動素子は、エンジン回転数や各種センサからの入力条件に基づき、制御回路300が発生するインジェクタ開弁信号300b 、インジェクタ駆動信号300c により制御される。インジェクタ開弁信号300b 、インジェクタ駆動信号300cは、駆動回路200のインジェクタ制御回路240のゲート駆動ロジック回路245に入力する。また、制御回路300とゲート駆動ロジック回路245との間は、通信信号300aにより必要な情報を更新する。なお、必要な情報の具体例については、後述する。
インジェクタ制御回路240は、昇圧側電流検出回路241と、バッテリ側電流検出回路242と、下流側電流検出回路243と、電流選択回路244と、ゲート駆動ロジック回路245とを備えている。昇圧側電流検出回路241は、昇圧側電流検出抵抗Rhに流れる昇圧側駆動電流Ihを検出する。バッテリ側電流検出回路242は、バッテリ側電流検出抵抗Rbに流れるバッテリ側駆動電流Ibを検出する。下流側電流検出回路243は、下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiを検出する。電流選択回路244は、電流検出回路241と電流検出回路243により検出れた電流のいずれかを選択する。電流選択回路244は、ゲート駆動ロジック回路245から昇圧側電流選択信号245hが出力されると電流検出回路241により検出された電流を選択し、ゲート駆動ロジック回路245からインジェクタ下流側電流選択信号245iが出力されると電流検出回路243により検出された電流を選択し、選択信号Ih/iとして出力する。
ゲート駆動ロジック回路245は、昇圧側電流検出回路241、バッテリ側電流検出回路242、及び、インジェクタ下流側電流検出回路243により検出された検出値(昇圧側電流検出信号SIh、バッテリ側電流検出信号SIb、インジェクタ下流側電流検出信号SIi)に基づき、昇圧側駆動FET制御信号SDh、バッテリ側駆動FET制御信号SDb、インジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiを生成する。また、制御回路300とインジェクタ制御回路240は、駆動回路200と制御回路300との間の通信信号300a により、インジェクタ駆動波形を決めるピーク保持上限電流(図2にて後述する電流Ip2)、ピーク保持下限電流(図2にて後述する電流Ip1)、開弁保持上限電流(図2にて後述する電流If2)、開弁保持下限電流(図2にて後述する電流If1)、ピーク電流保持期間P2、開弁保持電流通電期間P4、ピーク電流の有無、ピーク電流保持の実施有無、ピーク電流降下の急峻/緩行の切り替え、ピーク電流立下りの急峻/緩行の切り替え、通電電流降下の急峻/緩行の切り替え、開弁電流保持の実施有無、過電流検出、断線検出、過熱保護、昇圧回路故障等の診断結果、インジェクタ制御回路240自体の制御信号の中から必要な情報を交信し、インジェクタの良好な駆動を実現する。また、ゲート駆動ロジック回路245は、ピークホールドアシスト(PHA)回路245Aを備えているが,この点は後述する。
なお、ここで、特許文献1に開示されているように、各電流検出抵抗の接続位置は様々な形態が可能であり、それに応じて電流検出回路や電流選択回路の形態も異なるが、本実施形態はそれらの異なる形態に対しても適用できる。
次に、図2を用いて、本実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
図2において、横軸は時間を示している。図2(A)の縦軸は、インジェクタ駆動信号300cを示し、図2(B)の縦軸は、インジェクタ開弁信号300bを示し、図2(C)の縦軸は、インジェクタ電流Iinjを示している。また、図2(D)の縦軸は、昇圧側駆動FET制御信号SDhを示し、図2(E)の縦軸は、バッテリ側駆動FET制御信号SDbを示し、図2(F)の縦軸は、インジェクタ下流側駆動FET制御電流SDiを示し、図2(G)の縦軸は、インジェクタ印加電圧Vinjを示している。
ここで、図2(C)に示すインジェクタ電流Iinj の波形は、ピーク電流通電期間P1、ピーク電流保持期間P2、開弁保持電流移行期間P3、開弁保持電流通電期間P4、通電電流下降期間P5の5つの期間に分けることができる。
まず、図2(A)に示すように、インジェクタ駆動信号300c がオンになり、かつ、図2(B)に示すように、インジェクタ開弁信号300b がオンになると、ピーク電流通電期間P1が開始する。この期間P1では、昇圧回路100により昇圧された昇圧電圧Vhにより、インジェクタ電流Iinj を予め定められたピーク保持上限電流Ip2に至るまで短時間に上昇させる。このとき、ゲート駆動ロジック回路245は、図2(D),(F)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDh及びインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiを出力し、昇圧側駆動FET202とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンさせる。この結果、図2(C)に示すように、インジェクタ印加電圧Vinj は昇圧電圧Vhとなり、インジェクタ電流Iinj はゼロからピーク保持上限電流Ip2に急峻に変化する。なお、実際の昇圧電圧Vhは、ダイオードDhでの電圧降下により、1[V]程度低下する。また、ピーク電流通電期間P1においては、バッテリ側駆動FET制御信号SDbはオン/オフどちらでも影響はないが、図2(E)では例としてオンされた場合を示している。
この期間P1では、インジェクタ下流側電流選択信号245iはオンに制御され、昇圧側電流選択信号245hはオフに制御される。このため、電流選択回路244は、電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIiを選択する。したがって、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiに基づいたインジェクタ下流側電流検出信号SIiが選択後電流検出信号Ih/iとなる。
インジェクタ電流Iinj が、予め定められたピーク保持上限電流Ip2に到達すると、次に、ピーク電流保持期間P2となる。このとき、インジェクタ電流がピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2の間に保持されるように、昇圧側駆動FET制御信号SDhはオン/オフを繰り返すように制御される。この時、インジェクタ印加電圧Vinj は断続的に昇圧電圧Vhとなる。
このピーク電流保持期間P2にピーク保持上限電流Ip2からピーク保持下限電流Ip1へ下降させる方法としては、図2(E),(F)に示すように、バッテリ側駆動FET制御信号SDbおよびインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiの両方をオンにする。これにより、バッテリ側駆動FET212とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンする。また、図2(D)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDhをオフとして、昇圧側駆動FET202はオフとする。これにより、インジェクタ印加電圧Vinj をバッテリ電圧Vb (実際はダイオードDbでの電圧降下により、1[V]程度低下する)にすることで、電流降下を緩和する(以下、この方式を「ピークホールドアシスト方式」と称する)。ピークホールドアシスト(PHA)回路245Aは、ピークホールドアシスト方式を実行する。
インジェクタ電流Iinjがピーク保持下限電流Ip1に達すると、図2(D)に示すように、再び、ゲートロジック回路245は、昇圧側駆動FET制御信号SDhをオンとして、昇圧側駆動FET202はオンとする。これにより、図2(C)に示すように、インジェクタ電流Iinjは増加する。昇圧側駆動FET制御信号SDhのオン/オフを繰り返すことで、インジェクタ電流がピーク保持下限電流Ip1とピーク保持上限電流Ip2の間に保持されるように、制御される。
ピーク保持上限電流Ip2とピーク保持下限電流Ip1の平均電流をピーク保持電流Ih0とすると、ピーク電流保持期間P2では、インジェクタ電流Iinjは平均的にピーク保持電流Ihに保持される。
以上のピークホールドアシスト方式により、定められたピーク電流保持期間P2に昇圧回路を使ってインジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少し、従って昇圧回路の負荷を低減することができる。
ここで、図3を用いて、本実施形態による電磁弁駆動回路により、ピーク電流保持期間P2に昇圧回路を使ってインジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少する理由について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態による電磁弁駆動回路の効果の説明図である。
図3(A)は、昇圧側駆動FET202とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンとし、バッテリ側駆動FET212をオフとした場合の等価回路を示している。なお、説明の簡単のため、図3(A)では、図1に示した抵抗Rh,Riは省略している。図3(A)は、図1のピーク電流通電期間P1の等価回路に相当する。
この場合、インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、(Vh−Vd−VR)である。ここで、Vhは昇圧回路100から印加される昇圧電圧であり、VdはダイオードDhの電圧降下であり、VRはインジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧である。また、インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、L(di/dt)と表せる。なお、Lは、内部コイル3Lのインダクタンスである。従って、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(VL/L)=((Vh−Vd−VR)/L)となる。
ここで、例えば、昇圧電圧Vhを65Vとする。インジェクタ3の内部寄生抵抗3Rを、例えば、5Ωとし、ピーク保持上限電流Ip2を6Aとすると、インジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧VRは30Vとなる。また、ダイオードDhの降下電圧Vdを1Vとする。この場合、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(34/L)となる。
図3(B)は、バッテリ側駆動FET212とインジェクタ下流側駆動FET220の両方をオンとし、昇圧側駆動FET202をオフとした場合の等価回路を示している。なお、説明の簡単のため、図3(B)では、図1に示した抵抗Rb,Riは省略している。図3(B)は、図1のピーク電流保持期間P2のインジェクタ電流減少時の等価回路に相当する。
この場合、インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、(Vb−Vd−VR)である。ここで、Vbはバッテリ電源から印加される昇圧電圧であり、VdはダイオードDbの電圧降下であり、VRはインジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧である。インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、L(di/dt)と表せる。従って、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(VL/L)=((Vb−Vd−VR)/L)となる。
ここで、例えば、バッテリ電圧Vbを12Vとする。インジェクタ電流の上昇が終了した時点(図3(A)の時点)では、インジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧VRは前述のように30Vとなる。また、ダイオードDhの降下電圧Vdを1Vとする。この場合、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(−19/L)となる。
図3(C)は、比較の意味で、従来、フライホール方式により、インジェクタ電流を減少させるときの等価回路を示している。この場合、インジェクタ下流側駆動FET220をオンとし、バッテリ側駆動FET212と昇圧側駆動FET202をオフとすることで、ダイオードDfを介してフライホイール電流を流すようにしていた。なお、説明の簡単のため、図3(C)では、図1に示した抵抗Riは省略している。
この場合、インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、((−Vd)−VR)である。ここで、VdはダイオードDfの電圧降下であり、VRはインジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧である。インジェクタ3の内部コイル3Lの両端電圧VLは、L(di/dt)と表せる。従って、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(VL/L)=((−Vd−VR)/L)となる。
ここで、例えば、インジェクタ電流の上昇が終了した時点(図3(A)の時点)では、インジェクタ3の内部寄生抵抗3Rの両端電圧VRは前述のように30Vとなる。また、ダイオードDhの降下電圧Vdを1Vとする。この場合、内部コイル3Lを流れる電流の時間変化(di/dt)は、(−31/L)となる。
すなわち、従来の方式では、インジェクタ電流上昇時の電流変化分di/dtは(34/L)であり、下降時の電流変化分di/dtは(−31/L)であり、両者の傾きの大きさはほぼ同じである。
それに対して、本実施形態の方式では、インジェクタ電流上昇時の電流変化分di/dtは(34/L)であり、下降時の電流変化分di/dtは(−19/L)であり、下降時の傾きを緩やかにできる。
その結果、本実施形態では、インジェクタ電流の上昇・減少に要する時間が、従来よりも、30%以上長くすることができる。図2に示した例では、ピーク電流保持期間P2におけるインジェクタ電流の上昇・減少は3回として図示している。しかしながら、実際には、ピーク電流保持期間P2は、例えば、0.8ms程度であり、この間に従来は、インジェクタ電流の上昇・減少が数十回行われている。このように、数十回のインジェクタ電流の上昇・減少行われている場合に、その上昇・減少回数を30%以上少なくできるため、ピーク電流保持期間P2での昇圧回路の負荷を30%以上低減することができる。
なお、ピーク電流保持期間P2において、駆動するインジェクタの寄生抵抗値によっては、ピークホールドアシスト方式を用いると、インジェクタ電流がピーク保持下限電流Ip1へと下降せず、増加する場合がある。即ち、上記のピーク電流通電による寄生抵抗3Rにおける電圧降下VRとインジェクタ印加電圧Vinj の関係が、VR>Vinj 場合はインジェクタ電流が減少するが、VR<Vinj の場合はインジェクタ電流が増加する。このような場合、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiによる下流側電流検出信号SIi に基づいて、ゲート駆動ロジック回路245がバッテリ側駆動FET制御信号SDbをオフにする。すなわち、インジェクタ下流側電流選択信号245i はオンに、昇圧側電流選択信号245h はオフに制御し、電流選択回路244は、電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIi を選択する。これにより、従来のフライホイール方式によってピーク保持上限電流Ip2からピーク保持下限電流Ip1へ下降させることができる。このような機能を設けることで、本実施形態のインジェクタ駆動回路は、多様な気筒内直接噴射型インジェクタを良好に駆動することができる。
次に、図2(B)に示すように、インジェクタ開弁信号300b がオンからオフへ変化すると、開弁保持電流移行期間P3が開始する。この時、図2(D),(E),(F)に示すように、昇圧側駆動EFT制御信号SDh、バッテリ側駆動FET制御信号SDb及びインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiは全てオフに制御される。これにより、インジェクタ通電電流は回生ダイオードDrを通って昇圧回路100に回生される。この時、インジェクタ印加電圧Vinj は−Vh 以下になるので、インジェクタに流れる電流は急峻に下降することになる。これは、インジェクタの単体特性の向上、燃料燃焼特性の改善等の目的で行われるものである。
開弁保持電流移行期間P3には、昇圧側駆動FET202及びインジェクタ下流側駆動FET220は両方オフされている。このため、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riには電流が流れず、この抵抗を用いてインジェクタ電流Iinjを検出することができない。このような場合は、電流検出回路241により、電流回生ダイオードDrを通って昇圧側電流検出抵抗Rhに流れる電流Ihを検出することができる。つまり、インジェクタ下流側電流選択信号245iをオフに、また、昇圧側電流選択信号245h をオンに制御することで、電流選択回路244は、電流検出回路241から出力される昇圧側電流検出信号SIhを選択する。
次に、図2(C)に示すように、インジェクタ電流Iinj が、開弁保持下限電流If1に到達すると、開弁保持電流通電期間P4が開始する。この期間では、図2(D),(E),(F)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDhがオフに、インジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiがオンに制御され、バッテリ側駆動FET制御信号SDbは、オン/オフのスイッチング制御がなされる。すなわち、インジェクタ電流Iinj が、開弁保持上限電流If2に至った場合には、バッテリ側駆動FET制御信号SDbがオフに制御され、インジェクタ通電電流は還流ダイオードDfを通る経路をフライホイールしながら降下する。一方で、インジェクタ電流Iinj が開弁保持下限電流If1に至った場合には、バッテリ側駆動FET制御信号SDbはオンに制御され、インジェクタ電流は開弁保持上限電流If2まで上昇する。このように、バッテリ側駆動FET制御信号SDbがオン/オフのスイッチング制御を繰り返すことで、この期間のインジェクタ電流は、開弁保持上限電流If2と開弁保持下限電流If1の間に保持される。このとき、インジェクタ下流側電流選択信号245i はオンに、昇圧側電流選択信号245h はオフに制御され、電流選択回路244は、電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIi を選択する。
以上のようにして、開弁保持上限電流Il2と開弁保持下限電流Il1の平均電流を開弁保持電流Il0すると、開弁保持電流通電期間P4では、インジェクタ電流Iinjは平均的に開弁保持電流Ilに保持される。開弁保持電流では、大きな電流を流さなくても、インジェクタ3の開弁状態が保持される。
図2(A)に示すように、インジェクタ駆動信号300c がオンからオフに変化すると、通電電流下降期間P5が開始する。この期間、図2(D),(E),(F)に示すように、昇圧側駆動FET制御信号SDh、バッテリ側駆動FET制御信号SDb及びインジェクタ下流側FET制御信号SDiは全てオフに制御される。これにより、インジェクタ通電電流は回生ダイオードDrを通って昇圧回路に回生されることで、インジェクタ電流は急峻に下降する。この時、インジェクタ下流側選択信号245iはオフに、昇圧側電流選択信号245hはオンに制御されることで、電流選択回路244は電流検出回路241から出力される昇圧側電流検出信号SIhを選択する。
次に、バッテリ側保護ダイオードDbと並列に接続されているスナバ回路について説明する。スナバ回路は、抵抗RsとコンデンサCsの直列回路からなる。ここで、ピーク電流保持期間P2にバッテリ側駆動FET制御信号SDbをオンに制御すると、同期間にバッテリ側保護ダイオードDbを断続的に電流が流れる為、ダイオードのリカバリ電流に起因するノイズが発生することが懸念される。これに対しては、直列に接続された抵抗とコンデンサを、バッテリ側保護ダイオードDbに並列に接続したスナバ回路を設けることで、このノイズを抑制することができる。
なお、以上の説明では、ピーク電流保持期間P2において、インジェクタ電流がピーク保持上限電流Ip2になると電流降下を開始し、ピーク保持下限電流Ip1まで下降すると上昇を開始しているが、インジェクタ電流がピーク保持上限電流Ip2となり電流降下を開始した後、所定時間後に、インジェクタ電流を上昇するようにしてもよいものである。
また、以上の説明では、ピーク電流保持期間P2において保持される、ピーク保持電流Ih0は一定値としているが、ピーク保持上限電流Ip2とピーク保持下限電流Ip1とを徐々に増加させるように設定することで、ピーク保持電流Ih0が徐々に増加させるようにしてもよいものである。
また、ピーク保持上限電流Ip2とピーク保持下限電流Ip1とを徐々に減少させるように設定することで、ピーク保持電流Ih0が徐々に減少させるようにしてもよいものである。
また、ピーク電流保持期間P2の一部において、インジェクタ電流下降時にインジェクタにバッテリ電圧を供給するようにしてもよいものである。
以上説明したように、本実施形態によれば、ピーク電流保持期間P2にピーク保持上限電流Ip2からピーク保持下限電流Ip1へ下降させる際に、バッテリ側駆動FET制御信号SDbとインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiを両方オンにするピークホールドアシスト方式にすることで、従来のフライホイール方式よりも電流の降下を緩やかにできる。これにより、定められたピーク電流保持期間P2に昇圧回路を使ってインジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少する。すなわち、ピーク電流保持期間P2に昇圧電圧を保持する昇圧コンデンサから引き抜かれる電荷を低減でき、従って昇圧復帰時間を短縮することができ、昇圧回路の負荷を低減できる。
次に、図1及び図4を用いて、本発明の第2の実施形態による電磁弁駆動回路の構成及び動作について説明する。
本実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの構成は、図1に示したものと同様である。本実施形態では、開弁保持電流移行期間P3における制御内容が異なるため、この点は、図4を用いて説明する。
図4は、本発明の第2の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
図4において、横軸は時間を示している。図4(A)〜(G)の縦軸は、図2(A)〜(G)と同様である。
図4(B)に示すように、インジェクタ開弁信号300b がオンからオフに変化すると、開弁保持電流移行期間P3が開始する。この時、図4(D),(E)に示すように、昇圧側駆動EFT制御信号SDh、バッテリ側駆動FET制御信号SDbはオフに制御される。一方で、図2(F)に示すように、インジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiがオンに制御されることが第1の実施形態と異なる点である。これにより、インジェクタ通電電流は還流ダイオードDfを通ってフライホイールし、この期間のインジェクタ電流の降下は、図2(C)に示すように、第1の実施形態よりも緩和される。この変更は、インジェクタの単体特性の向上、燃料燃焼特性の改善のため等を目的として行われる。
この開弁保持電流移行期間P3には、インジェクタ下流側電流選択信号245iはオンに制御され、昇圧側電流選択信号245hはオフに制御される。このため、電流選択回路244は、電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIiを選択する。したがって、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiに基づいたインジェクタ下流側電流検出信号SIiが選択後電流検出信号Ih/iとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、インジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少し、昇圧回路の負荷を低減できる。
また、インジェクタの単体特性が向上し、燃料燃焼特性を改善できる。
次に、図1及び図5を用いて、本発明の第3の実施形態による電磁弁駆動回路の構成及び動作について説明する。
本実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの構成は、図1に示したものと同様である。本実施形態では、開弁保持電流移行期間P3における制御内容が異なるため、この点は、図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第3の実施形態による電磁弁駆動回路を用いた電磁弁制御システムの動作を説明するタイミングチャートである。
図5において、横軸は時間を示している。図5(A)〜(G)の縦軸は、図2(A)〜(G)と同様である。
図5(B)に示すように、インジェクタ開弁信号300b がオンからオフに変化すると、開弁保持電流移行期間P3が開始する。この時、図5(D)に示すように、昇圧側駆動EFT制御信号SDhがオフに制御され、一方で、図5(E),(F)に示すように、バッテリ側駆動FET制御信号SDb及びインジェクタ下流側駆動FET制御信号SDiがオンに制御されることが、第1の実施形態と異なる点である。これにより、インジェクタ印加電圧Vinj はバッテリ電圧Vbとなり、インジェクタ通電電流は、第1や第2の実施形態よりも緩やかに降下する。
しかし、上記の制御ではインジェクタにバッテリ電圧が印加されているため、開弁保持下限電流If1まで電流を降下させることはできない。その為、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riにより検出されたインジェクタ電流が、開弁保持上限電流If2よりも大きなVb アシスト停止電流522にまで降下した時点で、フリーホイル方式に移行する。すなわち、バッテリ側駆動FET制御信号SDbをオフに変化させることで、インジェクタ通電電流を還流ダイオードDfを通る経路にフライホイールさせることで、開弁保持下限電流If1まで電流を降下させる。
以上により、本例では、開弁保持電流移行期間P3は、第1や第2の実施形態よりも長くすることができる。この変更は、インジェクタの単体特性の向上、燃料燃焼特性の改善等を目的として行われる。
この開弁保持電流移行期間P3には、インジェクタ下流側電流選択信号245iはオンに制御され、昇圧側電流選択信号245hはオフに制御される。このため、電流選択回路244は、電流検出回路243から出力されるインジェクタ下流側電流検出信号SIiを選択する。したがって、インジェクタ下流側電流検出抵抗Riに流れる下流側駆動電流Iiに基づいたインジェクタ下流側電流検出信号SIiが選択後電流検出信号Ih/iとなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、インジェクタ電流をピーク保持下限電流Ip1からピーク保持上限電流Ip2へ移行させる頻度が減少し、昇圧回路の負荷を低減できる。
また、インジェクタの単体特性が向上し、燃料燃焼特性を改善できる。
以上の説明のとおり、本発明は、ガソリンや軽油等を燃料とする自動車、オートバイ、農耕機、工作機械、船舶機等において、バッテリ電圧を昇圧した高電圧を使って負荷を駆動するものであり、特に、気筒内直接噴射型インジェクタを駆動するのに好適なインジェクタ駆動回路に関する。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づく範囲において、様々な変更が可能なものである。
また、本発明は、気筒内直接噴射型インジェクタについて、ソレノイドを動力源としたものだけでなく、ピエゾ素子を動力源としたものにも適用できる。
さらに、電源電圧と昇圧電圧を用いて駆動させる電磁弁駆動回路において、本発明は基本回路構成を変更することなく容易に適用できる。
本発明では、昇圧復帰時間の短縮、昇圧回路素子の発熱量低減、昇圧回路部品の小型化及び低コスト化、昇圧電圧を保持するコンデンサの長寿命化、その他放熱部材のコスト低減等を提供することができる。
3…インジェクタ
100…昇圧回路
200…駆動回路
202…昇圧側駆動FET
212…バッテリ側駆動FET
220…インジェクタ下流側駆動FET
240…インジェクタ制御回路
241…昇圧側電流検出回路
242…バッテリ側電流検出回路
243…インジェクタ下流側電流検出回路
244…検出電流選択回路
245…ゲート駆動ロジック回路
245A…ピークホールドアシスト(PHA)回路
300…制御回路
Db…バッテリ側保護ダイオード
Df…還流ダイオード
Dh…昇圧側保護ダイオード
Dr…電流回生ダイオード
Rb…バッテリ側電流検出抵抗
Rh…昇圧側電流検出抵抗
Ri…インジェクタ下流側電流検出抵抗

Claims (8)

  1. 電源から高電圧を生成する昇圧回路と、
    前記昇圧回路と電磁弁の一方の端子の間の経路に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記電源の正極に接続された第2のスイッチング素子と、
    該第2のスイッチング素子の負極側と前記電磁弁の一方の端子の間の経路に接続された第1のダイオードと、
    前記電磁弁の一方の端子と前記第1のダイオードの間に一方の端子が接続され、かつ他方の端子が電源グランドに接続された第2のダイオードと、
    前記電磁弁の他方の端子と電源グランドの間の経路に接続された第3のスイッチング素子と、
    前記電磁弁に流れる電流値に応じて前記第1のスイッチング素子及び前記第2のスイッチング素子及び前記第3のスイッチング素子を動作させる制御手段を有する電磁弁駆動回路であって、
    前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子が複数回オン/オフする期間に前記第2のスイッチング素子をオンさせるピークホールドアシスト手段を備えることを特徴とする電磁弁駆動回路。
  2. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子をオン/オフすることで、前記電磁弁に流れる電流を第1の電流値に保持することを特徴とする電磁弁駆動回路。
  3. 請求項2記載の電磁弁駆動回路において、
    前記制御手段は、前記電磁弁を通電する電流を前記第1の電流値に保持する期間のうち、前記第1のスイッチング素子をオフかつ前記第2のスイッチング素子をオンしている間に、前記電磁弁に流れる電流が増加する場合、前記第2のスイッチング素子をオフすることを特徴とする電磁弁駆動回路。
  4. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記制御手段は、前記第1のスイッチング素子をオフし、かつ前記第2のスイッチング素子をオン/オフすることで、前記電磁弁を通電する電流を前記第1の電流値よりも小さな第2の電流値に保持することを特徴とする電磁弁駆動回路。
  5. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記制御手段は、前記電磁弁を通電する電流が前記第1の電流値から前記第2の電流値に移行する期間に、前記第1のスイッチング素子をオフし、かつ前記第2及び第3のスイッチング素子をオンすることで、前記電磁弁に前記電源の電圧を印加し、
    かつ、前記電磁弁を通電する電流が前記第1の電流値よりも小さく前記第2の電流値よりも大きな第3の電流値になると、前記第2のスイッチング素子をオフすることを特徴とする電磁弁駆動回路。
  6. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記制御手段は、前記電磁弁を通電する電流が前記第1の電流値から前記第2の電流値に移行する期間に、前記第1及び第2のスイッチング素子をオフし、かつ前記第3のスイッチング素子をオンし、前記電磁弁に流れる電流を前記第2のダイオードを介して還流させることを特徴とする電磁弁駆動回路。
  7. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記第1のダイオードに並列に接続された抵抗とコンデンサの直列回路を備えることを特徴とする電磁弁駆動回路。
  8. 請求項1記載の電磁弁駆動回路において、
    前記昇圧回路と前記第1のスイッチング素子の間の経路に一方の端子が接続され、かつ前記電磁弁の他方の端子と前記第3のスイッチング素子の正極側との間の経路に他方の端子が接続された第3のダイオードを備え、
    前記制御手段は、前記第1の電流値から前記第2の電流値に移行する期間及び前記電磁弁の通電電流を停止する場合に、前記第1、第2及び第3のスイッチング素子を全てオフし、前記電磁弁に流れる電流を前記第3のダイオードを介して前記昇圧回路に回生させることを特徴とする電磁弁駆動回路。
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